JP2016175736A - Transportation mechanism - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、走行レール上を走行する走行体の搬送機構の技術に関する。 The present invention relates to a technology of a transport mechanism for a traveling body that travels on a traveling rail.
従来、ラックを備える躯体と、ウォームギヤを介して前記ラックに動力を伝達する入力ギヤを備える荷台と、を備え、荷台に入庫された走行体(搬送機)の駆動輪によって、前記入力ギヤに動力を伝達することによって、前記ラックに沿って前記荷台を昇降させることを可能にした走行体用の搬送機構(昇降装置)が知られており、以下に示す特許文献1にその技術が開示されている。
そして、このような搬送機構によれば、走行体の駆動輪の動力のみで走行体を揚重することができる。
2. Description of the Related Art Conventionally, a housing having a rack and a cargo bed having an input gear that transmits power to the rack via a worm gear are provided, and power is supplied to the input gear by driving wheels of a traveling body (conveyor) received in the cargo bed. A transport mechanism (elevating device) for a traveling body that makes it possible to raise and lower the cargo bed along the rack by transmitting the above is known, and the technology is disclosed in
And according to such a conveyance mechanism, a traveling body can be lifted only with the motive power of the driving wheel of a traveling body.
しかしながら、このような従来の搬送機構では、走行体を荷台に入庫した状態で、駆動輪以外の車輪にブレーキをかける操作を行う必要があり、搬送機構における走行体の入出庫作業に手間が掛かるという問題があった。 However, in such a conventional transport mechanism, it is necessary to perform an operation to brake the wheels other than the driving wheels in a state where the traveling body is stored in the loading platform, and it takes time to load and unload the traveling body in the transport mechanism. There was a problem.
本発明は、斯かる現状の課題を鑑みてなされたものであり、搬送体に対する走行体の入庫時における走行体の固定動作、および搬送体からの走行体の出庫時における走行体の固定の解除動作を、走行体の駆動力によって容易に行うことができる搬送機構を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of such a problem of the present situation, and the fixing operation of the traveling body when the traveling body is received with respect to the transport body, and the release of the traveling body when the traveling body is unloaded from the transport body. An object of the present invention is to provide a transport mechanism that can be easily operated by the driving force of a traveling body.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、本発明に係る搬送機構は、駆動源と、前記駆動源によって駆動される駆動輪と、を備える自走可能な走行体と、前記走行体の入庫および出庫が可能であって、入庫された前記走行体の前記駆動源から駆動力が伝達される駆動力伝達手段を備える、前記走行体を搬送可能な搬送体と、前記駆動力伝達手段に伝達される前記駆動源の駆動力によって、前記走行体が載置された前記搬送体を移動させる移動機構と、を備え、前記搬送体に前記走行体を入庫させて、前記駆動源から前記駆動力伝達手段に駆動力を伝達することによって、前記移動機構によって、前記走行体を移動させる搬送機構であって、前記搬送体に入庫される前記走行体によって回動されるレバーと、前記レバーの回動によって作動されるストッパーと、前記レバーと前記ストッパーを連結するリンク部材と、前記ストッパーが作動しているときに、前記リンク部材を係止する係止手段と、前記係止手段と接触し、前記リンク部材の係止状態を解除するドグと、を備え、前記搬送体に前記走行体が入庫されるときに、前記走行体によって前記レバーが回動されることにより前記ストッパーが作動して、前記搬送体に入庫された前記走行体が前記ストッパーによって停止され、かつ、前記搬送体が前記移動機構によって移動先に移動されると、前記ドグが前記係止手段に接触して、前記ストッパーによる前記走行体の停止が解除されることを特徴とする。 That is, the transport mechanism according to the present invention is a self-propelled traveling body including a driving source and a driving wheel driven by the driving source, and can enter and exit the traveling body. A driving body that can transport the traveling body, and a driving force of the driving source that is transmitted to the driving force transmission means, including a driving force transmission unit that transmits a driving force from the driving source of the traveling body; A moving mechanism for moving the transporting body on which the traveling body is placed, and storing the traveling body in the transporting body and transmitting driving force from the driving source to the driving force transmitting means. A transport mechanism that moves the traveling body by the moving mechanism, a lever that is rotated by the traveling body that is stored in the transport body, a stopper that is operated by the rotation of the lever, and the lever And said A link member that connects the topper, a locking means that locks the link member when the stopper is operating, a dog that contacts the locking means and releases the locked state of the link member; When the traveling body is stored in the transport body, the lever is rotated by the traveling body to operate the stopper, and the traveling body stored in the transport body is When stopped by a stopper and the transport body is moved to a destination by the moving mechanism, the dog comes into contact with the locking means, and the stop of the traveling body by the stopper is released. And
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
本発明に係る搬送機構によれば、搬送体に対する走行体の入庫時における走行体の固定動作、および搬送体からの走行体の出庫時における走行体の固定の解除動作を、走行体の駆動力のみで容易に行うことができる。 According to the transport mechanism according to the present invention, the driving force of the traveling body includes the fixing operation of the traveling body when the traveling body is received with respect to the transport body, and the fixing operation of the traveling body when the traveling body is unloaded from the transport body. It can be done easily only with.
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の一実施形態に係る搬送機構の全体構成について、図1および図2を用いて説明をする。
図1(a)に示す如く、本発明の一実施形態に係る搬送機構1は、走行体20を搬送するための機構であり、走行体20は、走行レール10に沿って走行することができるように構成されている。
Next, embodiments of the invention will be described.
First, the overall configuration of a transport mechanism according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
As shown in FIG. 1A, the
図1(a)において示す走行レール10は、一部の区間が離間しており、その離間している部位の前後において、走行レール10の高さが異なっている。
尚、以後は、図1(a)に示す走行レール10の内、より低所に配置されている走行レール10を低所側走行レール11と呼び、より高所に配置されている走行レール10を高所側走行レール12と呼び、各走行レール11・12の間の走行レール10が離間している部位を離間部13と呼ぶ。
The traveling
In the following description, the traveling
搬送機構1は、走行レール10の離間部13(即ち、低所側走行レール11と高所側走行レール12の間)に配置されており、搬送機構1によって、低所側走行レール11から高所側走行レール12まで、および高所側走行レール12から低所側走行レール11まで、走行体20を搬送することができる。
即ち、図1(a)に示す搬送機構1は、低所側走行レール11のレベルに位置する走行体20を、高所側走行レール12のレベルまで移動(上昇)させて、離間部13において高低差のある走行レール10において、走行体20が離間部13を超えて走行することを可能にするものである。
The
That is, the
また、搬送機構1は、低所側走行レール11から高所側走行レール12に走行体20を移動させるだけでなく、図1(b)に示すように、高所側走行レール12から低所側走行レール11に、走行体20を搬送することも可能である。
即ち、図1(b)に示す搬送機構1は、高所側走行レール12のレベルに位置する走行体20を、低所側走行レール11のレベルまで移動(下降)させて、離間部13において高低差のある走行レール10において、走行体20が離間部13を超えて走行することを可能にするものである。
Further, the
That is, the
尚、図1(a)(b)では、走行レール10に高低差があって、走行レール10の一部の区間が離間している場合を例示しているが、搬送機構1は、走行レール10が水平方向にズレているために走行レール10の一部の区間が離間している場合にも適用することができる。
1A and 1B exemplify a case where the traveling
図2(a)(b)には、走行レール10が、離間部13の前後において、水平方向にズレている場合を例示している。
尚、図2(a)(b)で示す走行レール10の内、離間部13を挟んで同図における右側に配置されている走行レール10を第一走行レール14と呼び、左側に配置されている走行レール10を第二走行レール15と呼ぶものとする。
2A and 2B illustrate a case where the
Of the
図2(a)(b)に示す搬送機構1は、走行レール10の離間部13(即ち、第一走行レール14と第二走行レール15の間)に配置されており、搬送機構1によって、第一走行レール14から第二走行レール15まで、および第二走行レール15から第一走行レール14まで、走行体20を移動させることができる。そして、図2(a)(b)に示す搬送機構1を用いることによって、走行体20を、離間部13において平面配置にズレのある走行レール10において、離間部13を超えて走行させることができる。
The
尚、搬送機構1では、図1(a)(b)に示すような走行体20を鉛直方向に移動させる態様と、図2(a)(b)に示すような走行体20を水平方向に移動させる態様を組み合わせて、走行体20を鉛直方向と水平方向に移動させることが可能な構成とすることができる。そして、このような構成の搬送機構1によれば、離間部13において、その前後の走行レール10に高低差があり、かつ、水平方向に位置がズレている場合であっても、走行体20を移動させることができ、また、走行体20を鉛直方向および水平方向から傾斜した方向に移動させることもできる。
In the
ここで、走行体20の構成について、図3および図4を用いて説明をする。
図3および図4に示す如く、搬送機構1による搬送対象物である走行体20は、走行レール10上を自走可能に構成されるものであり、本体部21、脚部22・23等を備えている。走行体20における脚部22の下端には、駆動輪24・24が回転可能に軸支されており、脚部23の下端には、車輪25・25が回転可能に軸支されている。
Here, the structure of the traveling
As shown in FIGS. 3 and 4, the traveling
走行体20における脚部22の下端には、一対の腕部状の支持部26・26が備えられており、一対の支持部26・26の間に、回転軸27が軸支されている。
回転軸27は、支持部26・26に対して、図示しないベアリングを介して回転可能に軸支されている。そして、駆動輪24・24は、回転軸27上に固定されている。
A pair of arm-
The
また、走行体20は、モータ31、制御装置33、バッテリ34等を備えており、走行体20における駆動輪24・24は、モータ31によって回転駆動される。
The traveling
走行体20は、駆動輪24・24を支持する回転軸27上に、第一ギヤ28が固定されている。
第一ギヤ28は、モータ31から回転トルクが伝達(入力)されるギヤであり、第一ギヤ28と駆動輪24・24は、回転軸27を軸として一体的に回転するように構成され、モータ31から第一ギヤ28に回転トルクが伝達されることによって、駆動輪24・24が回転駆動される。
一方、走行体20における車輪25・25は、走行体20の走行に伴って従動回転される。
尚、本実施形態では、一対の駆動輪24・24の間の回転軸27上に、第一ギヤ28を配置する構成としているが、走行体20における駆動輪24や第一ギヤ28の配置位置や個数は、これに限定されない。
In the traveling
The
On the other hand, the
In the present embodiment, the
また、走行体20における第一ギヤ28は、モータ31の回転トルクを走行体20の外部に伝達する役割を併せ持つギヤであり、第一ギヤ28に他のギヤ(後述する第二ギヤ7a)を噛合させることによって、モータ31から第一ギヤ28に伝達された回転トルクを、駆動輪24以外の他のギヤに伝達することができるように構成している。
In addition, the
走行体20は、駆動輪24および車輪25の下方に、走行レール10の厚み分だけ離間させて従動輪29を備えており、駆動輪24および車輪25と従動輪29によって、走行レール10を上下から挟み込むように構成しており、従動輪29が、走行体20の走行に伴って従動回転されるように構成している。
尚、走行体20における従動輪29は、図示しないショックアブソーバを介して支持部26・26から支持されている。走行体20は、従動輪29を備えることによって、走行時における走行レール10の変形や厚みの変動が吸収されるとともに、走行時における走行体20の上下方向の揺れが吸収される。
The traveling
The driven
また、走行体20は、該走行体20の走行方向に対する左右の外側に、案内輪30・30を備えている。案内輪30・30は、走行レール10の側面に接触する位置に配置されており、走行体20の走行に伴って従動回転されるように構成される。
走行体20は、案内輪30・30が配置されることで、走行体20の走行方向に対する左右のズレが抑制され、走行レール10に沿って安定して走行される。
The traveling
Since the traveling
走行体20は、該走行体20の駆動源となるモータ31を備えており、モータ31の回転軸31aにモータギヤ32を設けている。
そして、走行体20では、モータ31を駆動輪24近傍の脚部22に付設するとともに、モータギヤ32を第一ギヤ28に噛合させる構成としている。
The traveling
In the traveling
モータ31は、制御装置33を介してバッテリ34に接続されている。
走行体20は、予め制御装置33に記憶されたティーチング情報に基づいて、制御装置33からモータ31に通電がなされ、制御装置33によって、モータ31の回転速度および回転方向(正転および逆転)を変更して、走行体20の走行状態(走行速度および走行方向)を制御しつつ自走するように構成している。
The
The traveling
尚、本実施形態では、駆動輪24と従動輪たる車輪25を備えた走行体20を例示しているが、走行体20は、全ての車輪を駆動輪24によって構成してもよい。
In the present embodiment, the traveling
ここで、搬送機構1の構成について、図5および図6を用いて、さらに詳細に説明をする。
図5および図6に示す如く、本発明の一実施形態に係る搬送機構1は、走行体20(図3、4参照)を搬送するための機構であり、フレーム2、直動ガイド部材3、搬送体4等を備えている。
Here, the configuration of the
As shown in FIGS. 5 and 6, the
直動ガイド部材3は、搬送体4を変位可能に支持するための部材であり、ブロック部3aとレール部3bによって構成され、ブロック部3aがレール部3bに沿って直線方向にスライドすることができるように構成される。
即ち、搬送機構1において、搬送体4は、直動ガイド部材3のブロック部3aに対して固定されており、鉛直方向に向けてスライドすることができるように構成されている。
The linear
That is, in the
搬送機構1では、ブロック部3aを鉛直方向にスライド可能とするべく、レール部3bの長さ方向を鉛直方向に向けて直動ガイド部材3を配置しており、このような姿勢の直動ガイド部材3をフレーム2に固定している。尚、本実施形態で示す搬送機構1では、直動ガイド部材3の個数を1個としているが、2個以上の直動ガイド部材3を備える構成であってもよい。
In the
搬送機構1は、低所側走行レール11と高所側走行レール12の間に配置されており、低所側走行レール11と高所側走行レール12は、高さ方向に距離Hだけ離間している。
The
搬送機構1において、搬送体4は、低所側走行レール11のレベルから高所側走行レール12のレベルまで変位可能に構成され、図5および図6に示すように、可動範囲Hが確保されている。即ち、搬送機構1においては、直動ガイド部材3におけるレール部3bの長さを、搬送体4の可動範囲Hを確保することができる長さとしている。
In the
搬送機構1では、搬送体4の上昇および下降を規制するロッド8を備えている。
搬送機構1におけるロッド8は、搬送体4の基台部5の上面に付設された上側ロッド8aと下面に付設された下側ロッド8bによって構成され、各ロッド8a・8bをフレーム2に付設したドグ9に当接させることによって、基台部5の変位が規制されるように構成している。即ち、基台部5は、各ロッド8a・8bがドグ9に当接すると、それより先に変位することができないように構成され、上下一対のドグ9・9によって挟まれた範囲内において、変位することができる。
各ロッド8a・8bとドグ9・9との当接位置は、低所側走行レール11と高所側走行レール12の高さに応じて決定される。
The
The
The contact positions of the
ここで、搬送機構1を構成する搬送体4について、図5〜図7を用いて説明をする。
図5および図6に示す如く、搬送体4は、走行体20を載置して搬送するための部位であり、基台部5、レール部6、移動機構7等を備えている。
搬送体4は、基台部5がブロック部3aに対して固定されることによって、直動ガイド部材3によって、可動範囲Hの範囲において、鉛直方向にスライドすることができるように構成されている。
Here, the conveyance body 4 constituting the
As shown in FIGS. 5 and 6, the transport body 4 is a part for placing and transporting the traveling
The carrier 4 is configured to be able to slide in the vertical direction within the movable range H by the
レール部6は、走行レール10と略同じ幅及び厚みの平板状部材によって構成されており、基台部5の上面に立設された支持柱5a・5a・5aに対して固定されている。
走行体20は、レール部6上を走行することができ、かつ、レール部6上の所定位置まで走行した後に、所定位置において停車される。そして、走行体20は、レール部6上の所定位置に停車されることによって、搬送体4上(レール部6上)に載置され、さらに、走行体20は、所定位置において搬送体4上に載置された状態で、搬送体4が移動されることによって、搬送体4とともに移動される。
The
The traveling
移動機構7は、搬送体4を移動させるための機構であり、第二ギヤ7a、ウォームギヤ7b、第三ギヤ7c、ピニオンギヤ7d、ラック7e等を備えている。
移動機構7は、搬送体4上に載置された走行体20の第一ギヤ28から第二ギヤ7aに回転トルクが伝達されることによって駆動される。
The moving
The moving
第二ギヤ7aは、回転軸7fに対して固定されている。回転軸7fは、レール部6の下方において基台部5から立設された一対の支持部材7g・7gによって、図示しないベアリングを介して回転可能に軸支されている。
The
第二ギヤ7aは、レール部6に形成された矩形状の孔部6aから、一部がレール部6の上方にはみ出されており、この第二ギヤ7aにおけるレール部6上方にはみ出された部位において、走行体20の第一ギヤ28が噛合される。
A portion of the
移動機構7は、第二ギヤ7aが固定されている回転軸7fにおいて、さらにウォームギヤ7bが固定されており、第二ギヤ7aが回転されることによって、ウォームギヤ7bも回転されるように構成している。
The moving
そして、ウォームギヤ7bは、第三ギヤ7cと噛合している。
第三ギヤ7cは、回転軸7k上に固定されているはすば歯車であり、回転軸7kは、ウォームギヤ7bの下方において、基台部5から立設された支持部材7h・7hによって回転可能に軸支されている。
The
The
移動機構7は、第三ギヤ7cが固定されている回転軸7kにおいて、さらにピニオンギヤ7dが固定されており、第三ギヤ7cとピニオンギヤ7dが、相対回転不能であって、一体的に回転されるように構成している。
尚、移動機構7では、ウォームギヤ7bおよび第三ギヤ7cによって、平面視における回転軸7kの軸方向が、回転軸7fから90度転換される。また、移動機構7では、回転軸7kが、ウォームギヤ7bおよび第三ギヤ7cによって、減速して回転されるとともに、回転軸7kの回転トルクが増大される。
In the moving
In the moving
そして、移動機構7では、回転軸7kが回転されることによって、ピニオンギヤ7dが回転される。
ピニオンギヤ7dは、ラック7eと噛合している。
ラック7eは、鉛直方向に向けたフレーム2の側面に付設されており、長さ方向が鉛直方向に向けられている。
And in the moving
The
The
移動機構7は、ピニオンギヤ7dが回転されることによって、該ピニオンギヤ7dがラック7eの長さ方向(即ち、直動ガイド部材3のスライド方向)に転動される。
即ち、移動機構7は、第二ギヤ7aに回転トルクが伝達されることによって、ラック7eに沿ってピニオンギヤ7dが転動し、その結果、ピニオンギヤ7dが付設されている基台部5が鉛直方向に変位され、ひいては、搬送体4を直動ガイド部材3に沿って鉛直方向に変位させることができる。
In the moving
That is, in the moving
そして、搬送機構1では、上側ロッド8aによって、搬送体4が上昇し該上側ロッド8aがドグ9に当接したときに、搬送体4をさらに上昇させる方向への第二ギヤ7aの回転が規制されるように構成している。
また、搬送機構1では、下側ロッド8bによって、搬送体4が下降し該下側ロッド8bにドグ9に当接したときに、搬送体4をさらに下降させる方向への第二ギヤ7aの回転が規制されるように構成している。
即ち、搬送機構1における各ロッド8a・8は、搬送体4の位置を規制するための部材であるとともに、第二ギヤ7aの回転を規制する役割を併せ持っている。
In the
Further, in the
That is, the
尚、本実施形態では、ロッド8を基台部5に設ける構成としているが、搬送機構1におけるロッドの態様はこれに限定されず、例えば、直動ガイド部材3のレール部3bに付設する構成や、ラック7eにロッドを設けてピニオンギヤ7dの回転を規制する構成等も採用し得る。
In the present embodiment, the
ここで、搬送体4に対する走行体20の載置状況について、説明をする。
図8に示す如く、搬送機構1では、搬送体4における走行体20の所定の停車位置Pを、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの各基準円直径C1・C2が接する状態となる位置として規定している。換言すると、搬送機構1では、走行体20が停車位置Pに停車した状態において、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの各基準円直径C1・C2が接しており、この状態においては、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合している。
そして、本実施形態では、走行体20が停車位置Pに停車したとき、第一ギヤ28の回転軸心(回転軸27の軸心位置)と、第二ギヤ7aの回転軸心(回転軸7fの軸心位置)の位置が、走行体20の走行方向において一致している。
Here, the mounting state of the traveling
As shown in FIG. 8, in the
In the present embodiment, when the traveling
また、図8に示す形態では、走行体20がレール部6上を走行するとき、第一ギヤ28の基準円直径C1が、各基準円直径C1・C2のピッチ点における接線Xに対して常に接する状態を維持するように構成している。このような構成により、レール部6上を走行する走行体20は、駆動輪24の高さが常に一定となっている。
In the form shown in FIG. 8, when the traveling
また、図8に示す如く、搬送機構1では、走行体20が所定の停車位置Pに停車したときに、駆動輪24は、レール部6から離間しており、駆動輪24が空転する状態となっている。
Further, as shown in FIG. 8, in the
搬送機構1は、レール部6において、駆動輪24からレール部6に対して伝達される駆動力を遮断する手段である逃がし部6bを備えている。
逃がし部6bは、レール部6のうち、停車位置Pに停車した走行体20の駆動輪24が接する部位を下方に曲げてオフセットさせた部位であり、逃がし部6bにおいて、停車位置Pに停車した走行体20の駆動輪24が、レール部6から離間されるように構成している。
The
The
即ち、搬送機構1では、走行体20が停車位置Pに停車したときに、第一ギヤ28と第二ギヤ7aは完全に噛合しており、かつ、駆動輪24はレール部6から離間しているため、駆動輪24とレール部6の接触による回転トルクの伝達ロスが生じず、第一ギヤ28から第二ギヤ7aに対して、安定して回転トルクが伝達できるように構成されている。
That is, in the
ここで、搬送機構1の動作について、説明をする。
図8に示す如く、搬送機構1は、走行体20が停車位置Pに停車している状態において、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合しており、第一ギヤ28の回転を第二ギヤ7aに伝達することができる。
Here, the operation of the
As shown in FIG. 8, in the state where the traveling
そして、図5および図6に示す如く、搬送機構1は、走行体20が停車位置Pに停車している状態において、第一ギヤ28から第二ギヤ7aにモータ31の回転トルクが伝達されることによって、第二ギヤ7aが回転する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
搬送機構1は、第二ギヤ7aが回転すると、第二ギヤ7aの回転軸7fに配置されたウォームギヤ7bが回転し、ウォームギヤ7bの回転が、該ウォームギヤ7bに噛合する第三ギヤ7cに伝達される。
In the
搬送機構1は、第三ギヤ7cが回転すると、第三ギヤ7cの回転軸7kに配置されたピニオンギヤ7dが回転する。ピニオンギヤ7dが回転すると、該ピニオンギヤ7dはラック7eに沿って転動し、ピニオンギヤ7dを支持している搬送体4が鉛直方向に変位される。
In the
移動機構7が駆動されるとき、搬送体4のレール部6上には走行体20が載置されており、走行体20自体が有するモータ31で第二ギヤ7aを回転駆動することによって、搬送体4と共に走行体20自体が変位される。
When the moving
このように、搬送機構1では、搬送機構1自体には駆動源がなく、搬送機構1による移動対象物たる走行体20が駆動源となっており、搬送機構1の所定の停車位置Pに走行体20が載置されることによって、搬送機構1が駆動されるとともに、搬送機構1によって、走行体20を移動させるように構成している。
As described above, in the
ここで、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの噛合状況について、図9および図10を用いて説明をする。
ここではまず、走行体20がレール部6上を走行し停車位置Pに至るまでの間の状況について説明をする。
Here, the meshing state of the
Here, first, a description will be given of the situation during which the traveling
図9に示す如く、搬送機構1は、搬送体4に走行体20を進入させるときには、搬送体4のレール部6が、低所側走行レール11の先に続いて同じ高さに配置され、低所側走行レール11からレール部6に続いて、走行体20が走行することができるように構成される。
As shown in FIG. 9, when the
走行体20が、低所側走行レール11からレール部6に乗り移り、レール部6上を進行していくと、やがて、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合し始める位置に到達する。
When the traveling
搬送機構1では、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合し始めると、走行体20が走行する勢いによって、第一ギヤ28が第二ギヤ7aに沿って転動するとともに、走行体20の駆動輪24が、逃がし部6bに差し掛かって、走行体20の駆動輪24がレール部6から離間し始める。尚、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合し始めるとき、搬送体4が上昇する方向への第二ギヤ7aの回転は規制されていない。
In the
搬送機構1では、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛合し始めると、それと同時に走行体20の駆動輪24がレール部6から離間し始めるため、これ以後は、駆動輪24がレール部6に擦れることがなく、駆動輪24がレール部6に接触することに起因して、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの噛合が不安定になることが防止される。
In the
そして、搬送機構1のレール部6上を走行する走行体20は、第一ギヤ28が第二ギヤ7aに噛合しながら、やがて、レール部6上の停車位置Pに到達する。
The traveling
ここでは、走行体20がレール部6上に載置され停車位置Pに位置するときにおいて、搬送体4が変位するときにおける第一ギヤ28と第二ギヤ7aの噛合状況について説明をする。
Here, the meshing state of the
走行体20がレール部6上の所定の停車位置Pに到達すると、走行体20が停車され、レール部6上の停車位置Pにおいて、走行体20が載置されるとともに、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが完全に噛合した状態となる。尚、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが完全に噛合したとき、搬送体4が上昇する方向への第二ギヤ7aの回転は規制されていない。
When the traveling
搬送機構1では、走行体20が、レール部6上の停車位置Pに載置されるとき、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの各基準円直径C1・C2が接する状態となっており、第一ギヤ28と第二ギヤ7aは完全に噛合している。
In the
搬送機構1では、走行体20が停車位置Pに到達したとき、図7に示すストッパー40によって、走行体20の係止部35が係止され、走行体20が搬送体4に対して固定されるように構成している。即ち、走行体20は、停車位置Pに到達したときに、ストッパー40によって固定されることで、停車位置Pに確実に位置決めして停車される。
In the
そして、搬送機構1では、ストッパー40によって、搬送体4に走行体20が固定されることによって、第一ギヤ28と第二ギヤ7aの各基準円直径C1・C2が接する状態が確実に維持され、これにより、第一ギヤ28から第二ギヤ7aに対して、確実に回転トルクが伝達される状態が維持される。
In the
図7に示す如く、搬送機構1は、走行体20が、停車位置Pに停車し、かつ、ストッパー40によって、搬送体4に対して固定されている状態では、モータ31の回転によって、第一ギヤ28から第二ギヤ7aに確実に回転トルクが伝達され、搬送体4が変位(上昇)する。
As shown in FIG. 7, in the state where the traveling
搬送機構1では、搬送体4が最高位置に到達し、上側ロッド8aによって搬送体4の変位が規制されると、ピニオンギヤ7dの回転が規制され、ひいては、第二ギヤ7aの回転が規制される。
尚、搬送機構1では、搬送体4が最高位置に到達したとき、レール部6の高さが、高所側走行レール12の高さに一致されるように構成している。
In the
Note that the
また搬送機構1は、搬送体4が最高位置に到達したときに、搬送体4によってドグ9が押圧されることによって、搬送体4に対して走行体20を固定しているストッパー40が解除される。
Further, when the transport body 4 reaches the highest position, the
尚、搬送機構1では、図7に示すように、ストッパー40以外に、もう一つのストッパー50を備えている。
第一のストッパー40は、走行体20が、駆動輪24が前輪で、車輪25が後輪となる向き(図7に示す矢印Qの方向)にレール部6上を進行するときに使用されるものであり、第二のストッパー50は、走行体20が、車輪25が前輪で、駆動輪24が後輪となる向き(矢印Qの逆方向)にレール部6上を進行するときに使用されるものである。
そして、搬送機構1では、ストッパー40を用いる場合と同様に、走行体20が停車位置Pに到達したときに、ストッパー50によって、走行体20の係止部36を係止して、走行体20を停止させるとともに、走行体20が搬送体4に対して固定されるように構成している。
As shown in FIG. 7, the
The
In the
尚、本実施形態では、ストッパー40およびストッパー50による係止対象である係止部35・36をそれぞれ別部材としているが、ストッパー40およびストッパー50による係止対象の部位は共通の一つの部位であってもよい。また、図7においては、ストッパー40・50を駆動する機構についての記載は省略している。
In this embodiment, the locking
次に、走行体20が停車位置Pから発進するときにおける第一ギヤ28と第二ギヤ7aの噛合状況について説明をする。
Next, the meshing state of the
図10に示す如く、搬送体4が最高位置に到達し、レール部6上の停車位置Pに停止している走行体20が発進するとき、走行体20は、ストッパー40による固定が解除されると、高所側走行レール12に向けて走行し始める。尚、搬送体4が最高位置に到達したとき、第二ギヤ7aは、搬送体4をさらに上昇させる方向(図5における時計回りの方向)に対しては、回転が上側ロッド8aによって規制されている。
As shown in FIG. 10, when the traveling
走行体20が発進するとき、初めは、駆動輪24がレール部6から離間した状態となっており、ピニオンギヤたる第一ギヤ28がラックたる第二ギヤ7aに沿って転動することで、走行体20は、高所側走行レール12側に変位され、第二ギヤ7aと第一ギヤ28の噛み合いが徐々に浅くなっていく。そして走行体20は、やがて、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛み合わない位置に到達する。
搬送機構1において、停車位置Pから走行体20が発車するとき、走行体20は、第一ギヤ28が第二ギヤ7aに沿って転動することによって、すべることなく確実に発進される。
When the traveling
When the traveling
搬送機構1は、第一ギヤ28が第二ギヤ7aに沿って転動し、第一ギヤ28と第二ギヤ7aが噛み合わない位置まで走行体20が到達したとき、走行体20の駆動輪24がレール部6に接するように構成されている。
そして、走行体20は、駆動輪24がレール部6に接したとき以後は、駆動輪24によって駆動され、やがて、レール部6の先に配置された高所側走行レール12へと乗り移る。
When the traveling
Then, after the
尚、ここでは、搬送体4が最高位置に到達したときにおける走行体20の動作状況を例示して説明をしたが、走行体20の進行方向が逆であって、搬送体4が最低位置に到達したときにおける走行体20の動作状況も同様である。
即ち、搬送体4が最低位置に到達したとき、第二ギヤ7aは、搬送体4をさらに下降させる方向(図5における反時計回りの方向)に対しては、回転が規制されており、ピニオンギヤたる第一ギヤ28をラックたる第二ギヤ7aに沿って転動することで、走行体20を低所側走行レール11側に変位させることができる。
Here, the operation state of the traveling
That is, when the transport body 4 reaches the lowest position, the
ここで、ストッパー40・50について、図11〜図15を用いて詳細に説明をする。
図11(a)に示す如く、第一のストッパー40は、レール部6が高さh1のレベルにある搬送体4に走行体20が入庫するときに作動して、搬送体4に入庫した走行体20を停車させるとともに搬送体4に固定するための手段であり、棒状の基部40aと、該基部40aに対して傾斜して延設される鍵部40bを備えている。
Here, the
As shown in FIG. 11 (a), the
ストッパー40は、基部40aにおける鍵部40bとは反対側の端部が、第一回転軸40cによって回転可能に軸支されている。
また、ストッパー40は、基部40aの途中において、第一回転軸40cに対して平行な支持軸40dが設けられており、支持軸40dに対して、リンク部材41の一端が回転可能な状態で連結されている。
そして、ストッパー40は、リンク部材41を介して、回動レバー42に連結されている。
The
The
The
回動レバー42は、走行体20の係止部35によって押圧可能な位置に配置される棒状の部材であり、回動レバー42の途中に形成された第二回転軸42aが、搬送体4(図示せず)によって回転可能に軸支されており、第二回転軸42aを中心として回動することができるように構成される。走行体20の係止部35は、回動レバー42における第二回転軸42aよりも上側の部位に接触される。
The
回動レバー42の下端部(第二回転軸42aを挟んで係止部35と接触する部位とは反対側の部位)には、支持軸42bが設けられており、支持軸42bにおいて、リンク部材41の他端が、回転可能な状態で連結されている。
そして、ストッパー40は、回動レバー42が回動されると、リンク部材41を介して変位され、該ストッパー40の作動位置に回動されるように構成される。
A
The
リンク部材41の途中には、ノッチ43が形成されている。リンク部材41におけるノッチ43の形成位置は、ストッパー40が作動位置に回動されているときにおいて、リンク部材41に上側ロッド8aが接触する位置とすることが好適である。
リンク部材41は、ノッチ43に上側ロッド8aが係合されることで、該リンク部材41の位置が保持されるように構成している。
A
The
また上側ロッド8aは、ドグ9(上側ドグ9a)と接触することによって短縮されるように構成しており、上側ロッド8aが短縮した状態においては、ノッチ43から離脱され、リンク部材41を係合できない状態となるように構成される。
The
また、図11(b)に示す如く、第二のストッパー50は、レール部6が高さh2のレベルにある搬送体4に走行体20が入庫するときに作動して、搬送体4に入庫した走行体20を停車させるとともに搬送体4に固定するための手段であり、棒状の基部50aと、該基部50aに対して傾斜して延設される鍵部50bを備えている。
Further, as shown in FIG. 11B, the
ストッパー50は、基部50aにおける鍵部50bとは反対側の端部が、第一回転軸50cによって回転可能に軸支されている。
また、ストッパー50は、基部50aの途中において、第一回転軸50cに対して平行な支持軸50dが設けられており、支持軸50dに対して、リンク部材51の一端が回転可能な状態で連結されている。
そして、ストッパー50は、リンク部材51を介して、回動レバー52に連結されている。
The
Further, the
The
回動レバー52は、走行体20の係止部36によって押圧可能な位置に配置される棒状の部材であり、回動レバー52の途中に形成された第二回転軸52aが、搬送体4(図示せず)によって回転可能に軸支されており、第二回転軸52aを中心として回動することができるように構成される。走行体20の係止部36は、回動レバー52における第二回転軸52aよりも上側の部位に接触される。
The
回動レバー52の下端部(第二回転軸52aを挟んで係止部36と接触する部位とは反対側の部位)には、支持軸52bが設けられており、支持軸52bにおいて、リンク部材51の他端が、回転可能な状態で連結されている。
そして、ストッパー50は、回動レバー52が回動されると、リンク部材51を介して変位され、該ストッパー50の作動位置に回動されるように構成される。
A
The
リンク部材51の途中には、ノッチ53が形成されている。リンク部材51におけるノッチ53の形成位置は、ストッパー50が作動位置に回動されているときにおいて、リンク部材51に下側ロッド8bが接触する位置とすることが好適である。
リンク部材51は、ノッチ53に下側ロッド8bが係合されることで、該リンク部材51の位置が保持されるように構成している。
A
The
また下側ロッド8bは、ドグ9(下側ドグ9b)と接触することによって短縮されるように構成しており、下側ロッド8bが短縮した状態においては、ノッチ53から離脱され、リンク部材51を係合できない状態となるように構成される。
Further, the
次に、搬送機構1におけるストッパーの作動状況について、説明をする。
ここではまず、搬送機構1によって、走行体20を低所側走行レール11から高所側走行レール12まで搬送する場合のストッパー40の動作について、図12および図13を用いて説明をする。
Next, the operation state of the stopper in the
Here, first, the operation of the
図12に示す如く、走行体20が低所側走行レール11から搬送体4に入庫されるとき、搬送体4のレール部6は高さh1となっている。
この状態で、走行体20が低所側走行レール11からレール部6に乗り移ると、走行体20の係止部35が回動レバー42に接触するとともに、走行体20がレール部6上を進行するのに伴って、回動レバー42が回動される。
As shown in FIG. 12, when the traveling
In this state, when the traveling
そして、走行体20によって回動レバー42が回動されると、リンク部材41を介して、ストッパー40が回動され、ストッパー40の鍵部40bが、走行体20の係止部35を係止できる位置に配置される。
When the
この状態から走行体20がさらにレール部6上を走行して搬送体4に入庫すると、係止部35が鍵部40bによって係止され、走行体20が停止される。尚、搬送機構1では、走行体20が係止部35によって停止される位置が停車位置Pとなるように、ストッパー40および係止部35の配置を調整している。
When the traveling
そして、図13に示す如く、ストッパー40によって走行体20が停車位置Pで停車されると、走行体20の第一ギヤ28と搬送機構1の第二ギヤ7aが噛合し、移動機構7にモータ31の回転トルクが伝達される(図8参照)ため、搬送体4が上方に変位される。
As shown in FIG. 13, when the traveling
搬送体4が上方に変位し、レール部6が高さh2に到達すると、フレーム2に設けられたドグ9(上側ドグ9a)によって、上側ロッド8aが押圧される。これにより、上側ロッド8aによるノッチ43の係止状態が解除され、レール部6が高さh2に到達するのと同時に、ストッパー40が回動し、係止部35の係止状態が解除される。尚、このとき、回動レバー42は、元の位置に回動される。
When the carrier 4 is displaced upward and the
そして、搬送機構1では、レール部6が高さh2に到達したとき、走行体20の上方への変位が完了し、それと同時に走行体20の係止状態が解除され、停止している走行体20を、高所側走行レール12に向けて自動的に走り出させることができる。
In the
即ち、本発明の一実施形態に係る搬送機構1は、駆動源たるモータ31と、モータ31によって駆動される駆動輪24と、を備える自走可能な走行体20と、走行体20の入庫および出庫が可能であって、入庫された走行体20のモータ31から駆動力が伝達される駆動力伝達手段たる第二ギヤ7aを備える、走行体20を搬送可能な搬送体4と、第一ギヤ28に伝達されるモータ31の駆動力によって、走行体20が載置された搬送体4を移動させる移動機構7と、を備え、搬送体4に走行体20を入庫させて、モータ31から第一ギヤ28に駆動力を伝達することによって、移動機構7によって、走行体20を移動させるものであって、搬送体4に入庫される走行体20によって回動される回動レバー42と、回動レバー42に連結されるリンク部材41と、リンク部材41に連結され、回動レバー42の回動によって、リンク部材41を介して作動されるストッパー40と、ストッパー40が作動しているときに、リンク部材41を係止するロッド8(上側ロッド8a)と、上側ロッド8aと接触し、リンク部材41の係止状態を解除するドグ9(上側ドグ9a)と、を備え、搬送体4に走行体20が入庫されるとき、走行体20によって回動レバー42が回動されて、ストッパー40が作動されるとともに、搬送体4に入庫された走行体20がストッパー40によって停止され、かつ、搬送体4が、移動機構7によって移動先に移動されるとき、上側ドグ9aが上側ロッド8aに接触され、ストッパー40による走行体20の停止が解除されるものである。
That is, the
このような構成により、搬送体4に対する走行体20の入庫時における走行体20の固定動作、および搬送体4からの走行体20の出庫時における走行体20の固定の解除動作を、走行体20のモータ31による駆動力のみで容易に行うことができる。
With such a configuration, the traveling
次に、搬送機構1によって、走行体20を高所側走行レール12から低所側走行レール11まで搬送する場合のストッパー50の動作について、図14および図15を用いて説明をする。
Next, the operation of the
図14に示す如く、走行体20が高所側走行レール12から搬送体4に入庫されるとき、搬送体4のレール部6は高さh2となっている。
この状態で、走行体20が高所側走行レール12からレール部6に乗り移ると、走行体20の係止部36が回動レバー52に接触するとともに、走行体20がレール部6上を進行するのに伴って、回動レバー52が回動される。
As shown in FIG. 14, when the traveling
In this state, when the traveling
そして、走行体20によって回動レバー52が回動されると、リンク部材51を介して、ストッパー50が回動され、ストッパー50の鍵部50bが、走行体20の係止部36を係止できる位置に配置される。
When the
この状態から走行体20がさらにレール部6上を走行すると、係止部36が鍵部50bによって係止され、走行体20が停止される。尚、搬送機構1では、走行体20が係止部36によって停止される位置が停車位置Pとなるように、ストッパー50および係止部36の配置を調整している。
When the traveling
そして、図15に示す如く、ストッパー50によって走行体20が停車位置Pで停車されると、走行体20の第一ギヤ28と搬送機構1の第二ギヤ7aが噛合し、移動機構7にモータ31の回転トルクが伝達される(図8参照)ため、搬送体4が下方に変位される。
As shown in FIG. 15, when the traveling
搬送体4が下方に変位し、レール部6が高さh1に到達するとき、フレーム2に設けられたドグ9(下側ドグ9b)によって、下側ロッド8bが押圧され、これにより、下側ロッド8bによるノッチ53の係止状態が解除され、レール部6が高さh1に到達するのと同時に、ストッパー50が回動し、係止部36の係止状態が解除される。尚、このとき、回動レバー52は、元の位置に回動される。
When the transport body 4 is displaced downward and the
そして、搬送機構1では、レール部6が高さh1に到達したとき、走行体20の下方への変位が完了し、それと同時に走行体20の係止状態が解除され、停止している走行体20を、低所側走行レール11に向けて自動的に走り出させることができる。
In the
即ち、本発明の一実施形態に係る搬送機構1は、搬送体4に入庫される走行体20によって回動される回動レバー52と、回動レバー52に連結されるリンク部材51と、リンク部材51に連結され、回動レバー52の回動によって、リンク部材51を介して作動されるストッパー50と、ストッパー50が作動しているときに、リンク部材51を係止するロッド8(下側ロッド8b)と、下側ロッド8bと接触し、リンク部材51の係止状態を解除するドグ9(下側ドグ9b)と、を備え、搬送体4に走行体20が入庫されるときに、走行体20によって回動レバー52が回動されることによりストッパー50が作動されて、搬送体4に入庫された走行体20がストッパー50によって停止され、かつ、搬送体4が移動機構7によって移動先に移動されると、下側ドグ9bが下側ロッド8bに接触して、ストッパー50による走行体20の停止が解除されるものである。
このような構成により、搬送体4に対する走行体20の入庫時における走行体20の固定動作、および搬送体4からの走行体20の出庫時における走行体20の固定の解除動作を、走行体20のモータ31による駆動力のみで容易に行うことができる。
That is, the
With such a configuration, the traveling
1 搬送機構
4 搬送体
7 移動機構
7a 第二ギヤ
8 ロッド
8a 上側ロッド
8b 下側ロッド
9 ドグ
9a 上側ドグ
9b 下側ドグ
20 走行体
24 駆動輪
31 モータ
40 (第一の)ストッパー
41 リンク部材
42 回動レバー
50 (第二の)ストッパー
51 リンク部材
52 回動レバー
P 停車位置
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記走行体の入庫および出庫が可能であって、入庫された前記走行体の前記駆動源から駆動力が伝達される駆動力伝達手段を備える、前記走行体を搬送可能な搬送体と、
前記駆動力伝達手段に伝達される前記駆動源の駆動力によって、前記走行体が載置された前記搬送体を移動させる移動機構と、
を備え、
前記搬送体に前記走行体を入庫させて、前記駆動源から前記駆動力伝達手段に駆動力を伝達することによって、前記移動機構によって、前記走行体を移動させる搬送機構であって、
前記搬送体に入庫される前記走行体によって回動されるレバーと、
前記レバーの回動によって作動されるストッパーと、
前記レバーと前記ストッパーを連結するリンク部材と、
前記ストッパーが作動しているときに、前記リンク部材を係止する係止手段と、
前記係止手段と接触し、前記リンク部材の係止状態を解除するドグと、
を備え、
前記搬送体に前記走行体が入庫されるときに、前記走行体によって前記レバーが回動されることにより前記ストッパーが作動して、前記搬送体に入庫された前記走行体が前記ストッパーによって停止され、かつ、
前記搬送体が前記移動機構によって移動先に移動されると、前記ドグが前記係止手段に接触して、前記ストッパーによる前記走行体の停止が解除される、
ことを特徴とする搬送機構。 A self-propelled traveling body comprising a drive source and a drive wheel driven by the drive source;
A transport body capable of transporting the travel body, comprising driving force transmission means capable of receiving and unloading the travel body and transmitting a drive force from the drive source of the travel body received;
A moving mechanism for moving the transport body on which the traveling body is mounted by the driving force of the driving source transmitted to the driving force transmitting means;
With
A transport mechanism for moving the travel body by the moving mechanism by storing the travel body in the transport body and transmitting a driving force from the drive source to the driving force transmitting means;
A lever that is rotated by the traveling body stored in the transport body;
A stopper actuated by rotation of the lever;
A link member connecting the lever and the stopper;
Locking means for locking the link member when the stopper is operating;
A dog that contacts the locking means and releases the locked state of the link member;
With
When the traveling body is stored in the transport body, the stopper is operated by rotating the lever by the traveling body, and the traveling body stored in the transport body is stopped by the stopper. ,And,
When the transport body is moved to the destination by the moving mechanism, the dog comes into contact with the locking means, and the stop of the traveling body by the stopper is released.
A transport mechanism characterized by that.
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112857765A (en) * | 2021-01-13 | 2021-05-28 | 上海春齐机械设备有限公司 | Hydraulic support comprehensive performance experimental device |
-
2015
- 2015-03-19 JP JP2015056803A patent/JP2016175736A/en active Pending
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CN112857765A (en) * | 2021-01-13 | 2021-05-28 | 上海春齐机械设备有限公司 | Hydraulic support comprehensive performance experimental device |
CN112857765B (en) * | 2021-01-13 | 2023-03-21 | 上海春齐机械设备有限公司 | Hydraulic support comprehensive performance experimental device |
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