JP2016173111A - 流路開閉弁 - Google Patents

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武則 住谷
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Yuya Yamazaki
裕弥 山嵜
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Takaji Numabe
隆次 沼邊
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【課題】流路開閉弁において、バルブをシート部材に対して正確に調芯させることで、弁閉時における流体のリーク量やバルブの摩耗量を抑制する。【解決手段】流路開閉弁において、バルブ14がシャフト42の平坦部48に対して摺動自在に設けられ、前記バルブ14との当接部位Eと前記バルブ14の軸線Dとがなすバルブシート16のシート角度θは、前記バルブシート16の摩擦係数の逆数の逆正接関数の数値以下に設定することにより、バルブ14がバルブシート16へ着座した際の流体のリーク量及び前記バルブ14の摩耗量が抑制される。【選択図】図3

Description

本発明は、流体の流通する流路を開閉することにより該流体の流通状態を切り換える流路開閉弁に関する。
従来から、例えば、流体の流通する流路に接続され、該流路の連通状態を切り換えることによって前記流体の流通状態を制御する流路開閉弁が知られている。
この流路開閉弁は、特許文献1に開示されるように、流路を有した弁箱の内部に円盤状の弁体が設けられ、該弁体は上支持腕及び下支持腕を介して弁棒に連結されると共に、前記弁体の軸線と弁棒の軸線とが該弁棒の軸方向から見て偏心するように設けられている。そして、弁体が、弁箱の流入通路内に設けられたシートリングに着座することで流路が閉塞され、一方、弁棒を回転させ前記弁体が前記シートリングから離間することによって前記流路が開口し、前記弁体との間を通じて流体が流通することとなる。
上述した弁体を弁棒に対して組み付ける場合、前記弁棒の下端に弁体の上支持腕を係合させると共に、前記弁体の下支持腕を支持軸を介して弁箱の支持穴へと挿通させることで回転自在に保持している。
特開平9−79390号公報
しかしながら、上述したような流路開閉弁では、弁棒に対して弁体の上支持腕を組み付け、前記弁体の下支持腕を弁箱に組み付けるという3つの部材を相互に組み付けることで構成しているため、組付誤差が生じやすい上に、シートリングに対して前記弁体を当接させる際の調芯を取ることが困難となるため、弁閉時において弁体とシートリングとの間に隙間が生じることが避けられず、その結果として流体のリークを招くこととなる。また、弁体とシートリングとの調芯が不完全なことに伴って、前記弁体が前記シートリングと摺動しながら動作する際の摩耗量が増加してしまうこととなる。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、バルブをシート部材に対して正確に調芯させることで、弁閉時における流体のリーク量やバルブの摩耗量を抑制することが可能な流路開閉弁を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、少なくとも外周面の一部が球面に形成された着座面を有したバルブと、バルブを収容するバルブ室を有したボディと、着座面の曲率中心から偏心した位置でバルブが連結されボディに対して回転自在に設けられたシャフトと、ボディに固定されバルブの着座するシート面を有したシート部材とを備え、シート部材は、シャフトの軸線と略直交する方向に延在する流通孔を有する流路開閉弁であって、
シャフトには、表面の一部が切り欠かれた平坦面を有し、バルブは、平坦面と摺動自在に設けられ、シート部材と反対側に平坦面と対向する面を有することを特徴とする。
本発明によれば、外周面の一部が球面に形成された着座面を有するバルブを備え、着座面の曲率中心から偏心した位置でバルブがシャフトへと連結された流路開閉弁において、シャフトは、その表面の一部が切り欠かれた平坦面を有し、平坦面には、バルブはシート部材とは反対側に形成された面を介して平坦面に摺動自在に設けられる。
従って、バルブをシャフトに対して組み付ける際、バルブの着座面をシート部材のシート面へと当接させることで、バルブがシャフトの平坦部に対して摺動しながら移動するため、固定されたシート部材に対するバルブの調芯が自動的になされる。その結果、バルブの調芯作業を簡素化することができ、弁閉時における流体のリーク量が抑制され、且つ、バルブとシート部材とが摺動した際の摩耗量を抑制可能な流路開閉弁を製造することができる。
また、平坦面の摩擦係数を、シート面の摩擦係数以下となるように設定すると共に、シャフトの軸線と直交し、且つ、流通孔の軸線を含む断面において、シート部材の軸線とシート面とがなすシート面の傾斜角度を、シート面の摩擦係数の逆数の逆正接関数値以下に設定することにより、シート部材に対するバルブの調芯設定を確実に行うことができる。
さらに、バルブ及びシャフトは、それぞれ平坦面を介して互いに貫通する第1及び第2貫通孔を有し、第1及び第2貫通孔に挿通された締結部材によって互いに連結されると共に、シャフトの第2貫通孔にねじ溝を形成し、第1貫通孔を締結部材の外形より大きく形成するとよい。これにより、バルブをシート部材に対して調芯する際、バルブがシャフトに対して移動した場合でも締結部材よりも大きめに形成された第1貫通孔によってシャフトの第2貫通孔に保持された締結部材の移動に対応することができ、調芯した後にバルブとシャフトとを締結部材で確実に組み付けて固定できる。また、締結部材を締結することで、バルブとシート部材との間の調芯設定を簡便且つ確実に行うことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、外周面の一部が球面に形成された着座面を有するバルブを備え、着座面の曲率中心から偏心した位置でバルブがシャフトへと連結された流路開閉弁において、シャフトは、その表面の一部が切り欠かれた平坦面を備え、平坦面に対してシート部材とは反対側に形成されたバルブの面を摺動自在に設けることにより、バルブをシャフトに対して組み付ける際、バルブの着座面をシート部材のシート面へと当接させることで、バルブがシャフトの平坦部に対して摺動しながら移動するため、固定されたシート部材に対するバルブの調芯が自動的になされる。その結果、バルブの調芯作業を簡素化することができ、弁閉時における流体のリーク量を抑制でき、且つ、バルブとシート部材とが摺動した際の摩耗量を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る流路開閉弁の一部省略断面図である。 図1のII−II線に沿った拡大断面図である。 図2のバルブ、シャフト及びバルブシートとの関係を示す模式断面図である。
本発明に係る流路開閉弁について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る流路開閉弁を示す。
この流路開閉弁10は、図1に示されるように、ボディ本体(ボディ)12と、該ボディ本体12の内部に回動自在に設けられるバルブ14と、前記バルブ14の外周面に当接するバルブシート(シート部材)16と、前記ボディ本体12の上部に設けられ、前記バルブ14に対して回転駆動力を付与する駆動力伝達機構18とを含む。
このボディ本体12は、例えば、金属製材料から形成され、その下側には流体の供給される流入口(流通孔)20と、その反対側に設けられ前記流体を導出する流出口22が設けられている。なお、ボディ本体12において流入口20と流出口22とは略一直線上に設けられる。
この流入口20と流出口22との間には連通室(バルブ室)24が形成され、この連通室24の内部に円盤状のバルブ14が回動自在に配設される。また、連通室24と流入口20との間には、前記流入口20に対して拡径した装着孔26が形成され、該装着孔26には、バルブ14の外周面に摺接するバルブシート16が固定されている。
このバルブシート16は、図1及び図2に示されるように、例えば、金属製材料から形成され、装着孔26において連通室24側(矢印A1方向)にバルブ14に当接するシート部30を有し、前記シート部30の中央には連通孔32が軸方向(矢印A1、A2方向)に貫通し、流入口20と連通している。
シート部30は、徐々に拡径するテーパ状のシート面を有し、前記シート面に対してバルブ14が当接することによって流入口20と連通室24との連通が遮断された弁閉状態となる(図2参照)。
バルブ14は、半球面状に形成された着座面34を有した円盤状の本体部36を有し、該本体部36の中央から偏心した位置には軸方向(矢印A1、A2方向)に沿って貫通した挿通孔(第1貫通孔)38が形成される。
本体部36は、軸方向(矢印A1、A2方向)に沿った一端面及び他端面が、それぞれ該軸方向と直交方向に沿って延在した平面状に形成され、前記一端面から前記他端面へと貫通するように挿通孔38が形成される。そして、バルブ14の他端面に形成されたシャフト当接面(面)40が、後述するシャフト42の平坦部(平坦面)48へと当接した状態で互いに連結される。
着座面34は、本体部36の外周面に形成され、一端面から他端面に向かって徐々に拡径するように半球面状に形成される。そして、着座面34がバルブシート16のシート部30に当接(着座)することによって弁閉状態となる。
駆動力伝達機構18は、図1に示されるように、バルブ14の連結されるシャフト42と、該シャフト42の上端部に連結されるバルブギア44と、ボディ本体12の上部に連結され前記バルブギア44を介して前記シャフト42を回転駆動させる駆動源(図示せず)とを含む。なお、上述した駆動源は、例えば、通電作用下に回転駆動するステッピングモータやロータリーアクチュエータからなる。
シャフト42は、例えば、ボディ本体12における流入口20の軸線と略直交するように設けられ、その上端部がバルブギア44の略中央部に挿通されてナット(図示せず)を締め付けることによって連結されると共に、ボディ本体12においてバルブ14の上方(矢印B1方向)及び下方(矢印B2方向)にそれぞれ装着された一組の軸受46a、46bによって回転自在に支持されている。
また、シャフト42には、バルブ14の装着される部位に平面状に切り欠かれた平坦部(平坦面)48が形成される。この平坦部48は、シャフト42の軸線と略直交するように形成され、その略中央部にねじ孔(第2貫通孔)50が貫通するように形成される。この平坦部48の摩擦係数は、バルブシート16におけるシート部30の摩擦係数より小さくなるように形成される。
図3に示されるように、このシャフト42の軸線C1は、バルブ14における着座面34の曲率中心C2を通る軸線Dに対して偏心した位置となるように連結されている。すなわち、軸線C1は、バルブ14の軸線Dに対して所定距離だけ離間して平行となり、且つ、バルブ14の曲率中心C2に対して流体の流通方向に沿った上流側(矢印A2方向)に所定距離だけ偏心するように配置される。
このため、バルブ14は、曲率中心C2から偏心した位置に設定された軸線C1を中心として回動(揺動)するように連通室24内に設置されている。
そして、シャフト42の平坦部48にバルブ14のシャフト当接面40が当接した状態で締結ボルト52によって前記バルブ14が前記シャフト42に対して固定される。
この駆動力伝達機構18では、図示しない駆動源の駆動作用下にその回転駆動力がバルブギア44を介してシャフト42へと伝達されることにより、シャフト42に連結されたバルブ14が前記シャフト42の軸線C1を中心として所定角度だけ回動動作する。
本発明の実施の形態に係る流路開閉弁10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にバルブシート16における最適なシート角度θの設定方法について図3を参照しながら説明する。なお、図3は、図2に示されるバルブ14及びバルブシート16をシャフト42の軸方向(図1中、矢印B2方向)から見て、且つ、連通孔32の軸線を含んだ断面図を模式化したものである。
図3に示されるように、バルブ14がバルブシート16に対する所定の着座位置より偏心している状態において、バルブシート16のシート部30がバルブ14によって押圧荷重Fで押圧されている。この押圧荷重Fは、バルブ14とシート部30との当接部位Eにおいて、該バルブ14の軸線Dに対して所定角度だけ傾斜する方向に付与されており、該押圧荷重Fは、前記軸線方向(矢印A1、A2方向)に沿った押し付け成分Fxと、該軸線方向と直交方向に沿った調芯成分Fyとから構成される。また、バルブ14とバルブシート16のシート部30との間の摩擦係数をμとする。
このような条件下において、押し付け成分Fx、調芯成分Fy及び摩擦係数μとの関係は、下記の(1)式で表される。
Fy>μ×Fx (1)
すなわち、調芯成分Fyは、押し付け成分Fxと摩擦係数μとを乗じたものより大きくなる。
この上述した押し付け成分Fx、調芯成分Fyはいずれも押圧荷重Fの分力であるため、シート角度θ毎に変化し、その関係は下記の(2)式で表される。
Fy/Fx=Fcosθ/Fsinθ (2)
すなわち、(2)式は、下記の(3)式で表されることとなる。
Fy/Fx=1/tanθ (3)
従って、上述した(3)式より最適なシート角度θは、下記の(4)式で表される。
θ=tan-1(1/μ) (4)
すなわち、シート部30の最適なシート角度θは、前記シート部30の摩擦係数μに応じた値で設定されることとなる。
次に、上述したようにシート部30の最適なシート角度θの設定された流路開閉弁10において、バルブ14をシャフト42に対して組み付ける場合について説明する。
先ず、シャフト42を弁閉状態から所定角度だけ回動させた状態とし、前記シャフト42の平坦部48に対してバルブ14のシャフト当接面40を当接させた状態で、挿通孔38へ挿通させた締結ボルト52を前記シャフト42のねじ孔50へと螺合させた仮留め状態とする。この仮留め状態では、バルブ14は、挿通孔38が締結ボルト52の外形よりも大きく形成されているため、その差分だけ該バルブ14の軸線と直交方向に移動自在に保持されている。すなわち、バルブ14は、シャフト42の平坦部48に対して摺動自在な状態で保持されている。
そして、シャフト42を回動させバルブ14がバルブシート16に対峙した弁閉状態とすることで、前記バルブ14の着座面34が前記バルブシート16のシート部30へと当接し押圧されることで、該バルブ14が前記バルブシート16に対して所定位置となるように移動して調芯がなされる。換言すれば、バルブ14が、バルブシート16と同芯上となるように移動することで位置調整がなされる。
最後に、このバルブシート16に対して調芯のなされたバルブ14を締結ボルト52を締め付けることでシャフト42に対して固定する。
これにより、バルブ14はバルブシート16のシート部30に対して調芯のなされた状態でシャフト42に対して固定され、前記シャフト42に対するバルブ14の組み付け作業が完了する。
次に、上述したようにバルブ14とシャフト42とが組み付けられた流路開閉弁10の動作について説明する。なお、ここでは、図1に示されるように、バルブ14がバルブシート16のシート部30に着座し、流入口20と流出口22との間の流路が前記バルブ14によって遮断された弁閉状態を初期位置として説明する。
上述した流路開閉弁10の初期位置においては、バルブ14の着座面34がバルブシート16のシート部30に当接しているため、流入口20に供給されている流体の連通室24側(矢印A1方向)への流通が遮断されている。
次に、このような弁閉状態から、図示しない駆動源の駆動作用下にシャフト42が反時計回りに回動することで、該シャフト42に連結されたバルブ14が所定角度だけ回転し、前記バルブ14の着座面34がバルブシート16のシート部30から離間し始める。
このように、バルブ14の着座面34がシート部30から離間することによって弁開状態となり、流入口20に供給された流体がバルブシート16の連通孔32を通じて連通室24内へと導入される。
そして、図示しない駆動源の駆動作用下にさらにバルブ14を回動させることにより、該バルブ14がバルブシート16からさらに離間していき、前記バルブ14が初期位置から、例えば、約90°回転した状態で完全な弁開状態となる。このような弁開状態において、流入口20に供給された流体が、バルブシート16の連通孔32、連通室24を通じて流出口22へと流通して下流側へと導出される。
以上のように、本実施の形態では、流路開閉弁10において、シャフト42には、平面状に切り欠かれた平坦部48が形成され、前記平坦部48にはバルブ14がシャフト当接面40を介して摺動自在に設けられているため、前記バルブ14を前記シャフト42へと組み付ける際、該シャフト42へと仮留めされていた前記バルブ14の着座面34がバルブシート16のシート部30へと当接させることで、前記バルブ14が前記シャフト42の平坦部48に対して摺動しながら移動し同芯上となることで、固定されたバルブシート16に対する前記バルブ14の調芯が自動的になされる。その結果、バルブ14の調芯作業を簡素化することができ、弁閉時における流体のリーク量が抑制され、しかも、バルブ14の摩耗量の抑制された流路開閉弁10を容易に製造することが可能となる。
また、シャフト42における平坦部48の摩擦係数は、バルブシート16におけるシート部30の摩擦係数より小さくなるように設定され、しかも、前記シャフト42の軸線と直交する断面において、バルブシート16とバルブ14との当接部位Eと前記バルブ14の軸線Dとがなすシート角度θが、シート部30の摩擦係数μの逆数の逆正接関数の数値(tan-1(1/μ))以下となるように設定することで、バルブシート16に対するバルブ14の調芯設定を最適化することができる。
さらに、バルブ14及びシャフト42は、それぞれ平坦部48及びシャフト当接面40を介して互いに貫通する挿通孔38及びねじ孔50を有し、前記挿通孔38及び前記ねじ孔50に挿通された締結ボルト52によって互いに連結されると共に、前記挿通孔38は、前記締結ボルト52の外径よりも大きく形成されている。
このため、バルブ14とバルブシート16とを調芯する際、前記バルブ14が前記シャフト42に対して移動した場合でも、大きめに形成された挿通孔38によって前記シャフト42のねじ孔50の移動に対応することができ、調芯した後でも前記バルブ14と前記シャフト42とを確実に組み付けて固定できると共に、固定する際に締結ボルト52で締結すればよいため、前記バルブ14と前記バルブシート16との間の調芯設定を簡便且つ確実に行うことができる。
なお、本発明に係る流路開閉弁は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…流路開閉弁 12…ボディ本体
14…バルブ 16…バルブシート
18…駆動力伝達機構 24…連通室
30…シート部 34…着座面
36…本体部 40…シャフト当接面
42…シャフト 48…平坦部
50…ねじ孔 52…締結ボルト

Claims (3)

  1. 少なくとも外周面の一部が球面に形成された着座面を有したバルブと、該バルブを収容するバルブ室を有したボディと、前記着座面の曲率中心から偏心した位置で前記バルブが連結され前記ボディに対して回転自在に設けられたシャフトと、前記ボディに固定され前記バルブの着座するシート面を有したシート部材とを備え、前記シート部材は、前記シャフトの軸線と略直交する方向に延在する流通孔を有する流路開閉弁であって、
    前記シャフトには、表面の一部が切り欠かれた平坦面を有し、 前記バルブは、前記平坦面と摺動自在に設けられ、前記シート部材と反対側に前記平坦面と対向する面を有することを特徴とする流路開閉弁。
  2. 請求項1記載の流路開閉弁において、
    前記平坦面の摩擦係数は、前記シート面の摩擦係数以下となるように設定されると共に、前記シャフトの軸線と直交し、且つ、前記流通孔の軸線を含む断面において、前記シート部材の軸線と前記シート面とがなす該シート面の傾斜角度が、該シート面の摩擦係数の逆数の逆正接関数値以下に設定されることを特徴とする流路開閉弁。
  3. 請求項1記載の流路開閉弁において、
    前記バルブ及びシャフトは、それぞれ前記平坦面を介して互いに貫通する第1及び第2貫通孔を有し、前記第1及び第2貫通孔に挿通された締結部材によって互いに連結されると共に、前記シャフトの前記第2貫通孔にはねじ溝が形成され、前記第1貫通孔は前記締結部材の外形より大きく形成されることを特徴とする流路開閉弁。
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