JP2016168527A - バラスト水処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バラスト水処理装置1は、配管2と、殺菌剤3と、を備えている。配管2は、バラストタンク60に繋がれており、バラストタンク60にバラスト水を導くためのものである。殺菌剤3は、配管2に配置されており、イソシアヌル酸塩化物からなる固体状の殺菌剤である。上記バラスト水処理装置1によれば、バラスト水が配管2を経由してバラストタンク60に導かれる過程において、配管2に配置された殺菌剤3が当該バラスト水に溶け出すことにより殺菌処理される。したがって、上記バラスト水処理装置1によれば、簡易な装置構成で効率的にバラスト水の殺菌処理を行うことができる。
【選択図】図1
Description
<バラスト水処理装置の構成>
まず、本発明の一実施形態である実施形態1に係るバラスト水処理装置1の構成について、図1を参照して説明する。
次に、上記バラスト水処理装置1における塩素濃度の調整方法について、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
次に、上記バラスト水処理装置1による作用効果について説明する。上記バラスト水処理装置1は、バラストタンク60にバラスト水を導く配管2と、配管2に配置されたイソシアヌル酸塩化物からなる固体状の殺菌剤3と、を備えている。上記バラスト水処理装置1では、バラスト水が配管2を経由してバラストタンク60に導かれる過程において、配管2に配置されたイソシアヌル酸塩化物からなる殺菌剤3が当該バラスト水中に溶け出す。これにより、殺菌性を有する次亜塩素酸が発生し、バラスト水を殺菌処理することができる。したがって、上記バラスト水処理装置1によれば、バラストタンクに繋がる主配管の途中において薬剤タンクに繋がる別の配管が接続され、当該薬剤タンクから殺菌用の薬液を主配管内のバラスト水に混合させる装置と比べて、より簡易な装置構成で効率的にバラスト水の殺菌処理を行うことができる。
次に、本発明の他の実施形態である実施形態2に係るバラスト水処理装置について説明する。実施形態2に係るバラスト水処理装置は、基本的には上記実施形態1に係るバラスト水処理装置1と同様の構成を備え、かつ同様の効果を奏する。しかし、実施形態2に係るバラスト水処理装置は、殺菌剤が充填される薬品容器の構成において、上記実施形態1とは異なっている。以下、当該薬品容器の構成について詳細に説明する。
次に、本発明のさらに他の実施形態である実施形態3に係るバラスト水処理装置について説明する。実施形態3に係るバラスト水処理装置は、基本的には上記実施形態1に係るバラスト水処理装置1と同様の構成を備え、かつ同様の効果を奏する。しかし、実施形態3に係るバラスト水処理装置は、薬品容器に充填される殺菌剤の量において、上記実施形態1とは異なっている。
Claims (8)
- バラストタンクに繋がれ、前記バラストタンクにバラスト水を導く配管と、
前記配管に配置され、イソシアヌル酸塩化物からなる固体状の殺菌剤と、を備えた、バラスト水処理装置。 - 前記配管において前記殺菌剤の配置部分から流出したバラスト水の塩素濃度を測定する濃度測定部と、
前記濃度測定部による測定結果に基づいて、前記配管において前記殺菌剤の配置部分へ流入するバラスト水の流量を調整する流量調整手段と、をさらに備えた、請求項1に記載のバラスト水処理装置。 - 前記殺菌剤をバイパスするように前記配管に接続されるバイパス配管をさらに備え、
前記濃度測定部は、前記配管において前記バイパス配管が合流する合流部分よりも下流側に配置され、
前記流量調整手段は、前記濃度測定部による測定結果に基づいて、前記配管から前記バイパス配管側へ分流するバラスト水の流量を調整する、請求項2に記載のバラスト水処理装置。 - 前記流量調整手段は、
前記配管から前記バイパス配管側へ分流するバラスト水の流量を調整する流量調整部と、
前記濃度測定部による測定結果に基づいて前記流量調整部を制御する流量制御部と、を有する、請求項3に記載のバラスト水処理装置。 - 前記殺菌剤が充填され、前記配管に配置された薬品容器をさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバラスト水処理装置。
- 前記薬品容器に充填された前記殺菌剤の残量を検知する検知部をさらに備えた、請求項5に記載のバラスト水処理装置。
- 前記殺菌剤が充填され、前記配管に配置された薬品容器をさらに備え、
前記薬品容器は、
前記殺菌剤が充填される第1の空間が形成され、前記配管側からバラスト水が流入する第1の容器部分と、
前記第1の空間と連通し、前記殺菌剤が充填される第2の空間が形成され、前記第1の容器部分から延設された第2の容器部分と、を有し、
前記第1及び第2の容器部分の各々に前記殺菌剤が充填されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバラスト水処理装置。 - 前記イソシアヌル酸塩化物は、トリクロロイソシアヌル酸である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバラスト水処理装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021023866A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水処理装置 |
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2015
- 2015-03-12 JP JP2015049223A patent/JP2016168527A/ja active Pending
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