JP2016167722A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動ズーム可能な交換レンズを所定のズーム位置までズームさせるUIの表示が可能であったが、ズーム速度を選択できるUIを持っておらず、ユーザーはズーム速度を制御できず被写体を所望の画角設定で撮影を行うまでに時間がかかってしまうという課題があった。【解決手段】装着された交換レンズが電動ズーム機能を持つことを検出し、電動ズーム制御画面を表示するとともに画面上のタッチ位置に応じたズーム速度を決定して交換レンズを制御する電子機器。【選択図】図4
Description
本発明は、表示画面上に表示される設定項目を選択することで外部機器を制御する電子機器に関する。
ビデオカメラで撮影を行う際に、露出、ホワイトバランス、フォーカスまたはズーム等の撮影に必要な設定情報を確認し撮影を行う。特にズームの設定については、電動ズーム可能なレンズ一体型ビデオカメラにおいてズーム位置を設定するUI(User Interface)をビデオカメラのLCD画面に表示して設定する方法が広く知られている。
また、電動ズーム交換レンズについてはビデオカメラに装着された交換レンズが電動ズーム可能かどうかを判別し、可能であると判別できた場合にズーム位置設定UIを表示してズーム機能を制御する方法が開示されている(特許文献1)。
一方で、撮影時の撮影方法にはビデオカメラをユーザーが直接操作して撮影を行う方法や、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などの無線通信等によりビデオカメラをリモートコントロールして撮影を行う方法が存在する。特に、映像制作の現場において、カメラマンが直接操作できない場所に業務用ビデオカメラを設置して撮影する場合に使用される。ビデオカメラをHTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバとして動作させ、スマートフォンやタブレット端末などの外部端末機器と無線接続させてクライアントとして動作させる。HTTPによる通信を介して、クライアントである該外部端末機器上のブラウザ等のアプリケーションから該サーバに制御コマンドを送信してリモートコントロールを行う。制御コマンドは該ブラウザ上で被写体に最適な該設定情報をユーザー操作にて設定し、ビデオカメラに送信することで被写体に応じた最適な設定情報で撮影を行う。
しかしながら、上記従来例では、電動ズーム可能な交換レンズを所定のズーム位置までズームさせるUIの表示が可能であったが、ズーム速度を選択できるUIを持っておらず、選択された速度で電動ズーム可能な交換レンズを駆動させることができなかった。そのため、電動ズーム可能な交換レンズが装着されても、ユーザーはズーム速度を制御できず被写体を所望の画角設定で撮影するまでに時間がかかってしまうという問題があった。
本発明の電子機器は、レンズが装着された通信装置と通信する通信手段、前記通信装置から前記レンズの固有情報を取得する情報取得手段、前記固有情報に所定の情報が含まれているかどうかを判別する判別手段、前記レンズのズーム速度制御を実行するための表示を行う表示手段、を持ち、前記情報取得手段にて前記通信装置から前記レンズの固有情報を取得し、前記判別手段にて前記固有情報に所定の情報が含まれている場合に前記表示手段にて前記レンズのズーム速度制御を実行するための表示を行うことを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記電子機器において前記所定の情報は電動ズームが可能かどうかを示す情報であることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記電子機器において前記表示手段はタッチ位置に応じて電動ズーム速度を決定するためのスライダーを表示することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記電子機器において前記表示手段は望遠方向に電動ズームを行う際の速度目盛を上向きに、また広角方向に電動ズームを行う際の速度目盛を下向きに表示することを特徴としている。
本発明の撮像制御装置は、レンズを装着する装着部、前記装着部にレンズが装着されたことを検出する検出手段、前記検出手段にて検出したレンズの種類を判別する判別手段、前記判別手段にて電動ズーム可能だと判別した場合に電動ズームを実行可能な表示を行う表示手段を有することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記撮影制御装置において前記表示手段はタッチ位置に応じて電動ズーム速度を決定するためのスライダーを表示することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記撮影制御装置において前記表示手段は望遠方向に電動ズームを行う際の速度目盛を上向きに、また広角方向に電動ズームを行う際の速度目盛を下向きに表示することを特徴としている。
本発明によれば、電動ズーム可能な交換レンズが装着された場合に、所定のUI(User Interface)から電動ズームの速度を設定可能にし、被写体の画角調整を行う時間を短縮することで、撮像装置の使い勝手を向上させる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
以下、図1〜8を参照しながら本発明の説明を行う。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
以下、図1〜8を参照しながら本発明の説明を行う。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は本発明の第1の実施形態に係る、サーバー機器として動作するビデオカメラ100、ビデオカメラ100に装着される交換レンズ101、またビデオカメラ100を無線通信を行う電子機器102のシステム構成を示す図である。図2は本発明を適用した第1の実施形態におけるビデオカメラ100のブロック図である。
ビデオカメラ100は、レンズ201、CMOS202、カメラ信号処理部203、記録媒体204、電源205、操作部206、入力I/F207、ROM208、RAM209、CODEC210、出力I/F211、LCDパネル212、CPU213、通信制御部214、無線モジュール215、アンテナ216、レンズ通信部218から構成され、データバス217を介してデータの入出力を行う。
レンズ201は、フォーカス、絞り機構などを含む撮影レンズであり、被写体の光学像を形成する。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)202は、撮像素子であり、A/D変換機を含み、光学像をアナログ電気信号に変換した後、デジタル信号に変換する。尚、CMOS202に限定されるわけではなく、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)などの撮像素子で有ってもよい。変換されたデジタル信号は、カメラ信号処理部203より、後述するCPU213を介して、所定の画素補間・縮小といったリサイズ処理や色変換、各種補正処理等を行う。さらに、後述するCODEC210によって所定のビットレート、フォーマット形式で圧縮符号化、または映像圧縮符号化データの復号を行う。尚、音声についてはとくに図示していないが、レンズ201とCOMS202をマイク、後述するLCDパネル212をスピーカーとすることで、ほぼ同様の処理により音声信号も扱うことが可能であり、映像記録時には映像と共に音声も同時に収録され、CODEC210で映像と音声を多重化することで、音声付映像データを生成することが可能である。
記録媒体204は、撮影した映像データ及び音声データ、CPU213の制御に必要な情報を記録する。電源205は、AC電源やバッテリーであり、ビデオカメラ100の各部に必要な電源の供給を行う。操作部206は、ビデオカメラ100の電源205のON/OFF制御を行うスイッチである。
ユーザーからの操作を受け、受け付けた当該操作情報は、入力I/F207を介して、後述するデータバス217に入力される。ROM208は、ビデオカメラ100を起動するプログラムが格納されており、操作部206によって電源205から電気信号が供給されると、前記プログラムがCPU213によって、RAM209に読み出される。RAM209はCPU213のワークエリアとして機能する。また、後述する通信制御部214にて受信した電子機器102のステータス情報も格納される。
尚、CPU213のワークエリアは、RAM209に限られるものではなく、図示しないハードディスク装置等の外部記録装置等であってもよい。
CODEC210は、RAM209や記録媒体204に記録されている映像データ及び音声データを再生し、再生された映像データは後述するLCDパネル212に表示される。また、再生された音声データは図示しないスピーカ部に供給され出力される。出力I/F211は、CPU213がプログラムに従い生成したGUI(Graphical User Interface)などの表示データに基づき、LCDパネル212に対して表示させるための表示信号を出力する。また、LCDパネル212は、CODEC210にて再生した映像データを出力I/F211を介して表示する。CPU213は、ROM208からRAM209にロードされたプログラムを実行する。
通信制御部214は、無線モジュール215を介して、電子機器102からステータス情報の受信及び、端末機器102への映像データ及び音声データの送信を行う。また、受信した際のレスポンス信号の送信を行う。アンテナ216は無線信号を送受信する。アンテナ216で受信された映像データ及び音声データは、無線モジュール215を介して通信制御部214で復調後、パケットデータから変換され、CODEC210にて復号後、受信される。受信された映像データ及び音声データは記録媒体204に保存される。また、受信を完了した際に電子機器102に送信するレスポンス信号は、通信制御部214で、CPU213を介してパケットデータに変換され、搬送波の周波数帯の変調信号として生成されて、アンテナ216から無線信号として電子機器102に送信される。レンズ通信部218は電動ズーム可能な交換レンズ101と交換レンズ101の属性情報を含むデータの送受信を行う。
図3は本発明の第1の実施形態における電動ズームが可能な交換レンズ101である。
交換レンズ101は電源300、操作部301、入力I/F302、CPU303、レンズ通信部304、レンズ群305、データバス306から構成される。電源300、CPU303、レンズ通信部304、データバス306はそれぞれ図2の205、213、201、217と同様の動作を交換レンズ101に対して行うため説明を省略する。操作部301はユーザーが、後述するレンズ群305を望遠方向または広角方向に駆動させるためのシーソースイッチである。操作部301から入力された信号は入力I/F302を介し、CPU303によって処理され後述するレンズ群305をズーム駆動させる。レンズ群305は少なくともズーム駆動を行う複数の種類のレンズから構成される。
図4は本発明の第1の実施形態における電子機器102のブロック図である。
電子機器102は、例えば、デスクトップ型、ノート型、タブレット型などのパーソナルコンピュータ、携帯電話端末(スマートフォン等)などである。電子機器100は、電源401、操作部402、入力I/F403、ROM(Read Only Memory)404、RAM(Random Access Memory)405、記録媒体406、CODEC407、出力I/F408、LCDパネル409、無線モジュール410、アンテナ411、CPU(Central Processing Unit)412から構成され、データバス413を介してデータの入出力を行う。
電源401は、AC電源やバッテリーであり、電子機器102の各部に必要な電源の供給を行う。操作部402は、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスとして、キーボードといった文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイスなどを有する。尚、タッチパネルは、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力される入力デバイスである。特に、電子機器102上で動作するアプリケーションの起動や操作、また電源のOFF/ONにも使用する。また、電子機器102に電源401からの電源供給の開始と停止を制御するスイッチも含まれる。操作部402で入力されたユーザーからの操作は、入力I/F403を介して、データバス413に入力される。
ROM404は、電子機器102を起動するプログラムが格納されており、操作部402によって電源401から電気信号が供給されると、前記プログラムがCPU412によって、RAM405に読み出される(CPU412、RAM405は後述する)。RAM405はCPU412のワークエリアとして機能する。尚、CPU412のワークエリアは、RAM405に限られるものではなく、ハードディスク装置等の外部記録装置等であってもよい。記録媒体406は、外部機器から受信したデータを格納する。また、電子機器102上で実行するアプリケーションのプログラムデータも格納される。尚、本実施形態ではアプリケーションはWebブラウザーで実行されるWebアプリケーションを想定して説明するが、これに限定されるわけでは無い。
CODEC407は、RAM405や記録媒体406に記録されているデータを再生し、再生されたデータは後述するLCDパネル409に表示される。出力I/F408は、CPU412がプログラムに従い生成したGUI(Graphical User Interface)などの表示データに基づき、LCDパネル409に対して表示させるための表示信号を出力する。また、LCDパネル409は、出力I/F408を介して受信した表示信号を表示する。アンテナ111は無線信号を送受信する。本実施例では、HTTPサーバとして動作する無線通信可能なビデオカメラ100と無線通信を行うことを想定している。ビデオカメラ100と無線通信する際は、電子機器102はHTTPクライアントとして動作する。アンテナ411で受信されたデータは、無線モジュール410を介してCPU412で復調後、パケットデータに変換され、復号されることで、受信される。受信されたデータはRAM405のバッファ領域に保存される。また、受信を完了した際にビデオカメラ100に送信するレスポンス信号は、CPU412を介してパケットデータに変換され、搬送波の周波数帯の変調信号として生成されて、アンテナ411から無線信号としてビデオカメラ100に送信される。CPU412は、ROM404からRAM405にロードされたプログラムやRAM405内のプログラムを実行する。
図5は電子機器102において、CPU412によって実行される処理流れを示すフローチャートである。
S500では電子機器102の無線モジュール410、及びアンテナ411を介してHTTPサーバとして動作するビデオカメラ100と無線通信を確立する。
S501に進み、操作部402においてWebブラウザーを起動するためのユーザー操作が実行されると、操作内容は操作部402及び入力I/F403を介してRAM405に保持される。RAM405に保持されたWebブラウザーを起動するための操作内容をCPU412を介して実行することで、記録媒体406内に格納されるWebブラウザーのアプリケーションプログラムが起動される。その後、S502に進む。S502にてWebブラウザーを起動するためのユーザー操作が実行されない場合はS501で待機する。
S502ではCPU412にてWebブラウザー実行中に、ユーザーに操作部402が操作されることで、HTTPサーバとして動作するビデオカメラ200へ送信するHTTPリクエスト情報がRAM405に格納される。具体的には、Webブラウザーにビデオカメラ100のIPアドレスを入力する操作内容を示すが、この操作に限定されるわけではない。CPU412を介してWebブラウザーのアプリケーションが作成したHTTPリクエスト情報を、無線モジュール410、及びアンテナ411を介して無線通信を行っているビデオカメラ100に送信する。その後、S503に進む。S502にてユーザーにより操作部402の操作が発生しなかった場合は、S502で待機する。
S503ではHTTPサーバとして動作するビデオカメラ100に対するS502のHTTPリクエストの送信の応答として、ビデオカメラ100からCPU412を介してWebブラウザー上で実行されるWebアプリケーションのプログラムデータを受信する。Webアプリケーションのプログラムデータは本実施形態ではHTML(HyperText Markup Language)、JavaScript(登録商標)、CSS(Cascading Style Sheets)データから構成されるものとするが、これらに限定されるわけではない。受信処理はアンテナ411、無線モジュール410にてCPU412を介して実行される。受信したWebアプリケーションのプログラムデータは記録媒体406内のWebブラウザーのアプリケーションプログラムデータが格納されているアドレスとは異なるアドレスに格納される。受信した記録媒体406内のWebアプリケーションのプログラムデータは、CPU412で現在実行中のWebブラウザーにて実行される。実行されるWebアプリケーションはWebブラウザー及び電子機器402を介し、ビデオカメラ100とHTTPによって通信を開始し、S504に進む。
S504ではWebアプリケーションが送信するHTTPリクエストのレスポンスである撮影時の制御パラメータをビデオカメラ100からアンテナ411、無線モジュール410で受信しCPU412を介して記録媒体406に格納する。受信した制御パラメータにおいて、ビデオカメラ100に装着された交換レンズ101が電動ズーム可能であることを示すデータが含まれているかどうかを判別する。含まれている場合はS505に進む。含まれていない場合はS504で待機する。ビデオカメラ100からHTTPにて受信した撮影時の制御パラメータは、具体的にはJSON(JavaScript Object Notation)フォーマットで定義され、ビデオカメラ100の撮影に関する制御パラメータ情報から構成される。本実施例では制御パラメータの一例として電動ズームの速度を想定して説明するが、電動ズームの速度だけに限定されるわけではない。
S505では電動ズーム制御用のGUI(Graphical User Interface)をLCDパネル409上に表示する。具体的には、図6の600に図示されるGUIである。CPU412で実行されているWebアプリケーションはビデオカメラ100の撮影時に制御可能な項目と同様の制御項目を示すGUIを持つ。図6はCPU412で実行中のWebアプリケーションのGUIが、出力I/F408を介して、LCDパネル409に表示されている際の一例である。GUI上で表示している各種制御項目と制御項目によって設定可能な設定値は、Webアプリケーションが定期的に発行するビデオカメラ100へのHTTPリクエストのJSONフォーマットのレスポンスデータの内容を解釈し表示される。601は電動ズーム速度を決定するスライダーである。ユーザーは操作部402、入力I/F403を介してLCDパネル409上に表示されているWebアプリケーションのスライダー601を、602に示す範囲で上下に移動させる。603はスライダーで設定可能な電動ズーム速度の目盛りをしめしている。本実施例では604の目盛が示す速度0を基準に、望遠方向(Tele方向)及び広角方向(Wide方向)に各々16目盛りを図示しているがこれに限定されるわけではない。605はスライダーが電動ズーム速度12を選択中であることを示している。S505での表示処理完了後、S506に進む。
S506では電動ズーム速度を決定するスライダー601が、操作部402及び入力I/F403を介してユーザーに押下されたかどうかを判別する。押下された場合はS507に進む。押下されていない場合はS506で待機する。
S507ではS506で押下されたスライダー601がドラッグ(押下したまま移動させる動作)されたかどうかを判別する。ドラッグされていた場合は、S508に進む。ドラッグされていない場合はS507で待機する。
S508ではS507でドラッグされたスライダー601が電動ズーム速度の目盛り603の内のいづれかの目盛りに一定時間停止したかどうかを判別する。一定時間停止していた場合は、S509に進む。停止していなかった場合はS508で待機する。
S509ではS508でスライダー601がドラッグ状態で一定時間停止していた、電動ズーム速度の目盛りの値をビデオカメラ100に送信する。具体的には、図6にて605の位置は電動ズーム速度の目盛りが12を示しているため、スライダーが605に一定時間停止した後ビデオカメラ100に通知する電動ズーム速度を12に決定しHTTPにてビデオカメラ100にGETコマンドにてリクエストを送信する。具体的には/api/cam/drivelens?zt=12などのようなURI(Uniform Resource Identifier)として送信する。その後、S510に進む。
S510ではスライダー601のドラッグ状態が解除されたかどうかを判別する。解除された場合はS511に進む。解除されなかった場合はS508で待機する。
S511ではスライダー601へのドラック操作が解除されたため、スライダー601を初期位置である604に戻しS512に進む。
S512ではズーム速度の目盛りは0となるため電動ズーム速度が0であることをビデオカメラ100に通知する。その後、S506に進む。尚、S510でドラッグが解除されたことを検出し、即座にHTTPにてビデオカメラ100に電動ズーム速度が0であることを通知してもよい。さらには、ドラッグ解除後も一定時間スライダー601の位置を保持し、その間にユーザーからのスライダーへの操作を操作部402にて受け付けて速度を示す目盛位置を移動させてもよい。
図7はビデオカメラ100の処理の流れを示すフローチャートである。
S700ではレンズ通信部218を介して、交換レンズ101と接続されたかどうかを判別する。接続された場合はS701に進む。接続されていない場合はS700で待機する。
S701ではレンズ通信部218を介して受信した交換レンズ101の図示しないレンズ固有情報から電動ズームが可能かどうかを判別する。電動ズームが可能である場合S702に進む。
S702ではHTTPサーバーとしての動作を開始し、電子機器102とアンテナ216、無線モジュール215、通信制御部214を介して無線通信を確立する。その後S703に進む。無線通信の確立ができない場合はS702で待機する。
S703では無線通信を確立した無線通信機器102から、アンテナ216、無線モジュール215、通信制御部214を介してHTTPにて受信したGETコマンドによるリクエストの受信を確認する。受信した場合は、S704に進む。受信しなかった場合はS702で待機する。
S704ではS703で受信したGETコマンドのURIにおけるクエリパラメータから電動ズームの速度を検出する。一例として、電子機器102から図6のスライダー601がドラッグ状態で電動ズーム速度目盛605を示している場合にGETリクエストのURIが/api/cam/drivelens?zt=12がビデオカメラ100に送信される。このGETコマンドのURIをCPU213にて解析し、zt=12というクエリパラメータを検出する。本実施例ではztが電動ズームの方向が望遠方向であることを示し、12が電動ズーム速度を示すものとするがこれらに限定されるわけではない。その後、S705に進む。
S705ではレンズ通信部218を介して交換レンズ101のレンズ通信部304に対してS704で検出した電動ズームの方向と速度を通知する。その後、S703に進む。
図8は交換レンズ101の処理の流れを示すフローチャートである。
S800ではレンズ通信部304がビデオカメラ100のレンズ通信部218と接続され通信を開始したかどうかを判別する。通信を開始した場合はS801に進む。通信を開始していない場合はS800で待機する。
S801ではレンズ通信部304を介して、ビデオカメラ100から電動ズーム速度を受信したかどうかを判別する。受信した場合はS802に進む。受信しなかった場合はS801で待機する。
S802ではレンズ通信部304から受信したデータに含まれる電動ズーム速度情報を取得し、CPUを介して取得した電動ズーム速度でレンズ群305を制御する。一例としては、電動ズーム速度情報として望遠方向及び速度12をレンズ通信部304から受信した場合、レンズ群305を望遠方向に12の速度でズーム動作させる。
本実施例では、無線通信機器102からビデオカメラ100を介して交換レンズ101を制御する方法を示したが、交換レンズ自体に図示しない無線通信部を備えつけ、無線通信機器102と交換レンズ101との間で直接電動ズーム速度情報のやり取りを行っても良い。
電子機器102とビデオカメラ100とが通信し、電子機器102がビデオカメラ100を遠隔で制御する例を説明したが、電子機器102が行うものとして説明した処理を、ビデオカメラ100で行えるようにしてもよい。すなわち、電子機器102のLCDパネル409に表示するものとして説明した各種表示を、ビデオカメラ100のLCDパネル212で表示する。そして、電子機器102とビデオカメラ100で送受信するものとして説明した各種情報は、データバス217を介してビデオカメラ100内で扱われる。CPU412が行うものとして説明した処理は、CPU213が行う。ブラウザを介して行うものとして説明した処理は、ブラウザを介することなく行う。すんわち、ROM208に記録されたプログラムに従って処理する。
なお、CPU412、CPU213が実行するものとして説明した上述の各フローチャートの制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を電子機器102に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、交換レンズが装着可能である撮像装置を制御することができる撮像制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は撮像装置を通信を行って撮像装置を制御するパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。また、撮像制御を行える撮像装置自体(デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置)に適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 ビデオカメラ、101 交換レンズ、102 電子機器
Claims (7)
- レンズが装着された通信装置と通信する通信手段、
前記通信装置から前記レンズの固有情報を取得する情報取得手段、
前記固有情報に所定の情報が含まれているかどうかを判別する判別手段、
前記レンズのズーム速度制御を実行するための表示を行う表示手段、
を持ち、
前記情報取得手段にて前記通信装置から前記レンズの固有情報を取得し、前記判別手段にて前記固有情報に所定の情報が含まれている場合に前記表示手段にて前記レンズのズーム速度制御を実行するための表示を行うことを特徴とする電子機器。 - 前記所定の情報は電動ズームが可能かどうかを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記表示手段はタッチ位置に応じて電動ズーム速度を決定するためのスライダーを表示することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記表示手段は望遠方向に電動ズームを行う際の速度目盛を上向きに、また広角方向に電動ズームを行う際の速度目盛を下向きに表示することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- レンズを装着する装着部、
前記装着部にレンズが装着されたことを検出する検出手段、
前記検出手段にて検出したレンズの種類を判別する判別手段
前記判別手段にて電動ズーム可能だと判別した場合に
電動ズームを実行可能な表示を行う表示手段を有することを特徴とする撮像制御装置。 - 前記表示手段はタッチ位置に応じて電動ズーム速度を決定するためのスライダーを表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像制御装置。
- 前記表示手段は望遠方向に電動ズームを行う際の速度目盛を上向きに、また広角方向に電動ズームを行う際の速度目盛を下向きに表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像制御装置。
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US10567663B2 (en) | 2017-02-14 | 2020-02-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus, control method therefore, and program communicating with an external device |
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