JP2016166728A - 燃焼器の燃料噴射装置用のエアシールド - Google Patents

燃焼器の燃料噴射装置用のエアシールド Download PDF

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Abstract

【課題】燃料噴射装置への空気流を制御するエアシールドを提供すること。【解決手段】燃焼器(20)の噴射装置(32)用のエアシールド(100,200)は、第1の端部(101)から第2の端部(103)まで軸方向に延びる第1のセクション(102)と、エアシールドによって定められるチャンネル(112)と、を含む。チャンネルは、第2の端部(103)に近接した少なくとも1つの入口(120)を含む。少なくとも1つの入口(120)は、周囲の空気流(44)の一部であるチャンネル空気流(144)を受け取るよう構成されている。チャンネル(112)は、噴射装置(32)へのチャンネル空気流(144)の分配を制御するよう構成されている。【選択図】 図1

Description

本開示の分野は、全体的に、回転機械の燃焼器のための燃料噴射装置に関し、より詳細には、燃料噴射装置への空気流を制御するエアシールドに関する。
ガスタービンのような回転機械と共に使用される少なくとも一部の公知の燃焼器は、一次燃料ノズルから下流側に配置され、「遅延希薄噴射装置」と呼ばれることが多い少なくとも1つの二次燃料噴射装置を含む。少なくとも一部の公知の遅延希薄噴射装置は、圧縮機吐出ケーシングからのような供給空気と供給燃料とを混合する。しかしながら、このような供給空気は、一部の作動条件下で望ましい安定しておらず、又は均一ではない可能性があり、少量の燃料が遅延希薄噴射装置を通って燃焼器の外部に漏洩する可能性がある。
米国特許第8,601,820号明細書
1つの態様において、燃焼器の噴射装置用のエアシールドが提供される。エアシールドは、第1の端部から第2の端部まで軸方向に延びる第1のセクションと、エアシールドによって定められるチャンネルと、を含む。チャンネルは、第2の端部に近接した少なくとも1つの入口を含む。少なくとも1つの入口は、周囲の空気流の一部であるチャンネル空気流を受け取るよう構成されている。チャンネルは、噴射装置へのチャンネル空気流の分配を制御するよう構成されている。
別の態様において、ガスタービン用の燃焼器が提供される。燃焼器は、一次燃焼ゾーンを定めるライナと、ライナを実質的に囲むスリーブと、を含む。燃焼器はまた、一次燃焼ゾーンから下流側にあり流れ連通した二次燃焼ゾーンと、二次燃焼ゾーンから上流側で上記スリーブに結合された噴射装置とを含む。噴射装置は、一次燃焼ゾーンと流れ連通した少なくとも1つの移送管を含む。燃焼器は更に、エアシールドを含む。エアシールドは、第1の端部から第2の端部まで軸方向に延びる第1のセクションと、エアシールドによって定められるチャンネルと、を含む。チャンネルは、第2の端部に近接した少なくとも1つの入口を含む。少なくとも1つの入口は、燃焼器の周囲の空気流の一部であるチャンネル空気流を受け取るよう構成される。チャンネルは、噴射装置へのチャンネル空気流の分配を制御するよう構成されている。
例示的なガスタービンの概略図。 図1の例示的なガスタービンと共に用いることができる例示的な燃焼器の概略断面図。 図2の例示的な燃焼器に結合されたエアシールドの第1の例示的な実施形態の斜視図。 図3の第1の例示的なエアシールドによって覆われる噴射装置の第1の実施形態の概略断面図。 図3及び4に示される第1の例示的なエアシールドの別の斜視図。 図2に示す燃焼器に結合され、噴射装置の第2の実施形態を覆うエアシールドの第2の例示的な実施形態の斜視図。 図6に示す噴射装置の第2の実施形態を覆う第2の例示的なエアシールドの概略断面図。 図1に示す例示的なガスタービンのようなガスタービン用の燃焼器を組み立てる例示的な方法のフロー図。
本明細書で記載される例示的な方法及びシステムは、回転機械の燃焼器用の公知の遅延希薄噴射装置に関連する欠点の少なくとも一部を解消する。本明細書で記載される実施形態は、遅延希薄噴射装置を覆うよう構成されたエアシールドを含む。エアシールドは、遅延希薄噴射装置への空気流の分配を制御するチャンネルを定める。例えば、エアシールドは、遅延希薄噴射装置の入口内への対称的流れを可能にし、遅延希薄噴射装置における燃料/空気混合及び流れの均一性を改善するようにチャンネル中の空気流を分布させる形状にすることができる。その上、エアシールドは、遅延希薄噴射装置への燃料供給ラインの少なくとも一部を密閉することができる。
図1は、本開示のエアシールドの実施形態を用いることができる例示的なガスタービン10の概略図である。例示的な1つの実施形態において、ガスタービン10は、吸気セクション12と、吸気セクション12から下流側に結合された圧縮機セクション14と、圧縮機セクション14から下流側に結合された燃焼器セクション16と、燃焼器セクション16から下流側に結合されたタービンセクション18とを含む。
タービンセクション18は、ロータシャフト17を介して圧縮機セクション14に結合される。本明細書で使用される場合、用語「結合する」は、構成要素間の直接的な機械、電気、及び/又は通信接続に限定されず、複数の構成要素間の間接的な機械、電気、及び/又は通信接続をも含むことができる点に留意されたい。ガスタービン10の作動中、吸気セクション12は、圧縮機セクション14に向けて空気を送る。圧縮機セクション14は、空気を圧縮して高圧高温にし、圧縮した空気を燃焼器セクション16に向けて吐出する。燃焼器セクション16において、圧縮空気が燃料と混合及び点火されて、燃焼ガスを発生し、この燃焼ガスは、タービンセクション18に向けて送られる。より具体的には、燃焼器セクション16は、少なくとも1つの燃焼器20を含み、この燃焼器20において、燃料(例えば、天然ガス及び/又は燃料オイル)が空気流に噴射され、燃料空気混合気が点火されて高温の燃焼ガスが発生し、この燃焼ガスがタービンセクション18に向けて送られる。
燃焼ガスがタービンセクション18内のロータシャフト17に結合された少なくとも1つのロータブレード19に回転エネルギーを与えると、タービンセクション18は、燃焼ガスストリームからの熱エネルギーを機械的回転エネルギーに変換する。ロータシャフト17は、限定ではないが、発電機及び/又は機械駆動装置用途などの負荷(図示せず)に結合することができる。排出燃焼ガスは、タービンセクション18から流出する。
図2は、ガスタービン10と共に用いることができる燃焼器20の例示的な実施形態の概略断面図である。本開示の実施形態は、燃焼器20に関して説明されるが、代替の実施形態では、燃焼器20は、本開示の実施形態が本明細書で記載されるように機能することを可能にする何らかの好適な燃焼器とすることができる。例示の実施形態において、燃焼器20は、ヘッド端部22を含む。ライナ24は、ヘッド端部22から反対側の後方端部46まで燃焼器20の長手方向軸線40に対して軸方向に延びる。ライナ24は、スリーブ26によって実質的に囲まれる。加えて、ヘッド端部22に近接したスリーブ26の前方部分45は、スリーブハウジング30により囲まれる。ライナ24はまた、長手方向軸線40の周りに円周方向に延びて、一次燃焼ゾーン23をほぼ定める。二次燃焼ゾーン33は、一次燃焼ゾーン23から下流側に延びて流れ連通している。
ヘッド端部22は、一次燃焼ゾーン23内での燃焼において何らかの好適な方式で燃料と空気を混合するよう構成された複数の一次燃料ノズル21を含む。一次燃焼ゾーン23における燃料及び空気の混合気の燃焼により燃焼ガスが生成され、該燃焼ガスは、二次燃焼ゾーン33に流入し、タービンセクション18(図1に示す)に向けて送られる。
燃焼器20はまた、少なくとも1つの二次又は遅延希薄噴射装置32を含む。例示の実施形態において、各少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、二次燃焼ゾーン33から上流側でスリーブ26に結合される。特定の実施形態において、少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、ライナ24の周りに円周方向に離間して配置された複数の遅延希薄噴射装置32である。各少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、対応する燃料供給ライン29から燃料を受け取る。1つの実施形態において、各燃料供給ライン29は、スリーブハウジング30の半径方向外面及びスリーブ26の半径方向外面に沿って対応する遅延希薄噴射装置32までほぼ軸方向に延びる。代替の実施形態において、燃料供給ライン29は、スリーブハウジング30及びスリーブ26のうちの少なくとも一方内に少なくとも部分的に定めることができる。加えて又は代替として、燃料供給ライン29は、スリーブハウジング30及びスリーブ26のうちの少なくとも一方から半径方向外向きに少なくとも部分的にオフセットすることができる。
各少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、燃料供給ライン29から送給された燃料と、燃焼器20を囲む空気流44から吸い込まれた空気とを混合するよう構成される。特定の実施形態において、周囲の空気流44は、圧縮機セクション14(図1に示す)から供給される圧縮空気流である。その上、各少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、一次燃焼ゾーン23と流れ連通した少なくとも1つの移送管34を含む。少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、混合した燃料及び空気を少なくとも1つの移送管34を通じて一次燃焼ゾーン23に噴射するよう構成される。少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32によって噴射される燃料は、二次燃焼ゾーン33において燃焼する。
各少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、燃焼器20が本明細書で記載されるように機能することを可能にするあらゆる好適な設計のものとすることができる。例えば、限定ではないが、少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、ベルマウス形噴射装置、チューブインチューブ式噴射装置、スワール噴射装置、触媒リッチ噴射装置、及びシャワーヘッド型複数管噴射装置のうちの少なくとも1つとすることができる。
図3は、燃焼器20に結合されたエアシールド100の第1の例示的な実施形態の斜視図である。燃焼器20の例示した特定の実施形態は、単に例証の目的で使用されており、エアシールド100は、あらゆる好適な代替の燃焼器と共に用いることができる点を理解されたい。例示の実施形態において、少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、複数の円周方向に離間した遅延希薄噴射装置32であり、対応する複数の円周方向に離間したエアシールド100が燃焼器20に結合されて、各エアシールド100が対応する遅延希薄噴射装置32を覆うようにされる。例示の実施形態において、各エアシールド100は、複数の透過性のプラスチック材料から形成される。代替の実施形態において、エアシールド100は、あらゆる好適な材料から形成することができる。
各エアシールド100は、対応する遅延希薄噴射装置32に近接して配置されるよう構成された第1の端部101から、スリーブハウジング30に近接して配置されるよう構成された第2の端部103まで軸方向に延びる第1のセクション102を含む。特定の実施形態において、各エアシールド100は、対応する遅延希薄噴射装置32の直径の約1倍〜約3倍である最大距離を燃焼器20に沿って円周方向に延びる。特定の実施形態において、各エアシールド100は、対応する遅延希薄噴射装置32の直径の約2倍である最大距離を燃焼器20に沿って円周方向に延びる。代替の実施形態において、各エアシールド100は、対応する遅延希薄噴射装置32の直径の約3倍よりも大きい最大距離を燃焼器20に沿って円周方向に延びる。
エアシールド100は、燃焼器20にエアシールド100が結合されたときにチャンネル112を定める。チャンネル112は、周囲の空気流44の一部であるチャンネル空気流144を受け取り、該チャンネル空気流144を遅延希薄噴射装置32に分散するよう構成される。その上、エアシールド100は、所望の形式で遅延希薄噴射装置32へのチャンネル空気流144の分配を制御するチャンネル112を定める。
例えば、チャンネル112は、第1の端部101に近接した周囲空気流44からではなく、第2の端部103に近接した周囲空気流44から相当な部分のチャンネル空気流144を受け取るよう構成される。特定の実施形態において、第2の端部103に近接した周囲空気流44は、第1の端部101に近接した周囲空気流44と比べて相対的に動的ではない。従って、各チャンネル112は、対応する複数の円周方向に離間した遅延希薄噴射装置32の各々に比較的均一な空気流144を分配するよう構成される。
例示の実施形態において、第1のセクション102は、スリーブ26に結合され、エアシールド100はまた、スリーブハウジング30に結合された第2のセクション104を含む。第2のセクション104は、第1のセクション102と流れ連通している。代替の実施形態において、第2のセクション104は省略してもよい。また、例示の実施形態において、第1のセクション102は、第2の端部103に近接したネック部106と、ネック部106から延びるショルダー領域108のペアとを含む。第1のセクション102はまた、第1の端部101に近接した環状ドーム領域110を含み、該環状ドーム領域110は、遅延希薄噴射装置32から半径方向外向きに配置されるように構成される。エアシールド100のネック部106、ショルダー領域108のペア、及び環状ドーム領域110は更に、図4及び5に関して説明するように、遅延希薄噴射装置32へのチャンネル空気流144の分配を所望の形式で制御するためのチャンネル112を定める。
図4は、図3に示すようなエアシールド100により覆われた遅延希薄噴射装置32の第1の特定の実施形態の概略断面図である。例示の実施形態において、遅延希薄噴射装置32は、中心スピンドル入口146に加えて、ベルマルス形空気入口114を含む。チャンネル空気流144は、第2の端部103からチャンネル112内のベルマルス形空気入口114に接近する。環状ドーム領域110の影響が無視される場合には、チャンネル空気流144の不均衡な部分が、第2の端部103に近接したベルマルス形空気入口114のリム118の側部を越えて流れる傾向となり、これは、遅延希薄噴射装置32を通過する非対称の空気流を生じる傾向となる。このような非対称の空気流は、遅延希薄噴射装置32における燃料と空気の有効な混合を低下させる結果をもたらす傾向となる。
図4で分かるように、エアシールド100の環状ドーム領域110は更に、遅延希薄噴射装置32へのチャンネル空気流144の分配を制御するチャンネル112を定める。より具体的には、環状ドーム領域110は、遅延希薄噴射装置32を覆って実質的に中心に配置され、環状ドーム領域110のピーク部116がベルマルス形空気入口114のリム118の上に位置付けられるようなサイズにされる。従って、環状ドーム領域110によって定められるチャンネル112の一部は、エアシールド100の無い遅延希薄噴射装置と比べて、ベルマルス形空気入口114の外周付近で遅延希薄噴射装置32内にチャンネル空気流144を実質的に均一に分配し、遅延希薄噴射装置32を通るより対称的な空気流を生成するよう構成される。エアシールド100は、何らかの好適な遅延希薄噴射装置32と共に用いることができ、図4に示す遅延希薄噴射装置32の特定の実施形態と共に使用することに限定されない点は理解されたい。例えば、ピーク部116及びリム118の外周は、例示の実施形態ではほぼ円形であるが、他の好適な形状であってもよい点は理解されたい。別の実施例において、遅延希薄噴射装置32は例示の実施形態においてはスピンドル入口146を含むが、遅延希薄噴射装置32の特定の他の実施形態は、スピンドル入口146を含まない。
図5は、チャンネル112への少なくとも1つの入口120が例示されたエアシールド100の別の斜視図である。少なくとも1つの入口120は、チャンネル空気流144(図3に示す)として周囲空気44の一部を受け取るよう構成される。各少なくとも1つの入口120は、第2の端部103にほぼ近接して配置される。例示の実施形態において、各少なくとも1つの入口120は、ネック部106及びショルダー領域108のうちの少なくとも一方に配置される。
例示の実施形態において、少なくとも1つの入口120は、サイドウィンドウ122を含む。各サイドウィンドウ122は、対応するショルダー領域108に沿ったエアシールド100の第1のセクション102の側壁を通って定められる。少なくとも1つの入口120はまた、ネック部106の上壁を通って定められる少なくとも1つの上部ウィンドウ124を含むことができる。加えて、少なくとも1つの入口120は、各ショルダー領域108の上壁を通って定められる複数のアパーチャ126を含むことができ、また、ネック部106の上壁を通って定められる複数のアパーチャ128を含むことができる。少なくとも1つの入口120は更に、第2のセクションの壁を通って定められるアパーチャ又はウィンドウ130を含むことができる。例えば、例示の実施形態において、アパーチャ130は、燃料供給ライン29がチャンネル112内に延びる開口の周りに定められる。加えて又は代替として、少なくとも1つの入口120は、何らかの他の好適なウィンドウ、アパーチャ、チャンネル、又はチャンネル112への他のタイプの入口を含むことができる。
本開示の範囲から逸脱することなく、何れかのタイプ又は位置の入口120と他の何れかのタイプ又は位置の入口120と組み合わせて用いることができる点は理解されたい。例えば、特定の実施形態において、少なくとも1つの入口120は、サイドウィンドウ122及び上部ウィンドウ124を含み、アパーチャ126,128及び130を含まない。別の実施例において、代替の実施形態では、少なくとも1つの入口120は、サイドウィンドウ122とアパーチャ126,128を含み、上部ウィンドウ124とアパーチャ130を含まない。一般に、入口120のタイプ及び数は、所望の形式での遅延希薄噴射装置32(図3に示す)へのチャンネル空気流144の分布を更に制御するように選ぶことができる。例えば、アパーチャ126は、ショルダー領域108付近に追加のチャンネル空気流144を入力して、ショルダー領域108付近でチャンネル空気流144が分離する傾向を補償するのに用いることができる。同様に、上部ウィンドウ124及びアパーチャ128のうちの少なくとも1つは、チャンネル空気流144をエアシールド100の側壁に近接して押し込むのに用いることができる。別の実施例において、上部ウィンドウ124及びアパーチャ128のうちの少なくとも1つのサイズに対するサイドウィンドウ122のサイズは、チャンネル空気流144が遅延希薄噴射装置32に接近したときのチャンネル空気流144の非軸方向成分を低減するように選ぶことができる。
特定の実施形態において、エアシールド100は、遅延希薄噴射装置32から漏出する何らかの燃料を取り込むよう構成される。より具体的には、チャンネル112は、漏出した燃料を遅延希薄噴射装置32を通じて一次燃焼ゾーン23に戻すのに十分な遅延希薄噴射装置32に向かう速度をチャンネル空気流144が発現させるように構成される。この速度のチャンネル空気流144により、漏出した燃料が少なくとも1つの入口120を通ってチャンネル112から流出するのが阻止される。
例示の実施形態において、第1のセクション102は、第2の端部103において、第2のセクション104の上を少なくとも部分的に延びるよう構成された入れ子部分134を含む。より具体的には、入れ子部分134は、長手方向軸線40(図2に示す)にほぼ平行な方向で第2のセクション104の上を滑動するように構成され、その結果、エアシールド100が、スリーブ26とスリーブハウジング30との間の長手方向軸線40に平行な相対移動に適応するようになる。例えば、特定の実施形態において、ガスタービン10の作動が開始すると、スリーブ26は、スリーブハウジング30に対してヘッド端部22に向かって拡張する。第1のセクション102はスリーブ26に結合されているので、第1のセクション102は、第2のセクション104に向かって移動する。入れ子部分134は、チャンネル112の保全性を維持するため、第2のセクション104の上をヘッド端部22に向けて滑動する。ガスタービン10の作動が停止すると、スリーブ26は、スリーブハウジング30から後退し、入れ子部分134は、チャンネル112の保全性を維持するため、第2のセクション104の上をヘッド端部22から離れて滑動する。代替の実施形態では、第1のセクション102は、入れ子部分134を含まない。
図3及び5を参照すると、例示の実施形態において、エアシールド100は、対応する燃料供給ライン29の少なくとも一部を密閉するよう構成される。特定の実施形態において、エアシールド100は、燃焼器の配送、設置、及び保守整備のうちの少なくとも1つの間の損傷から燃料供給ライン29を保護するよう構成される。例えば、エアシールド100は、他の場合では燃料供給ライン29を損傷させる可能性がある偶発的衝撃を吸収するのに好適な強度及び剛性を有することができる。代替の実施形態では、エアシールド100は、対応する燃料供給ライン29の少なくとも一部を密閉するよう構成されていない。
図6は、燃焼器20に結合され、遅延希薄噴射装置32の第2の特定の実施形態を覆うエアシールド200の第2の例示的な実施形態の斜視図であり、図7はその概略断面図である。上述のように、少なくとも1つの遅延希薄噴射装置32は、複数の円周方向に離間した遅延希薄噴射装置32とすることができ、対応する複数の円周方向に離間したエアシールド200は、各エアシールド200が対応する遅延希薄噴射装置32を覆うように燃焼器20に結合することができる。各エアシールド200は、一般に、エアシールド100について上述したものと同様の軸方向及び円周方向範囲を有する。
図6及び7を参照すると、エアシールド200は、幾つかの点でエアシールド100と実質的に同様であり、同様の特徴要素には同じ参照符号が与えられる。例えば、エアシールド200は、第1の端部101から第2の端部103まで延び、周囲の空気流44の一部であるチャンネル空気流144を受け取るよう構成されたチャンネル112を定め、第1の端部101ではなく第2の端部103に近接した周囲の空気流44からチャンネル空気流144の相当部分を受け取るよう構成されている。加えて、エアシールド200は、スリーブ26に結合された第1のセクション102と、任意選択的に、スリーブハウジング30に結合された第2のセクション104とを含む。例示の実施形態において、第1のセクション102は、第2の端部103に近接したネック部106と、ネック部106から延びるショルダー領域108のペアと、少なくとも1つの入口120と、任意選択的に入れ子部分134とを含む。例示の実施形態において、少なくとも1つの入口120は、サイドウィンドウ122及び上部ウィンドウ124を含むが、代替の実施形態では、エアシールド100に関して上記で説明したように、あらゆる好適な入口120の組み合わせを用いることができる。同様に、例示の実施形態において、エアシールド200は、対応する燃料供給ライン29の少なくとも一部を密閉するよう構成されているが、代替の実施形態では、エアシールド200は、対応する燃料供給ライン29の少なくとも一部を密閉するよう構成されていない。
上述のように、遅延希薄噴射装置32は、混合した燃料及び空気を少なくとも1つの移送管34を通じて一次燃焼ゾーン23(図2に示す)に噴射するよう構成される。図6及び7の例示の実施形態において、遅延希薄噴射装置32は、スピンドル入口246に加えて、スワール入口214を含む。スワール入口214は、スワール入口214の中心軸線220の周りに円周方向に離間した複数のベーン216を含む。中心軸線220は、エアシールド200が燃焼器20に結合されたときに、スリーブ26の表面に対して垂直であるように定められる。各ベーン216は、該ベーンを貫通して中心軸線220から延びる半径方向線222に対してベーン角226の向きにされる。特定の実施形態において、スワール入口214により与えられるスワールは、遅延希薄噴射装置32による燃料及び空気の混合を改善する。
例示の実施形態において、エアシールド200は、第1の端部101に近接したスクロール領域232を含み、該スクロール領域232は、遅延希薄噴射装置32から半径方向外向きに配置されるよう構成される。エアシールド200はまた、スクロール領域232と第2の端部103との間に配置される移行領域230を含む。スクロール領域232は、エアシールド200が燃焼器20に結合されたときに、中心軸線220上に位置するよう構成された中心点236から測定した半径234により定められる。半径234は、複数のそれぞれの位置において図6に例示されるように、全体的にスワール入口214の周りで弓状経路に沿って減少している。例示の実施形態において、半径234は、全体的に、スクロール領域232が移行領域230と交差する位置に近接した最大値から減少している。スクロール領域232、移行領域230、ネック部106、及びショルダー領域108のペアは、流れ連通しており、本明細書で記載されるように、所望の方式で遅延希薄噴射装置32へのチャンネル空気流144の分配を制御するチャンネル112を定める。
チャンネル空気流144は、第2の端部103からチャンネル112内のスワール入口214に接近する。スクロール領域232の影響が無視される場合には、チャンネル空気流144の不均衡な部分が、ベーン角226に対して有意に変化するある角度範囲にて複数のベーン216のうちの特定のベーンに衝突する傾向となり、これは、スワール入口214の外周付近の入口速度の有意な変化をもたらし、遅延希薄噴射装置32を通過する非対称の空気流を生じる傾向となる。このような非対称の空気流は、遅延希薄噴射装置32における燃料と空気の有効な混合を低下させる結果をもたらす傾向となる。
図6で分かるように、スワール入口214の周りの弓状経路に沿った半径234の全体的な減少は、チャンネル空気流144にプリスワール(予旋回)を与える傾向をもたらす。従って、スクロール領域232は、空気流144が各ベーン216に衝突する角度の変動が減少するような形状にされる。その上、例示の実施形態において、移行領域230は、第2の端部103に近接した略軸方向速度から、スワール入口214にほぼ接線方向で遅延希薄噴射装置32に近接する速度までチャンネル空気流144を移行させるような形状にされる。従って、移行領域230は、空気流144が各ベーン216に衝突する角度の変動を減少させるようスクロール領域232と協働する。
例示の実施形態において、ベーン216は、スワール入口214が中心軸線220の周りで反時計周りのスワールを与えるように構成されるような向きのベーン角226を有し、半径234は、チャンネル空気流144に対してこれに応じた反時計回りのプリスワールを与えるようにスワール入口214の周りにこれに応じた反時計回りの経路に沿って減少する。その上、移行領域230は、チャンネル空気流144を反時計回りの接線速度に移行できるような向きにされる。代替の実施形態(図示せず)では、ベーン216は、スワール入口214が中心軸線220の周りで時計周りのスワールを与えるように構成されるような反対向きのベーン角226を有し、半径234は、チャンネル空気流144に対してこれに応じた時計回りのプリスワールを与えるようにスワール入口214の周りにこれに応じた時計回りの経路に沿って減少し、移行領域230は、チャンネル空気流144を時計回りの接線速度に移行できるような向きにされる。
従って、スクロール領域232によって及び任意選択的には移行領域230によっても定められるチャンネル112の一部は、エアシールド200を有していない遅延希薄噴射装置と比べて、スワール入口214の外周付近で遅延希薄噴射装置32に実質的に均一にチャンネル空気流144を分配して、遅延希薄噴射装置32を通過するより対称的な空気流が生成されるよう構成される。エアシールド200は、何らかの好適な遅延希薄噴射装置32と共に用いることができ、図6及び7に示す遅延希薄噴射装置32の特定の実施形態と共に使用することに限定されない点は理解されたい。
図8には、ガスタービン(ガスタービン10など)用の燃焼器(燃焼器20など)を組み立てる例示的な方法800が示される。図1〜7を参照すると、方法800は、エアシールド(エアシールド100又はエアシールド200など)の第1の端部(第1の端部101など)を噴射装置(遅延希薄噴射装置32など)に近接して配置するステップを含む。方法800はまた、エアシールドの第2の端部(第2の端部103など)を第1の端部の上流側に配置するステップ804を含む。方法800は更に、チャンネル(チャンネル112など)が定められるようにエアシールドをスリーブ(スリーブ26など)に結合するステップ806を含む。チャンネルは、チャンネル空気流(チャンネル空気流144など)の噴射装置への分配を制御するよう構成される。チャンネルは、第2の端部に近接して少なくとも1つの入口(少なくとも1つの入口120)を有する。少なくとも1つの入口は、チャンネル空気流として燃焼器の周囲の空気流(周囲の空気流44など)の一部を受け取るよう構成される。
特定の実施形態において、エアシールドをスリーブに結合するステップ806は更に、チャンネル空気流を噴射装置のベルマウス形空気入口114又はスワール入口214などの入口の外周の周りに実質的に均一に分配するようチャンネルが更に構成されるようにエアシールドを結合するステップ808を含む。エアシールドは、第1の端部に近接した環状ドーム領域(環状ドーム領域110など)を有することができ、方法800は更に、噴射装置の入口のリム(リム118)の上に環状ドーム領域のピーク部(ピーク部116など)を位置付けるステップ810を含むことができる。代替として又はこれに加えて、エアシールドは、第1の端部に近接したスクロール領域(スクロール領域232など)を含むことができ、エアシールドをスリーブに結合するステップ806は更に、スクロール領域の半径が噴射装置の入口の周りの弓状経路に沿って全体的に減少するようにエアシールドを結合するステップ812を含むことができる。特定の実施形態において、エアシールドをスリーブに結合するステップ806は更に、エアシールド内で噴射装置への燃料供給ライン(燃料供給ライン29など)の少なくとも一部を密閉するステップ814を含む。
燃焼器の遅延希薄噴射装置を覆うように構成されたエアシールドの例示的な実施形態について、上記で詳細に説明した。本実施形態は、遅延希薄噴射装置への空気流の分配を制御する上で利点を提供する。例えば、エアシールドは、遅延希薄噴射装置の入口への対称的流れを可能にして、遅延希薄噴射装置における燃料/空気の混合及び流れの均一性を改善できるような形状にすることができる。本実施形態はまた、エアシールドが燃料供給ラインの少なくとも一部を密閉して、例えば、燃焼器の配送、設置、及び保守整備の間に燃料供給ラインを保護することができる。
本明細書で記載される方法及びシステムは、本明細書で記載される特定の実施形態に限定されない。例えば、各システムの構成要素及び/又は各方法のステップは、本明細書で記載される他の構成要素及び/又はステップから独立して別個に使用及び/又は実施することができる。加えて、各構成要素及び/又はステップはまた、他の組立体及び方法と共に使用及び/又は実施することができる。
様々な特定の実施形態に関して本開示を説明してきたが、本開示の技術的思想から逸脱することなく、種々の変更を実施することができることは、当業者出あれば理解されるであろう。本発明の種々の実施形態の特定の特徴は一部の図面で示され、他の図面では示されない場合があるが、これは便宜上のことに過ぎない。更に、本明細書における「1つの実施形態」という表現は、記載された特徴要素が同様に組み込まれた追加の実施形態の存在を排除するものとして解釈することを意図したものではない。本開示の原理によれば、図面の何れかの特徴は、他の何れかの図面のあらゆる特徴と組み合わせて言及し及び/又は特許請求することができる。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
燃焼器の噴射装置のためのエアシールドであって、第1の端部から第2の端部まで軸方向に延びる第1のセクションと、上記第2の端部に近接した少なくとも1つの入口を含む、上記エアシールドによって定められるチャンネルと、を備え、上記少なくとも1つの入口が、周囲の空気流の一部であるチャンネル空気流を受け取るよう構成され、上記チャンネルが、上記噴射装置への上記チャンネル空気流の分配を制御するよう構成されている、エアシールド
[実施態様2]
上記第1のセクションが、上記第2の端部に近接したネック部と、上記ネック部から延びるショルダー領域のペアとを含み、上記少なくとも1つの入口が、上記ネック部及び上記ショルダー領域のうちの少なくとも一方上に配置される、実施態様1に記載のエアシールド。
[実施態様3]
上記少なくとも1つの入口が、上記ショルダー領域の各々の付近にそれぞれのアパーチャを含む、実施態様2に記載のエアシールド。
[実施態様4]
上記チャンネルが更に、上記噴射装置の入口の外周の周りで実質的に均一に上記チャンネル空気流を分配するよう構成されている、実施態様1に記載のエアシールド。
[実施態様5]
上記エアシールドが更に、上記第1の端部に近接した環状ドーム領域を備え、該環状ドーム領域が、上記噴射装置の入口のリムの上に位置付けられるように構成されたピーク部を含む、実施態様4に記載のエアシールド。
[実施態様6]
上記エアシールドが更に、上記第1の端部に近接したスクロール領域を備え、該スクロール領域が、上記噴射装置の入口の周りに位置するよう構成された弓状経路に沿って全体的に減少する半径により定められる、実施態様4に記載のエアシールド。
[実施態様7]
上記エアシールドが更に、上記噴射装置の入口にほぼ接線方向で上記噴射装置に近接する速度まで上記チャンネル空気流を移行させるような形状にされた移行領域を備える、実施態様6に記載のエアシールド。
[実施態様8]
上記エアシールドが、上記噴射装置への燃料供給ラインの少なくとも一部を密閉するよう構成されている、実施態様1に記載のエアシールド。
[実施態様9]
上記エアシールドが更に、第2のセクションを備え、上記第1のセクションが、上記第2のセクションの上を少なくとも部分的に延びるように構成された上記第2の端部にて入れ子部分を含む、実施態様1に記載のエアシールド。
[実施態様10]
上記エアシールドが、上記噴射装置の直径の約1倍から約3倍である最大距離を上記燃焼器に沿って円周方向に延びるように構成される、実施態様1に記載のエアシールド。
[実施態様11]
ガスタービン用の燃焼器であって、一次燃焼ゾーンを定めるライナと、上記ライナを実質的に囲むスリーブと、上記一次燃焼ゾーンから下流側にあり流れ連通した二次燃焼ゾーンと、上記二次燃焼ゾーンから上流側で上記スリーブに結合され且つ上記一次燃焼ゾーンと流れ連通した少なくとも1つの移送管を含む噴射装置と、エアシールドとを備え、該エアシールドが、第1の端部から第2の端部まで軸方向に延びる第1のセクションと、上記第2の端部に近接した少なくとも1つの入口を含む、上記エアシールドによって定められるチャンネルと、を備え、上記少なくとも1つの入口が、燃焼器の周囲の空気流の一部であるチャンネル空気流を受け取るよう構成され、上記チャンネルが、上記噴射装置への上記チャンネル空気流の分配を制御するよう構成されている、ガスタービン用の燃焼器。
[実施態様12]
上記第1のセクションが、上記第2の端部に近接したネック部と、上記ネック部から延びるショルダー領域のペアとを含み、上記少なくとも1つの入口が、上記ネック部及び上記ショルダー領域のうちの少なくとも一方上に配置される、実施態様11に記載のエアシールド。
[実施態様13]
上記少なくとも1つの入口が、上記ショルダー領域の各々の付近にそれぞれのアパーチャを含む、実施態様2に記載のエアシールド。
[実施態様14]
上記チャンネルが更に、上記噴射装置の入口の外周の周りで実質的に均一に上記チャンネル空気流を分配するよう構成されている、実施態様11に記載のエアシールド。
[実施態様15]
上記エアシールドが更に、上記第1の端部に近接した環状ドーム領域を備え、該環状ドーム領域が、上記噴射装置の入口のリムの上に位置付けられるように構成されたピーク部を含む、実施態様14に記載のエアシールド。
[実施態様16]
上記エアシールドが更に、上記第1の端部に近接したスクロール領域を備え、該スクロール領域が、上記噴射装置の入口の周りに位置するよう構成された弓状経路に沿って全体的に減少する半径により定められる、実施態様14に記載のエアシールド。
[実施態様17]
上記エアシールドが更に、上記噴射装置の入口にほぼ接線方向で上記噴射装置に近接する速度まで上記チャンネル空気流を移行させるような形状にされた移行領域を備える、実施態様16に記載のエアシールド。
[実施態様18]
上記エアシールドが、上記噴射装置への燃料供給ラインの少なくとも一部を密閉するよう構成されている、実施態様11に記載のエアシールド。
[実施態様19]
上記エアシールドが更に、第2のセクションを備え、上記第1のセクションが、上記第2のセクションの上を少なくとも部分的に延びるように構成された上記第2の端部にて入れ子部分を含む、実施態様11に記載のエアシールド。
[実施態様20]
上記エアシールドが、上記噴射装置の直径の約1倍から約3倍である最大距離を上記燃焼器に沿って円周方向に延びるように構成される、実施態様11に記載のエアシールド。
10 ガスタービン
12 吸気セクション
14 圧縮機セクション
16 燃焼器セクション
17 ロータシャフト
18 タービンセクション
19 少なくとも1つのロータブレード
20 燃焼器
21 一次燃料ノズル
22 ヘッド端部
23 一次燃焼ゾーン
24 ライナ
26 スリーブ
29 燃料供給ライン
30 スリーブハウジング
32 遅延希薄噴射装置
33 二次燃焼ゾーン
34 少なくとも1つの移送管
40 長手方向軸線
44 周囲の空気流
45 前方部分
46 後方端部
100 エアシールド
101 第1の端部
102 第1のセクション
103 第2の端部
104 第2のセクション
106 ネック部
108 ショルダー領域
110 環状ドーム領域
112 チャンネル
114 ベルマウス形空気入口
116 ピーク部
118 リム
120 少なくとも1つの入口
122 サイドウィンドウ
124 上部ウィンドウ
126 複数のアパーチャ
128 複数のアパーチャ
130 アパーチャ
134 入れ子部分
144 チャンネル空気流
146 スピンドル入口
200 エアシールド
214 スワール入口
216 複数のベーン
220 中心軸線
222 半径方向線
226 ベーン角
230 移行領域
232 スクロール領域
234 半径
236 中心点
246 スピンドル入口
800 方法
802 配置ステップ
804 配置ステップ
806 結合ステップ
808 結合ステップ
810 位置付けステップ
812 結合ステップ
814 密閉ステップ

Claims (10)

  1. 燃焼器(20)の噴射装置(32)のためのエアシールド(100,200)であって、
    第1の端部(101)から第2の端部(103)まで軸方向に延びる第1のセクション(102)と、
    前記第2の端部(103)に近接した少なくとも1つの入口(120)を含む、前記エアシールドによって定められるチャンネル(112)と、
    を備え、前記少なくとも1つの入口が、周囲の空気流(44)の一部であるチャンネル空気流(144)を受け取るよう構成され、前記チャンネルが、前記噴射装置への前記チャンネル空気流の分配を制御するよう構成されている、エアシールド(100,200)
  2. 前記第1のセクション(102)が、前記第2の端部(103)に近接したネック部(106)と、前記ネック部から延びるショルダー領域(108)のペアとを含み、前記少なくとも1つの入口(120)が、前記ネック部及び前記ショルダー領域のうちの少なくとも一方上に配置される、請求項1に記載のエアシールド(100,200)。
  3. 前記少なくとも1つの入口が、前記ショルダー領域の各々の付近にそれぞれのアパーチャを含む、請求項2に記載のエアシールド(100,200)。
  4. 前記チャンネル(112)が更に、前記噴射装置(32)の入口(114,214)の外周の周りで実質的に均一に前記チャンネル空気流(144)を分配するよう構成されている、請求項1に記載のエアシールド(100,200)。
  5. 前記エアシールドが更に、前記第1の端部(101)に近接した環状ドーム領域(110)を備え、該環状ドーム領域が、前記噴射装置(32)の入口(114)のリム(118)の上に位置付けられるように構成されたピーク部(116)を含む、請求項4に記載のエアシールド(100,200)。
  6. 前記エアシールドが更に、前記第1の端部(101)に近接したスクロール領域(232)を備え、該スクロール領域が、前記噴射装置の入口(214)の周りに位置するよう構成された弓状経路に沿って全体的に減少する半径(234)により定められる、請求項4に記載のエアシールド(100,200)。
  7. 前記エアシールドが更に、前記噴射装置の入口(214)にほぼ接線方向で前記噴射装置(32)に近接する速度まで前記チャンネル空気流(144)を移行させるような形状にされた移行領域(230)を備える、請求項6に記載のエアシールド(100,200)。
  8. 前記エアシールドが、前記噴射装置(32)への燃料供給ライン(29)の少なくとも一部を密閉するよう構成されている、請求項1に記載のエアシールド(100,200)。
  9. 前記エアシールドが更に、第2のセクション(104)を備え、前記第1のセクション(102)が、前記第2のセクションの上を少なくとも部分的に延びるように構成された前記第2の端部にて入れ子部分(134)を含む、請求項1に記載のエアシールド(100,200)。
  10. 前記エアシールドが、前記噴射装置(32)の直径の約1倍から約3倍である最大距離を前記燃焼器(20)に沿って円周方向に延びるように構成される、請求項1に記載のエアシールド(100,200)。
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