JP2016166452A - Hot water washing toilet seat device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、温水洗浄便座装置に関する。 The present invention relates to a warm water cleaning toilet seat device.
温水洗浄便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図2に示されているように、温水洗浄便座装置は、人体局部を洗浄するための洗浄水を吐出するノズル4を進退可能に収容するシリンダ5、洗浄水を排出してノズル4に供給される洗浄水の水圧を調整するリリーフ弁7a、シリンダ5を配設されたベースプレート2に形成され、リリーフ弁7aから排出された洗浄水であるリリーフ水を貯留する貯水部8、および、貯水部8からリリーフ水を放出する放水部8cを備えている。放水部8cから放出されたリリーフ水は、ノズル4およびシリンダ5の先端面に沿って流れることにより、ノズル4およびシリンダ5の先端面を洗浄する。
As a type of warm water washing toilet seat device, one shown in Patent Document 1 is known. As shown in FIG. 2 of Patent Document 1, the warm water cleaning toilet seat device includes a cylinder 5 that accommodates a nozzle 4 that discharges cleaning water for cleaning a human body part so as to advance and retreat, a nozzle that discharges cleaning water and discharges the cleaning water. A relief valve 7a for adjusting the pressure of the wash water supplied to 4, a
しかしながら特許文献1の温水洗浄便座装置においては、リリーフ水がシリンダ5の先端部側面に沿って流れていないため、シリンダ5の先端面に比べて、シリンダ5の先端部側面における清潔性が低下する。また、シリンダ5の先端部の側面における清潔性を向上させるために、特許文献1の図5に示す温水洗浄便座装置においては、ホースを用いてリリーフ水をシリンダ5の先端部側面に放出させている。この場合、ホースを追加する必要があるため、部品点数が多くなることにより、温水洗浄便座装置の高コスト化を招く。 However, in the warm water washing toilet seat device of Patent Document 1, since the relief water does not flow along the side surface of the front end portion of the cylinder 5, the cleanliness on the side surface of the front end portion of the cylinder 5 is lower than the front end surface of the cylinder 5. . In order to improve the cleanliness of the side surface of the tip of the cylinder 5, in the warm water washing toilet seat device shown in FIG. 5 of Patent Document 1, the relief water is discharged to the side of the tip of the cylinder 5 using a hose. Yes. In this case, since it is necessary to add a hose, the number of parts increases, resulting in an increase in cost of the warm water cleaning toilet seat device.
そこで、本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、比較的低コストにてノズル装置の清潔性の向上を図ることを目的とする。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to improve the cleanliness of the nozzle device at a relatively low cost.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る温水洗浄便座装置は、水源から供給された洗浄水を噴出することにより人体局部の洗浄を行うノズルを有するノズル装置と、便鉢部を有する便器に取り付けられ、便座を保持するとともに、ノズル装置を収納するケーシングと、ケーシング内にて水源とノズル装置との間に配設され、水源から供給された洗浄水を排出することにより、ノズル装置に供給される洗浄水の圧力を調節するリリーフバルブと、ケーシングの底部に形成され、リリーフバルブによって排出された洗浄水であるリリーフ水を用いて、ノズルの被洗浄部の洗浄を行うノズル洗浄部と、を備えた温水洗浄便座装置であって、ノズル洗浄部は、リリーフ水をノズルの被洗浄部に沿って流通させることにより、被洗浄部の洗浄を行う洗浄部と、リリーフ水を洗浄部に向かって流れるように案内する案内部と、を備え、洗浄部は、案内部を流れるリリーフ水を被洗浄部の一方側から洗浄部内に導入する第一導入部と、案内部を流れるリリーフ水を被洗浄部の他方側から洗浄部内に導入する第二導入部と、洗浄部内から便鉢部に向けて開口し、被洗浄部を洗浄したリリーフ水を便鉢部に導出する導出部と、を備えている。 In order to solve the above problems, a warm water cleaning toilet seat device according to claim 1 is a nozzle device having a nozzle for cleaning a human body part by ejecting cleaning water supplied from a water source, and a toilet bowl having a toilet bowl portion. The nozzle device is attached to the nozzle device, holds the toilet seat, is disposed between the water source and the nozzle device in the casing, and discharges the washing water supplied from the water source. A relief valve that adjusts the pressure of the supplied cleaning water, and a nozzle cleaning unit that is formed at the bottom of the casing and that uses the relief water that is the cleaning water discharged by the relief valve to clean the cleaned part of the nozzle. The nozzle cleaning unit performs cleaning of the portion to be cleaned by circulating relief water along the portion to be cleaned of the nozzle. A first introduction for introducing the relief water flowing through the guide portion into the washing portion from one side of the portion to be washed; and a cleaning portion for guiding the relief water to flow toward the washing portion. And a second introduction part for introducing relief water flowing through the guide part into the cleaning part from the other side of the part to be cleaned, and an opening from the cleaning part toward the toilet bowl, And a derivation unit that leads out to the bowl part.
これによれば、リリーフ水は、洗浄部に、ノズルの被洗浄部の一方側および他方側から導入され、ノズルの被洗浄部に沿って流通する。よって、ノズルの被洗浄部全体を確実に洗浄することができる。また、ノズル洗浄部は、ホース等の部材を用いることなくケーシングの底部に形成されているため、温水洗浄便座装置の部品点数が増加しない。したがって、従来技術の温水洗浄便座装置に比べて、低コストにてノズル装置の清潔性の向上を図ることができる。 According to this, relief water is introduce | transduced into the washing | cleaning part from the one side and the other side of the to-be-cleaned part of a nozzle, and distribute | circulates along the to-be-cleaned part of a nozzle. Therefore, the entire portion to be cleaned of the nozzle can be reliably cleaned. Moreover, since the nozzle washing | cleaning part is formed in the bottom part of a casing, without using members, such as a hose, the number of parts of a warm water washing toilet seat apparatus does not increase. Therefore, the cleanliness of the nozzle device can be improved at a lower cost compared to the conventional warm water cleaning toilet seat device.
以下、本発明による温水洗浄便座装置1の一実施形態について説明する。本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の上方および下方とし、同じく右下側および左上側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の前方および後方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ温水洗浄便座装置1の左方および右方として説明する。また、図1、図2、図4および図7には、各方向を示す矢印を示している。 Hereinafter, an embodiment of a warm water washing toilet seat device 1 according to the present invention will be described. In this specification, for convenience of explanation, the upper side and the lower side in FIG. 1 are the upper and lower sides of the hot water washing toilet seat device 1, respectively, and the lower right side and the upper left side are respectively the front and rear of the hot water washing toilet seat device 1, respectively. The lower left side and the upper right side will be described as the left side and the right side of the warm water washing toilet seat device 1, respectively. Further, FIGS. 1, 2, 4 and 7 show arrows indicating the respective directions.
温水洗浄便座装置1は、図1に示すように腰掛式便器2(本発明における便器に相当)に便座設置面2a(図4参照)上に取り付けられている。腰掛式便器2は、便鉢部2bを有している。温水洗浄便座装置1は、本体部10、便座20および便蓋30を備えている。本体部10は、図1および図2に示すように、ケーシング11、人体の局部の洗浄を行う洗浄ユニット12および温水洗浄便座装置1を統括制御する制御装置(図示なし)を備えている。
As shown in FIG. 1, the warm water washing toilet seat device 1 is attached to a seat-type toilet 2 (corresponding to a toilet in the present invention) on a toilet
ケーシング11は、中空の箱状に形成されている。ケーシング11は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料が用いられ、射出成型によって形成されている。ケーシング11は、洗浄ユニット12および制御装置が収納されている。ケーシング11は、第一ケーシング11aおよび第二ケーシング11bを備えている。
第一ケーシング11aは、本体部10の上方を覆うとともに、底部を開放する箱状に形成されている。第一ケーシング11aは、便座20および便蓋30を回動可能に保持する。
The
The
第二ケーシング11bは、ケーシング11の底部を構成する。第二ケーシング11bは、図2乃至図4に示すように、底壁11b1、周側壁11b2、便鉢対向壁11b3、接続壁11b4および凹部11b5を有している。底壁11b1は、便座設置面2aに配設され、第一ケーシング11aの底部を塞ぐように、平面矩形の板状に形成されている。周側壁11b2は、底壁11b1の周縁の全周に亘って上方に向かって突出するように形成されている。
The
便鉢対向壁11b3は、図3および図4に示すように、便鉢部2b内に対向するように、上方から下方に向かうに従って前方から後方に傾斜した断面直線状に形成されている。接続壁11b4は、便鉢対向壁11b3の下端と底壁11b1とを接続するように形成されている。接続壁11b4は、便鉢対向壁11b3の下端から後方に向かうに従って下方から上方に傾斜するように形成されている。便鉢対向壁11b3および接続壁11b4には、おしりノズル16b(後述する)が貫通する第一貫通穴11b6およびビデノズル16c(後述する)が貫通する第二貫通穴11b7が形成されている(図3、図4および図8参照)。第一貫通穴11b6および第二貫通穴11b7は、便鉢部2bに向かって開口するように形成されている。凹部11b5は、便鉢対向壁11b3および接続壁11b4によって、底壁11b1から下方に向かって窪むように形成された空間である。
As shown in FIGS. 3 and 4, the toilet
洗浄ユニット12は、第二ケーシング11bに配設されている。洗浄ユニット12は、図2および図5に示すように、給水バルブ13、温水タンク14、接続ホース15およびノズル装置16を備えている。
The
給水バルブ13は、図5に示すように、水道配管3(本発明の水源に相当)に取り付けられた分岐水栓3aに、洗浄水を流通させる第一流路L1を構成する給水ホース(図示なし)を介して接続されている。分岐水栓3aは、水道配管3に流れる上水を洗浄水として給水ホース(第一流路L1)に導入するものである。給水バルブ13は、給水ホースから導入された洗浄水を温水タンク14に供給するものである。給水バルブ13は、給水ホースと温水タンク14との間の洗浄水の流路である第二流路L2を構成する。給水バルブ13は、ストレーナ13a、逆止弁13b、定流量弁13c、止水電磁弁13d、リリーフバルブ13eを備えている。
As shown in FIG. 5, the
ストレーナ13aは、上水に含まれるゴミ等を除去するものである。逆止弁13bは、分岐水栓3aから温水タンク14への洗浄水の流れを許容するが、逆方向の流れを規制するものである。定流量弁13cは、第二流路L2に流れる洗浄水の流量を一定に維持するものである。止水電磁弁13dは、制御装置からの制御信号により、第二流路L2を開状態または閉状態にするものである。本実施形態においては、止水電磁弁13dは、通常時(非制御時)に第二流路L2を閉状態にする。リリーフバルブ13eは、水道配管3から供給された洗浄水を排出することにより、温水タンク14およびノズル装置16に供給される洗浄水の圧力を調節するものである。
The
リリーフバルブ13eは、図6に示すように、円筒状に形成されたバルブケーシング13e1、弁座13e2、弁体13e3、弁体13e3を弁座13e2に向かって付勢するスプリング13e4、弁体13e3およびスプリング13e4を保持する保持部材13e5および洗浄水を排出する排出管13e6を備えている。弁座13e2および保持部材13e5は、バルブケーシング13e1に例えば圧入により固定されている。弁体13e3は、バルブケーシング13e1の軸線方向に移動可能に保持部材13e5に保持されている。第二流路L2を流れる洗浄水の圧力値が所定圧力値(例えば50kPa)以上である場合、弁体13e3が破線にて示すように図6の右側に移動して、弁座13e2と弁体13e3とが離れることにより、排出管13e6から洗浄水がリリーフ水Wとして排出される(破線の矢印にて示す)。一方、第二流路L2を流れる洗浄水の圧力値が所定圧力値より小さい場合、弁座13e2と弁体13e3とが接触することにより、排出管13e6からの洗浄水の排出が規制される。
As shown in FIG. 6, the
温水タンク14は、供給された洗浄水を貯留するとともに、加熱するものである。温水タンク14は、図5に示すように、タンク部14a、ヒータ14bおよび温度センサ14cを備えている。タンク部14aは、内部に洗浄水を貯留するものである。タンク部14aは、例えばポリプロピレン等の樹脂材料によって中空の箱状に形成されている。ヒータ14bは、タンク部14aに貯留された洗浄水を、制御装置からの制御信号に基づいて加熱するものである。ヒータ14bは、例えばシーズヒータである。温度センサ14cは、タンク部14aに貯留された洗浄水の温度を検出し、検出結果を制御装置に送信するものである。
The
接続ホース15は、温水タンク14とノズル装置16とを接続し、洗浄水の流路である第三流路L3を構成するものである。接続ホース15は、例えばニトリルゴム等にて形成された管状のホースである。なお、本実施形態においては、給水バルブ13と温水タンク14とは、ホース等を介さずに直接接続されている。
The
ノズル装置16は、洗浄水を人体局部に向けて噴出することにより、人体局部の洗浄を行うものである。ノズル装置16は、流路切替弁16a、おしり洗浄を行うための洗浄水を噴出するおしりノズル16b、ビデ洗浄を行うための洗浄水を噴出するビデノズル16c、流路切替弁16aとおしりノズル16bとを接続し、洗浄水の流路を構成する第四流路L4、および、流路切替弁16aとビデノズル16cとを接続し、洗浄水の流路を構成する第五流路L5を備えている。流路切替弁16aと各ノズル16b,16cとは、ホース等を介さずに直接接続されている。おしりノズル16bおよびビデノズル16cは、本発明のノズルに相当する。
The
流路切替弁16aは、接続ホース15に接続され、接続ホース15と第四流路L4および第五流路L5の両方とが連通していない原点位置から、接続ホース15と第四流路L4とが連通する位置および接続ホース15と第五流路L5とが連通する位置の一方に選択的に切り替えて、選択された流路に温水タンク14からの洗浄水を導出するものである。また、流路切替弁16aは、制御装置からの制御信号に基づいて、流路面積を可変させて、流路抵抗を可変させることにより、各ノズル16b,16cから噴出する洗浄水の流量を調整する。第四流路L4に導出された洗浄水は、おしりノズル16bから噴出する。また、第五流路L5に導出された洗浄水は、ビデノズル16cから噴出する。
The flow
おしりノズル16bは、図2に示すように、シリンダ部16b1およびノズル部16b2を備えている。
シリンダ部16b1は、前後方向に延びる円筒状に形成され、内部にノズル部16b2を人体局部の洗浄を行う位置である洗浄位置P1と、シリンダ部16b1に収納されている位置である収納位置P2(図3および図4参照)との間を前後方向に移動可能に保持するものである。シリンダ部16b1は、第一貫通穴11b6を貫通し、シリンダ部16b1の先端面が便鉢対向壁11b3の前側面と同一面上に位置するように配設されている(図3および図4参照)。
ノズル部16b2は、前端部に洗浄水を噴出する噴出穴16b2aが形成されている。人体局部の洗浄を行う場合、ノズル部16b2は、洗浄位置P1にて噴出穴16b2aから洗浄水を噴出する。一方、ノズル部16b2は、図3に示すように、人体局部の洗浄を行わない場合、収納位置P2に位置する。この場合、シリンダ部16b1の先端面とノズル部16b2の先端面16b2bとが同一面上に位置するように、シリンダ部16b1およびノズル部16b2が形成されている(図3および図4参照)。
The
The cylinder portion 16b1 is formed in a cylindrical shape extending in the front-rear direction, and has a cleaning position P1 that is a position where the nozzle portion 16b2 is cleaned in the human body portion, and a storage position P2 that is a position stored in the cylinder portion 16b1 ( 3 (see FIG. 3 and FIG. 4). The cylinder portion 16b1 is disposed so as to penetrate the first through hole 11b6 and the front end surface of the cylinder portion 16b1 is located on the same plane as the front side surface of the toilet bowl facing wall 11b3 (see FIGS. 3 and 4). ).
The nozzle portion 16b2 has an ejection hole 16b2a for ejecting cleaning water at the front end. When cleaning the human body part, the nozzle portion 16b2 ejects cleaning water from the ejection hole 16b2a at the cleaning position P1. On the other hand, as shown in FIG. 3, the nozzle portion 16b2 is located at the storage position P2 when the human body portion is not washed. In this case, the cylinder portion 16b1 and the nozzle portion 16b2 are formed so that the distal end surface of the cylinder portion 16b1 and the distal end surface 16b2b of the nozzle portion 16b2 are located on the same plane (see FIGS. 3 and 4).
ビデノズル16cは、おしりノズル16bのシリンダ部16b1およびノズル部16b2と同様に、第二貫通穴11b7を貫通するように形成されたシリンダ部16c1およびノズル部16c2を備えている。ノズル部16c2には、ノズル部16b2と同様に、噴出穴16c2aおよび先端面16c2bが形成されている(図2および図3参照)。また、図3および図4に示すように、おしりノズル16bの先端部Tである第一先端部T1およびビデノズル16cの先端部である第二先端部T2が、凹部11b5内に位置する。
The
制御装置は、止水電磁弁13d、温度センサ14c、ヒータ14bおよび流路切替弁16aと、電気的に接続されている。制御装置は、温度センサ14cよって検出される信号に基づいて、ヒータ14bを制御して、洗浄水の温度を所定温度(例えば39℃)に調整する。また、使用者によって操作部(図示なし)における人体局部を洗浄するためのスイッチ(図示なし)が操作され、その操作に応じた制御信号を制御装置が受信した場合、洗浄水の流量を所定流量(例えば0.4L/分)となるように、止水電磁弁13dおよび流路切替弁16aが制御され、おしりノズル16bまたはビデノズル16cから洗浄水が人体局部に向けて噴出される。
The control device is electrically connected to the water
また、温水洗浄便座装置1は、図2および図7に示すように、ノズル装置16の被洗浄部の洗浄を行うノズル洗浄部40を備えている。本実施形態において、ノズル装置16の被洗浄部は、ノズル装置16の先端部T(第一先端部T1および第二先端部T2)である。先端部Tは、後述する洗浄部42に囲まれた部位である。ノズル洗浄部40は、リリーフバルブ13eから排出された洗浄水であるリリーフ水Wを用いて洗浄を行う。リリーフ水Wの流れは、図3、図7、図8および図9に矢印によって示されている。ノズル洗浄部40は、案内部41および洗浄部42を備えている。
Moreover, the warm water washing toilet seat apparatus 1 is provided with the nozzle washing | cleaning
案内部41は、図7に示すように、第二ケーシング11bに形成され、リリーフバルブ13eによって排出されたリリーフ水Wを洗浄部42に向かって流れるように案内するものである。本実施形態において、リリーフバルブ13eが、洗浄部42の左側に配設されているため、案内部41は、リリーフ水Wをリリーフバルブ13eから右方に向かうように案内する。案内部41は、底壁11b1、接続壁11b4および案内壁41aによって形成されている。案内壁41aは、底壁11b1、接続壁11b4から上方に向かって突出し、右方に向けて開放する平面U字状に形成されている。案内壁41aの内側に向けて、リリーフバルブ13eの排出管13e6からリリーフ水Wが排出される。
As shown in FIG. 7, the
また、案内部41は、突出部41bおよび整流側壁41cをさらに備えている。
突出部41bは、図8および図9に示すように、案内壁41aの内側にて、底壁11b1から上方に向けて突出する柱状に形成されている。また、突出部41bは、排出管13e6から排出されたリリーフ水Wが直接当たる位置に形成されている。
整流側壁41cは、案内部41を流れるリリーフ水Wを整流するものである。整流側壁41cは、案内壁41aの内側にて、底壁11b1から上方に向けて突出し、左右方向に延びるように形成されるとともに、右端部にて前方に向けて折れ曲がるように形成されている。
Moreover, the
As shown in FIGS. 8 and 9, the protruding
The rectifying
洗浄部42は、リリーフ水Wを各先端部T1,T2に沿って流通させることにより、各先端部T1,T2の洗浄を行うものである。洗浄部42は、各先端部T1,T2を囲む側壁によって形成されている。具体的には、洗浄部42は、図7および図8に示すように、3つの開口部42f〜42hを有するように五つの側壁42a〜42eによって区画されて形成されている。
The
第一の側壁42aは、第一先端部T1の左側に、便鉢対向壁11b3および周側壁11b2の前端部から後方に向かって延びるように形成されている。第一の側壁42aは、第一先端部T1から第一所定距離離れて形成されている。第一所定距離は、洗浄部42を流れるリリーフ水Wが第一先端部T1の左側に沿って流通する距離に設定されている。また、第一の側壁42aは、後方にて段部42a1(本発明の堰部に相当)を有している。段部42a1は、案内部41から流れ着いたリリーフ水Wを上端から洗浄部42内に向けて越流させ、第一先端部T1の左側から洗浄部42内に導入するものである。
The
第二の側壁42bは、おしりノズル16bとビデノズル16cとの間にて、便鉢対向壁11b3および周側壁11b2の前端部から後方に向かって延びるように形成されている。第二の側壁42bは、第一先端部T1から第二所定距離離れて、かつ、第二先端部T2から第三所定距離離れて形成されている。第二所定距離は、洗浄部42を流れるリリーフ水Wが第一先端部T1の右側に沿って流通する距離に設定されている。第三所定距離は、洗浄部42を流れるリリーフ水Wが第二先端部T2の左側に沿って流通する距離に設定されている。
The
第三の側壁42cは、第二先端部T2より右側にて、便鉢対向壁11b3および周側壁11b2の前端部から後方に向かって延びるように形成されている。第三の側壁42cは、第二先端部T2から第四所定距離離れて形成されている。第四所定距離は、洗浄部42を流れるリリーフ水Wが第二先端部T2の右側に沿って流通する距離に設定されている。第四の側壁42dは、第一貫通穴11b6の後方にて接続壁11b4から上方に突出し、左右方向に延びるように形成されている。第五の側壁42eは、第二貫通穴11b7の後方にて接続壁11b4から上方に突出し、左右方向に延びるように形成されている。
The
また、洗浄部42は、上述した五つの側壁42a〜42eによって、第一洗浄部C1および第二洗浄部C2に区画されている。第一洗浄部C1は、便鉢対向壁11b3、接続壁11b4、第一の側壁42a、第二の側壁42bおよび第四の側壁42dによって形成され、第一先端部T1の洗浄が行われる空間である。また、第二洗浄部C2は、便鉢対向壁11b3、接続壁11b4、第二の側壁42b、第三の側壁42cおよび第五の側壁42eによって形成され、第二先端部T2の洗浄が行われる空間である。
Moreover, the washing | cleaning
第一開口部42fは、第一の側壁42aと第四の側壁42dとの間に形成されている。第一開口部42fは、案内部41を流れるリリーフ水Wを第一先端部T1(先端部T)の左側から第一洗浄部C1内に導入するものである。このように、第一開口部42fおよび段部42a1は、案内部41を流れるリリーフ水Wを第一先端部T1(先端部T)の左側から第一洗浄部C1(洗浄部42)内に導入する。以下、第一開口部42fおよび段部42a1を第一導入部とする。
The
第二開口部42gは、第四の側壁42dと第五の側壁42eとの間に形成されている。第二開口部42gは、案内部41を流れるリリーフ水Wを第二先端部T2の後側から第二洗浄部C2内に導入するものである。第二先端部T2は、先端部Tの中央より右側に位置するため、第二開口部42gは、案内部41を流れるリリーフ水Wを先端部Tの右側から第二洗浄部C2内に導入する。
The
第三開口部42hは、第五の側壁42eと第三の側壁42cとの間に形成されている。第三開口部42hは、案内部41を流れるリリーフ水Wを第二先端部T2(先端部T)の右側から第二洗浄部C2内に導入するものである。このように、第二開口部42gおよび第三開口部42hは、案内部41を流れるリリーフ水Wを先端部Tの右側から第二洗浄部C2(洗浄部42)内に導入する。以下、第二開口部42gおよび第三開口部42hを第二導入部とする。また、第一開口部42f、第二開口部42gおよび第三開口部42hは、本発明の開口部に相当する。
The
第一導入部は、第二導入部より案内部41側(左側)に形成されているため、案内部41を流れるリリーフ水Wは、第一導入部に第二導入部より先に到達する。また、第一導入部から第一洗浄部C1に導入されるリリーフ水Wの流量と、第二導入部から第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量とが、およそ同一の流量となるように、第一導入部の流路抵抗は、第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されている。
Since the first introduction part is formed on the
各導入部の流路抵抗の設定について説明する。各導入部それぞれの流路抵抗を合わせた流路抵抗は、リリーフ水Wの流量に基づいて導出される。また、本実施形態においては、リリーフバルブ13eと第一導入部との距離より、リリーフバルブ13eと第二導入部との距離の方が長いため、第二導入部に流れ着いたリリーフ水Wの圧力損失は、第一導入部に流れ着いたリリーフ水Wの圧力損失より大きくなる。よって、第一導入部の流路抵抗と第二導入部の流路抵抗とを同じにした場合には、この圧力損失の差分により、第二導入部から第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量が、第一導入部から第一洗浄部C1に導入されるリリーフ水Wの流量より少なくなる。したがって、この圧力損失の差分に基づいて、第一導入部と第二導入部との流路抵抗の差分が導出される。そして、この流路抵抗の差分および上述した各導入部それぞれの流路抵抗を合わせた流路抵抗から、第一導入部の流路抵抗が大きくなるように、各導入部それぞれの流路抵抗が設定される。各導入部の流路抵抗は、各開口部42f,42g,42hの大きさ、並びに、段部42a1の高さおよび幅が調整されることにより定められている。また、各導入部の流路抵抗は、実験等により流量等が実測されることにより確認されている。
The setting of the channel resistance of each introduction part will be described. The channel resistance obtained by combining the channel resistances of the respective introduction portions is derived based on the flow rate of the relief water W. In this embodiment, since the distance between the
さらに、第一開口部42fの大きさ、段部42a1の高さは、段部42a1および第一開口部42fから洗浄部42に導入するリリーフ水Wが、後方から前方に向かうに従って、左方から右方に向かう方向D1に流れるように設定されている。
Furthermore, the size of the
また、第二開口部42gから第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量より、第三開口部42hから第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量が多くなるように、第二開口部42gの流路抵抗を第三開口部42hの流路抵抗より大きくするように設定されている。具体的には、第二開口部42gの大きさが、第三開口部42hの大きさより小さくなるように設定されている。
Further, the flow rate of the relief water W introduced from the
また、洗浄部42には、三つの整流壁42i〜42kがさらに形成されている。整流壁42i〜42kは、洗浄部42を流れるリリーフ水Wを整流するものである。第一の整流壁42iは、第一の側壁42aと第一貫通穴11b6との間にて、便鉢対向壁11b3から後方に向かって延びるように形成されている。第二の整流壁42jは、第三の側壁42cと第二貫通穴11b7との間にて、便鉢対向壁11b3から後方に向かって延びるように形成されている。また、整流壁42i,42jの上端は、側壁42a,42b,42cの上端より下方に位置するように設定されている。整流壁42i,42jは、リリーフ水Wを先端部Tに沿わせるように整流する。
In addition, three rectifying
第三の整流壁42kは、接続壁11b4および底壁11b1から上方に突出し、第三の側壁42cの後端部から後方に向かうに従って、左方から右方に傾斜して延びるように形成されている。すなわち、第三の整流壁42kを沿って流れるリリーフ水Wは、後方から前方に向かうに従って右方から左方に向かう方向に流れる。
The
また、第一貫通穴11b6および第二貫通穴11b7は、先端部Tを洗浄したリリーフ水Wを便鉢部2bに排出するものである。第一貫通穴11b6および第二貫通穴11b7は、本発明の導出部に相当する。
Moreover, the 1st through-hole 11b6 and the 2nd through-hole 11b7 discharge | emit the relief water W which wash | cleaned the front-end | tip part T to the
次に、ノズル洗浄部40が行うノズル装置16の先端部Tの洗浄を、リリーフ水Wの流れに沿って説明する。例えば使用者によって操作部における先端部Tの洗浄を開始させるスイッチ(図示なし)が操作され、その操作に応じた制御信号を制御装置が受信した場合、ノズル装置16の先端部Tの洗浄が開始される。具体的には、制御装置は、流路切替弁16aを原点位置にして、止水電磁弁13dによって第二流路L2を開状態にする。これにより、第二流路L2に洗浄水が供給され、第二流路L2内の洗浄水の圧力値が所定圧力値以上となるため、リリーフバルブ13eの排出管13e6からリリーフ水Wが排出される。
Next, the cleaning of the tip portion T of the
リリーフバルブ13eから排出されたリリーフ水Wは、図9に示すように、突出部41bに直接当たる。これにより、リリーフ水Wの流速が抑制されるとともに、リリーフ水Wの流れが分散される(図7乃至図9参照)。このとき、リリーフ水Wの流れが乱れることにより、空気がリリーフ水Wに混入し、リリーフ水Wは、気泡を含んだ状態なる。そして、リリーフ水Wは、図7および図8に示すように、案内部41を洗浄部42に向かって右方に流れ、凹部11b5に流入する。
As shown in FIG. 9, the relief water W discharged from the
凹部11b5に流入したリリーフ水Wは、第一の側壁42aに堰き止められる流れと、第一の側壁42aに堰き止められずにさらに右方に向かって流れとに分かれる。第一の側壁42aに堰き止められたリリーフ水Wは、段部42a1を越流して第一洗浄部C1に導入される流れ(破線にて示す)と、第一の側壁42aの後方に回り込んで、さらに右方に流れる流れに分かれる。第一の側壁42aからさらに右方に流れたリリーフ水Wは、第一開口部42fから第一洗浄部C1に導入される流れと、第四の側壁42dの後方からさらに右方に向かって流れる流れに分かれる。
The relief water W that has flowed into the recess 11b5 is divided into a flow that is dammed to the
第一開口部42fから第一洗浄部C1に導入したリリーフ水Wは、段部42a1から洗浄部42に導入したリリーフ水Wと合流し、方向D1に流れる。さらに、第一洗浄部C1に導入したリリーフ水Wは、側壁42a,42bおよび第一の整流壁42iによって第一先端部T1の形状に沿って流通する。これにより、第一先端部T1がリリーフ水Wによって洗浄される。そして、第一先端部T1を洗浄したリリーフ水Wは、第一貫通穴11b6から便鉢部2bに導出される。このとき、第一洗浄部C1に導入されたリリーフ水Wは、方向D1に方向付けられているため、第一貫通穴11b6から導出されたリリーフ水Wが、上方から下方に向かうに従って、左方から右方に向かう方向D2に整流される(図3参照)。
The relief water W introduced into the first cleaning part C1 from the
第四の側壁42dの後方からさらに右方に向かって流れたリリーフ水Wの一部は、第二開口部42gから第二洗浄部C2に、後方から前方に向かうに従って、左方から右方に向かうように導入される。また、第二開口部42gから第二洗浄部C2に導入されなかったリリーフ水Wは、第三の整流壁42kによって整流され、第三開口部42hから第二洗浄部C2に導入される。そして、第二開口部42gから導入されたリリーフ水Wと第三開口部42hから導入されたリリーフ水Wが第二洗浄部C2内にて合流する。
Part of the relief water W that has flowed further to the right from the rear of the
上述したように、第三開口部42hから第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量が、第二開口部42gから第二洗浄部C2に導入されるリリーフ水Wの流量より多いため、第二洗浄部C2を流れるリリーフ水Wは、第三開口部42hから導入された方向(第三の整流壁42kに整流された方向)に方向付けられて、後方から前方に向かうに従って、右方から左方に向かう方向D3に流れる。さらに、第二洗浄部C2を流れるリリーフ水Wは、第二の側壁42b、第三の側壁42cおよび第二の整流壁42jによって第二先端部T2の形状に沿って流通する。これにより、第二先端部T2がリリーフ水Wによって洗浄される。
As described above, the flow rate of the relief water W introduced from the
そして、第二先端部T2を洗浄したリリーフ水Wは、第二貫通穴11b7から便鉢部2bに導出される。このとき、第二洗浄部C2に導入されたリリーフ水Wは、方向D3に方向付けされているため、第二貫通穴11b7から導出されたリリーフ水Wが、上方から下方に向かうに従って、右方から左方に向かう方向D4に整流される(図3参照)。一方、第一貫通穴11b6から導出されたリリーフ水Wが方向D2に整流されているため、第二貫通穴11b7から導出されたリリーフ水Wと第一貫通穴11b6から導出されたリリーフ水Wとが合流して収束する。さらに、各洗浄部C1,C2それぞれに導入されたリリーフ水Wの流量が同じであるため、各貫通穴11b6,11b7それぞれから導出されるリリーフ水Wの流量も同じである。よって、各貫通穴11b6,11b7から導出されて収束したリリーフ水Wは、下方に向かって便鉢部2b内に流入する。
And the relief water W which wash | cleaned 2nd front-end | tip part T2 is derived | led-out from the 2nd through-hole 11b7 to the
このように、各貫通穴11b6,11b7から導出されたリリーフ水Wが収束するように、リリーフ水Wが整流されている。このリリーフ水Wの整流は、上述したように、段部42a1、第三の整流壁42kおよび各開口部42f,42g,42hによって行われている。段部42a1、第三の整流壁42kおよび各開口部42f,42g,42hは、本発明の整流部に相当する。
In this way, the relief water W is rectified so that the relief water W led out from the through holes 11b6 and 11b7 converges. As described above, the rectification of the relief water W is performed by the step portion 42a1, the
ノズル洗浄部40によるノズル装置16の先端部Tの洗浄を開始してから所定時間(例えば6秒)が経過した場合、制御装置は、止水電磁弁13dによって第二流路L2を閉状態にする。これにより、第二流路L2への洗浄水の供給が停止して、第二流路L2内の洗浄水の圧力値が所定圧力値より小さくなるため、リリーフバルブ13eによるリリーフ水Wの排出が停止する。そして、ノズル洗浄部40によるノズル装置16の先端部Tの洗浄が終了する。
When a predetermined time (for example, 6 seconds) has elapsed since the cleaning of the tip T of the
本実施形態によれば、温水洗浄便座装置1は、水道配管3から供給された洗浄水を噴出することにより人体局部の洗浄を行うノズル16b,16cを有するノズル装置16と、便鉢部2bを有する腰掛式便器2に取り付けられ、便座20を保持するとともに、ノズル装置16を収納するケーシング11と、ケーシング11内にて水道配管3とノズル装置16との間に配設され、水道配管3から供給された洗浄水を排出することにより、ノズル装置16に供給される洗浄水の圧力を調節するリリーフバルブ13eと、第二ケーシング11bの底壁11b1に形成され、リリーフバルブ13eによって排出された洗浄水であるリリーフ水Wを用いて、ノズル16b,16cの先端部Tの洗浄を行うノズル洗浄部40と、を備えている。ノズル洗浄部40は、リリーフ水Wをノズル16b,16cの先端部Tに沿って流通させることにより、先端部Tの洗浄を行う洗浄部42(洗浄部C1,C2)と、リリーフ水Wを洗浄部C1,C2に向かって流れるように案内する案内部41と、を備えている。洗浄部42は、案内部41を流れるリリーフ水Wを先端部Tの左側から第一洗浄部C1内に導入する第一導入部と、案内部41を流れるリリーフ水Wを先端部Tの右側から第二洗浄部C2内に導入する第二導入部と、洗浄部C1,C2内から便鉢部2bに向けて開口し、先端部Tを洗浄したリリーフ水Wを便鉢部2bに導出する貫通穴11b6,11b7と、を備えている。
これによれば、リリーフ水Wは、洗浄部C1,C2に、ノズル16b,16cの先端部Tの左側および先端部Tの右側から導入され、ノズル16b,16cの先端部Tに沿って流通する。よって、ノズル16b,16cの先端部T全体を確実に洗浄することができる。また、ノズル洗浄部40は、ホース等の部材を用いることなくケーシング11の底部に形成されているため、温水洗浄便座装置1の部品点数が増加しない。したがって、従来技術の温水洗浄便座装置に比べて、低コストにてノズル装置16の清潔性の向上を図ることができる。
According to the present embodiment, the warm water cleaning toilet seat device 1 includes the
According to this, the relief water W is introduced into the cleaning parts C1, C2 from the left side of the tip part T of the
また、案内部41は、リリーフ水Wを第一導入部に第二導入部より先に到達させるように形成され、第一導入部の流路抵抗は、第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されている。
これによれば、本実施形態のように、リリーフバルブ13eが洗浄部C1,C2に対して左側に配設されている場合において、リリーフ水Wが、案内部41によって第一導入部に第二導入部より先に到達する。この場合、上述したように第二導入部から導入されるリリーフ水Wの流量が、第一導入部から導入されるリリーフ水Wの流量より少なくなることにより、第二先端部T2を十分に洗浄できないときがある。これに対し、第一導入部の流路抵抗が、第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されているため、第二導入部から導入されるリリーフ水Wの流量と、第一導入部から導入されるリリーフ水Wの流量とを、およそ同一の流量に調節することができる。これにより、先端部T全体をより確実に洗浄することができる。
Moreover, the
According to this, when the
また、洗浄部C1,C2は、先端部T1,T2を囲む側壁42a〜42eによって形成され、第一導入部は、側壁42a〜42eに第一洗浄部C1に向けて開口する第一開口部42f、および、第一の側壁42aの上端からリリーフ水Wを第一洗浄部C1に向けて越流させる段部42a1を有し、第二導入部は、側壁42a〜42eに第二洗浄部C2に向けて開口する第二開口部42gおよび第三開口部42hを有するように形成され、開口部42f〜42hおよび段部42a1の大きさは、第一導入部の流路抵抗が第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されている。
これによれば、各導入部の流路抵抗を開口部42f〜42hおよび段部42a1の高さおよび幅を調整することにより、各導入部それぞれの流路抵抗を簡便に設定することができる。
The cleaning parts C1 and C2 are formed by
According to this, by adjusting the height and width of the
また、洗浄部C1,C2は、貫通穴11b6,11b7から導出されるリリーフ水Wを収束させるように整流する段部42a1、第三の整流壁42kおよび各開口部42f,42g,42hを備えている。
これによれば、段部42a1、第三の整流壁42kおよび各開口部42f,42g,42hによって、貫通穴11b6,11b7から導出されるリリーフ水Wが収束するように整流されるため、リリーフ水Wが飛散せずに下方に向けて便鉢部2bに導出される。よって、先端部T1,T2を洗浄したリリーフ水Wが便鉢部2bの開口部周縁に付着することを抑制することができる。これにより、便鉢部2bが汚れることを抑制することができる。
Further, the cleaning parts C1, C2 are provided with a step part 42a1, a
According to this, since the relief water W led out from the through holes 11b6 and 11b7 is rectified by the step portion 42a1, the
また、案内部41は、第二ケーシング11bの底壁11b1から上方に突出するように形成され、リリーフバルブ13eから排出されたリリーフ水Wが直接当たる突出部41bを有している。
これによれば、リリーフバルブ13eから排出されたリリーフ水Wが突出部41bに直接当たる。よって、リリーフ水Wの流速を遅くすることができるため、リリーフ水Wの案内を簡便な形状によって行うことができる。例えば、案内壁41aの高さを低くすることができる。また、リリーフ水Wが突出部41bに直接当たることにより、リリーフ水Wに泡沫を含ませることができる。この泡沫により、先端部T1,T2に付着した汚れをより多く洗い流すことができる。
Moreover, the
According to this, the relief water W discharged from the
なお、上述した実施形態において、温水洗浄便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、第二導入部は、第二開口部42gおよび第三開口部42hによって形成されているが、これに代えて、第二導入部を第三開口部42hのみによって形成するようにしても良い。また、第二導入部がリリーフ水Wを越流させる堰部を有するようにしても良い。例えば、第五の側壁42eがリリーフ水Wを越流し、第二洗浄部C2に導入させるようにしても良い。
In addition, in embodiment mentioned above, although an example of the warm water washing toilet seat apparatus was shown, this invention is not limited to this, Another structure can also be employ | adopted. For example, the second introduction part is formed by the
また、上述した実施形態において、第一導入部は、第一開口部42fおよび段部42a1によって構成されているが、これに代えて、第一導入部を第一開口部42fおよび段部42a1の一方によって形成するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、リリーフバルブ13eは、ノズル装置16より左側に配設されているが、これに代えて、リリーフバルブ13eを、ノズル装置16より右側に配設するようにしても良い。この場合、第一導入部を先端部Tの右側に形成するとともに、第二導入部を先端部Tの左側に形成する。
In the above-described embodiment, the first introduction portion is configured by the
In the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態において、ノズル装置16は、おしりノズル16bおよびビデノズル16cの2本のノズルによって構成されているが、これに代えて、ノズル装置16を1本のノズルによって構成するようにしても良い。この場合、図10に示すように、洗浄部42は、1つの第三洗浄部C3によって構成される。第三洗浄部C3は、第一の側壁42aに相当する側壁142a、第三の側壁42cに相当する側壁142cおよび第四の側壁42dに相当する側壁142dによって形成される。また、整流壁42kに相当する整流壁142kが設けられている。さらに、側壁142aと側壁142dとの間には、第一開口部42fに相当する開口部142fが設けられ、側壁142dと側壁142cとの間には、第三開口部42hに相当する開口部142hが設けられる。さらに、第三洗浄部C3から便鉢部2bに排出されるリリーフ水Wを導出する貫通穴においては、一つの貫通穴11b8によって構成される。
In the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態において、突出部41bは一つであるが、これに代えて、図10に示すように、複数の突出部141bを形成するようにしても良い。これによれば、突出部41bが一つである場合に比べて、リリーフ水Wに泡沫を多く含ませることができる。よって、先端部Tの汚れをより多く洗い流すことができる。
また、上述した実施形態において、先端部Tの洗浄は、各ノズル16b2,16c2が収納位置P2に位置する場合に行われているが、これに代えて、例えば人体局部の洗浄が行われている場合において、各ノズル16b2,16c2が収納位置P2以外の位置に位置するときにおいても、先端部Tの洗浄が行われるようにしても良い。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、案内壁41aの形状、各側壁42a〜42eの形状および個数等変更しても良い。
In the above-described embodiment, the number of the protruding
In the above-described embodiment, the tip portion T is cleaned when the nozzles 16b2 and 16c2 are located at the storage position P2. Instead, for example, the human body portion is cleaned. In some cases, the tip portion T may be cleaned even when the nozzles 16b2 and 16c2 are located at positions other than the storage position P2.
Further, the shape of the
1…温水洗浄便座装置、2…腰掛式便器(便器)、2b…便鉢部、3…水道配管(水源)、10…本体部、11…ケーシング、11b…第二ケーシング、11b1…底壁、11b2…周側壁、11b3…便鉢対向壁、11b4…接続壁、11b5…凹部、11b6…第一貫通穴(導出部)、11b7…第二貫通穴(導出部)、13…給水バルブ、13e…リリーフバルブ、14…温水タンク、15…接続ホース、16…ノズル装置、16b…おしりノズル(ノズル)、16c…ビデノズル(ノズル)、20…便座、40…ノズル洗浄部、41…案内部、41a…案内壁、41b…突出部、41c…整流側壁、42…洗浄部、42a,42b,42c,42d,42e…側壁、42a1…段部(堰部,第一導入部,整流部)、42f…第一開口部(開口部,第一導入部,整流部)、42g…第二開口部(開口部,第二導入部,整流部)、42h…第三開口部(開口部,第二導入部,整流部)、42i,42j…整流壁、42k…整流壁(整流部)、C1…第一洗浄部、C2…第二洗浄部、T…先端部(被洗浄部)、T1…第一先端部、T2…第二先端部、W…リリーフ水。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Hot water washing toilet seat device, 2 ... Seat-type toilet (toilet bowl), 2b ... Toilet bowl part, 3 ... Water supply pipe (water source), 10 ... Main part, 11 ... Casing, 11b ... Second casing, 11b1 ... Bottom wall, 11b2 ... peripheral side wall, 11b3 ... toilet bowl facing wall, 11b4 ... connection wall, 11b5 ... recess, 11b6 ... first through hole (lead-out part), 11b7 ... second through hole (lead-out part), 13 ... water supply valve, 13e ... Relief valve, 14 ... warm water tank, 15 ... connection hose, 16 ... nozzle device, 16b ... buttocks nozzle (nozzle), 16c ... bidet nozzle (nozzle), 20 ... toilet seat, 40 ... nozzle cleaning part, 41 ... guide part, 41a ... Guide wall, 41b ... protruding part, 41c ... rectifying side wall, 42 ... cleaning part, 42a, 42b, 42c, 42d, 42e ... side wall, 42a1 ... step part (weir part, first introduction part, rectifying part), 42f ... first One opening (Opening portion, first introduction portion, rectification portion), 42g ... second opening portion (opening portion, second introduction portion, rectification portion), 42h ... third opening portion (opening portion, second introduction portion, rectification portion) 42i, 42j ... rectifying wall, 42k ... rectifying wall (rectifying part), C1 ... first cleaning part, C2 ... second cleaning part, T ... tip part (to-be-cleaned part), T1 ... first tip part, T2 ... Second tip, W ... relief water.
Claims (5)
便鉢部を有する便器に取り付けられ、便座を保持するとともに、前記ノズル装置を収納するケーシングと、
前記ケーシング内にて前記水源と前記ノズル装置との間に配設され、前記水源から供給された前記洗浄水を排出することにより、前記ノズル装置に供給される前記洗浄水の圧力を調節するリリーフバルブと、
前記ケーシングの底部に形成され、前記リリーフバルブによって排出された前記洗浄水であるリリーフ水を用いて、前記ノズルの被洗浄部の洗浄を行うノズル洗浄部と、を備えた温水洗浄便座装置であって、
前記ノズル洗浄部は、
前記リリーフ水を前記ノズルの前記被洗浄部に沿って流通させることにより、前記被洗浄部の洗浄を行う洗浄部と、
前記リリーフ水を前記洗浄部に向かって流れるように案内する案内部と、を備え、
前記洗浄部は、
前記案内部を流れる前記リリーフ水を前記被洗浄部の一方側から前記洗浄部内に導入する第一導入部と、
前記案内部を流れる前記リリーフ水を前記被洗浄部の他方側から前記洗浄部内に導入する第二導入部と、
前記洗浄部内から前記便鉢部に向けて開口し、前記被洗浄部を洗浄した前記リリーフ水を前記便鉢部に導出する導出部と、を備えている温水洗浄便座装置。 A nozzle device having a nozzle for cleaning a local human body by ejecting cleaning water supplied from a water source;
A casing that is attached to a toilet bowl having a toilet bowl, holds a toilet seat, and houses the nozzle device;
A relief which is disposed between the water source and the nozzle device in the casing and adjusts the pressure of the cleaning water supplied to the nozzle device by discharging the cleaning water supplied from the water source. A valve,
A warm water cleaning toilet seat device comprising: a nozzle cleaning unit that is formed at the bottom of the casing and that uses the relief water that is the cleaning water discharged by the relief valve to clean the portion to be cleaned of the nozzle. And
The nozzle cleaning unit
A cleaning unit for cleaning the cleaned part by circulating the relief water along the cleaned part of the nozzle;
A guide unit that guides the relief water to flow toward the cleaning unit,
The cleaning unit
A first introduction part for introducing the relief water flowing through the guide part into the washing part from one side of the washing part;
A second introduction part for introducing the relief water flowing through the guide part into the cleaning part from the other side of the part to be cleaned;
A warm water washing toilet seat device comprising: a deriving part that opens from the washing part toward the toilet bowl part and leads the relief water that has washed the washed part to the toilet bowl part.
前記第一導入部の流路抵抗は、前記第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されている請求項1記載の温水洗浄便座装置。 The guide part is formed to allow the relief water to reach the first introduction part before the second introduction part,
The warm water washing toilet seat device according to claim 1, wherein the flow path resistance of the first introduction part is set to be larger than the flow path resistance of the second introduction part.
前記第一導入部および前記第二導入部は、前記側壁に前記洗浄部内に向けて開口する開口部、および、前記側壁の上端から前記リリーフ水を前記洗浄部内に向けて越流させる堰部の少なくとも一方を有するように形成され、
前記開口部および前記堰部の大きさは、前記第一導入部の流路抵抗が前記第二導入部の流路抵抗より大きくなるように設定されている請求項2記載の温水洗浄便座装置。 The cleaning part is formed by a side wall surrounding the part to be cleaned,
The first introduction part and the second introduction part are an opening part that opens on the side wall toward the inside of the cleaning part, and a weir part that causes the relief water to overflow from the upper end of the side wall into the cleaning part. Formed to have at least one,
The warm water washing toilet seat device according to claim 2, wherein the size of the opening and the weir is set such that the flow resistance of the first introduction part is larger than the flow resistance of the second introduction part.
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