JP2016165141A - 方法、移動端末、及びプロセッサ - Google Patents

方法、移動端末、及びプロセッサ Download PDF

Info

Publication number
JP2016165141A
JP2016165141A JP2016090770A JP2016090770A JP2016165141A JP 2016165141 A JP2016165141 A JP 2016165141A JP 2016090770 A JP2016090770 A JP 2016090770A JP 2016090770 A JP2016090770 A JP 2016090770A JP 2016165141 A JP2016165141 A JP 2016165141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
frequency
general
mbms data
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016090770A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘンリー チャン
Henry Chang
ヘンリー チャン
憲由 福田
Noriyoshi Fukuda
憲由 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JP2016165141A publication Critical patent/JP2016165141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/20Selecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0007Control or signalling for completing the hand-off for multicast or broadcast services, e.g. MBMS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】セル再選択を制御する方法を提供する。【解決手段】セル再選択を制御する方法は、移動端末において、MBMSデータが提供される周波数にキャンプするステップと、前記周波数の一般セルからMBMSデータを受信するステップと、前記MBMSデータが提供される間は前記周波数をセル再選択の最高優先度とするステップと、前記移動端末と接続可能なCSGセルを検知するステップと、前記移動端末が現在キャンプしている前記一般セルの周波数優先度と無関係に、前記CSGセルを再選択するステップと、を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムに適用される方法、移動端末、及びプロセッサに関する。
従来、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セル(例えば、マクロセル)が知られている。また、CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセル又はフェムトセルなどと称される特定セルも知られている。
なお、特定セルには、アクセス種別を設定することが可能である。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
ここで、特定セルは、MBMSデータの同報配信をサポートしていない。従って、一般セルから特定セルへのハンドオーバやセル選択が行われると、移動端末が継続的にMBMSデータを受信することができない。
実施形態に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと、接続可能なCSGセルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則が適用される移動端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを前記移動端末に配信するための移動通信方法であって、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合で、かつ、前記一般セルの属する周波数と前記CSGセルの属する周波数とが異なる場合には、前記移動端末が、前記規則に代えて他の規則を適用するステップを備えることを特徴とする。
前記他の規則とは、前記一般セルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則であってもよい。
前記移動通信方法は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合で、かつ、前記一般セルの属する周波数と前記CSGセルの属する周波数とが同じである場合には、前記移動端末が、前記規則を適用するステップをさらに備えてもよい。
実施形態に係る移動端末は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルを含む移動通信システムにおいて、接続可能なCSGセルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則が適用される移動端末であって、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で受信する場合で、かつ、前記一般セルの属する周波数と前記CSGセルの属する周波数とが異なる場合には、前記規則に代えて他の規則を適用するよう制御する制御部を備えることを特徴とする。
実施形態に係るプロセッサは、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルを含む移動通信システムにおいて、接続可能なCSGセルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則が適用される移動端末に備えられるプロセッサであって、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合で、かつ、前記一般セルの属する周波数と前記CSGセルの属する周波数とが異なる場合には、前記規則に代えて他の規則を適用する処理を行うことを特徴とする。
第1の特徴に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを移動端末に配信するための方法である。移動通信方法は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、前記移動端末が、前記一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、前記一般セルから前記特定セルへのハンドオーバを行うステップAを備える。
第1の特徴において、前記ステップAにおいて、前記一般セルの属する周波数が前記特定セルの属する周波数と同じである場合に、前記移動端末が、前記一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、前記一般セルから前記特定セルへのハンドオーバを行う。
第1の特徴において、前記ステップAにおいて、前記MBMSデータ以外のサービスが利用されていない場合であっても、前記移動端末が、前記一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、前記一般セルから前記特定セルへのハンドオーバを行う。
第2の特徴に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを移動端末に配信するための方法である。移動通信方法は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、前記移動端末が、前記一般セルにおけるアイドル状態から前記特定セルへ接続手順を開始するステップAを備える。
第2の特徴において、前記ステップAにおいて、前記一般セルの属する周波数が前記特定セルの属する周波数と同じである場合に、前記移動端末が、前記一般セルにおけるアイドル状態から前記特定セルへ接続手順を開始する。
第2の特徴において、前記ステップAにおいて、前記MBMSデータ以外のサービスが利用されていない場合であっても、前記移動端末が、前記一般セルにおけるアイドル状態から前記特定セルへ接続手順を開始する。
第3の特徴に係る移動端末は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを受信する。移動端末は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で受信する場合において、前記一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、前記一般セルから前記特定セルへのハンドオーバを行う制御部を備える。
第4の特徴に係る移動端末は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを受信する。移動端末は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で受信する場合において、前記一般セルにおけるアイドル状態から前記特定セルへ接続手順を開始する制御部を備える。
図1は、実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。 図2は、実施形態に係る無線フレームを示す図である。 図3は、実施形態に係る無線リソースを示す図である。 図4は、実施形態に係るUE10を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る移動通信方法を示すシーケンス図である。 図6は、実施形態に係る移動通信方法を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態に係る移動通信方法を説明するための図である。 図8は、実施形態に係る移動通信方法を説明するための図である。
以下において、本発明の実施形態に係る移動通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと、接続可能なCSGセルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則が適用される移動端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを前記移動端末に配信するための移動通信方法であって、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合で、かつ、前記一般セルの属する周波数と前記CSGセルの属する周波数とが異なる場合には、前記移動端末が、前記規則に代えて他の規則を適用するステップを備える。前記他の規則とは、前記一般セルの属する周波数をセル選択の最高優先度に設定する規則である。
また、実施形態に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セル(CSGセル)とを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを移動端末に配信するための方法である。移動通信方法は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、前記移動端末が、前記一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、前記一般セルから前記特定セルへのハンドオーバを行うステップAを備える。
実施形態に係る移動通信方法は、MBMSデータの同報配信をサポートする一般セルと前記MBMSデータの同報配信をサポートしない特定セルとを含む移動通信システムにおいて、前記MBMSデータを移動端末に配信するための方法である。移動通信方法は、前記一般セルから報知される前記MBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、前記移動端末が、前記一般セルにおけるアイドル状態から前記特定セルへ接続手順を開始するステップAを備える。
実施形態では、一般セルから報知されるMBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、最終的に、移動端末が特定セルに接続された状態となる。従って、特定セルがMBMSデータをユニキャスト(例えば、PDSCH)で送信することが可能であるため、移動端末は、特定セルからMBMSデータを継続的に受信することができる。
なお、実施形態において、特定セルは、小規模かつ大規模に配備されるセルであることが好ましい。特定セルは、HNB(Home Node B)、HeNB(Home Evolved Node B)、フェムトBTSなどによって管理されるセルであることが好ましい。すなわち、特定セルを管理する無線基地局は、HNB、HeNB、フェムトBTSなどである。
[第1実施形態]
(移動通信システム)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム100は、無線端末10(以下、UE10)と、コアネットワーク50とを含む。また、移動通信システム100は、第1通信システムと第2通信システムとを含む。
第1通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。第1通信システムは、例えば、基地局110A(以下、eNB110A)と、ホーム基地局110B(以下、HeNB110B)と、ホーム基地局ゲートウェイ120B(以下、HeNB−GW120B)と、MME130とを有する。
なお、第1通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(E−UTRAN;Evoled Universal Terrestrial Radio Access Network)は、eNB110A、HeNB110B及びHeNB−GW120Bによって構成される。
第2通信システムは、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)に対応する通信システムである。第2通信システムは、基地局210A(以下、NB210A)と、ホーム基地局210B(以下、HNB210B)と、RNC220Aと、ホーム基地局ゲートウェイ220B(以下、HNB−GW220B)と、SGSN230とを有する。
なお、第2通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(UTRAN;Universal Terrestrial Radio Access Network)は、NB210A、HNB210B、RNC220A、HNB−GW220Bによって構成される。
UE10は、第2通信システム或いは第1通信システムと通信を行うように構成された装置(User Equipment)である。例えば、UE10は、eNB110A及びHeNB110Bと無線通信を行う機能を有する。或いは、UE10は、NB210A及びHNB210Bと無線通信を行う機能を有する。
eNB110Aは、一般セル111Aを管理しており、一般セル111Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(evolved NodeB)である。
HeNB110Bは、特定セル111Bを管理しており、特定セル111Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home evolved NodeB)である。
HeNB−GW120Bは、HeNB110Bに接続されており、HeNB110Bを管理する装置(Home evolved NodeB Gateway)である。
MME130は、eNB110Aと接続されており、HeNB110Bと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置(Mobility Management Entity)である。また、MME130は、HeNB−GW120Bを介してHeNB110Bと接続されており、HeNB110Bと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置である。
NB210Aは、一般セル211Aを管理しており、一般セル211Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(NodeB)である。
HNB210Bは、特定セル211Bを管理しており、特定セル211Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home NodeB)である。
RNC220Aは、NB210Aに接続されており、一般セル211Aに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Radio Network Controller)である。
HNB−GW220Bは、HNB210Bに接続されており、特定セル211Bに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Home NodeB Gateway)である。
SGSN230は、パケット交換ドメインにおいてパケット交換を行う装置(Serving GPRS Support Node)である。SGSN230は、コアネットワーク50に設けられる。図1では省略しているが、回線交換ドメインにおいて回線交換を行う装置(MSC;Mobile Switching Center)がコアネットワーク50に設けられていてもよい。
なお、一般セル及び特定セルは、UE10と無線通信を行う機能として理解すべきである。但し、一般セル及び特定セルは、セルのカバーエリアを示す用語としても用いられる。また、一般セル及び特定セルなどのセルは、セルで用いられる周波数、拡散コード又はタイムスロットなどによって識別される。
特定セルは、フェムトセル、CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセルなどと称されることもある。また、特定セルは、特定セルにアクセス可能なUE10を規定するアクセス種別が設定可能に構成されている。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
「Closed」の特定セルは、特定セルによって管理されるUE10(UE;User Equipment)に対するサービスの提供のみが許可されるように構成される。
「Hybrid」の特定セルは、例えば、特定セルによって管理されるUE10に対して高品質の通信が許可されるように構成されており、特定セルによって管理されていないUE10に対してベストエフォート品質の通信が許可されるように構成される。
「Open」の特定セルは、一般セルと同様に、全てのUE10に対するサービスの提供が許可されるように構成される。なお、「Open」のセルでは、特定セルによって管理されている否かによって、UE10間の通信品質の差異が区別されない。
なお、アクセス種別は、アクセスクラス毎にUE10のアクセスを禁止する「ACCESS CLASS BARRED」、セル毎にUE10のアクセスを禁止する「CELL BARRED」であってもよい。
なお、以下においては、第1通信システムについて主として説明する。但し、以下の記載が第2通信システムに適用されてもよい。
ここで、第1通信システムでは、下り方向の多重方式として、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式が用いられており、上り方向の多重方式として、SC−FDMA(Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)方式が用いられる。
また、第1通信システムでは、上り方向のチャネルとして、上り方向制御チャネル(PUCCH;Physical Uplink Control Channel)及び上り方向共有チャネル(PUSCH;Physical Uplink Shared Channel)などが存在する。また、下り方向のチャネルとして、下り方向制御チャネル(PDCCH;Physical Downlink Control Channel)及び下り方向共有チャネル(PDSCH;Physical Downlink Shared Channel)などが存在する。
上り方向制御チャネルは、制御信号を搬送するチャネルである。制御信号は、例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indicator)、SR(Scheduling Request)、ACK/NACKなどである。
CQIは、下り方向の伝送に使用すべき推奨変調方式と符号化速度を通知する信号である。PMIは、下り方向の伝送の為に使用することが望ましいプリコーダマトリックスを示す信号である。RIは、下り方向の伝送に使用すべきレイヤ数(ストリーム数)を示す信号である。SRは、上り方向無線リソース(後述するリソースブロック)の割当てを要求する信号である。ACK/NACKは、下り方向のチャネル(例えば、PDSCH)を介して送信される信号を受信できたか否かを示す信号である。
上り方向共有チャネルは、制御信号(上述した制御信号を含む)又は/及びデータ信号を搬送するチャネルである。例えば、上り方向無線リソースは、データ信号にのみ割当てられてもよく、データ信号及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
下り方向制御チャネルは、制御信号を搬送するチャネルである。制御信号は、例えば、Uplink SI(Scheduling Information)、Downlink SI(Scheduling Information)、TPCビットである。
Uplink SIは、上り方向無線リソースの割当てを示す信号である。Downlink SIは、下り方向無線リソースの割当てを示す信号である。TPCビットは、上り方向のチャネルを介して送信される信号の電力の増減を指示する信号である。
下り方向共有チャネルは、制御信号又は/及びデータ信号を搬送するチャネルである。例えば、下り方向無線リソースは、データ信号にのみ割当てられてもよく、データ信号及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
なお、下り方向共有チャネルを介して送信される制御信号としては、TA(Timing Advance)が挙げられる。TAは、UE10とeNB110Aとの間の送信タイミング補正情報であり、UE10から送信される上り方向信号に基づいてeNB110Aによって測定される。
また、下り方向制御チャネル(PDCCH)下り方向共有チャネル(PDSCH)以外のチャネルを介して送信される制御信号としては、ACK/NACKが挙げられる。ACK/NACKは、上り方向のチャネル(例えば、PUSCH)を介して送信される信号を受信できたか否かを示す信号である。
第1実施形態において、一般セルは、MBMSデータの同報配信をサポートするセルである。一般セルは、MBMSデータの内容(番組表)を示すMBMSサービス情報を報知する。或いは、一般セルは、MBMSサービス情報が変更される旨及びMBMSサービス情報が変更されるタイミングを示すMBMSサービス変更情報を報知する。例えば、一般セルは、MBMSデータをMTCH(Multicast Traffic Channel)を介して送信する。また、一般セルは、MBMSデータの内容(番組表)を示すMBMSサービス情報をMCCH(Multicast Traffic Channel)を介して送信する。或いは、一般セルは、MBMSサービス情報をMTCHを介して送信する。
これに対して、特定セルは、MBMSデータの同報配信をサポートしないセルである。従って、特定セルは、MBMSデータを同報配信する機能を有しておらず、一般的には、MBMSサービス情報やMBMSサービス変更情報も報知しないことに留意すべきである。但し、特定セルは、特定セルと接続しているコネクティッド状態のUE10に対して、MBMSデータを送信することは可能である。例えば、特定セルは、PDSCHを用いてMBMSデータを送信することが可能である。
なお、一般セル及び特定セルは、報知チャネル(BCCH;Broadcast Control Channel)を介して報知情報を報知する。報知情報は、例えば、MIB(Master Information Block)やSIB(System Information Block)などの情報である。
(無線フレーム)
以下において、第1通信システムにおける無線フレームについて説明する。図2は、第1通信システムにおける無線フレームを示す図である。
図2に示すように、1つの無線フレームは、10のサブフレームによって構成されており、1つのサブフレームは、2つのスロットによって構成される。1つのスロットの時間長は、0.5msecであり、1つのサブフレームの時間長は、1msecであり、1つの無線フレームの時間長は、10msecである。
なお、1つのスロットは、下り方向において、複数のOFDMシンボル(例えば、6つのOFDMシンボル或いは7つのOFDMシンボル)によって構成される。同様に、1つのスロットは、上り方向において、複数のSC−FDMAシンボル(例えば、6つのSC−FDMAシンボル或いは7つのSC−FDMAシンボル)によって構成される。
(無線リソース)
以下において、第1通信システムにおける無線リソースについて説明する。図3は、第1通信システムにおける無線リソースを示す図である。
図3に示すように、無線リソースは、周波数軸及び時間軸によって定義される。周波数は、複数のサブキャリアによって構成されており、所定数のサブキャリア(12のサブキャリア)を纏めてリソースブロック(RB:Resource Block)と称する。時間は、上述したように、OFDMシンボル(又は、SC−FDMAシンボル)、スロット、サブフレーム、無線フレームなどの単位を有する。
ここで、無線リソースは、1リソースブロック毎に割当て可能である。また、周波数軸及び時間軸上において、複数のユーザ(例えば、ユーザ#1〜ユーザ#5)に対して分割して無線リソースを割当てることが可能である。
また、無線リソースは、eNB110Aによって割当てられる。eNB110Aは、CQI、PMI、RIなどに基づいて、各UE10に割当てられる。
(移動端末)
以下において、第1実施形態に係る移動端末について説明する。図4は、第1実施形態に係るUE10を示すブロック図である。
以下においては、一般セルから報知される前記MBMSデータをUE10がアイドル状態で受信する場合において、一般セルから特定セルへのセル選択(Cell Reselection)を行うケースについて主として説明する。
なお、MBMSデータを受信するUE10は、MBMSデータを実際に受信しているUE10だけではなくて、MBMSデータを受信しようとするUE10も含むことに留意すべきである。MBMSデータを受信しようとするUE10は、例えば、MBMSデータの内容に興味がある旨をネットワーク側に通知したUE10である。
図4に示すように、UE10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、一般セルを管理する無線基地局(eNB110A又はNB210A)と無線通信を行う。また、通信部11は、特定セルを管理する無線基地局(HeNB110B又はHNB210B)と無線通信を行う。
記憶部12は、UE10を制御するための各種情報を記憶する。例えば、記憶部12は、UE10を動作させるためのプログラムを記憶する。また、記憶部12は、UE10が接続可能な特定セルのリスト、すなわち、UE10に対するサービスの提供が許可された特定セルのリスト(CSG white list)を記憶する。
制御部13は、UE10の動作を制御する。例えば、制御部13は、UE10の待受セルの選択(Cell Reselection)を制御する。
一般的には、制御部13は、現在のセルの品質(Qmeas,s)と隣接セルの品質(Qmeas,n)との比較結果に応じて、各セルのランキングを行う。制御部13は、最も高いランキングを有するセルを待受セルとして選択する。なお、隣接セルは、現在のセルに隣接するセルであることは勿論である。詳細には、制御部13は、現在のセルの品質(Qmeas,s)にヒステリシス(QHyst)を加算して、現在のセルのランキング(R)を算出する。また、制御部13は、隣接セルの品質(Qmeas,s)からオフセット(Qoffset)を減算して、現在のセルのランキング(R)を算出する。
或いは、制御部13は、セルの属する周波数の優先度(cellReselectionPriority)に基づいて、最も高い優先度を有するセルを待受セルとして選択する。或いは、制御部13は、ランキング結果及び優先度(cellReselectionPriority)に基づいて、最も優先度が高いセルを待受セルとして選択する。なお、ランキングは、待受セルとして選択される優先度を示しているため、優先度の一種と解釈してもよいことに留意すべきである。
なお、ヒステリシス(QHyst)、オフセット(Qoffset)及び優先度(cellReselectionPriority)は、一般セルを管理する無線基地局(eNB110A又はNB210A)から報知される情報である。
一方で、制御部13は、UE10が接続可能な特定セルのリストに含まれるセルが隣接セル(特定セル)に含まれる場合には、特定セルの優先度を最も高く設定する。すなわち、制御部13は、UE10が接続可能な特定セルのリストに含まれるセルが隣接セル(特定セル)に含まれる場合には、特定セルを待受セルとして選択する。例えば、特定セルの属する周波数が一般セルの属する周波数と異なる場合に、特定セルの優先度が最も高く設定されてもよい。なお、特定セルの属する周波数が一般セルの属する周波数と同じである場合に、特定セルの優先度が最も高く設定されてもよい。
以上のように、一般的なセル選択について説明したが、第1実施形態において、制御部13は、セル選択のターゲットセルとして特定セルが選択された場合に、特定の条件下において、以下のように動作する。
第1に、制御部13は、一般セルから報知されるMBMSデータをアイドル状態で受信する場合において、一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、一般セルから特定セルへのハンドオーバを行ってもよい。
このようなケースにおいて、例えば、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と同じである場合に、一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、一般セルから特定セルへのハンドオーバを行ってもよい。言い換えると、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と異なる場合に、アイドル状態を維持しながら、一般セルから特定セルへのセル選択を行ってもよい。或いは、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と異なる場合に、一般セルから特定セルへのセル選択を行わずに、待受セルを一般セルのまま維持してもよい。
また、制御部13は、MBMSデータ以外のサービスが利用されていない場合であっても、一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、一般セルから特定セルへのハンドオーバを行ってもよい。言い換えると、制御部13は、アップリンクを介して送信すべきユーザデータが存在しない場合であっても、すなわち、アイドル状態からコネクティッド状態に遷移する必要がない場合であっても、一般セルにおいてアイドル状態からコネクティッド状態に遷移した上で、一般セルから特定セルへのハンドオーバを行ってもよい。
第2に、制御部13は、一般セルから報知されるMBMSデータをアイドル状態で受信する場合において、一般セルにおけるアイドル状態から特定セルへの接続手順を開始してもよい。
このようなケースにおいて、例えば、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と同じである場合に、一般セルにおけるアイドル状態から特定セルへの接続手順を開始してもよい。言い換えると、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と異なる場合に、アイドル状態を維持しながら、一般セルから特定セルへのセル選択を行ってもよい。或いは、制御部13は、一般セルの属する周波数が特定セルの属する周波数と異なる場合に、一般セルから特定セルへのセル選択を行わずに、待受セルを一般セルのまま維持してもよい。
また、制御部13は、MBMSデータ以外のサービスが利用されていない場合であっても、一般セルにおけるアイドル状態から特定セルへの接続手順を開始してもよい。言い換えると、制御部13は、アップリンクを介して送信すべきユーザデータが存在しない場合であっても、すなわち、アイドル状態からコネクティッド状態に遷移する必要がない場合であっても、一般セルにおけるアイドル状態から特定セルへの接続手順を開始してもよい。
なお、一般セルから特定セルへのハンドオーバ手順は、例えば、3GPP TS36.300 V10.4.0 §10.5.1.2 “RRC_CONNECTED”に記載されたハンドオーバ手順を用いてもよい。また、特定セルへの接続手順は、3GPP TS36.300 V10.4.0 §10.1.5.1 “Contention based random access procedure”に記載されてランダムアクセス手順を用いてもよい。
(移動通信方法)
以下において、第1実施形態に係る移動通信方法について説明する。図5及び図6は、第1実施形態に係る移動通信方法を示すシーケンス図である。
以下においては、一般セルから報知される前記MBMSデータをUE10がアイドル状態で受信する場合において、一般セルから特定セルへのセル選択(Cell Reselection)を行うケースについて主として説明する。
第1に、セル選択のターゲットセルとして特定セルが選択された場合における第1方法について、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、ステップ10において、UE10は、一般セルを管理するeNB110Aから報知情報を受信する。報知情報は、例えば、ヒステリシス(QHyst)、オフセット(Qoffset)及び優先度(cellReselectionPriority)を含む。また、報知情報は、現在のセル(一般セル)に隣接する隣接セルのリストを含む。
ステップ20において、UE10は、現在のセルの品質及び隣接セルの品質を測定する。
ステップ30において、UE10は、セル選択を行う。ここでは、セル選択のターゲットセルとして特定セルが選択されたものとして説明を続ける。
ステップ40において、UE10は、一般セルへの接続手順(例えば、Random Access Procedure)を開始する。
詳細には、ステップ41において、UE10は、一般セルを管理するeNB110Aに対して、所定プレアンブル(Random Access Preamble)を送信する。UE10が用いるべき所定プレアンブルを示す情報は、一般セルから報知される。
ステップ42において、一般セルを管理するeNB110Aは、UE10に対して、所定プレアンブルに対する応答(Random Access Response)を送信する。所定プレアンブルに対する応答は、例えば、UE10と一般セルとの間のタイミングを揃えるための情報、初期伝送速度などを含む。
ステップ43において、UE10は、一般セルを管理するeNB110Aに対して、初回情報として、例えば、RRCコネクションの設定を要求する情報(RRC Connection Request)を送信する。
ステップ44において、一般セルを管理するeNB110Aは、UE10に対して、初回情報に対する応答として、例えば、RRCコネクションが設定された旨を示す情報(RRC Connection Setup)を送信する。
ステップ50において、UE10は、一般セルから特定セルへのハンドオーバ手順を行う。一般セルから特定セルへのハンドオーバ手順は、例えば、3GPP TS36.300 V10.4.0 §10.5.1.2 “RRC_CONNECTED”に記載されたハンドオーバ手順を用いてもよい。
ステップ60において、特定セルを管理するHeNB110Bは、特定セルと接続されたUE10に対して、MBMSデータを送信する。MBMSデータは、例えば、PDSCHを介して送信される。
第2に、セル選択のターゲットセルとして特定セルが選択された場合における第2方法について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、ステップ110において、UE10は、一般セルを管理するeNB110Aから報知情報を受信する。報知情報は、例えば、ヒステリシス(QHyst)、オフセット(Qoffset)及び優先度(cellReselectionPriority)を含む。また、報知情報は、現在のセル(一般セル)に隣接する隣接セルのリストを含む。
ステップ120において、UE10は、現在のセルの品質及び隣接セルの品質を測定する。
ステップ130において、UE10は、セル選択を行う。ここでは、セル選択のターゲットセルとして特定セルが選択されたものとして説明を続ける。
ステップ140において、UE10は、特定セルを管理するHeNB110Bから報知情報を受信する。なお、報知情報は、例えば、MIBやSIBなどを含む。
ステップ150において、UE10は、一般セルへの接続手順(例えば、Random Access Procedure)を開始する。
詳細には、ステップ151において、UE10は、特定セルを管理するHeNB110Bに対して、所定プレアンブル(Random Access Preamble)を送信する。UE10が用いるべき所定プレアンブルを示す情報は、特定セルから報知される。
ステップ152において、特定セルを管理するHeNB110Bは、UE10に対して、所定プレアンブルに対する応答(Random Access Response)を送信する。所定プレアンブルに対する応答は、例えば、UE10と特定セルとの間のタイミングを揃えるための情報、初期伝送速度などを含む。
ステップ153において、UE10は、特定セルを管理するHeNB110Bに対して、初回情報として、例えば、RRCコネクションの設定を要求する情報(RRC Connection Request)を送信する。
ステップ154において、特定セルを管理するHeNB110Bは、UE10に対して、初回情報に対する応答として、例えば、RRCコネクションが設定された旨を示す情報(RRC Connection Setup)を送信する。
ステップ160において、特定セルを管理するHeNB110Bは、特定セルと接続されたUE10に対して、MBMSデータを送信する。MBMSデータは、例えば、PDSCHを介して送信される。
(作用及び効果)
第1実施形態では、一般セルから報知されるMBMSデータをアイドル状態で前記移動端末が受信する場合において、最終的に、UE10が特定セルに接続された状態となる。従って、特定セルがMBMSデータをユニキャスト(例えば、PDSCH)で送信することが可能であるため、UE10は、特定セルからMBMSデータを継続的に受信することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、3GPPリリース11では、MBMSサービスのサービス継続性を提供することが検討される。特に、UEがMBMSサービスを受け続ける(すなわち、MBMSデータの受信を継続する)ことができるよう、UEのアイドルモード(アイドル状態)での選択/再選択プロシージャを改良する必要がある。以下において、MBMS対応セルとMBMS非対応セルとの間でUEが移動する際のアイドルモードプロシージャについて説明する。
MBMSサービスは、一部のMBSFNエリアで提供されるが、全てのエリアで提供される訳ではない。現状、UEは、セル再選択の前に、ターゲットセルがMBMSサービスをサポートするか否かの知識を持たない。UEが、MBSFNエリアと非MBSFNエリアとの間の境界において、非MBSFNエリアのセルを再選択した場合、再選択されたセルでMBMSサービスが提供されないので、MBMSサービス継続性に影響を与える。UEがMBSFNエリア内の現在のセルを維持するのであれば、MBMSサービスが途切れずに継続できる。
図7に示すように、UE1がMBMS非対応セル(マクロセル)を再選択する場合、UE1は、もはやMBMSサービスをPTMで受けることができない。CSGセルはMBMS非対応セルの特殊なケースであるので、UE2もまたCSGセルを再選択するとMBMSサービスをPTMで受けることができない。現在の再選択規則によれば、メンバーUEは、適切なCSGセルを検知すると、現在キャンプしているセルの周波数優先度と無関係に、CSGセルを再選択する。
UEのMBMSサービス継続性を最適化するために、現在のMBMSキャリアを最高優先度とするようセル再選択プロシージャを修正する必要がある。UEが現にMBMSサービスをPTMで受けている場合、UEは、MBMS周波数を再選択の最高優先度周波数とすべきである。
このような再選択プロシージャは、異なる周波数に属するセル(MBMS対応セル及びMBMS非対応セル)間で再選択を行うのに有益である。しかしながら、図8に示すように、イントラ周波数(周波数内)のケース、特に、同一周波数のCSGセルに対して再選択を行うケースにも同様の変更を行うか否かは検討が必要である。MBMS対応セルを最高優先度とするよう再選択規則を変更する場合、UEは、ターゲットCSGセルからの干渉によりMBMS対応セルのカバレッジ外となることがある。よって、同一周波数のCSGセルはUEの最高優先度とすることが合理的である。UEがMBMSサービスを継続して受けるためには、CSGセルにおいてユニキャスト接続を使用できる。
したがって、イントラ周波数での再選択には、現在の再選択プロシージャを適用し、UEはユニキャスト接続によりMBMSサービスを受けることができる。
上述したように、MBMS非対応セルにキャンプするメンバーUEは、ユニキャストでMBMSサービスを受け続けることができる。しかしながら、MBMS非対応セルは、MBMSをサポートしないので、UEが利用できるMBMSサービス情報又はMBMSサービス変更通知を持たない。MBMSサービスの継続性とは、MBMSサービス変更通知を含む全てのMBMS関連情報をUEが利用できることを含む。
したがって、MBMS非対応セルにキャンプするUEには、MBMSサービス情報又はMBMSサービス変更通知が送られるべきである。
なお、米国仮出願第61/523159号(2011年8月12日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明は、移動端末が継続的にMBMSデータを受信できるので、移動通信分野において有用である。

Claims (3)

  1. セル再選択を制御する方法であって、
    移動端末において、
    MBMSデータが提供される周波数にキャンプするステップと、
    前記周波数の一般セルからMBMSデータを受信するステップと、
    前記MBMSデータが提供される間は前記周波数をセル再選択の最高優先度とするステップと、
    前記移動端末と接続可能なCSGセルを検知するステップと、
    前記移動端末が現在キャンプしている前記一般セルの周波数優先度と無関係に、前記CSGセルを再選択するステップと、を含む
    方法。
  2. セル再選択を制御する制御部を備える移動端末であって、
    前記制御部は、
    MBMSデータが提供される周波数にキャンプする処理と、
    前記周波数の一般セルからMBMSデータを受信する処理と、
    前記MBMSデータが提供される間は前記周波数をセル再選択の最高優先度とする処理と、
    前記移動端末と接続可能なCSGセルを検知する処理と、
    前記移動端末が現在キャンプしている前記一般セルの周波数優先度と無関係に、前記CSGセルを再選択する処理と、を実行する
    移動端末。
  3. セル再選択を行う移動端末に備えられるプロセッサであって、
    MBMSデータが提供される周波数にキャンプする処理と、
    前記周波数の一般セルからMBMSデータを受信する処理と、
    前記MBMSデータが提供される間は前記周波数をセル再選択の最高優先度とする処理と、
    前記移動端末と接続可能なCSGセルを検知する処理と、
    前記移動端末が現在キャンプしている前記一般セルの周波数優先度と無関係に、前記CSGセルを再選択する処理と、を実行する
    プロセッサ。
JP2016090770A 2011-08-12 2016-04-28 方法、移動端末、及びプロセッサ Pending JP2016165141A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161523159P 2011-08-12 2011-08-12
US61/523,159 2011-08-12

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529002A Division JP5932800B2 (ja) 2011-08-12 2012-08-10 移動通信方法、移動端末、及びプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016165141A true JP2016165141A (ja) 2016-09-08

Family

ID=47715122

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529002A Active JP5932800B2 (ja) 2011-08-12 2012-08-10 移動通信方法、移動端末、及びプロセッサ
JP2016090770A Pending JP2016165141A (ja) 2011-08-12 2016-04-28 方法、移動端末、及びプロセッサ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013529002A Active JP5932800B2 (ja) 2011-08-12 2012-08-10 移動通信方法、移動端末、及びプロセッサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140192702A1 (ja)
EP (1) EP2744241A4 (ja)
JP (2) JP5932800B2 (ja)
WO (1) WO2013024803A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140355507A1 (en) * 2013-05-28 2014-12-04 Qualcomm Incorporated Adjusting priority of mbms and femto cells
CN114342421A (zh) * 2019-09-18 2022-04-12 Oppo广东移动通信有限公司 一种业务数据传输方法及装置、终端设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532074A (ja) * 2004-04-16 2007-11-08 ノキア コーポレイション Mbmsのための周波数レイヤ収斂方法
WO2010073701A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 日本電気株式会社 無線通信システム、通信制御方法、無線基地局、無線端末および記憶媒体
JP2010157918A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nec Corp 無線通信システム、通信制御方法、無線端末およびプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090067386A1 (en) * 2007-06-19 2009-03-12 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for cell reselection enhancement for e-utran
CN101690277B (zh) * 2007-07-05 2017-07-11 Tcl通讯科技控股有限公司 移动通信系统、基站及移动终端
JP4460616B2 (ja) * 2007-11-16 2010-05-12 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ セル選択方法及び移動局
WO2010073700A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 日本電気株式会社 無線通信システム、通信制御方法、無線基地局、無線端末および記憶媒体
US8908595B2 (en) * 2009-03-12 2014-12-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for adjacent channel interference mitigation in access point base stations
US8831523B2 (en) * 2009-06-18 2014-09-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for beamforming for femtocells
JP5298062B2 (ja) * 2010-04-26 2013-09-25 シャープ株式会社 移動局装置、通信システム、セル再選択方法および集積回路
US9173192B2 (en) * 2011-03-17 2015-10-27 Qualcomm Incorporated Target cell selection for multimedia broadcast multicast service continuity
ES2708785T3 (es) * 2011-04-13 2019-04-11 Hmd Global Oy Selección de célula dependiendo de capacidad de MBMS
US9072072B2 (en) * 2011-04-29 2015-06-30 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for managing simultaneous unicast and multicast/broadcast services in a wireless communication system
EP2721881A1 (en) * 2011-06-17 2014-04-23 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) A wireless device, a network node and methods therein

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532074A (ja) * 2004-04-16 2007-11-08 ノキア コーポレイション Mbmsのための周波数レイヤ収斂方法
WO2010073701A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 日本電気株式会社 無線通信システム、通信制御方法、無線基地局、無線端末および記憶媒体
JP2010157918A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nec Corp 無線通信システム、通信制御方法、無線端末およびプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ALCATEL-LUCENT SHANGHAI BELL, ALCATEL-LUCENT: "Enhancement of cell reselection for MBMS service continuity[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#74 R2-113134, JPN6016022536, 2 May 2011 (2011-05-02) *
LG ELECTRONICS INC.: "Mobility between a MBMS cell and a CSG cell[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#74 R2-113336, JPN6016022538, 3 May 2011 (2011-05-03) *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2744241A4 (en) 2015-04-08
JP5932800B2 (ja) 2016-06-08
WO2013024803A1 (ja) 2013-02-21
US20140192702A1 (en) 2014-07-10
JPWO2013024803A1 (ja) 2015-03-05
EP2744241A1 (en) 2014-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6184566B2 (ja) 通信制御方法、ユーザ端末、及び装置
JP5932799B2 (ja) 移動通信方法、移動端末、及びプロセッサ
US10097967B2 (en) Mobile communication method, mobile terminal, radio base station, and program
JP5932800B2 (ja) 移動通信方法、移動端末、及びプロセッサ
JP5442158B2 (ja) 移動通信方法、移動端末、無線基地局及びプログラム
JPWO2013065839A1 (ja) 移動通信方法
JP6109396B2 (ja) Bm−sc及び基地局

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170606