JP2016164453A - ディスクブレーキロータ、ディスクブレーキ装置、および車両 - Google Patents
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Abstract
Description
、この取付孔90cに配置された固定ピン22c(図5)によって、車輪17のブレーキ取付部17aに固定されている。
等が混合されたセラミック複合体や、多孔質セラミック体に金属が含浸されたセラミック構造体からなる場合、ブレーキパッドによって、ディスクブレーキロータの表面の金属部分がブレーキパッドの表面に対応する形状に削られるように摩耗し易い。この場合、ブレーキパッド76の表面とディスクブレーキロータの表面との機械的係合が生じ難く、制動性が比較的低くなり、また水等の液体の付着によって制動性能が変化(低減)し易い。また、ブレーキパッドの金属成分とブレーキロータの金属成分とが互いに溶着し易く、ブレーキ部分の温度の変化に応じて、車両の制動性能が変化し易い。
ブレーキロータ22では、この取付孔90cを金属からなる内側ロータ部材90に設けており、車輪17からの振動等の衝撃は、耐衝撃性の比較的高い金属からなる内側ロータ部材に伝わる構成となっており、これにより、自転車10の走行時でもブレーキロータ22は割れ難くなっている。
の側面、および内側ロータ部材90の側面と第2外側ロータ部材92の側面が、いずれも面一となっているが、図7(b)に示すように、内側ロータ部材90の側面から第1外側ロータ部材91の側面が突出していてもよく、また、内側ロータ部材90の側面から第2外側ロータ部材92の側面が突出していてもよい。また、図7(c)に示すように、内側ロータ部材90の側面に対して第1外側ロータ部材91の側面が凹んでいてもよく、また、内側ロータ部材90の側面から第2外側ロータ部材92の側面が凹んでいてもよい。外周面91αや外周面92αに小石等の異物が衝突することをより確実に抑制するには、図7(c)のように、内側ロータ部材90の側面に対して、第1外側ロータ部材91の側面および第2外側ロータ部材92の側面が凹んでいてもよい。外周面91αや外周面92αに小石等の異物が衝突することを抑制しつつ、内側ロータ部材の90の厚さをなるべく薄くしてブレーキロータ22の重量を低減させたい場合などは、図2に示すように、内側ロータ部材90の側面と第1外側ロータ部材91の側面、および内側ロータ部材90の側面と第2外側ロータ部材92の側面を、いずれも面一とすることが好ましい。
料を主成分とすればよく、例えば繊維強化プラスチックであることが好ましい。なかでも、強度や耐久性および熱伝導率の向上等の点で、炭素繊維を用いた炭素繊維強化プラスチックであることが好ましい。
材90に取り付けてもよい。また、図8(b)および(c)に示すような固定ピン150のみで接合してもよい。 また、例えばブレーキロータ22に対応する形状の型部材の中に、予め形成した第1ロータ部材91と第2ロータ部材92とを配置しておき、この型部材に例えばアルミニウムを主成分とする金属(溶融金属)を流し込んで冷却して固化することで、アルミニウムを主成分とする内側ロータ部材90の表面に第1ロータ部材91と第2ロータ部材92とが固着したブレーキロータ20を製造してもよい。内側ロータ部材90がアルミニウムなどの比較的融点が低材質からなる場合、このように溶融金属を型部材に流し込む方向を用いると、例えば図1〜7に示したような、内側ロータ部材90が第1凹部93や第2凹部94を備える実施形態のディスクブレーキロータを比較的容易に製造することができる。
12 ブレーキ装置
14 フレーム
16 フロントフォーク
22 ディスクブレーキロータ
76 ブレーキパッド
90 内側ロータ部材
91 第1外側ロータ部材
92 第2外側ロータ部材
Claims (9)
- 内側ロータ部材と、
前記内側ロータ部材の一部を挟み込むように配置された、第1外側ロータ部材および第2外側ロータ部材とを備え、
前記内側ロータ部材は金属を主成分とし、
前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材がセラミック焼結体を主成分とすることを特徴とするディスクブレーキロータ。 - 前記内側ロータ部材は、一方主面に第1凹部を有し、他方主面に第2凹部を有しており、
前記第1外側ロータ部材が前記第1凹部に配置され、前記第2外側ロータ部材が前記第2凹部に配置されており、
前記第1外側ロータ部材の外周面が、前記第1凹部の内側側面に対向し、
前記第2外側ロータ部材の外周面が、前記第2凹部の内側側面に対向していることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキロータ。 - 前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材の外周部から前記内側ロータ部材の外周部にかけて被覆部材で覆われていることを特徴とする請求項1または2記載のディスクブレーキロータ。
- 前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材の外周部は凹部を有しており、前記被覆部材は前記凹部内に入り込んでいることを特徴とする請求項3記載のディスクブレーキロータ。
- 前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材は円環状であり、前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材の内周部から前記内側ロータ部材にかけて、被覆部材で覆われていることを特徴とする請求項3または4に記載のディスクブレーキロータ。
- 前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材の内周部は凹部を有しており、前記被覆部材は前記凹部内に入り込んでいることを特徴とする請求項5記載のディスクブレーキロータ。
- 前記セラミック焼結体が、炭化珪素質焼結体を主成分とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のディスクブレーキロータ。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のディスクブレーキロータと、前記第1外側ロータ部材および前記第2外側ロータ部材にそれぞれ当接する複数のブレーキパッドとを備えたことを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項8記載のブレーキ装置が取り付けられ車輪を備えたことを特徴とする車両。
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JP2015107776A Pending JP2016164453A (ja) | 2015-02-26 | 2015-05-27 | ディスクブレーキロータ、ディスクブレーキ装置、および車両 |
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- 2015-05-27 JP JP2015107776A patent/JP2016164453A/ja active Pending
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