JP2016161170A - 風管の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】風管内を流通する気体のリークを防止することができ、しかも設置が容易になる風管の接続構造とする。
【解決手段】単位風管1A,1Bが連結されて気体が流通する構造とされる風管1の接続構造であって、風管1の連結部が円筒状の外側風管2で覆われ、この外側風管2の基端部2xが一方の単位風管1Aの外周面に接着され、外側風管2の先端部2yの外周面に、単位風管1A,1Bの形成素材及び外側風管2の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成された環状の帯材3が縫合され、この縫合部を覆う環状の封止材4が、外側風管2の内周面に備えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、風管の接続構造に関するものである。
相互に隣接する風管(単位風管)が連結されてなる風管は、この風管内を流通する気体が連結部からリークしないよう種々の工夫がなされている。例えば、特許文献1は、風管の連結部を「円筒状の外スカートにて外側から被覆すると共に、当該外スカートを風上側風管及び風下側風管の夫々の外面に対し全周にわたって密着してなる」風管の接続構造を提案している。
しかしながら、この提案は、外スカートの密着方法として、「接続後における溶着」(例えば、請求項2)を想定しており、風管内を流通する気体のリークを防止するという点では優れるものの、風管の設置に時間がかかり、また、風管の解体が困難になるとの問題を有している。
特開平11−325568号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、風管内を流通する気体のリークを防止することができ、しかも設置が容易になる風管の接続構造を提供することにある。好ましくは、解体も容易になる風管の接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者等は、当初、相互に隣接する風管(単位風管)の連結部を円筒状の外側風管で覆い、この外側風管の一方の端部(基端部)は一方の単位風管に融着等するものの、他方の端部(先端部)は他方の単位風管に融着等せず、当該先端部に単位風管や外側風管の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成された環状の帯材を備えることを考えた。この形態によると、風管内を気体が流通し、内圧が上昇したとしても、環状の帯材によって外側風管の膨らみが抑えられ、単位風管と外側風管とが密着するため、融着等と同様の効果が得られると考えたのである。
しかるに、環状の帯材の形成素材を、外側風管の形成素材とは伸縮率が異なるものとすると、環状の帯材を外側風管に融着等して備えることが困難になるため、縫合して備える必要が生じる。なお、外側風管及び環状の帯材の形成素材を同一とすると、外側風管の基端部を一方の単位風管に融着等するのが困難になる。したがって、当該縫合部(の穴)から風管内を流通する気体がリークしてしまい、思うような効果が得られなかった。
そこで、更に種々の検討を重ね、想到するに至ったのが以下に示す本発明である。
(請求項1記載の発明)
相互に隣接する一方の単位風管及び他方の単位風管が連結されて気体が流通する構造とされる風管の接続構造であって、
前記風管の連結部が円筒状の外側風管で覆われ、
この外側風管の基端部が前記一方の単位風管の外周面に接着され、
前記外側風管の先端部の外周面に、前記単位風管の形成素材及び前記外側風管の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成された環状の帯材が縫合され、
この縫合部を覆う環状の封止材が、前記外側風管の内周面に備えられる、
ことを特徴とする風管の接続構造。
(請求項2記載の発明)
前記環状の帯材は、先端側側縁が前記外側風管の先端縁を越えて前記他方の風管の外周面上まで延在し、
前記環状の封止材は、基端側側縁が前記環状の帯材の基端側側縁を越えて前記外側風管の基端部側に延在する、
請求項1記載の風管の接続構造。
(請求項3記載の発明)
前記単位風管及び前記外側風管は、伸縮率が「横方向」>「縦方向」となる同一の素材によって形成され、
前記単位風管は、伸縮率が相対的に大きい前記横方向が前記気体の流通方向と直交する方向となるように形成され、
前記外側風管は、伸縮率が相対的に小さい前記縦方向が前記気体の流通方向と直交する方向となるように形成される、
請求項1又は請求項2記載の風管の接続構造。
(請求項4記載の発明)
前記単位風管及び前記外側風管の接着が融着とされ、
前記一方の風管及び前記他方の風管の連結がファスナーとされる、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の風管の接続構造。
(主な作用効果)
外側風管の先端部の外周面に単位風管の形成素材及び外側風管の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成された環状の帯材が縫合されていると、気体の流通により膨らんだ単位風管と膨らみが抑えられた外側風管とが密着することになる。したがって、単位風管と外側風管との間から気体がリークするのを抑制することができる。
また、縫合部を覆う環状の封止材が外側風管の内周面に備えられていると、縫合部から気体がリークするのも抑制することができる。したがって、本発明によると、単位風管及び外側風管を融着等するのと同様に、風管内を流通する気体のリークを防止することができる。しかも、この作用効果は、風管を設置する際の融着等によるものではないため、風管を容易に設置することができる。
本発明によると、風管内を流通する気体がリークするおそれがなく、しかも設置が容易な風管の接続構造となる。
風管の接続構造及び接続手順の説明図である。 外側風管、環状の帯材、及び環状の封止材の断面方向に関する位置関係を示す説明図である。 気体が流通する前の状態(1)、及び気体が流通する状態(2)における、単位風管及び外側風管の関係を示す説明図である。 外側風管、環状の帯材、及び環状の封止材の前後方向(気体の流通方向)に関する位置関係を示す説明図である。 単位風管及び外側風管の形成素材を説明するための説明図である。 漏風量を測定する試験に使用した装置の概要図である。
次に、本発明を実施するための形態を説明する。
図1に示すように、本形態に係る風管1の接続構造には、気体の流通方向に並べられる複数の単位風管、図示例では一方の単位風管1A及び他方の単位風管1B、並びに外側風管2、環状の帯材3、及び環状の封止材4が、主に備えられている。
風管1を設置するに際しては、図1の(1)に示すように、相互に分離した状態にある一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bが、図1の(2)に示すように、一方の単位風管1Aの端部1x及び他方の単位風管1Bの端部1xにおいて連結される。この連結によって、風管1の内部に気体を流通させることができる状態になる。
外側風管2は、基端部2xが一方の単位風管1Aの外周面に全周にわたって接着されている。この接着は、気体のリーク防止という観点から、例えば、熱融着、超音波融着等の融着によるのが好適である。
他方、外側風管2の先端部2yは、他方の単位風管1Bの外周面に接着されておらず、図2に示すように、当該先端部2yの外周面側に環状の帯材3が全周にわたって縫合されている。また、外側風管2の先端部2yの内周面側には、環状の封止材4が接着等によって全周にわたって備えられている。
なお、図2の(1)は、外側風管2に対して、環状の帯材3及び環状の封止材4が備えられる前の状態を、図2の(2)は、外側風管2の先端部2yの内周面側に環状の封止材4が備えられた状態を、図2の(3)は、更に外側風管2の先端部2yの外周面側に環状の帯材3が備えられた状態を、それぞれ示す。
環状の帯材3は、単位風管1Aや単位風管1Bの形成素材及び外側風管2の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成されている。また、環状の封止材4は、外側風管2及び管状の帯材3の縫合部3x(図3参照)を覆うように備えられている。
外側風管2は、当初、捲られる等して一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bを連結する際の邪魔にならない状態とされている。しかるに、一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bの連結後においては、図1の(3)に示すように、一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bの端部1x同士で構成される風管1の連結部を覆う状態とされる。
本形態によると、図3の(1)に示すように、当初、外側風管2、図示例では環状の封止材4が、他方の単位風管1Bと密着していなかったとしても、図3の(2)に示すように、気体の流通によって他方の単位風管1Bが膨らむと、当該膨らんだ他方の単位風管1Bと、環状の帯材3によって膨らみが抑えられた外側風管2、図示例では環状の封止材4と、が密着することになる。したがって、他方の単位風管1Bと外側風管2との間から気体(連結部(1x)からリークした気体)がリークするおそれがない。
また、縫合部3xを覆う環状の封止材4が外側風管2の内周面に備えられているため、縫合部3xから気体(連結部(1x)からリークした気体)がリークするおそれもない。つまり、本形態によると、他方の単位風管1B及び外側風管2を融着等するのと同様に、風管1の内部を流通する気体のリークを完全に防止することができる。しかも、この作用効果は、風管1を設置する際の融着等によるものではないため、風管1を容易に設置することができる。特に、本形態では、気体の流通が止まり、他方の単位風管1Bが萎むと、この他方の単位風管1Bから外側風管2、図示例では環状の封止材4が自然に離れるため、一方の単位風管1Aや他方の単位風管1Bの連結解除も容易となり、風管1の解体が容易となる。
ここで、図4に(形態A)として示すように、環状の帯材3は、先端側側縁3aが外側風管2の先端縁2aを越えて他方の風管1Bの外周面上まで延在し、環状の封止材4は、基端側側縁4bが環状の帯材3の基端側側縁3bを越えて外側風管2の基端部側に延在していると好適である。
この点、図4に(形態B)として示すように、環状の帯材3の先端側側縁3aが外側風管2の先端縁2aと面一であると、同形態の下段に示すように、外側風管2と環状の封止材4との間から気体(連結部(1x)からリークした気体)がリークするおそれがある。これに対し、(形態A)のように、環状の帯材3の先端側側縁3aが外側風管2の先端縁2aを越えて他方の風管1Bの外周面上まで延在していると、当該環状の帯材3によって以上のような気体のリークが防止される。
また、図4に(形態B)として示すように、環状の封止材4の基端側側縁4bが環状の帯材3の基端側側縁3bと面一であると、外側風管2と環状の封止材4との間から気体(連結部(1x)からリークした気体)がリークするおそれがある。これに対し、(形態A)のように、環状の封止材4の基端側側縁4bが環状の帯材3の基端側側縁3bを越えて外側風管2の基端部側に延在していると、当該環状の封止材4が歪むことによって以上のような気体のリークが防止される。
なお、例えば、単位風管1A,1Bの直径が300〜3000mm(好適には1500mm)である場合においては、環状の帯材3の幅(気体の流通方向の長さ)を50mm、環状の封止材4の幅(気体の流通方向の長さ)を10〜50mm(好適には30mm)とし、環状の帯材3の先端側側縁3aが外側風管2の先端縁2aを越える長さを40mm以下(好適には30mm)、環状の封止材4の基端側側縁4bが環状の帯材3の基端側側縁3bを越える長さを30mm以下(好適には10mm)とすると好適である。
また、図5に示すように、一方の単位風管1A(他方の単位風管1Bも同様)及び外側風管2は、可撓性、あるいは柔軟性を有する素材であって、伸縮率が「横方向」>「縦方向」となる同一の素材によって形成され、しかも一方の単位風管1Aは、伸縮率が相対的に大きい横方向(伸縮方向)が気体の流通方向と直交する方向となるように形成され、外側風管2は、伸縮率が相対的に小さい縦方向が気体の流通方向と直交する方向となるように形成されていると好適である。
この形態によると、一方の単位風管1A、外側風管2、及び環状の帯材3の幅方向(気体の流通方向に直交する方向)に関する伸縮率が、一方の単位風管1A>外側風管2>環状の帯材3となる。したがって、一方の単位風管1A及び外側風管2と、環状の帯材3とで、形成素材の伸縮率が大きく異なっていたとしても、伸縮率の変化が一方の単位風管1A>外側風管2>環状の帯材3と段階的になり、皺等ができるおそれがなくなる。この点、皺等の発生は、気体のリークにつながるので可及的に防止するのが好ましい。
なお、例えば、単位風管1A,1Bの直径を300〜3000mm(好適には1500mm)とした場合においては、外側風管2の直径を同径とし、また、当該外側風管2の長さ(気体の流通方向の長さ)を300〜600mm(好適には400mm)とすると、皺の発生を完全に防止することができる。
また、単位風管1A,1Bが膨らんだ際に外側風管2がずれてしまうのを防止するために、図1の(4)に示すように、両端部をそれぞれ外側風管2及び他方の単位風管1Bにボタン止め等することができるズレ止め材が備えられると好適である。
さらに、前述したように一方の単位風管1A及び外側風管2の基端部2xの接着が融着とされ、加えて一方の風管1A及び他方の風管1Bの連結がファスナーとされるているとより好適である。
この形態によると、図1の(4)に示すように、外側風管2で覆われる部分の風管1が、外側風管2の基端部2x、一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bの連結部(1x)、及び外側風管2の先端部2yにおいて狭まることにより、風管1の形状が安定する。したがって、外側風管2で覆われる部分における一方の単位風管1A及び他方の単位風管1Bの歪みが抑制され、また、これに伴う他方の単位風管1Bと外側風管2との密着性低下、これを原因とする気体のリークが抑制される。
(形成素材)
単位風管1A,1Bの形成素材は、可撓性や柔軟性を有する素材を使用することができ、従来から使用されている素材、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)を使用することができる。
また、外側風管2の形成素材としては、単位風管1A,1Bと同一の素材を使用することも、異なる素材を使用することもできる。ただし、前述した通り、同一の素材を使用し、伸縮方向を異なるものとするのが好適である(図5参照)。同一の素材であると、外側風管2の基端部2xの融着等が容易である。
環状の帯材3の形成素材としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を使用することができる。ただし、ポリプロピレンを使用するのが好ましい。ポリプロピレン製の帯材としては、例えば、トラスコ中山(株)製の結束バンド(PPB−30シリーズ、PPB−40シリーズ、PPB−50シリーズ等)等が存在し、この結束バンドの端部を融着等することで、本形態の環状の帯材3とすることができる。
環状の封止材4の形成素材としては、例えば、合成ゴム、ポリエチレン等を使用することができる。ただし、合成ゴムを発泡させた半連続気泡体を有する発泡体を使用するのが好ましい。この発泡体としては、例えば、三和化工(株)のパッキン材(オプシーラー・ラバペルカ:OP−130(エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)等)等が存在する。このパッキン材を外側風管2の内周面に全周にわたって貼り付けることで、本形態の環状の封止材4とすることができる。
単位風管1A,1Bの連結部(1x)は、従来から使用されているファスナーで構成するのが好適である。ただし、面ファスナー等で構成することもできる。
(その他)
本形態の風管1は、例えば、トンネルの頂部から吊り下げられて使用される。したがって、単位風管1A,1Bには、吊り穴を有する懸垂帯等が適宜備えられる。
次に、本発明の実施例を説明する。
図6に示す試験装置を使用して気体の漏風量を測定する試験を行った。本試験装置は、試験風管100に、ブロワ101(ボルテックスブロワ)及びコンプレッサー102と、圧力計103(KANOMAX ANEMOMASTER)及び流量計104(AP−0200)と、バルブBと、が接続されてなる。試験風管100は、一方の単位風管1A(直径1500mm)及び他方の単位風管1B(直径1500mm)と、これらの連結部を覆う外側風管2と、で構成されている。試験風管100の両端部は閉じられている。
本試験装置を使用して試験を行うにあたっては、まず、ブロワ101を使用して試験風管100を膨らませた。次に、バルブBを開閉して、エアー源をブロワー101からコンプレッサー102に切り替えた。試験風管100の内圧が測定目標圧力となったら、バルブBを調節してエアーの流量を試験風管100の内圧が変化しなくなるまで下げた。そして、この内圧が変化しなくなった時点でのエアーの流量を漏風量(l/分)とした。
表1に試験結果を示した。実施例1〜4は、内圧を1〜8kPaまで段階的に加圧した場合を、実施例5は、内圧を8〜1kPaまで段階的に減圧した場合を、実施例6〜8は、内圧を0〜5kPaまで急加圧した場合を、実施例9〜12は、内圧を0〜8kPaまで急加圧した場合を、それぞれ示す。
Figure 2016161170
本発明は、トンネル内等に設置される風管の接続構造として適用可能である。
1…風管、1A…一方の単位風管、1B…他方の単位風管、2…外側風管、3…環状の帯材、4…環状の封止材、5…ズレ止め材、100…試験風管、101…ブロワ、102…コンプレッサー、103…圧力計、104…流量計、B…バルブ。

Claims (4)

  1. 相互に隣接する一方の単位風管及び他方の単位風管が連結されて気体が流通する構造とされる風管の接続構造であって、
    前記風管の連結部が円筒状の外側風管で覆われ、
    この外側風管の基端部が前記一方の単位風管の外周面に接着され、
    前記外側風管の先端部の外周面に、前記単位風管の形成素材及び前記外側風管の形成素材よりも伸縮率が小さい素材で形成された環状の帯材が縫合され、
    この縫合部を覆う環状の封止材が、前記外側風管の内周面に備えられる、
    ことを特徴とする風管の接続構造。
  2. 前記環状の帯材は、先端側側縁が前記外側風管の先端縁を越えて前記他方の風管の外周面上まで延在し、
    前記環状の封止材は、基端側側縁が前記環状の帯材の基端側側縁を越えて前記外側風管の基端部側に延在する、
    請求項1記載の風管の接続構造。
  3. 前記単位風管及び前記外側風管は、伸縮率が「横方向」>「縦方向」となる同一の素材によって形成され、
    前記単位風管は、伸縮率が相対的に大きい前記横方向が前記気体の流通方向と直交する方向となるように形成され、
    前記外側風管は、伸縮率が相対的に小さい前記縦方向が前記気体の流通方向と直交する方向となるように形成される、
    請求項1又は請求項2記載の風管の接続構造。
  4. 前記単位風管及び前記外側風管の接着が融着とされ、
    前記一方の風管及び前記他方の風管の連結がファスナーとされる、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の風管の接続構造。
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