JP2016156224A - 降雨センサ、ルーバ装置 - Google Patents

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Isato Takahashi
勇人 高橋
薮ノ内 伸晃
Nobuaki Yabunouchi
伸晃 薮ノ内
敬一 丸山
Keiichi Maruyama
敬一 丸山
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Abstract

【課題】屋内に雨滴が浸入する可能性があるか否かを単一のセンサで検出することを可能にする。
【解決手段】降雨センサ10は、屋外に露出した建具20に取り付けられるフレームと、フレームに設けられたセンシング部とを備える。建具20は、複数の羽根板22が上下に並ぶルーバ21を含む。センシング部は、雨滴の付着により降雨を検出する構成である。フレームは、センシング部において雨滴の付着を検知する面が、ルーバ21に対して屋内側に位置しかつ複数の羽根板22が並ぶ面に沿うように配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、降雨センサ、ルーバ装置に関し、とくに、建物に設置される降雨センサ、およびこの降雨センサを備えるルーバ装置に関する。
従来、屋内外を連通する開口部に取り付けられた窓枠と、窓枠に窓ガラスが設けられた窓ガラスと、窓ガラスを開閉する駆動手段とを備え、窓枠の一部である縦枠に複数の雨滴センサ(降雨センサ)を上下に設けた窓装置が提案されている(特許文献1参照)。この窓装置は、雨滴センサで雨滴が検出されたかに応じて、窓ガラスの昇降位置を制御するように構成されている。また、雨滴センサは、窓枠の上方に庇部材を設けた建物に適用されることが記載されている。すなわち、特許文献1に記載された構成は、降雨を検出した雨滴センサの位置に応じた高さに窓ガラスを上下させる構成であり、雨滴が屋内に浸入しないように窓の開閉量を調節することが可能になっている。
また、特許文献2には、雨センサー(降雨センサ)を用いて、雨のときにはルーバを閉じ、晴のときにルーバを開くようにしたルーバ駆動制御装置が開示されている。
特開2008−208651号公報 特開平3−296652号公報
特許文献1に記載された構成では、屋内に雨滴が浸入する可能性があるときに、雨滴が浸入しないように窓の開閉量を調節することが可能であるが、複数の雨滴センサが必要になる。つまり、雨量あるいは風速に応じて窓の開閉量を調節することが可能であるが、複数の雨滴センサが必要であるからコスト高になる。
一方、特許文献2に記載された構成では、単一の雨センサーでルーバの開閉を制御しており、雨センサーは晴雨の別を判断できる。しかしながら、雨センサーは小雨程度でも雨天と判断する可能性があり、屋内に雨滴が浸入する可能性の有無に応じたルーバの制御はできない。
本発明は、屋内に雨滴が浸入する可能性があるか否かを単一のセンサで検出することを可能にした降雨センサを提供することを目的とし、さらに、この降雨センサを備えるルーバ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る降雨センサは、屋外に露出した建具に取り付けられるフレームと、前記フレームに設けられたセンシング部とを備え、前記建具は、複数の羽根板が上下に並ぶルーバを含み、前記センシング部は、雨滴の付着により降雨を検出する構成であり、前記フレームは、前記センシング部において雨滴の付着を検知する面が、前記ルーバに対して屋内側かつ前記複数の羽根板が並ぶ面に沿うように配置されることを特徴とする。
本発明に係るルーバ装置は、複数の羽根板が上下に並び、かつ屋外に露出するルーバと、雨滴の付着により降雨を検出するセンシング部を備えた降雨センサとを備え、前記降雨センサは、前記センシング部において雨滴の付着を検知する面が、前記ルーバに対して屋内側に位置しかつ前記複数の羽根板が並ぶ面に沿うように前記ルーバに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、屋内に雨滴が浸入する可能性があることを単一のセンサで検出することが可能になるという利点を有する。
実施形態を示す概略斜視図である。 実施形態のルーバ装置を示す正面図である。 実施形態のルーバ装置の一部を示す斜視図である。 実施形態の降雨センサを示す斜視図である。 実施形態の一部を示す側面図である。 実施形態の一部を示す斜視図である。 実施形態における他の構成例の一部を示す側面図である。 実施形態におけるさらに他の構成の一部を示す側面図である。
以下に説明する降雨センサは、建物において屋外に露出する建具に取り付けられた状態で使用されることを想定している。本実施形態でいう建具は、複数の羽根板が上下に並ぶルーバを備える構成であり、この建具を通して屋外と屋内との間で通気する換気機能を実現するように構成されている。
建具に設けられたルーバは、複数の羽根板それぞれに定めた回転中心の周りで羽根板それぞれの端部が上下に移動可能になる構成と、複数の羽根板が固定された構成とのいずれかが採用される。この種のルーバを備える建具には、外付けブラインド、雨戸、ジャロジー窓などがある。ルーバは、換気機能のほか、屋外から屋内への光の入射を抑制する機能(日よけ機能)、屋外からの雨の浸入を抑制する機能(雨よけ機能)、屋外からの視線を遮る機能(目隠し機能)などの各種機能を実現する。
この種の建具は、ジャロジー窓のように建物の開口部を開閉する機能を有するように構成される構成と、外付けブラインドあるいは雨戸のように、建物の開口部を開閉する窓あるいは戸などの屋外側に配置される構成とがある。この種の建具を用いて建物の自然換気を行う場合、雨天時であっても、風速が小さく雨量が少なければ通気可能にし、風速が大きいか雨量が多ければ建物の開口部を閉じることが望ましい。なお、雨天時は、降雪時と読み替えてもよい。
以下に説明する降雨センサは、風速および雨量が建物の開口部を閉じる程度であるか否かを判断するように構成されている。つまり、降雨センサは、雨が屋内に吹き込む程度か否かを判断するように構成されている。本実施形態では、建具が外付けブラインドである場合を例として説明する。また、本実施形態では、建具の屋内側に、建物の開口部を開閉する窓が形成されている場合を例として説明する。なお、以下に説明する実施形態の構成は一例であり、建具の配置、建具の種類などが異なる場合でも、以下に説明する技術と同様の効果が期待できる。
本実施形態では、図1に示すように、建物30の開口部31に設けられた引き違い窓32の屋外側に、建具20が配置されている場合を例としている。ここでの引き違い窓32は、床面よりも高い位置に配置されている腰高窓を想定しているが、床面と同じ高さに配置された掃き出し窓などであってもよい。
建具20は、複数の羽根板22が上下に並ぶルーバ21を備える。図2、図3に示すルーバ21は、羽根板22をレール23で案内する構造であり、上下方向に沿った2本のレール23の間に羽根板22が配置されている。羽根板22の長手方向(横方向)の両端からはガイドピン221が突出し、ガイドピン221の先端部はレール23に挿入される。羽根板22の材料は、合成樹脂で被覆された薄肉の金属板、金属の押出成形品、合成樹脂の成形品、木質板などから選択される。
羽根板22は、ガイドピン221を回転中心として回転可能に配置される。すなわち、複数の羽根板22は、回転中心であるガイドピン221の周りで、羽根板22それぞれの幅方向の端部が上下に移動可能になるように配置される。言い換えると、ルーバ21は、羽根板22の角度を変化させることが可能になるように構成されている。ガイドピン221は、羽根板22の幅方向において中央部あるいは一端寄りに設けられる。
羽根板22の角度を変化させる機構は周知の構成である。一例を言えば、羽根板22に結合されたワイヤを通して羽根板22に回転力を作用させる構成、またはレール23の内部に配置されたチェーンを通してガイドピン221に回転力を作用させる構成などが採用される。また、羽根板22の角度を変化させる機構は、ルーバ21に設けられた複数の羽根板22の角度が同じになるように構成される。
上下に隣り合う羽根板22の間に隙間を形成するように羽根板22の角度が調節された状態では、屋外と屋内との間で空気を流通させることが可能である。また、上下に隣り合う羽根板22の間に隙間が形成されないように羽根板22の角度が調節された状態では、空気の流通が抑制され、かつ屋内への風雨の浸入が低減される。
なお、ルーバ21は、羽根板22がレール23に沿って上下に移動するように構成されていることが望ましいが、羽根板22が上下に移動せず、羽根板22の角度が可変である構成であってもよい。
本実施形態の降雨センサ10は、図4に示すように、上述のような建具20に取り付けられるフレーム11を備える。降雨センサ10は、ルーバ21と引き違い窓32との間に配置される。また、フレーム11には、降雨を検知するセンシング部12が設けられる。つまり、フレーム11は、センシング部12を取り付けた板状の台座111と、台座111を建具20に結合する取付部112とを備える。
センシング部12としては、たとえば、雨滴の付着による電気抵抗の変化を利用する構成、あるいは雨滴の付着による静電容量の変化を利用する構成が知られている。センシング部12は、降雨時に雨滴の付着を検知する面が屋外側に露出するように配置され、降雨センサ10は、センシング部12に所要量の雨滴が付着したときに降雨と判断する判断回路を備える。
フレーム11は、台座111においてセンシング部12を取り付けた面から複数個(たとえば、4個)の取付部112を備える。台座111は矩形板状に形成され、台座111の中央部にセンシング部12が設けられている。取付部112は、降雨センサ10を建具20に結合可能な形状に形成され、図4に示す例では、建具20に結合する断面弧状の掴み部113を取付部112の先端部に備える。また、取付部112は、台座111と掴み部113との間をつなぐ支持脚114を備える。言い換えると、台座111の四隅から支持脚114がそれぞれ突出し、支持脚114それぞれの先端部に掴み部113が一体に形成されている。掴み部113および支持脚114は金属板あるいは合成樹脂板により形成されている。
降雨センサ10を建具20に取り付ける場合、図5に示すように、引違い窓32とルーバ21との間の空間に降雨センサ10を配置し、ルーバ21の羽根板22に降雨センサ10を結合させる。すなわち、ルーバ21の羽根板22から選択した一部の羽根板22(本実施形態では2枚の羽根板22)に掴み部113を結合させる。支持脚114は、掴み部113が羽根板22に結合した位置から屋内側に延びているから、ルーバ21とセンシング部12との間の距離を保つように機能する。
本実施形態では、図6に示すように、選択された羽根板22において、回転中心である軸部222の周囲に貫通孔223が設けられる。軸部222は、ガイドピン221と同軸上に形成されている。つまり、軸部222とガイドピン221とは一直線上に形成されている。貫通孔223は、羽根板22において軸部222を囲む部位に形成される。
降雨センサ10をルーバ21に取り付けるには、貫通孔223が形成されている部位において、掴み部113を軸部222に取り付ける。掴み部113は、弾性を有する材料で形成されており、掴み部113を軸部222に装着すると、掴み部113から軸部222に弾性力が作用するように、軸部222と掴み部113との寸法が定められている。すなわち、掴み部113の内寸(内径)は、軸部222の外寸(外径)より小さい。
降雨センサ10には4本の支持脚114が形成されており、支持脚114のそれぞれに設けられた掴み部113が、羽根板22に結合される。この状態で、台座111がルーバ21から所定の距離(支持脚114の長さに相当する距離)だけ離れた状態で、降雨センサ10がルーバ21に取り付けられる。降雨センサ10をルーバ21に取り付けた状態では、掴み部113に軸部222が通り、掴み部113の一部が貫通孔223に通る状態になる。このように掴み部113の一部が貫通孔223を通ることにより、貫通孔223を設けていない場合よりも、掴み部113が軸部222に掛かる寸法が大きくなり、結果的に、降雨センサ10のルーバ21に対する固定の強度が高められる。
本実施形態では、降雨センサ10が3枚の羽根板22に跨がるように取り付けられており、3枚の羽根板22のうちの上段と下段との羽根板22の軸部222に、掴み部113が2個ずつ装着されている。この構造では、1枚の羽根板22の2箇所に掴み部113が取り付けられることにより、ルーバ21に対して降雨センサ10が左右に傾くことが防止される。また、上下に離れた2枚の羽根板22に掴み部113が取り付けられることにより、ルーバ21に対して降雨センサ10が前後(ルーバ21の厚み方向)に傾くことが防止される。
ルーバ21において降雨センサ10が取り付けられる位置は、ルーバ21の下部であることが望ましい。すなわち、一般的に言って、引違い窓32が開放されている状態に、引違い窓32の上部よりも下部のほうが雨滴が室内に浸入しやすいという知見に基づいている。この知見によれば、ルーバ21の下部で雨滴を検知すれば、雨の降り始めから早期に雨滴を検出することが可能になると言える。とくに、建具20の上方に軒あるいは庇が張り出している場合、ルーバ21の上部に降雨センサ10が配置されていても雨滴を検知することが困難である。これに対して、本実施形態は、ルーバ21の下部に降雨センサ10が配置されているから、軒あるいは庇があっても雨滴の検出が可能になる。
一方、降雨センサ10は、ルーバ21に対して屋内側かつ引違い窓32に対して屋外側に配置され、しかもセンシング部12は、雨滴の付着を検知する面が羽根板22が並ぶ方向に沿うように取り付けられている。そのため、降雨センサ10がルーバ21の外側に配置されている状態、あるいは雨滴の付着を検知する面が上方を向いている状態に比べると、センシング部12には雨滴がかかりにくい構成を採用している。すなわち、雨量が少なく風速が小さい場合であって、引違い窓32が開放されていても雨滴が屋内に浸入する可能性がなければ、センシング部12に雨滴がかからず、降雨センサ10は降雨を検出しない。言い換えると、雨滴が屋内に浸入する程度の降雨だけを検出するように、降雨センサ10の感度が調節されていると言える。
さらに、降雨センサ10は支持脚114を備えており、ルーバ21に降雨センサ10を取り付けた状態で、センシング部12がルーバ21から離れるから、降雨時にルーバ21を伝う雨滴がセンシング部12に付着することがない。したがって、降雨センサ10は、雨滴が屋内に浸入する可能性が高い場合だけを検出することになる。
以上説明したように、本実施形態の構成を採用すると、降雨センサ10は、弱い雨であって屋内に雨滴が浸入する可能性が低い場合には降雨を検出せず、強い雨であって屋内に雨滴が浸入する可能性が高い場合には降雨を検出することが可能になる。たとえば、降雨センサ10での降雨の検出結果に応じて引違い窓32を自動的に開閉するように制御している場合であれば、引違い窓32の開閉の頻度を低減することが可能になる。
降雨センサ10の検出結果は、報知音のような聴覚的手段、あるいは表示灯の点灯のような視覚的手段によってユーザに報知すればよい。また、ユーザが携帯する移動体電話機(スマートフォンを含む)のような端末装置に、降雨センサ10の検出結果を通知する構成を採用してもよい。
上述した構成例では、掴み部113が弾性を有する材料で形成されているが、掴み部113は塑性変形する構成であってもよく、たとえば、掴み部113は軸部222に巻き付ける構成であってもよい。本実施形態において、支持脚114は板状である例を示しているが、支持脚114は、棒状あるいは筒状であってもよい。また、上述した構成例では、フレーム11の台座111が矩形板状であるが、台座111の形状は適宜に定めることが可能であり、たとえば円形状、三角形状などであってもよい。
図7に示すように、支持脚114を備えていないフレーム11を用いることも可能である。この構成を採用する場合であっても、降雨センサ10は上述した構成例と同様の構造でルーバ21に取り付けることが可能である。ただし、図7に示す構成を採用する場合は、降雨センサ10におけるセンシング部12が上下に隣り合う羽根板22の間に位置する構成を採用し、センシング部12がルーバ21に触れないようにすることが望ましい。
図8に示す構成は、取付部112の変形例であって、羽根板22の下面側に貼り付けられる固定部115と、支持脚114に固定部115を連結する関節116とを取付部112に設けている。関節116は、支持脚114に対する固定部115の角度を可変にしている。この構造によっても、羽根板22の角度の変化を可能にしながらも降雨センサ10をルーバ21から離れた位置に保持することが可能である。
また、上述した構成例では、羽根板22の角度が可変であるルーバ21に降雨センサ10を取り付ける例を示したが、羽根板22の角度が固定であるルーバ21であっても降雨センサ10を取り付けることが可能である。上述した構成例において、ルーバ21を備える建具20の屋内側に引違い窓32を設けているが、引違い窓32ではなく内開きのスイング窓、あるいは窓ではない扉などが設けられていてもよい。
また、ルーバ21に取り付けることが可能な降雨センサ10について説明したが、降雨センサ10がルーバ21にあらかじめ取り付けられているルーバ装置を提供することも可能である。
以上のように本実施形態で説明した降雨センサ10は、屋外に露出した建具20に取り付けられるフレーム11と、フレーム11に設けられたセンシング部12とを備える。建具20は、複数の羽根板22が上下に並ぶルーバ21を含む。センシング部12は、雨滴の付着により降雨を検出する構成である。フレーム11は、センシング部12において雨滴の付着を検知する面が、ルーバ21に対して屋内側に位置しかつ複数の羽根板22が並ぶ面に沿うように配置される。
すなわち、雨滴が付着したときに降雨を検出する降雨センサ10をルーバ21に取り付け、センシング部12において雨滴を検知する面を、ルーバ21に対して屋内側になり、かつ羽根板22が並ぶ面に沿うように配置している。この構成により、雨量が少なく風速が小さい小雨であって、屋内に雨滴が浸入する可能性がない場合には、センシング部12に雨滴が付着せず、屋内に雨滴が浸入する可能性がある場合にだけ、降雨センサ10で雨滴が検出される。
また、ルーバ21は、複数の羽根板22それぞれに定めた回転中心の周りで羽根板22それぞれの端部が上下に移動可能となる構成であってもよい。この場合、フレーム11は、複数の羽根板22から選択した羽根板22において、回転中心の周りに結合する取付部112を備えることが望ましい。
この構成によれば、降雨センサ10が、羽根板22の回転中心の周りに結合する取付部112を備えるから、羽根板22が可動式であってもルーバ21に取り付けることが可能である。
また、取付部112は、選択した羽根板22において回転中心の周りに形成された貫通孔223を通り、かつ回転中心である軸部222を通す形状に形成された掴み部113を備えることが望ましい。
この構成によれば、掴み部113が軸部222を通し、かつ掴み部113が軸部222の周りに形成された貫通孔223を通るから、掴み部113が軸部222に掛かる寸法が大きくなる上に、掴み部113が羽根板22の回転を阻害することがない。
さらに、取付部112は、選択した羽根板22の回転中心に対して屋内側に延びた支持脚114を備えていることが望ましい。
この構成によれば、支持脚114によってセンシング部12をルーバ21から引き離すことが可能になるから、ルーバ21を伝う雨滴がセンシング部12に付着する可能性が低減される。つまり、ルーバ21を伝う雨滴で降雨を検出することが防止され、雨滴が屋内に浸入する程度の強雨の場合だけを検出することが可能になる。
上述したルーバ装置は、複数の羽根板22が上下に並び、かつ屋外に露出するルーバ21と、雨滴の付着により降雨を検出するセンシング部12を有する降雨センサ10とを備えることが望ましい。降雨センサ10は、センシング部12において雨滴の付着を検知する面が、ルーバ21に対して屋内側に位置しかつ複数の羽根板22が並ぶ面に沿うようにルーバ21に取り付けられていることが望ましい。
この構成によれば、雨量が少なく風速が小さい小雨であって、屋内に雨滴が浸入する可能性がない場合には、センシング部12に雨滴が付着せず、屋内に雨滴が浸入する可能性がある場合にだけ、降雨センサ10で雨滴が検出される。そして、建物30にルーバ装置を設置すれば、降雨センサ10も設置されるから、ルーバ装置を利用して感度を調節した降雨センサ10をルーバ装置の施工と同時に建物に設けることが可能になる。
また、降雨センサ10は、ルーバ21の下部に配置されていることが望ましい。
一般に、ルーバ21を通して屋内に雨滴が浸入する場合、ルーバ21の下部のほうが雨滴が浸入しやすいと考えられるから、降雨センサ10がルーバ21の下部に配置されていることにより、降雨を迅速に検出することが可能になる。また、ルーバ21の上方に軒あるいは庇が張り出している場合、降雨の検出が遅れることがあるが、降雨センサ10がルーバ21の下部に配置されているから、降雨センサ10は軒あるいは庇の影響を受けにくく、降雨を比較的早期に検出することが可能である。
ルーバ21は、複数の羽根板22それぞれに定めた回転中心の周りで羽根板22それぞれの端部が上下に移動可能となる構成であることが望ましい。また、降雨センサ10は、複数の羽根板22から選択した羽根板22において、回転中心の周りに結合する取付部112を備えることが望ましい。
この構成によれば、降雨センサ10が羽根板22の回転中心の周りに結合する取付部112を備えるから、可動式の羽根板22を備え、かつ降雨センサを備えたルーバ装置を提供することが可能である。
この構成において、取付部112は、選択した羽根板22において回転中心の周りに形成された貫通孔223を通り、かつ回転中心である軸部222を通す形状に形成された掴み部113を備えることが望ましい。
この構成によれば、掴み部113が軸部222を通し、かつ掴み部113が軸部222の周りに形成された貫通孔223を通るから、掴み部113が軸部222に掛かる寸法が大きくなる上に、掴み部113が羽根板22の回転を阻害することがない。
ルーバ21は、屋内と屋外との間の開口部31に設置した窓または戸との間に空間を形成するように配置され、降雨センサ10は、センシング部12を前記空間内に配置するように、ルーバ21に結合していることが望ましい。また、取付部112は、センシング部12において雨滴の付着を検知する面が、ルーバ21との間の距離よりも窓または戸との距離を小さくするように、選択した羽根板22の回転中心に対して屋内側に延びた支持脚114を備えていることが望ましい。
この構成によれば、支持脚114によってセンシング部12をルーバ21から引き離すことが可能になるから、ルーバ21を伝う雨滴がセンシング部12に付着する可能性が低減される。つまり、ルーバ21を伝う雨滴で降雨を検出することが防止され、雨滴が屋内に浸入する程度の強雨の場合だけを検出することが可能になる。また、ルーバ21に対して屋内側に位置する窓または戸を開放しているときに、窓または戸から屋内に雨滴が浸入する可能性があるときには、センシング部12に雨滴が付着するから、雨滴が浸入する可能性のある降雨は、迅速に検出される。
上述した構成例では、建具20がルーバ21を備える場合について説明したが、建具20がルーバ21を備えていない網戸または面格子に降雨センサ10を取り付けることも可能である。たとえば、建具20が、網戸あるいは面格子であっても、センシング部12において雨滴の付着を検知する面と建具20との距離を調節すれば、降雨に対するセンシング部12の感度を調節する効果が得られる。
なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
10 降雨センサ
11 フレーム
12 センシング部
20 建具
21 ルーバ
22 羽根板
30 建物
31 開口部
112 取付部
113 掴み部
114 支持脚
222 軸部
223 貫通孔

Claims (9)

  1. 屋外に露出した建具に取り付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられたセンシング部とを備え、
    前記建具は、複数の羽根板が上下に並ぶルーバを含み、
    前記センシング部は、雨滴の付着により降雨を検出する構成であり、
    前記フレームは、前記センシング部において雨滴の付着を検知する面が、前記ルーバに対して屋内側に位置しかつ前記複数の羽根板が並ぶ面に沿うように配置される
    ことを特徴とする降雨センサ。
  2. 前記ルーバは、前記複数の羽根板それぞれに定めた回転中心の周りで前記羽根板それぞれの端部が上下に移動可能となる構成であって、
    前記フレームは、前記複数の羽根板から選択した羽根板において、前記回転中心の周りに結合する取付部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の降雨センサ。
  3. 前記取付部は、前記選択した羽根板において前記回転中心の周りに形成された貫通孔を通り、かつ前記回転中心である軸部を通す形状に形成された掴み部を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の降雨センサ。
  4. 前記取付部は、前記選択した羽根板の前記回転中心に対して屋内側に延びた支持脚を備えている
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の降雨センサ。
  5. 複数の羽根板が上下に並び、かつ屋外に露出するルーバと、
    雨滴の付着により降雨を検出するセンシング部を有する降雨センサとを備え、
    前記降雨センサは、前記センシング部において雨滴の付着を検知する面が、前記ルーバに対して屋内側に位置しかつ前記複数の羽根板が並ぶ面に沿うように前記ルーバに取り付けられている
    ことを特徴とするルーバ装置。
  6. 前記降雨センサは、前記ルーバの下部に配置されている
    ことを特徴とする請求項5記載のルーバ装置。
  7. 前記ルーバは、前記複数の羽根板それぞれに定めた回転中心の周りで前記羽根板それぞれの端部が上下に移動可能となる構成であって、
    前記降雨センサは、前記複数の羽根板から選択した羽根板において、前記回転中心の周りに結合する取付部を備える
    ことを特徴とする請求項5又は6記載のルーバ装置。
  8. 前記取付部は、前記選択した羽根板において前記回転中心の周りに形成された貫通孔を通り、かつ前記回転中心である軸部を通す形状に形成された掴み部を備える
    ことを特徴とする請求項7記載のルーバ装置。
  9. 前記ルーバは、屋内と屋外との間の開口部に設置した窓または戸との間に空間を形成するように配置され、
    前記降雨センサは、前記センシング部を前記空間内に配置するように、前記ルーバに結合しており、
    前記取付部は、前記センシング部において雨滴の付着を検知する面が、前記ルーバとの間の距離よりも前記窓または戸との距離を小さくするように、前記選択した羽根板の前記回転中心に対して屋内側に延びた支持脚を備えている
    ことを特徴とする請求項7又は8記載のルーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113027293A (zh) * 2021-02-01 2021-06-25 朱志明 一种建筑施工用智能建筑防水设备

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