JP2016153949A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016153949A
JP2016153949A JP2015031591A JP2015031591A JP2016153949A JP 2016153949 A JP2016153949 A JP 2016153949A JP 2015031591 A JP2015031591 A JP 2015031591A JP 2015031591 A JP2015031591 A JP 2015031591A JP 2016153949 A JP2016153949 A JP 2016153949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
group
information
unit
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015031591A
Other languages
English (en)
Inventor
弘法 安田
Kobo Yasuda
弘法 安田
智也 井木
Tomoya Igi
智也 井木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2015031591A priority Critical patent/JP2016153949A/ja
Priority to CN201510809849.8A priority patent/CN105913071A/zh
Publication of JP2016153949A publication Critical patent/JP2016153949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/22Matching criteria, e.g. proximity measures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • G06F16/583Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/24Classification techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Evolutionary Biology (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】帳票を識別する場面において、識別対象の帳票と関係性のある帳票のグループに関する情報を特定することが可能な、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、例えばOCR(Optical Character Recognition)により、帳票に記載されている文字を認識するための技術が各種開発されている。例えば、特許文献1には、入力文字パターンの特徴と標準辞書の特徴との比較結果に基づいて、認識対象とする候補数を絞り込む技術が記載されている。また、特許文献2には、文字の認識精度を向上させるために、誤認識した文字の認識辞書を修正する技術が記載されている。
また、例えばOCRを行うことを目的として、帳票のフォーマット情報を管理する技術も各種提案されている。例えば、特許文献3には、営業店で受け付けた帳票に対して、予めデータベースに登録された各帳票のフォーマット情報を用いてOCRを行うことにより、当該帳票の種類を識別する技術が記載されている。また、特許文献4には、データベースに登録されたフォーマット情報のうち利用されていないフォーマット情報を削除する技術が記載されている。
また、複数の帳票を分類する技術も各種提案されている。例えば、特許文献5には、帳票に記載されている分類仕分け用データの読み取り結果に基づいて、複数のポケットのうちいずれかに帳票を仕分けする技術が記載されている。
特開2007−257249号公報 特開平9−251518号公報 特開2008−299748号公報 特開2004−318596号公報 特開平9−305686号公報
ところで、帳票の種類を識別する場面では、識別対象の帳票と関係性のある帳票のグループに関する情報を同時に特定可能であれば利便性が高い。
しかしながら、特許文献3に記載の技術では、個々の帳票に関して、他の帳票との関係性の有無を示す情報がデータベースに登録されない。このため、上記の技術では、識別対象の帳票と関係性のある帳票のグループを特定することができない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、帳票を識別する場面において、識別対象の帳票と関係性のある帳票のグループに関する情報を特定することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記グループは、同じ団体情報を有する1以上の帳票の帳票識別情報の集合であってもよい。
前記データベースでは、帳票の団体情報ごとに、同じ団体情報を有する1以上の帳票の帳票識別情報がグループ分けされていてもよい。
前記帳票識別情報特定部は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち前記第1の帳票の画像と同一であると判定された帳票の画像に対応する帳票識別情報を、前記第1の帳票の帳票識別情報として特定してもよい。
前記情報処理装置は、第2の帳票の画像、前記第2の帳票の帳票識別情報、および前記第2の帳票の団体情報を受信する受信部をさらに備え、前記情報処理装置は、前記データベースにおける前記第2の帳票の団体情報に対応するグループに、前記第2の帳票の帳票識別情報および前記第2の帳票の画像を登録する帳票画像登録部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、特定された前記第1の帳票の団体情報をオペレータ用画面に表示させる表示制御部をさらに備え、前記帳票画像登録部は、前記オペレータ用画面に表示された団体情報がオペレータにより訂正された場合には、前記データベースにおける訂正後の団体情報に対応するグループに前記第1の帳票の画像をさらに登録してもよい。
前記受信部は、さらに、前記第1の帳票を複数受信し、前記情報処理装置は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち、所定期間内に複数の前記第1の帳票の画像のいずれとも同一であると判定されなかった帳票の画像を前記データベースから削除する帳票画像削除部をさらに備えてもよい。
前記帳票画像削除部は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち、受信された前記複数の前記第1の帳票の画像のうちのいずれかと同一であると判定されてから所定期間内に前記複数の前記第1の帳票の画像のうちの他のいずれとも同一であると判定されなかった帳票の画像を前記データベースから削除してもよい。
前記帳票の団体情報は、前記帳票を使用する委託者の情報であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部と、を備える、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定するステップと、特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するステップと、特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定するステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、帳票を識別する場面において、識別対象の帳票と関係性のある帳票のグループに関する情報を特定することができる。
各実施形態に共通する情報処理システムの構成例を示した説明図である。 各実施形態によるエントリ画面の表示例を示した説明図である。 ホスト24による依頼書情報の登録結果データの構成例を示した説明図である。 第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による帳票識別用辞書DB126‐1の構成例を示した説明図である。 同実施形態によるイメージDB124の構成例を示した説明図である。 同実施形態による帳票識別用辞書DB126‐1への帳票イメージの登録例を示した説明図である。 同実施形態による動作を示したシーケンス図である。 同実施形態による帳票イメージの登録処理の動作を示したフローチャートである。 第2の実施形態による帳票識別サーバ10‐2の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 第3の実施形態による帳票識別サーバ10‐3の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による帳票識別用辞書DB126‐3の構成例を示した説明図である。 同実施形態による動作を示したフローチャートである。 帳票識別サーバ10‐1、帳票識別サーバ10‐2、および帳票識別サーバ10‐3に共通するハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて専用網26aおよび専用網26bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、専用網26aおよび専用網26bを特に区別する必要が無い場合には、単に専用網26と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.情報処理システムの基本構成
2.各実施形態の詳細な説明
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
2−3.第3の実施形態
3.ハードウェア構成
4.変形例
なお、本明細書及び図面において、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1、第2の実施形態による帳票識別サーバ10‐2、および第3の実施形態による帳票識別サーバ10‐3を総称して、帳票識別サーバ10と称する場合がある。
<<1.情報処理システムの基本構成>>
<1−1.基本構成>
本発明は、一例として「2−1.第1の実施形態」〜「2−3.第3の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、各実施形態に共通する情報処理システムの基本構成について、図1を参照して説明する。なお、以下では、この情報処理システムが、金融機関における帳票のエントリシステムに適用される例を中心として説明を行う。
図1に示したように、各実施形態に共通する情報処理システムは、帳票識別サーバ10、スキャナ20、オペレータ端末22、ホスト24、および専用網26を含む。
[1−1−1.スキャナ20]
スキャナ20は、帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録するための装置である。このスキャナ20は、スキャナ20に配置された帳票に光を当て、その反射光を撮像素子で電気信号に変換することにより、帳票をデジタル画像として記録する。
[1−1−2.オペレータ端末22]
オペレータ端末22は、例えば金融機関に勤務するオペレータにより、エントリ業務を行うために利用される端末である。このオペレータ端末22は、例えば、表示画面を表示するためのディスプレイ、専用網26に接続するためのネットワークインターフェース、および、マウスなどの、ユーザが入力を行うための入力装置などを有する。オペレータ端末22は、例えば、PC(Personal Computer)であってもよい。
ここで、エントリ業務は、例えば、スキャナ20によりスキャンされた帳票イメージを参照しながら、帳票に含まれる複数の項目の記載内容をエントリ画面に対して入力する業務である。なお、エントリ画面は、本発明におけるオペレータ用画面の一例である。
ここで、図2を参照して、エントリ画面の表示例(エントリ画面30)について説明する。図2に示したように、エントリ画面30は、例えば、帳票イメージ表示欄300、委託者名入力欄302a、支店コード入力欄302bなどの各項目の入力欄302、および、送信ボタン304を含む。ここで、各項目の入力欄302は、帳票に含まれる各項目の記載内容を入力するための入力欄である。なお、委託者名入力欄302aは、該当の帳票に関する業務を金融機関に依頼した企業などの委託者の名称を入力するための入力欄である。例えば、図2に示した例では、委託者名入力欄302aには、エントリ画面30に表示されている「口座振替依頼書」に含まれる項目「収納企業名」の記載内容(つまり「ABC会社」)がオペレータにより入力される。なお、委託者名は、本発明における団体情報の一例である。
また、送信ボタン304は、例えば各項目の入力欄302の全てに対するデータの入力が完了した場合に、入力されたデータをホスト24へ送信するための選択ボタンである。この送信ボタン304が選択されると、オペレータ端末22は、入力されたエントリデータをホスト24へ送信する。さらに、オペレータ端末22は、該当の帳票イメージの登録可否の判定に用いられる依頼書情報を生成し、そして、生成した依頼書情報をホスト24へ送信する。さらに、オペレータ端末22は、該当の帳票イメージを帳票識別サーバ10へ送信する。なお、依頼書情報は、委託者名入力欄302aに入力された委託者名、および該当の帳票イメージの識別情報であるイメージIDを含む。また、イメージIDは、本発明における帳票識別情報の一例である。
[1−1−3.ホスト24]
ホスト24は、入出金や振込などの各種の金銭取引(勘定の取引)を処理するための装置である。また、ホスト24は、オペレータ端末22から受信される依頼書情報の登録処理を行う。この登録処理では、ホスト24は、例えば、受信された依頼書情報に含まれる委託者名が例えば予めホスト24に登録済みの委託者名であるか否かなど有効な委託者名であるか否かなどの各種判定を行い、そして、判定の結果が正常である場合に当該依頼書情報を登録する。
また、ホスト24は、登録処理が済んだ依頼書情報の登録結果データを帳票識別サーバ10へ送信する。
ここで、図3を参照して、依頼書情報の登録結果データの構成例(依頼書情報の登録結果データ32)について説明する。図3に示したように、依頼書情報の登録結果データ32は、例えば、処理通番320、委託者名322、登録結果324、およびイメージID326を含む。ここで、処理通番320には、受信された依頼書情報に割り当てられた通し番号が記録される。また、委託者名322には、該当の依頼書情報に含まれる委託者名が記録される。また、登録結果324には、該当の依頼書情報の登録結果(「OK」もしくは「NG」)が記録される。また、イメージID326には、該当の依頼書情報に対応する帳票イメージのイメージIDが記録される。
[1−1−4.帳票識別サーバ10]
帳票識別サーバ10は、本発明における情報処理装置の一例である。帳票識別サーバ10は、オペレータ端末22から受信された帳票イメージの種類を識別したり、受信された帳票イメージを保存するための装置である。
[1−1−5.専用網26]
専用網26は、金融機関内の情報の送受信に利用されるネットワークである。専用網26は、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網により構成される。
<1−2.課題の整理>
以上、各実施形態に共通する情報処理システムの構成について説明した。ところで、例えばOCRにより帳票の文字認識を行うためには、帳票に含まれる各項目が帳票に記載されている位置などを示すレイアウト情報が必要となる。なお、金融機関は、自ら発行する帳票に関しては、通常、帳票のレイアウト情報を予めデータベースに登録しているので、発行した帳票に対して例えば顧客により記入された文字をOCRにより自動認識することが可能である。
ところで、金融機関は、他の企業などの委託者により発行された、例えば口座振替依頼書などの帳票を当該委託者から受領し、そして、受領した帳票に関する業務を依頼される場合がある。なお、各委託者は、業務ごとに種類の異なる帳票を金融機関に委託する場合もあるし、例えば口座振替業務などの一つの業務に関して複数の種類の帳票を金融機関に委託する場合もある。
このような場合、金融機関は、受領した帳票のレイアウト情報を予め保有していない。このため、帳票に含まれる各項目に記載されている文字を自動的に認識するためには、予め例えば金融機関のオペレータが専用のアプリケーションを用いて人的作業により帳票のレイアウト情報を特定し、そして、特定したレイアウト情報をデータベースに登録する作業が必要となる。この作業は煩雑であり、作業負荷が大きい。特に多数の委託者と業務の関係がある金融機関の場合、依頼される帳票の種類が多いので、負担が大きくなる。
そこで、上記事情を一着眼点にして、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1を創作するに至った。第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1は、スキャナ20でスキャンされた帳票イメージから当該帳票イメージに含まれる委託者名を自動的に識別するためのデータベースを自動的に生成することが可能である。
<<2.各実施形態の詳細な説明>>
<2−1.第1の実施形態>
[2−1−1.構成]
次に、第1の実施形態による構成について詳細に説明する。図4は、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1の構成を示した機能ブロック図である。図4に示したように、帳票識別サーバ10‐1は、制御部100‐1、通信部120、および記憶部122を有する。
(2−1−1−1.制御部100‐1)
制御部100‐1は、帳票識別サーバ10‐1に内蔵される、後述するCPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)154などのハードウェアを用いて、帳票識別サーバ10‐1の動作を全般的に制御する。また、図4に示したように、制御部100‐1は、帳票識別情報特定部102、グループ特定部104、および、帳票イメージ登録部106を有する。
(2−1−1−2.帳票識別情報特定部102)
帳票識別情報特定部102は、依頼書情報の登録結果データがホスト24から受信された場合に、受信された登録結果データに基づいて、後述する帳票識別用辞書DB126‐1に登録可能な帳票イメージのイメージIDを特定する。
より具体的には、帳票識別情報特定部102は、ホスト24により登録がなされた依頼書情報に対応する帳票イメージのイメージIDを、受信された登録結果データから抽出する。そして、帳票識別情報特定部102は、抽出したイメージIDを、帳票識別用辞書DB126‐1に登録可能な帳票イメージのイメージIDとして特定する。
例えば、図3に示した依頼書情報の登録結果データ32の例では、帳票識別情報特定部102は、まず、登録結果が「OK」であるイメージID、つまり「001001」および「001003」を抽出する。そして、帳票識別情報特定部102は、抽出したイメージIDを、帳票識別用辞書DB126‐1に登録可能な帳票イメージのイメージIDとして特定する。
‐帳票識別用辞書DB126‐1
帳票識別用辞書DB126‐1は、本発明におけるデータベースの一例である。この帳票識別用辞書DB126‐1は、委託者名ごとに、同じ委託者により発行された1以上の帳票の帳票イメージおよびイメージIDがグループ分けされているデータベースである。ここで、図5を参照して、帳票識別用辞書DB126‐1の構成例について説明する。図5に示したように、帳票識別用辞書DB126‐1では、例えば、委託者名1260、イメージID1262、帳票名1264、および、帳票イメージ1266が対応づけられる。ここで、委託者名1260には、帳票識別用辞書DB126‐1に登録済みの個々のグループに対応する委託者名が記録される。すなわち、ここでは委託者の名称がグループ名として使用されている。これにより、帳票識別により当該帳票の帳票名等とともに、当該帳票が属するグループ名が特定されれば、そのまま委託者名が判明するようになっている。
また、イメージID1262には、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている、該当の委託者の帳票イメージのイメージIDが記録される。また、帳票名1264には、該当のイメージIDの帳票イメージに対応する帳票名が記録される。なお、この帳票名は、例えば、該当の帳票イメージをオペレータが参照してオペレータ端末22に入力した名称であってもよい。また、帳票イメージ1266には、該当のイメージIDの帳票イメージが(後述する帳票イメージ登録部106により)格納される。
(2−1−1−3.グループ特定部104)
グループ特定部104は、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDが、帳票識別用辞書DB126‐1において属するグループを特定する。より具体的には、グループ特定部104は、まず、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDに対応する委託者名を、受信された登録結果データから抽出する。そして、グループ特定部104は、帳票識別用辞書DB126‐1における、抽出した委託者名に対応するグループを、該当のイメージIDが属するグループとして特定する。
例えば、図3に示した依頼書情報の登録結果データ32の例では、グループ特定部104は、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージID「001001」が属するグループを、委託者「A会社」のグループと特定する。同様に、グループ特定部104は、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージID「001003」が属するグループを、委託者「C会社」のグループと特定する。
(2−1−1−4.帳票イメージ登録部106)
帳票イメージ登録部106は、本発明における帳票画像登録部の一例である。帳票イメージ登録部106は、後述するイメージDB124に格納されている帳票イメージのうち、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDに対応する帳票イメージを、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている複数の帳票イメージとの比較に基づいて、帳票識別用辞書DB126‐1に登録する。
より具体的には、帳票イメージ登録部106は、まず、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDに対応する帳票イメージをイメージDB124から抽出する。次に、帳票イメージ登録部106は、帳票識別用辞書DB126‐1における、グループ特定部104により特定されたグループに登録されている全ての帳票イメージの各々と、抽出した帳票イメージとを比較する。例えば、帳票イメージ登録部106は、該当のグループに登録されている全ての帳票イメージの各々のレイアウトの特徴情報と、抽出した帳票イメージのレイアウトの特徴情報とをマッチングすることにより比較する。
そして、帳票イメージ登録部106は、いずれの帳票イメージも一致しないことが確認された場合には、帳票識別用辞書DB126‐1における該当のグループに、抽出した帳票イメージ、および当該帳票イメージに対応するイメージIDを登録する。例えば、帳票イメージ登録部106は、上記の場合には、該当のグループに、当該帳票イメージから抽出されるレイアウトの特徴情報、および該当のイメージIDを登録する。
‐イメージDB124
イメージDB124は、オペレータ端末22から受信された帳票イメージが一時的に格納されるデータベースである。なお、当該帳票イメージは、本発明における第2の帳票の画像の一例である。
ここで、図6を参照して、イメージDB124の構成例について説明する。図6に示したように、イメージDB124では、例えば、イメージID1240、および帳票イメージ1242が対応づけられる。ここで、イメージID1240には、オペレータ端末22から受信された各帳票イメージのイメージIDが記録される。また、帳票イメージ1242には、該当のイメージIDの帳票イメージが、例えばオペレータ端末22から受信された際に格納される。
ここで、上記の帳票イメージ登録部106の機能について、図3、および図5〜図7を参照してさらに詳細に説明する。例えば、図3、図5、および図6に示した例では、帳票イメージ登録部106は、まず、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDである「001001」および「001003」にそれぞれ対応する帳票イメージをイメージDB124から抽出する。そして、帳票イメージ登録部106は、まず、イメージID「001001」の帳票イメージと、図5に示した帳票識別用辞書DB126‐1における委託者「A会社」のグループに登録されている全ての帳票イメージの各々とを比較する。
ここで、図5に示した例では、帳票識別用辞書DB126‐1における「A会社」のグループには、イメージIDが「001001」である帳票イメージが登録されていないので、上記の比較結果は全て不一致となる。このため、帳票イメージ登録部106は、抽出したイメージID「001001」の帳票イメージを、図7に示したように、帳票識別用辞書DB126‐1における「A会社」のグループに追加登録する。なお、この際、帳票イメージ登録部106は、イメージID「001001」の帳票イメージをイメージDB124から削除することも可能である。
同様に、帳票イメージ登録部106は、抽出したイメージID「001003」の帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1における委託者「C会社」のグループに登録されている全ての帳票イメージの各々とを比較する。図5に示した例では、帳票識別用辞書DB126‐1における「C会社」のグループには帳票イメージが全く登録されていない。このため、帳票イメージ登録部106は、抽出したイメージID「001003」の帳票イメージを、図7に示したように、帳票識別用辞書DB126‐1における「C会社」のグループに追加登録する。なお、この際、帳票イメージ登録部106は、イメージID「001003」の帳票イメージをイメージDB124から削除することも可能である。
(2−1−1−5.通信部120)
通信部120は、本発明における受信部の一例である。通信部120は、例えば専用網26などを介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部120は、依頼書情報の登録結果データをホスト24から受信する。また、通信部120は、帳票イメージをオペレータ端末22から受信する。
(2−1−1−6.記憶部122)
記憶部122は、例えば、イメージDB124、および帳票識別用辞書DB126‐1など、各種のデータを記憶することが可能である。
なお、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、イメージDB124、または帳票識別用辞書DB126‐1は、記憶部122に記憶される代わりに、専用網26に接続された他の装置に記憶されることも可能である。
[2−1−2.動作]
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について、図8および図9を参照して説明する。なお、この動作は、任意の委託者から受領した帳票に関するエントリをオペレータが行う度に実行される。
(2−1−2−1.全体的な動作)
図8に示したように、まず、オペレータは、委託者から受領した帳票をスキャナ20にスキャンさせる(S101)。
その後、オペレータ端末22は、S101でスキャンされた帳票イメージおよび各項目の入力欄を含むエントリ画面を表示する。その後、オペレータは、表示されたエントリ画面に対してエントリを行う。そして、オペレータ端末22は、入力されたエントリの内容に基づいてエントリデータおよび依頼書情報を生成する(S103)。
続いて、オペレータ端末22は、S103で生成されたエントリデータおよび依頼書情報をホスト24へ送信する(S105)。そして、オペレータ端末22は、S101でスキャンされた帳票イメージ、および当該帳票イメージのイメージIDを帳票識別サーバ10‐1へ送信する(S107)。
その後、帳票識別サーバ10‐1の制御部100‐1は、S107で受信されたイメージIDおよび帳票イメージを対応づけてイメージDB124に格納する(S109)。
また、ホスト24は、S105で受信されたエントリデータを格納する。そして、ホスト24は、受信された依頼書情報の登録処理を行う(S111)。続いて、ホスト24は、この登録処理に基づいて当該依頼書情報の登録結果データを生成し、そして、生成した登録結果データを帳票識別サーバ10‐1へ送信する(S113)。
その後、帳票識別サーバ10‐1の制御部100‐1は、現在日時が例えば所定の時刻など、所定のタイミングであるか否かを判定する(S115)。現在日時が所定のタイミングではない場合には(S115:No)、帳票識別サーバ10‐1は、S115の動作を繰り返す。なお、この間、S101〜S113の動作が平行して行われてもよい。
一方、現在日時が所定のタイミングである場合には(S115:Yes)、帳票識別サーバ10‐1は、後述する「帳票イメージの登録処理」を行う(S117)。
(2−1−2−2.帳票イメージの登録処理)
ここで、図9を参照して、S117における「帳票イメージの登録処理」の動作について詳細に説明する。図9に示したように、まず、帳票識別サーバ10‐1の帳票識別情報特定部102は、S113で受信された登録結果データの中に、登録結果が「OK」であるデータがあるか否かを判定する(S151)。登録結果が「OK」であるデータが存在しない場合には(S151:No)、帳票識別サーバ10‐1は、登録可能な帳票イメージが無いと判定し、そして、動作を終了する。
一方、登録結果が「OK」であるデータが存在する場合には(S151:Yes)、該当のデータそれぞれについて以下のS153〜S167の動作を行う。なお、以下では、登録結果が「OK」であるデータが一つだけ存在する場合の動作例について説明を行う。
まず、帳票識別情報特定部102は、登録結果が「OK」であるデータのイメージIDおよび委託者名を、S113で受信された登録結果データから抽出する(S153)。
続いて、帳票イメージ登録部106は、S153で抽出されたイメージIDに対応する帳票イメージをイメージDB124から抽出する(S155)。
続いて、帳票イメージ登録部106は、S153で抽出された委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1に登録されているか否かを判定する(S157)。
該当の委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1に登録されていない場合には(S157:No)、帳票イメージ登録部106は、該当の委託者名のグループを帳票識別用辞書DB126‐1内に生成する(S159)。続いて、帳票イメージ登録部106は、S153で抽出されたイメージIDおよびS155で抽出された帳票イメージを対応づけて、S159で生成されたグループ内に格納する(S161)。そして、帳票識別サーバ10‐1は、動作を終了する。
一方、該当の委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている場合には(S157:Yes)、帳票イメージ登録部106は、該当の委託者名のグループ内に格納されている全ての帳票イメージの各々と、S155で抽出された帳票イメージとをマッチングする(S163)。
そして、いずれかの帳票イメージとマッチした場合には(S165:Yes)、帳票識別サーバ10‐1は、該当の帳票イメージが登録不要であると判定し、そして、動作を終了する。
一方、いずれの帳票イメージともマッチしなかった場合には(S165:No)、帳票イメージ登録部106は、S153で抽出されたイメージIDおよびS155で抽出された帳票イメージを対応づけて、該当の委託者名のグループ内に格納する(S167)。そして、帳票識別サーバ10‐1は、動作を終了する。
[2−1−3.効果]
以上、例えば図4、図8、図9などを参照して説明したように、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1は、ホスト24から受信された依頼書情報の登録結果データに基づいて、帳票識別用辞書DB126‐1に登録可能な帳票イメージに対応するイメージIDおよび委託者名を特定する。そして、特定したイメージIDの帳票イメージが、帳票識別用辞書DB126‐1における、特定した委託者名のグループに登録されていない場合に、帳票識別サーバ10‐1は、該当の帳票イメージを該当の委託者名のグループに登録する。また、特定した委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1に登録されていない場合には、帳票識別サーバ10‐1は、該当の委託者のグループを帳票識別用辞書DB126‐1内に新規作成し、そして、作成したグループに該当の帳票イメージを登録する。
このため、第1の実施形態によれば、スキャナ20でスキャンされた帳票イメージから当該帳票イメージに含まれる委託者名を自動的に識別するためのデータベースである帳票識別用辞書DB126‐1を自動的に生成および更新することが可能である。
<2−2.第2の実施形態>
以上、第1の実施形態について説明した。次に、第2の実施形態について説明する。後述するように、第2の実施形態によれば、スキャンされた帳票イメージの種類を識別する場面において、第1の実施形態により生成された帳票識別用辞書DB126‐1を利用することにより、識別対象の帳票イメージに含まれる委託者名を自動的に特定することが可能である。
[2−2−1.構成]
まず、第2の実施形態による構成について詳細に説明する。図10は、第2の実施形態による帳票識別サーバ10‐2の構成を示した機能ブロック図である。図10に示したように、帳票識別サーバ10‐2は、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1と比較して、制御部100‐1の代わりに、制御部100‐2を有する。なお、以下では、第1の実施形態と重複する機能については説明を省略する。
(2−2−1−1.制御部100‐2)
制御部100‐2は、第1の実施形態による制御部100‐1と比べて、委託者情報特定部108、および、表示制御部110をさらに有する。
(2−2−1−2.帳票識別情報特定部102)
第2の実施形態による帳票識別情報特定部102は、識別対象の帳票イメージがオペレータ端末22から受信された場合に、受信された帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージの各々との比較に基づいて、受信された帳票イメージのイメージIDを特定する。ここで、識別対象の帳票イメージは、本発明における第1の帳票の画像の一例である。
より具体的には、帳票識別情報特定部102は、まず、受信された帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージの各々とを比較する。例えば、帳票識別情報特定部102は、受信された帳票イメージから抽出されるレイアウトの特徴情報と、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージのレイアウトの特徴情報の各々とをマッチングすることにより比較する。
そして、帳票識別情報特定部102は、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージのうち、受信された帳票イメージと同一であると判定された帳票イメージが一つだけである場合に、該当の帳票イメージに対応するイメージIDを、受信された帳票イメージのイメージIDとして特定する。また、受信された帳票イメージと同一であると判定された帳票イメージが二つ以上存在する場合、もしくは同一であると判定された帳票イメージが全く存在しない場合には、帳票識別情報特定部102は、該当の帳票イメージを識別エラーと判定する。
(2−2−1−3.グループ特定部104)
第2の実施形態によるグループ特定部104は、帳票識別情報特定部102により特定されたイメージIDが、帳票識別用辞書DB126‐1において属するグループを特定する。
(2−2−1−4.委託者情報特定部108)
委託者情報特定部108は、本発明における団体情報特定部の一例である。委託者情報特定部108は、グループ特定部104により特定されたグループに基づいて、受信された帳票イメージの委託者名を特定する。より具体的には、委託者情報特定部108は、グループ特定部104により特定されたグループに対応する委託者名を、受信された帳票イメージの委託者名として特定する。
(2−2−1−5.表示制御部110)
表示制御部110は、委託者情報特定部108により特定された委託者名を表示させるための表示制御情報をオペレータ端末22へ通信部120に送信させる。これにより、オペレータ端末22は、当該表示制御情報を受信した際に、当該表示制御情報に含まれる委託者名を例えばエントリ画面に表示することができる。
(2−2−1−6.帳票イメージ登録部106)
第2の実施形態による帳票イメージ登録部106は、表示制御部110の制御によりオペレータ端末22に表示された委託者名がオペレータにより訂正された場合には、帳票識別用辞書DB126‐1における、訂正後の委託者名に対応するグループに、受信された識別対象の帳票イメージを登録する。
より具体的には、表示制御部110の制御によりオペレータ端末22に表示された委託者名がオペレータにより訂正され、かつ、訂正された委託者名がオペレータ端末22から受信された場合には、帳票イメージ登録部106は、受信された訂正後の委託者名に対応するグループに、該当の帳票イメージを登録する。
なお、帳票識別サーバ10‐2に含まれるその他の構成要素の機能については、第1の実施形態と概略同様である。
[2−2−2.動作]
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について、図11〜図13を参照して説明する。なお、この動作は、金融機関が任意の委託者から帳票を受領し、そして、帳票の識別を行う場面の動作例である。
図11は、第2の実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。図11に示したように、まず、オペレータは、委託者から受領した帳票をスキャナ20にスキャンさせる(S201)。そして、オペレータは、オペレータ端末22を操作して、S201でスキャンされた帳票イメージ、および当該帳票イメージのイメージIDを帳票識別サーバ10‐2へ送信する(S203)。
その後、帳票識別サーバ10‐2の帳票識別情報特定部102は、S203で受信された帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージの各々とをマッチングする(S205)。
マッチした帳票イメージの数が「0」、もしくは「2」以上の値である場合には(S207:No)、帳票識別情報特定部102は、帳票イメージの識別エラーの通知をオペレータ端末22へ通信部120に送信させる(S209)。その後、オペレータ端末22は、S209で受信された通知に基づいて、S201でスキャンされた帳票イメージが識別エラーである旨を表示する(S211)。そして、オペレータ端末22は、後述するS223の動作を行う。
一方、S205においてマッチした帳票イメージの数が「1」である場合には(S207:Yes)、帳票識別情報特定部102は、マッチした帳票イメージに対応づけて帳票識別用辞書DB126‐1に登録されているイメージIDを特定する。次に、グループ特定部104は、特定されたイメージIDが、帳票識別用辞書DB126‐1において属するグループを特定する。そして、委託者情報特定部108は、特定されたグループに対応する委託者名を、S203で受信された帳票イメージの委託者名として特定する。さらに、委託者情報特定部108は、特定されたイメージIDに対応づけて帳票識別用辞書DB126‐1に記録されている帳票名を、該当の帳票イメージの帳票名として特定する(S213)。
続いて、表示制御部110は、S213で特定された委託者名および帳票名を表示させるための表示制御情報を生成する。そして、通信部120は、表示制御部110の制御に従って、生成された表示制御情報をオペレータ端末22へ送信する(S215)。
その後、オペレータ端末22は、S215で受信された表示制御情報に含まれる委託者名を、例えばエントリ画面における委託者名入力欄に補完して表示する。また、オペレータ端末22は、当該表示制御情報に含まれる帳票名をエントリ画面における所定の場所に追加表示する(S217)。
ここで、図12を参照して、S217より後の動作について説明する。図12に示したように、S217の後、オペレータは、S217で表示された委託者名と、エントリ画面に表示されている帳票イメージとを見比べることにより、表示された委託者名が正しいか否かを判断する(S221)。表示された委託者名が正しい場合には(S221:Yes)、オペレータは、後述するS225の動作を行う。
一方、表示された委託者名が誤っている場合には(S221:No)、オペレータは、例えばエントリ画面における委託者名入力欄において、委託者名を訂正入力する(S223)。その後、オペレータは、エントリ画面において、帳票イメージを参照しながら、委託者名以外の項目に対して帳票の記載内容を入力する。そして、オペレータ端末22は、入力されたエントリの内容に基づいてエントリデータを生成する(S225)。
続いて、オペレータ端末22は、S225で生成したエントリデータをホスト24へ送信する(S227)。その後、ホスト24は、受信されたエントリデータを格納する(S229)。
オペレータ端末22において委託者名の(訂正)入力がなされなかった場合には(S231:No)、本動作は終了する。
一方、S223において委託者名の(訂正)入力がなされた場合には(S231:Yes)、オペレータ端末22は、入力された委託者名を帳票識別サーバ10‐2へ送信する(S233)。
ここで、図13を参照して、S233より後の動作について説明する。図13に示したように、S233の後、帳票識別サーバ10‐2の帳票イメージ登録部106は、S233で受信された訂正後の委託者名に対応するグループが帳票識別用辞書DB126‐1内に登録されているか否かを判定する(S241)。該当の委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1内に登録されている場合には(S241:Yes)、帳票識別サーバ10‐2は、後述するS245の動作を行う。
一方、該当の委託者名のグループが帳票識別用辞書DB126‐1に登録されていない場合には(S241:No)、帳票イメージ登録部106は、該当の委託者名のグループを帳票識別用辞書DB126‐1内に生成する(S243)。
続いて、帳票イメージ登録部106は、S203で受信された帳票イメージおよびイメージIDを対応づけてイメージDB124に格納する(S245)。
なお、S245より後の動作(S247〜S249)は、第1の実施形態によるS115〜S117の動作と同様である。
[2−2−3.効果]
(2−2−3−1.効果1)
以上、図10〜図13を参照して説明したように、第2の実施形態による帳票識別サーバ10‐2は、識別対象の帳票イメージがオペレータ端末22から受信された場合に、受信された帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている全ての帳票イメージの各々との比較に基づいて、受信された帳票イメージのイメージIDを特定し、特定したイメージIDが、帳票識別用辞書DB126‐1において属するグループを特定し、そして、特定したグループに対応する委託者名を特定する。このため、スキャンされた帳票イメージを識別する際に、識別対象の帳票イメージに含まれる委託者名を自動的に、かつ同時に特定することが可能である。
なお、金融機関によっては、金融機関の業務ごとに委託者が予め決まっている場合もある。第2の実施形態によれば、金融機関が受領した帳票の委託者名を自動的に特定することができるので、上記のケースでは、受領した帳票に対応する業務をさらに自動的に特定することができる。従って、金融機関全体での業務の効率を向上させることができる。
(2−2−3−2.効果2)
また、帳票識別サーバ10‐2は、特定した委託者名をオペレータ端末22に送信することにより、特定した委託者名を例えばエントリ画面における委託者名の入力欄に自動的に補完することも可能である。このため、エントリ業務の効率を向上させることができる。
<2−3.第3の実施形態>
以上、第2の実施形態について説明した。次に、第3の実施形態について説明する。最初に、第3の実施形態を創作するに至った背景について説明する。
まず、第1の背景について説明する。上述した第1の実施形態および第2の実施形態では、帳票識別用辞書DB126‐1に一旦登録された帳票イメージは、原則として帳票識別用辞書DB126‐1に保存され続ける。つまり、仮に委託者が帳票のレイアウトを変更した場合であっても、当該帳票の変更前の帳票イメージが帳票識別用辞書DB126‐1に保存され続けることになる。
その結果、ある委託者から受領した帳票イメージを識別する際に、当該帳票イメージと、帳票識別用辞書DB126‐1に保存されている別の委託者の古い帳票イメージとが偶然類似している場合には、2つの帳票イメージが同一であると誤認識される恐れがある。このように、帳票識別用辞書DB126‐1に保存されている古い帳票イメージは、帳票識別の精度の低下の原因となり得る。
また、第2の背景として、以下が挙げられる。例えば企業の合併などにより、委託者の名称が変更になった場合には、金融機関は、名称の変更前に受領していた帳票イメージとほぼ同様のレイアウトの帳票イメージを、名称の変更後に該当の委託者から受領することが考えられる。このような場合には、帳票識別用辞書DB126‐1では、ほぼ同様のレイアウトの帳票イメージが複数の委託者名のグループにそれぞれ登録されることになる。
しかしながら、第2の実施形態による帳票識別サーバ10‐2は、帳票識別用辞書DB126‐1に登録されている帳票イメージのうち、受信された識別対象の帳票イメージと同一であると判定された帳票イメージが二つ以上存在する場合には、いずれの帳票イメージが正しいかを判別できないので、受信された帳票イメージを識別エラーと判定する。このため、上記のように委託者の名称が変更された場合では、帳票識別サーバ10‐2は、該当の委託者から受領した帳票を識別できず、かつ、委託者名を特定できない恐れがある。
後述するように、第3の実施形態によれば、帳票識別用辞書DB126‐1に保存されている長期間ヒットしない古い帳票イメージを帳票識別用辞書DB126‐1から自動的に削除することが可能である。
[2−3−1.構成]
次に、第3の実施形態による構成について詳細に説明する。図14は、第3の実施形態による帳票識別サーバ10‐3の構成を示した機能ブロック図である。図14に示したように、帳票識別サーバ10‐3は、第1の実施形態による帳票識別サーバ10‐1と比較して、制御部100‐1の代わりに、制御部100‐3を有する。なお、以下では、第1の実施形態と重複する機能については説明を省略する。
(2−3−1−1.制御部100‐3)
制御部100‐3は、第1の実施形態による制御部100‐1と比べて、帳票イメージ削除部112をさらに有する。
(2−3−1−2.帳票イメージ削除部112)
帳票イメージ削除部112は、本発明における帳票画像削除部の一例である。帳票イメージ削除部112は、帳票識別用辞書DB126‐3に登録されている全ての帳票イメージのうち、オペレータ端末22から受信された識別対象の帳票イメージのいずれとも所定期間内に同一であると判定されなかった帳票イメージを帳票識別用辞書DB126‐3から削除する。
例えば、帳票イメージ削除部112は、まず、帳票識別用辞書DB126‐3に登録されている全ての帳票イメージのうち、オペレータ端末22から受信された識別対象の帳票イメージと同一であると最後に判定された日からの経過日数が所定期間よりも大きい帳票イメージが存在するか否かを判定する。そして、当該経過日数が所定期間よりも大きい帳票イメージが存在する場合には、帳票イメージ削除部112は、該当の帳票イメージを帳票識別用辞書DB126‐3から削除する。
‐帳票識別用辞書DB126‐3
ここで、図15を参照して、帳票識別用辞書DB126‐3の構成例について説明する。図15に示したように、帳票識別用辞書DB126‐3では、帳票識別用辞書DB126‐1と比較して、最終ヒット日1268がさらに対応づけられる。ここで、最終ヒット日1268には、該当のイメージIDの帳票イメージが、オペレータ端末22から受信された識別対象の帳票イメージと最後にマッチした日にち(もしくは当該帳票イメージの登録日)が記録される。
図15に示した例において、帳票イメージ削除部112は、帳票識別用辞書DB126‐3に記録されている最終ヒット日からの経過日数が所定期間よりも大きい場合には、当該最終ヒット日に対応づけられた帳票イメージを自動的に削除する。
(2−3−1−3.記憶部122)
第3の実施形態による記憶部122は、帳票識別用辞書DB126‐1の代わりに、帳票識別用辞書DB126‐3を記憶する。
なお、帳票識別サーバ10‐3に含まれるその他の構成要素の機能については、第1の実施形態と概略同様である。
[2−3−2.動作]
以上、第3の実施形態による構成について説明した。続いて、第3の実施形態による動作について、図16を参照して説明する。なお、この動作は、後述するように、例えば毎月一回など定期的に実行される。
図16に示したように、まず、帳票識別サーバ10‐3の制御部100‐3は、現在が例えば所定の日時などの所定のタイミングであるか否かを判定する(S301)。現在が所定のタイミングではない場合には(S301:No)、帳票識別サーバ10‐3は、S301の動作を繰り返す。
一方、現在が所定のタイミングである場合には(S301:Yes)、帳票イメージ削除部112は、判定対象の帳票イメージの番号を示す変数iに「1」を設定する(S303)。続いて、帳票イメージ削除部112は、帳票識別用辞書DB126‐3に現在格納されている帳票イメージの枚数の合計を算出し、そして、算出した値をNに設定する(S305)。
続いて、帳票イメージ削除部112は、iの値がN以下であるか否かを判定する(S307)。iがNより大きい場合には(S307:No)、帳票識別サーバ10‐3は、再びS301の動作を行う。つまり、帳票識別サーバ10‐3は、次の処理タイミングまで待機する。
一方、iがN以下である場合には(S307:Yes)、帳票イメージ削除部112は、帳票識別用辞書DB126‐3におけるi番目の帳票イメージに対応づけられた最終ヒット日を抽出する。そして、抽出した最終ヒット日が現在から所定期間以内であるか否かを判定する(S309)。最終ヒット日が所定期間以内である場合には(S309:Yes)、帳票イメージ削除部112は、後述するS313の動作を行う。
一方、最終ヒット日からの経過日数が所定期間よりも大きい場合には(S309:No)、帳票イメージ削除部112は、i番目の帳票イメージ(および当該帳票イメージのイメージID等)を帳票識別用辞書DB126‐3から削除する(S311)。
続いて、帳票イメージ削除部112は、iに「1」を加算する(S313)。その後、帳票イメージ削除部112は、再びS307の動作を行う。
[2−3−3.効果]
(2−3−3−1.効果1)
以上、図14〜図16を参照して説明したように、第3の実施形態による帳票識別サーバ10‐3は、帳票識別用辞書DB126‐3に記録されている最終ヒット日からの経過日数が所定期間よりも大きい場合には、当該最終ヒット日に対応づけられた帳票イメージを帳票識別用辞書DB126‐3から自動的に削除する。
このため、例えば、帳票イメージを識別する際に、帳票識別用辞書DB126‐3に登録されたまま長期間ヒットしない別の委託者の古い帳票イメージと、識別対象の帳票イメージとが同一であると誤認識することを防止することができる。従って、識別対象の帳票イメージが誤認識される確率を減少させることができ、帳票識別の精度を向上させることができる。
(2−3−3−2.効果2)
なお、上述したように、例えば企業の合併などにより委託者名が変更になった場合には、帳票識別用辞書DB126‐3において、ほぼ同様のレイアウトの帳票イメージが複数の委託者名のグループにそれぞれ登録される場合がある。このような場合、帳票識別用辞書DB126‐3に登録されている該当の帳票イメージはいずれもヒットしない状態が続くことになるので、帳票識別サーバ10‐3は、委託者名の変更前の帳票イメージを所定期間経過後に帳票識別用辞書DB126‐3から自動的に削除することができる。
なお、帳票識別用辞書DB126‐3への、委託者名の変更前の帳票イメージの登録日と、委託者名の変更後の帳票イメージの登録日とが偶然一致する場合には、委託者名の変更後の帳票イメージに関しても同時に削除されることになる。しかし、その後、該当の委託者から該当の帳票を新たに受領した場合に、帳票識別サーバ10‐3は、第1の実施形態で述べた自動登録方法により、受信された帳票イメージを、帳票識別用辞書DB126‐3における、変更後の委託者名のグループに新たに登録し直すことができる。従って、以後、該当の帳票を識別すること、および帳票の委託者名(つまり、変更後の委託者名)を特定することが可能になる。
<<3.ハードウェア構成>>
次に、各実施形態に共通する帳票識別サーバ10のハードウェア構成について、図17を参照して説明する。図17に示したように、帳票識別サーバ10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
<3−1.CPU150>
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って帳票識別サーバ10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、制御部100‐1(または、制御部100‐2、制御部100‐3)の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
<3−2.ROM152>
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。
<3−3.RAM154>
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。
<3−4.内部バス156>
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
<3−5.入出力インターフェース158>
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
<3−6.HDD160>
HDD160は、記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
<3−7.ネットワークインターフェース162>
ネットワークインターフェース162は、例えば専用網26に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<4−1.変形例1>
例えば、上述した帳票識別用辞書DB126‐1および帳票識別用辞書DB126‐3は、帳票の委託者名ごとにグループ分けされる例について説明したが、かかる例に限定されない。例えば、帳票識別用辞書DB126‐1および帳票識別用辞書DB126‐3は、帳票の委託者名および帳票の業務の組み合わせごとにグループ分けされてもよい。例えば、図5に示した帳票識別用辞書DB126‐1の例において、委託者「A会社」の口座振替業務に関する帳票(つまり、「口座振替依頼書A」および「口座振替依頼書B」)と、委託者「A会社」の給与振込業務に関する帳票(つまり、「給与振込依頼書」)とは、異なるグループに分けられる。
<4−2.変形例2>
また、上述した帳票識別用辞書DB126‐1および帳票識別用辞書DB126‐3は、帳票名1264(つまり、該当の帳票イメージに対応する帳票名)を有する例を示したが、かかる例に限定されない。例えば、帳票識別用辞書DB126‐1および帳票識別用辞書DB126‐3は、帳票名1264を有しなくてもよい。さらに、例えば帳票名1264とイメージID1262とが対応づけられた別のテーブルが別途設けられ、かつ、このテーブルが記憶部122に記憶されることも可能である。
<4−3.変形例3>
また、上記の各実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、各実施形態による帳票識別サーバ10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
10‐1、10‐2、10‐3 帳票識別サーバ
20 スキャナ
22 オペレータ端末
24 ホスト
26 専用網
100‐1、100‐2、100‐3 制御部
102 帳票識別情報特定部
104 グループ特定部
106 帳票イメージ登録部
108 委託者情報特定部
110 表示制御部
112 帳票イメージ削除部
120 通信部
122 記憶部
124 イメージDB
126‐1、126‐3 帳票識別用辞書DB

Claims (12)

  1. 第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、
    特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、
    特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記グループは、同じ団体情報を有する1以上の帳票の帳票識別情報の集合である、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データベースでは、帳票の団体情報ごとに、同じ団体情報を有する1以上の帳票の帳票識別情報がグループ分けされている、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記帳票識別情報特定部は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち前記第1の帳票の画像と同一であると判定された帳票の画像に対応する帳票識別情報を、前記第1の帳票の帳票識別情報として特定する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、第2の帳票の画像、前記第2の帳票の帳票識別情報、および前記第2の帳票の団体情報を受信する受信部をさらに備え、
    前記情報処理装置は、前記データベースにおける前記第2の帳票の団体情報に対応するグループに、前記第2の帳票の帳票識別情報および前記第2の帳票の画像を登録する帳票画像登録部をさらに備える、請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、特定された前記第1の帳票の団体情報をオペレータ用画面に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記帳票画像登録部は、前記オペレータ用画面に表示された団体情報がオペレータにより訂正された場合には、前記データベースにおける訂正後の団体情報に対応するグループに前記第1の帳票の画像をさらに登録する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記受信部は、さらに、前記第1の帳票を複数受信し、
    前記情報処理装置は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち、所定期間内に複数の前記第1の帳票の画像のいずれとも同一であると判定されなかった帳票の画像を前記データベースから削除する帳票画像削除部をさらに備える、請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記帳票画像削除部は、前記データベースに登録されている複数の帳票の画像のうち、受信された前記複数の前記第1の帳票の画像のうちのいずれかと同一であると判定されてから所定期間内に前記複数の前記第1の帳票の画像のうちの他のいずれとも同一であると判定されなかった帳票の画像を前記データベースから削除する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記帳票の団体情報は、前記帳票を使用する委託者の情報である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、
    特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、
    特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部と、
    を備える、情報処理システム。
  11. 第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定するステップと、
    特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するステップと、
    特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定するステップと、
    を備える、情報処理方法。
  12. コンピュータを、
    第1の帳票の画像と、帳票識別情報と対応付けてデータベースに登録されている複数の帳票の画像との比較に基づいて、前記第1の帳票の帳票識別情報を特定する帳票識別情報特定部と、
    特定された帳票識別情報の属するグループを前記データベースから特定するグループ特定部と、
    特定されたグループに基づいて、前記第1の帳票の団体情報を特定する団体情報特定部、
    として機能させるための、プログラム。
JP2015031591A 2015-02-20 2015-02-20 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Pending JP2016153949A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015031591A JP2016153949A (ja) 2015-02-20 2015-02-20 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
CN201510809849.8A CN105913071A (zh) 2015-02-20 2015-11-20 信息处理装置、信息处理系统、信息处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015031591A JP2016153949A (ja) 2015-02-20 2015-02-20 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016153949A true JP2016153949A (ja) 2016-08-25

Family

ID=56744225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015031591A Pending JP2016153949A (ja) 2015-02-20 2015-02-20 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016153949A (ja)
CN (1) CN105913071A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112957A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 グローリー株式会社 帳票処理システム、帳票処理装置及び帳票処理方法
JP2020021461A (ja) * 2018-07-20 2020-02-06 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7447928B2 (ja) 2022-04-08 2024-03-12 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム、情報処理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101609607B (zh) * 2009-07-23 2011-07-27 华为终端有限公司 路面信息获取方法及设备
JP5578106B2 (ja) * 2011-02-16 2014-08-27 沖電気工業株式会社 情報処理システム及び帳票イメージ保管サーバ
JP2013171307A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Oki Electric Ind Co Ltd 帳票処理装置、それを含む金融処理システム、および帳票処理プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112957A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 グローリー株式会社 帳票処理システム、帳票処理装置及び帳票処理方法
JP2020021461A (ja) * 2018-07-20 2020-02-06 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7131488B2 (ja) 2018-07-20 2022-09-06 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7447928B2 (ja) 2022-04-08 2024-03-12 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム、情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN105913071A (zh) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11868717B2 (en) Multi-page document recognition in document capture
US8284418B2 (en) Document information acquisition and notification of duplicate document storage
US11055628B2 (en) Program storage medium, method, and system for providing learning model difference
US11651083B2 (en) Methods and systems for reducing false positive findings
US10649608B2 (en) Dynamically enabling an interactive element within a non-interactive view of a screen sharing session
US8977979B2 (en) Social network relationship mapping
US20100011032A1 (en) Document management apparatus, document management system, and document management method
CN102365645A (zh) 通过关联面部来组织数字图像
US20210366055A1 (en) Systems and methods for generating accurate transaction data and manipulation
US9836520B2 (en) System and method for automatically validating classified data objects
US20150242964A1 (en) Non-transitory Computer-Readable Medium, Data Management System and Data Management Server
US11830593B2 (en) Resolving ambiguous search queries
JP2016153949A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US20210182238A1 (en) Document management apparatus and non-transitory computer readable medium
KR101614890B1 (ko) 멀티 테넌시 이력 생성 방법, 이를 수행하는 멀티 테넌시 이력 생성 서버 및 이를 저장하는 기록매체
CN105745684A (zh) 针对电子书的基于实体的摘要
CN104268244A (zh) 处理表单的方法及装置
CN111507405A (zh) 图片标注方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
US20190155887A1 (en) Methods and devices for enabling computers to automatically enter information into a unified database from heterogeneous documents
CN109934740B (zh) 一种专利监控方法及装置
KR102183815B1 (ko) 데이터 관리 시스템 및 데이터 관리 방법
KR102572803B1 (ko) 의료 장비의 관리 정보를 제공하는 서버 및 시스템
US11983747B2 (en) Using machine learning to identify hidden software issues
US11659104B2 (en) Generation of an electronic document capable of receiving user input
JP6737069B2 (ja) 判別システム、判別方法、及び判別装置