JP2016153283A - Garnish for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の排気系に取り付けられる車両用ガーニッシュに関する。 The present invention relates to a vehicle garnish that is attached to an exhaust system of a vehicle.
車両の排気系には、ステンレス製のガーニッシュが取り付けられることがある。ガーニッシュは、金属薄板にプレス加工などの後加工を施すことにより作製されるため、その成形方法に由来して、形状の自由度が制限される。 A stainless steel garnish may be attached to the exhaust system of the vehicle. Since the garnish is produced by subjecting a thin metal plate to post-processing such as press processing, the degree of freedom in shape is limited due to the forming method.
そこで、例えば、特許文献1、2に開示されているように、ガーニッシュを、成形性のよい合成樹脂により形成することが考えられる。
Therefore, for example, as disclosed in
しかしながら、排気系ガーニッシュは、金属調であることが望まれている。しかも見栄えのよいガーニッシュが望まれている。 However, the exhaust system garnish is desired to be metallic. Moreover, a garnish that looks good is desired.
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、金属調で見栄えのよい車両用ガーニッシュを提供することを課題とする。 This invention is made | formed in view of this situation, and makes it a subject to provide the garnish for vehicles with a metallic appearance and good appearance.
本発明の車両用ガーニッシュは、車両に設けられる排気管の開口周縁に取り付けられる車両用ガーニッシュであって、
前記車両用ガーニッシュは、合成樹脂よりなる本体部と、前記本体部の表面を被覆するめっき層とを有し、
前記本体部の表面の前記めっき層により被覆されている部分は、3mm未満の曲率半径をもつ鋭屈曲面部を有することを特徴とする。
The vehicle garnish of the present invention is a vehicle garnish that is attached to the opening periphery of an exhaust pipe provided in a vehicle,
The vehicle garnish has a main body portion made of a synthetic resin, and a plating layer covering the surface of the main body portion,
The portion covered with the plating layer on the surface of the main body has a sharply bent surface having a radius of curvature of less than 3 mm.
本発明の車両用ガーニッシュにおいて、本体部の表面のめっき層により被覆されている部分は、3mm未満の曲率半径をもつ鋭屈曲面部を有している。鋭屈曲面部は、本体部の表面において、カーブを描いて屈曲している部分であって、しかも曲率半径が3mm未満のものをいう。本明細書においては、屈曲面部の中でも、特に曲率半径3mm未満の急なカーブを描いて屈曲しているものを鋭屈曲面部といい、3mm以上の緩やかなカーブを描いて屈曲しているものを緩屈曲面部という。 In the vehicle garnish of the present invention, the portion of the surface of the main body covered with the plating layer has a sharply bent surface portion having a radius of curvature of less than 3 mm. The sharply bent surface portion is a portion that is bent in a curved shape on the surface of the main body portion and has a radius of curvature of less than 3 mm. In the present specification, among the bent surface portions, those that are bent with a sharp curve having a curvature radius of less than 3 mm are called sharp bent surface portions, and those that are bent with a gentle curve of 3 mm or more are bent. It is called a gently bent surface part.
本体部の表面は、本体部の厚み方向や平面方向などの任意の方向に屈曲している。本体部の表面が厚み方向に屈曲している場合、その屈曲面部は、本体部の表面の凹凸形状となって現れる。本体部の表面が平面方向に屈曲している場合、その屈曲面部は、本体部の表面に曲線形状となって現れる。このような各種の屈曲面部が、曲率半径3mm未満の鋭屈曲面部である場合、本体部の表面は、シャープな形状となる。本発明の車両用ガーニッシュは、このような鋭屈曲面部をもつ本体部の表面にめっき層を被覆してなる。このため、本発明の車両用ガーニッシュは、金属加工で作製したガーニッシュに比べて、シャープな形状をもつことになり、見栄えがよくなる。 The surface of the main body is bent in an arbitrary direction such as a thickness direction or a planar direction of the main body. When the surface of the main body portion is bent in the thickness direction, the bent surface portion appears as an uneven shape on the surface of the main body portion. When the surface of the main body is bent in the plane direction, the bent surface appears as a curved shape on the surface of the main body. When such various bent surface portions are sharp bent surface portions having a radius of curvature of less than 3 mm, the surface of the main body portion has a sharp shape. The vehicular garnish of the present invention is formed by coating the surface of the main body portion having such a sharply bent surface portion with a plating layer. For this reason, the garnish for vehicles of this invention will have a sharp shape compared with the garnish produced by metal processing, and will improve appearance.
なお、鋭屈曲面部の曲率半径は、鋭屈曲面部の曲がり形状を円弧に近似したときの円弧の半径をいう。 The radius of curvature of the sharply bent surface portion refers to the radius of the arc when the bent shape of the sharply bent surface portion is approximated to an arc.
また、本体部は合成樹脂よりなるため、加工性がよい。このため、金属加工では困難であったシャープな形状の車両用ガーニッシュを作製できる。 Moreover, since the main body portion is made of synthetic resin, the workability is good. For this reason, it is possible to produce a sharp garnish for a vehicle that has been difficult in metal processing.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る車両用ガーニッシュについて図面を用いて説明する。
(First embodiment)
A vehicle garnish according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、図1に示すように、車両9の後部に設けられる排気管90の開口周縁に取り付けられる。
As shown in FIG. 1, the
図2、図3に示すように、車両用ガーニッシュ1は、合成樹脂よりなる本体部3と、本体部3の表面を被覆するめっき層4とを有する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
本体部3は、穴30を囲む略平行四辺形状の枠状体である。本体部3は、均一な厚みを有する。本体部3は、意匠面3aと、意匠面3aの反対側に設けられた裏面3bとを有する。車両用ガーニッシュ1が排気管90の開口周縁91に取り付けられたとき、本体部3の意匠面3aは、車両9の後方側に向き、車両9の後方側から外観視可能な側の表面である。本体部3の裏面3bは、車両前方側を向いて、排気管90の開口周縁91に対面している。
The
図3に示すように、排気管90は、図略のマフラーに接続された排気筒95自体であってもよいし、排気筒95に付随する付属品を含むものであってもよい。本実施形態では、排気管90は、図略のマフラーに接続する排気筒95と、排気筒95の外周面に保持された筒状の樹脂製のインナーフード97とを有する。インナーフード97の後方側開口93は、略平行四辺形の形状を呈しており、本体部3に設けられた穴30に連通している。
As shown in FIG. 3, the
本体部3は、排気管90の開口周縁91の内周面91a側から外周面91b側に渡って、排気管90の開口周縁91の全体を被覆している。本体部3は、穴30を囲むフランジ部31と、フランジ部31の内周縁を裏面3b側に折り曲げた形状をなす内側折れ曲がり部35と、内側折れ曲がり部35から延び穴30に対面する内周部32と、フランジ部31の外周縁を裏面3b側に折り曲げた形状をなす外側折れ曲がり部36と、外側折れ曲がり部36から延びる外周部33とを有する。
The
ここで、図3において、フランジ部31の意匠面3aは、車両9の下方に向けて前方側に傾斜した方向に広がっている。フランジ部31の意匠面3aの広がる方向を平面方向Mとする。また、本体部3が囲む穴30の中心軸線方向をNとし、車両9の前方側に穴30の奥側が配置され、車両9の後方側に中心軸線方向Nの手前側が配置される。
Here, in FIG. 3, the
本体部3は、フランジ部31の内周縁及び外周縁において、それぞれフランジ部31の平面方向Mに対して中心軸線方向Nの奥側(車両前方側)に屈曲している。フランジ部31の内周縁で屈曲する部分は内側折れ曲がり部35といい、フランジ部31の外周縁で屈曲する部分は外側折れ曲がり部36という。フランジ部31は平面方向Mに広がり、内周部32は内側折れ曲がり部35を起点として中心軸線方向Nの奥側に延び、外周部33は外側折れ曲がり部36を起点として中心軸線方向Nの奥側に延びている。中心軸線方向Nに沿って切断した本体部3の断面は、囲み空間38を囲むように、フランジ部31を底部とし、内周部32及び外周部33を側部とする断面略U字形状を呈している。内周部32及び外周部33は囲み空間38を挟んで互いに対面している。本体部3は枠状体であり、本体部3は、どの部分で中心軸線方向Nに沿って切断しても、このような断面U字形状を呈している。
The
本体部3の表面は、3mm未満の曲率半径Rをもつ鋭屈曲面部3d、3g、3iを有する。図2に示すように、鋭屈曲面部3dは、内側折れ曲がり部35の意匠面3aに形成されていて、フランジ部31の意匠面3aから内周部32の意匠面3aに向けて屈曲している。内側折れ曲がり部35は、フランジ部31の全周にわたって、平面方向Mから中心軸線方向Nの奥側に向かって屈曲している。内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、車両用ガーニッシュ1を車両後部に取り付けたときに下側の長辺部分(図2の太い一点鎖線部分)Lに、鋭屈曲面部3dをもつ。
The surface of the
図4に示すように、内側折れ曲がり部35は、薄板を110°屈曲して形成した屈曲形状をもつ。鋭屈曲面部3dは、曲率半径Rが2mmである。鋭屈曲面部3dの曲がり角度αが110°であって、急激なカーブを描いた屈曲面である。鋭屈曲面部3dの曲がり角度αは、車両用ガーニッシュ1の断面において、フランジ部31の意匠面3aの直線部と、内周部32の意匠面3aの直線部との間に形成された円弧状部分の中心角度をいう。
As shown in FIG. 4, the
ここで、内側折れ曲がり部35の裏面3bにも、鋭屈曲面部3iが形成されている。鋭屈曲面部3iは、内側折れ曲がり部35の折り畳み側(内側)の裏面3bに形成されていて、内側折れ曲がり部35の外側の鋭屈曲面部3dよりも、曲率半径Rが小さくなる。本実施形態においては、鋭屈曲面部3iの曲率半径Rは0.3mmである。
Here, the sharply
図2に示すように、内側折れ曲がり部35の長辺部分L以外の部分の意匠面3a及び裏面3bは、緩屈曲面部3e、3rをもつ。図3に示すように、緩屈曲面部3e、3rは、曲率半径Rが3mm以上(例えば3〜20mm)であり、鋭屈曲面部3dに比べて緩やかなカーブを描いて屈曲している。
As shown in FIG. 2, the
図2、図3に示すように、フランジ部31の外周縁は、フランジ部31の全周にわたって、平面方向Mから奥側に向かって屈曲する外側折れ曲がり部36を有している。図4に示すように、外側折れ曲がり部36の意匠面3a及び裏面3bは、外側折れ曲がり部36の全体にわたって、曲率半径Rが3mm以上の緩屈曲面部3p、3qをもつ。
As shown in FIGS. 2 and 3, the outer peripheral edge of the
鋭屈曲面部3gは、フランジ部31の意匠面3aの広がる平面方向Mにおいて、穴30の周方向に沿って屈曲している。フランジ部31の平面方向Mは、平行四辺形の枠形状をなし、4つのコーナー部を有している。フランジ部31の内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、4つのコーナー部のうち対角が小さいコーナー部37aにおいて、鋭屈曲面部3gをもつ。鋭屈曲面部3gは、フランジ部31の意匠面3aの広がる平面方向Mにおいて、穴30の周方向に沿って屈曲している。
The sharply
図5に示すように、鋭屈曲面部3gの曲率半径Rが0.3mmであり、鋭屈曲面部3gの曲がり角度αが110°である。鋭屈曲面部3gの曲がり角度αは、車両用ガーニッシュ1のコーナー部37aにおいて、内側折れ曲がり部35の直線部分同士が作成する円弧状部分の中心角度をいう。
As shown in FIG. 5, the radius of curvature R of the sharply
内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、コーナー部37aよりも対角が大きいコーナー部37bにおいて、緩屈曲面部3hをもつ。緩屈曲面部3hは、フランジ部31の意匠面3aの広がる平面方向Mにおいて、穴30の周方向に沿って屈曲している。緩屈曲面部3hの曲率半径Rは3mm以上(例えば3〜200mm)である。
The
本実施形態において、本体部3の表面のうち意匠面3aには鋭屈曲面部3d、3gが形成され、裏面3bには鋭屈曲面部3iが形成される。鋭屈曲面部3dは、本体部3の意匠面3aにおいて本体部3の厚み方向に突出していて、車両用ガーニッシュ1を意匠面3a側からみたときに、内側折れ曲がり部35を稜線としてみせている。鋭屈曲面部3iは、本体部3の裏面3bにおいて本体部3の厚み方向に窪んでいて、裏面3b側から車両用ガーニッシュ1を見たときに内側折れ曲がり部35を谷線としてみせている。鋭屈曲面部3gは、平面方向Mにおいて、屈曲した曲線となって現れる。
In the present embodiment, of the surface of the
図2、図5、図6に示すように、内周部32の意匠面3aは、鋭屈曲面部3gから本体部3の内側端部3tに向けて扇状に拡径する広幅面3kを有する。広幅面3kは、内周部32の意匠面3aのそれ以外の一般部3mよりも幅が広く、また、広幅面3kの本体部3の内側端部3tの曲率半径rは、6.9mmであり、鋭屈曲面部3gの曲率半径Rよりも大きい。このため、鋭屈曲面部3gの鋭く尖った屈曲形状が際立ってみえる。
As shown in FIGS. 2, 5, and 6, the
本実施形態においては、鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲率半径Rは、見栄えの観点からは、3mm未満であるとよく、更に2.9mm以下、2.8mm以下が好ましい。鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲率半径Rは0mmに近くてもよい。鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲率半径Rは3mm近くでもよいが、鋭角になると、欠けやすく、後述のめっき層がつきにくくなるという観点からは、鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲率半径Rは0.3mm以上、更には0.5mm以上が好ましい。
In the present embodiment, the radius of curvature R of the sharply
図4に示すように、本体部3の厚みTは、強度と樹脂流動性の観点から、2〜3mmがよい。本実施形態においては、本体部3の厚みTは、どの部分においても、2.5mmである。
As shown in FIG. 4, the thickness T of the
本体部3は、200℃以上の温度環境下で溶融又は軟化しない耐熱性材料からなる。耐熱性材料は、合成樹脂とフィラーとからなる。合成樹脂は、軟化温度が200℃以上である耐熱性樹脂であることが好ましい。かかる耐熱性樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、耐熱ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)が挙げられるが、中でもポリスチレン系樹脂が好ましい。フィラーは、ガラスフィラー、ミネラルフィラーが挙げられるが、耐熱性の観点からガラスフィラーが好ましい。フィラーの形状は繊維、粉末のいずれでもよいが、耐熱性の観点から繊維が好ましい。本実施形態においては、本体部3は、ポリスチレン系樹脂とガラス繊維とからなる。
The
本体部3におけるガラス繊維の含有量は、ポリスチレン系樹脂100質量部に対して25〜35質量部であることが好ましい。ガラス繊維の含有量が過少の場合には、本体部の耐熱性が低下するおそれがあり、ガラス繊維の含有量が過大の場合には成形性が低下するおそれがある。本実施形態においては、本体部3におけるガラス繊維の含有量は、ポリスチレン系樹脂100質量部に対して30質量部とする。
It is preferable that content of the glass fiber in the main-
本体部3は、ガラス繊維とポリスチレン系樹脂とを混練し、射出成形することにより形成された成形品である。
The
めっき層4は、意匠面3a及び裏面3bを含めて本体部3の表面全体を被覆している。めっき層4の成分としては、周知のものが用いられるが、外観の観点から、めっき層の表層は六価クロム、三価クロムが好ましい。本実施形態において、めっき層4は、本体部3の表面から順に、ニッケルめっき、銅めっき、ニッケルめっき、及び六価クロムめっきを積層して形成されている。
The
めっき層4の全体厚みは30μm以上がよく、更に55μm以上であることが好ましい。また、めっき層4の表層の厚み、本実施形態では六価クロムめっきの厚みは0.1〜0.5μmであることがよい。めっき層4の厚みが過小の場合には、めっき層4が剥離したり亀裂が生じたりするおそれがある。本実施形態においては、めっき層4の厚みは55μmである。
The total thickness of the
図3に示すように、本体部3の長辺部分Lの外周部33には、取付部39が設けられている。取付部39には、長辺部分Lに沿って延びるスリット39aが形成されている。
As shown in FIG. 3, a mounting
図1に示すように、車両9の後部にはバンパーカバー92が設けられている。バンパーカバー92は、樹脂製で、表面塗装が施されている。バンパーカバー92における排気管90が配置される部分には、図3に示すように、貫通穴93が設けられている。バンパーカバー92の貫通穴93の周縁にはタブ94が後方側に向けて突出している。タブ94をスリット39aに係合させることにより車両9に対して車両用ガーニッシュ1が位置決めされる。
As shown in FIG. 1, a
図3に示すように、車両用ガーニッシュ1を排気管90に固定するために、車両用ガーニッシュ1の囲み空間38の中に排気管90の開口周縁91を挿入した状態で、車両用ガーニッシュ1の内周部32の裏面3b上のめっき層4を、耐熱性接着剤7を用いて、排気管90の開口周縁91の内周面91aに接着する。
As shown in FIG. 3, in order to fix the
本実施形態において、本体部3の意匠面3aは、3mm未満の曲率半径Rをもつ鋭屈曲面部3d、3g、3iを有している。このため、金属加工で作製したガーニッシュに比べて、シャープな形状をもつことになり、見栄えがよい。また、鋭屈曲面部3d、3g、3iの近傍には、白化や皺が生成されず、車両用ガーニッシュ1全体が美しい金属光沢を発揮した。
In the present embodiment, the
また、本体部3は合成樹脂の射出成形品よりなるため、加工性がよい。このため、金属加工では困難であったシャープな形状の車両用ガーニッシュ1を作製できる。
Moreover, since the main-
本体部3の裏面3bを被覆するめっき層4は、排気管90からの排気熱を反射させる。このため、バンパーカバー92への排気熱の伝達を低減させることができる。
The
本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、図7、図8に示すように、バンパーカバー92に設けられた装飾用モール5に近接させることが可能である。装飾用モール5は、ABS樹脂からなるモール本体部53と、モール本体部53の表面を被覆するモールめっき層54とからなる。モールめっき層54は、表層に六価クロムめっきが施されている。装飾用モール5の下方に車両用ガーニッシュ1が配置されている。装飾用モール5と車両用ガーニッシュ1との間の隙間Sは5mmと狭い。従来、装飾用モール5は、排気熱による変形などの影響を避けるため、隙間Sが10〜30mm程度であった。本例では、車両用ガーニッシュ1が排熱を遮断するため、隙間Sを小さくして車両用ガーニッシュ1を装飾用モール5に近接させて配置することができる。このため、排気管90と装飾用モール5が最も近接する部分において、両者間に車両用ガーニッシュ1を配置することが好ましい。しかも、車両用ガーニッシュ1の表面は、装飾用モール5と同様に、表層が同じめっき層4により被覆されているため、装飾用モール5と一体感のある意匠を形成できる。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、ダミーの排気管の開口周縁にも設けることができる。ダミーの排気管は、図9に示すように、バンパーカバー92に形成された貫通穴93である。貫通穴93の奥には排気管はない。本物の排気管90、即ちマフラーに接続している排気筒95は、バンパーカバー92の下側に配置させる。なお、貫通孔93の車両用ガーニッシュ1に別途のカバーを嵌め貫通孔93を塞いでも良い。
The
本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、略平行四辺形の枠状体であるが、略平行四辺形に限らず、三角形、台形など、種々の枠形状であってもよい。また、枠状体でなくても、排気管の開口周縁91の少なくとも一部を被覆する形状であってもよい。
The
本実施形態においては、曲率半径Rが3mm未満の鋭屈曲面部3d、3gは、フランジ部31の内側折れ曲がり部35の意匠面3aに設けているが、これに限らず、意匠面3aのどの部分にも設けることができる。例えば、フランジ部31の外側折れ曲がり部36の意匠面3aに鋭屈曲面部3d、3gを設けてもよく、フランジ部31の内側折れ曲がり部35又は外側折れ曲がり部36以外の部分に折れ曲がり部を設け、折れ曲がり部の意匠面3aに鋭屈曲面部3d、3gを設けてもよい。
In the present embodiment, the sharply
本実施形態においては、本体部3の意匠面3aに形成した鋭屈曲面部3d、3gは、曲がり角が180°未満であるため、手前側に突き出て連なる稜線となって見える。しかし、本実施形態とは異なって、鋭屈曲面部3d、3gの曲がり角が180°を超える場合、鋭屈曲面部3d、3gは奥側に窪んで連なる谷線となって見える。いずれの場合にも、鋭屈曲面部3d、3gの曲率半径Rは3mm未満であるため、稜線又は谷線が明確に見え、車両用ガーニッシュ1を立体的にみせている。
In the present embodiment, the sharply
本実施形態においては、図2に示すように、平面方向Mにおいて屈曲する鋭屈曲面部3gは、内側折れ曲がり部35に形成したが、外側折れ曲がり部36に形成してもよい。また、本体部3の内側端部3t又は外側端部3uに、平面方向Mにおいて屈曲する鋭屈曲面部3gを形成することもできる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, the sharply
(参考形態)
本参考形態の車両用ガーニッシュは、ステンレス製である点で、第1実施形態と相違する。本参考形態の車両用ガーニッシュは、ステンレス板をプレス加工することにより作製された。本参考形態の車両用ガーニッシュの厚みは、どの部分においても0.5mmである。
(Reference form)
The vehicular garnish of this reference embodiment is different from the first embodiment in that it is made of stainless steel. The vehicle garnish of this reference embodiment was produced by pressing a stainless steel plate. The thickness of the vehicle garnish of this reference embodiment is 0.5 mm in any part.
図10に示すように、本参考形態の車両用ガーニッシュ1では、内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、フランジ部31の意匠面3aから内周部32の意匠面3aに向けて屈曲する屈曲面部3cを有する。屈曲面部3cの曲率半径を、図10の太い一点鎖線で示す領域で、3mm未満にすると、屈曲面部3cの表面が、成形により引き延ばされたため、鋭屈曲面部3cの近傍で、意匠面3aが白化した。また、内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、フランジ部31の意匠面3aの広がる平面方向Mにおいて、フランジ部31の周方向に沿って屈曲する屈曲面部3fを有する。この屈曲面部3fの曲率半径Rは4mmとした。フランジ部31の屈曲面部3f近傍には、屈曲面部3fの周囲が引き延ばされつつ、屈曲面部3fの周囲が引き延ばされつつ屈曲面部3fにより圧縮されるため、皺3jが発生して、見栄えが悪かった。
As shown in FIG. 10, in the
また、参考形態の車両用ガーニッシュ1の断面において、フランジ部31と内周部32との間に形成された内側折れ曲がり部35の意匠面3aの曲がり角度αは110°であり、また、参考形態の車両用ガーニッシュ1の平面において、コーナー部37aの内側折れ曲がり部35の曲がり角度αは、第1実施形態と同様に、約110°であり、プレス加工により大きく折り曲げられている。このため、皺3jや白化が顕著であった。実験によると、両者の折れ曲がり角度αが90°以上となると皺や白化が顕著となった。
Further, in the cross section of the
(1)実施形態の車両用ガーニッシュ1は、車両9に設けられた排気管90の開口周縁91に取り付けられる車両用ガーニッシュ1であって、車両用ガーニッシュ1は、合成樹脂よりなる本体部3と、本体部3の表面を被覆するめっき層4とを有し、本体部3の表面のめっき層4により被覆されている部分は、3mm未満の曲率半径Rをもつ鋭屈曲面部3d、3g、3iを有することを特徴とする。
(1) The
本実施形態の車両用ガーニッシュ1においては、本体部3の表面のめっき層4により被覆されている部分は、3mm未満の曲率半径Rをもつ鋭屈曲面部3d、3g、3iを有している。鋭屈曲面部3d、3g、3iは、本体部3の表面において、カーブを描いて屈曲している部分であって、しかも曲率半径が3mm未満のものをいう。本明細書においては、屈曲面部の中でも、特に曲率半径Rが3mm未満の急なカーブを描いて屈曲しているものを鋭屈曲面部3d、3g、3iといい、曲率半径Rが3mm以上の緩やかなカーブを描いて屈曲しているものを緩屈曲面部3e、3h、3mという。
In the
本体部3の表面は、本体部3の厚み方向や平面方向などの方向に屈曲する。本体部3の表面が厚み方向に屈曲している場合、その屈曲面部は、本体部3の表面の凹凸形状となって現れる。本体部3の表面が平面方向Mに屈曲している場合、その屈曲面部は、本体部3の表面に曲線形状となって現れる。このような各種の屈曲面部が、曲率半径3mm未満の鋭屈曲面部である場合、本体部3の表面は、シャープな形状となる。本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、このような鋭屈曲面部3d、3g、3iをもつ本体部3の表面にめっき層4を被覆することにより形成されている。このため、本実施形態の車両用ガーニッシュ1は、金属加工で作製したガーニッシュに比べて、シャープな形状をもつことになり、見栄えがよくなる。
The surface of the
なお、鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲率半径Rは、鋭屈曲面部3d、3g、3iの曲がり形状を円弧に近似したときの円弧の半径をいう。
Note that the curvature radius R of the sharply
また、本体部3は合成樹脂の射出成形品よりなるため、加工性がよい。このため、金属加工では困難であったシャープな形状の車両用ガーニッシュ1を作製できる。
Moreover, since the main-
本実施形態において、排気管90とは、マフラーなどのエンジンの排気系を構成する排気管90はもちろん、ダミーの排気管90も含む意味である。排気管90は、マフラーと接続された排気筒自体であってもよいし、マフラーに接続された排気筒95の付属品を含めたものであってもよい。
In the present embodiment, the
(2)本体部3の表面は、意匠面3aと、意匠面3aと反対側の裏面3bとを有し、めっき層4は、本体部3の表面の少なくとも意匠面3aを被覆しており、意匠面3aは、鋭屈曲面部3d、3gを有することが好ましい。本体部3の意匠面3aがシャープな形状となり、車両用ガーニッシュ1の見栄えがよくなる。
(2) The surface of the
(3)本体部3は、排気管90の開口に連通する穴30を囲む枠状体であって、本体部3は、穴30を囲むフランジ部31と、フランジ部31の内周縁を裏面側に折り曲げた形状をなす内側折れ曲がり部35と、内側折れ曲がり部35から延び穴30に対面する内周部32、とを有し、内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、フランジ部31の意匠面3aから内周部32の意匠面3aに向けて屈曲する鋭屈曲面部3dを有することが好ましい。
(3) The
この場合には、フランジ部31の内周縁の意匠面3aが、穴30の中心軸線方向Nの手前側に鋭く突き出たようにシャープに見え、車両用ガーニッシュ1の見栄えがよくなる。
In this case, the
(4)内側折れ曲がり部35の意匠面3aは、フランジ部31の意匠面3aの広がる平面方向Mにおいて、フランジ部31の周方向に沿って屈曲する鋭屈曲面部3gを有することが好ましい。内側折れ曲がり部35の意匠面3aが、フランジ部31の周方向に沿って鋭く突き出たようにシャープに見え、車両用ガーニッシュ1の見栄えがよくなる。
(4) The
(5)内周部32の意匠面3aは、鋭屈曲面部3gから本体部3の内側端部3tに向けて拡径する広幅面3kを有することが好ましい。この場合には、鋭屈曲面部3gの周辺の見栄えが更によくなる。
(5) The
(6)本体部3は、ガラス繊維を含むことが好ましい。この場合には、本体部3の耐熱性が向上する。
(6) It is preferable that the main-
(7)めっき層4は、更に、本体部3の裏面3bを被覆していることが好ましい。この場合には、本体部3の裏面3bを被覆するめっき層4が、排気管90からの排気熱を反射させ、バンパーカバー92への排気熱の伝達を低減させることができる。
(7) It is preferable that the
1:車両用ガーニッシュ、3:本体部、3a:意匠面、3b:裏面、3d、3g、3i:鋭屈曲面部、3e、3h、3m、3p、3q、3r:緩屈曲面部、3k:広幅面、3t:内側端部、30:穴、31:フランジ部、32:内周部、33:外周部、35:内側折れ曲がり部、36:外側折れ曲がり部、38:囲み空間、4:めっき層、5:装飾用モール、9:車両、90:排気管、91:開口周縁、92:バンパーカバー
1: vehicle garnish, 3: main body, 3a: design surface, 3b: back surface, 3d, 3g, 3i: sharply bent surface portion, 3e, 3h, 3m, 3p, 3q, 3r: loosely bent surface portion, 3k:
Claims (7)
前記車両用ガーニッシュは、合成樹脂よりなる本体部と、前記本体部の表面を被覆するめっき層とを有し、
前記本体部の表面の前記めっき層により被覆されている部分は、3mm未満の曲率半径をもつ鋭屈曲面部を有することを特徴とする車両用ガーニッシュ。 A garnish for a vehicle attached to an opening periphery of an exhaust pipe provided in a vehicle,
The vehicle garnish has a main body portion made of a synthetic resin, and a plating layer covering the surface of the main body portion,
The vehicular garnish characterized in that a portion of the surface of the main body covered with the plating layer has a sharply bent surface portion having a radius of curvature of less than 3 mm.
前記めっき層は、前記本体部の表面の少なくとも前記意匠面を被覆しており、
前記意匠面は、前記鋭屈曲面部を有する請求項1に記載の車両用ガーニッシュ。 The surface of the main body has a design surface and a back surface opposite to the design surface,
The plating layer covers at least the design surface of the surface of the main body,
The garnish for a vehicle according to claim 1, wherein the design surface has the sharply bent surface portion.
前記本体部は、前記穴を囲むフランジ部と、前記フランジ部の内周縁を裏面側に折り曲げた形状をなす内側折れ曲がり部と、前記内側折曲がり部から延び前記穴に対面する内周部、とを有し、前記内側折れ曲がり部の前記意匠面は、前記フランジ部の前記意匠面から前記内周部の前記意匠面に向けて屈曲する前記鋭屈曲面部を有する請求項1又は2に記載の車両用ガーニッシュ。 The main body is a frame-like body surrounding a hole communicating with the opening of the exhaust pipe,
The body portion includes a flange portion surrounding the hole, an inner bent portion having a shape in which an inner peripheral edge of the flange portion is bent to the back surface side, an inner peripheral portion extending from the inner bent portion and facing the hole, and The vehicle according to claim 1, wherein the design surface of the inner bent portion includes the sharply bent surface portion that bends from the design surface of the flange portion toward the design surface of the inner peripheral portion. Garnish.
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