JP2016151818A - Kvmスイッチ及び制御プログラム - Google Patents

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堀川 正樹
Masaki Horikawa
正樹 堀川
和洋 安野
Kazuhiro Yasuno
和洋 安野
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Abstract

【課題】操作対象の装置の切り替えに応じて、表示装置を備える情報処理装置のディスプレイ機能及びコンピュータ機能を適切に切り替えることができるKVMスイッチ及び制御プログラムを提供する。【解決手段】KVMスイッチ20は、操作対象の装置としてコンピュータ10とタブレットPC40とのいずれか一方を選択するためのOSDと、コンピュータ10が操作対象の装置として選択された場合に、タブレットPC40がディスプレイとして機能するディスプレイモード(第1モード)になるようにタブレットPC40を制御し、タブレットPC40が操作対象の装置として選択された場合に、タブレットPC40がディスプレイ及びコンピュータとして機能する通常モード(第2モード)になるようにタブレットPC40を制御するメインマイコン21とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、KVMスイッチ及び制御プログラムに関する。
従来より、外部PCと接続され、外部PCのデータと自端末のデータと切り替えて表示することができるタブレット型情報端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。このタブレット型情報端末装置では、ユーザがタブレット型情報端末装置に設けられた切替スイッチを操作することにより、外部PCのデータと自端末のデータと切り替えて表示する。また、タブレットPC(Personal Computer)のようなブルートゥース装置と、コンピュータとに接続され、操作対象の装置をそのブルートゥース装置とコンピュータとのいずれかに切り替えるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−20239号公報 特開2012−234517号公報
例えば、特許文献1のタブレット型情報端末装置を特許文献2のKVMスイッチに接続されるブルートゥース装置に適用すると仮定する。特許文献2のKVMスイッチにおいて、操作対象の装置をブルートゥース装置(つまり、特許文献1のタブレット型情報端末装置)からコンピュータに切り替える場合、ユーザがタブレット型情報端末装置に設けられた切替スイッチを操作して、コンピュータの映像をタブレット型情報端末装置に表示しなければならない。逆に、操作対象の装置をコンピュータからタブレット型情報端末装置に切り替える場合も、ユーザがタブレット型情報端末装置に設けられた切替スイッチを操作して、タブレット型情報端末装置の映像を自端末に表示しなければならない。
このように、特許文献1のタブレット型情報端末装置を特許文献2のKVMスイッチに接続されるブルートゥース装置に適用する場合、KVMスイッチに接続される操作対象の装置の切り替えに応じて、タブレット型情報端末装置が有するコンピュータとしての機能及びディスプレイとしての機能を自動的に切り替えることができないという課題がある。
本発明は、操作対象の装置の切り替えに応じて、表示装置を備える情報処理装置のディスプレイ機能及びコンピュータ機能を適切に切り替えることができるKVMスイッチ及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたKVMスイッチは、第1情報処理装置と、表示装置を備える第2情報処理装置とに接続されるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチであって、操作対象の装置として前記第1情報処理装置と前記第2情報処理装置とのいずれか一方を選択する選択手段と、前記第1情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記第2情報処理装置がディスプレイとして機能する第1モードになるように前記第2情報処理装置を制御し、前記第2情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記第2情報処理装置がディスプレイ及びコンピュータとして機能する第2モードになるように前記第2情報処理装置を制御する制御手段とを備える。
上記目的を達成するため、明細書に開示された制御プログラムは、第1情報処理装置が接続されたKVMスイッチに接続され、表示装置を備える第2情報処理装置を、操作対象の装置の切替信号を前記KVMスイッチから受信する受信手段、当該切替信号に基づいて、切替先の情報処理装置が前記第1情報処理装置又は前記第2情報処理装置のいずれであるかを判定する判定手段、及び前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2情報処理装置をディスプレイとして機能させる第1モードと、前記第2情報処理装置をディスプレイ及びコンピュータとして機能させる第2モードとのいずれか一方を前記第2情報処理装置の動作モードとして設定する設定手段として機能させる。
本発明によれば、操作対象の装置の切り替えに応じて、表示装置を備える情報処理装置のディスプレイ機能及びコンピュータ機能を適切に切り替えることができる。
本実施の形態に係るKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:モニタ)スイッチを備えるシステムの構成図である。 タブレットPCの構成図である。 タブレットPCに表示されるコンピュータ切り替え用の設定画面の例を示す図である。 ディスプレイモード時の各種の信号の流れを示す図である。 通常モード時の各種の信号の流れを示す図である。 OSD表示時の各種の信号の流れを示す図である。 (A)は、接続対象のコンピュータを切り替える際にメインマイコン及び制御ソフトウエアによって実行される処理を示すフローチャートである。(B)は、図7(A)の変形例を示すフローチャートである。 (A)は、OSDを通常モードのタブレットPCに表示する際にメインマイコン及び制御ソフトウエアによって実行される処理を示すフローチャートである。(B)は、図8(A)の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係るKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:モニタ)スイッチを備えるシステムの構成図である。
図1に示すように、システム1は、第1情報処理装置としてのコンピュータ10と、KVMスイッチ20と、第2情報処理装置としてのタブレットPC(Personal Computer)40と、コンソール2,3とを備えている。コンソール2,3は、例えば、マウス及びキーボードである。尚、KVMスイッチ20に接続されるコンピュータ10の台数は、1つに限定されず、複数でもよい。また、システム1は、サーバラックに搭載される装置にも適用できる。例えば、システム1は、コンソールであるマウス及びキーボードをKVMスイッチ20と一体型にし、サーバラックに搭載されるドロワーと、サーバラックに搭載されるタブレット用スタンドに装着されるタブレットとで構成されていてもよい。
コンピュータ10は、コンピュータ10の全体動作を制御するCPU(Central Processing Unit)11と、ワーキングエリアとして機能するメモリ12と、各種のプログラムやデータを備えるハードディスクドライブ(HDD)13と、操作信号(例えばキーコード及びマウスデータ)を入力するコンソール用インタフェース(I/F)14と、映像信号(例えばサーバ10の画面データ)を出力するビデオI/F15とを備えている。コンソールI/F14は、例えば、USB(Universal Serial Bus)又はPS/2である。ビデオI/F15は、例えば、VGA(Video Graphics Array)、DVI(Digital Visual Interface)又はHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)である。ここでは、コンソールI/F14及びビデオI/F15は、KVMスイッチ20と有線通信を行うインタフェースであるが、KVMスイッチ20と無線通信を行うインタフェース(Bluetooth(登録商標)、WHDI (Wireless Home Digital Interface)など)でもよい。
KVMスイッチ20は、コンソール2,3又はタブレットPC40のタッチパネルがコンピュータ10を遠隔操作するための装置である。KVMスイッチ20は、操作対象のコンピュータをコンピュータ10及びタブレットPC40のいずれか一方に切り替えると共に、キーコード及びマウスデータ、並びに映像信号の転送先を切り替えるメインマイコン21と、KVMスイッチ20の各種の設定を行うためのOSD(On Screen Display)をタブレットPC40に表示するOSDコントローラ22と、コンソールI/F14にケーブルを介して接続され、操作信号を出力するコンソールI/F23と、ビデオI/F15にビデオケーブルを介して接続され、映像信号を受信するビデオI/F24とを備えている。OSDコントローラ22は、操作対象の装置としてのコンピュータ10及びタブレットPC40のいずれか一方を選択するための画面データであるOSDを有する選択手段に対応する。メインマイコン21は、タブレットPC40の動作モードを制御する制御手段として機能する。
コンソールI/F23及びビデオI/F24は、コンピュータ10と有線通信を行うインタフェースであるが、コンピュータ10と無線通信を行うインターフェース(Bluetooth(登録商標)、WHDI (Wireless Home Digital Interface)など)でもよい。尚、コンピュータ10及びKVMスイッチ20は、コンソールI/F14,23及びビデオI/F15,24を介して接続されるので、KVMスイッチ20がコンピュータ10内のファイルデータを持ち出すことはできない。
さらに、KVMスイッチ20は、タブレットPC40と認証を行うための認証スイッチ25と、操作対象のコンピュータをコンピュータ10及びタブレットPC40のいずれか一方に切り替えるための切替えスイッチ26と、コンソール2からの操作信号を入力するコンソールI/F27と、映像信号をタブレットPC40に出力するビデオI/F28と、タブレットPC40に接続されたコンソール3からの操作信号を入力するコンソールI/F29と、タブレットPC40のタッチパネルからの操作信号(例えばタッチオンされた位置の座標を示す信号)を入力するタッチパネルI/F30と、タブレットPC40の制御ソフトウエア41とメインマイコン21との間で、制御信号(例えば認証データやコンピュータの切り替え指示など)を送受信する制御I/F31とを備えている。
ここで、KVMスイッチ20とタブレットPC40との間では無線通信が行われるため、ビデオI/F28は、例えばWHDI (Wireless Home Digital Interface)のような無線通信を行うインターフェースである。コンソールI/F29、タッチパネルI/F30及び制御I/F31も例えばBluetooth(登録商標)のような無線通信を行うインターフェースである。また、コンソールI/F29、タッチパネルI/F30及び制御I/F31は一つの無線通信インターフェースで構成されてもよい。図1のKVMスイッチ20とタブレットPC40との間の点線は、無線通信を示す。尚、KVMスイッチ20とタブレットPC40との間では有線通信が行われてもよい。この場合、ビデオケーブルやシリアルケーブルなどがKVMスイッチ20とタブレットPC40との間に接続される。
KVMスイッチ20に接続されたタブレットPC40を使用する場合には、KVMスイッチ20がタブレットPC40を認証する必要がある。タブレットPC40の認証方法は、従来から知られている知識認証、所有物認証又は生体認証のいずれかを利用したソフトウエアによる認証である。例えば、タブレットPC40に認証用ソフトウエア(例えば制御ソフトウエア41)を予めインストールし、認証用ソフトウエアを起動した状態で認証スイッチ25が押下されると、KVMスイッチ20及びタブレットPC40は、認証データの確認処理を行う。正常に認証データが確認されると、タブレットPC40は、KVMスイッチ20に接続された状態になる。尚、KVMスイッチ20及びタブレットPC40は無線通信を行うので、KVMスイッチ20及びタブレットPC40の間で送受信されるデータは従来の暗号化方式を利用して暗号化される。
図2は、タブレットPCの構成図である。
タブレットPC40は、タブレットPC40の全体動作を制御するCPU(Central Processing Unit)43と、ワーキングエリアとして機能するメモリ44と、制御ソフトウエア41やデータを備えるハードディスクドライブ(HDD)45と、タブレットPC40内の映像信号又はコンピュータ10の映像信号を表示するディスプレイ46と、操作を入力するタッチパネル47とを備えている。さらに、タブレットPC40は、映像信号(例えばサーバ10の画面データ)を入力するビデオI/F48と、コンソール3からの操作信号を出力する第1コンソールI/F49と、タッチパネル47からの操作信号を出力するタッチパネルI/F50と、制御信号(例えば認証データやコンピュータの切り替え指示など)を送受信する制御I/F51と、コンソール3からの操作信号を入力する第2コンソールI/F52とを備えている。制御I/F51は受信手段に対応し、制御ソフトウエア41を実行するCPU43は判定手段及び設定手段に対応する。
第1コンソールI/F49、タッチパネルI/F50及び制御I/F51は、例えばBluetooth(登録商標)のような無線通信を行うインターフェースである。また、第1コンソールI/F49、タッチパネルI/F50及び制御I/F51は一つの無線通信インターフェースで構成されてもよい。ビデオI/F48は、WHDI(Wireless Home Digital Interface)のような無線通信を行うインタフェースである。尚、KVMスイッチ20とタブレットPC40との間では有線通信が行われてもよい。この場合、ビデオケーブルやシリアルケーブルなどがKVMスイッチ20とタブレットPC40との間に接続される。
タブレットPC40は、制御ソフトウエア41の動作により2つの動作モードを有する。2つの動作モードは、通常モード及びディスプレイモードである。通常モードは、タブレットPC40がディスプレイ及び操作対象のコンピュータとして動作するモードである。通常モードでは、ユーザは、タッチパネル47やコンソール3を利用してタブレットPC40を単体のタブレットPCとして操作することができ、さらにKVMスイッチ20に接続されているコンソール2を利用してタブレットPC40を操作することができる。通常モードでは、タブレットPC40内のデータがディスプレイ46に表示される。
ディスプレイモードは、タブレットPC40がディスプレイとして動作するモードである。ディスプレイモードでは、操作対象のコンピュータ10からの映像信号がディスプレイ46に表示される。また、通常モードでもディスプレイモードでも、データの入力手段として、コンソール2,3及びタッチパネル47を使用することができる。通常モードでもディスプレイモードでも、OSDはディスプレイ46に表示される。
尚、通常モード時にOSDがディスプレイ46に表示される場合には、タブレットPC40は一時的にディスプレイモードになり、操作信号はKVMスイッチ20のメインマイコン21に送信され、OSDの表示に反映される。OSDで設定又は選択された情報は、制御I/F31を介してメインマイコン21から制御ソフトウエア41に送信される。
操作対象のコンピュータを選択する方法は、1)OSDでの選択操作、2)切替えスイッチ26での選択操作、3)コンソール2又は3からのホットキーでの選択操作、4)タブレットPC40のタッチパネルのジェスチャでの選択操作、5)タブレットPC40にインストールされている制御ソフトウエア41での選択操作のいずれかである。尚、操作対象のコンピュータは、コンピュータ10だけでなくタブレットPC40も含む。
図3は、タブレットPCに表示されるコンピュータ切り替え用の設定画面の例を示す図である。このコンピュータ切り替え用の設定画面は、OSDの一例である。例えば、ユーザがコンソール2,3又はタブレットPC40からOSDのコンピュータの切り替え指示を入力した場合に、OSDコントローラ22から図2のコンピュータ切り替え用の設定画面が呼び出されて、タブレットPC40のディスプレイ46に表示される。ユーザが、切替先のコンピュータを選択し、OKボタンを押下すると、タブレットPC40から操作対象のコンピュータを切り替えるための制御信号がメインマイコン21に送信される。メインマイコン21は、タブレットPC40から操作対象のコンピュータを切り替えるための制御信号に基づいて、操作対象のコンピュータから選択されたコンピュータに切り替える。
例えば、切替先のコンピュータとしてタブレットPC40が選択された場合には、CPU43により実行される制御ソフトウエア41は、メインマイコン21から操作対象のコンピュータをタブレットPC40に切り替えるための制御信号(つまり、通常モードを設定するための制御信号)を受信し、当該制御信号に基づいてタブレットPC40の動作モードを通常モードに設定する。例えば、切替先のコンピュータとしてKVMスイッチ20に接続されているコンピュータ10が選択された場合には、CPU43により実行される制御ソフトウエア41は、メインマイコン21から操作対象のコンピュータをコンピュータ10に切り替えるための制御信号(つまり、ディスプレイモードを設定するための制御信号)を受信し、当該制御信号に基づいてタブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに設定する。
図4は、ディスプレイモード時の各種の信号の流れを示す図である。図5は、通常モード時の各種の信号の流れを示す図である。図6は、OSD表示時の各種の信号の流れを示す図である。
図4のディスプレイモードでは、メインマイコン21は、コンソール2からコンソールI/F27を介して操作信号を受信し(P1)、当該操作信号をコンピュータ10に送信する(P2)。また、メインマイコン21は、コンソール3からタブレットPC40及びコンソールI/F29を介して操作信号を受信し(P3)、当該操作信号をコンピュータ10に送信する(P2)。あるいは、メインマイコン21は、タブレットPC40のタッチパネル47からタブレットI/F30を介して操作信号を受信し(P4)、当該操作信号をコンピュータ10に送信する(P2)。さらに、メインマイコン21は、コンピュータ10から映像信号をビデオI/F24を介して受信し(P5)、当該映像信号をビデオI/F28を介してタブレットPC40のディスプレイ46に送信する(P6)。また、メインマイコン21は、制御I/F31を介して制御信号を制御ソフトウエア41と送受信する(P7)。この制御信号は、操作対象のコンピュータの切り替え、タブレットPC40の認証又はタブレットPC40の動作モードの設定などに利用される。
図5の通常モードでは、コンソール3からの操作信号、タッチパネル47の操作信号、タブレットPC40の映像信号は、タブレットPC40内で処理されるので、図5では、これらの信号が省略されている。メインマイコン21は、コンソール2からコンソールI/F27を介して操作信号を受信し(P8)、当該操作信号をコンソールI/F29を介してタブレットPC40に送信する(P9)。また、メインマイコン21は、制御I/F31を介して制御信号を制御ソフトウエア41と送受信する(P10)。この制御信号は、操作対象のコンピュータの切り替え、タブレットPC40の認証又はタブレットPC40の動作モードの設定などに利用される。
図6のOSD表示時には、メインマイコン21は、コンソール2からコンソールI/F27を介して操作信号を受信し(P11)、コンソール3からタブレットPC40及びコンソールI/F29を介して操作信号を受信し(P12)又はタブレットPC40のタッチパネル47からタブレットI/F30を介して操作信号を受信する(P13)。メインマイコン21は、受信した操作信号の内容をOSDに反映し、その操作内容が反映されたOSDをビデオI/F28を介してタブレットPC40のディスプレイ46に送信する(P14)。また、メインマイコン21は、制御I/F31を介して制御信号を制御ソフトウエア41と送受信する(P15)。この制御信号は、OSDや制御ソフトウエア41の各種設定に使用される。例えば、この制御信号は、操作対象のコンピュータの切り替え、タブレットPC40の認証又はタブレットPC40の動作モードの設定などに利用される。
図7(A)は、接続対象のコンピュータを切り替える際にメインマイコン及び制御ソフトウエアによって実行される処理を示すフローチャートである。図7(B)は、図7(A)の変形例を示すフローチャートである。図7(B)では、図7(A)と同一の処理に同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
図7(A)において、認証スイッチ25が押下されると、KVMスイッチ20のメインマイコン21がタブレットPC40の制御ソフトウエア41と認証を行う(ステップS1)。これは、情報セキュリティのために、認証されたタブレットPC40以外のタブレットPCを使用できなくするためである。尚、タブレットPC40には、認証に必要なデータ及び制御ソフトウエア41が予めインストールされている。
次に、メインマイコン21が、操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替えるための制御信号に応じて、操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替えると共に、当該制御信号を制御I/F31を介して制御ソフトウエア41に送信する(ステップS2)。操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替える方法は、上述したように、1)OSDでのコンピュータの選択操作、2)切替えスイッチ26でのコンピュータの選択操作、3)コンソール2又は3からのホットキーでのコンピュータの選択操作、4)タブレットPC40のタッチパネルのジェスチャでのコンピュータの選択操作、5)タブレットPC40にインストールされている制御ソフトウエア41でのコンピュータの選択操作のいずれかである。
制御ソフトウエア41は、操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替えるための制御信号をメインマイコン21から受信し、切替先を判定する(ステップS3)。切替先がタブレットPC40である場合、制御ソフトウエア41は、タブレットPC40の動作モードを通常モードに設定する(ステップS4)。これにより、タブレットPC40は操作対象のコンピュータ及びディスプレイとして機能する。この場合、タブレットPC40はコンソール2からの操作信号をKVMスイッチ20を介して受信するので、ユーザはコンソール2を使用して、タブレットPC40を操作することができる。
一方、切替先がコンピュータ10である場合、制御ソフトウエア41は、タブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに設定する(ステップS5)。これにより、タブレットPC40はディスプレイとして機能する。この場合、切替先のコンピュータ10の映像信号が、タブレットPC40に表示される。
図7(A)では、制御ソフトウエア41が、切替先を判定し、その判定結果に基づいて動作モードを設定しているが、図7(B)ではメインマイコン21が、切替先を判定し、その判定結果に基づいてタブレットPCの動作モードを制御するための制御信号を制御ソフトウエア41に送信する。以下、図7(B)について説明する。
図7(B)では、ステップS1の後、メインマイコン21が、操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替えるための制御信号に応じて、操作対象のコンピュータを選択されたコンピュータに切り替える(ステップS2A)。メインマイコン21は、切替先のコンピュータを判定する(ステップS3A)。
ステップS3Aにおいて、切替先のコンピュータがタブレットPC40である場合には、メインマイコン21は、タブレットPC40をディスプレイ及びコンピュータとして機能させる制御信号(つまり、タブレットPC40を通常モードに制御する制御信号)を制御I/F31を介して制御ソフトウエア41に送信する(ステップS6)。制御ソフトウエア41は、タブレットPC40をディスプレイ及びコンピュータとして機能させる制御信号をメインマイコン21から受信し、その制御信号に応じてタブレットPC40の動作モードを通常モードに設定する(ステップS7)。
一方、ステップS3Aにおいて、切替先のコンピュータがコンピュータ10である場合には、メインマイコン21は、タブレットPC40をディスプレイとして機能させる制御信号(つまり、タブレットPC40をディスプレイモードとして制御する制御信号)を制御I/F31を介して制御ソフトウエア41に送信する(ステップS8)。制御ソフトウエア41は、タブレットPC40をディスプレイとして機能させる制御信号をメインマイコン21から受信し、その制御信号に応じてタブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに設定する(ステップS9)。
図8(A)は、OSDを通常モードのタブレットPCに表示する際にメインマイコン及び制御ソフトウエアによって実行される処理を示すフローチャートである。図8(B)は、図8(A)の変形例を示すフローチャートである。図8(B)では、図8(A)と同一の処理に同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
図8(A)において、タブレットPC40が通常モードである場合に、メインマイコン21が、OSDの表示要求をコンソール2,3又はタブレットPC40から受信する(ステップS11)。
メインマイコン21が、OSDの表示要求を制御I/F31を介して制御ソフトウエア41に送信する(ステップS12)。制御ソフトウエア41は、OSDの表示要求を受信し、OSDの表示要求に応じてタブレットPC40の動作モードを一時的に通常モードからディスプレイモードに変更する(ステップS13)。ここでは、制御ソフトウエア41がOSDの表示完了の要求を受信するまで、タブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに変更する。制御ソフトウエア41がOSDの表示完了の要求を受信すると、制御ソフトウエア41はタブレットPC40の動作モードを通常モードに戻す。
メインマイコン21は、OSDをOSDコントローラから読み出し、タブレットPC40のディスプレイ46に送信する(ステップS14)。以上の処理により、OSDはタブレットPC40のディスプレイ46に表示される。
図8(B)において、ステップS11の後に、メインマイコン21が、タブレットPC40の動作モードを一時的に通常モードからディスプレイモードに変更する制御信号を制御I/F31を介して制御ソフトウエア41に送信する(ステップS15)。制御ソフトウエア41は、この制御信号を受信し、タブレットPC40の動作モードを一時的に通常モードからディスプレイモードに変更する(ステップS16)。その後、メインマイコン21がステップS14を実行する。
図8(A)及び図8(B)によれば、タブレットPC40が通常モードであり、OSDの表示要求が受信された場合には、メインマイコン21がタブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに一時的に変更するようにタブレットPC40を制御するので、OSDをタブレットPC40に表示することができる。また、制御ソフトウエア41はタブレットPC40の動作モードをディスプレイモードに一時的に変更するので、OSDをタブレットPC40に表示することができる。
尚、本実施の形態では、操作対象のコンピュータ及びディスプレイとして機能する装置としてタブレットPC40が使用されているが、操作対象のコンピュータ及びディスプレイとして機能する装置は、これに限定されるものではない。例えば、操作対象のコンピュータ及びディスプレイとして機能する装置は、ディスプレイ一体型パソコン、スマートフォン又はスマートウォッチなどでもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、KVMスイッチ20は、操作対象の装置としてコンピュータ10とタブレットPC40とのいずれか一方を選択するためのOSDと、コンピュータ10が操作対象の装置として選択された場合に、タブレットPC40がディスプレイとして機能するディスプレイモード(第1モード)になるようにタブレットPC40を制御し、タブレットPC40が操作対象の装置として選択された場合に、タブレットPC40がディスプレイ及びコンピュータとして機能する通常モード(第2モード)になるようにタブレットPC40を制御するメインマイコン21とを備える。よって、KVMスイッチ20は、操作対象の装置の切り替えに応じて、タブレットPC40のディスプレイ機能及びコンピュータ機能を適切に切り替えることができる。
また、制御ソフトウエア41は、操作対象の装置の切替用の制御信号をKVMスイッチ20から受信し、切替先がコンピュータ10又はタブレットPC40のいずれであるかを判定し、その判定結果に基づいて、タブレットPC40をディスプレイとして機能させるディスプレイモード(第1モード)と、タブレットPC40をディスプレイ及びコンピュータとして機能させる通常モード(第2モード)とのいずれか一方をタブレットPC40の動作モードとして設定する。よって、制御ソフトウエア41は、操作対象の装置の切り替えに応じて、タブレットPC40のディスプレイ機能及びコンピュータ機能を適切に切り替えることができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 システム
2,3 コンソール
10 サーバ
20 KVMスイッチ
21 メインマイコン
22 OSDコントローラ
25 認証スイッチ
26 切替えスイッチ
40 タブレットPC
41 制御ソフトウエア
43 CPU
46 ディスプレイ
47 タッチパネル

Claims (5)

  1. 第1情報処理装置と、表示装置を備える第2情報処理装置とに接続されるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチであって、
    操作対象の装置として前記第1情報処理装置と前記第2情報処理装置とのいずれか一方を選択する選択手段と、
    前記第1情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記第2情報処理装置がディスプレイとして機能する第1モードになるように前記第2情報処理装置を制御し、前記第2情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記第2情報処理装置がディスプレイ及びコンピュータとして機能する第2モードになるように前記第2情報処理装置を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするKVMスイッチ。
  2. 前記第1情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記制御手段は、前記第1情報処理装置から入力した映像信号を前記第2情報処理装置に出力し、
    前記第2情報処理装置が前記操作対象の装置として選択された場合に、前記制御手段は、前記KVMスイッチに接続された入力装置から入力した操作信号を前記第2情報処理装置に出力することを特徴とする請求項1に記載のKVMスイッチ。
  3. 前記選択手段は、前記操作対象の装置として前記第1情報処理装置と前記第2情報処理装置とのいずれか一方を選択するための画面データを備え、
    前記第2情報処理装置が前記第2モードであり、且つ前記制御手段が前記画面データの表示要求を受信した場合に、前記制御手段は、前記第2情報処理装置が前記第1モードになるように前記第2情報処理装置を制御し、前記第2情報処理装置に前記画面データを送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のKVMスイッチ。
  4. 第1情報処理装置が接続されたKVMスイッチに接続され、表示装置を備える第2情報処理装置を、
    操作対象の装置の切替信号を前記KVMスイッチから受信する受信手段、
    当該切替信号に基づいて、切替先の情報処理装置が前記第1情報処理装置又は前記第2情報処理装置のいずれであるかを判定する判定手段、及び
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2情報処理装置をディスプレイとして機能させる第1モードと、前記第2情報処理装置をディスプレイ及びコンピュータとして機能させる第2モードとのいずれか一方を前記第2情報処理装置の動作モードとして設定する設定手段
    として機能させることを特徴とする制御プログラム。
  5. 前記KVMスイッチは、前記操作対象の装置として前記第1情報処理装置と前記第2情報処理装置とのいずれか一方を選択するための画面データを備え、
    前記第2情報処理装置が前記第2モードであり、且つ前記受信手段が前記画面データの表示要求を受信した場合に、前記設定手段は、前記第2情報処理装置の動作モードを前記第2モードから前記第1モードに変更し、前記表示装置は、前記画面データを表示することを特徴とする請求項4に記載の制御プログラム。
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