JP2016150595A - Pedestrian collision detection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、歩行者が車両に衝突したことを検出する歩行者衝突検知装置に関する。 The present invention relates to a pedestrian collision detection device that detects that a pedestrian has collided with a vehicle.
車両前端部のバンパー内にチャンバを設け、圧力センサによって検出されたチャンバ内の圧力に基づいて、バンパーへの歩行者の衝突を検知し、カウルエアバッグ等の保護装置を作動させる衝突検知装置に関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。当該従来技術による衝突検知装置においては、圧力センサによって所定の閾値以上の圧力変化が検出された場合に、バンパーが所定以上のダメージを受けて検知ユニットが故障したと判定される。検知ユニットが故障したことは、車両の乗員に対して報知され、車両の所有者は検知ユニットの修理を行うことができるため、検知ユニットの故障によって、バンパーへの歩行者の衝突を誤検出することが防止される。 The present invention relates to a collision detection device in which a chamber is provided in a bumper at a front end portion of a vehicle, a collision of a pedestrian to the bumper is detected based on a pressure in the chamber detected by a pressure sensor, and a protection device such as a cowl airbag is activated. There was a prior art (see, for example, Patent Document 1). In the collision detection device according to the related art, when the pressure change detected by the pressure sensor is equal to or greater than a predetermined threshold value, it is determined that the bumper has been damaged more than the predetermined value and the detection unit has failed. The failure of the detection unit is notified to the vehicle occupant, and the vehicle owner can repair the detection unit. Therefore, the detection unit failure causes a false detection of a pedestrian collision with the bumper. It is prevented.
しかしながら、上述した従来技術による衝突検知装置においては、車両のバンパーに物体が高速で衝突した場合のみならず、低速で衝突した場合にも閾値以上の圧力変化を検出することがある。すなわち、車両に物体が低速で衝突した場合、高速で衝突した場合に比べて、チャンバ内の圧力の立ち上がりは遅くなるが、最終的に、高速で衝突した場合と同程度まで上昇する。このため、低速の物体による衝突では、実際に検知ユニットの破損にまで至っていないにもかかわらず、誤って検知ユニットにおける破損の発生を検知してしまうことがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって、破損が生じたことを正確に検出可能な歩行者衝突検知装置を提供することにある。
However, in the above-described collision detection device according to the prior art, a pressure change exceeding a threshold value may be detected not only when an object collides with a bumper of a vehicle at a high speed but also when the object collides at a low speed. That is, when the object collides with the vehicle at a low speed, the rise of the pressure in the chamber is slower than when the object collides at a high speed, but finally rises to the same extent as when the object collides at a high speed. For this reason, in a collision caused by a low-speed object, the detection unit may be erroneously detected even though the detection unit has not actually been damaged.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a pedestrian collision detection device capable of accurately detecting that damage has occurred with a simple configuration.
上述した課題を解決するために、請求項1に係る歩行者衝突検知装置の発明は、車両(20)の前方部(2)に配置され、内部に中空空間(7a)を有する中空部材(7)と、中空空間内の圧力を検出する圧力検出手段(8R、8L)と、圧力検出手段により、中空空間内の圧力(Pg)が所定の衝突閾値(Pacv)を超えたことを検出した場合に、車両の前方部に歩行者衝突が発生したと判定する衝突判定手段(11f)と、圧力検出手段により、中空空間内の圧力が所定のダイアグ閾値(Pth)を超えたことを検出した場合に、衝突により前方部に破損が生じたと判定する破損判定手段(11d)と、を備えた歩行者衝突検知装置(1)であって、車両に発生した加速度(Gg)を検出する加速度検出手段(9R、9L、9C)と、加速度検出手段によって、車両に発生した加速度が所定の衝撃閾値(Gth)以下であることを検出した場合、破損判定手段によって破損が生じたと判定することを禁止する判定禁止手段(11e)と、を備えている。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of the pedestrian collision detection device according to
この構成によれば、加速度検出手段によって、車両に発生した加速度が所定の衝撃閾値以下であることを検出した場合、破損判定手段によって、歩行者衝突検知装置に破損が生じたと判定することを禁止する判定禁止手段を備えている。これにより、車両の前方部に低速で歩行者が衝突した場合、中空空間内の圧力がダイアグ閾値を超えることがあっても、判定禁止手段により、車両に発生した加速度が所定の衝撃閾値以下であることが検出される。この場合、判定禁止手段が、破損判定手段によって破損が生じたと判定されることを禁止する。このため、歩行者衝突検知装置の破損判定の冗長性を確保し、車両に低速で歩行者が衝突した場合に、中空空間内の圧力に基づいて、破損が生じたことを誤って検出することを防止することができる。 According to this configuration, when the acceleration detection unit detects that the acceleration generated in the vehicle is equal to or less than the predetermined impact threshold, it is prohibited to determine that the pedestrian collision detection device is damaged by the damage determination unit. Judgment prohibition means is provided. Thereby, when a pedestrian collides with the front part of the vehicle at a low speed, even if the pressure in the hollow space may exceed the diagnosis threshold, the acceleration generated in the vehicle by the determination prohibiting means is below a predetermined impact threshold. It is detected that there is. In this case, the determination prohibiting means prohibits the damage determining means from determining that damage has occurred. For this reason, the redundancy of the damage determination of the pedestrian collision detection device is ensured, and when a pedestrian collides with the vehicle at a low speed, it is erroneously detected that the damage has occurred based on the pressure in the hollow space. Can be prevented.
<実施形態の構成>
図1乃至図6に基づき、本発明の一実施形態による歩行者保護システム1(歩行者衝突検知装置に該当する)について説明する。尚、図1および図2において、左右方向が車両20の前後方向に該当し、それぞれの図の左方が車両20の前方、右方が後方に該当している。また、図1において、上下方向が車両20の左右方向に該当する。説明中において、車両20の前後方向を単に前後方向と言い、車両20の左右方向を単に左右方向と言う。
<Configuration of Embodiment>
A pedestrian protection system 1 (corresponding to a pedestrian collision detection device) according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2, the left-right direction corresponds to the front-rear direction of the
図1に示すように、車両20の前端部には、フロントバンパー2(車両の前方部に該当する)が取り付けられている。フロントバンパー2は左右方向に延びており、バンパーカバー3とバンパーアブソーバ4とを含んでいる。バンパーカバー3は、合成樹脂材料にて形成されており、車両20の前方部における意匠面を成している。バンパーアブソーバ4は、車両2の前方部において衝突が発生した場合の衝撃吸収材として、バンパーカバー3の後方に設けられている。バンパーアブソーバ4は、例えば、発泡ポリプロピレンのような発泡樹脂によって形成されている。
バンパーアブソーバ4は、その後端面4aにおいてバンパーリインフォースメント5の前面5aに取り付けられている。バンパーリインフォースメント5は、アルミニウム合金のような金属材料によって、内部が中空に形成された強度部材であって左右方向に延びている。バンパーリインフォースメント5は、前後方向に延びた一対のサイドメンバ6R、6Lの前端部に固定されている。前述したバンパーアブソーバ4の後端面4aには、左右方向に延びるとともに後方が開口した溝部であるチューブ収容部4bが形成されている。チューブ収容部4bは、断面が略矩形状に形成されており、バンパーアブソーバ4において左右方向の全長に渡って形成されている。
As shown in FIG. 1, a front bumper 2 (corresponding to a front portion of the vehicle) is attached to the front end portion of the
The bumper absorber 4 is attached to the
チューブ収容部4bには、検出用チューブ7(中空部材に該当する)が内蔵されている。検出用チューブ7は、前方および上下方向において、チューブ収容部4bの内周面と対向し、後方がバンパーリインフォースメント5の前面5aと対向している。検出用チューブ7は、例えば、シリコンゴムまたはエチレンプロピレンゴムのような合成ゴムによって形成されている。検出用チューブ7は、断面が円環状を呈しており、内部には左右方向に延びた検出用空間7a(中空空間に該当する)が貫通している。検出用空間7a内には、空気が密封されている。
検出用チューブ7の左右端部には、検出用空間7aに臨むように、それぞれ第1圧力センサ8Rおよび第2圧力センサ8L(それぞれ圧力検出手段に該当する)が取り付けられている。本実施形態においては、第1圧力センサ8Rおよび第2圧力センサ8Lを設けることにより、検出用空間7a内の圧力検出の冗長性を確保している。検出用チューブ7の右端部に設けられた第1圧力センサ8Rと、左端部に取り付けられた第2圧力センサ8Lは同一の構成であって、ともに、検出用空間7a内の空気が圧縮されたことによる圧力の上昇を検知している。第1圧力センサ8Rおよび第2圧力センサ8Lは、半導体歪ゲージ式圧力センサまたは静電容量式圧力センサあるいはその他の圧力センサであってもよい。以下、第1圧力センサ8Rおよび第2圧力センサ8Lを包括して、圧力センサ8R、8Lと言う。
A
A
さらに、バンパーリインフォースメント5の上面5bには、左右方向において互いに異なる位置に、右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9C(それぞれ、加速度検出手段、端部衝突検出手段および衝撃検出手段に該当する)が取り付けられている。右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9Cは、前後方向に発生した加速度を検知することにより、衝突時に車両20に加えられた衝撃を検出している。本実施形態においては、右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9Cを設けることにより、車両20に発生する加速度検出の冗長性を確保している。
Further, the
図1に示したように、右加速度センサ9Rは、車両20の前方部においてバンパーリインフォースメント5の右端部に取り付けられている。また、左加速度センサ9Lは、車両20の前方部においてバンパーリインフォースメント5の左端部に取り付けられている。さらに、センター加速度センサ9Cは、車両20の前方部においてバンパーリインフォースメント5の左右中央部に取り付けられている。右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9Cは、車両20におけるバンパーリインフォースメント5以外の部材に取り付けられていてもよい。右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9Cは、静電容量型加速度センサであっても、ピエゾ抵抗式加速度センサであっても、熱検知方式の加速度センサであってもよい。以下、右加速度センサ9R、左加速度センサ9Lおよびセンター加速度センサ9Cを包括して、加速度センサ9R、9L、9Cと言う。
また、車速センサ10は、車両20の図示しない車輪またはトランスミッション等に取り付けられ、車両20の走行速度(以下、車速検出値Vsと言う)を検出している。
As shown in FIG. 1, the right acceleration sensor 9 </ b> R is attached to the right end portion of the
The
車両20において、図示しない運転席前側のフロアトンネル上には、歩行者保護ECU11が取り付けられている。歩行者保護ECU11は、図示しない入出力装置、CPU、RAM等により形成された制御装置である。歩行者保護ECU11の詳細については、後述する。
カウルエアバッグ装置12は、フロントバンパー2に歩行者が衝突した際に、図1に示したエンジンフード20a上からフロントウィンドウ20b下部にかけてバッグを展開させ、衝突した歩行者を保護する。
ポップアップフード13は、フロントバンパー2に歩行者が衝突した際に、エンジンフード20aの後端を上昇させている。これによって、ポップアップフード13は緩衝部材となって、歩行者がエンジンなどの剛性を有した部材に衝突することを防ぎ、衝突した歩行者を保護する。以下、カウルエアバッグ装置12およびポップアップフード13を総称して、歩行者保護装置12、13と言う場合がある。
ウォーニングランプ14は、車両20の図示しないインスツルメントパネル内に設けられている。ウォーニングランプ14は、歩行者の衝突によって歩行者保護システム1が破損したと判定した場合に点灯し、乗員に歩行者保護システム1に破損が発生したことを報知する。
In the
When the pedestrian collides with the
The pop-
The warning
図3に示したように、歩行者保護ECU11には、上述した圧力センサ8R、8L、加速度センサ9R、9L、9C、車速センサ10、カウルエアバッグ装置12、ポップアップフード13およびウォーニングランプ14が、通信線によって接続されている。
歩行者保護ECU11は、入力部11a、衝突位置判定部11b、閾値変更部11c、ダイアグ判定部11d、ダイアグ判定禁止部11e、衝突判定部11fおよび保護装置駆動部11gを含んでいる。
As shown in FIG. 3, the
The
入力部11aには、圧力センサ8R、8L、加速度センサ9R、9L、9Cおよび車速センサ10からの検出信号が入力される。
衝突位置判定部11b(端部衝突検出手段に該当する)は、加速度センサ9R、9L、9Cによって検出された加速度検出値に基づいて、歩行者が、フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことを検出する。上記加速度検出値は、後述する右加速度値Gr、左加速度値Glおよびセンター加速度値Gcを含んだ総称である。尚、右加速度値Grおよび左加速度値Glは、左右端部に取り付けられた衝撃検出手段による検出値に該当し、センター加速度値Gcは、左右中央部に取り付けられた衝撃検出手段による検出値に該当する。
具体的には、右加速度センサ9Rによって検出された右加速度値Grが、センター加速度センサ9Cによって検出されたセンター加速度値Gcよりも大きい、または、左加速度センサ9Lによって検出された左加速度値Glが、センター加速度値Gcよりも大きい場合に、歩行者がフロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことを検出する。これ以外の場合、歩行者がフロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことは検出されない。
Detection signals from the
The collision
Specifically, the right acceleration value Gr detected by the
閾値変更部11c(閾値変更手段に該当する)は、衝突位置判定部11bによって、歩行者がフロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突した(車両の前方部における左右端部に歩行者衝突が発生したに該当する)ことが検出された場合、ダイアグ閾値Pthを減少させる。ダイアグ閾値Pthは、歩行者の衝突によって歩行者保護システム1が破損したことを判定するために設けられた所定の閾値である。ダイアグ閾値Pthは、圧力センサ8R、8Lによる圧力検出値に基づいて算出された衝突圧力Pg(中空空間内の圧力に該当する)に対する閾値である。衝突圧力Pgは、第1圧力センサ8Rと第2圧力センサ8Lのそれぞれの圧力検出値を平均化して求めてもよいし、双方の圧力検出値のうちの大きい方の値としてもよい。上述した歩行者保護システム1の破損は、主に、圧力センサ8R、8Lおよび加速度センサ9R、9L、9Cを含んだフロントバンパー2の破損を言う。歩行者保護システム1のフロントバンパー2が破損したと判定することを、以下、「ダイアグと判定する」と言う。
ダイアグ閾値Pthは、通常、高閾値PvHに設定されている。ダイアグ閾値Pthは、衝突位置判定部11bによって、歩行者がフロントバンパー2において左右のいずれかの端部に衝突したことが検出された場合、高閾値PvHよりも小さい低閾値PvL(PvH>PvL)に変更される。
The threshold
The diagnosis threshold value Pth is normally set to the high threshold value PvH. The diagnosis threshold value Pth is set to a low threshold value PvL (PvH> PvL) smaller than the high threshold value PvH when the collision
ダイアグ判定部11d(破損判定手段に該当する)は、衝突圧力Pgが、前述したダイアグ閾値Pthより大きいか否かを判定している。ダイアグ判定部11dは、衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pthより大きい場合、歩行者保護システム1のダイアグと判定し、ウォーニングランプ14を点灯させる。
ダイアグ判定禁止部11e(判定禁止手段に該当する)は、加速度センサ9R、9L、9Cによる加速度検出値に基づいて算出された車両加速度Gg(車両に発生した加速度に該当する)が、所定の加速度閾値Gth(衝撃閾値に該当する)より大きいか否かを判定している。車両加速度Ggは加速度センサ9R、9L、9Cのそれぞれの加速度検出値を平均化して求めてもよいし、3つの加速度検出値のうちの最も大きい値としてもよい。ダイアグ判定禁止部11eは、車両加速度Ggが加速度閾値Gth以下(衝撃閾値以下に該当する)であることを検出した場合、ダイアグ判定部11dによってダイアグと判定することを禁止する。これまで説明したように、加速度センサ9R、9L、9Cは、歩行者がフロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことを検出するための衝撃検出手段と、ダイアグ判定部11dがダイアグと判定することを禁止するための加速度検出手段とを兼ねている。
The
The diagnosis determination prohibiting unit 11e (corresponding to the determination prohibiting means) is configured such that the vehicle acceleration Gg (corresponding to the acceleration generated in the vehicle) calculated based on the acceleration detection values by the
衝突判定部11f(衝突判定手段に該当する)は、車速センサ10によって検出された車速検出値Vsが、所定の最低車速Vmin以上であり、かつ、最高車速Vmax以下であるか否かを判定している。また、衝突判定部11fは、衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pthとは異なる所定の衝突閾値Pacvより大きいか否かを判定している。衝突判定部11fは、車速検出値Vsが最低車速Vmin以上であり、かつ、最高車速Vmax以下であって、さらに、衝突圧力Pgが所定の衝突閾値Pacvより大きい場合に、歩行者がフロントバンパー2に衝突した(車両の前方部に歩行者衝突が発生したに該当する)と判定する。尚、本実施形態において、衝突閾値Pacvはダイアグ閾値Pthよりも大きく設定されている(Pacv>Pth)。
保護装置駆動部11gは、衝突判定部11fによって、歩行者がフロントバンパー2に衝突したと判定された場合に、カウルエアバッグ装置12またはポップアップフード13を作動させる。
The
The protection
以下、図4A乃至図5Bに基づいて、本実施形態による歩行者保護システム1のダイアグ判定方法について詳述する。図4A乃至図4Cにおいては、フロントバンパー2に対し歩行者が衝突した時に発生する、衝突圧力Pgと車両加速度Ggの線図が示されている。図4Aおよび図4Bは、フロントバンパー2における左右中央部に歩行者が衝突した場合(図5A示)の各線図を示し、図4Cは、フロントバンパー2における左右のいずれかの端部に歩行者が衝突した場合(図5Bにおいて、左端部に衝突した場合のみ示す)の各線図を示している。
フロントバンパー2における左右のいずれかの端部に歩行者が衝突した場合、フロントバンパー2における左右中央部に衝突した場合に比べて、衝突圧力Pgが上昇しにくいことが経験的に分かっている。したがって、図4Aおよび図4Bに比べて、図4Cに示された衝突圧力Pgのピーク値は小さい値となっている。このため、図4Aおよび図4Bにおいて、ダイアグ閾値Pthは高閾値PvHに設定され、図4Cにおいては、ダイアグ閾値Pthは低閾値PvLに設定されている。一方、図4Cに示された車両加速度Ggは、図4Aに示されたものと同程度に上昇している。
また、図4Aは、車両20に歩行者が高速で衝突した場合の特性を表しており、図4Bは、車両20に歩行者が低速で衝突した場合の特性を表している。図4Bに示された衝突圧力Pgは、図4に比べて立ち上がりが遅くなっているが、同程度まで上昇している。また、図4Aに比べて、図4Bに示された車両加速度Ggは、はるかに小さい値となっている。
Hereinafter, based on FIG. 4A thru | or FIG. 5B, the diagnostic determination method of the
It has been empirically known that when a pedestrian collides with either the left or right end portion of the
4A shows characteristics when a pedestrian collides with the
図4Aに示したように、同時に、衝突圧力Pgが高閾値PvHよりも大きく、車両加速度Ggが加速度閾値Gthよりも大きい瞬間(td1およびtd2にて示す)がある場合、その時点において、ダイアグ判定部11dは歩行者保護システム1のダイアグと判定する。
一方、図4Bに示したように、衝突圧力Pgが高閾値PvHよりも大きくても、車両加速度Ggが加速度閾値Gth以下である場合、ダイアグ判定禁止部11eは、ダイアグ判定部11dによって、歩行者保護システム1のダイアグと判定されることを禁止する。
また、図4Cにおいても示したように、同時に、衝突圧力Pgが低閾値PvLよりも大きく、車両加速度Ggが加速度閾値Gthよりも大きい瞬間(td3およびtd4にて示す)がある場合、その時点において、ダイアグ判定部11dは歩行者保護システム1のダイアグと判定する。
As shown in FIG. 4A, at the same time, when there is a moment (indicated by td1 and td2) in which the collision pressure Pg is larger than the high threshold value PvH and the vehicle acceleration Gg is larger than the acceleration threshold value Gth, diagnosis determination is performed at that time. The
On the other hand, as shown in FIG. 4B, even when the collision pressure Pg is larger than the high threshold value PvH, when the vehicle acceleration Gg is equal to or less than the acceleration threshold value Gth, the diagnosis determination prohibiting unit 11e It is prohibited to be determined as a diagnosis of the
Further, as shown in FIG. 4C, at the same time, when there is a moment (indicated by td3 and td4) where the collision pressure Pg is larger than the low threshold value PvL and the vehicle acceleration Gg is larger than the acceleration threshold value Gth. The
以下、図6に基づいて、歩行者保護ECU11による、歩行者保護システム1の制御方法について説明する。図6に示したフローチャートにおいて、ステップS104乃至ステップS108はダイアグ判定ルーチンを示している。また、ステップS109乃至ステップS111は、衝突検知ルーチンを示している。ダイアグ判定ルーチンと衝突検知ルーチンとは、常に並行して実行されている。最初に、車速センサ10から入力部11aに対し、車両20の車速検出値Vsが入力される(ステップS101)。次に、加速度センサ9R、9L、9Cから入力部11aに対し、加速度検出値が入力される(ステップS102)。さらに、圧力センサ8R、8Lから入力部11aに対し、圧力検出値が入力される(ステップS103)。
Hereinafter, based on FIG. 6, the control method of the
衝突位置判定部11bは、右加速度値Grがセンター加速度値Gcよりも大きい、または、左加速度値Glがセンター加速度値Gcよりも大きいか否かを判定する(ステップS104)。衝突位置判定部11bは、右加速度値Grがセンター加速度値Gcよりも大きい、または、左加速度値Glがセンター加速度値Gcよりも大きい場合、歩行者がフロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したと判定する。この場合、閾値変更部11cは、ダイアグ閾値Pthを、高閾値PvHから低閾値PvLに変更する(ステップS105)。右加速度値Grがセンター加速度値Gc以下であり、かつ、左加速度値Glがセンター加速度値Gc以下である場合、ダイアグ閾値Pthは変更されず、初期値である高閾値PvHのままとされる。
The collision
その後、ダイアグ判定部11dは、衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pth(高閾値PvHまたは低閾値PvL)より大きいか否かを判定する(ステップS106)。衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pthより大きい場合、ダイアグ判定禁止部11eは、車両加速度Ggが加速度閾値Gthより大きいか否かを判定する(ステップS107)。車両加速度Ggが加速度閾値Gthより大きい場合、ダイアグ判定部11dは、歩行者保護システム1のダイアグと判定する(ステップS108)。歩行者保護システム1のダイアグと判定した場合、ウォーニングランプ14を点灯させ、乗員に歩行者保護システム1に破損が発生したことを報知した後、ダイアグ判定ルーチンを終了する。また、歩行者保護システム1のダイアグと判定した場合、これ以降の衝突判定および歩行者保護装置12、13の作動を取りやめるようにしてもよい。衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pth以下である場合、ダイアグ判定部11dは、歩行者保護システム1のダイアグと判定することなく、ダイアグ判定ルーチンを終了する(ステップS106)。また、衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pthより大きい場合であっても、車両加速度Ggが加速度閾値Gth以下である場合、ダイアグ判定禁止部11eは、ダイアグ判定部11dが歩行者保護システム1のダイアグと判定することを禁止して、ダイアグ判定ルーチンを終了する(ステップS107)。
Thereafter, the
一方、衝突判定部11fは、入力された車速検出値Vsが最低車速Vmin以上であり、かつ、最高車速Vmax以下であるか否かを判定する(ステップS109)。車速検出値Vsが最低車速Vmin未満、または、最高車速Vmaxより大きい場合、衝突検知ルーチンは終了する。車速検出値Vsが最低車速Vmin以上であり、かつ、最高車速Vmax以下である場合、衝突判定部11fは、衝突圧力Pgが衝突閾値Pacvより大きいか否かを判定する(ステップS110)。衝突圧力Pgが衝突閾値Pacvより大きい場合、フロントバンパー2に対して歩行者が衝突したと判定する。フロントバンパー2に対して歩行者が衝突したと判定されると、保護装置駆動部11gによって、歩行者保護装置12、13が作動された後、衝突検知ルーチンは終了する(ステップS111)。衝突圧力Pgが衝突閾値Pacv以下である場合、歩行者保護装置12、13は作動されずに、衝突検知ルーチンは終了する。
On the other hand, the
<実施形態の作用効果>
本実施形態によれば、加速度センサ9R、9L、9Cによって、車両加速度Ggが加速度閾値Gth以下であることを検出した場合、ダイアグ判定部11dによって、歩行者保護システム1の破損が生じたと判定することを禁止するダイアグ判定禁止部11eを備えている。これにより、車両20のフロントバンパー2に対し低速で歩行者が衝突した場合に、検出用空間7a内の衝突圧力Pgがダイアグ閾値Pthを超えることがあっても、車両加速度Ggが加速度閾値Gth以下であることが検出される。この場合、ダイアグ判定禁止部11eが、ダイアグ判定部11dによって破損が生じたと判定されることを禁止する。このため、ダイアグ判定の冗長性を確保し、フロントバンパー2に対し低速で歩行者が衝突した場合に、検出用空間7a内の圧力に基づいて、歩行者保護システム1に破損が生じたことを誤って検出することを防止することができる。
<Effects of Embodiment>
According to the present embodiment, when the
フロントバンパー2に対する歩行者の衝突を検出するための衝突閾値Pacvは、ダイアグ閾値Pthよりも大きく設定されている。これにより、歩行者の衝突の検出に先立って、歩行者保護システム1の破損の有無を検知することができ、常に、歩行者保護システム1を正常な状態に保つことができる。
The collision threshold value Pacv for detecting a pedestrian collision with the
歩行者保護システム1は、歩行者が、フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことを検出する加速度センサ9R、9L、9Cおよび衝突位置判定部11bを備えている。また、歩行者保護システム1は、衝突位置判定部11bによって、歩行者が、フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突したことが検出された場合、ダイアグ閾値Pthを、高閾値PvHから低閾値PvLに変更させる閾値変更部11cを備えている。これによって、歩行者が、フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に衝突し、歩行者保護システム1において破損が発生したにもかかわらず、衝突圧力Pgが上昇しにくい場合においても、ダイアグ閾値Pthが減少されているため、歩行者保護システム1のダイアグと判定することができる。
The
歩行者の衝突部位を検出するための手段として、フロントバンパー2の左右方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれ車両20に発生する加速度を検出する複数の加速度センサ9R、9L、9Cを含んでいる。そして、右加速度センサ9Rによる右加速度値Grおよび左加速度センサ9Lによる左加速度値Glのうちの少なくとも一方が、センター加速度センサ9Cによるセンター加速度値Gcよりも大きい場合、歩行者が、フロントバンパー2における左右のいずれかの端部に衝突したことを検出している。これにより、簡単な構成によって、フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に歩行者が衝突したことを検出することができ、歩行者保護システム1を小型、軽量化することができる。
As means for detecting a pedestrian collision site, the
フロントバンパー2の左右のいずれかの端部に歩行者が衝突したことを検出する加速度センサ9R、9L、9Cは、ダイアグ判定部11dによって破損が生じたと判定されることを禁止するために、車両20に発生する加速度を検出する加速度検出手段を兼ねている。これにより、少ない構成部品によって、フロントバンパー2における歩行者の衝突部位および衝突加速度を検出することができ、小型で低コストの歩行者保護システム1にすることができる。
The
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
衝突閾値Pacvとダイアグ閾値Pthとの間の大小関係は、車両20の仕様に応じて、自由に設定することが可能である。したがって、ダイアグ閾値Pthを衝突閾値Pacvよりも大きく設定してもよいし、衝突閾値Pacvとダイアグ閾値Pthとを同一の値に設定してもよい。
また、車両20に対し歩行者が衝突した場合、式:M=(∫Pg(t)dt)/Vsに基づいて、衝突した歩行者の有効質量Mを算出し、有効質量Mに基づいて、歩行者が衝突したことを検出するようにしてもよい。尚、上式において、Pg(t)は所定時点における衝突圧力Pgを示している。
また、検出用空間7a内の圧力を検出する圧力センサ8R、8Lは、必ずしも2つでなければならないわけではなく、車両20の前方部に1つのみ設けてもよいし、3つ以上取り付けられていてもよい。
また、フロントバンパー2上における歩行者の衝突部位を検出するための加速度センサ9R、9L、9Cは、必ずしも3つでなければならないわけではなく、車両20の前方部に4つ以上取り付けられていてもよい。
また、フロントバンパー2上における歩行者の衝突部位を検出するために、加速度センサ9R、9L、9Cに代えて、車両20の前方部において、左右方向の互いに異なる位置に設けられた複数の圧力センサまたは荷重センサを使用してもよい。
また、バンパーアブソーバ4内における検出用チューブ7の取付位置および取付方法は、車両20の仕様に応じて変更することは可能である。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified or expanded as follows.
The magnitude relationship between the collision threshold Pacv and the diagnosis threshold Pth can be freely set according to the specifications of the
When a pedestrian collides with the
Further, the number of
Further, the number of
Further, in order to detect a pedestrian collision site on the
Further, the mounting position and mounting method of the
図面中、1は歩行者保護システム(歩行者衝突検知装置)、2はフロントバンパー(車両の前方部)、7は検出用チューブ(中空部材)、7aは検出用空間(中空空間)、8Rは第1圧力センサ(圧力検出手段)、8Lは第2圧力センサ(圧力検出手段)、9Rは右加速度センサ(加速度検出手段、端部衝突検出手段、左右端部に取り付けられた衝撃検出手段)、9Lは左加速度センサ(加速度検出手段、端部衝突検出手段、左右端部に取り付けられた衝撃検出手段)、9Cはセンター加速度センサ(加速度検出手段、端部衝突検出手段、左右中央部に取り付けられた衝撃検出手段)、11bは衝突位置判定部(端部衝突検出手段)、11cは閾値変更部(閾値変更手段)、11dはダイアグ判定部(破損判定手段)、11eはダイアグ判定禁止部(判定禁止手段)、11fは衝突判定部(衝突判定手段)、20は車両、Ggは車両加速度(車両に発生した加速度)、Gcはセンター加速度値(左右中央部に取り付けられた衝撃検出手段による検出値)、Glは左加速度値(左右端部に取り付けられた衝撃検出手段による検出値)、Grは右加速度値(左右端部に取り付けられた衝撃検出手段による検出値)、Gthは加速度閾値(衝撃閾値)、Pacvは衝突閾値、Pgは衝突圧力(中空空間内の圧力)、Pthはダイアグ閾値を示している。 In the drawings, 1 is a pedestrian protection system (pedestrian collision detection device), 2 is a front bumper (front part of the vehicle), 7 is a detection tube (hollow member), 7a is a detection space (hollow space), and 8R is the first. 1 pressure sensor (pressure detection means), 8L a second pressure sensor (pressure detection means), 9R a right acceleration sensor (acceleration detection means, end collision detection means, impact detection means attached to left and right ends), 9L Is a left acceleration sensor (acceleration detection means, end collision detection means, impact detection means attached to the left and right ends), and 9C is a center acceleration sensor (acceleration detection means, end collision detection means, left and right center part). (Impact detection means), 11b is a collision position determination section (end collision detection means), 11c is a threshold change section (threshold change means), 11d is a diagnosis determination section (breakage determination means), and 11e is a diagnosis determination. Stop portion (determination prohibition means), 11f is a collision determination portion (collision determination means), 20 is a vehicle, Gg is a vehicle acceleration (acceleration generated in the vehicle), Gc is a center acceleration value (impact detection attached to the left and right central portions) Gl is the left acceleration value (detected value by the impact detecting means attached to the left and right ends), Gr is the right acceleration value (detected value by the impact detecting means attached to the left and right ends), and Gth is Acceleration threshold (impact threshold), Pacv is a collision threshold, Pg is a collision pressure (pressure in a hollow space), and Pth is a diagnosis threshold.
Claims (5)
前記中空空間内の圧力を検出する圧力検出手段(8R、8L)と、
該圧力検出手段により、前記中空空間内の圧力(Pg)が所定の衝突閾値(Pacv)を超えたことを検出した場合に、前記車両の前方部に歩行者衝突が発生したと判定する衝突判定手段(11f)と、
前記圧力検出手段により、前記中空空間内の圧力が所定のダイアグ閾値(Pth)を超えたことを検出した場合に、衝突により前記前方部に破損が生じたと判定する破損判定手段(11d)と、
を備えた歩行者衝突検知装置(1)であって、
前記車両に発生した加速度(Gg)を検出する加速度検出手段(9R、9L、9C)と、
前記加速度検出手段によって、前記車両に発生した加速度が所定の衝撃閾値(Gth)以下であることを検出した場合、前記破損判定手段によって破損が生じたと判定することを禁止する判定禁止手段(11e)と、
を備えた歩行者衝突検知装置。 A hollow member (7) disposed in the front portion (2) of the vehicle (20) and having a hollow space (7a) therein;
Pressure detecting means (8R, 8L) for detecting the pressure in the hollow space;
Collision determination for determining that a pedestrian collision has occurred in the front portion of the vehicle when the pressure detection means detects that the pressure (Pg) in the hollow space exceeds a predetermined collision threshold (Pacv) Means (11f);
A damage determination means (11d) for determining that the front portion has been damaged by a collision when the pressure detection means detects that the pressure in the hollow space exceeds a predetermined diagnosis threshold (Pth);
A pedestrian collision detection device (1) comprising:
Acceleration detecting means (9R, 9L, 9C) for detecting acceleration (Gg) generated in the vehicle;
Determination prohibiting means (11e) for prohibiting the damage determining means from determining that damage has occurred when the acceleration detecting means detects that the acceleration generated in the vehicle is equal to or less than a predetermined impact threshold (Gth). When,
A pedestrian collision detection device.
該端部衝突検出手段によって、前記車両の前方部における左右端部に歩行者衝突が発生したことが検出された場合、前記ダイアグ閾値を減少させる閾値変更手段(11c)と、
を備えた請求項1または2に記載の歩行者衝突検知装置。 End collision detection means (9R, 9L, 9C, 11b) for detecting that a pedestrian collision has occurred at the left and right ends of the front portion of the vehicle;
A threshold value changing means (11c) for decreasing the diagnosis threshold value when it is detected by the end collision detection means that a pedestrian collision has occurred at the left and right ends of the front part of the vehicle;
The pedestrian collision detection device according to claim 1 or 2, further comprising:
前記車両の前方部において、前記車両の左右方向において互いに異なる位置に配置され、それぞれ前記車両に発生する衝撃を検出する複数の衝撃検出手段(9R、9L、9C)を含んでおり、
前記車両の前方部における左右端部に取り付けられた前記衝撃検出手段(9R、9L)による検出値(Gr、Gl)が、前記車両の前方部における左右中央部に取り付けられた前記衝撃検出手段(9C)による検出値(Gc)よりも大きい場合、前記車両の前方部における左右端部に歩行者衝突が発生したことを検出する請求項3記載の歩行者衝突検知装置。 The end collision detection means is
The vehicle includes a plurality of impact detection means (9R, 9L, 9C) that are disposed at different positions in the left-right direction of the vehicle at the front portion of the vehicle and detect impacts generated on the vehicle,
The detection values (Gr, Gl) detected by the impact detection means (9R, 9L) attached to the left and right ends of the front part of the vehicle are the impact detection means attached to the left and right center parts of the front part of the vehicle ( The pedestrian collision detection device according to claim 3, wherein when the detected value (Gc) is greater than 9C), it detects that a pedestrian collision has occurred at the left and right ends of the front portion of the vehicle.
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