JP2016149634A - ルートリフレクタおよびルートリフレクタの経路制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルートリフレクタ5は、UPDATE情報をiBGPピアから受信する経路受信部51と、集約経路と集約経路に含まれる詳細経路との対応を集約経路マッピングテーブル56にて管理し、広告用UPDATE情報を計算する経路計算部55と、広告用UPDATE情報を広告する経路広告部52とを備える。経路受信部51が同一の集約経路に含まれる同一の詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を第1のiBGPピアおよび第2のiBGPピアから受信したのちに、第1のiBGPピアから詳細経路の利用不可に係るUPDATE情報を受信し、かつ、第2のiBGPピアの詳細経路の優先度が前記第1のiBGPピアの詳細経路の優先度よりも低いならば、第2のiBGPピアの詳細経路を利用可とする。
【選択図】図7
Description
大規模ネットワーク1Aには、ネットワークA(3a)および、ネットワークB(3b)、ネットワークC(3c)が、ルータ2−10,2−20とルータ2−0,2−1とを介してバックボーンネットワーク4に接続されて構成されている。なお、図面では、ネットワークのことを、「NW」と省略記載する場合がある。
ルータ2−0,2−1は、エッジルータである。ルータ2−20には更に、ネットワークX(3x)が接続されている。大規模ネットワーク1には、これらと対向する位置にネットワークD(3d)が、ルータ2−30とルータ2−2,2−3とを介してバックボーンネットワーク4に接続されて構成されている。なお、各ネットワークを特に区別しないときには、単にネットワーク3と記載する。また、各ルータ2−0〜2−3,2−10〜2−40を特に区別しないときには、単にルータ2と記載する。
バックボーンネットワーク4は、複数のルータ41がネットワーク状に接続されて構成される。図2以下では、各ルータ41を省略して示している。
各ネットワーク3が交換する経路数が多くなると、お互いのネットワーク3内で流通する経路数が増加してネットワークを構成するルータ2等の負荷を増大させてしまう。そのため、交換する経路を極小化するような経路交換制御技術を用いることが多い。
ルータ2の経路集約処理では、複数のネットワークプレフィックスを含む、より広範囲なネットワークプレフィックスを設定することで、複数のネットワーク3を纏めている。ルータ2は、この纏めたネットワークプレフィックスの情報を接続先のネットワーク3へ広告し、各ネットワーク3の個々のネットワークプレフィックスの情報は広告しない。これにより、接続先のネットワーク3で流通する経路数を抑制することができる。ここで、複数のネットワークプレフィックスを含む、より広範囲なネットワークプレフィックスは、集約経路の情報である。一般的に、集約経路は、集約経路に含まれる詳細経路が一つでも存在すれば生成される。この動作を図2に示す。
これに対してルータ2−0が、ネットワークX(3x)の詳細経路Rxの情報を保有していても、他のネットワークA(3a)、ネットワークB(3b)、ネットワークC(3c)とは集約しない。
大規模ネットワーク1Bは、大規模ネットワーク1Aと同様の構成に加えて更に、ルートリフレクタ5Bを備えている。
このルートリフレクタ5Bは、iBGPピアルータであるルータ2−0〜2−3から受け取った経路情報(BGP UPDATE)を、他のiBGPピアルータに広告(反射)する。同一のAS内のBGPスピーカは、ルートリフレクタ5Bと、このルートリフレクタ5Bから経路情報を受け取るルートリフレクタクライアント、このルートリフレクタ5Bとクライアントのどちらでもないルートリフレクタノンクライアントの3つに分類される。これらの動作は以下のようになる。なお、ルートリフレクタクライアントを単にクライアント、ルートリフレクタノンクライアントを単にノンクライアントと省略記載する。
このように経路広告された結果、ネットワークD(3d)は、ネットワークA(3a)との間にフローFaが流れ、ネットワークB(3b)との間にフローFbが流れ、ネットワークC(3c)との間にフローFcが流れる。各フローFa〜Fcは、それぞれルータ2−0,2−2を経由する。
ルートリフレクタ5Bは、経路受信部51と、経路広告部52と、経路管理部53と、BGPテーブル54とを備えている。
経路受信部51は、各ルータ2からUPDATE情報を受信し、受信したUPDATEを経路広告部52と経路管理部53とに転送する。
経路広告部52は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報を、各クライアントであるルータ2に広告(反射)する。
図5(a)に示すように、UPDATE情報8は、送信元フィールド8aと、新たに利用不可となった経路情報を示すWithdrawnフィールド8bと、経路情報の優先度を示すパス属性フィールド8cと、新たに利用可能となった経路情報を示す利用可能経路フィールド8dとを含んで構成される。このUPDATE情報8の送信元フィールド8aには、ルータ2−0を示す「ルータ#0」が格納される。このUPDATE情報8のWithdrawnフィールド8bは空欄であり、代わりに利用可能経路フィールド8dに、新たに利用可能となったネットワークA(3a)への詳細経路情報(10.0.1.0/24)が格納される。なお、Withdrawnフィールド8bに何らかの経路情報が格納されていたならば、その経路が利用不可となったということである。
パス属性フィールド8cには、現用系としての優先度「10」が格納されている。ここではMED(Multi Exit Discriminator)値を例として記載しており、値が小さいほど優先度が高いことを示す。
利用可能経路欄54aには、現在の時点で利用可能な経路情報が格納されている。つまり、利用可能経路欄54aには、UPDATE情報8の利用可能経路フィールド8dの経路情報が追加されると共に、Withdrawnフィールド8bの経路情報と一致する経路情報が削除される。
送信元欄54cには、上記した経路情報の送信元の情報が格納されている。つまり送信元欄54cには、UPDATE情報8の送信元フィールド8aの情報が反映される。
図5(c)のBGPテーブル54の状態は、図5(a),(b)で示した各UPDATE情報8が反映されており、その部分に下線を引いている。
図6においては、ルータ2−10とルータ2−0間で障害9が発生している状態である。ルータ2−0は、ネットワークA(3a)の詳細経路情報(10.0.1.0/24)を保有せず、ネットワークB(3b)の詳細経路情報(10.0.2.0/24)およびネットワークC(3c)の詳細経路情報(10.0.3.0/24)は保有している。そのため、ネットワークA(3a)、ネットワークB(3b)、ネットワークC(3c)を含む集約経路情報(10.0.0.0/22)が生成される。集約経路情報(10.0.0.0/22)は、障害9の発生前と同様に、バックボーンネットワーク4内に広告されることとなる。
ルータで経路集約を実施しない場合には、接続先ネットワーク内で大量の経路が流通することとなり、接続先ネットワークを構成するルータの保有経路数が肥大化してリソースを大量に消費する。その結果、リンク障害等が発生した場合の経路切り替えに多くの時間を要し、結果として障害時の通信断時間が長くなり、ネットワーク品質の低下に繋がる。また同時に、各ルータの保有経路数の肥大化が障害発生時の切り分け等の複雑性を増大させ、ネットワークの運用性が低下することも懸念される。
一般的な大規模ネットワークでブラックホール問題を回避し、かつ経路集約を実施するための手法として、ルートリフレクタに以下の3つの新機能を追加することを考案した。
(2) 障害発生時、iBGPピアから経路消失を示すWithdrawnを受信した場合、ブラックホール問題に該当するかを判定する。
(3) ブラックホール問題に該当する場合、予備系のルータから受信している消失した経路(ネットワークAの経路)を、ルートリフレクタ5(図8参照)から他のiBGPピアに広告する。
ルートリフレクタ5は、経路受信部51と、経路広告部52と、経路管理部53と、BGPテーブル54と、経路計算部55と、集約経路マッピングテーブル56とを備えている。
経路受信部51は、各ルータ2からUPDATE情報を受信し、受信したUPDATE情報を経路管理部53と経路計算部55とに転送する。
経路計算部55は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報を集約経路マッピングテーブル56に記録すると共に、ブラックホール問題を回避するための広告用UPDATE情報を計算する。集約経路マッピングテーブル56は、集約経路に対して、この集約経路に含まれる詳細経路をマッピングしたものである。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報を、各クライアントであるルータ2に広告(反射)する。
図8に示すように、ルータ2−10とルータ2−0間で障害9が発生している。このとき、ネットワークD(3d)とネットワークA(3a)との間のフローFAは、予備系のルータ2−1を介して流れる。フローFbと、フローFcは、現用系のルータ2−0(第1のiBGPピア)を介して流れる。
通常時に集約経路(10.0.0.0/22)がルータ2−0で利用可となった際の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55とに転送する。経路管理部53は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8をBGPテーブル54に反映する。
経路計算部55は、BGPテーブル54から集約経路(Community値で判別)とそこに含まれる詳細経路をマッピングした集約経路マッピングテーブル56を作成して保持する。経路計算部55は更に、集約経路マッピングテーブル56に基づき集約経路のみを掲載した広告用UPDATE情報81を生成し、経路広告部52に転送する。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。これらの動作に伴う状態について、以下の図9に示す。
UPDATE情報8は、送信元フィールド8aと、Withdrawnフィールド8bと、パス属性フィールド8cと、利用可能経路フィールド8dとを含んで構成される。このUPDATE情報8は、経路受信部51によって各ルータ2から受信され、経路管理部53と経路計算部55に転送される。
UPDATE情報8の5〜7行目は、ルータ2−1から情報(10.0.1.0/24)の詳細経路と、情報(10.0.2.0/24)の詳細経路と、情報(10.0.0.0/22)の集約経路を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED(Multi Exit Discriminator)属性と、経路種別を示すCommunity属性とが格納されている。
UPDATE情報8の5行目と6行目のCommunity値(100:300)は、AS番号100においてポリシ値300が適用される経路であることを示している。7行目のCommunity値(100:1000)は、前述のグループのうち、この経路が集約経路であることを示している。
経路計算部55は、BGPテーブル54のパス属性欄54bのCommunity値により、集約経路であるか、または集約経路に含まれる詳細経路であるかを判別し、集約経路とこれに含まれる詳細経路とをマッピングした集約経路マッピングテーブル56を作成する。
集約経路欄56aは、BGPテーブル54における集約経路の利用可能経路欄54aの情報が格納される。集約経路パス属性欄56bは、BGPテーブル54における集約経路のパス属性欄54bのMED属性が格納される。集約経路送信元欄56cは、BGPテーブル54における集約経路の送信元欄54cの情報が格納される。
図9(d)は、広告用UPDATE情報81を示している。広告用UPDATE情報81は、UPDATE情報8と同様に、送信元フィールド81aと、Withdrawnフィールド81bと、パス属性フィールド81cと、利用可能経路フィールド81dとを含んで構成される。経路計算部55は、作成した集約経路マッピングテーブル56(図9(c)参照)に基づき、集約経路のみを掲載した広告用UPDATE情報81を作成して経路広告部52に転送する。経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
既にルートリフレクタ5からクライアントに広告されている集約経路(10.0.0.0/22)に含まれる詳細経路(10.0.3.0/24)がルータ2−0,2−1で新たに利用可となった際の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55とに転送する。
経路管理部53は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8をBGPテーブル54に反映する。
経路計算部55は、UPDATE情報8に記載された利用可能経路(10.0.3.0/24)が集約経路(10.0.0.0/22)に含まれるため、集約経路マッピングテーブル56を更新する。集約経路は既に広告済であるため、広告用UPDATE情報81の経路広告部52への転送は実施しない。
図10(a)の1行目は各フィールド名を示し、2行目はルータ2−0(ルータ#0)から受信したUPDATE情報8を示し、3行目はルータ2−1(ルータ#1)から受信したUPDATE情報8を示している。
UPDATE情報8の2行目は、ルータ2−0からネットワークC(3c)の詳細経路(10.0.3.0/24)を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性と、経路種別を示すCommunity属性とが格納されている。MED属性(10)は、ルータ2−0を介する経路が現用系の優先度を持つことを示している。Community値(100:300)は、AS番号100においてポリシ値300が適用される経路であることを示し、よって集約経路(10.0.0.0/22)に属することを示している。
UPDATE情報8の3行目は、ルータ2−1からネットワークC(3c)の詳細経路(10.0.3.0/24)を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性と、経路種別を示すCommunity属性とが格納されている。MED属性(20)は、ルータ2−0を介する経路が予備系の優先度を持つことを示している。Community値(100:300)は、AS番号100においてポリシ値300が適用される経路であることを示し、よって集約経路(10.0.0.0/22)に属することを示している。
経路計算部55は、BGPテーブル54の2行目のパス属性により、集約経路(10.0.0.0/22)かつMED属性(10)に含まれる詳細経路であることを判別し、集約経路マッピングテーブル56に追加する。
経路計算部55は、BGPテーブル54の3行目のパス属性により、集約経路(10.0.0.0/22)かつMED属性(20)に含まれる詳細経路であることを判別し、集約経路マッピングテーブル56に追加する。
集約経路(10.0.0.0/22)に含まれない詳細経路(192.168.1.0/24)がルータ2−0,2−1において新たに利用可となった際、本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
ここでは集約経路に含まれる詳細経路(10.0.1.0/24,10.0.2.0/24,10.0.3.0/24)がルータ2−0で利用不可となり、集約経路が生成されなくなった場合を例にとって記載する。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53、経路計算部55に転送する。
経路計算部55は、UPDATEされた利用可能な経路(192.168.1.0/24)が集約経路に含まれないため、集約経路マッピングテーブル56をアップデートしない。そして経路計算部55は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8を広告用UPDATE情報81として経路広告部52に転送する。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
図11(a)の1行目は各フィールド名を示し、2行目はルータ2−0(ルータ#0)から受信したUPDATE情報8を示し、3行目はルータ2−1(ルータ#1)から受信したUPDATE情報8を示している。
UPDATE情報8の2行目は、ルータ2−0からネットワークX(3x)の詳細経路(198.168.1.0/24)を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性が格納されている。MED属性(10)は、ルータ2−0を介する経路が現用系の優先度を持つことを示している。このパス属性フィールド8cには、Community値が格納されておらず、この経路が集約経路に含まれない詳細経路であることを示している。
経路計算部55は、BGPテーブル54の2行目と3行目のパス属性欄54bにCommunity値が格納されていないことから、この経路が集約経路に含まれない詳細経路であると判断する。よって、経路計算部55は、集約経路マッピングテーブル56を書き換えない。
障害発生により、集約経路(10.0.0.0/22)がルータ2−0で利用不可となった際の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
ここでは集約経路に含まれる詳細経路(10.0.1.0/24,10.0.2.0/24,10.0.3.0/24)がルータ2−0で利用不可となり、集約経路が生成されなくなった場合を例にとって記載する。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55に転送する。
経路管理部53は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8をBGPテーブル54に反映する。
経路計算部55は、UPDATE情報8で利用不可(Withdrawn)となった集約経路(10.0.0.0/22)を集約経路マッピングテーブル56から削除する。そして経路計算部55は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8と同一の広告用UPDATE情報81を経路広告部52に転送する。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
図12(a)〜(d)は、障害時かつ集約経路が利用不可であるパターン#4を示す図である。
図12(a)の1行目は各フィールド名を示し、2〜5行目は、ルータ2−0(ルータ#0)から受信したUPDATE情報8を示している。このUPDATE情報8は、経路受信部51によって各ルータ2から受信され、経路管理部53と経路計算部55に転送される。
UPDATE情報8の2〜4行目は、ルータ2−0から詳細経路(10.0.1.0/24)の利用不可、詳細経路(10.0.2.0/24)の利用不可、および詳細経路(10.0.3.0/24)の利用不可を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性(10)と、経路種別を示すCommunity属性(100:300)とが格納されている。
UPDATE情報8の5行目は、ルータ2−0から集約経路(10.0.0.0/22)の利用不可を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性(10)と、経路種別を示すCommunity属性(100:300)とが格納されている。
図12(d)は、広告用UPDATE情報81を示している。この広告用UPDATE情報81は、図12(a)に示すUPDATE情報8と同様である。
障害発生により、ルータ2−0で集約経路に含まれる詳細経路(10.0.1.0/24)が利用不可となった際の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55とに転送する。
経路管理部53は、経路受信部51から受信したUPDATE情報8をBGPテーブル54に反映する。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
図13(a)の1行目は各フィールド名を示し、2行目はルータ2−0(ルータ#0)から受信したUPDATE情報8を示している。
UPDATE情報8の2行目は、ルータ2−0からネットワークA(3a)の詳細経路(10.0.1.0/24)の利用不可を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性と、経路種別を示すCommunity属性とが格納されている。MED属性(10)は、ルータ2−0を介する利用不可の詳細経路が、現用系の優先度を持つことを示している。Community値(100:300)は、AS番号100においてポリシ値300が適用される経路であることを示し、よって集約経路(10.0.0.0/22)に属することを示している。
図13(d)は、広告用UPDATE情報81を示している。経路計算部55は、作成した集約経路マッピングテーブル56(図14(c)参照)に基づき、Withdrawnフラグ欄56gが1に設定された詳細経路よりも優先度の低い予備系の詳細経路を掲載した広告用UPDATE情報81を作成し、経路広告部52に転送する。経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
障害発生により、ルータ2−0で集約経路に含まれない詳細経路(192.168.1.0/24)が利用不可となった場合の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作については、前記したパターン#3と同様となるため、記載を省略する。
障害発生後にその障害が回復し、集約経路(10.0.0.0/22)がルータ2−0で利用可となった際の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作については、前記したパターン#1と同様になるため、記載を省略する。
図13で示す障害時の状態の後に、その障害が回復し、ルータ2−0で集約経路(10.0.0.0/22)に含まれる詳細経路(10.0.1.0/24)が利用可となった際のルートリフレクタ5の内部動作について、以下に示す。
経路受信部51は、各ルータ2から受信したUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55とに転送する。経路管理部53は、経路受信部51から転送されたUPDATE情報8をBGPテーブル54に反映する。
経路広告部52は、経路計算部55から転送された広告用UPDATE情報81をクライアントに広告する。
図14(a)の1行目は各フィールド名を示し、2行目はルータ2−0(ルータ#0)から受信したUPDATE情報8を示している。
UPDATE情報8の2行目は、ルータ2−0からネットワークA(3a)の詳細経路(10.0.1.0/24)の利用可を受信したことを示している。パス属性フィールド8cには、MED属性と、経路種別を示すCommunity属性とが格納されている。MED属性(10)は、ルータ2−0を介する利用不可の詳細経路が、現用系の優先度を持つことを示している。Community値(100:300)は、AS番号100においてポリシ値300が適用される経路であることを示し、よって集約経路(10.0.0.0/22)に属することを示している。
障害発生後に障害が回復し、ルータ2−0で集約経路に含まれない詳細経路(192.168.1.0/24)が利用可となった場合の本実施形態のルートリフレクタ5の内部動作については、<パターン#3>と同様となるため、記載を省略する。
シーケンスQ10〜Q13は、ネットワークの登録を示すシーケンスである。ネットワークA(3a)が接続されると、大規模ネットワーク1は、シーケンスQ10,Q11の何れかを実行する。
シーケンスQ10において、第1のiBGPピアであるルータ2−0(ルータ#0)は、詳細経路(10.0.1.0/24)と集約経路(10.0.0.0/22)の利用可をルートリフレクタ5に広告する。
シーケンスQ12において、ルートリフレクタ5は、ルータ2−0を送信元とする集約経路(10.0.0.0/22)の利用可をルータ2−2,2−3に広告する。
シーケンスQ13において、ルータ2−0,2−1は、ネットワークA(3a)のフローを、ルータ#0(ルータ2−0)経由に設定する。
シーケンスQ20において、ルータ2−0(ルータ#0)は、詳細経路(10.0.1.0/24)の障害を検知し、シーケンスQ21にてルートリフレクタ5に詳細経路(10.0.1.0/24)の利用不可を広告する。
シーケンスQ22において、ルートリフレクタ5は、ルータ2−1を送信元とする代替の詳細経路(10.0.1.0/24)の利用可をルータ2−2,2−3に広告する。
シーケンスQ23において、ルータ2−2,2−3は、ネットワークA(3a)のフローを、ルータ#1(ルータ2−1)経由である代替の詳細経路(10.0.1.0/24)に設定する。
シーケンスQ30において、ルータ2−0(ルータ#0)は、詳細経路(10.0.1.0/24)の障害からの回復を検知し、シーケンスQ31にてルートリフレクタ5に詳細経路(10.0.1.0/24)の利用可を広告する。
シーケンスQ32において、ルートリフレクタ5は、ルータ2−1を送信元とする代替の詳細経路(10.0.1.0/24)の利用不可をルータ2−2,2−3に広告する。
シーケンスQ33において、ルータ2−2,2−3は、ネットワークA(3a)のフローを、ルータ#0(ルータ2−0)経由である代替の詳細経路(10.0.1.0/24)に設定する。
いずれかのルータ2がルートリフレクタ5にUPDATE情報を送信したならば、図16のステップS10の処理が開始する。
ステップS10において、経路受信部51は、UPDATE情報8を受信する。経路受信部51は、このUPDATE情報8を経路管理部53と経路計算部55に転送する。
ステップS10において、経路管理部53は、このUPDATE情報8が利用可能経路に係るものであるか否かを判断し、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS12にてBGPテーブル54に経路情報を追加する。経路管理部53は、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、図17のステップS30に進む。以下に示すステップS13〜S20の処理は、利用可能経路の更新に係るものである。
集約経路と判断した場合、経路計算部55は、ステップS14にて、この経路を集約経路マッピングテーブル56に集約経路として追加する。ステップS15において、経路広告部52は、集約経路に限定したUPDATE情報を広告し、図16と図17の処理を終了する。
集約経路に属さない詳細経路と判断した場合、経路計算部55はUPDATE情報8を広告用UPDATE情報81とし、ステップS16において、経路広告部52は、UPDATE情報8と同一である広告用UPDATE情報81を広告する。
経路計算部55は、ステップS17の判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS19に進み、集約経路マッピングテーブル56のWithdrawnフラグ欄56gを0または空白に設定する。ステップS20にて、経路広告部52は、予備系ルータを介した代替の詳細経路の利用不可を広告し、図16と図17の処理を終了する。
ステップS30において、経路管理部53は、BGPテーブル54からこの経路情報を削除する。
ステップS31において、経路計算部55は、経路の種別を判断して、集約経路ならばステップS32に進み、集約経路に属さない詳細経路ならばステップS33に進み、集約経路に属する詳細経路ならばステップS34に進む。
ステップS31にて集約経路に属さない詳細経路と判断した場合、経路計算部55は、UPDATE情報8を広告用UPDATE情報81とし、ステップS33にて経路広告部52が、この広告用UPDATE情報を広告し、図16と図17の処理を終了する。
ステップS31にて集約経路に属する詳細経路と判断した場合、経路計算部55は、ステップS34にてこの詳細経路に他のルータ2を介した代替の詳細経路が有るか否かを判断する。経路計算部55は、当該判断条件が成立しないならば(No)、図16と図17の処理を終了し、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS35の処理に進む。
集約経路の広告と集約経路に含まれる詳細経路の経路広告を状況に応じてダイナミックに制御することにより、経路集約およびルートリフレクタ5を使用しつつ、特定の障害パターンにより発生するブラックホール問題を回避することが可能となる。
その結果、経路数の増大とiBGPピア数の増大を抑制することで、ルータ負荷の増大や経路数の増大が招くネットワーク品質の低下(ルータ処理能力の低下や経路数増加による障害時の切替時間の長期化等)や運用性の低下(経路数が多いことにより、切り分けが複雑化し、迅速な対応が困難となる等)を回避し、大規模ネットワークにおける最適な運用が可能となる。
本実施の形態に係るルートリフレクタは、前記したような処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することが可能である。また、そのプログラムを、インターネット等のネットワークを通して提供することも可能である。
2,2−0〜2−3,2−10〜2−40 ルータ
2−0 ルータ (第1のiBGPピア)
2−1 ルータ (第2のiBGPピア)
3 ネットワーク
4 バックボーンネットワーク
41 ルータ
5 ルートリフレクタ
5B ルートリフレクタ
51 経路受信部
52 経路広告部
53 経路管理部
54 BGPテーブル
55 経路計算部
56 集約経路マッピングテーブル
56g Withdrawnフラグ欄
8 UPDATE情報
81 広告用UPDATE情報
9 障害
R0,Ra〜Rc,Rx 詳細経路
Fa〜Fc,FA フロー
Claims (8)
- 経路の利用可または利用不可に係るUPDATE情報をiBGP(internal Border Gateway Protocol)ピアから受信する経路受信部と、
前記経路を集約経路、集約経路に含まれる詳細経路、集約経路に含まれない詳細経路のいずれかに分類し、前記集約経路と前記集約経路に含まれる詳細経路との対応を集約経路マッピングテーブルにて管理し、前記UPDATE情報および当該集約経路マッピングテーブルに基づき広告用UPDATE情報を計算する経路計算部と、
前記経路計算部が計算した前記広告用UPDATE情報を、他のiBGPピアに広告する経路広告部と、
を備えており、
前記経路計算部は、
前記経路受信部により、同一の集約経路に含まれる同一の詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を第1のiBGPピアおよび第2のiBGPピアから受信したのちに、前記第1のiBGPピアから当該詳細経路の利用不可に係るUPDATE情報を受信し、かつ、前記第2のiBGPピアの当該詳細経路の優先度が前記第1のiBGPピアの当該詳細経路の優先度よりも低いならば、前記第2のiBGPピアの当該詳細経路の利用可に係る広告用UPDATE情報を計算する、
ことを特徴とするルートリフレクタ。 - 前記経路計算部は、
前記経路受信部により、同一の集約経路に含まれる同一の詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を第1のiBGPピアおよび第2のiBGPピアから受信したのちに、前記第1のiBGPピアから当該詳細経路の利用不可に係るUPDATE情報を受信し、かつ、前記第2のiBGPピアの当該詳細経路の優先度が前記第1のiBGPピアの当該詳細経路の優先度よりも低いならば、前記集約経路マッピングテーブルにおける前記第1のiBGPピアの当該詳細経路に利用不可フラグを設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のルートリフレクタ。 - 前記経路計算部は更に、
前記経路広告部により前記第2のiBGPピアから受信した詳細経路の利用可に係る広告用UPDATE情報を他のiBGPピアに広告した後に、前記経路受信部により前記第1のiBGPピアから当該詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を受信したならば、前記第2のiBGPピアの当該詳細経路の利用不可に係る広告用UPDATE情報を計算する、
ことを特徴とする請求項1に記載のルートリフレクタ。 - 前記経路計算部は更に、
前記経路広告部により前記第2のiBGPピアから受信した詳細経路の利用可に係る広告用UPDATE情報を他のiBGPピアに広告した後に、前記経路受信部により前記第1のiBGPピアから当該詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を受信したならば、前記集約経路マッピングテーブルにおける前記第1のiBGPピアの当該詳細経路に設定された利用不可フラグを消去する、
ことを特徴とする請求項3に記載のルートリフレクタ。 - 前記経路計算部は、
前記UPDATE情報のCommunity値により、前記経路を集約経路、集約経路に含まれる詳細経路、集約経路に含まれない詳細経路のいずれかに分類する、
ことを特徴とする請求項1に記載のルートリフレクタ。 - 前記経路計算部は、
前記経路受信部によりiBGPピアから集約経路に含まれる詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を受信したならば、前記経路広告部に広告させない、
ことを特徴とする請求項1に記載のルートリフレクタ。 - 経路の利用不可または利用可に係るUPDATE情報をiBGP(internal Border Gateway Protocol)ピアから受信する経路受信部と、
前記経路を集約経路、集約経路に含まれる詳細経路、集約経路に含まれない詳細経路のいずれかに分類し、前記集約経路と前記集約経路に含まれる詳細経路との対応を集約経路マッピングテーブルにて管理し、前記UPDATE情報および当該集約経路マッピングテーブルに基づき広告用UPDATE情報を計算する経路計算部と、
前記経路計算部が計算した前記広告用UPDATE情報を、他のiBGPピアに広告する経路広告部と、
を備えるルートリフレクタが実行する経路制御方法であって、
前記経路受信部により、同一の集約経路に含まれる同一の詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を第1のiBGPピアおよび第2のiBGPピアから受信するステップと、
前記第1のiBGPピアから前記詳細経路の利用不可に係るUPDATE情報を受信するステップと、
前記経路計算部により、前記第1のiBGPピアで利用不可となった詳細経路と同じ詳細経路が前記第2のiBGPピアから広告されており、かつ前記第2のiBGPピアの前記詳細経路の優先度が前記第1のiBGPピアの前記詳細経路の優先度よりも低いか否かを判断するステップと、
前記判断が成立したならば、前記第2のiBGPピアの前記詳細経路の利用可に係る広告用UPDATE情報を計算するステップと、
前記経路広告部により、前記広告用UPDATE情報を、他のiBGPピアに広告するステップと、
を含むことを特徴とするルートリフレクタの経路制御方法。 - 前記経路広告部により前記第2のiBGPピアから受信した前記詳細経路の利用可に係る広告用UPDATE情報を他のiBGPピアに広告した後に、前記経路受信部により前記第1のiBGPピアから当該詳細経路の利用可に係るUPDATE情報を受信するステップと、
前記経路計算部により、前記第2のiBGPピアの前記詳細経路の利用不可に係る広告用UPDATE情報を計算するステップと、
前記経路広告部により、前記広告用UPDATE情報を、他のiBGPピアに広告するステップと、
を含むことを特徴とする請求項7に記載のルートリフレクタの経路制御方法。
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