JP2016143363A - リポジトリ管理システム及び管理方法 - Google Patents

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陽子 平島
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賢知 受田
敦子 小泉
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Abstract

【課題】検索条件に含まれる要件を満足するテンプレートのみでなく、変更によって要件を満足する可能性のあるテンプレートも提供する。
【解決手段】リポジトリの管理システムは、デフォルトテンプレートの情報と、デフォルトテンプレートの一部を変更したテンプレート(修正テンプレート)の情報と、デフォルトテンプレート及び修正テンプレートを元に構築されたシステムが実現した機能・非機能要件とを対応付けて管理する。そして、テンプレート検索時には、検索条件に含まれる機能要件を満足するデフォルトテンプレート及び修正テンプレートに、検索条件に含まれる非機能要件の達成度を付与して提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、システムテンプレートが格納されたリポジトリの管理システム及び管理方法に関する。
コンピューティングリソースを必要な量、必要な時間だけ貸し出すクラウドコンピューティングと呼ばれる利用形態が普及しつつある。企業ITシステムの構築では、このようなクラウドコンピューティングサービスの活用が一般的になりつつあり、より迅速に、低コストでシステムを構築することが求められている。
このような背景のもと、クラウドサービスプロバイダやクラウドサービスを利用してITシステムの構築を手がけるシステムインテグレーターは、過去の案件で構築したシステム構成を再利用可能にする標準化、部品化の取り組みを進めている。ここで想定するシステム構成のひな型は、システムの構成および設定パラメータを定義するものであり、システムテンプレートと呼ばれる。システムインテグレーターは、要件に合うシステムテンプレートを元にシステムを構築することで、設計工数を削減し、リードタイムを短縮することができる。
特開2011−154659
システムインテグレーターはテンプレートを使うことで構築するシステムの要件が達成されるか事前に確認するために、テンプレートを適用した事例に基づいて、その目的、実現した機能・非機能要件を知りたいと考えられる。しかし、プロバイダがテンプレートを情報として提供するだけでは、テンプレートがどの案件に活用されたのか、テンプレートを元に構築したシステムが要件を満たしたか、どのような変更を施したのかを知る手段がない。このため、プロバイダはこれらの情報をテンプレートの実績としてシステムインテグレーターに提供することができない。
これに対して、テンプレートの識別子と構築したシステムの構成要素の識別子との対応を管理し、障害が発生した場合に、同一のテンプレートを利用しているシステムを特定するという先行発明がある(特許文献1)。この先行発明では、テンプレートの適用実績を利用可能にしている。しかし、顧客の要求仕様やシステム環境は多様であり、システムインテグレーターは、完全に要件を満たすテンプレートが無い場合には、テンプレートをカスタマイズしたり、複数のテンプレートを組み合わせて利用することが多いと考えられる。ここで、テンプレートの変更とは構成要素の多重度変更やパラメータ値の変更を想定している。この場合には、システムインテグレーターは、元のテンプレートだけでなく、加えられた変更内容を考慮した上で、要件を満たせるかどうか判断する手段が必要であるが、変更内容を共有する方法がない。
上記課題を解決するため、本発明におけるリポジトリの管理システムは、デフォルトテンプレートの情報と、デフォルトテンプレートの一部を変更したテンプレート(修正テンプレート)の情報と、デフォルトテンプレート及び修正テンプレートを元に構築されたシステムが実現した機能・非機能要件とを対応付けて管理する。そして、テンプレート検索時には、検索条件に含まれる機能要件を満足するデフォルトテンプレート及び修正テンプレートに、検索条件に含まれる非機能要件の達成度を付与した結果を提示する。
具体的には、本発明におけるリポジトリ管理システムは、それぞれが提供する機能についての情報を含む1以上の第1のテンプレートと、前記第1のテンプレートの識別子と、前記第1のテンプレートの一部を変更した1以上の第2のテンプレートの識別子とを対応づけた第1の情報と、前記第1及び第2のテンプレートの各々に基づき構築されたシステムが達成した非機能要件の指標を含む第2の情報とを格納する記憶部と、機能要件及び非機能要件の指標を含むリクエストを受信し、前記第1の情報に基づき、前記リクエストの前記機能要件で特定される機能を提供する1以上の前記第1のテンプレートを抽出し、抽出した1以上の前記第1のテンプレートとそれらに対応づけられた1以上の前記第2のテンプレートを含むテンプレートリストを作成し、前記第2の情報に基づき、前記テンプレートリストに含まれる各テンプレートについて、前記各テンプレートに基づき構築されたシステムが前記リクエストの前記非機能要件の指標をどの程度満たしているかを示す非機能要件達成度を算出し、前記テンプレートリストと前記各テンプレートの非機能要件達成度とを出力する検索部とを備える。
本発明により、検索条件に含まれる要件を満足するテンプレートのみでなく、変更によって要件を満足する可能性のあるテンプレートも提示することが可能になる。
本発明のシステム構成および機能ブロックを示す図である。 テンプレート情報201によって表現されるITシステム構成例である。 テンプレート情報201を示す図である。 カスタマイズ情報202を示す図である。 実績情報203を示す図である。 ITシステムの要件710を示す図である。 仮想マシンテンプレート情報を示す図である。 テンプレート検索画面1000を示す図である。 修正システムテンプレートリスト画面2000を示す図である。 推奨修正点表示画面4000を示す図である。 検索部101によるテンプレート検索処理フローを示す図である。 要件達成度計算処理のフローを示す図である。 第一の実施例における推奨修正点分析処理のフローを示す図である。 実績生成・登録処理のフローを示す図である。 要件変更実績値と修正実績値の表を示す図である。 第二の実施例における推奨修正点分析処理のフローを示す図である。
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。本実施例のシステム構成は、情報処理システムである。例えば、1つのリポジトリ管理計算機1と、1つのコンフィギュレータ計算機4と、クラウド基盤3から成る。クラウド基盤3は、1つ以上の物理計算機20と、1つ以上のネットワーク装置40と1つ以上のストレージ装置30と備えて構成されている。そして、管理計算機1、コンフィギュレータ計算機4と、管理対象システム3は管理ネットワーク2経由で接続している。また、クラウド基盤中の物理計算機20とストレージ装置30は、例えばファイバチャネルネットワークで接続している。
管理計算機1は、CPU12と、通信I/F13と、記憶資源11とを備えており、記憶資源11には、管理プログラム100と、テンプレート情報200と、参照情報300とが格納されている。テンプレート情報200には、テンプレート201と、カスタマイズ情報202と、テンプレートの案件への適用実績を示す実績情報203と、ITシステム要件710とが格納されている。テンプレート201は、システム構成の定義であるシステムテンプレートと、システムの運用手順である運用テンプレートから成る。本発明では、システムテンプレートの再利用を対象としており、以降では単にテンプレートとはシステムテンプレートを指すものとする。参照情報300には、クラウド基盤情報301が格納されている。クラウド基盤情報は、図7に示すクラウド基盤ごとの仮想マシンテンプレート情報810を含んでいる。当該コンフィギュレータ500は、当該クラウド基盤情報301に登録されているクラウド基盤の上にITシステムを構築する。そして、管理プログラム100は、検索部101、分析部102、テンプレート登録部103、実績登録部104から成る。
一方、コンフィギュレータ計算機4は、管理計算機1と同様にCPU12と、通信I/F13と、記憶資源11とを備えており、記憶資源には、コンフィギュレータプログラム500が格納されている。そして、当該コンフィギュレータプログラム500は、テンプレート登録要求部501、テンプレート検索要求部502、テンプレート編集部503、システム構築部504、システムテスト実行部505、実績登録要求部506から成る。
各構成要素の動作の概要を説明する。まず、管理プログラム100のテンプレート登録部103は、通信I/F13を介してコンフィギュレータ500からのテンプレート登録要求を受け付け、テンプレートを記憶資源11のサービステンプレート201に登録する。
次に利用者がコンフィギュレータ500を用いてテンプレートを検索する。検索部101は、通信I/F13を介してコンフィギュレータ500からのテンプレート検索要求を受け付け、検索条件に含まれる目標要件に基づき、該当するテンプレートリストを通信I/F13を介してコンフィギュレータ500へ返す。この時に検索部101は、サービステンプレート201およびカスタマイズ情報202を参照して、要件を満たすテンプレートだけでなく、内容を修正することによって要件を満たす可能性があるテンプレートもコンフィギュレータ500へ返す。また、分析部102は、要件と変更点との相関を計算し、目標要件の達成に与える影響が大きいと推測される項目、つまり要件の達成のために変更すべき項目を提示する。
コンフィギュレータ500のテンプレート検索要求部502は、管理プログラム100からテンプレートリストを受け取る。そして、利用者は要件達成度が高いテンプレートを選択し、必要に応じ、テンプレート編集部503を用いてテンプレートを修正し、システム構築部504により選択したテンプレートに基づいてITシステム構築を実行する。次に、利用者は、構築したシステムに対してシステムテスト部505を用いて、テストを実行し、実績登録要求部506を用いて適用したテンプレート、テンプレートを適用した案件のID、テスト結果を含む実績情報登録要求を、通信I/F13を介して管理プログラム100に送信する。
実績登録部104は、通信I/F13を介してコンフィギュレータ500からの実績情報登録要求を受け付け、テンプレートを適用した案件のIDや、実施した修正内容、達成した要件などを実績情報203として記憶資源11に登録する。
以上の処理により、テンプレートの修正内容、達成要件がテンプレートの付属情報として利用可能になり、クラウド基盤上にシステムを構築するSEは、これらの付属情報を用いて構築対象システムの要件に近いテンプレートを検索することができるようになる。その結果、より適したテンプレートを用いてシステムを構築することができ、迅速かつ効率的なシステム構築を行うことができる。
次に、図2から図7を用いて記憶資源11に格納された情報について説明する。図2は、テンプレート情報200のテンプレート201によって表現されるITシステム構成600の例を示している。テンプレート201は、システムの構成要素であるノードテンプレート211および接続関係テンプレート215を含む。前記ノードテンプレート211は、前記接続関係テンプレート215によって接続されている。各ノードテンプレートは、OS(Operating System)、ミドルウェア、アプリケーションなどのコンポーネント212からなる。これらのコンポーネントも接続関係テンプレート215により接続が定義される。前記コンポーネント212は、アーティファクト213および設定パラメータ314から構成される。ここで、アーティファクト213はOSやミドルウェア等の実装を指定する情報であり、設定パラメータはOSやミドルウェア等の設定の中で、IPアドレスなどデプロイ時に決定しなければならない項目とその値を指定するものである。
この例では、ロードバランサーと、ウェブサーバおよびアプリケーションサーバとして機能する2台のサーバと、データベースサーバが構成要素として定義されている。当該システムテンプレート情報210は、過去のITシステム構築事例に基づいて、リポジトリ管理者により事前に登録された情報であり、IPアドレスやホスト名などのようにシステム構築時に決定すべき設定情報は含まれていない。利用者は、このテンプレート情報を元に、IPアドレスなどの設定情報をパラメータとして追加し、必要に応じてサーバ台数やパラメータ値の変更を行い、システムを構築する。特に、同じ機能を実現する案件であっても、システムを利用する顧客企業の規模や業種によって、要求される可用性、性能等の非機能要件は異なるため、構築時には要件にあったシステムのサイジングを行うことが必要になる。このシステムのサイジングとして行われるカスタマイズ作業は、一般にクラスタ構成をとるサーバ台数の増減、サーバスペックの変更、処理性能を向上させるコンポーネントの追加・削除、そして、追加したリソースを活用するための設定パラメータの変更である。
図3は、リポジトリに格納されるテンプレート201を示している。テンプレート201は、図3(a)示すシステムテンプレート情報210と、図3(b)に示す接続関係テンプレート215と、図3(c)に示すノードテンプレート211とを含む。図3(a)に示すシステムテンプレート情報210は、システムテンプレートID311、単独でインスタンス化できる基本テンプレートか、基本テンプレートと組み合わせて利用するオプションテンプレートかを示す種別312、テンプレートが提供する機能を示す機能要件313、システムテンプレートの構成要素である一つ以上のノードテンプレートID314、および一つ以上の接続関係テンプレートID315から成る。なお、機能要件313には、1機能だけでなく、複数の機能が設定されていてもよい。
図3(c)に示すノードテンプレート211は、ノードテンプレートID331に加えて、ノードを構成するコンポーネント識別子332から成る。図3では、コンポーネント識別子332としては、仮想マシンタイプ333、OSの種別やバージョンを示す識別子334、ミドルウェア、アプリケーションなどのコンポーネントの種別やバージョンを示す識別子334がある。
図3(b)に示す接続関係テンプレート215は、接続関係テンプレートID321、接続関係の始点となるノードを示す始点ノード322、接続関係の終点ノード323、接続関係の種別を示すタイプ324から成る。ここで、接続関係の種別とは、あるノード上のOS、アプリケーションまたはミドルウェアが他のノードに対して通信することを意味するConnectsToや、あるノードのOSやミドルウェアコンポーネント上に他のミドルウェアやアプリケーションが稼働することを示すHostedOnなどがある。このようなシステムテンプレートの標準記述形式としては、TOSCA(Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications)がある。
図3ではシステムテンプレートの例としてWebシステムの例を記載しているが、これに限定されず、例えば業務用アプリケーションまで含むシステムテンプレート(例えば、ERPシステム)や、ミドルウェアまでを含む仮想マシンのテンプレート(例えば、DBサーバ)や、用途別仮想マシン(例えば、高速計算処理用仮想マシン)などであってもよい。また、キャッシュサーバやディレクトリサーバ、または監視サーバなどのように、他のアプリケーションやミドルウェアと組み合わせて構築されることにより、共有メモリ空間やユーザー情報提供サービスまたは監視サービスなどのオプション機能を提供するものであっても良い。
図4は、システムテンプレート情報のカスタマイズ情報202を示している。カスタマイズ情報202は、図4(a)に示すテンプレートファミリ情報510と図4(b)に示す修正システムテンプレート情報520とを含む。
図4(a)に示すように、テンプレートファミリ情報510はデフォルトシステムテンプレートID511と、カスタマイズした修正内容である修正システムテンプレートID512から成る。修正システムテンプレートID512は修正システムテンプレート情報520を指しており、複数存在しても良い。本実施例では、前記カスタマイズ情報202にて定義されているデフォルトシステムテンプレートと修正システムテンプレートをまとめてテンプレートファミリと呼ぶ。
修正システムテンプレート情報520は、図4(b)に示すように、変更点ID521、変更目的522、追加、削除、変更のいずれかを示す変更種別523、変更対象コンポーネントの種別を示すターゲットタイプ524、ターゲットID525、修正後のコンポーネントを示す修正後ターゲット情報526から成る。ターゲットID525は、変更対象コンポーネントを特定するための情報であり、ノードまたは接続関係のIDに加えて、前記ターゲットタイプがアーティファクトやパラメータの場合はコンポーネント識別子が、パラメータの場合にはファイル名が記録されている。なお、カスタマイズ情報202の作成方法については、図14を用いて後述する。
図5は、テンプレートの実案件への適用事例を示す実績情報203である。実績情報203は、実績ID612、適用した案件の識別子である案件ID613、適用時に利用したクラウド基盤ID614、適用したシステムテンプレートID612、およびシステムテンプレートの変更内容を示すカスタマイズ情報の識別子である修正システムテンプレートID613、適用したオプションシステムテンプレートID614、当該案件において達成した要件を示す達成要件ID615から成る。修正システムテンプレートID613は、システムテンプレートをカスタマイズして適用した場合に限り記録される。なお、テンプレートを適用したシステム構築案件の識別子である案件IDは、別途案件情報データベースで管理されているものとし、案件IDとテンプレートとを紐づけて管理することにより、テンプレートを適用した案件の顧客名や構築実施時期、システム構築の目的などが参照できるものとする。
図6は、ITシステムの要件710を示す。要件710は、要件項目の識別子である要件項目ID711、各項目が基本機能要件であるか、オプション機能要件であるか、非機能要件であるかを示す要件種別712、要件項目713、要件の達成すべき値である目標値714から成る。ここでは、顧客情報の抽出や購買分析などの特定の目的のために提供される機能を基本機能要件とし、バックアップや監視サービスなど基本機能の維持や管理に必要な機能をオプション機能要件とする。当該要件710は、テンプレート検索時の検索条件として、コンフィギュレータ計算機からリポジトリ計算機に与えられる。また、システム構築案件において達成した要件もおなじ形式で登録される。
図7は、仮想マシンテンプレート情報811である。仮想マシンテンプレート情報810は、仮想マシンテンプレートの識別子である仮想マシンテンプレートID811、CPUコア数812、メモリ量813、ディスク容量814、ディスク種別814から成る。利用可能な仮想マシンの種類は活用するクラウド基盤によって異なる。仮想マシンテンプレート情報811は、活用するクラウド基盤によって提供される情報である。
以下に管理プログラムによる各種処理のフローを説明する。図8は、本発明の第一の実施例におけるテンプレート検索画面1000を示した図である。テンプレート検索画面1000は、コンフィギュレータ500が提供するテンプレート検索のためのGUI(Graphical User Interface)である。利用者は、当該テンプレート検索画面に対して、検索条件として基本機能要件1010、非機能要件1011を入力する。コンフィギュレータ500は、入力された情報から検索条件として図7に示す要件情報710を生成し、リポジトリ管理プログラム100へ送信する。ここで、その他のテンプレート検索条件として使用予定のアプリケーションやミドルウェアの名称や、テンプレート登録時期、実績として関連付けられている案件の名称などを入れてもよい。
リポジトリ管理プログラム100は、この要件情報710を受け取り、要件を満たすテンプレートをテンプレート情報200から検索して回答テンプレートリストを作成し、コンフィギュレータ500に返信する。コンフィギュレータ500は、検索結果として返された回答テンプレートリストをテンプレート検索画面1000に表示する。
回答テンプレートリストに含まれる各テンプレートは、システムテンプレート情報210、実績情報610を含み、更に、デフォルト非機能要件達成度1022、修正後非機能要件達成度1023を属性として持つ。デフォルト非機能要件達成度1022は、検索条件として与えられた要件に対する、デフォルトテンプレートの目標値の達成度合いである。修正後非機能要件達成度1022は、検索条件として与えられた要件数に対する、修正されたテンプレートの目標値の達成度合いである。この修正後非機能要件達成度1022により、カスタマイズされたテンプレートを用いることで要件を達成できるか判断することができる。本画面で表示する情報の作成方法は、図14および図13で詳細を説明する。
図9は、テンプレート検索画面1000において、任意のデフォルトテンプレートを選択し、詳細表示ボタンを押下した場合に表示される修正システムテンプレート一覧画面2000である。修正システムテンプレート一覧画面2000では、デフォルトテンプレートおよび修正システムテンプレートについて、修正点サマリ2011と、検索条件として与えられた一つ以上の非機能要件に対する要件達成度2012と、それら要件達成度2012の平均値である要件達成度平均値2013とを表示する。さらに、要件達成値レンジ2021では、利用者が画面上で選択した要件2022について、既存のデフォルトテンプレートおよび修正システムテンプレートによる達成値の範囲を表示する。なお、複数の修正システムテンプレートを表示する場合、要件達成度の高いものから順に表示するとしてもよい。
修正点サマリ2011により、利用者は、デフォルトのシステムテンプレートとの乖離の大きさや修正システムテンプレートの修正量を推測することが可能になり、変更の作業量を抑えたい場合には修正量の小さいものを選択することができる。
さらに、要件達成度2012、および要件達成度平均値2013、要件達成値グラフ2021によって、利用者は、各修正システムテンプレートがそれぞれの非機能要件をどの程度まで達成しているか、どのテンプレートが実現したい要件に近いかを確認することが可能になるため、適切なテンプレートを選択することが可能になる。
また、適用事例数2014により、テンプレートファミリの中で各テンプレートの適用件数が分かるため、利用者は適用事例数が多いものをより実績のあるシステムテンプレートと考えて選択することが可能になる。本画面で表示する情報の作成方法は、図11および図12で詳細を説明する。
図10は、修正システムテンプレート一覧画面2000において、推奨修正点ボタンを押下した場合に表示される推奨修正点表示画面4000である。当該画面は、検索条件として与えられた達成要件情報710に含まれる非機能要件について、当該非機能要件に影響を与える修正点を実績情報に基づき特定し、特定した修正点を推奨修正点4010として表示する。また、当該非機能要件と各修正点との相関係数を、要件と修正点との関連の強さ4011として表示する。当該関連の強さ4011は―1.0から1.0の範囲の値を取り、1.0に近い程正の相関が高く、―1.0に近い程負の相関が強い。0に近い場合は相関が弱いことを示す。利用者は、この要件と修正点との関連の強さ4011を参照し、1.0または―1.0に近い修正点が当該要件の達成度を変更する場合に修正すべき箇所であると判断することができる。
さらに、推奨修正点表示画面4000では、各修正点同士の相関係数4012を表示する。相関係数4012は、―1.0から1.0の範囲の値を取り、1.0に近い程正の相関が高く、―1.0に近い程負の相関が高い。0に近い場合は相関が少ないことを示す。利用者は、修正点同士の相関係数4012を参照し、任意の修正点に対して高い相関係数を持つ他の修正点がどれかを知ることができる。高い相関を持つ修正点は同時に修正されることが多いものである。本画面で表示する情報の作成方法は、図13で詳細を説明する。
図11は、管理プログラム100の検索部101によるテンプレート検索処理を示した図である。以下、フローに沿って説明する。
まず、管理プログラム100の検索部101は、コンフィギュレータ500から送信された検索要求を受信し、検索要求から機能要件および非機能要件を含む目標要件を取得する(S101)。ここで、目標要件は図6に示すITシステムの要件710の形式である。なお、当該検索要求は、目標要件に加えて使用したいアプリケーションの名称や利用したいクラウドサービスの名称、または達成したい要件などのキーワードを含んでいても良い。次に、検索部101は、カスタマイズ情報202を参照し、各テンプレートファミリに対してS103からS110までの処理を実施する(S102)。まず、検索部101は、システムテンプレート情報210を参照し、各テンプレートが目標要件中の機能要件を満たすか否か確認する(S103)。機能要件を満たすか否かは、目標要件中の機能要件項目と一致する項目が機能要件313に存在するか否かで判断する。ここで一つでも満たさない機能要件がある場合には当該テンプレートは対象外となり、次のテンプレートの処理に移る。S103において、全ての目標要件中の機能要件を満たす場合には、検索部101は前記目標要件のオプション機能項目に基づいてオプション機能テンプレートを選択する(S104)。ここで、検索部101は、最低一つの機能要件を満たすテンプレートを処理対象とし、一つも満たさないテンプレートに限り対象外としても良い。または、当該検索要求が目標要件に加えて使用したいアプリケーションの名称や利用したいクラウドサービスの名称などのキーワードを含んでいる場合には、コンポーネントのアーティファクト名称からテンプレートを検索しても良い。
続いて、検索部101は、カスタマイズ情報202を参照し、現在処理対象のテンプレートと、その修正システムテンプレートを処理対象テンプレートファミリとして、S106からS107に示す処理を実行する(S105)。検索部101は、処理対象テンプレートファミリ中の各テンプレートについて非機能要件達成度を計算する(S106)。この処理の詳細は図12にて説明する。検索部101は、処理対象のテンプレートとそのテンプレートについて算出した非機能要件達成度とを回答テンプレートリストに入れる(S107)。そして、テンプレートファミリの属性情報として、デフォルト非機能要件達成度、修正後非機能要件達成度、修正システムテンプレート数、適用事例数を計算する(S109)。デフォルト非機能要件達成度は、S106において求めたデフォルトテンプレートの各要件達成度の平均値とし、修正後非機能要件達成度はテンプレートファミリに属する各テンプレートの各要件達成度の平均値中の最大値とする。また、カスタマイズ情報202を参照し、処理中の当該デフォルトテンプレートIDに対する修正システムテンプレートIDの個数を修正システムテンプレート数とし、事例情報203を参照して処理中の当該デフォルトテンプレートIDをデフォルトシステムテンプレートIDとして持つ実績エントリ数を適用事例数とする。以上の処理によって、テンプレートファミリ情報および回答テンプレートリストが生成される。
さらに、検索部101は、分析部102を呼出し、目標要件中の非機能要件の達成度を高めるために修正すべき箇所である推奨修正ポイント情報を生成する(S110)。この処理の詳細は図13にて説明する。
最後に、検索部101は、テンプレートファミリ情報、回答テンプレートリスト、推奨修正点を検索結果としてコンフィギュレータ500に返す(S112)。なお、検索要求で指定された機能要件を満たすデフォルトシステムテンプレートが複数存在する場合には、検索部101は、複数個の検索結果をコンフィギュレータ500に返す。
図12は、管理プログラム100の検索部101による要件達成度計算処理を示した図である。以下、フローに沿って説明する。検索部101は、目標要件に含まれる非機能要件の各項目についてS202に示す処理を実行する(S201)。まず、検索部101は、実績情報203を参照して、当該テンプレートの各非機能要件に対する達成度を求める。達成度は、目標値に対する達成値の近さであり、要件固有の計算式によって求める。値の範囲は0から1.0である。例えば、稼働率であれば、「達成度=達成値/目標値」という計算式を用いる。また、同一テンプレートについて複数の適用実績がある場合には、最も高い値を達成度として選択する。
次に、検索部101は、各非機能要件の達成値の平均値を計算し、この値を当該テンプレートの非機能要件達成度とする(S204)。さらに、検索部101は、カスタマイズ情報202を参照して、処理対象のテンプレートがデフォルトテンプレートテンプレートであるか判断し(S205)、修正システムテンプレートである場合には、カスタマイズ情報202の修正システムテンプレート520を参照して、変更対象の種類ごとに変更箇所数をカウントし修正点サマリ情報を生成する(S206)。この修正点サマリは実績情報の登録時に実績登録部が生成し、実績情報203中に保持しておいてもよい。最後に、検索部101は、実績情報203を参照して、修正システムテンプレートID613が、処理対象の修正システムテンプレートのIDである適用実績のエントリ数をカウントし、修正システムテンプレートの適用実績数とする。また、デフォルトテンプレートID612が、処理対象のデフォルトテンプレートのIDであり、修正システムテンプレートIDが空欄である適用実績のエントリ数をカウントし、デフォルトテンプレートの適用実績数とする(S207)。
図13は、管理プログラムによる推奨修正点分析処理を示した図である。以下、フローに沿って説明する。分析部102は、テンプレートファミリごとに、回答テンプレートリストに含まれる各テンプレートファミリを対象として、検索条件として与えられた目標要件に含まれる非機能要件の各項目について、S502からS504に示す処理を実行する(S501)。まず、分析部101は、当該テンプレート群における修正点の和集合となる修正点リストを作成する(S502)。当該修正点リストに入れる修正点は、パラメータ変更、同一機能を有するノード数の変更、仮想マシンの変更、オプションテンプレートの組合せとする。
次に、検索条件として与えられた目標要件に含まれる各非機能要件について、要件の変更の有無を示す要件変更実績値と各修正点の修正有無を示す修正実績値との相関係数を計算する(S503)。更に、各修正点の修正実績相互の相関係数を計算する(S504)。
具体的には、まず、図15に示す要件変更実績値と修正実績値の表を作成する。ここで、任意の非機能要件について、各修正テンプレートの達成値がデフォルトテンプレートの達成値と比較して±10%以上変更されていた場合に要件変更実績値(y)=1、それ以外の場合に要件変更実績値(y)=0とする。変更実績の判定方法は要件ごとに他の規則を規定してもよい。また、任意の修正点について、修正システムテンプレートが前記修正点の和集合に含まれる任意の修正点を修正していた場合には、当該修正点に対する修正実績値(x)=1、修正していない場合には修正実績値(x)=0とする。図15では、非機能要件1の要件変更実績値x1と修正点1〜3の修正実績値y1、y2、y3の例を示している。そして、この表に基づき、要件達成値と修正実績値との相関係数、複数の修正点の修正実績値間の相関係数を求める。図15の例では、x1とy1〜y3の各々との相関係数、y1〜y3の間の相関係数を算出する。
S503およびS504の処理により、図10示す推奨修正点表示画面4000における要件と修正点との関連の強さ4011、および各修正点同士の相関係数4012が得られる。分析部102は、上記の処理によって、検索要求に含まれる各非機能要件について、要件と修正点との関連の強さ4011、および各修正点同士の相関係数4012から成る推奨修正ポイント情報を生成する。
図14は、コンフィギュレータ500による実績情報生成・登録処理を示した図である。コンフィギュレータ500のテンプレート検索要求部502は、リポジトリ管理プログラム100からテンプレートリストを受け取る。そして、利用者は修正システムテンプレート一覧画面2000において、要件達成度が高いテンプレートを選択する(S401)。
次に、利用者は、必要に応じて、テンプレート編集部503を用いてテンプレートを修正する(S402)。このテンプレート編集部503は、図2に示すようなシステムテンプレート情報を画面に表示し、編集と編集内容の差分記録を可能にするものである。利用者は、推奨修正点表示画面4000を参考にしてテンプレートを編集する。例えば、同時接続ユーザー数を増加させる場合には、図10に示すように、推奨修正点表示画面4000に、3点の適用実績における修正点が表示されるが、これらのうち、要件との相関係数が高いものを選択する。また、修正点同士の相関係数が高いものは同時に修正されることが多いものであるため、利用者はそれらを修正の要否を確認することで必要な修正点を網羅することができる。
一方、テンプレート編集機能503は、編集したシステムテンプレートの保存時に、編集内容を元のテンプレートに反映させるのではなく差分として管理する。この結果、図4に示す修正システムテンプレート情報520が生成される。具体的には、ノードや接続関係、コンポーネントに対する削除、追加、変更などの作業内容を変更種別523として記録し、変更対象のノードや接続関係、コンポーネントの種別をターゲットタイプ524、それらの識別子をターゲットID525、変更後のノードや接続関係のID、コンポーネントのアーティファクト、パラメータを修正後ターゲット情報526として記録する。編集対象が設定パラメータである場合には、必要に応じてターゲットID252に設定ファイル名、修正後ターゲット情報には設定パラメータ名と修正後の設定値を記録する。また、各修正点について、なぜそのような変更を行ったかを変更目的522として登録するI/Fを提供し、利用者が理由を入力することで、修正システムテンプレートの再利用時に参考にすることができる。
続いて、利用者は、システム構築部504により選択したテンプレートに基づいてITシステム構築を実行する(S403)。ここで、システム構築部504は構築作業を実行しても良いし、クラウド基盤3上の構築実行基盤に構築実行を指示し、結果を受け取っても良い。さらに、利用者は、構築したシステムに対してシステムテスト部505を用いて、テストを実行し、目標とする要件が達成されているかを確認する(S404)。テスト実行においても、システムテスト部505はテストを実行しても良いし、クラウド基盤3上の構築実行基盤にテスト実行を指示し、結果を受け取っても良い。最後に、利用者は、実績登録要求部506を用いて、適用したテンプレートのID、修正システムテンプレート、達成要件であるテスト結果、および案件IDを含む実績情報をリポジトリに登録する(S405)。
実績登録部104はコンフィギュレータ計算機4からの実績情報登録要求を受け付け、テンプレートを適用した案件のIDや、実施した修正内容、達成した要件などを実績情報203として記憶資源11に登録する。
本実施例により、テンプレートの修正内容、達成要件がテンプレートの付属情報として利用可能になり、クラウド基盤上にシステムを構築するSEは、これらの付属情報を用いて構築対象システムの要件に近いテンプレートを検索することができるようになる。その結果、より適したテンプレートを用いてシステムを構築することができ、迅速かつ効率的なシステム構築を行うことができる。
本発明の第二の実施例では、コンフィギュレータ500が発行するテンプレート検索要求が、基本機能要件とオプション機能要件を含んでおり、利用者が回答テンプレートリスト中の基本テンプレートとオプションテンプレートを組み合わせる場合には、選択された基本テンプレートとオプションテンプレートとの組合せの過去の適用事例を含む回答テンプレートリストおよび、各テンプレートの推奨修正点が表示される。
図16は、第二の実施例における管理プログラムによる推奨修正点分析処理を示す図である。以下、フローに沿って説明する。分析部102は、基本機能要件を満たすテンプレートと、オプション機能を満たすオプションテンプレートとを組み合わせて適用した事例を、実績情報203を参照して選択し(S601)、それらおける修正点の和集合を、基本テンプレートおよびオプションテンプレートそれぞれについて求める(S602)。
次に、基本テンプレートについて、各修正点相互の相関係数を計算する(S603)。さらに、およびオプションテンプレートについて、各修正点相互の相関係数を計算する(S604)。相関係数の求め方は第一の実施例と同様である。
これにより、任意の基本テンプレートと、任意のオプションテンプレートとを組み合わせて利用する場合に、実施すべき修正点の候補および候補となる修正点相互の関係が得られる。
本実施例により、任意の基本テンプレートと、任意のオプションテンプレートとを組み合わせて利用するために必要となるテンプレートの修正内容が、テンプレートの付属情報として利用可能になる。その結果、ユーザーが修正すべき点をより迅速に発見することができ、迅速かつ効率的なシステム構築を行うことができる。
1・・・管理計算機 2・・・ネットワーク 3・・・管理対象システム 100・・・管理プログラム 4・・・コンフィギュレータ計算機

Claims (10)

  1. システム構成の雛型であるテンプレートを格納したリポジトリを管理するリポジトリ管理システムであって、
    それぞれが提供する機能についての情報を含む1以上の第1のテンプレートと、
    前記第1のテンプレートの識別子と、前記第1のテンプレートの一部を変更した1以上の第2のテンプレートの識別子とを対応づけた第1の情報と、
    前記第1及び第2のテンプレートの各々に基づき構築されたシステムが達成した非機能要件の指標を含む第2の情報と
    を格納する記憶部と、
    機能要件及び非機能要件の指標を含むリクエストを受信し、前記第1の情報に基づき、前記リクエストの前記機能要件で特定される機能を提供する1以上の前記第1のテンプレートを抽出し、抽出した1以上の前記第1のテンプレートとそれらに対応づけられた1以上の前記第2のテンプレートを含むテンプレートリストを作成し、前記第2の情報に基づき、前記テンプレートリストに含まれる各テンプレートについて、前記各テンプレートに基づき構築されたシステムが前記リクエストの前記非機能要件の指標をどの程度満たしているかを示す非機能要件達成度を算出し、前記テンプレートリストと前記各テンプレートの非機能要件達成度とを出力する検索部とを備えることを特徴とするリポジトリ管理システム。
  2. 請求項1に記載のリポジトリ管理システムであって、
    前記記憶部には、前記第1のテンプレートと当該第1のテンプレートに対応付けられた1以上の前記第2のテンプレートとの差分を示す第3の情報が更に格納されていることを特徴とするリポジトリ管理システム。
  3. 請求項2に記載されたリポジトリ管理システムであって、
    前記受信部により受信した情報に基づき、前記第1乃至前記第3の情報を更新する登録部を更に備えることを特徴とするリポジトリ管理システム。
  4. 請求項3に記載されたリポジトリ管理システムであって、
    分析部を更に備え、
    前記第3の情報には、前記差分を示す1以上の変更点についての情報が含まれ、
    前記分析部は、前記テンプレートリストに含まれる各テンプレートについての前記第1乃至前記第3の情報に基づき、前記1以上の変更点の各々と前記リクエストの前記非機能要件の指標との相関を示す値を算出することを特徴とするリポジトリ管理システム。
  5. 請求項4に記載されたリポジトリ管理システムであって、
    前記分析部は、前記1以上の変更点の相互の相関を示す値を算出することを特徴とするリポジトリ管理システム。
  6. システム構成の雛型であるテンプレートを格納したリポジトリを管理するリポジトリ管理方法であって、
    それぞれが提供する機能についての情報を含む1以上の第1のテンプレートと、
    前記第1のテンプレートの識別子と、前記第1のテンプレートの一部を変更した1以上の第2のテンプレートの識別子とを対応づけた第1の情報と、
    前記第1及び第2のテンプレートの各々に基づき構築されたシステムが達成した非機能要件の指標を含む第2の情報と
    を記憶部に格納し、
    機能要件及び非機能要件の指標を含むリクエストを受信し、
    前記第1の情報に基づき、前記リクエストの前記機能要件で特定される機能を提供する1以上の前記第1のテンプレートを抽出し、抽出した1以上の前記第1のテンプレートとそれらに対応づけられた1以上の前記第2のテンプレートを含むテンプレートリストを作成し、
    前記第2の情報に基づき、前記テンプレートリストに含まれる各テンプレートについて、前記各テンプレートに基づき構築されたシステムが前記リクエストの前記非機能要件の指標をどの程度満たしているかを示す非機能要件達成度を算出し、
    前記テンプレートリストと前記各テンプレートの非機能要件達成度とを出力することを特徴とするリポジトリ管理方法。
  7. 請求項6に記載のリポジトリ管理方法であって、
    前記第1のテンプレートと当該第1のテンプレートに対応付けられた1以上の前記第2のテンプレートとの差分を示す第3の情報を更に前記記憶部に格納することを特徴とするリポジトリ管理方法。
  8. 請求項7に記載されたリポジトリ管理方法であって、
    受信した情報に基づき、前記第1乃至前記第3の情報を更新することを特徴とするリポジトリ管理方法。
  9. 請求項8に記載されたリポジトリ管理方法であって、
    前記第3の情報には、前記差分を示す1以上の変更点についての情報が含まれ、
    前記テンプレートリストに含まれる各テンプレートについての前記第1乃至前記第3の情報に基づき、前記1以上の変更点の各々と前記リクエストの前記非機能要件の指標との相関を示す値を算出することを特徴とするリポジトリ管理方法。
  10. 請求項9に記載されたリポジトリ管理方法であって、
    前記1以上の変更点の相互の相関を示す値を算出することを特徴とするリポジトリ管理方法。
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