JP2016143095A - サーバラック、サーバ冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成で効率良くサーバを冷却するとともに液体冷媒によるサーバの破損を安全に回避するサーバラックを提供すること。
【解決手段】サーバを載置する棚板110と、この棚板を直接的または間接的に支持する複数の支柱120と、この支柱の延設方向に複数枚間隔を空けて配設された棚板間で棚板110に沿った方向に気流を発生させる気流発生ファン150と、気流の気流上流側にサーバラックと一体に設置されて空気を冷媒で冷却する空気冷却器140とを備えて冷風でサーバを冷却するサーバラック100であって、空気冷却器140が、冷媒を流通させる冷媒流路141を有し、冷媒としての液化ガスRFが、冷媒流路の一端側に設置された冷媒入口142から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒流路の他端側に設置された冷媒出口143から排出されるサーバラック100。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバを空気を介して冷媒で冷却するサーバラックであって、特に、データセンターのように数多くのサーバを収容して、サーバから発生する大量の熱を冷却して適正な温度条件を守る必要のあるサーバルームに設置されるサーバラックおよびサーバラックを備えたサーバ冷却装置に関する。
従来、サーバラックとして、サーバルームに設置されるサーバラックが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2014−89695号公報(特に、図5参照) 特開2012−99637号公報(特に、図1参照)
ところが、上述した従来のサーバラックは、サーバラック自体がサーバを冷却するものではなく、サーバルーム冷却装置が、サーバラックから排出される熱い空気を回収・冷却して冷たい空気をサーバルームに供給してサーバルーム全体を冷却する構造であったため、大量の空気を循環させる必要があり、そのための大きなファンやダクトスペースにより大がかりな設備になるという問題や、各サーバの温度にバラツキが生じる虞があった。
そこで、設備をコンパクトにするとともに各サーバの温度バラツキを低減するために、ラック内部にサーバ冷却水の配管機構を備えたサーバラックが知られている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、上述した従来のサーバ冷却水の配管機構を備えたサーバラックは、サーバ毎に多くの分配管や回収管を繋げて冷却水を循環させる構造であったため、一箇所でも漏水すればサーバにとって致命的な事故につながる危険性があり、大きなデータセンターでは何万個もの継ぎ手が使用されている場合もあり事故を起こす虞が大きかった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、コンパクトな構成で効率良くサーバを冷却するとともに液体冷媒によるサーバの破損を安全に回避するサーバラックおよびサーバ冷却装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、サーバを載置する棚板と、前記棚板を直接的または間接的に支持する複数の支柱と、該支柱の延設方向に複数枚間隔を空けて配設された棚板間で棚板に沿った方向に気流を発生させる気流発生ファンと、前記気流の気流上流側にサーバラックと一体に設置されて空気を冷媒で冷却する空気冷却器とを備えて冷風でサーバを冷却するサーバラックであって、前記空気冷却器が、前記冷媒を流通させる冷媒流路を有し、前記冷媒としての液化ガスが、前記冷媒流路の一端側に設置された冷媒入口から流入されて前記冷媒流路内を蒸発しながら送られて前記冷媒流路の他端側に設置された冷媒出口から排出されることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたサーバラックの構成に加えて、前記冷媒が、液体炭酸ガスであることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたサーバラックの構成に加えて、前記棚板の下面に設置された棚板冷却フィンが、前記棚板と一体に形成されているとともに気流方向に延設されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載されたサーバラックの構成に加えて、前記空気冷却器が、前記冷媒流路と接触する空気冷却フィンを有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたサーバラックの構成に加えて、前記冷媒流路が、少なくとも前記支柱の延設方向に延びて、前記冷媒出口の位置が、前記冷媒入口の位置よりも高く設置されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載されたサーバラックの構成に加えて、前記棚板の素材が、アルミニウムであり、前記棚板が、押出し加工で形成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、気体冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された気体冷媒から熱を放出させて気体冷媒を液化させる凝縮器と、該凝縮器で液化した液体冷媒を減圧するとともに流量制御する膨張弁と、該膨張弁で減圧・流量制御された液体冷媒に熱を吸収させて液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項8に係る発明は、気体冷媒を冷却して液化させるカスケードコンデンサと、該カスケードコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、該受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、該ポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項9に係る発明は、気体冷媒を冷却して液化させるエバポレーティブコンデンサと、該エバポレーティブコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、該受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、該ポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、前述した課題を解決するものである。
本発明のサーバラックは、サーバを載置する棚板と、この棚板を直接的または間接的に支持する複数の支柱と、この支柱の延設方向に複数枚間隔を空けて配設された棚板間で棚板に沿った方向に気流を発生させる気流発生ファンと、気流の気流上流側にサーバラックと一体に設置されて空気を冷媒で冷却する空気冷却器とを備えていることにより、冷却した空気でサーバを冷却することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のサーバラックによれば、空気冷却器が、冷媒を流通させる冷媒流路を有し、冷媒としての液化ガスが、冷媒流路の一端側に設置された冷媒入口から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒流路の他端側に設置された冷媒出口から排出されることにより、万が一に冷媒としての液化ガスが漏洩した場合であっても大気圧では液化ガスが直ちに液体から気体になるため、コンパクトな構成で効率良くサーバを冷却するとともに液体冷媒によるサーバの破損を回避することができる。
さらに、液化ガスの少なくとも一部が気化して冷媒の体積が送り方向下流へ進むにしたがって大きくなり流速が速くなるため、冷媒の停滞や停滞箇所の発生を回避して効率良く冷却することができる。
本請求項2に係る発明のサーバラックによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、冷媒が、液体炭酸ガスであることにより、万が一に冷媒としての液体炭酸ガスが漏洩した場合であっても大気圧では液体炭酸ガスが直ちに液体から一部気体になるとともに気化した気体で冷却されて液体から固体のドライアイスになってから気化して気体になるため、より確実に液体冷媒によるサーバの破損を回避することができる。
さらに、冷媒としての液体炭酸ガスはフロンやアンモニア等と比べて安全、かつ、安価であるため、オゾン層破壊防止や地球温暖化防止という地球環境を守るとともにコストを低減できる。
本請求項3に係る発明のサーバラックによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、棚板の下面に設置された棚板冷却フィンが、棚板と一体に形成されているとともに気流方向に延設されていることにより、棚板と空気との接触面積が大きくなるため、効率良く棚板を冷却して熱伝導でサーバを直接冷却することができる。
さらに、棚板冷却フィンの分だけ棚板の剛性が上がるため、その分棚板を薄くして軽量化することができる。
本請求項4に係る発明のサーバラックによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、空気冷却器が、冷媒流路と接触する空気冷却フィンを有していることにより、空気冷却器と空気との接触面積が大きくなるため、効率良く空気を冷却することができる。
本請求項5に係る発明のサーバラックによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、冷媒流路が、少なくとも支柱の延設方向に延びて、冷媒出口の位置が、冷媒入口の位置よりも高く設置されていることにより、気化した冷媒は液体のままの冷媒より単位体積辺りの重量が軽くて液体の冷媒より上方へ移動するため、気化した冷媒を積極的に冷媒出口から回収することができる。
本請求項6に係る発明のサーバラックによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、棚板の素材が、アルミニウムであり、棚板が、押出し加工で形成されていることにより、アルミニウムは比較的放熱性に優れているため、効率良く棚板を冷却することができる。
また、棚板冷却フィンが押出し加工方向に延設されるため、容易に複数の棚板冷却フィンを形成することができる。
本請求項7に係る発明のサーバ冷却装置によれば、気体冷媒を圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮された気体冷媒から熱を放出させて気体冷媒を液化させる凝縮器と、この凝縮器で液化した液体冷媒を減圧するとともに流量制御する膨張弁と、この膨張弁で減圧・流量制御された液体冷媒に熱を吸収させて液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、サーバ冷却装置において、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明が奏する効果と同様の効果を得ることができる。
本請求項8に係る発明のサーバ冷却装置によれば、気体冷媒を冷却して液化させるカスケードコンデンサと、このカスケードコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、この受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、このポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、サーバ冷却装置において、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明が奏する効果と同様の効果を得ることができる。
本請求項9に係る発明のサーバ冷却装置によれば、気体冷媒を冷却して液化させるエバポレーティブコンデンサと、このエバポレーティブコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、この受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、このポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであることにより、サーバ冷却装置において、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明が奏する効果と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施例であるサーバラックの概略を示す斜視図。 図1に示す符号2で視たサーバラックの空気冷却器の概略を示す正面図。 棚板とビームとの分解斜視図。 図1に示す符号4で視たサーバラックの概略側面図。 側壁パネルの取り付け位置を示す斜視図。 サーバ冷却装置全体を示す概念図。 炭酸ガスの温度・圧力特性を示す図。 サーバルームにおけるサーバラックの平面配置図。 従来のサーバルームにおけるサーバラックの平面配置図。 本発明の第2実施例であるサーバラックの空気冷却器の概略を示す正面図。 本発明の第3実施例であるサーバ冷却装置全体を示す概念図。 本発明の第4実施例であるサーバ冷却装置全体を示す概念図。
本発明のサーバラックは、空気冷却器が、冷媒を流通させる冷媒流路を有し、冷媒としての液化ガスが、冷媒流路の一端側に設置された冷媒入口から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒流路の他端側に設置された冷媒出口から排出されることにより、コンパクトな構成で効率良くサーバを冷却するとともに液体冷媒によるサーバの破損を回避するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、液化ガスが空気冷却器の冷媒流路内を蒸発しながら送られて空気を冷却し、この冷却された空気でサーバの熱を吸収するものであれば、サーバラックの材質は如何なるものであっても構わない。
また、液化ガスが冷媒流路内を蒸発しながら送られればよく、冷媒入口および冷媒出口の位置は、空気冷却器の如何なる位置でもよい。
さらに、空気冷却器は、サーバラックに一体に構成されていればよく、棚板などに対して取り外し可能にしてもよい。
また、サーバラックは、支柱が棚板を直接的に支持する構成でもよく、支柱が梁であるビームを介して間接的に支持する構成でもよい。
液化ガスは、サーバラックの空気冷却器の冷媒流路内を冷媒として蒸発しながら送られるものであれば、液体炭酸ガスやフロンなど如何なるものであってもよい。
さらに、気流発生ファンは、棚板間に棚板の空気冷却器設置側から他端側への気流を発生させるものであれば、設置位置は空気冷却器設置側でも空気冷却器設置側と反対側であってもよい。
以下に、本発明の第1実施例であるサーバラック100およびサーバ冷却装置SCについて、図1乃至図9に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるサーバラック100の概略を示す斜視図であり、図2は、図1に示す符号2で視たサーバラック100の空気冷却器140の概略を示す正面図であり、図3は、棚板110とビーム130との分解斜視図であり、図4は、図1に示す符号4で視たサーバラック100の概略側面図であり、図5は、側壁パネル160の取り付け位置を示す斜視図であり、図6は、サーバ冷却装置SC全体を示す概念図であり、図7は、炭酸ガスRFの温度・圧力特性を示す図であり、図8は、サーバルームにおけるサーバラック100の平面配置図であり、図9は、従来のサーバルームにおけるサーバラック500の平面配置図である。
本発明の第1実施例であるサーバラック100は、図1乃至図5に示すように、棚板110と、複数の支柱120と、ビーム130と、空気冷却器140と、気流発生ファン150とを備えている。
このうち、棚板110は、サーバSVを載置するように設けられている。
また、支柱120は、棚板110を間接的に支持するように設けられている。
さらに、ビーム130は、支柱120間に橋設されて棚板端部111と係合するように設けられている。
一例として、サーバラック100は、6枚の棚板110と、4本の支柱120と、12本のビーム130とを備えている。
空気冷却器140は、棚板長手方向一端側に設置されて空気冷却器140の近傍の空気を冷媒で冷却するように設けられている。
具体的に、空気冷却器140は、一例としてビーム延設方向と支柱延設方向とに曲がりくねって延設された一本の金属製の冷媒流路141を有している。
空気冷却器140は、公知の所謂、フィンコイルでよい。
本発明では、冷媒である液化ガスの一例としての液体炭酸ガスRFが用いられる。
そして、液体炭酸ガスRFが、冷媒流路141の一端側に設置された冷媒入口142から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒流路141の他端側に設置された冷媒出口143から排出されるように構成されている。
より具体的には、冷媒入口142は、冷媒流路141の最下端に設置されている。
なお、詳しくは後述するように、冷媒入口142には、圧縮機CP(ポンプ)などにより送り出された液体炭酸ガスRFが送り込まれるように構成されている(図6参照)。
また、棚板長手方向は、サーバSVの出し入れ方向でもある。
他方、冷媒出口143は、冷媒流路141の最上端に設置されている。
なお、詳しくは後述するように、冷媒出口143から排出された気体炭酸ガス(RF)は、凝縮器CD(コンデンサ)により再び液化され液体炭酸ガスRFとなるように構成されている(図6参照)。
気流発生ファン150は、支柱120の延設方向に複数枚間隔を空けて配設された棚板間で棚板110に沿った方向として棚板長手方向に気流を発生させるように設けられている。
具体的に、気流発生ファン150は、サーバラック100における空気冷却器設置側と反対側で下側棚板110Aと上側棚板110Bとからなる棚板間の上側棚板110Bと係合するビーム130Aの下側に配設されている(図4参照)。
そして、気流発生ファン150が、棚板間の冷却された空気CAを引っ張ってサーバラック100の外側へ排出するように構成されている。
したがって、空気冷却器140を基準とした気流発生ファン設置側と反対側の空気であるサーバラック100の外側の空気が空気冷却器140に引き込まれ、棚板間の下側棚板110Aに載置されたサーバSVと上側棚板110Bとの間で気流が発生して、冷却した空気CA、すなわち、冷風でサーバSVが冷却される。
なお、気流発生ファン150を、サーバラック100における空気冷却器設置側と反対側に設置したことにより、棚板間の冷却された空気CAが引っ張られるようにして略均一に流れるため、サーバラック100における空気冷却器設置側に気流発生ファン150を設置した場合と比べて、冷却効率を上げることができる。
技術的思想としては、気流発生ファン150が、サーバラック100における空気冷却器設置側に設置されて、冷却された空気CAをサーバSVへ送り出してもよいのは、言うまでもない。
また、気流発生ファン150を、棚板間の上側棚板110Bの下面における棚板長手方向端部である棚板端部111に配設してもよい。
気流発生ファン150については、例えば、交流電流・直流電流・交流電流変換して周波数や電圧を変える所謂、インバータなどで気流発生ファン150のモータ回転数を制御することにより、サーバルームの温度を正確に管理することができる。
例えば、サーバルームの温度を所定の温度として摂氏27度以下に保つことができる。
また、図5に示すように、棚板長手方向に対する幅方向(短手方向)両側に側壁パネル160を取り付けると、棚板間の冷却された空気CAの流れがより均一になり、冷却効率がさらに上がる。
そして、上述したように、液体炭酸ガスRFが、冷媒入口142から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒出口143から排出されるように構成されている。
これにより、万が一に冷媒としての液体炭酸ガスRFが漏洩した場合であっても大気圧では液化ガスが直ちに液体から一部気体になる(図7参照)とともに気化した気体で冷却されて液体から固体のドライアイスになってから気化して気体になる。
つまり、液体冷媒(RF)によるサーバSVの破損が回避される。
さらに、液体炭酸ガスRFの少なくとも一部が気化して冷媒の体積が送り方向下流へ進むにしたがって大きくなり流速が速くなる。
つまり、冷媒の停滞や停滞箇所の発生が回避される。
また、冷媒としての液体炭酸ガスRFはフロンやアンモニア等と比べて安全、かつ、安価である。
本実施例では、棚板冷却フィン112が、棚板110の下面に配設されている。
さらに、棚板冷却フィン112は、棚板110と一体に形成されているとともに気流方向である棚板長手方向に延設されている。
これにより、棚板110と冷却された空気CAとの接触面積が大きくなる。
つまり、空気冷却器140で冷却された空気CAによって、棚板110が効率良く冷却される。
さらに、棚板冷却フィン112の分だけ棚板110の剛性が上がる。
なお、棚板110の上面は、真っ平らに形成され、棚板110の上面に載置されたサーバSVの筐体と面接触する。
言い換えると、棚板110は、サーバSVと隙間なく面接触する。
そのため、熱交換が効率良く行われる。
また、サーバSVとの隙間をなくすために、棚板110の上面に薄いゴムシートを配設してもよいのは言うまでもない。
また、本実施例では、空気冷却器140が、冷媒流路141と接触するアルミニウム製の空気冷却フィン144を有している。
これにより、空気冷却器140と空気との接触面積が大きくなる。
つまり、空気冷却効率がよくなる。
なお、空気冷却フィン144は、本発明を理解しやすいように図示したが、図示したものより、薄く形成するとともに、その数を多くするのは勿論である。
本実施例では、上述したように、冷媒出口143の位置が、冷媒入口142の位置よりも高く設定されている。
ここで、気化した冷媒は液体のままの冷媒より単位体積辺りの重量が軽くて液体の冷媒(RF)より上方へ移動する。
これにより、気化した冷媒が、必ず冷媒出口143から排出されて回収される。
本実施例では、棚板110の素材が、一例としてアルミニウムである。
そして、アルミニウムの棚板110が、押出し加工で形成されている。
ここで、アルミニウムは比較的放熱性に優れている。
これにより、棚板冷却効率がよくなる。
また、棚板冷却フィン112が押出し加工方向に延設される。
つまり、複数の棚板冷却フィン112が容易に形成される。
図6に示すように、サーバ冷却装置SCは、圧縮機CP(Compressor)と、凝縮器CD(Condenser)と、膨張弁EX(Expansion valve)と、蒸発器EV(Evaporator)とを備えている。
そして、図7に示す炭酸ガス冷媒でサーバSVを冷却するように構成されている。
圧縮機CPは、気体冷媒(気体炭酸ガス)を圧縮するように構成されている。
また、凝縮器CDは、圧縮機CPで圧縮された気体冷媒から熱を放出させて気体冷媒を液化させるように構成されている。
さらに、膨張弁EXは、凝縮器CDで液化した液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を減圧するとともに流量制御するように構成されている。
また、蒸発器EVは、膨張弁EXで減圧・流量制御された液体冷媒(液体炭酸ガスRF)に熱を吸収させて液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を気化させるように構成されている。
そして、蒸発器EVは、上述したサーバラック100である。
なお、上述したサーバラック100およびサーバ冷却装置SCを、サーバSVを冷却する目的以外に、鮮魚などを冷却・冷凍する目的で鮮魚用冷凍ラックおよび鮮魚冷凍装置として使用してもよい。
また、本実施例のサーバラック100を用いることにより、各サーバSVが殆どバラツキなく冷却されるため、図8に示すように、サーバルームRMにおけるサーバラック100の配置を自由に設定することができる。
言い換えると、図9に示す従来のサーバラック500の配置にようにサーバラック500同士を接続して配置する必要がなく、図8に示すように、サーバラック100同士を離間させて配置してもよい。
さらに、サーバSVの大きさに合わせてサーバラック100の大きさを自由に設定することもできる。
また、図9の従来配置図に示すホットアイルHI、コールドアイルCIの概念を無くすことができる。
ここで、ホットアイルHIとは、サーバラック500の列や壁板501で区切られたサーバルームRM内の空間のうち、サーバSVの排熱だけを集めた空間をいう。
また、コールドアイルCIとは、空調機が送り出してサーバSVが吸引する冷気を集めた空間をいう。
このようにして得られた本発明の第1実施例であるサーバラック100は、空気冷却器140が、冷媒としての液体炭酸ガスRFを流通させる冷媒流路141を有し、液体炭酸ガスRFが、冷媒流路141の一端側に設置された冷媒入口142から流入されて冷媒流路内を蒸発しながら送られて冷媒流路141の他端側に設置された冷媒出口143から排出されることにより、コンパクトな構成で効率良くサーバSVを冷却するとともに液体冷媒によるサーバSVの破損を回避し、冷媒の停滞や停滞箇所の発生を回避して効率良く冷却することができる。
さらに、冷媒が、液体炭酸ガスRFであることにより、より確実に液体冷媒によるサーバSVの破損を回避し、オゾン層破壊防止や地球温暖化防止という地球環境を守るとともにコストを低減できる。
また、棚板110の下面に設置された棚板冷却フィン112が、棚板110と一体に形成されているとともに気流方向に延設されていることにより、効率良く棚板110を冷却して熱伝導でサーバSVを直接冷却するとともに、棚板冷却フィン112の分だけ棚板110を薄くして軽量化することができる。
さらに、空気冷却器140が、冷媒流路141と接触する空気冷却フィン144を有していることにより、効率良く空気を冷却することができる。
また、冷媒流路141が、少なくとも支柱延設方向である上下方向に延びて、冷媒出口143の位置が、冷媒入口142の位置よりも高く設置されていることにより、気化した冷媒を積極的に冷媒出口143から回収することができる。
さらに、棚板110の素材が、アルミニウムであり、棚板110が、押出し加工で形成されていることにより、容易に複数の棚板冷却フィン112を形成し、効率良く棚板110を冷却することができる。
本発明の第1実施例であるサーバ冷却装置SCは、気体冷媒(気体炭酸ガス)を圧縮する圧縮機CPと、この圧縮機CPで圧縮された気体冷媒から熱を放出させて気体冷媒を液化させる凝縮器CDと、この凝縮器CDで液化した液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を減圧するとともに流量制御する膨張弁EXと、この膨張弁EXで減圧・流量制御された液体冷媒に熱を吸収させて液体冷媒を気化させる蒸発器EVとを備え、蒸発器EVが、上述したサーバラック100であることにより、万が一に冷媒としての液体炭酸ガスRFが漏洩した場合であっても液体冷媒によるサーバSVの破損を回避することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例であるサーバラック200について、図10に基づいて説明する。
ここで、図10は、本発明の第2実施例であるサーバラック200の空気冷却器240の概略を示す正面図である。
第2実施例のサーバラック200は、第1実施例のサーバラック100の空気冷却器140の冷媒流路141の経路および空気冷却フィン144の向きを変更したものであり、多くの要素について第1実施例のサーバラック100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
図10に示すように、サーバラック200の空気冷却器240の冷媒流路241は、冷媒入口242から冷媒出口243までの間で分岐して支柱延設方向である上方へ延設されてから合流するように形成されている。
また、空気冷却フィン244は、水平方向に延設されている。
サーバルームの空気は問題視するほど湿度が高くなく、空気冷却フィン244に水滴が付くことを考慮しなくてもよいため、空気冷却フィン244のレイアウトの自由度が増す。
本発明の第3実施例であるサーバ冷却装置SCについて、図11に基づいて説明する。
ここで、図11は、本発明の第3実施例であるサーバ冷却装置SC全体を示す概念図である。
第3実施例のサーバ冷却装置SCは、第1実施例のサーバ冷却装置SCの熱交換器を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のサーバ冷却装置SCと共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図11に示すように、サーバ冷却装置SCは、カスケードコンデンサCCと、低圧受液器LLRと、圧縮機CPと、エバポレーティブコンデンサECと、高圧受液器HLRと、膨張弁EXと、ポンプPP1と、ポンプPP2と、炭酸ガス受液器GLRと、蒸発器EVとを備えている。
ここで、カスケードコンデンサCCは、気体冷媒を冷却して液化させるように構成されている。
また、ポンプPP1は、低圧受液器LLRの液体冷媒をカスケードコンデンサCCへ送り出すように設置されている。
ポンプPP2は、炭酸ガス受液器GLRの液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を蒸発器EVへ送り出すように設置されている。
そして、蒸発器EVは、上述したサーバラック100である。
本発明の第3実施例であるサーバ冷却装置SCは、気体冷媒(気体炭酸ガス)を冷却して液化させるカスケードコンデンサCCと、このカスケードコンデンサCCで液化した液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を貯める受液器としての炭酸ガス受液器GLRと、この炭酸ガス受液器GLRの液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を送り出すポンプPP2と、このポンプPP2から送り出された液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を気化させる蒸発器EVとを備え、蒸発器EVが、上述したサーバラック100であることにより、万が一に冷媒としての液体炭酸ガスRFが漏洩した場合であっても液体冷媒によるサーバSVの破損を回避することができるなど、その効果は甚大である。
本発明の第4実施例であるサーバ冷却装置SCについて、図12に基づいて説明する。
ここで、図12は、本発明の第4実施例であるサーバ冷却装置SC全体を示す概念図である。
第4実施例のサーバ冷却装置SCは、第1実施例のサーバ冷却装置SCの熱交換器を変更したものであり、多くの要素について第1実施例のサーバ冷却装置SCと共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
図12に示すように、サーバ冷却装置SCは、エバポレーティブコンデンサECと、炭酸ガス受液器GLRと、ポンプPPと、蒸発器EVとを備えている。
ここで、エバポレーティブコンデンサECは、気体冷媒を冷却して液化させるように構成されている。
ポンプPPは、炭酸ガス受液器GLRの液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を蒸発器EVへ送り出すように設置されている。
そして、蒸発器EVは、上述したサーバラック100である。
本発明の第4実施例であるサーバ冷却装置SCは、気体冷媒(気体炭酸ガス)を冷却して液化させるエバポレーティブコンデンサECと、このエバポレーティブコンデンサECで液化した液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を貯める受液器としての炭酸ガス受液器GLRと、この炭酸ガス受液器GLRの液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を送り出すポンプPPと、このポンプPPから送り出された液体冷媒(液体炭酸ガスRF)を気化させる蒸発器EVとを備え、蒸発器EVが、上述したサーバラック100であることにより、万が一に冷媒としての液体炭酸ガスRFが漏洩した場合であっても液体冷媒によるサーバSVの破損を回避することができるなど、その効果は甚大である。
100、200 ・・・ サーバラック(蒸発器)
110 ・・・ 棚板
110A ・・・ 下側棚板
110B ・・・ 上側棚板
111 ・・・ 棚板端部
112 ・・・ 棚板冷却フィン
120 ・・・ 支柱
130 ・・・ ビーム
130A ・・・ 上側棚板と係合するビーム
140、240 ・・・ 空気冷却器
141、241 ・・・ 冷媒流路
142、242 ・・・ 冷媒入口
143、243 ・・・ 冷媒出口
144、244 ・・・ 空気冷却フィン
150 ・・・ 気流発生ファン
160 ・・・ 側壁パネル
CA ・・・ 冷却された空気
CD ・・・ 凝縮器
CP ・・・ 圧縮機
EV ・・・ 蒸発器
EX ・・・ 膨張弁
RF ・・・ 液体炭酸ガス、気体炭酸ガス(冷媒)
SC ・・・ サーバ冷却装置
SV ・・・ サーバ
CC ・・・ カスケードコンデンサ
GLR ・・・ 炭酸ガス受液器
LLR ・・・ 低圧受液器
EC ・・・ エバポレーティブコンデンサ
HLR ・・・ 高圧受液器
PP ・・・ ポンプ

Claims (9)

  1. サーバを載置する棚板と、前記棚板を直接的または間接的に支持する複数の支柱と、該支柱の延設方向に複数枚間隔を空けて配設された棚板間で棚板に沿った方向に気流を発生させる気流発生ファンと、前記気流の気流上流側にサーバラックと一体に設置されて空気を冷媒で冷却する空気冷却器とを備えて冷風でサーバを冷却するサーバラックであって、
    前記空気冷却器が、前記冷媒を流通させる冷媒流路を有し、
    前記冷媒としての液化ガスが、前記冷媒流路の一端側に設置された冷媒入口から流入されて前記冷媒流路内を蒸発しながら送られて前記冷媒流路の他端側に設置された冷媒出口から排出されるサーバラック。
  2. 前記冷媒が、液体炭酸ガスである請求項1に記載のサーバラック。
  3. 前記棚板の下面に設置された棚板冷却フィンが、前記棚板と一体に形成されているとともに気流方向に延設されている請求項1または請求項2に記載のサーバラック。
  4. 前記空気冷却器が、前記冷媒流路と接触する空気冷却フィンを有している請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のサーバラック。
  5. 前記冷媒流路が、少なくとも前記支柱の延設方向に延びて、
    前記冷媒出口の位置が、前記冷媒入口の位置よりも高く設置されている請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のサーバラック。
  6. 前記棚板の素材が、アルミニウムであり、前記棚板が、押出し加工で形成されている請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のサーバラック。
  7. 気体冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された気体冷媒から熱を放出させて気体冷媒を液化させる凝縮器と、該凝縮器で液化した液体冷媒を減圧するとともに流量制御する膨張弁と、該膨張弁で減圧・流量制御された液体冷媒に熱を吸収させて液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、
    前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであるサーバ冷却装置。
  8. 気体冷媒を冷却して液化させるカスケードコンデンサと、該カスケードコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、該受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、該ポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、
    前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであるサーバ冷却装置。
  9. 気体冷媒を冷却して液化させるエバポレーティブコンデンサと、該エバポレーティブコンデンサで液化した液体冷媒を貯める受液器と、該受液器の液体冷媒を送り出すポンプと、該ポンプから送り出された液体冷媒を気化させる蒸発器とを備えて冷媒で冷却した空気でサーバを冷却するサーバ冷却装置であって、
    前記蒸発器が、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたサーバラックであるサーバ冷却装置。
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