JP2016142982A - 表示装置、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置は、第1電極が設けられた第1基板と、第2電極が設けられた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板の間に設けられ、1種以上の粒子と、前記粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層と、前記第1基板から前記分散液層側に突出し、前記分散液層内に光を出射させる突起部と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、表示装置、及び電子機器に関する。
太陽光や照明等の環境光の照度が低い環境(以下、低照度環境と称する)下において表示装置の表示面に対する視認性を向上させる技術が研究・開発されている。
これに関し、表示装置の表示面のうちの視認される側の面に導光板と光源を配置し、当該導光板の側面へ当該光源から光を照射することにより、低照度環境下において表示装置の表示面に対する視認性を向上させるフロントライト構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−344881号公報
しかしながら、従来のフロントライト構造では、表示装置の表示面の屈折率と導光板の屈折率との違いや、導光板に設けられる導光パターンによる環境光の乱反射によって、当該表示面に対する視認性を低下させてしまうという問題があった。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる表示装置、及び電子機器を提供する。
本発明の一態様は、第1電極が設けられた第1基板と、第2電極が設けられた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板の間に設けられ、1種以上の粒子と、前記粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層と、前記第1基板から前記分散液層側に突出し、前記分散液層内に光を出射させる突起部と、を備える表示装置である。
この構成により、表示装置は、第1基板に第1電極が設けられ、第2基板に第2電極が設けられ、1種以上の粒子と、粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層が第1基板と第2基板の間に設けられ、突起部が第1基板から分散液層側に突出し、分散液層内に光を出射させる。これにより、表示装置は、表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記突起部の屈折率は、前記分散媒の屈折率より高い、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、突起部の屈折率が、分散媒の屈折率より高い。これにより、表示装置は、突起部と分散媒の間で光を全反射させることができ、その結果、光源からの光量を小さくしつつ表示面の明度の低下を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記突起部の屈折率は、前記第1基板の屈折率以上である、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、突起部の屈折率が、第1基板の屈折率以上である。これにより、表示装置は、第1基板側から入射する光を突起部が全反射させてしまうことを防止することができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記第1基板の前記分散液層側の面から前記突起部の前記第2基板側の端部までの高さは、前記第1基板の前記分散液層側の面から前記第2基板の前記分散液層側の面までの高さよりも低い、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、第1基板の分散液層側の面から突起部の第2基板側の端部までの高さが、第1基板の分散液層側の面から第2基板の分散液層側の面までの高さよりも低い。これにより、表示装置は、ミー散乱を用いた表示面への光の照射を行うことができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記第1電極は、穴を有し、突起部は、前記穴を介して前記分散液層側に突出する、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、第1電極が、穴を有し、突起部が、穴を介して分散液層側に突出する。これにより、表示装置は、効率よく第1基板側から突起部へ導光することができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記突起部は、円柱部と球面部から構成される、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、突起部が、円柱部と球面部から構成される。これにより、表示装置は、より効率的にミー散乱を用いた表示面への光の照射を行うことができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記第1基板と前記第2基板の間の空間が光を遮蔽する壁により複数の部分空間に分けられ、各部分空間毎に前記第1基板の前記第1電極が備えられた、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、第1基板と第2基板の間の空間が光を遮蔽する壁により複数の部分空間に分けられ、部分空間毎に第1基板の第1電極が備えられる。これにより、表示装置は、部分空間毎に表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記第1基板には、前記分散液層側とは逆の面から前記突起部へ光を集光する集光部が設けられる、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、第1基板の分散液層側とは逆の面から突起部へ光を集光する。これにより、表示装置は、光源からの光が弱い場合であっても突起部から分散液層内へ照射する光を強くすることができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記第1基板の前記分散液層側の面から前記突起部の前記第2基板側の端部までの高さは、前記突起部へ入射する光の入射量に応じた高さである、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、第1基板の分散液層側の面から突起部の第2基板側の端部までの高さが、突起部へ入射する光の入射量に応じた高さである。これにより、表示装置は、製造者が第1基板の分散液層側の面から突起部の第2基板側の端部までの高さを光源の光量に応じて調整することにより表示面の光量をユーザーにとって好適な量に調整することができる。
また、本発明の他の態様は、表示装置において、前記突起部の前記第1基板と平行な断面の面積は、前記突起部へ入射する光の入射量に応じた面積である、構成が用いられてもよい。
この構成により、表示装置は、突起部の第1基板と平行な断面の面積が、突起部へ入射する光の入射量に応じた面積である。これにより、表示装置は、製造者が突起部の第1基板と平行な断面の面積を光源の光量に応じて調整することにより表示面の光量をユーザーにとって好適な量に調整することができる。
また、本発明の他の態様は、上記の表示装置のうちのいずれかを備える電子機器である。
この構成により、電子機器は、第1基板に第1電極が設けられ、第2基板に第2電極が設けられ、第1基板の第1電極と、第2基板の第2電極とが対向するように、2種以上の粒子と当該粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層が第1基板と第2基板により挟持され、前記分散液層内に光を透過させる突起部が第1基板から泳動層側に突出している。これにより、電子機器は、表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
以上により、表示装置、及び電子機器は、第1基板に第1電極が設けられ、第2基板に第2電極が設けられ、第1基板の第1電極と、第2基板の第2電極とが対向するように、2種以上の粒子と当該粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層が第1基板と第2基板により挟持され、前記分散液層内に光を透過させる突起部が第1基板から泳動層側に突出している。これにより、表示装置、及び電子機器は、表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
本実施形態に係る電子機器1の外観の一例を示す斜視図である。 表示部15を構成する複数の画素のうちのある1つの画素を例示した斜視図である。 画素PCに正の電圧を印加した場合における画素PC内の帯電粒子の状態を例示する側面図である。 画素PCに負の電圧を印加した場合における画素PC内の帯電粒子の状態を例示する側面図である。 画素PCの他の例を示す側面図である。 画素PCの更に他の例を示す側面図である。 本実施形態に係る表示装置11を備えた電子機器の具体例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る電子機器1の外観の一例を示す斜視図である。図1に示すように、電子機器1は、表示装置11と、入力受付部13を備える。
表示装置11は、第1基板に第1電極が設けられ、第2基板に第2電極が設けられ、1種以上の粒子と、当該粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層が第1基板と第2基板の間に設けられ、突起部が第1基板から分散液層側に突出し、分散液層内に光を出射させる。これにより、表示装置は、表示面に対する視認性の低下を抑制しつつ暗所でも使用できる。以下では、この電子機器1の構成の詳細について説明する。この一例において、分散液層には、2種の粒子が含まれている場合について説明する。
例えば、表示装置11は、太陽光や照明等の環境光の照度が低い場所において、表示装置11の表示面とは逆側の面から照射される光によって当該表示面に表示された画像に対する視認性を確保する。また、電子機器1は、太陽光や照明等の環境光の照度が高い場所において、当該表示面からの環境光の乱反射によって生じる視認性の低下を抑制する。
より具体的には、表示装置11は、複数の画素により構成されるディスプレイである表示部15を備えるディスプレイモジュールである。表示装置11は、表示部15が備える複数の画素毎に正又は負の電圧を印加することにより画像を表示させる。例えば、ある画素に正の電圧を印加した場合、当該画素は、第1色として視認される。また、当該画素に負の電圧を印加した場合、当該画素は、第2色として視認される。この一例において、第1色は、黒である場合について説明するが、他の色であってもよい。また、この一例において、第2色は、白である場合について説明するが、他の色であってもよい。ただし、第1色と第2色は異なる色である。
すなわち、表示装置11は、表示部15が備える複数の画素毎に正又は負の電圧を印加することにより、各画素の色を第1色と第2色のうちのいずれか一方に変化させ、画像を表示させる。当該画像は、例えば、図形等のオブジェクトや、文字、数字、記号等であるが、画素の色を変化させることによって表示可能な画像であれば、他の画像であってもよい。図1に示した例では、表示装置11は、表示部15に「ABC・・・」と表示させている。
入力受付部13は、ユーザーからの指示等を受け付ける各種の操作ボタンや操作キー等である。なお、入力受付部13は、表示部15と一体に構成されるタッチパネルであってもよい。また、入力受付部13は、電子機器1に備えられた(内蔵された)ものに限られず、ユーザーからの入力を受け付ける各種の操作ボタンや操作キー、タッチパネル等を備えてユーザーから受け付けた入力を表す情報を無線又は有線で送信するリモートコントローラー等であってもよい。その場合、電子機器1は、リモートコントローラーから送信された情報を受信する受信部を備える。
次に、図2を参照して、表示部15が備える複数の画素について説明する。図2は、表示部15を構成する複数の画素のうちの1つの画素を例示した斜視図である。図2(A)には、電子機器1の斜視図を示した。図2(B)には、図2(A)において示した電子機器1が備える表示装置11の表示部15の表示面上のうち、一点鎖線P1で囲った領域内の複数の画素を拡大した図を示した。図2(C)には、図2(B)に示した複数の画素のうちの1つの画素PCを拡大した斜視図を示した。
図2(A)に示した電子機器1が備える表示装置11の表示部15には、図2(B)に示したように、複数の画素が格子状に規則的に配置されている。当該画素は、視認される側の面が所定形状となっている。所定形状とは、例えば、正方形状であるが、長方形状や三角形状、六角形状等の他の形状であってもよい。また、表示部15は、複数の画素が格子状に規則的に配置されている構成に代えて、格子状ではない他の配置形状に規則的に配置されている構成であってもよく、不規則的に配置されている構成であってもよい。また、図2(B)に示したように、表示部15を構成する画素が設けられる空間は、隔壁WLによって複数の部分空間に分けられている。隔壁WLは、光を遮蔽する。以下では、説明の便宜上、視認される側の面を視認面と称して説明する。
表示部15において格子状に規則的に配置されている複数の画素のそれぞれは、図2(C)に示した画素PCの構造と同様の構造を有する。画素PCは、第1基板21と、第2基板22と、分散液層Lと、画素電極23と、突起部24を備える。
第1基板21は、例えば、ガラス基板のような光を透過する透明な基板であるが、これに代えて、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂類や天然樹脂、紙、合成紙等を単独又は組み合わせた複合体により形成された不透明な基板であってもよい。以下では、第1基板21がガラス基板である場合について説明する。第1基板の片面には、画素電極23と図示しない画素回路が設けられる。画素回路には、例えば、画素スイッチング用薄膜トランジスターが用いられる。なお、画素電極23は、第1電極の一例である。
第2基板22は、ガラス基板である。第2基板22の片面には、光を透過するITO(Indium Tin Oxide)電極による共通電極(対向電極)が全面に設けられる。共通電極は、すべての画素において電位が所定値となるように第2基板22の片面に設けられている。なお、共通電極は、第2電極の一例である。
分散液層Lは、第1基板21と第2基板22の間に設けられ、1種以上の粒子と、当該粒子を分散させる分散媒を含む。1種以上の粒子とは、1種以上の帯電粒子を示す。この一例において、分散液層Lには、2種の帯電粒子が含まれる場合について説明する。帯電粒子とは、極性分子(例えば、カーボンブラックや酸化チタン、ポリマービーズ等)や荷電粒子(例えば、原子核や電子等)等を示す。
この一例において、2種の帯電粒子は、一方が黒色のカーボンブラックであり、他方が白色の酸化チタンであるとするが、他の粒子であってもよい。なお、2種の帯電粒子は、着色したものでもよく、例えば、フタロシアニン系顔料等の有機顔料をポリマー樹脂で被覆したものや、アゾ染料、キノリン系染料等の公知の染料で着色された微細なポリマービーズを用いてもよい。また、2種の帯電粒子は、それぞれ表面にブラシ修飾がされている。そのため、帯電粒子同士は、凝集せずに分散する。
分散媒は、低誘電率(〜2)、高抵抗率(〜1015Ωcm)、定粘性係数(<5cSt)、無毒性、低環境負荷、高沸点(>90℃)、低屈折率(<1.2)を満たす溶媒であり、例えば、キシレン、トルエン、流動パラフィン、シリコーンオイル、塩化有機物、各種炭化水素、各種芳香族炭化水素等である。
画素電極23は、第2基板22に設けられた共通電極との間の空間に正又は負の電圧を印加する。この一例において、当該空間には、分散液層Lが設けられている。すなわち、画素電極23は、第2基板22に設けられた共通電極との間の分散液層Lに対して正又は負の電圧を印加する。
この一例において、正の電圧とは、画素電極23の電位が共通電極の電位よりも低い場合の画素電極23と共通電極の間の電位差を示し、負の電圧とは、画素電極23の電位が共通電極の電位よりも高い場合の画素電極23と共通電極の間の電位差を示す。以下では、説明の便宜上、画素電極23の電位を共通電極の電位よりも低くすることを、画素PCに正の電圧を印加すると称し、画素電極23の電位を共通電極の電位よりも高くすることを、画素PCに負の電圧を印加すると称して説明する。
また、画素電極23は、穴が設けられている。当該穴は、例えば、分散液中の荷電粒子を電圧の印加によって泳動制御する際の精度低下の抑制や、開口面積低下の抑制のため、画素電極23の中心の位置に設けられていることが望ましいが、これに限られず、中心の位置以外の位置に設けられていてもよい。画素電極23に設けられた穴からは、突起部24が分散液層L側に突出する。なお、画素電極23には、穴が設けられている必要はなく、穴が設けられていない構成であってもよい。この場合、画素PCは、第1基板21から突起部24へ導光する導光部を備える。
突起部24は、第1基板21から分散液層L側に突出し、前記分散液層内に光を出射させる。突起部24は、屈折率が分散液層Lに含まれる分散媒の屈折率よりも高く、光を透過する材質により形成されており、例えば、当該分散媒の屈折率よりも屈折率の高いガラス等によって形成される。また、突起部24は、円柱形状であるが、他の形状であってもよい。なお、突起部24は、絶縁体であることが望ましい。また、突起部24の屈折率は、第1基板21が透明な基板の場合、第1基板21の屈折率以上である。また、突起部24の屈折率は、第1基板21が不透明な基板の場合、第1基板21が備える後述する導光体26の屈折率以上である。第1基板21の屈折率、又は第1基板21が備える導光体26の屈折率は、第1基板の屈折率の一例である。
また、第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さは、第1基板21の分散液層L側の面から第2基板22側の分散液層L側の面までの高さよりも低い。
なお、以下では、表示装置11が、図示しない光源と、第1基板21が備える導光体26へ当該光源からの光を導光する図示しない導光部を備えているものとして説明する。
次に、図3及び図4を参照して、画素PCに電圧を印加した場合について説明する。図3は、画素PCに正の電圧を印加した場合における画素PC内の帯電粒子の状態を例示する側面図である。図3において、黒丸Bは、分散媒中の黒色の帯電粒子(カーボンブラック)を示し、白丸Wは、分散媒中の白色の帯電粒子(酸化チタン)を示す。以下では、説明の便宜上、黒丸Bを、黒粒子Bと称し、白丸Wを、白粒子Wと称して説明する。
画素PCに正の電圧を印加した場合、分散媒中の負に帯電している黒粒子Bは、第2基板22に設けられた共通電極に引き寄せられ、第2基板22の分散液層L側の面を略埋め尽くす。一方、分散液中の正に帯電している白粒子Wは、画素電極23に引き寄せられ、画素電極23の分散液層L側の面を略埋め尽くす。この一例において、突起部24は、絶縁体であり、帯電粒子を引き寄せることはない。
また、図3に示したように、第1基板21は、分散液層L側が駆動基板25となるように駆動基板25と導光体26が重ねて構成される。
駆動基板25には、画素電極23と図示しない画素回路が設けられる。
導光体26は、図示しない光源から導光された光を駆動基板25の分散液層L側に設けられた突起部24に導光する。なお、導光体26は、第1基板21に必須の構成要素ではなく、第1基板21は、光を透過する透明な駆動基板25のみによって構成されてもよい。この場合、第1基板21には、光源から導光される光を第1基板21において略均一に広げる構造が設けられているものとする。なお、各画素において第1基板に接面する側の画素電極23の面の面積が、第1基板21の画素電極23に接面する側の面の面積よりも小さい場合であり、且つ第1基板21が透明な基板である場合、第1基板に接面する側の画素電極23の面によって覆い隠すことができていない面であって、第1基板21の画素電極23に接面する側の面は、遮光材によって遮光されるものとする。
また、第1基板21と画素電極23の間には、図3に示したように、レンズ27が設けられる。レンズ27は、光源から第1基板21により導光された光を突起部24に集光する。レンズ27により集光された光は、例えば、図3に示した矢印のような光路を伝播し、突起部24を介して分散液層L内に出射される。レンズ27は、集光部の一例である。
この一例において、分散液層L内の分散媒の屈折率が突起部24の屈折率に比べて低いため、第1基板21により突起部24に導光された光のうちの一部は、分散媒と突起部24の境界面のうち、第2基板22側の突起部24の端面とは異なる突起部24の面(円柱形状の突起部24の側面)において全反射される。当該光のうちの一部とは、突起部24の表面に対して臨界角を超えた角度で入射した光を示す。なお、臨界角は、分散媒の屈折率と突起部24の屈折率とに基づいて算出される角度である。
また、当該光のうちの一部は、第2基板22側の突起部24の端面から分散液層L内に出射される。以下では、説明の便宜上、当該光のうちの一部を、第1光と称し、当該光のうちの他の一部を第2光と称して説明する。第1光は、例えば、図3に示した矢印が表す光路を伝播して黒粒子Bに到達する。黒粒子Bに到達した光は、黒粒子Bに吸収される。すなわち、画素PCに対して正の電荷が印加された場合、視認面から見た画素PCは、光らずに黒い色となっている。
なお、第2光は、第2基板22側の突起部24の端面とは異なる突起部24の面(円柱形状の突起部24の側面)から分散液層L内に出射されるが、分散媒によって散乱され、減衰及び吸収され、そのほとんどが黒粒子Bに到達しない。また、第2光のうち散乱されて黒粒子Bにまで到達した光は、第2基板22側の突起部24の端面から分散液層L内に出射された光と同様に黒粒子Bに吸収される。
一方、図4は、画素PCに負の電圧を印加した場合における画素PC内の帯電粒子の状態を例示する側面図である。画素PCに負の電圧を印加した場合、分散媒中の正に帯電している白粒子Wは、第2基板22に設けられた共通電極に引き寄せられ、第2基板22の分散液層L側の面を略埋め尽くす。また、分散液中の負に帯電している黒粒子Bは、画素電極23に引き寄せられ、画素電極23の分散液層L側の面を略埋め尽くす。
画素PCに負の電圧を印加した場合、第1光は、例えば、図4に示した矢印が表す光路を伝播して白粒子Wに到達する。白粒子Wに到達した第1光は、白粒子Wによってミー散乱され、分散液層L内から第2基板22へと出射される。これにより、画素PCに対して負の電荷が印加された場合、視認面から見た画素PCは、ミー散乱された第1光によって白く光る。図4において、点線Mによって囲まれた範囲内における矢印の分岐は、第1光が白粒子Wによってミー散乱された様子を表している。
なお、第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さは、突起部24へ入射する光の入射量に応じた高さである。第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さを高くすると、第1光のうち、白粒子Wに到達する光の量は、多くなるが、第2基板22においてミー散乱により第1光が拡散される範囲は、狭くなる。一方、第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さを低くすると、第1光のうち、白粒子Wに到達する光の量は、少なくなるが、第2基板22においてミー散乱により第1光が拡散される範囲は、広くなる。
また、第1基板21と平行な突起部24の断面の面積は、突起部24へ入射する光の入射量に応じた面積である。第1基板21と平行な突起部24の断面の面積を広くすると、第1光のうち、白粒子Wに到達する光の量は、多くなり、第2基板22においてミー散乱により第1光が拡散される範囲も広くなる。一方、第1基板21と平行な突起部24の断面の面積を狭くすると、第1光のうち、白粒子Wに到達する光の量は、少なくなり、第2基板22においてミー散乱により第1光が拡散される範囲も狭くなる。
これらにより、表示装置11の製造者は、光源の光量に応じて突起部24の高さと面積のうちいずれか一方又は両方を調整することにより、表示面における光量を電子機器1のユーザーにとって好適なものに調整することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電子機器1が備える表示装置11は、第1基板21に画素電極23が設けられ、第2基板22に共通電極が設けられ、1種以上の粒子と、粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層Lが第1基板21と第2基板22の間に設けられ、突起部24が第1基板21から分散液層L側に突出し、分散液層L内に光を出射させる。これにより、表示装置11は、表示部15の表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
また、表示装置11は、突起部24の屈折率が、分散媒の屈折率より高い。これにより、表示装置11は、突起部24と分散媒の間で光を全反射させることができ、その結果、光源からの光量を小さくしつつ表示面の明度の低下を抑制することができる。
また、表示装置11は、突起部24の屈折率が、第1基板21の屈折率以上である。これにより、表示装置11は、第1基板21側から入射する光を突起部24が全反射させてしまうことを防止することができる。
また、表示装置11は、第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さが、第1基板21の分散液層L側の面から第2基板22の分散液層L側の面までの高さよりも低い。これにより、表示装置11は、ミー散乱を用いた表示面への光の照射を行うことができる。
また、表示装置11は、画素電極23が、穴を有し、突起部24が、穴を介して分散液層L側に突出する。これにより、表示装置11は、効率よく第1基板21側から突起部24へ導光することができる。
また、表示装置11は、第1基板21と第2基板22の間の空間が光を遮蔽する隔壁WLにより複数の部分空間に分けられ、部分空間毎に第1基板21の画素電極23が備えられる。これにより、表示装置11は、部分空間毎に表示面に対する良好な視認性を確保しつつ暗所でも使用できる。
また、表示装置11は、第1基板21の分散液層L側とは逆の面から突起部24へ光を集光する。これにより、表示装置11は、光源からの光が弱い場合であっても突起部24から分散液層L内へ照射する光を強くすることができる。
また、表示装置11は、第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さが、突起部24へ入射する光の入射量に応じた高さである。これにより、表示装置11は、製造者が第1基板21の分散液層L側の面から突起部24の第2基板22側の端部までの高さを光源の光量に応じて調整することにより表示面の光量をユーザーにとって好適な量に調整することができる。
また、表示装置11は、突起部24の第1基板21と平行な断面の面積が、突起部24へ入射する光の入射量に応じた面積である。これにより、表示装置11は、製造者が突起部24の第1基板21と平行な断面の面積を光源の光量に応じて調整することにより表示面の光量をユーザーにとって好適な量に調整することができる。
<実施形態の変形例1>
以下、本発明の実施形態の変形例1に係る電子機器1について、図面を参照して説明する。図5は、画素PCの他の例を示す側面図である。実施形態の変形例1に係る電子機器1の画素PCは、突起部24に代えて、突起部24aを備える。
突起部24aは、図5に示したように、円柱部と、球面部を有する。
円柱部とは、突起部24と同様の形状であり、突起部24aにおける円柱形状の部位を示す。
球面部とは、図5において点線T1によって囲んだ部位であり、突起部24aの球面状の端部を示す。
突起部24aの端部が球面状であることにより、第1光は、突起部24と比べてより広い範囲の白粒子Wに向けて出射される。これにより、電子機器1は、より効率的にミー散乱を用いた表示面への光の照射を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電子機器1(又は表示装置11)は、突起部24aが、円柱部と球面部から構成される。これにより、電子機器1は、より効率的にミー散乱を用いた表示面への光の照射を行うことができる。
<実施形態の変形例2>
以下、本発明の実施形態の変形例2に係る電子機器1について、図面を参照して説明する。図6は、画素PCの更に他の例を示す側面図である。実施形態の変形例2に係る電子機器1の画素PCは、駆動基板25に代えて、駆動基板25aを備える。
駆動基板25aは、穴が設けられている。当該穴は、例えば、分散液中の荷電粒子を電圧の印加によって泳動制御する際の精度低下の抑制や、開口面積低下の抑制のため、駆動基板25aの画素PC内における中心の位置に設けられていることが望ましいが、これに限られず、当該中心の位置以外の位置に設けられていてもよい。駆動基板25aに設けられた穴からは、突起部24が分散液層L側に突出する。
<表示装置を備えた電子機器の具体例>
以下、本発明の実施形態に係る表示装置11を備えた電子機器の具体例について、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る表示装置11を備えた電子機器の具体例を示す図である。図7(A)には、表示装置11を備える電子機器の一例である電子ブック2の一例を示した。電子ブック2は、ブック形状のフレーム201と、操作部203と、本実施形態に係る表示装置11によって構成された表示部211を備える。
図7(B)には、表示装置11を備える電子機器の他の例である腕時計3の一例を示した。腕時計3は、表示部311を備える。
図7(C)には、表示装置11を備える電子機器の更に他の例である電子ペーパー4の一例を示した。電子ペーパー4は、紙と同様の質感及び柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体部221と、本実施形態に係る表示装置11によって構成された表示部222を備える。
例えば、電子ブックや電子ペーパー等は、明るい場所だけではなく暗い場所でも白地又は黒地の背景上に文字を繰り返し書き込む用途が想定されるため、表示面に対する視認性の低下を抑制しつつ暗所でも使用できることが望ましい。
なお、本実施形態に係る表示装置11、又は表示装置11を備えることが可能な電子機器の範囲は、これらに限定されず、帯電粒子の移動に伴う視覚上の色調の変化を利用した装置を広く含むものである。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1、2、3、4 電子機器、11 表示装置、13 入力受付部、15、211、222、311 表示部、21 第1基板、22 第2基板、23 画素電極、24、24a 突起部、25、25a 駆動基板、26 導光体、27 レンズ、201 フレーム、203 操作部、221 本体部

Claims (11)

  1. 第1電極が設けられた第1基板と、
    第2電極が設けられた第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板の間に設けられ、1種以上の粒子と、前記粒子を分散させる分散媒とを含む分散液層と、
    前記第1基板から前記分散液層側に突出し、前記分散液層内に光を出射させる突起部と、
    を備える表示装置。
  2. 前記突起部の屈折率は、前記分散媒の屈折率より高い、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記突起部の屈折率は、前記第1基板の屈折率以上である、
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第1基板の前記分散液層側の面から前記突起部の前記第2基板側の端部までの高さは、前記第1基板の前記分散液層側の面から前記第2基板の前記分散液層側の面までの高さよりも低い、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記第1電極は、穴を有し、
    前記突起部は、前記穴を介して前記分散液層側に突出する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記突起部は、円柱部と球面部から構成される、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記第1基板と前記第2基板の間の空間が光を遮蔽する壁により複数の部分空間に分けられ、前記部分空間毎に前記第1基板の前記第1電極が備えられた、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記第1基板には、前記分散液層側とは逆の面から前記突起部へ光を集光する集光部が設けられる、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記第1基板の前記分散液層側の面から前記突起部の前記第2基板側の端部までの高さは、前記突起部へ入射する光の入射量に応じた高さである、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 前記突起部の前記第1基板と平行な断面の面積は、前記突起部へ入射する光の入射量に応じた面積である、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  11. 請求項1から10のうちいずれか一項に記載の表示装置
    を備える電子機器。
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