JP2016142396A - 非接触磁気歯車 - Google Patents

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敬順 今井
Takanori Imai
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Abstract

【課題】簡易な構成で、ギア比の変換が可能な非接触磁気歯車を構成させることができる。【解決手段】略円盤状で、接線方向に面を向けた磁石が、外周面に沿って複数設けられた第1の歯車と、略円盤状又は略円筒状で、外周に沿った形状の磁石が、外周面に沿って複数設けられた第2の歯車とを有し、第1の歯車と第2の歯車の回転軸が平行に位置し、それぞれの外周面が所定間隔に離間するように第1の歯車と第2の歯車とが配置され、第1の歯車の磁石と第2の歯車の磁石との対向する面の極性が、同極であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、磁石に磁力によって回転する非接触磁気歯車に関する。
従来より、非接触で歯車を相互に動かす構造として非接触磁気歯車が提案されている。例えば、特許文献1に示されるような二軸(双軸)構成の磁気歯車システムがある。この磁気歯車システムは、硬質(ハード)の磁性マテリアルを有する二つの磁気歯車を含む共軸構成でない構成である。
この磁気歯車システムは、二つの磁気歯車の間に間隔をあけ、硬質の磁性マテリアル層の厚さに対する歯車の外側リングの半径のレシオを設定し、ついで、磁気歯車の内周側面に磁気を伝えるマテリアル層をキャスティングし、磁気を伝えるマテリアル層の厚さを変えていることによって、ピークの値をもつトルク対磁極の数のいくつかの曲線をグラフにし、ついで、磁気歯車における磁性の極の最適な数のものを磁化することで、最適なトルクを得ることができるように、磁気歯車を最良のものにし、そして、磁気歯車同士の間の間隔寸法を変え、そして、硬質の磁性マテリアル層の厚みに対する外側リングの半径のレシオを変え、そしてついで、磁気伝達マテリアル層のキャスティングから最良のトルクを得る磁気歯車を最良のものにする手順により、構成が決定される。
特開平11−32474号公報
しかしながら、従来の非接触磁気歯車である磁気歯車システムでは、構造が複雑で、コストを抑えることも困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、ギア比の変換が可能な非接触磁気歯車を提供することにある。
請求項1記載の非接触磁気歯車は、略円盤状で、接線方向に面を向けた磁石が、外周面に沿って複数設けられた第1の歯車と、略円盤状又は略円筒状で、外周に沿った形状の磁石が、外周面に沿って複数設けられた第2の歯車とを有し、第1の歯車と第2の歯車の回転軸が平行に位置し、それぞれの外周面が所定間隔に離間するように第1の歯車と第2の歯車とが配置され、第1の歯車の磁石と第2の歯車の磁石との対向する面の極性が、同極であることを特徴とする。
請求項2記載の非接触磁気歯車は、第1の歯車の磁石が、接線方向に面を向けて所定の角度で湾曲することを特徴とする。
請求項3記載の非接触磁気歯車は、第1の歯車の磁石の湾曲と、第2の歯車の磁石の湾曲が略同一であることを特徴とする。
請求項4記載の非接触磁気歯車は、第1の歯車の磁石と第2の歯車の磁石が同一であることを特徴とする。
本願発明によれば、簡易な構成で、ギア比の変換が可能な非接触磁気歯車を構成させることができる。
本発明に係る非接触磁気歯車の構成の一例を示す構成図である。 同非接触磁気歯車の構造を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る非接触磁気歯車の構成の一例を示す構成図である。図2は、同非接触磁気歯車の構造を示す説明図である。図における非接触磁気歯車システム1は、第1の歯車である歯車30と第2の歯車である歯車20とを有する非接触磁気歯車10を備えている。
第1の歯車である歯車30は、略円盤状の歯車本体32と、歯車本体32の回転軸として設けられた軸棒34とから構成されている。非接触磁気歯車システム1においては、基台40の両脇から平行して起立する保持板42に、軸受44が設けられ、その軸受44に歯車30の軸棒34の両端が回転自在に保持されることにより、歯車30が基台40上に回転自在に固定されている。そして、歯車30には、接線方向に面を向けた磁石36が、外周面に沿って複数設けられている。
また、第2の歯車である歯車20は、略円筒状で、外周に沿った形状の磁石26が、外周面に沿って複数設けられ、回転軸として軸棒24が伸びている。非接触磁気歯車システム1においては、基台40の保持板42の内側に平行して起立する歯車受46に、歯車20の軸棒24の両端が回転自在に保持されることにより、歯車20が基台40上に回転自在に固定されている。
そして、歯車30と歯車20の回転軸である軸棒34と軸棒24とが平行に位置し、それぞれの外周面が所定間隔に離間するように配置されている。また、歯車20の磁石26と歯車30の磁石36との対向する面の極性が、同極である。歯車30と歯車20の外周面が離間する間隔は、互いの磁石36,26の磁力が作用して歯車30と歯車20とが回転しあう距離である。また、歯車20の磁石26と歯車30の磁石36の外周面の外側に位置する極性としては、例えばN極である。すなわち、磁石26と磁石36は、表面がN極で、裏面がS極の略板状の磁石である。
磁石36は、歯車本体32の接線方向に面を向けて所定の角度で湾曲している。湾曲する角度は、非接触磁気歯車10として効率的に回転する角度を適宜選択することになる。また、本実施の形態では、歯車30の磁石36の湾曲と、歯車20の磁石26の湾曲が略同一である。そして、実際には、磁石26と磁石36とは、同一の磁石を用いている。結果として、磁石26の湾曲により、歯車20の外周面の円弧が形成されている。
非接触磁気歯車10の動作としては、例えば、歯車20を図2に示す矢印方向に回転させると、歯車30の磁石36が、歯車20の磁石26の磁力に反発することにより、図2の矢印方向に回転することになる。尚、まず、歯車30を回転させることにより、歯車20を回転させることも可能である。
このような構成の非接触磁気歯車10によれば、簡易な構成で、ギア比の変換が可能な非接触磁気歯車を実現させることができる。尚、磁石36を湾曲させることにより、磁石26の磁力を効率的に受けることが可能になる。さらに、磁石26と磁石36の湾曲を略同一にしたり、また同一の磁石を用いることで、コストの削減も可能である。
尚、本実施の形態に係る非接触磁気歯車の用途としては、動力機械器具や発電機等の従来一般的な歯車が用いられてきた分野の他、従来の非接触磁気歯車に置き換えて使用することも可能である。
以上のように、本発明によれば、簡易な構成で、ギア比の変換が可能な非接触磁気歯車を提供することができる。
1・・・・非接触磁気歯車システム
10・・・非接触磁気歯車
20・・・歯車
24・・・軸棒
26・・・磁石
30・・・歯車
32・・・歯車本体
34・・・軸棒
36・・・磁石
40・・・基台
42・・・保持板
44・・・軸受
46・・・歯車受

Claims (4)

  1. 磁石に磁力によって回転する非接触磁気歯車において、
    略円盤状で、接線方向に面を向けた磁石が、外周面に沿って複数設けられた第1の歯車と、
    略円盤状又は略円筒状で、外周に沿った形状の磁石が、外周面に沿って複数設けられた第2の歯車とを有し、
    該第1の歯車と該第2の歯車の回転軸が平行に位置し、それぞれの外周面が所定間隔に離間するように該第1の歯車と該第2の歯車とが配置され、
    該第1の歯車の磁石と該第2の歯車の磁石との対向する面の極性が、同極であることを特徴とする非接触磁気歯車。
  2. 前記第1の歯車の磁石が、接線方向に面を向けて所定の角度で湾曲することを特徴とする請求項1記載の非接触磁気歯車。
  3. 前記第1の歯車の磁石の湾曲と、前記第2の歯車の磁石の湾曲が略同一であることを特徴とする請求項2記載の非接触磁気歯車。
  4. 前記第1の歯車の磁石と前記第2の歯車の磁石が同一であることを特徴とする請求項2記載の非接触磁気歯車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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