JP2016140037A - 画像読取装置 - Google Patents

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【課題】製造歩留りの低下を抑制しつつ小型化を図ることが可能な画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置10は、受光面41aを有するイメージセンサ41と、結像レンズ部32と、集光レンズとしての補助レンズ31とを備える。結像レンズ部32は、イメージセンサ41の受光面41aと対向配置され、入射した光を受光面41a上に結像する。補助レンズ31は、結像レンズ部32の入射側に配置される。【選択図】図2

Description

この発明は、画像読取装置に関し、より特定的には密着型の画像読取装置に関する。
従来、複写機などの機器において原稿の両面同時読取を実現するために、第1の画像読取装置に加えて第2の画像読取装置を設ける例が増えている。通常、このような第2の画像読取装置は、複写機などの自動給紙装置近傍に設置される。そのため、第2の画像読取装置としては、たとえば小型化が比較的容易な密着型画像読取装置(Contact Image Sensor : CIS)が用いられる場合がある(国際公開第2005/053307号参照)。
また、このような第2の画像読取装置において、プリズムを用いて光路を屈曲させて小型化した例も知られている(たとえば、特開2006−343381号公報参照)。
国際公開第2005/053307号 特開2006−343381号公報
上述のような画像読取装置において、部品サイズを縮小して装置全体を小型化および軽量化しようとすると、部品の寸法や位置に関して許容できる公差範囲が小さくなる。このため、当該画像読取装置を製造するときに要求される部品などの寸法精度や位置精度が厳しくなり、結果的に画像読取装置の製造歩留りを高く維持することが難しくなっていた。
また、上述のようにプリズムを用いて小型化を図った画像読取装置においては、プリズムなどの主要光学部品のサイズをさらに縮小して一層の小型化を図ることは難しい。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、製造歩留りの低下を抑制しつつ小型化を図ることが可能な画像読取装置を提供することである。
この発明に従った画像読取装置は、受光面を有するイメージセンサと、結像レンズ部と、集光レンズとを備える。結像レンズ部は、イメージセンサの受光面と対向配置され、入射した光を受光面上に結像する。集光レンズは、結像レンズ部の入射側に配置される。
上記によれば、集光レンズを取付けたことにより、当該集光レンズを取付けない場合と比較して結像レンズ部などの部品の寸法精度や取付位置精度に多少の誤差が発生した場合であっても、部品の寸法や位置のばらつきの影響によるイメージセンサの受光面への入射光量のばらつき(性能ばらつき)を小さくできる。このため、部品の小型化を伴う画像読取装置全体の小型化を行っても高い歩留りを実現できる。
本実施形態に係る画像読取装置の概要を説明するための模式図である。 実施の形態1に係る画像読取装置の構成例を説明するための断面模式図である。 図2に示した画像読取装置の光源の構成例を説明するための模式図である。 図2に示した画像用見取り装置の光源の他の構成例を説明するための模式図である。 図2に示した画像読取装置の結像レンズ部の構成例を説明するための模式図である。 本実施形態に係る画像読取装置の効果を説明するための模式図である。 図2に示した画像読取装置の変形例を説明するための断面模式図である。 図2に示した画像読取装置の他の変形例を説明するための断面模式図である。 実施の形態2に係る画像読取装置の構成例を説明するための断面模式図である。 実施の形態3に係る画像読取装置の構成例を説明するための断面模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
<本実施形態に係る画像読取装置の基本的な構成について>
図1に示すように、本実施形態に係る画像読取装置は、受光面41aを有するイメージセンサ41と、結像レンズ部32と、集光レンズである補助レンズ31とを主に備える。イメージセンサ41はセンサ基板13の主面上に配置されている。結像レンズ部32は、イメージセンサ41の受光面41aと対向配置され、入射した光を受光面41a上に結像する。補助レンズ31は、結像レンズ部32の入射側に配置される。なお、結像レンズ部32の出射側(結像レンズ部32とイメージセンサ41との間に第2の補助レンズ33を配置してもよい。
このようにすれば、読取対象である原稿側から結像レンズ部32に入射される光を集光レンズである補助レンズ31によって集光できるので、結果的に結像レンズ部32に入射する光の画角を補助レンズ31が無い場合より小さくできる。このため、結像レンズ部32の寸法や位置にある程度のずれが発生した場合であっても、結像レンズ部32によりイメージセンサ41の受光面41a上に結像される画像の乱れ(受光面41aに到達する光量のばらつき)を抑制できる。なお、詳細は後述する。
<画像読取装置の構成例>
本実施形態に係る画像読取装置10の構成を、図2を用いて説明する。図2は画像読取装置10の断面模式図である。本発明の実施の形態1に係る画像読取装置10は密着型の画像読取装置であって、コピー機、複合機、ファクシミリ装置、スキャナ装置などに組み込まれて使用される。
図2において、図面に対して垂直方向をX方向、横方向(水平方向)をY方向、図2の上下方向(上記X方向とY方向とのそれぞれに対して垂直な方向である縦方向)をZ方向とする。X方向は画像読取装置10の長手方向であって、画像読取動作における主走査方向に相当する。Y方向は画像読取装置10の短手方向であって、画像読取動作における副走査方向に相当する。Z方向は画像読取装置10の厚み方向であり、結像レンズ部32の光軸方向(焦点深度方向)に相当する。X方向、Y方向、Z方向はそれぞれ互いに直交する。
図2に示す画像読取装置10は、ライン状光源21、投光レンズ22、カバーガラス12、結像レンズ部32、センサ基板13、イメージセンサ41、補助レンズ31、およびこれらの部材を保持するための筐体11を主に備える。センサ基板13は図2のX方向に延びており、たとえばその平面形状は長方形状である。センサ基板13の主面におけるY方向での中央部には、イメージセンサ41が配置されている。イメージセンサ41はたとえば図2のX方向に線状に延びるラインセンサである。
センサ基板13の主面における外周部は、筐体11に接続されている。筐体11においてイメージセンサ41と対向する領域には結像レンズ部32を保持する開口部が形成されている。当該開口部の内部に結像レンズ部32が固定されている。結像レンズ部32はイメージセンサ41の受光面41aと対向する位置に配置されている。結像レンズ部32は後述するようにイメージセンサ41と同様に図2のX方向に延びる形状を有する。
結像レンズ部32の入射側には補助レンズ31が配置されている。補助レンズ31は筐体11に固定されている。補助レンズ31は集光機能を有する集光レンズであれば任意の構成のレンズを用いることができるが、たとえば凸レンズを用いる。
結像レンズ部32をY方向において挟むように、2つのライン状光源21が配置されている。ライン状光源21は図2のX方向に延びるように(つまり結像レンズ部32に沿って延びるように)配置されている。ライン状光源21の発光部と対向する位置には、投光レンズ22がそれぞれ配置されている。投光レンズ22のYZ面に沿った方向における断面形状は図2に示すように凸レンズ状である。ライン状光源21の発光部は、読取対象である原稿90における読取位置(点A)に向けて光を出射するように配置されている。ライン状光源21および投光レンズ22はそれぞれ筐体11に固定されている。
筐体11において補助レンズ31が配置された側(図2の上側)に位置する開口部をふさぐように、カバーガラス12が筐体11に接続されている。カバーガラス12はライン状光源21からの光を透過可能であるとともに、画像の読取位置からの反射光を透過可能な透光性の材料(たとえばガラス)により構成されている。読取位置(A点)と結像レンズ部32との間(光軸上であってカバーガラス12より筐体11の内部側)に補助レンズ31が設けられている。
図3に示すように、ライン状光源21は光源24と導光体23からなる。導光体23は透明な樹脂またはガラス等の材質からなる略柱状の部材である。複数の光源24としては発光ダイオード(LED)等が用いられる。光源24は図3のように導光体23の長手方向と平行に列状に配置してもよいし、図4に示すように導光体23の長手方向の延長上に配置し、その導光体23の端面から投光してもよい。
結像レンズ部32には例えば図5のようなレンズアレイが用いられる。レンズアレイは円筒直径方向に屈折率分布を持つロッドレンズ32a、ロッドレンズ32aを支持する結像レンズフレーム32b、およびロッドレンズ32aと結像レンズフレーム32bを結合し、かつ、ロッドレンズ間の隙間を埋める充填部材32cにより構成される。円筒直径方向に屈折率分布を持つロッドレンズ32aの材料としては、セシウム(Cs)、リチウム(Li)、およびタリウム(Tl)のいずれかを用いたガラス等が用いられる。また、ロッドレンズ32aは図5に示すように2列のものでもよいし、当該ロッドレンズ32aを1列、あるいは3列以上の複数列に配置してもよい。結像レンズフレーム32bおよび充填部材32cの材料としては、図5の対物側から結像側へ光が漏れないよう、不透光性の材料(例えば黒色の樹脂)が用いられる。
イメージセンサ41は受光素子アレイを備える。受光素子アレイは、結像レンズ部32が収束した光を光電変換により読み取る複数の受光素子(たとえばセンサIC)がセンサ基板13上にX方向に配列されたものである。
図2のようにライン状光源21を2つ備える場合、2つのライン状光源21はそれらの間のXZ平面に対して(たとえば結像レンズ部32の中心軸を含むXZ平面に対して)鏡像関係になるように、当該画像読取装置10に配置される。
画像の読取位置(A点)より発した原稿情報を含んだ光の全ては、補助レンズ31および結像レンズ部32を通ってイメージセンサ41の受光面41a上のB点に達するよう、補助レンズ31、結像レンズ部32およびイメージセンサ41は配置される必要がある。したがって、筐体11と結像レンズ部32の隙間を当該光が漏れないように構成されている。
<画像読取装置の動作>
ライン状光源21から発した原稿照射用の光は、投光レンズ22を介して画像の読取位置(A点)近傍に向けて照射される。そして、A点近傍で反射された光(画像情報を含んだ光)は、補助レンズ31および結像レンズ部32を介して集光され、イメージセンサ41の受光面41a上の結像点(B点)で結像する。イメージセンサ41は当該B点に結像した画像を検出し、所定の電気信号を出力する。このようにして、読取位置(A点)に表示されていた画像を読取ることができる。
<画像読取装置の効果について>
このような構成にした場合の効果について図6を用いて説明する。図6(A)は結像レンズ部32の入射側に補助レンズ31を配置した本発明の実施形態の構成を示し、図6(B)は結像レンズ部32の入射側に補助レンズ31を配置していない比較例の構成を示している。図6(A)、(B)のそれぞれの構成において、部品寸法や部品位置が設計値通りであれば、画像はB点に結像する。しかし、通常、工業製品は組み立て誤差や組み立て後の変形等による寸法や配置に関する設計値からのずれを有している。例えば図6(A)、(B)のように結像レンズ部32が光軸と垂直な方向において寸法aだけずれた場合を考える。この場合、図6(A)の構成においては、補助レンズ31が配置されたことにより結像レンズ部32に入射する光51の画角は図6(B)の場合より小さくなっているため、結像点のB点からのずれ量は寸法b1である。一方、図6(B)の場合には補助レンズ31が存在しないため、結像点のB点からのずれ量は結像レンズ部32に入射する光51の画角をそのまま反映し、上記寸法b1より大きな寸法b2となっている(寸法b1<寸法b2)。このように、図6(A)に示したように補助レンズ31を備えることで、結像レンズ部32の位置に設計値からのずれが発生した場合において読み取り画像の乱れを小さくすることができる。
<画像読取装置の変形例の構成>
図2に示した上記実施形態においては、画像読取装置10がカバーガラス12を備える例について説明した。しかし、本実施形態において、画像読取装置10がカバーガラス12を備えない構成としてもよい。例えば、画像読取装置10が搭載されるコピー機や複合機などにおいて、カバーガラス12に対応する部材(たとえば透明板)が用意されている場合、図7に示すように画像読取装置10においてカバーガラスを備えていなくてもよい。
ここで、図7に示した画像読取装置10は、基本的には図2に示した画像読取装置10と同様の構成を備えるが、補助レンズ31および投光レンズ22の上側にカバーガラス12(図2参照)が配置されておらず、補助レンズ31および投光レンズ22が露出している点が図2に示した画像読取装置10と異なる。このような構成によっても、図2に示した画像読取装置10と同様の効果を得ることができる。また、カバーガラス12(図2参照)を備えないため、画像読取装置10の構成を図2に示した画像読取装置10より簡略化・小型化できる。
<画像読取装置の他の変形例の構成>
図8に示す画像読取装置10は、基本的には図2に示した画像読取装置10と同様の構成を備えるが、結像レンズ部32の出射側(結像レンズ部32とイメージセンサ41との間)に第2の補助レンズ33が配置されている点が図2に示した画像読取装置10と異なる。このような構成によっても、図2に示した画像読取装置10と同様の効果を得ることができる。また、集光レンズである第2の補助レンズ33が結像レンズ部32の出射側に配置されているので、イメージセンサ41と結像レンズ部32との間の距離をより小さくすることが可能である。
上記実施形態においては、結像レンズ部32がロッドレンズアレイにより構成される画像読取装置である例を説明したが、本実施形態において、結像レンズ部32の構成はこの例に限定されない。例えば、結像レンズ部32は、マイクロレンズアレイにより構成されるレンズであってもよい。また、結像レンズ部32は、縮小光学系のイメージセンサを構成するレンズやミラーにより構成されてもよい。
上記実施形態においては、投光レンズ22と導光体23(図3または図4参照)が別々の部品である例を説明したが、本実施形態において、投光レンズ22と導光体23はこの例に限定されない。例えば、導光体23そのものが投光レンズの役割も果たすようなレンズ構造を有する(一体型の導光体兼投光レンズ)ようにしてもよい。
上記実施形態においては、投光レンズ22、導光体23、光源24などが結像レンズ部32に対し図2の左右に一対として配置される例を説明した。しかし、本実施形態において、投光レンズ22、導光体23、光源24などは結像レンズ部32に対して左右一対で構成されなくてもよい。例えば、結像レンズ部32から見て図2の左または右の一方のみに投光レンズ22、導光体23、光源24などを配置してもよい。
(実施の形態2)
図9に示す画像読取装置10は、基本的には図2に示した画像読取装置10と同様の構成を備えるが、カバーガラス12の一部(具体的には補助レンズ31と対向する部分)に開口部が形成されている点が図2に示した画像読取装置10と異なっている。このような構成によっても、図2に示した画像読取装置10と同様の効果を得ることができる。また、図9に示すようにカバーガラス12に開口部を設け、補助レンズ31を読取対象である原稿に対して露出させることによって、補助レンズ31と原稿90とを密着ないし近接させることができる。
(実施の形態3)
図10に示す画像読取装置10は、基本的には図2に示した画像読取装置10と同様の構成を備えるが、図2のカバーガラス12に対応するカバー14の一部(具体的には補助レンズ31と対向する部分)に開口部が形成されている点、およびライン状光源を構成する導光体23の一部がカバー14の開口部(画像の読取位置の近傍)にまで延びている点が図2に示した画像読取装置10と異なっている。このような構成によっても、図2に示した画像読取装置10と同様の効果を得ることができる。また、導光体23の先端23aが画像の読取位置の近傍に配置され、当該先端23aから出射した光が画像の読取位置(A点)に確実に照射される。導光体23の先端23aは、読取対象である原稿と密着していてもよいし、当該原稿と近接した位置に配置されていてもよい。
このような構成にした場合、導光体の先端23aがA点に近接しているため、導光体23等の部品の位置関係に多少のばらつきがあっても、A点において均質な照度を実現しやすい。
また、導光体の先端23aから直接A点へ照明光を照射するため、原稿に照射される照射光が筐体構造体(たとえば図2の筐体11、カバーガラス12など)の材質内を通過しない。これにより、筐体11をガラスのような透明体とする必要がない。したがって、例えば筐体11の上部表面に接続されているカバー14を安価な樹脂成型品とし、さらにカバー14において原稿と接触する面に耐摩耗性に優れたコーティングを施したものとしてもよい。補助レンズ31は無色透明の部材で、その材質はポリカーボネートのような透明樹脂でもよいし、ガラスでもよい。
上記実施形態においては、画像読取装置10がカバーガラス12またはカバー14を備える例について説明した。しかし、本実施形態において、画像読取装置10はカバーガラス12(図2参照)またはカバー14を備えていなくてもよい。例えば、画像読取装置10が搭載されるコピー機や複合機などに、カバーガラス12またはカバー14に対応する板状部材(たとえば透明板)が用意されている場合、画像読取装置10にカバーガラス12またはカバー14を備えていなくてもよい。
上記実施形態においては、たとえば図9などに示すように投光レンズ22と導光体23(図3および図4参照)が別々の部品であってもよい。しかし、本実施形態において、投光レンズ22と導光体23はこの例に限定されない。例えば、導光体23そのものが投光レンズの役割も果たすようなレンズ構造を持つ一体型の導光体兼投光レンズとして構成されてもよい。
上記実施形態においては、投光レンズ22、導光体23、光源24などが結像レンズ部32に対し図9および図10の左右に一対で配置される例を説明した。しかし、本実施形態において、投光レンズ22、導光体23、光源24などは左右一対で構成されなくてもよい。例えば、結像レンズ部32の左または右の一方のみに投光レンズ22および導光体23などを含む光源が配置されていてもよい。
上述した実施の形態と一部重複する部分もあるが、以下本発明の特徴的な構成を列挙する。
この発明に従った画像読取装置10は、受光面41aを有するイメージセンサ41と、結像レンズ部32と、集光レンズとしての補助レンズ31とを備える。結像レンズ部32は、イメージセンサ41の受光面41aと対向配置され、入射した光を受光面41a上に結像する。補助レンズ31は、結像レンズ部32の入射側に配置される。
このようにすれば、結像レンズ部32に入射される光を補助レンズ31によって集光できるので、結果的に結像レンズ部32に入射する光の画角を補助レンズ31が無い場合より小さくできる。このため、結像レンズ部32の寸法や位置にある程度のずれが発生した場合であっても、結像レンズ部32によりイメージセンサ41の受光面41a上に結像される画像の乱れ(受光面41aに到達する光量のばらつき)を抑制できる。このため、結像レンズ部32などの部品の寸法や位置について許容される公差を極度に小さくすることなく画像読取装置10の小型化を図ることができる。この結果、製造歩留りの低下を抑制しつつ小型化を図ることが可能な画像読取装置10を得ることができる。
上記画像読取装置10は、図2に示すように補助レンズ31の入射側に配置された保護部材(カバーガラス12)をさらに備えていてもよい。この場合、読取対象の画像が表示された原稿などの読取対象物と補助レンズ31とが直接接触することを避けるとができる。
上記画像読取装置10においては、図7、図9、図10などに示すように補助レンズ31の入射側表面が露出していてもよい。この場合、補助レンズ31の入射側表面を保護する保護部材などが配置されていないので、当該保護部材が配置される場合よりも画像読取装置10の構成を簡略化でき、当該画像読取装置10を容易に小型化できる。
上記画像読取装置10は、読取対象である画像を照明するための照明部(図2のライン状光源21および投光レンズ22、または図10の光源および導光体23)をさらに備えていてもよい。照明部は、結像レンズ部32に入射する光の光軸に沿った方向において、結像レンズ部32の位置から補助レンズ31の位置にまで延びる導光部(図10の導光体23において補助レンズ31の横にまで延びている部分)を含んでいてもよい。
この場合、当該導光部を介して照明部から読取対象である画像に対して照明用の光を照射することができるので、イメージセンサ41の受光面41a上により鮮明な画像を結像することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行ったが、上述の実施の形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
この発明は、コピー機、複合機、ファクシミリ装置、スキャナ装置などに組込まれる画像読取装置に特に有利に適用される。
10 画像読取装置、11 筐体、12 カバーガラス、13 センサ基板、14 カバー、21 ライン状光源、22 投光レンズ、23 導光体、23a 先端、24 光源、31 補助レンズ、32 結像レンズ部、32a ロッドレンズ、32b 結像レンズフレーム、32c 充填部材、33 第2の補助レンズ、41 イメージセンサ、41a 受光面、51 光、90 原稿。

Claims (4)

  1. 受光面を有するイメージセンサと、
    前記イメージセンサの前記受光面と対向配置され、入射した光を前記受光面上に結像するための結像レンズ部と、
    前記結像レンズ部の入射側に配置された集光レンズとを備える、画像読取装置。
  2. 前記集光レンズの入射側に配置された保護部材をさらに備える、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記集光レンズの入射側表面が露出している、請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 読取対象である画像を照明するための照明部をさらに備え、
    前記照明部は、前記結像レンズ部に入射する前記光の光軸に沿った方向において、前記結像レンズ部の位置から前記集光レンズの位置にまで延びる導光部を含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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