JP2016134876A - 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理システムの制御方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、および情報処理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理システム全体の宛先情報テーブルのエントリ数を増加させる。【解決手段】複数の情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、複数の情報処理装置のうちの第1の情報処理装置が、仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに宛先情報と、宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算したハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、ハッシュ値を第1のパケットに付加した第2のパケットを生成して、第2の情報処理装置に送信する。第2の情報処理装置は、第2のパケットに含まれるハッシュ値に基づき、宛先情報と宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを検索し、固有宛先情報を得て、第2のパケットから変換した第3のパケットを、固有宛先情報が示す宛先に送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理システムの制御方法に関する。
近年、データセンターネットワークではVXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)やSTT(Stateless Transport Tunneling)などのオーバーレイ技術を用いたネットワーク仮想化技術が注目されている。
オーバーレイ技術の一つであるVXLANでは、VTEP(VXLAN Terminal End Point)がVXLANのエッジのエンドポイントに配置される。VTEPは、VXLANへ送信するパケットのカプセル化やVXLANから受信したパケットの非カプセル化などのパケット変換処理を行う。
VTEPは、通常、物理サーバ上のハイパーバイザで動作する。すなわち、パケット変換処理は、ソフトウェアにより実行される。
ネットワーク仮想化において、パケットのカプセル化はソフトウェアで行われるため、CPU(Central Processing Unit)負荷によるボトルネックの発生やNIC(Network Interface Card)の高速化機能の恩恵を受けにくくなるなどの理由で、性能上の問題が発生している。
これに対して、ソフトウェアで行われるパケットのカプセル化/非カプセル化処理をNICやスイッチ等のハードウェアにオフロードする(ハードウェアオフロード)ことで高速化を可能とする製品が登場している。すなわち、これらの製品はVTEPの機能をNICやスイッチで実現する。
特開2014−160907号公報
VTEPなどのネットワーク仮想化のためのプロトコル終端部では、カプセル化後のパケットの宛先ノード情報を宛先テーブルから取得し、取得した情報を用いてカプセル化を行う。
オフロード機能を持つデバイスの宛先テーブルのエントリ数は、実装面積やコストの関係から非常に少ない。そのため、オフロード機能を利用しつつ大規模構成を実現することは困難である。
本発明の課題は、情報処理システム全体のテーブルのエントリ数を増加させることである。
実施の形態の情報処理システムは、複数の情報処理装置を備える。
前記複数の情報処理装置のうち、第1の情報処理装置は、第1の記憶部と、第1の処理部と、送信部と、を備える。
前記第1の記憶部は、宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを記憶する。
前記第1の処理部は、仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成する。
前記送信部は、前記第1の処理部が選択した前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信する。
前記複数の情報処理装置のうち、第2の情報処理装置は、第2の記憶部と、受信部と、第2の処理部と、を備える。
前記第2の記憶部は、宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを記憶する。
前記受信部は、前記送信部が送信した前記第2のパケットを受信する。
前記第2の処理部は、前記受信部が受信した第2のパケットに含まれる前記ハッシュ値に基づき、前記第2の宛先情報テーブルを検索して得られた固有宛先情報を用いて前記第2のパケットから変換した第3のパケットを、前記固有宛先情報が示す宛先に送信する。
実施の形態の情報処理システムによれば、情報処理システム全体のテーブルのエントリ数を増大させることができる。それにより、ハードウェアオフロードの利用しつつ、大規模なシステムを構築できる。
実施の形態に係る情報処理システムの構成図である。 実施の形態に係る情報処理システムの構成図の変形例である。 実施の形態に係るノードの構成図である。 実施の形態に係るノードのハードウェア図である。 ノード決定テーブルの例である。 VNIテーブルの例である。 宛先VTEPテーブルの例(その1)である。 宛先VTEPテーブルの例(その2)である。 VXLANパケットの形式の詳細図である。 VXLANパケットの形式の概略図である。 実施の形態に係るパケット中継方法の概略を示す図である。 実施の形態に係るクラスタの見かけ上の動作を示す図である。 実施の形態に係るパケット中継方法のフローチャートである。 担当ノード決定の処理を示す図である。 パケットのクラスタ内ノード間の転送時のVXLANヘッダを示す図である。 パケットのクラスタ内ノード間の転送時のVXLANパケットを示す図である。 実施の形態に係るパケット中継方法のフローチャートである。 パケットのVXLANへの送信時のVXLANヘッダを示す図である。 パケットのVXLANへの送信時のVXLANパケットを示す図である。 他の実施の形態に係るノードの構成図である。 他の実施の形態に係るノードのハードウェア図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの構成図である。
情報処理システム101は、ノード201−i(i=1〜5)を有する。
ノード201は、例えば、サーバやパーソナルコンピュータ等である。ノード201は、情報処理装置の一例である。
ノード201−iは、VXLANに接続している。VXLANは、オーバーレイネットワークの一例である。ノード201−1〜201−3は、VXLANを介して、ノード201−4、201−5と接続している。
ノード201−1〜201−5は、それぞれVTEP#1−1〜#1−3、#4、#5の機能を有する。VTEPは、VXLANのエッジのエンドポイントに配置され、VXLANへ送信するパケットのカプセル化やVXLANから受信したパケットの非カプセル化(カプセル解除)などのパケット変換処理を行う。
ノード201−1〜201−3は、それぞれ専用の通信路で互いに接続されている。情報処理システム101において、ノード201−1〜201−3によりクラスタ(グループ)を構成している。
VTEP#1−1〜#1−3、#4、#5は、それぞれ宛先VTEPテーブルを有する。宛先VTEPテーブルには、パケットの宛先情報(宛先MACアドレス)とVTEPの固有宛先情報(VTEP IPアドレスとVTEP MACアドレス)とが対応付けられて記載されている。
VTEP#1−1〜#1−3、#4、#5は、パケットのカプセル化を宛先VTEPテーブルを用いて行う。
クラスタ内で宛先VTEPテーブルのエントリが重複しないように宛先VTEPテーブルは作成されている。例えば、クラスタ内のノード201−1〜201−3のうち、ノード201−1が有する宛先VTEPテーブルにはVTEP#5の情報が記載され、ノード201−2が有する宛先VTEPテーブルにはVTEP#4の情報が記載される。
また、実施の形態に係る情報処理システム101は、図2に示すような構成でも良い。
図1の情報処理システムでは、ノード201−1〜201−3は、それぞれ専用の通信路で互いに接続されていたが、図2に示すように、VXLANと物理通信路を共有し、共有した物理通信路を介して、ノード201−1〜201−3が互いに通信可能としても良い。
また、共有された物理通信路上に互いに独立した(分離された)論理通信路を構成して、ノード201−1〜201−3を互いに接続するようにしてもよい。
図3は、実施の形態に係るノードの構成図である。
ノード201−iは、コンピュータ部211−iとNIC221−iを備える。
コンピュータ部211−iは、プログラムを実行可能なハードウェア装置である。コンピュータ部211−iにおいて、仮想マシン(VM)が実行されている。尚、仮想マシンの数は、任意の数とすることができる。
NIC221−iは、VXLAN等のネットワークに対する入出力(I/O)を実行する。
NIC221−iは、パケット処理部231−i、クラスタ内送受信部241−i、および記憶部251−iを備える。パケット処理部231−i、クラスタ内送受信部241−i、および記憶部251−iにより、VTEPの機能が実現される。
パケット処理部231−iは、受信したパケットに対する宛先VTEPテーブルの検索、ハッシュ値の計算、およびパケットのカプセル化/非カプセル化などの処理を行う。
クラスタ内送受信部241−iは、パケットを転送するクラスタ内のノード201−iの決定、パケットへの情報の付加、決定したノード201−iへのパケットの転送などの処理を行う。
記憶部251−iは、NIC221−iで使用されるデータやテーブルを格納する記憶装置である。記憶部251−iは、ノード決定テーブル252−i、VNIテーブル253−i、および宛先VTEPテーブル254−iを格納する。ノード決定テーブル252−i、VNIテーブル253−i、および宛先VTEPテーブル254−iの詳細については、後述する。
図4は、実施の形態に係るノードのハードウェア図である。
ノード201−iは、CPU212−i、メモリ213−i、ストレージ214−i、およびNIC261−iを備える。
CPU212−i、メモリ213−i、およびストレージ214−iは、コンピュータ部211−iに対応する。
CPU212−iは、各種処理を実行するプロセッサである。CPU212−iは、メモリ213−iに読み出されたプログラムを実行することにより、仮想マシンの制御などの各種処理を行う。
メモリ213−iは、ノード201−iで使用されるデータやプログラム等を一時的に記憶する記憶装置である。メモリ213−iは、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
ストレージ214−iは、ノード201−iで使用されるデータやプログラム等を記憶する記憶装置である。ストレージ214−iは、例えば、磁気ディスク装置(ハードディスクドライブ)、不揮発性メモリなどである。
NIC261−iは、コントローラ262−i、処理回路263−i、メモリ264−i、および送受信ポート265−iを備える。
NIC261−iは、NIC221−iに対応する。
コントローラ262−iは、NIC261−iの制御を行うチップである。
処理回路263−iは、ハッシュ値の計算、パケットのカプセル化/非カプセル化、パケットを転送するクラスタ内のノード201−iの決定、パケットへの情報の付加、決定したノード201−iへのパケットの転送などを行う。処理回路263−iは、パケット処理部231−iおよびクラスタ内送受信部241−iに対応する。また、処理回路263−iは、メモリ264−iに格納されたプログラムを実行するプロセッサでもよい。
メモリ264−iは、NIC261−iで使用されるデータやプログラム等を一時的に記憶する記憶装置である。メモリ264−iは、記憶部251−iに対応する。
送受信ポート265−iは、パケットの送信および受信を行うインターフェースである。
図5は、ノード決定テーブルの例である。
ノード決定テーブル252−iは、後述の担当ノードの決定の処理で用いられ、送信パケットの宛先VTEPの情報をどのノード201−iが持っているかを示す。
ノード決定テーブルには、インデックス値とノードIDとが対応付けられて記載されている。
インデックス値は、検索の際に参照されるインデックスであり、送信パケットから算出されるハッシュ値の一部が記載されている。
ノードIDは、ノード201−iを識別する識別子(ID)である。ノード201−iには、それぞれユニークなノードIDが割り当てられている。
図6は、VNIテーブルの例である。
VNIテーブル253−iは、VMと当該VMが所属する論理ネットワークとの対応関係を示す。
VNIテーブル253−iには、アドレス、送信元MACアドレス、VLAN ID、およびVNIが対応付けられて記載されている。
アドレスは、VNIテーブルのエントリを識別するインデックスである。
送信元MACアドレスは、VMのMACアドレスである。
VLAN IDは、VMが属するVLANの識別情報である。
VNIは、VMの所属する論理ネットワークの識別情報である。
図7は、宛先VTEPテーブルの例(その1)である。
宛先VTEPテーブル254−i−1には、アドレス、宛先MACアドレス、VNI、宛先VTEP IPアドレス、および宛先VTEP MACアドレスが対応付けられて記載されている。
アドレスは、宛先VTEPテーブル254−i−1のエントリを識別するインデックスである。
宛先MACアドレスは、宛先のVMのMACアドレスである。宛先MACアドレスは、宛先情報の一例である。
VNIは、論理ネットワークの識別情報である。
宛先VTEP IPアドレスは、VTEPのIPアドレスである。
宛先VTEP MACアドレスは、VTEP MACアドレスである。
宛先VTEP IPアドレスおよび宛先VTEP MACアドレスは固有宛先情報の一例である。
また、宛先VTEPテーブル254−iは次のような構成でも良い。
図8は、宛先VTEPテーブルの例(その2)である。
この例(その2)では、2つのテーブル254−i−2、254−i−3で宛先VTEPテーブル254−iを構成する。
ここでは、図7の宛先VTEPテーブルを2つのテーブル254−i−2、254−i−3に分割する。そして、各テーブルの宛先VTEP IDをキーとして2つのテーブル254−i−2、254−i−3のエントリを対応付ける。
第1のテーブル254−i−2は、アドレス、宛先MACアドレス、VNI、および宛先VTEP IDが対応付けられて記載されている。
アドレス、宛先MACアドレス、およびVNIは、宛先VTEPテーブルの例(その1)と同様であり説明は省略する。
宛先VTEP IDは、VTEPの識別情報である。
第2のテーブル254−i−3には、宛先VTEP ID、宛先VTEP IPアドレス、および宛先VTEP MACアドレスが対応付けられて記載されている。
宛先VTEP IDは、VTEPの識別情報である。
宛先VTEP IPアドレスおよび宛先VTEP MACアドレスは、宛先VTEPテーブルの例(その1)と同様であり説明は省略する。
このような2つのテーブルを用いて検索を行う場合、最初に第1のテーブル254−i−2を検索して、検出された宛先VTEP IDをキーとして、第2のテーブル254−i−3を参照する。そして、検出された宛先VTEP IDに対応する宛先VTEP IPアドレスと宛先VTEP MACアドレスを検索結果として取得する。
宛先VTEPテーブル254−iのエントリは、クラスタ内のノード201−1〜201−3で重複しないように設定される。
図9は、VXLANパケットの形式の詳細図である。
図10は、VXLANパケットの形式の概略図である。図10に示すVXLANパケットは、図9のVXLANパケットの一部を記載したものである。
VXLANパケットは、本来のイーサネットフレーム(Original Frame)をカプセル化したパケットである。カプセル化のために、本来のイーサネットフレームにアウターヘッダ(Outer Header)が付加されている。アウターヘッダは、アウターイーサネットヘッダ、アウターIPヘッダ、アウターUDP(User Datagram Protocol)ヘッダ、及びVXLANヘッダを含む。
アウターイーサネットヘッダは、宛先MACアドレスフィールド(図9中「Destination VTEP MAC Address(H)」「Destination VTEP MAC Address(L)」が表記されたフィールド)、送信元MACアドレスフィールド(図9中「Source VTEP MAC Address(H)」「Source VTEP MAC Address(L)」が表記されたフィールド)、EtherType(Ethernet Type)フィールド、及びOuter VLAN Tag Informationフィールドを含む。
上記フィールドのなかで、EtherTypeフィールドは、通信プロトコルの種類を表す識別子がデータとして格納されるフィールドである。Optional EtherTypeフィールドに表記の「C-Tag 802.1Q」は、ネットワーク規格としてIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.1Qが指定されていることを表している。その場合、Outer VLAN Tag Informationフィールドには、PCP(Priority Code Point)、CFI(Canonical Format Indicator)、及びVLAN ID(Identifier)がデータとして格納される。RCPは、VXLANパケットの優先度を指定するデータである。CFIは、MACアドレスが正規フォーマットか否かを表すデータである。
アウターIPヘッダは、ToS(Type of Service)フィールド、Protocolフィールド、送信元IPアドレスフィールド(図9中「Source VTEP IP Address」と表記)、及び宛先IPアドレスフィールド(図9中「Destination VTEP IP Address」と表記)を含む。ToSフィールドには、サービスの種類を表す種別データが格納され、Protocolフィールドには、通信プロトコルの種類を表す識別子が格納される。
アウターUDPヘッダは、送信ポート番号フィールド(図9中「Source Port」と表記)、および受信ポート番号フィールド(図9中「Dest Port」と表記)を含む。送信ポート番号フィールドには、一般に、同じ送信元IPアドレス内での送信元アプリケーションを識別するための情報が格納され、受信ポート番号フィールドには同じ宛先IPアドレス内での宛先アプリケーションを識別するための情報が格納される。図9中の「Dest Port=VXLAN Port」は、このUDPパケットがVXLANパケットであることを示している。VXLANでは、送信元ポート番号には任意の値を設定可能であり、図9中の「Source Port=xxxx」は任意の値が設定されていることを示す。なお、VXLAN仕様ではカプセル化前の元パケット情報に関する情報(ハッシュ値等)を格納することを推奨している。
VXLANヘッダは、フラグフィールド(図9中「Flags」と表記)、VNI(VXLAN Network Identifier)が格納されるVXLAN Network Identifierフィールド、予約ビット(図9中「Reserved」と表記)を含む。
図11は、実施の形態に係るパケット中継方法の概略を示す図である。
図11では、ノード201−1上で動作するVM1がノード201−4上で動作するVM6にパケットを送信する場合の例について説明する。尚、図11では、VTEP#1−3、#5の記載は省略している。
実施の形態において、ノード201−1〜201−3がクラスタを構成しており、ノード201−1〜201−3のそれぞれが有するVTEP#1−1〜#1−3が協調することで、1つの仮想的なVTEP#1として動作する。パケット変換に必要な情報は、クラスタ内のノード201−1〜201−3間で重複しないように宛先VTEPテーブル254−1、254−2に記載されている。
先ず、VM1は、VM6へのパケットをVTEP#1−1に出力する(S10)。
VTEP#1−1のパケット処理部231−1は、パケットを受信し、ハッシュ値を計算するとともに宛先VTEPテーブル254−1を検索し、検索において受信パケットに該当する情報が未登録の場合、検索時に計算したハッシュ値と受信パケットをクラスタ内送受信部241−1に転送する(S20)。
クラスタ内送受信部241−1は、前記ハッシュ値(の一部)から受信パケットを担当するクラスタ内のノード201−2(VTEP#1−2)を決定し、自装置情報とハッシュ値を受信パケットに付加して決定したノード201−2(VTEP#1−2)に転送する(S30)。
クラスタ内送受信部241−2がハッシュ値を含むパケットを受信した場合、パケット処理部231−2は、当該ハッシュ値を用いて宛先VTEPテーブル254−2を検索(このときハッシュ値の再計算は不要)し、取得したエントリに記載された当該パケットに対応する固有宛先情報(宛先VTEP IPアドレス、宛先VTEP MACアドレス)を取得する(S40)。
パケット処理部231−2は、取得した固有宛先情報を用いてパケットを変換(カプセル化)し、ネットワークに送信する(S50)。
図12は、実施の形態に係るクラスタの見かけ上の動作を示す図である。
実施の形態の情報処理システム101において、複数のノード201−1〜201−3(VTEP#1−1〜#1−3)が協調して動作する(図12左図)。クラスタ内のノード上で動作するVM1〜VM5から見た場合、自身が接続するVTEPは、1つの大きな宛先VTEPテーブルを持つ仮想的なVTEPとして見える(図12右図)。例えば、各ノードのテーブルのエントリ数が同じだとすると、N台のノードでクラスタを構成するとテーブルのエントリ数はN倍になる。
図13は、実施の形態に係るパケット中継方法のフローチャートである。
図13は、仮想マシン(VM)が出力したパケットを最初に受信するVTEPの処理を示す。例えば、図11に示す例では、VM1からのパケットを最初に受信するVTEP#1−1(ノード201−1)の処理に対応する。
ステップS501において、パケット処理部231−iは、VMからパケットを受信する。以下、受信されたパケットは、受信パケットと表記する。
ステップS502において、パケット処理部231−iは、受信パケットに含まれる送信元MACアドレスおよびVLAN IDをキーとして、VNIテーブル253−iを検索する。パケット処理部231−iは、検索結果としてキーに対応するVNIを取得する。
ステップS503において、パケット処理部231−iは、受信パケットに含まれる宛先MACアドレスと取得したVNIを用いてハッシュ値を算出し、当該ハッシュ値を用いて宛先VTEPテーブル254−iを検索する。詳細には、パケット処理部231−iは、ハッシュ値に対応する宛先VTEPテーブル254−iのアドレスのエントリを参照する。
ステップS504において、パケット処理部231−iは、受信パケットに対応するエントリが宛先VTEPテーブル254−iに存在するかチェックし、存在する場合、制御はステップS505に進み、存在しない場合、制御はステップS508に進む。詳細には、パケット処理部231−iは、ハッシュ値を用いて参照した宛先VTEPテーブル254−iのエントリが受信パケットに含まれる宛先MACアドレスおよび取得したVNIと一致するかチェックする。一致する場合、パケット処理部231−iは、受信パケットに対応するエントリが宛先VTEPテーブル254−iに存在すると判定し、一致しない場合、パケット処理部231−iは、受信パケットに対応するエントリが宛先VTEPテーブル254−iに存在と判定する。
ステップS505において、パケット処理部231−iは、検索結果として、受信パケットの宛先VTEPアドレス(宛先VTEP IPアドレスと宛先VTEP MACアドレス)を取得する。
ステップS506において、パケット処理部231−iは、取得したVNI、宛先VTEPアドレス、および自身のVTEPアドレスを用いて、受信パケットをカプセル化(パケット変換)する。
ステップS507において、パケット処理部231−iは、カプセル化したパケットを宛先のVTEPに出力する。
ステップS508において、クラスタ内送受信部241−iは、検索結果として検索に用いたハッシュ値を取得する。
ステップS509において、クラスタ内送受信部241−iは、取得したハッシュ値を用いて、ノード決定テーブル252−iを参照し、ハッシュ値に対応するノードID(担当ノード情報)を取得する。すなわち、パケット処理部231−iは、受信パケットの担当ノードを決定し、担当ノードの情報である担当ノード情報を取得する。
ステップS510において、クラスタ内送受信部241−iは、取得したハッシュ値、担当ノード情報、および自身のVTEPアドレスを用いて、受信パケットをカプセル化(パケット変換)する。詳細には、VXLANの場合、クラスタ内送受信部241−iは、受信パケットを後述のクラスタ内ノード間の転送時のVXLANパケットに変換する。
ステップS511において、パケット処理部231−iは、カプセル化したパケットを担当ノードに送信する。
ここで、担当ノード決定の処理の例を示す。
図14は、担当ノード決定の処理を示す図である。
図13で説明したように、パケット処理部231−iは、VMからパケットを受信し(S501)、受信パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDを用いて、VNIテーブル253−iを検索し、VNIを取得する(S502)。そして、パケット処理部231−iは、受信パケットの宛先MACアドレスと取得したVNIを用いて、ハッシュ値の計算し、宛先VTEPテーブル254−iの検索を行う(S503)。
受信パケットに対応するエントリが宛先VTEPテーブル254−iに無い場合(S504:No)、クラスタ内送受信部241−iは、ハッシュ値を検索結果として取得する(S508)。ここでは、受信パケットのハッシュ値として0x41a45762f4を取得したとする。
クラスタ内送受信部241−iは、取得したハッシュ値の上位2ビット=01(0x4 = 0100)をノード決定情報(インデックス値)として抽出する。ここでは、クラスタ内のノード数の最大が4であるとする。
そして、クラスタ内送受信部241−iは、抽出したノード決定情報をキーとして、ノード決定テーブル252−iを参照する(S509)。図14では、インデックス値=01に対応するノードIDとして2が得られる。よって、ノードID=2に対応するノード201−iが担当ノードとして決定(算出)される。
上記のような処理で担当ノードを決定できるようにするため、宛先VTEPテーブル254−iの作成時にどのエントリをどのノード201−iに配置するかは、担当ノードの決定の処理と同様に宛先MACアドレスとVNIからハッシュ値を算出し、ハッシュ値(の一部)を用いてノード決定テーブル252−iを参照して決定する。尚、上述のハッシュ値からのインデックス値の取得方法は一例であり、ここで記載した方法に限らない。
図15は、パケットのクラスタ内ノード間の転送時のVXLANヘッダを示す図である。
図15の上側は、従来のVXLANヘッダ、下側は、クラスタ内ノード間転送時のパケットのVXLANヘッダを示す。
従来のVXLANヘッダの8ビットのフラグフィールドのうち7ビットは予約ビット(図15中で「R」と表記)である。実施の形態において、フラグフィールドのうちの最下位ビットをパケットが通常のVXLANパケットであるかクラスタ内ノード間通信のパケットであるかを示すビットとして利用する。
実施の形態において、フラグフィールドの最下位ビットをEビットと呼ぶ。Eビットは、パケットが通常のVXLANパケットであるかクラスタ内ノード間通信のパケットであるかを示す制御情報として使用される。Eビット=0の場合、パケットが通常のVXLANパケット、Eビット=1の場合、パケットがクラスタ内ノード間通信のパケットであることを示す。
図15の下側に示すように、クラスタ内のノードにパケットを転送する場合、Eビットは1に設定される。また、VXLANヘッダの予約ビット(Reserved)はパケットのハッシュ値、VINフィールドは0にそれぞれ設定される。
図16は、パケットのクラスタ内ノード間の転送時のVXLANパケットを示す図である。
図16では、図11と同様にVTEP#1−1がVM1からパケットを受信し、VTEP#1−2にパケットを転送する場合を説明する。
図16は、VTEP#1−1からVTEP#1−2に送信されるVXLANパケットを示す。
VXLANパケットの宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスには、VTEP#1−2のMACアドレスおよびIPアドレスがそれぞれ記載される。VXLANパケットの送信元MACアドレスおよび送信元IPアドレスには、VTEP#1−1の宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスがそれぞれ記載される。また、VXLANヘッダには、図15で示したクラスタ内ノード間転送時のVXLANヘッダが設定される。
上記説明では、オーバーレイプロトコルとしてVXLANが用いられる場合のクラスタ内ノード間転送時のパケット変換を述べたが、ここでオーバーレイプロトコルとしてGeneveが用いられる場合のクラスタ内ノード間転送時のパケット変換の方法について述べる。
Geneveでは、トンネルヘッダ(VXLANのVXLANヘッダに相当)に複数のオプションを付加可能となっている。
オーバーレイプロトコルとしてGeneveが用いられた場合のクラスタ内ノード間転送時のパケット変換では、下記の様な処理が行われる。
ハッシュ値をオプションとしてトンネルヘッダに埋め込む。尚、オプションはTLV(Type,Length, Value)形式で設定され、ハッシュ値を設定する場合はTypeにハッシュ値が含まれるTLVであることを示す値が、Lengthにハッシュ値の長さをバイト数(ここでは4バイト)で、Valueにハッシュ値が設定される。アウターヘッダの送信元アドレスと宛先アドレスはVXLANの場合と同様に設定する。VNIは未決定のため、VNIフィールドは、0に設定する。
次に、クラスタ内のノード若しくはネットワークからパケットを受信した場合のノードの処理について説明する。
図17は、実施の形態に係るパケット中継方法のフローチャートである。
図17は、クラスタ内のVTEPから転送されたパケットまたはVXLANからのパケットを受信するVTEPの処理を示す。例えば、図11に示す例では、VTEP#1−1からのパケットを受信するVTEP#1−2(ノード201−2)の処理に対応する。
ステップS521において、クラスタ内送受信部241−iは、クラスタ内のノード若しくはネットワーク(VXLAN)からパケットを受信する。
ステップS522において、パケット処理部231−iは、受信パケットにハッシュ値が含まれているか判定する。詳細には、VXLANの場合、パケット処理部231−iは、Eビットを参照し、Eビットの値に基づいてハッシュ値の有無を判定する。パケット処理部231−iは、Eビット=0の場合、受信パケットにハッシュ値が含まれていないと判定し、Eビット=1の場合、受信パケットにハッシュ値が含まれていると判定する。受信パケットにハッシュ値が含まれている場合、制御はステップS523に進み、含まれていない場合、制御はステップS527に進む。
ステップS523において、パケット処理部231−iは、ハッシュ値を用いて宛先VTEPテーブル254−iを検索し、受信パケットのVNIと宛先VTEPアドレス(宛先VTEP MACアドレスおよび宛先VTEP IPアドレス)を取得する。詳細には、パケット処理部231−iは、ハッシュ値に対応する宛先VTEPテーブル254−iのアドレスのエントリを参照し、受信パケットのVNIと宛先VTEPアドレスを取得する。
ステップS524において、パケット処理部231−iはアウターヘッダの送信元MACアドレスおよび送信元IPアドレスを自VTEPのMACアドレスおよびIPアドレスに書き換え、アウターヘッダの宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスに取得した宛先VTEPのMACアドレスおよびIPアドレスをそれぞれ設定する。
ステップS525において、パケット処理部231−iは、VXLANヘッダに含まれているハッシュ値を削除し、VNIフィールドに取得したVNIを設定する。
ステップS526において、パケット処理部231−iは、パケット処理部231−iは、カプセル化したパケットをネットワークに出力する。
ステップS527において、パケット処理部231−iは、通常のオーバーレイパケットの受信処理(例えば、非カプセル化(カプセル解除)など)を実施する。
図18は、パケットのVXLANへの送信時のVXLANヘッダを示す図である。
図11に示したパケット中継の例では、下記のパケット変換はVTEP#1−2で行われる。
図18の上側はクラスタ内のノードから受信したパケットのVXLANヘッダを示し、下側はVXLANへの送信時のパケットのVXLANヘッダを示す。
上述のように、クラスタ内ノード間の転送時のVXLANヘッダのEビットは1に設定されており、予約ビット(Reserved)にはハッシュ値が設定されている。
VXLANへの送信時には、標準のVXLANヘッダに戻す。すなわち、Eビットを0に変更し、予約ビット(Reserved)に記載されたハッシュ値は0に変更する。さらに、VNIフィールドに検索で得られたVNIをセットする。
図19は、パケットのVXLANへの送信時のVXLANパケットを示す図である。
図19では、図11と同様にVTEP#1−2がVTEP#1−1からパケットを受信し、VXLANを介してVTEP#4にパケットを送信する場合を説明する。
図19の上側はVTEP#1−1から受信したVXLANパケット(変換前パケット)を示し、下側はVTEP#4への送信時のVXLANパケット(変換後パケット)を示す。
変換後パケットのアウターヘッダの宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスには、VTEP#4のMACアドレスおよびIPアドレスがそれぞれ記載される。変換後パケットの送信元MACアドレスおよび送信元IPアドレスには、変換前パケットの宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスであるVTEP#1−2の宛先MACアドレスおよび宛先IPアドレスがそれぞれ記載される。
また、図16の説明の最後で、オーバーレイプロトコルとしてGeneveが用いられた場合のクラスタ内ノード間転送時のパケット変換の方法について述べた。
上述のような変換が行われたパケットをクラスタ内からオーバーレイネットワークに出力する際には、以下のような処理を行い標準形式に変換する。
トンネルヘッダのオプション部からハッシュ値部分を削除する。そして、VNIフィールドに検索結果で得られたVNIをセットする。尚、アウターヘッダの送信元アドレスと宛先アドレスの変更は、VXLANの場合と同様である。
尚、実施の形態において、クラスタ内ノード間通信のパケット形式はオーバーレイプロトコルのパケット形式を流用したが、これはLSI(Large Scale Integration)の実装量などを削減するためであり、クラスタ内ノード間通信には完全に独自のパケット形式を用いてもよい。
また、ノード201−iは下記のような構成でも良い。
図20は、他の実施の形態に係るノードの構成図である。
ノード1201は、コンピュータ部1211−j(j−1、2)、およびスイッチ1221を備える。ノード1201は、単一の装置でなく、図20に示すようなシステムでもよい。
コンピュータ部1211−jは、プログラムを実行可能なハードウェア装置である。コンピュータ部1211−jにおいて、仮想マシン(VM)が実行されている。尚、仮想マシンの数は、任意の数とすることができる。また、コンピュータ部1211の数も任意の数とすることができる。
コンピュータ部1211−jは、NIC1215−jを備える。
NIC1215−jは、通信に伴うデータ変換等の処理を行う。NIC1215−jは、スイッチ1221とLAN等のネットワークを介して接続する。
スイッチ1221は、VXLAN等のネットワークに対する入出力(I/O)を実行する。
スイッチ1221は、パケット処理部1231、クラスタ内送受信部1241、および記憶部1251を備える。パケット処理部1231、クラスタ内送受信部1241、および記憶部1251により、VTEPの機能が実現される。
記憶部1251は、ノード決定テーブル1252、VNIテーブル1253、および宛先VTEPテーブル1254を格納する。
パケット処理部1231、クラスタ内送受信部1241、および記憶部1251の機能は、パケット処理部231−i、クラスタ内送受信部241−i、および記憶部251−iとそれぞれ同様であるため説明は省略する。ノード決定テーブル1252、VNIテーブル1253、および宛先VTEPテーブル1254の構成は、ノード決定テーブル252−i、VNIテーブル253−i、および宛先VTEPテーブル254−iとそれぞれ同様であるため説明は省略する。
図21は、他の実施の形態に係るノードのハードウェア図である。
ノード1201は、計算機1218−jおよびスイッチ1261を備える。
計算機1218−jは、CPU1212−j、メモリ1213−j、ストレージ1214−j、およびNIC1261−jを備える。
計算機1218−jは、コンピュータ部1211−jに対応する。計算機1218−jは、サーバやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
CPU1212−j、メモリ1213−j、およびストレージ1214−jの機能は、CPU212−i、メモリ213−i、ストレージ214−iとそれぞれ同様であるため説明は省略する。
NIC1261−jは、NIC1215−jに対応する。NIC1261−jは、送受信ポート1217−jを備える。
送受信ポート1217−jは、パケットの送信および受信を行うインターフェースである。
スイッチ1261は、スイッチ1221に対応する。スイッチ1261は、802.1Qスイッチチップ1262、処理回路1263、メモリ1264、および送受信ポート1265、1266−jを備える。
802.1Qスイッチチップ1262は、ネットワークの規格であるIEEE 802.1Qに従った処理を行う。
処理回路1263は、パケット処理部1231およびクラスタ送受信部1241に対応する。また、処理回路263−iは、メモリ1264に格納されたプログラムを実行するプロセッサでもよい。
メモリ1264は、記憶部1251に対応する。
処理回路1263、メモリ1264、および送受信ポート1265、1266−jの機能は、処理回路263−i、メモリ264−i、および送受信ポート265−iとそれぞれ同様であるため説明は省略する。
実施の形態の情報処理システムによれば、パケット変換処理においてクラスタに含まれるノードの全ての宛先VTEPテーブルを重複なく利用でき、情報処理システム全体のテーブルのエントリ数を増大させることができる。それにより、ハードウェアオフロードの利用しつつ、大規模なシステムを構築できる。
実施の形態の情報処理システムによれば、宛先VTEPテーブルの検索に用いるハッシュ値の計算をパケットを最初に受信したノードで行い、クラスタ内の他のノードへの転送時にパケットにハッシュ値を付加するため、再度ハッシュ値の計算の必要が無くなり、他のノードにおいて宛先VTEPテーブルの検索を高速に行うことができる。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、
前記複数の情報処理装置のうち、第1の情報処理装置は、
宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを記憶する第1の記憶部と、
仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成する第1の処理部と、
前記第1の処理部が選択した前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信する送信部と、を有し、
前記複数の情報処理装置のうち、第2の情報処理装置は、
宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを記憶する第2の記憶部と、
前記送信部が送信した前記第2のパケットを受信する受信部と、
前記受信部が受信した第2のパケットに含まれる前記ハッシュ値に基づき、前記第2の宛先情報テーブルを検索して得られた固有宛先情報を用いて前記第2のパケットから変換した第3のパケットを、前記固有宛先情報が示す宛先に送信する第2の処理部と、を有することを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記第1の記憶部はさらに、前記複数の情報処理装置を識別する識別情報を含むエントリを複数含むノード決定テーブルを記憶し、
前記第1の処理部は、前記仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうち、前記ノード決定テーブルを検索して得られた識別情報に対応する第2の情報処理装置を選択することを特徴とする付記1記載の情報処理システム。
(付記3)
前記第1の処理部は、前記第2のパケットに前記ハッシュ値を含むことを示す制御情報をさらに付加し、
前記第2の処理部は、前記第2のパケットに含まれる前記制御情報に基づいて、前記第2の宛先情報テーブルの検索を行うか否か判定することを特徴とする付記1または2記載の情報処理システム。
(付記4)
複数の情報処理装置を備える情報処理システムにおける、前記複数の情報処理装置のうちの第1の情報処理装置であって、
宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを記憶する第1の記憶部と、
仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうちの第2の情報処理装置を選択し、前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成する第1の処理部と、
前記第1の処理部が選択した前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信する送信部と、
を備える情報処理装置。
(付記5)
前記第1の記憶部はさらに、前記複数の情報処理装置を識別する識別情報を含むエントリを複数含むノード決定テーブルを記憶し、
前記第1の処理部は、前記仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうち、前記ノード決定テーブルを検索して得られた識別情報に対応する第2の情報処理装置を選択することを特徴とする付記4記載の情報処理装置。
(付記6)
前記第1の処理部は、前記第2のパケットに前記ハッシュ値を含むことを示す制御情報をさらに付加することを特徴とする付記4または5記載の情報処理装置。
(付記7)
複数の情報処理装置を備える情報処理システムの制御方法であって、
前記複数の情報処理装置のうち、第1の情報処理装置が
仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを検索し、
検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、
前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成し、
前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信し、
前記複数の情報処理装置のうち、第2の情報処理装置が、
前記第2のパケットを受信し、
前記第2のパケットに含まれる前記ハッシュ値に基づき、宛先情報と前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを検索し、
前記第2の宛先情報テーブルを検索して得られた固有宛先情報を用いて前記第2のパケットから変換した第3のパケットを、前記固有宛先情報が示す宛先に送信する、
処理を有する情報処理システムの制御方法。
(付記8)
前記第1の情報処理装置は
前記複数の情報処理装置を識別する識別情報を含むエントリを複数含むノード決定テーブルをさらに記憶し、
前記第2の情報処理装置を選択する処理において、前記仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうち、前記ノード決定テーブルを検索して得られた識別情報に対応する第2の情報処理装置を選択することを特徴とする付記7記載の制御方法。
(付記9)
前記第1の情報処理装置が、前記第2のパケットに前記ハッシュ値を含むことを示す制御情報をさらに付加し、
前記第2の情報処理装置が、前記第2のパケットに含まれる前記制御情報に基づいて、前記第2の宛先情報テーブルの検索を行うか否か判定することを特徴とする付記7または8記載の制御方法。
101 情報処理システム
201 ノード
211 コンピュータ部
212 CPU
213 メモリ
214 ストレージ
221 NIC
231 パケット処理部
241 クラスタ内送受信部
251 記憶部
252 ノード決定テーブル
253 VNIテーブル
254 宛先VTEPテーブル
261 NIC
262 コントローラ
263 処理回路
264 メモリ
265 送受信ポート

Claims (5)

  1. 複数の情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、
    前記複数の情報処理装置のうち、第1の情報処理装置は、
    宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを記憶する第1の記憶部と、
    仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成する第1の処理部と、
    前記第1の処理部が選択した前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信する送信部と、を有し、
    前記複数の情報処理装置のうち、第2の情報処理装置は、
    宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを記憶する第2の記憶部と、
    前記送信部が送信した前記第2のパケットを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した第2のパケットに含まれる前記ハッシュ値に基づき、前記第2の宛先情報テーブルを検索して得られた固有宛先情報を用いて前記第2のパケットから変換した第3のパケットを、前記固有宛先情報が示す宛先に送信する第2の処理部と、を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の記憶部はさらに、前記複数の情報処理装置を識別する識別情報を含むエントリを複数含むノード決定テーブルを記憶し、
    前記第1の処理部は、前記仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうち、前記ノード決定テーブルを検索して得られた識別情報に対応する第2の情報処理装置を選択することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の処理部は、前記第2のパケットに前記ハッシュ値を含むことを示す制御情報をさらに付加し、
    前記第2の処理部は、前記第2のパケットに含まれる前記制御情報に基づいて、前記第2の宛先情報テーブルの検索を行うか否か判定することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 複数の情報処理装置を備える情報処理システムにおける、前記複数の情報処理装置のうちの第1の情報処理装置であって、
    宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを記憶する第1の記憶部と、
    仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに前記第1の宛先情報テーブルを検索し、検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、前記複数の情報処理装置のうちの第2の情報処理装置を選択し、前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成する第1の処理部と、
    前記第1の処理部が選択した前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信する送信部と、
    を備える情報処理装置。
  5. 複数の情報処理装置を備える情報処理システムの制御方法であって、
    前記複数の情報処理装置のうち、第1の情報処理装置が
    仮想マシンから受信した第1のパケットに含まれる宛先情報に基づいてハッシュ値を計算するとともに宛先情報と、前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第1の宛先情報テーブルを検索し、
    検索対象のエントリが無い場合、計算した前記ハッシュ値に基づき、第2の情報処理装置を選択し、
    前記ハッシュ値と自装置である前記第1の情報処理装置を特定する特定情報とを受信した前記第1のパケットに付加した第2のパケットを生成し、
    前記第2の情報処理装置に、前記第2のパケットを送信し、
    前記複数の情報処理装置のうち、第2の情報処理装置が、
    前記第2のパケットを受信し、
    前記第2のパケットに含まれる前記ハッシュ値に基づき、宛先情報と前記宛先情報に対応する固有宛先情報とを対応付けた第2の宛先情報テーブルを検索し、
    前記第2の宛先情報テーブルを検索して得られた固有宛先情報を用いて前記第2のパケットから変換した第3のパケットを、前記固有宛先情報が示す宛先に送信する、
    処理を有する情報処理システムの制御方法。
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