JP2016134820A - 通信管理装置、通信システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線区間の通信品質(スループット)を正確に推定する。【解決手段】通信システムのトラフィックを管理する通信管理装置であって、前記通信システムは、端末と通信する無線基地局と、前記無線基地局と接続されたゲートウェイ装置とを有し、前記ゲートウェイ装置が送受信するデータから取得した通信品質情報を用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システムのトラフィックを管理する通信管理装置に関する。
セルラ通信システムなどの無線通信システムでは、通信管理サーバ(TMS)を設けて、システム内のトラフィックを監視及び制御している。そして、通信管理サーバが基地局の輻輳状態を判定している。
本技術の背景技術として、特開2013−179415号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、基地局eNBは、データベアラの確立後に起動された待ちタイマが満了した後に、音声ベアラが確立されている場合には音声輻輳レベルに基づいてユーザ装置UEの接続先基地局TeNBを選択して当該ユーザ装置に指示し、音声ベアラが確立されていない場合にはデータ輻輳レベルに基づいてユーザ装置UEの接続先基地局TeNBを選択して当該ユーザ装置UEに指示する無線通信システムが記載されている(要約参照)。
特開2013−179415号公報
一般的に、無線通信システムでは、無線区間のスループットがボトルネックとなるが、無線区間のスループットを短周期で直接計測することは困難である。また、前述した通信管理サーバは、基地局毎の接続端末数及び基地局毎の転送データ量を用いて基地局のトラフィックを短周期(例えば、10秒毎)で監視している。そして、通信管理サーバは、基地局毎の接続端末数及び基地局毎の転送データ量が所定の閾値を超えると基地局が輻輳状態であると判定する。しかし、基地局は、その構成や設置環境によって負荷が異なるため、基地局毎に最適な輻輳判定閾値を設定することが困難である。このため、基地局の構成や設置環境に依存しない指標である、無線区間のユーザごとのスループットをリアルタイム(数秒〜数十秒毎)で取得し、基地局の輻輳を判定することが求められている。
さらに、基地局の輻輳状態を判定するための指標と、無線通信システム内でトラフィックを制御するための基準指標とが異なると、各ノードが、整合性がとれない制御を実行する可能性がある。例えば、ユーザの帯域を制限する制御を実行する場合において、ユーザのスループットではなく接続端末数を用いて基地局の輻輳状態を判定すると、ユーザの実際のスループットが100kbpsにも関わらず、500kbpsに帯域を制限する制御を実行する可能性がある。このため、無線通信システム全体で一つの基準指標でトラフィックを制御し、無線通信システム内で整合性がとれない制御を防止する技術が求められている。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、通信システムのトラフィックを管理する通信管理装置であって、前記通信システムは、端末と通信する無線基地局と、前記無線基地局と接続されたゲートウェイ装置とを有し、前記ゲートウェイ装置が送受信するデータから取得した通信品質情報を用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算する。
本発明の代表的な形態によれば、無線区間の通信品質(スループット)をリアルタイムに推定することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
第1実施例の無線通信システムの構成を示す図である。 第1実施例のパケット詳細解析装置の構成を示す図である。 第1実施例のユーザ情報管理テーブルの構成例を示す図である。 第1実施例の基地局情報管理テーブルの構成例を示す図である。 第1実施例のセッションレコードの構成例を示す図である。 第1実施例のユーザ在圏情報更新処理のフローチャートである。 第1実施例の基地局情報更新処理のフローチャートである。 第1実施例のセッションレコード更新処理のフローチャートである。 第1実施例の通信品質計測契機を示す図である。 第1実施例のトラフィック管理サーバの構成を示す図である。 第1実施例の基地局通信品質管理テーブルの構成例を示す図である。 第1実施例のトラフィック制御指示管理テーブルの構成例を示す図である。 第1の実施例のトラフィック制御指示管理プログラムのフローチャートである。 第2実施例の無線通信システムの構成を示す図である。 第2実施例のパラメータサーバの構成を示す図である。 第2実施例の算出パラメータ管理テーブルの構成例を示す図である。 第2実施例のPM統計管理テーブルの構成例を示す図である。 第2実施例のDPI統計管理テーブルの構成例を示す図である。 第2実施例の無線区間スループット推定パラメータ生成処理のフローチャートである。 第3実施例の無線通信システムの構成を示す図である。 第3実施例のフィルタサーバの構成を示す図である。 第3の実施例の生成フィルタ管理テーブルの構成例を示す図である。 第3の実施例のフィルタ生成処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の実施例において、説明の便宜上必要があるときは、複数のセクションまたは実施例に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部又は全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施例において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよいものとする。
さらに、以下の実施例において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
本実施例では、無線通信システムの例として3GPPで標準化されているLTEを用いたセルラ通信システムの実施例を示す。
図1は、第1実施例の無線通信システムの構成を示す図である。
第1実施例の無線通信システムは、基地局装置であるeNodeB111、ゲートウェイ装置であるS−GW131とP−GW133、パケット詳細解析装置であるDPI141、及び、トラフィック管理サーバ143を有する。無線通信システムは、動画圧縮装置145を有してもよい。eNodeB111には、ユーザ端末であるUE101が接続される。
S−GW131は、ユーザプレーンのトラフィック転送機能を有する。P−GW133は、ユーザへのサービスを提供するパケットデータネットワークであるPDN134とのインタフェースを有する。P−GW133は、PCEF(Policy and Charging Enforcement Function)を有してもよい。PCEFは、所定のポリシーに従って、ポリシー制御を実施する。S−GW131及びP−GW133は互いに接続されており、コアネットワーク(EPC)115を構成する。
パケット詳細解析装置141は、ネットワーク上を転送されるパケットを取得する装置であり、eNodeB111とS−GW131との間で送受信されるトラフィック又はシグナリングを取得する。パケット詳細解析装置141は、取得したトラフィック又はシグナリングの情報を、トラフィック管理サーバ143へ送信する。トラフィック管理サーバ143は、パケット詳細解析装置141から取得した情報を用いて、eNodeB111と端末101との間の無線区間のトラフィックの状態(例えば、輻輳状態)を推定する。
動画圧縮装置145は、動画配信サーバ(図示省略)から送信される動画の圧縮方法や解像度を変えることによって、UE101へ送信される動画データの量を制御する。動画圧縮装置145は、EPC115の外部に図示したが、EPC115の内部に設けてもよい。
また、トラフィック管理サーバ143とP−GW133との間にポリシー制御装置(PCRF:Policy and Charging Rule Function)を設けてもよい。PCRFは、トラフィック管理サーバ143が推定した無線区間のスループットに従って、UE101のトラフィックをP−GW133が制御するためのポリシーを決定する。
本実施例では、DPI141はS−GW131毎に設置され、リファレンスポイントS1−U及びS11で転送されるトラフィックを取得する。一つのDPI141が複数のS−GW131を収容してもよいし、複数のDPI141が一つのS−GW131を収容してもよい。また、DPI141及びトラフィック管理サーバ143が一つの計算機に収容されてもよい。
図2は、第1実施例のパケット詳細解析装置(DPI)141の構成を示す図である。
DPI141の機能は、一般的なコンピュータの補助記憶装置202にプログラム(ソフトウェア)の形で格納され、CPU204が、補助記憶装置202から読み出したプログラムをメモリ203上に展開して、実行する。DPI141は、ネットワークI/F205を介して、各リファレンスポイントで転送されるトラフィックを取得する。また、DPI141は、ネットワークI/F205を介して、トラフィック管理サーバ143と通信する。DPI141のメモリ203は、ユーザ在圏情報更新処理プログラム211及び基地局情報更新処理プログラム212を格納する。さらに、DPI141のメモリ203は、ユーザ情報管理テーブル221(図3参照)、基地局情報管理テーブル222(図4参照)及びセッションレコード管理テーブル223(図5参照)を格納する。
DPI141は、生成したユーザ情報管理テーブル221及び基地局情報管理テーブル222をトラフィック管理サーバ143に送信する。
CPU204が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してDPI141に提供され、非一時的記憶媒体である補助記憶装置202に格納される。このため、DPI141は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
DPI141は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に複数の計算機上で構成される計算機システムであり、前述したプログラムが、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
第1実施例のDPI141の特徴の概略を簡単に説明すれば、以下の通りである。すなわち、DPI141は、S11インタフェースでS−GW131に入出力されるシグナリングトラフィック及びS1−Uインタフェースで転送されるユーザトラフィックを取得し、ユーザトラフィックをUE101毎かつセッション毎に分類し、ユーザ情報管理テーブル221及び基地局情報管理テーブル222を更新し、更新されたユーザ情報及び基地局情報をトラフィック管理サーバ143へ送信する。
図3は、第1実施例のユーザ情報管理テーブル221の構成例を示す図である。
ユーザ情報管理テーブル221は、無線通信システムに接続しているUE101の情報を格納する。具体的には、ユーザ情報管理テーブル221は、UE101を一意に識別するためのIMSI2211と、当該UE101が収容されているeNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)2212と、S11インタフェースを一意に識別するための識別情報(F−TEID)2213と、S1−Uインタフェースを一意に識別するための識別情報(F−TEID)2214と、当該UE101が利用しているアプリケーションプログラムの識別情報2215とを含む。F−TEID2213及び2214は、IPアドレスとトンネルの識別子であるTEIDとを含む。
図4は、第1実施例の基地局情報管理テーブル222の構成例を示す図である。
基地局情報管理テーブル222は、無線通信システム内のeNodeB111の情報を格納する。具体的には、基地局情報管理テーブル222は、無線通信システムに設けられるeNodeB111の情報を格納する。具体的には、基地局情報管理テーブル222は、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)2221と、当該eNodeB111の統計情報2222と、当該eNodeB111の通信品質情報2223とを含む。
統計情報2222は、当該eNodeB111に接続しているUE101の数、及び当該eNodeB111が所定時間に転送している上り及び下りのデータ量(例えば、バイト数)を含む。通信品質情報2223は、品質値及び品質値の計測時に使用したサンプル数を含む。品質値は、スループット(bps)、RTTなどがある。品質値がスループットである場合、サンプル数は、スループットの計測に使用したセッション数である。RTTの品質値としては、所定値(例えば、50ミリ秒)以下のセッションの割合や、平均値などの統計値がある。
図5は、第1実施例のセッションレコード管理テーブル223の構成例を示す図である。
セッションレコード管理テーブル223は、継続中のセッションに関する情報を保持する。具体的には、セッションレコード管理テーブル223は、UE101の識別情報(例えば、IMSI)2231と、当該UE101を収容するeNodeB111の識別情報2232と、当該UE101が通信しているセッションの情報2233と、当該セッションの統計情報2234とを含む。
セッション情報2233は、セッションの開始時刻、終了時刻及び通信開始向きに関する情報を含む。通信開始向きは、当該セッションのうち最初に受信したパケットの送信元によって、UE発かサーバ発かを判定して記録する。また、セッション情報2233は、セッションを識別するための情報として、UE側のポート番号、サーバ側のIPアドレス、サーバ側のポート番号、ホスト名及びHTTPのメソッドを含む。さらに、セッション情報903は、当該セッションを使用するアプリケーションの識別情報を含む。統計情報2234は、上り及び下りの転送バイト数、上り及び下りの転送パケット数及び通信品質(スループット、RAN RTTなど)を含む。
図6は、第1実施例のユーザ在圏情報更新処理のフローチャートである。ユーザ在圏情報更新処理プログラム211は、S11インタフェースのメッセージを受信するとユーザ在圏情報更新処理を実行し、ユーザ情報管理テーブル221を更新する。
まず、DPI141のCPU204は、S11インタフェースで受信したメッセージの種別を判定する。受信したメッセージがCreate Session Requestメッセージであれば、新しいUE101がeNodeB111に接続されたので、ステップ602に進む。受信したメッセージがModify Bearer Requestメッセージであれば、異なるeNodeB111にUE101が接続された(例えば、ハンドオーバした)ので、ステップ611に進む。受信したメッセージがいずれでもなければ、ユーザ在圏情報更新処理を終了する。
ステップ602では、受信したCreate Session RequestメッセージからIMSI、ECGI、S11 F−TEID、S1−U F−TEIDを抽出する。そして、ステップ603で、ユーザ情報管理テーブル221に新規ユーザエントリを作成し、IMSI、ECGI、S11 F−TEID及びS1−U TEIDをユーザ情報管理テーブル221に格納する。
一方、ステップ611では、受信したModify Bearer RequestメッセージからECGI及びS11 F−TEIDを抽出する。そして、ステップ612で、ユーザ情報管理テーブル221に記録されている既存ユーザエントリのうちS11 F−TEIDが一致するエントリのECGIを更新する。
図7は、第1実施例の基地局情報更新処理のフローチャートである。基地局情報更新処理プログラム212は、S1−Uインタフェースのメッセージを受信すると基地局情報更新処理を実行し、基地局情報管理テーブル222及びセッションレコード管理テーブル
223を更新する。
まず、DPI141のCPU204は、S1−Uインタフェースで受信したメッセージによって基地局情報管理テーブル222の基本統計情報2222を更新する(701)。例えば、DPI141は、S1−UインタフェースのユーザトラフィックからTEIDを抽出し、新しいUE101の接続を検出すると、接続UE数を増加する。また、UE101の接続の解放を検出すると、接続UE数を減少する。さらに、DPI141は、S1−UインタフェースでS−GW131が転送したデータ量を計数する。
また、DPI141のCPU204は、S1−Uインタフェースで受信したメッセージによってセッションレコード管理テーブル223を更新する(711)。セッションレコード管理テーブル223を更新する処理の詳細は図8を用いて詳述する。
その後、品質情報の計測が完了したかを判定し(712)、品質情報の計測が完了していれば、基地局情報管理テーブル222の通信品質情報2223を更新する(713)。
さらに、UE101が利用しているアプリケーションプログラムが識別されたか及びセッションが終了したかを判定し(714)、アプリケーションプログラムが識別された又はセッションが終了した場合、ユーザ情報管理テーブル221の利用アプリ2214を更新する(715)。
図8は、第1実施例のセッションレコード更新処理のフローチャートである。
まず、DPI141のCPU204は、ユーザ情報管理テーブル221を参照し、S1−Uインタフェースのユーザトラフィックから抽出されたTEIDからUE101(例えば、IMSI)を特定する(801)。
そして、特定されたIMSI、及びS1−Uインタフェースのユーザトラフィックから抽出された5tuple(送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号、プロトコルタイプ)を用いてセッションレコードを検索する(802)。
検索の結果、S1−Uインタフェースで取得したユーザトラフィックが新規セッションのものであれば(803でYES)、当該セッションをセッションレコード管理テーブル223に新たに登録する(804)。一方、S1−Uインタフェースで取得したユーザトラフィックが既存セッションのものであれば(803でNO)、当該ユーザトラフィックの情報を用いてセッションレコード管理テーブル223を更新する(805)。
その後、S1−Uインタフェースで取得したユーザトラフィックにHTTPメソッドの情報が含まれているかを判定する(806)。当該ユーザトラフィックにHTTPメソッドの情報が含まれていれば、セッションレコード管理テーブル223のHTTPメソッドのフィールドを更新する(807)。
その後、S1−Uインタフェースで取得したユーザトラフィックのアプリケーションプログラムが識別されているかを判定する(808)。アプリケーションプログラムが識別されていなければ、当該ユーザトラフィックのアプリケーションプログラムを識別するアプリ識別処理を実行する(809)。
その後、S1−Uインタフェースで取得したユーザトラフィックが通信品質計測対象であるかを判定する(810)。ユーザトラフィックが通信品質計測対象であれば、通信品質を計測し、セッションレコード管理テーブル223の通信品質フィールドを更新する(811)。
図9は、第1実施例の通信品質計測契機を示す図である。
本実施例で計測される通信品質は、UE101とPDN134に設けられたサーバとの間で送受信されるパケットをネットワーク上のパケット取得点で取得し、代表的には以下の四つで測定される。
1.SYNパケットを用いたRAN RTT計測(901)
SYN+Ackパケットと、対応するAckパケットとの時間差
2.Dataパケットを用いたRAN RTT計測(902)
Dataパケットと、対応するAckパケットとの時間差
3.HTTPセッションスループット計測(903)
Requestパケットと、対応するHTTP Responseパケットとの時間差
4.TCPセッションスループット計測(904)
SYNパケットと、対応するFinパケットとの時間差
なお、図示は省略したが、所定のデータ転送量(例えば、100kb)毎に、スループットを計測してもよい。
図10は、第1実施例のトラフィック管理サーバ143の構成を示す図である。
トラフィック管理サーバ143の機能は、一般的なコンピュータの補助記憶装置202にプログラム(ソフトウェア)の形で格納され、CPU204が、補助記憶装置202から読み出したプログラムをメモリ上に展開して、実行する。トラフィック管理サーバ143は、ネットワークI/F205を介して、DPI141と通信する。トラフィック管理サーバ143のメモリ203は、無線区間スループット推定プログラム1011及びトラフィック制御指示管理プログラム1012を格納する。さらに、トラフィック管理サーバ143のメモリ203は、基地局通信品質管理テーブル1021(図11参照)及びトラフィック制御指示管理テーブル1022(図12参照)を格納する。
CPU204が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してトラフィック管理サーバ143に提供され、非一時的記憶媒体である補助記憶装置202に格納される。このため、トラフィック管理サーバ143は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
トラフィック管理サーバ143は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に複数の計算機上で構成される計算機システムであり、前述したプログラムが、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
第1実施例のトラフィック管理サーバ143の特徴の概略を簡単に説明すれば、以下の通りである。すなわち、トラフィック管理サーバ143は、DPI141からユーザ情報及び基地局情報を取得し、取得したユーザ情報及び基地局情報に基づいて、P−GW133や動画圧縮装置145にトラフィック制御指示を送信する。
図11は、第1実施例の基地局通信品質管理テーブル1021の構成例を示す図である。
基地局通信品質管理テーブル1021は、UE101の通信品質の推定結果を記録するテーブルである。具体的には、基地局通信品質管理テーブル1021は、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)10211と、DPI141から取得した統計情報10212と、当該eNodeB111の通信品質情報10213とを含む。
統計情報10212は、基地局情報管理テーブル222の統計情報2222と同じであり、当該eNodeB111に接続しているUE101の数、及び当該eNodeB111が所定時間に転送している上り及び下りのデータ量(例えば、バイト数)を含む。通信品質情報10213は、品質値及び無線区間のスループット推定値を含む。品質値は、基地局情報管理テーブル222の通信品質情報2223の品質値(HTTPセッションスループット、TCPセッションスループット、RAN RTT)と同じである。無線区間のスループット推定値は、トラフィック管理サーバ143のCPU204が、以下に説明する方法によって計算する。
まず、式(1)を用いて、HTTPセッションスループットから無線区間のスループットを推定できる。
無線区間スループット=http_throughput×係数 …(1)
係数=exp(β0+β1×http_throughput+β2×転送バイト数+β3×接続UE数)
通信品質情報にHTTPセッションスループットを用いることによって、下位レイヤを使用できない場合でも、アプリケーション層のセッションを用いて無線区間のスループットを推定できる。
また、式(2)を用いて、TCPセッションスループットから無線区間のスループットを推定できる。
無線区間スループット=tcp_throughput×係数 …(2)
係数=exp(β0+β1×tcp_throughput+β2×転送バイト数+β3×接続UE数)
通信品質情報にTCPセッションスループットを用いることによって、上位層の多様なプロトコルによる通信の情報を用いて無線区間のスループットを推定できる。
さらに、式(3)を用いて、RTTから無線区間のスループットを推定できる。
無線区間スループット=exp(β0+β1×RAN_RTT) …(3)
通信品質情報に無線区間のRAN RTTを用いることによって、簡易に無線区間のスループットを推定できる。
式(1)〜(3)におけるβ0〜β3は所定のパラメータであり、ユーザが定めた定数でも、後述する第2実施例のように過去の通信品質の統計情報に基づいて定められた定数でもよい。さらに、パラメータβ0〜β3は、無線通信システムで共通の値でも、eNodeB111の種別(例えば、セクタ数)によって異なる値でも、eNodeB111毎に異なる値でもよい。
なお、無線区間のスループット推定値の計算方法は、前述したいずれかの方法のうち、ユーザが指定した方法を用いても、複数の方法で計算した推定値を統計処理した値を用いても、その時々の状況において誤差が少ない方法を用いてもよい。
図12は、第1実施例のトラフィック制御指示管理テーブル1022の構成例を示す図である。
トラフィック制御指示管理テーブル1022は、トラフィック管理サーバ143がP−GW133や動画圧縮装置145にトラフィックの制御を指示する内容を格納する。具体的には、トラフィック制御指示管理テーブル1022は、UE101を一意に識別するための識別情報(例えば、IMSI)10221と、当該UE101が利用しているアプリケーションプログラムの識別情報10222と、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)10223と、当該UE101とeNodeB111との間の無線区間のスループット推定値10224と、当該UE101のトラフィックの制御状態10225とを含む。
アプリケーションプログラムの識別情報10222は、DPI141がS1−Uインタフェースで受信したメッセージから識別され、ユーザ情報管理テーブル221に記録されたアプリケーションプログラムである。スループット推定値10224は、トラフィック管理サーバ143が計算して、基地局通信品質管理テーブル1021に記録された値である。
図13は、第1の実施例のトラフィック制御指示管理処理のフローチャートである。
トラフィック制御指示管理プログラム1012は、トラフィック制御指示管理テーブル1022の更新タイミングで(具体的には、DPI131からユーザ情報及び/又は基地局情報を受信すると)、トラフィック制御指示管理処理を実行し、トラフィック制御指示管理テーブル1022を更新する。なお、トラフィック制御指示管理プログラム1012は、所定のタイミング(例えば、所定時間間隔)でトラフィック制御指示管理処理を実行してもよい。
まず、トラフィック管理サーバ143のCPU204は、DPI131から受信したユーザ情報を用いて、トラフィック制御指示管理テーブル1022のアプリケーションプログラムの識別情報10222及び基地局ID10223を更新する(1301)。そして、DPI141から受信した基地局情報を用いてトラフィック制御指示管理テーブル1022の無線区間スループット推定値10224を更新する(1302)。
その後、UE101毎に、ステップ1303〜1304の処理を繰り返し実行する。ループ内では、制御帯域を更新するかを、以下の条件によって判定する(1303)。
条件1:制御帯域≧無線区間スループット推定値×閾値1
条件2:制御帯域≦無線区間スループット推定値×閾値2
条件1、2において、閾値1、2は、制御帯域を更新する範囲を定めるための閾値であり、ユーザが任意に設定すればよい。
そして、条件1又は2のいずれかを満たす場合、ステップ1304で、適用する制御帯域をスループット推定値×αへ更新する。αは制御帯域のスループット推定値からの余裕を示す係数である。
その後、全てのUE101についてスループット推定値の更新処理が終了すると、制御帯域を更新したエントリを制御装置(例えば、PCRF、P−GW133内に設けられたPCEF、動画圧縮装置145等)へ通知する(1305)。
以上に説明したように、第1実施例によると、S−GW131がS11インタフェースで送受信するメッセージ及びS1−Uインタフェースで送受信するパケットを用いて、eNodeB111が提供する無線区間の通信品質(スループット)をリアルタイムに推定することができる。
特に、eNodeB111は無線区間の通信品質を長周期(例えば、15分)で測定するので、短周期(数秒〜数十秒毎)の帯域制御に適さなかった。しかし、第1実施例によると、eNodeB111の種別(例えば、セクタ数、帯域幅)による性能差によらない、eNodeB111毎に無線区間の通信品質を遅滞なく推定することができ、eNodeB111毎に輻輳を遅滞なく判定できる。また、無線区間の通信品質に合わせた端末毎の帯域制御が可能となる。さらに、動画圧縮装置145が、無線区間の通信品質に合わせて動画の圧縮方法や解像度を変えることによって、UE101へ送信される動画データの量を制御することができる。
特に、第1実施例では、eNodeB111の種別(例えば、セクタ数、帯域幅)による性能差によらない、無線区間のユーザごとのスループットをeNodeB111毎に推定することができる。
また、無線通信システム全体で一つの基準指標でトラフィックを制御することができ、システム内で整合性がとれない制御を防止することができる。
本発明の第2実施例について図14から図19を用いて説明する。第2実施例は、無線通信システムがパラメータサーバ146を有する点で第1実施例と異なる。第2実施例では、前述した第1実施例との相違点のみを説明し、第1実施例と同一の構成及び処理は同じ符号を付し、それらの説明を省略する。無線区間のスループットを推定するために使用するパラメータβ0〜β3は、第1実施例ではユーザが固定的に設定する定数であるが、第2実施例では過去の通信品質の統計情報に基づいて定められる。第1実施例のスループット推定方法では、ユーザがパラメータβ0〜β3を任意に設定するため、無線区間のスループットの推定値の精度が低い場合があるが、第2実施例では、スループットの推定精度を高めることができる。
図14は、第2実施例の無線通信システムの構成を示す図である。
第2実施例の無線通信システムは、基地局装置であるeNodeB111、ゲートウェイ装置であるS−GW131とP−GW133、通信制御装置であるMME132、EMSサーバ135、パケット詳細解析装置であるDPI141、トラフィック管理サーバ143、及び、パラメータサーバ146を有する。eNodeB111には、ユーザ端末であるUE101が接続される。なお、図14では図示を省略したが、第2実施例の無線通信システムが動画圧縮装置145を有してもよい。
MME132は、UE101のモビリティを管理する装置であり、制御プレーンのシグナリングを送受信する。EMSサーバ135は、無線通信システムに備わるノードを管理するエレメント・マネジメント・システムである。具体的には、EMSサーバ135は、各ノードの統計情報(eNodeB111が転送するデータ量、eNodeB111が測定した無線区間のスループット等)を収集する。
パラメータサーバ146は、EMSサーバ135から取得したPM統計(eNodeB111が測定した統計情報)及びDPI141から取得したDPI統計(S11インタフェースで送受信されるメッセージ及びS1−Uインタフェースで送受信されるメッセージの統計値)を用いて、無線区間のスループットを推定するために使用するパラメータβ0〜β3を計算して、トラフィック管理サーバ143に出力する。トラフィック管理サーバ143は、パラメータサーバ146が計算したパラメータβ0〜β3を使用して無線区間のスループットの推定値を計算する。
図15は、第2実施例のパラメータサーバ146の構成を示す図である。
パラメータサーバ146の機能は、一般的なコンピュータの補助記憶装置202にプログラム(ソフトウェア)の形で格納され、CPU204が、補助記憶装置202から読み出したプログラムをメモリ上に展開して、実行する。パラメータサーバ146は、ネットワークI/F205を介して、EMSサーバ135、DPI141及びトラフィック管理サーバ143と通信する。パラメータサーバ146のメモリ203は、無線区間スループット推定プログラム1511を格納する。さらに、パラメータサーバ146のメモリ203は、算出パラメータ管理テーブル1521(図16参照)、PM統計管理テーブル1522(図17参照)及びDPI統計管理テーブル1523(図18参照)を格納する。
CPU204が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してパラメータサーバ146に提供され、非一時的記憶媒体である補助記憶装置202に格納される。このため、パラメータサーバ146は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
パラメータサーバ146は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に複数の計算機上で構成される計算機システムであり、前述したプログラムが、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
第2実施例のパラメータサーバ146の特徴の概略を簡単に説明すれば、以下の通りである。すなわち、パラメータサーバ146は、EMSサーバ135から取得したeNodeB111の通信品質情報の実測値(例えば、無線区間のスループット)及びDPI141から取得した通信品質情報(例えば、接続UE数、転送データ量)を用いて、無線区間のスループットを推定するために使用するパラメータβ0〜β3を計算し、トラフィック管理サーバ143に出力する。
図16は、第2実施例の算出パラメータ管理テーブル1521の構成例を示す図である。
算出パラメータ管理テーブル1521は、パラメータサーバ146が算出したパラメータβ0〜β3を記録するテーブルである。具体的には、算出パラメータ管理テーブル1521は、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)15211と、当該eNodeB111の種別15212と、計算されたパラメータ15213とを含む。
eNodeBの種別15212は、eNodeB111に実装されたセクタ数や帯域幅などである。パラメータ15213は、β0、β1、β2及びβ3を含む。
なお、図示した算出パラメータ管理テーブル1521は、eNodeBの識別情報15211及びeNodeBの種別15212を含むが、eNodeBの識別情報15211又はeNodeBの種別15212の一方を含むものでもよい。eNodeBの識別情報15211のみを含む場合、パラメータ15213はeNodeB毎に計算される。また、eNodeBの種別15212のみを含む場合、パラメータ15213はeNodeBの種別毎に計算される。
図17は、第2実施例のPM統計管理テーブル1522の構成例を示す図である。
PM統計管理テーブル1522は、EMSサーバ135から取得したeNodeB111の情報を記録するテーブルである。具体的には、PM統計管理テーブル1522は、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)15221と、無線区間のスループットの計測期間15222と、無線区間のスループット15223とを含む。
スループット15223は、当該eNodeB111で実測された無線区間のスループット15223である。計測期間15222と、当該eNodeB111で無線区間のスループット15223を計測した期間である。
図18は、第2実施例のDPI統計管理テーブル1523の構成例を示す図である。
DPI統計管理テーブル1523は、DPI141から取得したeNodeB111の情報を記録するテーブルである。具体的には、DPI統計管理テーブル1523は、eNodeB111を一意に識別するための識別情報(例えば、ECGI)15231と、基本統計情報及び通信品質情報の計測期間15232と、当該eNodeB111の統計情報15233と、当該eNodeB111の通信品質情報15234とを含む。
パラメータサーバ146は、eNodeB111の情報をDPI141から所定期間毎に取得した場合、当該所定期間が計測期間15232に記録される。統計情報15233は、当該eNodeB111に接続しているUE101の数、及び当該eNodeB111が所定時間に転送している上り及び下りのデータ量(例えば、バイト数)を含む。通信品質情報15234は、品質値及び品質値の計測時に使用したサンプル数を含む。品質値は、スループット(bps)、RTTなどがある。品質値がスループットである場合、サンプル数は、スループットの計測に使用したセッション数である。RTTの品質値としては、所定値(例えば、50ミリ秒)以下の割合や、平均値などの統計値がある。
図19は、第2実施例の無線区間スループット推定パラメータ生成処理のフローチャートである。
無線区間スループット推定プログラム1511は、所定のタイミング(例えば、所定時間毎、ユーザが指定した時刻)に無線区間スループット推定パラメータ生成処理を実行し、算出パラメータ管理テーブル1521を更新する。なお、無線区間スループット推定プログラム1511は、PM統計管理テーブル1522及び/又はDPI統計管理テーブル1523が更新されたタイミングで無線区間スループット推定パラメータ生成処理を実行してもよい。
まず、パラメータサーバ146のCPU204は、パラメータ算出に用いる期間Tを取得する(1901)。期間Tは、ユーザによって指定されたり、無線区間スループット推定パラメータ生成処理の実行間隔(所定時間)でもよい。
次に、パラメータを計算する対象の基地局のリストを取得する(1902)。基地局リストは、例えば、DPI統計管理テーブル1523の基地局ID15231や、eNodeB111を管理しているサーバ(例えば、EMSサーバ135)から取得することができる。
その後、取得した基地局リストから一つのeNodeB111を選択し、ステップ1903〜1907の処理を繰り返す。
ステップ1903では、基地局IDがXiであり、計測期間Tに含まれるPM統計及びDPI統計を、それぞれ、PM統計管理テーブル1522及びDPI統計管理テーブル1523から取得する。そして、基地局ID及び計測期間を用いて、PM統計とDPI統計とを対応付ける(1904)。さらに、PM統計及びDPI統計にフィルタ処理を実行する(1905)。フィルタ処理では、例えば、サンプル数が所定の閾値より少ない統計や、接続ユーザ数が所定の閾値より少ない統計を除外することによって、異常値によるパラメータのブレを少なくすることができる。
そして、無線区間スループット値を目的変数とし、基本統計情報及び通信品質情報を説明変数とした最尤推定によってパラメータを計算し(1906)、計算したパラメータを算出パラメータ管理テーブル1521へ記録する(1907)。
全てのeNodeB111についてのパラメータの計算が終了した後、計算されたパラメータをトラフィック管理サーバ143に出力する(1908)。
なお、eNodeB111毎の繰り返し処理を省略し、無線通信システムで共通のパラメータβ0〜β3の値を計算してもよい。さらに、eNodeB111の種別(例えば、セクタ数)毎に繰り返し処理を実行し、eNodeB111の種別によってパラメータβ0〜β3の異なる値を計算してもよい。
以上に説明したように、第2実施例によると、パラメータサーバ146が、EMSサーバ135から取得したPM統計及びDPI141から取得したDPI統計を用いて、無線区間のスループットを推定するために使用するパラメータβ0〜β3を計算するので、eNodeB111の設置環境(例えば、UE101がセルエッジに多いか、セル中心に多いかの傾向)による差を考慮してスループット推定値を計算して、スループット推定の精度を向上することができる。そして、より適切な帯域制御をすることができる。
本発明の第3実施例について図20から図23を用いて説明する。第3実施例は、無線通信システムがフィルタサーバ147を有する点で第1実施例と異なる。第3実施例では、前述した実施例との相違点のみを説明し、第1実施例及び第2実施例と同一の構成及び処理は同じ符号を付し、それらの説明を省略する。第3実施例では、無線区間のスループットと相関性が高い通信品質を抽出するフィルタを生成し、生成したフィルタによって選択された通信品質を用いて無線区間のスループットを推定する。このため、通信品質の推定精度を向上することができる。
図20は、第3実施例の無線通信システムの構成を示す図である。
第3実施例の無線通信システムは、基地局装置であるeNodeB111、ゲートウェイ装置であるS−GW131とP−GW133、通信制御装置であるMME132、EMSサーバ135、パケット詳細解析装置であるDPI141、トラフィック管理サーバ143、及び、フィルタサーバ147を有する。eNodeB111には、ユーザ端末であるUE101が接続される。なお、図20では図示を省略したが、第3実施例の無線通信システムが動画圧縮装置145を有してもよい。
フィルタサーバ147は、EMSサーバ135から取得したPM統計及びS−GW131から取得したセッションログ情報を用いて、通信品質情報を選択するためのフィルタを生成し、DPI141に出力する。DPI141は、フィルタサーバ147から取得したフィルタを用いてセッション情報を選択し、通信品質を計測する。
図21は、第3実施例のフィルタサーバ147の構成を示す図である。
フィルタサーバ147の機能は、一般的なコンピュータの補助記憶装置202にプログラム(ソフトウェア)の形で格納され、CPU204が、補助記憶装置202から読み出したプログラムをメモリ上に展開して、実行する。フィルタサーバ147は、ネットワークI/F205を介して、EMSサーバ135及びDPI141と通信する。フィルタサーバ147のメモリ203は、フィルタ生成プログラム2111を格納する。さらに、フィルタサーバ147のメモリ203は、生成フィルタ管理テーブル2121(図22参照)、PM統計管理テーブル2122及びDPIセッションログ管理テーブル2123を格納する。
PM統計管理テーブル2122は、第2実施例のパラメータサーバ146が保持するPM統計管理テーブル1522と同じである。DPIセッションログ管理テーブル2123は、DPI141が保持するセッションレコード管理テーブル223と同じである。
CPU204が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してフィルタサーバ147に提供され、非一時的記憶媒体である補助記憶装置202に格納される。このため、フィルタサーバ147は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
フィルタサーバ147は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に複数の計算機上で構成される計算機システムであり、前述したプログラムが、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
第3実施例のフィルタサーバ147の特徴の概略を簡単に説明すれば、以下の通りである。すなわち、フィルタサーバ147は、EMSサーバ135から取得したeNodeB111の通信品質情報の実測値(例えば、無線区間のスループット)及びDPI141から取得したセッションログ情報を用いて、通信品質情報を選択するためのフィルタを生成する。
図22は、第3の実施例の生成フィルタ管理テーブル2121の構成例を示す図である。
生成フィルタ管理テーブル2121は、フィルタサーバ147が生成したフィルタを記録するテーブルである。具体的には、生成フィルタ管理テーブル2121は、セッションを終端するサーバを一意に識別するためのサーバ情報21211と、当該サーバのホスト名21212と、当該セッションのHTTPメソッド21213と、当該セッションのアプリケーションプログラムを識別するための識別情報21214と、当該セッションで転送されるデータ量21215とを含む。
サーバ情報21211は、セッションを終端するサーバのIPアドレスとポート番号とを含む。転送データ量21215には、セッション毎に転送されるデータ量の範囲や下限値が記録される。
図23は、第3の実施例のフィルタ生成処理のフローチャートである。
まず、フィルタサーバ147のCPU204は、パラメータ算出に用いる期間Tを取得し、フィルタ条件に含まれる1以上の項目iを取得する(2301)。期間Tは、ユーザによって指定されたり、無線区間スループット推定パラメータ生成処理の実行間隔(所定時間)でもよい。フィルタ条件に含まれる項目は、ユーザが任意に指定することができる。
そして、フィルタ条件に項目iの値が一致するセッションの数を計数し、計数されたセッション数が所定数以上となる項目iの値をフィルタ候補に決定し、フィルタ候補群を生成する(2302)。セッション数が少ないフィルタ処理を除外することによって、有意な統計値が得られるフィルタ条件を選択することができる。また、生成されるフィルタの数を抑制することによって、DPI141におけるフィルタリング処理の負荷を軽減することができる。
その後、フィルタ候補群からフィルタ候補Fiを一つ選択し、ステップ2303〜2307の処理を繰り返す。
ステップ2303では、基地局ID及び計測期間Tの組み合わせ毎にフィルタ候補Fiの条件を満たすセッションレコードから通信品質値の代表値を計算する(2303)。代表値は、計測期間内の通信品質値を統計処理した値で、例えば、平均値や中央値を用いることができる。
そして、基地局ID及び計測期間を用いて、PM統計(無線区間のスループットの実測値)と通信品質値の代表値とを対応付ける(2304)。
そして、無線区間のスループットの実測値と通信品質値の代表値との相関係数を計算し(2305)、相関係数と所定の閾値とを比較判定する(2306)。その結果、相関係数が所定の閾値以上であれば、フィルタ候補Fiの条件はスループット値と相関があり、フィルタ候補Fiは有効なフィルタであるので、フィルタ候補Fiを生成フィルタ管理テーブル2121に記録する(2307)。
全てのフィルタ候補Fiについて無線区間のスループットの実測値との相関係数の判定が終了した後、生成したフィルタ条件をDPI141に出力する(2308)。
DPI141は、基地局情報更新処理(図7)のステップ713で受信したフィルタ条件に一致したセッションを用いて計測した通信品質を基地局情報管理テーブル222に追加する。基地局情報管理テーブル222は、フィルタ条件に拘わらず一つだけ設けてもよい。また、フィルタ条件毎に異なるテーブルを設けてもよい。フィルタ条件によって、トラフィック制御の効き方が異なることから、フィルタ条件毎に異なるテーブルを設けることによって、多様なトラフィック制御を実現することができる。
以上に説明したように、第3実施例によると、無線区間のスループットの実測値と相関性が高い通信品質情報を抽出するフィルタを生成し、生成したフィルタによって選択された通信品質情報を用いて無線区間のスループットを推定する。このため、無線区間のスループットの推定精度を向上することができる。
特に、通信品質情報にTCPセッションスループットを用いると、多様なプロトコルの通信の情報を用いて、無線区間のスループット推定値を計算することになる。このため、無線区間のスループットと相関が高いセッションをフィルタを用いて選択して無線区間のスループット推定値を計算するとよい。例えば、無線区間のスループットの推定は、ファイルダウンロードのようなデータ転送量が大きいセッションが適するが、TCPセッションスループットを用いると、データ転送量が少ないセッションの情報も使用することになる。第3実施例によると、無線区間のスループットを推定するために使用する通信品質情報をフィルタによって選択することができる。また、アプリケーションレイヤでスループットを制御するアプリケーションによるセッションを除外して、無線区間のスループットを推定することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
101 ユーザ端末(UE:User Equipment)
111 基地局(eNodeB:E−UTRAN NodeB)
131 S−GW(Serving Gateway)
133 P−GW(Packet Data Network Gateway)
134 PDN(Packet Data Network)
135 EMS(Element Management System)サーバ
141 パケット詳細解析装置(DPI)
143 トラフィック管理サーバ
145 動画圧縮装置
146 パラメータサーバ
147 フィルタサーバ

Claims (15)

  1. 通信システムのトラフィックを管理する通信管理装置であって、
    前記通信システムは、端末と通信する無線基地局と、前記無線基地局と接続されたゲートウェイ装置とを有し、
    前記ゲートウェイ装置が送受信するデータから取得した通信品質情報を用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信管理装置。
  2. 請求項1に記載の通信管理装置であって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するデータのラウンドトリップタイムであることを特徴とする通信管理装置。
  3. 請求項1に記載の通信管理装置であって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するTCPセッションのスループットであり、
    前記通信管理装置は、前記通信品質情報と、前記ゲートウェイ装置が転送するデータの量と、前記無線基地局に接続されている端末の数とを用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信管理装置。
  4. 請求項1に記載の通信管理装置であって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するHTTPセッションのスループットであり、
    前記通信管理装置は、前記通信品質情報と、前記ゲートウェイ装置が転送するデータの量と、前記無線基地局に接続されている端末の数とを用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信管理装置。
  5. 請求項1に記載の通信管理装置であって、
    前記通信システムは、前記端末に許容される帯域を制御する制御装置を有し、
    前記通信管理装置は、前記計算された無線区間のスループットに基づいて、前記端末に適用する制御内容を決定し、前記制御装置に通知することを特徴とする通信管理装置。
  6. 請求項5に記載の通信管理装置であって、
    前記計算された無線区間のスループットに所定値を乗じて定められた閾値と現在の制御帯域を比較して、前記端末に適用する帯域を更新するかを決定し、
    前記帯域を更新すると決定された場合、前記計算された無線区間のスループットに所定の係数を乗じて定められた帯域を前記制御装置に通知することを特徴とする通信管理装置。
  7. 端末との間でユーザデータを送受信する通信システムであって、
    トラフィックを管理する通信管理装置と、
    前記トラフィックを解析する解析装置とを備え、
    前記解析装置は、前記端末と通信する無線基地局と接続されたゲートウェイ装置が送受信するデータを取得し、
    前記通信管理装置は、前記解析装置が取得したデータから取得した通信品質情報を用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信システム。
  8. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するデータのラウンドトリップタイムであることを特徴とする通信システム。
  9. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するTCPセッションのスループットであり、
    前記通信管理装置は、前記通信品質情報と、前記ゲートウェイ装置が転送するデータの量と、前記無線基地局に接続されている端末の数とを用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信システム。
  10. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記通信品質情報は、前記ゲートウェイ装置が送受信するHTTPセッションのスループットであり、
    前記通信管理装置は、前記通信品質情報と、前記ゲートウェイ装置が転送するデータの量と、前記無線基地局に接続されている端末の数とを用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算することを特徴とする通信システム。
  11. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記端末に許容される帯域を制御する制御装置を有し、
    前記通信管理装置は、前記計算された無線区間のスループットに基づいて、前記端末に適用する制御内容を決定し、前記制御装置に通知することを特徴とする通信システム。
  12. 請求項11に記載の通信システムであって、
    前記通信管理装置は、
    前記計算された無線区間のスループットに所定値を乗じて定められた閾値と現在の制御帯域を比較して、前記端末に適用する帯域を更新するかを決定し、
    前記帯域を更新すると決定された場合、前記計算された無線区間のスループットに所定の係数を乗じて定められた帯域を前記制御装置に通知することを特徴とする通信システム。
  13. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記無線区間のスループットの推定値を計算するために使用するパラメータを計算するパラメータ計算装置を備え、
    前記パラメータ計算装置は、前記無線基地局が測定した無線区間のスループットの実測値と、前記ゲートウェイ装置が送受信するデータの量と、前記無線基地局に接続されている端末の数とを用いて、前記パラメータを計算することを特徴とする通信システム。
  14. 請求項7に記載の通信システムであって、
    前記無線区間のスループットの推定値を計算するために使用する通信品質情報を選択するためのフィルタを生成するフィルタ生成装置を備え、
    前記フィルタ生成装置は、前記無線基地局が測定した無線区間のスループットの実測値と、前記ゲートウェイ装置が取得した通信品質情報とを用いて、前記フィルタを生成することを特徴とする通信システム。
  15. 通信システムのトラフィックを管理する通信管理装置で実行されるプログラムであって、
    前記通信システムは、端末と通信する無線基地局と、前記無線基地局と接続されたゲートウェイ装置とを有し、
    前記通信管理装置は、前記プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納するメモリとを有し、
    前記プログラムは、
    前記ゲートウェイ装置が送受信するデータから取得した通信品質情報を取得する手順と、
    前記取得した通信品質情報を用いて、前記無線基地局と前記端末との間の無線区間のスループットの推定値を計算する手順とを前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
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