JP2016126979A - Electromagnetic relay - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電磁継電器に関する。 The present invention relates to an electromagnetic relay.
一般に、コイルの励磁により、接点を動作させる電磁継電器が知られている。電磁継電器には、メイク接点(a接点)とブレイク接点(b接点)の2種類の接点が設けられている。メイク接点は、電磁継電器のコイルが励磁されると、導通する接点である。ブレイク接点は、電磁継電器のコイルが励磁されていないと、導通する接点である。また、回路試験などのために、コイルを励磁せずに、手動で押圧する操作(手動押圧操作)により、強制的に接点を切り換えられるチェック機能付き電磁継電器がある(特許文献1参照)。 In general, an electromagnetic relay that operates a contact by exciting a coil is known. The electromagnetic relay is provided with two types of contacts, a make contact (a contact) and a break contact (b contact). The make contact is a contact that conducts when the coil of the electromagnetic relay is excited. The break contact is a contact that conducts when the coil of the electromagnetic relay is not excited. In addition, there is an electromagnetic relay with a check function for switching a contact forcibly by an operation (manual pressing operation) of manually pressing a coil without exciting a coil for a circuit test or the like (see Patent Document 1).
しかしながら、手動押圧操作の場合、接点を切り換えた状態(例えば、メイク接点を導通させた状態)に維持するには、押圧し続けなければならない。例えば、多数の電磁継電器が実装された配電盤などの回路試験を行う場合には、試験条件によっては、複数の電磁継電器を動作させた状態に維持する必要がある。従って、このような試験では、試験条件を満たすために、導通する接点に予めジャンパー線を取り付けることが行われる。 However, in the case of a manual pressing operation, in order to maintain the contact point in a switched state (for example, a state in which the make contact point is made conductive), it is necessary to continue pressing. For example, when performing a circuit test of a switchboard or the like on which a large number of electromagnetic relays are mounted, it is necessary to maintain a plurality of electromagnetic relays in an operating state depending on test conditions. Therefore, in such a test, in order to satisfy the test condition, a jumper wire is attached in advance to the conductive contact.
そこで、本発明の目的は、試験のために動作状態を維持することができる励磁継電器を提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide an excitation relay that can maintain an operating state for a test.
本発明の観点に従った励磁継電器は、可動接点と、前記可動接点と電気的に接続される固定端子と、コイルと、前記コイルが励磁されていると、前記可動接点が磁力により前記コイルに引き寄せられ、前記可動接点と電気的に接続されるメイク接点と、前記コイルが励磁されていなくとも、前記可動接点を前記メイク接点に電気的に接続されるメイク位置に固定するメイク位置固定手段とを備える。 An excitation relay according to an aspect of the present invention includes a movable contact, a fixed terminal that is electrically connected to the movable contact, a coil, and the coil that is excited, and the movable contact is applied to the coil by a magnetic force. A makeup contact that is attracted and electrically connected to the movable contact; and a makeup position fixing means that fixes the movable contact to a makeup position that is electrically connected to the makeup contact even when the coil is not excited; Is provided.
本発明によれば、試験のために動作状態を維持することができる励磁継電器を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the excitation relay which can maintain an operation state for a test can be provided.
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に励磁継電器1の通常位置が選択された状態の構成を示す構成図である。なお、図面における同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分について主に述べる。
(Embodiment)
FIG. 1 is a configuration diagram showing a configuration in a state where the normal position of the
励磁継電器1は、配電盤(例えば、保護継電装置)などの装置における電気回路を構成する機器である。以降では、説明の便宜上、励磁継電器1が実装されている装置を配電盤という。
The
励磁継電器1は、コイル2、印加端子3、ブレイク接点端子4、メイク接点端子5、固定端子6、可動接点7、切換スイッチ8、固定器具9、及びケース10を備えている。
The
コイル2は、可動接点7を動作させるためのコイルである。コイル2は、励磁すると、電磁石になる。コイル2が電磁石になると、可動接点7に設けられた接触部71がコイル2に設けられた接触部21に磁力により引き寄せられることで、可動接点7が動く。コイル2の励磁後、コイルが励磁されなくなると、コイル2から離れるように可動接点7が動く。このように可動接点7が動くことにより、励磁継電器1の接点が切り換わる。
The
印加端子3は、コイル2に電圧を印加するための端子である。印加端子3に電圧が印加されることで、印加端子3とリード線L1で接続されているコイル2が励磁する。
The application terminal 3 is a terminal for applying a voltage to the
ブレイク接点端子4は、配電盤の運用時(通常位置が選択されいる時)では、励磁継電器1が動作していない状態(ブレイク状態)のときに、固定端子6と導通する端子である。
The
メイク接点端子5は、配電盤の運用時では、励磁継電器1が動作している状態(メイク状態)のときに、固定端子6と導通する端子である。
The make
可動接点7は、励磁継電器1の動作又は不動作に応じて、接点を切り換えるための接点である。
The
固定端子6は、ブレイク接点端子4又はメイク接点端子5と導通するための対になる端子である。
The fixed terminal 6 is a pair of terminals for conducting with the
切換スイッチ8は、通常位置、ブレイク位置、又はメイク位置のいずれかを選択する。配電盤の運用時では、切換スイッチ8は、通常位置を選択する。配電盤の試験時では、試験条件に応じて、ブレイク位置又はメイク位置が選択される。励磁継電器1を常にブレイク状態にするときは、切換スイッチ8をブレイク位置にする。励磁継電器1を常にメイク状態にするときは、切換スイッチ8をメイク位置にする。
The
固定器具9は、切換スイッチ8で選択されたブレイク位置又はメイク位置に応じて、可動接点7を固定する。即ち、コイル2が励磁されているか否かに関係なく、固定器具9は、励磁継電器1のブレイク状態又はメイク状態を維持する。切換スイッチ8で通常位置が選択されている場合は、可動接点7は、固定されていない。可動接点7が固定されていない場合は、コイル2が励磁されているか否かに応じて、ブレイク状態又はメイク状態になる。
The
ケース10は、励磁継電器1の全体を覆うカバーである。ケース10は、励磁継電器1を構成する構成部品を保護する。
The
次に、切換スイッチ8が通常位置を選択している場合について説明する。
Next, the case where the
コイル2が励磁していないとき、可動接点7は、コイル2から離れた位置にある。可動接点7がこの位置のとき、可動接点7の導通部72がブレイク接点端子4の導通部41と接触している。この接触により、ブレイク接点端子4は、可動接点7と電気的に接続される。また、可動接点7は、リード線L2で固定端子6と接続されている。このため、コイル2が励磁していないときは、ブレイク接点端子4は、固定端子6と電気的に接続される。即ち、ブレイク接点端子4は、固定端子6と導通する。
When the
コイル2が励磁しているとき、可動接点7は、コイル2と接触した位置にある。可動接点7がこの位置のとき、可動接点7の導通部73がメイク接点端子5の導通部51と接触している。この接触により、メイク接点端子5は、可動接点7と電気的に接続される。このため、コイル2が励磁しているときは、メイク接点端子5は、固定端子6と電気的に接続される。即ち、メイク接点端子5は、固定端子6と導通する。
When the
次に、図2を参照して、切換スイッチ8がブレイク位置を選択している場合について説明する。図2は、本実施形態に励磁継電器1のブレイク位置が選択された状態の構成を示す構成図である。
Next, a case where the
切換スイッチ8がブレイク位置を選択している場合は、固定器具9により、可動接点7がコイル2から離れた位置で固定される。即ち、可動接点7の導通部72がブレイク接点端子4の導通部41に接触した状態で固定される。これにより、コイル2が励磁しているか否かに関係なく、ブレイク接点端子4は、常に固定端子6と導通する。
When the
次に、図3を参照して、切換スイッチ8がメイク位置を選択している場合について説明する。図3は、本実施形態に励磁継電器1のメイク位置が選択された状態の構成を示す構成図である。
Next, with reference to FIG. 3, the case where the
切換スイッチ8がメイク位置を選択している場合は、固定器具9により、可動接点7の接触部71がコイル2の接触部21と接触した位置で固定される。即ち、可動接点7の導通部73がメイク接点端子5の導通部51に接触した状態で固定される。これにより、コイル2が励磁しているか否かに関係なく、メイク接点端子5は、常に固定端子6と導通する。
When the
次に、励磁継電器1が実装された配電盤の試験方法について説明する。
Next, a test method for the switchboard on which the
図4は、配電盤に実装された励磁継電器1のコイル2の部分の回路を示す回路図である。図5は、配電盤に実装された励磁継電器1の接点部分の回路を示す回路図である。
FIG. 4 is a circuit diagram showing a circuit of a portion of the
コイル2の一方の端子は、直流電源の正極にスイッチSW1を介して接続されている。コイル2のもう一方の端子は、直流電源の負極に接続されている。スイッチSW1が入ると、コイル2に直流電圧が印加されるため、コイル2が励磁する。これにより、励磁継電器1がメイク動作をする。スイッチSW1が入れると、励磁継電器1がブレイク動作をする。
One terminal of the
図5に示す回路の励磁継電器1の固定端子6には、直流電圧の正極が常時印加されている。メイク接点端子5は、スイッチSW2の一方の端子に接続されている。スイッチSW2のもう一方の端子は、電圧信号を出力する出力端子Toに接続されている。
The positive terminal of the DC voltage is always applied to the fixed terminal 6 of the
この回路では、励磁継電器1がメイク状態であり、かつスイッチSW2が入っている場合に、正極の電圧信号が出力される。励磁継電器1がブレイク状態の場合、スイッチSW2の条件に関係なく、電圧信号は出力されない。従って、スイッチSW2を試験する場合、励磁継電器1をメイク状態にする必要がある。そこで、切換スイッチ8をスライドさせて、メイク位置にする。これにより、励磁継電器1を強制的にメイク状態にする。即ち、固定端子6とメイク接点端子5を導通状態にする。この状態で、スイッチSW2を開閉させて、出力端子Toから電圧信号が出力されるか否かを確認することで、スイッチSW2を試験する。
In this circuit, when the
また、励磁継電器1の接点の接続を試験する場合は、切換スイッチ8をメイク位置又はブレイク位置にすることで、図4に示すスイッチSW1を開放したままで、試験することができる。
Further, when testing the connection of the contacts of the
本実施形態によれば、切換スイッチ8により接点を切り換えることで、励磁継電器1を強制的にメイク状態又はブレイク状態に維持することができる。これにより、励磁継電器1を実装した配電盤の回路にハードウェア的な改造(例えば、ジャンパー線の接続)をすることなく、励磁継電器1を実装した回路の試験をすることができる。
According to the present embodiment, the
また、切換スイッチ8は、スライドさせることで、通常位置、ブレイク位置、又はメイク位置のいずれかを選択できるスイッチである。これにより、手動押圧操作式のスイッチのように、押し続けなくてもメイク状態又はブレイク状態を維持することができる。
The
さらに、切換スイッチ8をスライド式のスイッチとすることにより、可動接点7に必要以上の圧力が加わることを防止することができる。例えば、手動押圧操作式のスイッチの場合、押圧による力がそのまま可動部に加わるため、電磁継電器1の可動部の動作に影響を及ぼす可能性がある。これに対して、スライド式の切換スイッチ8では、このような力が可動接点7に加わることがないため、切換スイッチ8の操作が電磁継電器1の動作に影響を与えることを防止することができる。
Furthermore, by making the changeover switch 8 a slide-type switch, it is possible to prevent an excessive pressure from being applied to the
なお、本実施形態では、ブレイク接点端子4とメイク接点端子5を設けたが、ブレイク接点端子4は設けなくてもよい。即ち、励磁継電器1は、メイク接点の機能のみでもよい。
In the present embodiment, the
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. Moreover, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, constituent elements over different embodiments may be appropriately combined.
1…励磁継電器、2…コイル、3…印加端子、4…ブレイク接点端子、5…メイク接点端子、6…固定端子、7…可動接点、8…切換スイッチ、9…固定器具、10…ケース。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記可動接点と電気的に接続される固定端子と、
コイルと、
前記コイルが励磁されていると、前記可動接点が磁力により前記コイルに引き寄せられ、前記可動接点と電気的に接続されるメイク接点と、
前記コイルが励磁されていなくとも、前記可動接点を前記メイク接点に電気的に接続されるメイク位置に固定するメイク位置固定手段と
を備えることを特徴とする励磁継電器。 A movable contact;
A fixed terminal electrically connected to the movable contact;
Coils,
When the coil is excited, the movable contact is attracted to the coil by a magnetic force, and a make contact electrically connected to the movable contact;
An exciting relay comprising: a make position fixing means for fixing the movable contact to a make position electrically connected to the make contact even when the coil is not excited.
前記コイルが励磁されていても、前記可動接点を前記ブレイク接点に電気的に接続されるブレイク位置に固定するブレイク位置固定手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の励磁継電器。 When the coil is not energized, the movable contact is separated from the coil and is electrically connected to the movable contact;
2. The excitation relay according to claim 1, further comprising: a break position fixing unit that fixes the movable contact to a break position that is electrically connected to the break contact even when the coil is excited.
を備えることを特徴とする請求項2に記載の励磁継電器。 A switch for selecting any one of fixing the movable contact by the makeup position fixing unit, fixing the movable contact by the break position fixing unit, or not fixing the movable contact is provided. Item 3. The excitation relay according to Item 2.
を特徴とする請求項3に記載の励磁継電器。 The excitation relay according to claim 3, wherein the switch is selected by sliding.
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JPS5959446U (en) * | 1982-10-15 | 1984-04-18 | 富士電機株式会社 | Electromagnetic relay with button for operation check |
JPH08222109A (en) * | 1995-02-16 | 1996-08-30 | Idec Izumi Corp | Electromagnetic relay with check function and manufacture thereof |
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