JP2016122144A - 映像表示装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】単眼型のヘッドマウントディスプレイ(HDM)において、処理の負荷と消費電力を削減することが可能な映像表示装置及び方法を提供する。
【解決手段】輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、表示装置において認識させる情報の周囲に前記静止画パターンを表示させる表示制御部とを有し、単眼型の映像装置において、処理の負荷と消費電力を削減し、且つ両眼視野闘争を軽減させる。
【選択図】図10
【解決手段】輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、表示装置において認識させる情報の周囲に前記静止画パターンを表示させる表示制御部とを有し、単眼型の映像装置において、処理の負荷と消費電力を削減し、且つ両眼視野闘争を軽減させる。
【選択図】図10
Description
本発明は、映像表示装置及び方法に関する。
近年では、体に装着してコンピューティング資源を利用するウェアラブル端末の一つとして、装着者の視野に入るディスプレイに情報を提示する頭部装着型の映像表示装置が知られている。この映像表示装置の中には、片方の目の視野にディスプレイを配置し、片目で情報を認識させる、単眼型のものがある。
単眼型の映像表示装置の場合、装着者は、左右の目で異なる絵を認識するため、両眼視野闘争が生じて疲労の原因となる。
そこで、従来では、両眼視野闘争を軽減させるための対策として、ディスプレイが視野に入るほうの目を優位にする方法が考えられている。
その方法のひとつとして、ディスプレイに動く映像を表示させ、周辺視野に動きが検出された場合には動きに注意が向く、という眼の視野特性を利用することで、ディスプレイが視野に入るほうの眼を優位にさせるものが知られている。
両眼視野闘争研究の進展, 東工大 松宮一道, VISION Vol.14, No.4, 151-164, 2002[T S1]
上記の方法では、ディスプレイに動画を表示させることになるが、ウェアラブル端末では、動画を表示させるためのフレームレートや伝送速度、情報処理能力を実現することが困難である。
1つの側面では、処理の負荷と消費電力を削減することが可能な映像表示装置及び方法を提供することを目的としている。
一様態によれば、輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、表示装置において認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを表示させる表示制御部と、を有する。
上記各部は、各部を実現する処理をコンピュータにより実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
処理の負荷と消費電力を削減することができる。
以下に、図面を参照して実施形態について説明する。始めに、図1乃至図3を参照して本実施形態の着眼点について説明する。
図1は、人間の視野と視細胞について説明する図である。図1に示すように、人間の眼球の網膜の中心部には錐体細胞が密集しており、周辺部分は杆体細胞が分布している。
錐体細胞は、人に色や形を感じさせるものであり、視野の中央に存在する。これに対し、杆体細胞は、左右に±90度以上ある広い視野全体に渡る位置や動きに対して敏感な反応を示す。このため、人間の視覚には、視野の端の方でも、何かが動くとそれが何かは認識できないまでも意識に上り、眼や体を向けることでそれが何であるかを見極めようとする特性がある。
また、人間の視覚には、特定の大小関係の輝度を有する画像のパターンの繰り返しを配置すると、パターンが動いて見える運動錯視を起こす特性がある。
図2は、運動錯視を起こすパターンを持つ画像の例を示す図である。人間の視覚では、例えば図2に示すように、黒、濃い灰色、白、薄い灰色、黒が繰り返されるパターン画像を配置すると、このパターン画像が矢印Y方向に画像が動いて見える運動錯視が起こる。
本実施形態では、この2点に着目した。すなわち、本実施形態では、人の視覚において動きに対して敏感な性質を利用し、その動きを運動錯視を起こさせる静止画のパターンにより実現することで、単眼型の映像表示装置において、処理の負荷と消費電力を低減し、且つ両眼視野闘争を軽減させる。
尚、運動錯視は、周辺視において強くなる傾向がある。より具体的には、視野角が約5度より広い視野で作用が強くなる性質を持つ。視野角が約5度より広い視野とは、錐体細胞が密集しており、視力が発揮できてピントが合う範囲である。
また、視野角が5度より広い場合は、モザイク状の知覚交代が起こる。したがって、本実施形態において、画面全体を安定して優位に導くためには、パターン画像は視野角おおよそ5度毎に一つ配置することが望ましい。
さらに、人間の視覚には、コントラストがある画像の方が、コントラストがない画像に対してピントの調節を誘起でき、結果として優位に導くことができる、という特性がある。
運動錯視を起こさせるパターン画像は、境界(エッジ)が鮮明であり、コントラストのある画像である。よって、本実施形態では、ディスプレイにパターン画像を表示させることで、パターン画像が視界に入る方の目のピントの調節を誘起させ、優位に導くことができる。
単眼型の映像表示装置では、一般的には、実世界にある物体までの距離とディスプレイに表示された虚像までの距離が一致しない。この場合、装着者に、映像表示装置側の眼にピントの調節を行わせることができれば、もう片眼のエッジが不鮮明になり、映像表示装置側の眼が優位になる。そこで、本実施形態では、上述のパターン画像を虚像32と共にディスプレイ2に表示させることで、装着者の右目にピントの調節を誘起させ、虚像32を優位にする。
図3は、ピントの調整を説明する図である。図3では、装着者が単眼型の映像表示装置1を右目に装着しており、装着者が作業を行う実世界にある物体31が、装着者から手の届く距離L1にあるものとした。
これに対し、装着者から、映像表示装置1のディスプレイ2に表示された虚像32まで距離L2は、設計値で決まるものあり、距離L1と一致させることは難しい。
この状態において、装着者が映像表示装置1側の表示にピントを合わせた場合、物体31に対してピントが外れる。その結果、両眼視は、視界33に示すように、物体31が不鮮明な物体31′となり、虚像32にピントが合った、虚像32が優位な状態となる。
尚、ピントを調節する能力であるが、図1に示したように、色や形を認識する錐体細胞は、視野角が約±2.5度程度の範囲にほとんどが密集している。この範囲では、人の角度分解能(視力)はあるが、この範囲をはずれると視力は1/10程度に下がる。つまり、ピントを調節させるためには、視野角約5度毎にパターン画像を配置する必要があることになる。
以上のことからも、本実施形態のパターン画像は、視野角5度毎に一つ配置することが望ましい。
以下に、上述の着目点に基づいた映像表示装置について説明する。本実施形態の映像表示装置1は、例えば単眼型のビデオスルー型のHMD(Head Mounted Display)である。
図4は、映像表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、映像表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の映像表示装置1は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置11、表示装置12、ドライブ装置13、補助記憶装置14、メモリ装置15、演算処理装置16及びインターフェース装置17を有する。
入力装置11は、各種データの入力を行う。具体的には、入力装置11は、例えば表示装置12に表示させる画像や映像を入力する。表示装置12は、ディスプレイ2等である。本実施形態の表示装置12は、例えば映像表示装置1の装着者の片眼の視野の10%以上(約20%)の領域を占める大きさのディスプレイである。
インターフェース装置17は、映像表示装置1をネットワークに接続する為の装置である。映像表示プログラムは、映像表示装置1を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。映像表示プログラムは、例えば記録媒体18の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。映像表示プログラムを記録した記録媒体18は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また映像表示プログラムを記録した記録媒体18がドライブ装置13にセットされると、映像表示プログラムは記録媒体18からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた映像表示プログラムは、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。
補助記憶装置14は、インストールされた映像表示プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置15は、映像表示装置1の起動時に補助記憶装置14から映像表示プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置16はメモリ装置15に格納された映像表示プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
次に、図5を参照して映像表示装置1の機能について説明する。図5は、映像表示装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の映像表示装置1は、演算処理装置16が映像表示プログラムを実行することで、下記の各部の機能を実現する。本実施形態の映像表示装置1は、入力受付部110、特定パターン生成部120、映像重畳部130、表示制御部140を有する。
本実施形態の入力受付部110は、映像表示装置1により表示される映像の入力を受け付ける。入力受付部110が受け付ける映像は、ディスプレイ2に表示される映像であり、映像表示装置1の装着者に認識させる情報を含むものである。
特定パターン生成部120は、映像が入力されると、上述した特定の大小関係の輝度を有する画像の繰り返しを有するパターン画像を生成する。映像重畳部130は、入力された映像と、パターン画像とを重畳した重畳映像を生成する。特定パターン生成部120によるパターン画像の生成と、映像重畳部130による映像の重畳の詳細については後述する。表示制御部140は、映像重畳部130により生成された重畳映像の表示を制御する。
本実施形態の映像表示装置1は、入力受付部110により映像Gが入力されると、特定パターン生成部120によりパターン画像P1を生成し、映像重畳部130により映像Gにおける所定の位置にパターン画像P1を重畳させる。そして、映像表示装置1は、表示制御部140により、パターン画像P1が映像Gに重畳された重畳映像をディスプレイ2に表示させる。
次に、図6を参照して本実施形態の特定パターン生成部120について説明する。図6は、特定パターン生成部を説明する図である。
本実施形態の特定パターン生成部120は、パターン画像を生成する際に、パターンを形成する画素の輝度値に対し、ディスプレイ2のガンマ特性に応じたガンマ補正を行ってからパターン画像を生成する。
ディスプレイには入力信号に対する輝度応答特性があり、信号と画面の明るさは必ずしも比例しない。一般に、輝度値をx(最大値を1とする)、画面の明るさをy(最大値を1とする)としたとき、ディスプレイの特性はy=xγという式で近似できることが知られている。γの値は、ディスプレイの機種や設定によって異なる。通常、例えば256階調で示される輝度値をそのままディスプレイに渡すと、画面が暗めになり、正しいパターン画像が表示できない。
そこで、本実施形態では、パターン画像を生成する際に、輝度値を大きくし、ディスプレイの特性をできるだけ直線に近づけるように、ガンマ補正を行う。
本実施形態の特定パターン生成部120は、ガンマ補正テーブル121と、ベース画素保持部122と、輝度値補正計算部123と、描画部124とを有する。
ガンマ補正テーブル121は、ガンマ補正を行う際に参照されるテーブルである。ベース画素保持部122は、パターン画像を形成する黒、濃い灰色、白、薄い灰色、黒に対応する画素値を保持している。
輝度値補正計算部123は、ガンマ補正テーブル121を参照し、ベース画素保持部122に保持された輝度値に対して補正を行い、最終的に描画する輝度値を決定する。輝度値補正計算部123の詳細は後述する。描画部124は、補正された輝度値を用いて、パターン画像を形成する。
図7は、γ補正テーブルの一例を示す図である。本実施形態のγ補正テーブル121は、例えば補助記憶装置14等に格納されていても良い。本実施形態のγ補正テーブル121は、256階調で示される輝度値を8段階で示した場合に、ディスプレイの明るさを256階調で示される輝度値と対応する明るさにするために加算される輝度値を示している。
図7において、明るさとは、256階調を8段階で示した場合の輝度値である。また、図7において、「最小」、「中」、「最大」とは、ディスプレイ2の明るさ(輝度)の設定を示している。本実施形態のディスプレイ2は、バックライトの光量の制御で可変であるとした場合に、明るさの設定を「最小」、「中」、「最大」の3段階を設定できるものとした。
図7における、「最小」、「中」、「最大」のそれぞれに対応付けられた値は、輝度の補正値である。例えば、ディスプレイ2において、明るさの設定が「最小」に設定されていた場合、輝度「31」の信号が入力されたときには、輝度「31」に補正値「48」を加算した輝度「79」が、最終的に描画される輝度となる。
図7に示すγ補正テーブル121の補正値は、例えばディスプレイ2に256階調で示される輝度値の信号を入力し、ディスプレイ2の画面の明るさを実測する実験等を行って得られたものである。γ補正テーブル121は、例えば映像表示装置1の有するディスプレイの特性に応じて、予め与えられるものである。また、図7の例では、256階調の輝度を8段階で代表させた例であるが、さらに細かく、256階調を32段階としてもよい。
次に、図8を参照して本実施形態の映像表示装置1の動作を説明する。図8は、映像表示装置の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態の映像表示装置1は、入力受付部110により、ディスプレイ2に表示させる映像の入力を受け付ける(ステップS801)。続いて、特定パターン生成部120は、輝度値補正計算部123により、ベース画素保持部122が保持しているベース画素を読み出す(ステップS802)。ベース画素とは、パターン画像を形成する画素であり、256階調で示される輝度値である。
続いて、特定パターン生成部120は、輝度値補正計算部123により、γ補正テーブル121を参照し、ベース画素の輝度値を補正し(ステップS803)、描画する輝度値を決定する。続いて特定パターン生成部120は、描画部124により、ステップS803で決定された輝度値により、パターン画像を描画する(ステップS804)。
続いて映像表示装置1は、映像重畳部130により、入力された映像に描画されたパターン画像を重畳させ(ステップS805)、表示制御部140へ渡す。表示制御部140は、パターン画像が重畳された映像をディスプレイ2に表示させる(ステップS806)
以下に、図9を参照して、特定パターン生成部120によるパターン画像の生成についてさらに説明する。
以下に、図9を参照して、特定パターン生成部120によるパターン画像の生成についてさらに説明する。
図9は、パターン画像の生成を説明する図である。本実施形態のパターン画像は、例えば、フレーザー・ウィルコックス錯視と呼ばれるパターンの画像である。図9(A)は、パターン画像の輝度の特徴を説明する図である。図9(B)は、ディスプレイのγ値が1を上回る場合のパターン画像の輝度の特徴を示す図である。図9(C)は、ディスプレイのγ値が1を下回る場合のパターン画像の輝度の特徴を示す図である。
本実施形態のパターン画像は、輝度において最小輝度(以下の説明では、黒と呼ぶ。)と、最大輝度(以下の説明では白と呼ぶ。)の間を4分割したとき、中央値より小さい輝度を濃い灰色とし、中央値より大きい輝度を薄い灰色、としている。
本実施形態では、黒、濃い灰色、白、薄い灰色の画像が繰り返し配置されることで、運動錯視を誘起している。
すなわち、本実施形態のパターン画像は、4つの値の異なる第一から第四の輝度の画像を含み、第一から第四の輝度の大小関係を、第一の輝度(最小輝度)<第二の輝度<第三の輝度<第四輝度(最大輝度)としたとき、第一の輝度の画素の領域、第二の輝度の画素の領域、第四の輝度の画素の領域、第三の輝度の画素の領域の順に配置された画像である。
尚、第一から第四の輝度値は、ベース画素の輝度値であり、ベース画素保持部122に保持されている。
パターン画像では、第一から第四の輝度において、観察者の眼に届いたときにこの輝度差が保たれることが望ましい。しかしながら、この輝度差は、ディスプレイ2のγ特性に応じて変化する。
具体的には、例えば図9(B)に示すように、γ値が1を上回るディスプレイでは黒の階調がつぶれ、黒と濃い灰色の輝度差が本来確保したかった輝度差よりも小さくなり、白と薄い灰色の輝度差が本来確保したかった輝度差よりも大きくなる。
また、例えば図9(C)に示すように、γ値が1を下回るディスプレイでは白の階調がつぶれ、白と薄い灰色の輝度差が本来確保したかった輝度差よりも小さくなり、濃い灰色と黒との輝度差が本来確保したい輝度差よりも大きくなる。
このように、運動錯視の誘発に適したパターン画像を生成しても、ディスプレイのγ特性によっては、パターン画像が本来確保したい輝度差を有していないものとなり、十分な効果を得られない可能性がある。
そこで、本実施形態の特定パターン生成部120では、輝度値補正計算部123により、γ補正テーブル121を参照し、ベース画素保持部122により保持された輝度値を補正する。
以下に、輝度値補正計算部123による輝度値の補正について、具体的に説明する。以下の例では、例えばベース画素保持部122に保持された第一の輝度が「0」、第二の輝度が「54」、第三の輝度が「202」、第四の輝度が「255」であるものとする。
始めに、ディスプレイ2の明るさの設定が「最小」とされていた場合について説明する。
第一の輝度は「0」であり、γ補正テーブル121において、明るさが0の場合の「最小」の補正値は「0」である。よって、第一の輝度は、補正後も「0」である。
第二の輝度は54である。γ補正テーブル121には、ベース画素の輝度である「54」がないため、輝度値補正計算部123は、補正値を線形補間のような補間手法で求める。
この場合の補正値は、
((54−48)/(63−31))×(54−31)+48=52
となる。したがって、輝度値補正計算部123は、ベース画素の輝度54に、補正値「52」を加算した輝度「106」を最終的に描画する輝度値とする。
((54−48)/(63−31))×(54−31)+48=52
となる。したがって、輝度値補正計算部123は、ベース画素の輝度54に、補正値「52」を加算した輝度「106」を最終的に描画する輝度値とする。
同様に、ベース画素の輝度が202である場合の補正値は、
((26−14)/(223−191))×(202−191)+14=18
となる。したがって、輝度値補正計算部123は、ベース画素の輝度「202」に、補正値「18」を加算した輝度220を最終的に描画する輝度値とする。
((26−14)/(223−191))×(202−191)+14=18
となる。したがって、輝度値補正計算部123は、ベース画素の輝度「202」に、補正値「18」を加算した輝度220を最終的に描画する輝度値とする。
同様に、ベース画素の輝度が255である場合の補正値は、「0」である。よって、第四の輝度は、補正後も「255」である。
すなわち、ベース画素の輝度が(0、54、202、255)であり、且つディスプレイ2の輝度の設定が「最小」であった場合に、描画部124により最終的に描画される画素の輝度は、(0、106、220、255)となる。
次に、ディスプレイ2の明るさの設定が「中」とされていた場合について説明する。この場合、第二の輝度の補正値は、
((64−58)/(63−31))×(54−31)+58=62
となり、第三の輝度の補正値は、
((30−15)/(223−191))×(202−191)+15=20
となる。
((64−58)/(63−31))×(54−31)+58=62
となり、第三の輝度の補正値は、
((30−15)/(223−191))×(202−191)+15=20
となる。
すなわち、ベース画素の輝度が(0、54、202、255)であり、且つディスプレイ2の明るさの設定が「中」であった場合に、描画部124により最終的に描画される画素の輝度は、(0、116、222、255)となる。
次に、ディスプレイ2の明るさの設定が「最大」とされていた場合について説明する。この場合、第二の輝度の補正値は、
((72−67)/(63−31))×(54−31)+67=70
となり、第三の輝度の補正値は、
((32−17)/(223−191))×(202−191)+17=22
となる。
((72−67)/(63−31))×(54−31)+67=70
となり、第三の輝度の補正値は、
((32−17)/(223−191))×(202−191)+17=22
となる。
すなわち、ベース画素の輝度が(0、54、202、255)であり、且つディスプレイ2の明るさの設定が「最大」であった場合に、描画部124により最終的に描画される画素の輝度は、(0、124、224、255)となる。
以上のように、本実施形態では、映像表示装置1のディスプレイ2の特性に応じて輝度を補正した上で、パターン画像をディスプレイ2に表示させるため、ディスプレイ2の特性によってパターン画像の階調が変化してしまうことを抑制できる。
図10は、パターン画像の重畳について説明する図である。図10(A)は、パターン画像を黒、濃い灰色、白、薄い灰色、黒、の輝度の繰り返しパターンとした場合のパターン画像の重畳を説明する図である。図10(B)は、パターン画像をカラー画像とした場合を示す図である。
本実施形態では、映像表示装置1に映像Gが入力されると、映像重畳部130が映像Gにパターン画像P1を重畳させる。本実施形態では、視野角5度毎にパターン画像P1を1つ重畳させる。
図10(A)に示す映像Gにおいて、幅W+P1が視野角で5度の範囲と対応する幅である。よって、映像重畳部130は、幅W毎にパターン画像P1を重畳させている。視野角5度とは、視野角0度を中心とした±2.5度である。尚、視野角5度は、目安であり、視野角がおおむね5度であれば良い。
図10(A)に示すパターン画像P1は、黒の領域101、濃い灰色の領域102、白の領域103、薄い灰色の領域104を有する。図10(A)の例では、黒の領域101の輝度を0、濃い灰色の領域102の輝度を54、白の領域103の輝度を202、薄い灰色の領域104の輝度を225として用いている。
さらに、図10(A)の例では、視野角5度以内になるように、映像Gの中央にもパターン画像P1が配置されている。この場合、中央部は繰り返しパターンを逆順にしているが、正順でもよい。
また、本実施形態の映像重畳部130は、パターン画像P1を映像Gに重畳する場合に映像Gにパターン画像P1を上書きしても良い。また、本実施形態の映像重畳部130は、アルファブレンドにより映像Gとパターン画像P1とを合成しても良い。アルファブレンドとは、2つの画像を係数により合成することであり、合成の際に、透過したい部分を定義した画像(マスク画像)を用意し、それを基に、透過したい画像の透過を行う。
また、本実施形態の映像重畳部130は、ディスプレイ2に表示させたい情報G1、G2の周囲に、隙間をもうけ、この隙間にパターン画像を重畳することで、表示させたい情報が表示された領域とパターン画像とが重ならないようにしても良い。
図10(B)では、パターン画像にカラーを適用した場合を示している。本実施形態では、カラーの画像を用いてパターン画像P1′におけるパターンは、色で境界ではなく、輝度差において先の条件を満たしつつ、境界が成されるように生成される。
周辺視をつかさどる杆体細胞の感度のピーク波長は、505nmの濃い緑色である。よって、色で明るさを表現する場合は、緑からはなれた赤青の混色が暗い色を表現でき、緑に近い色(たとえば黄色)から選ぶと明るい色を表現できる。
図10(B)のパターン画像P1′は、上記のことから、濃い灰色の代わりに、(R,G,B)=(0x78,00x00,0xA0)で示される紫を用い、白の代わりに(R,G,B)=(0xFF,00xFF,0x00)で示される黄色を用い、薄い灰色の代わりに(R,G,B)=(0xAE,00xff,0x00)で示される黄緑色を用いた。
したがって、図10(B)に示すパターン画像P1′の領域102′は上述の紫色であり、領域103′は上述の黄色であり、領域104′は上述の黄緑色である。
尚、図10の例では、パターン画像P1、P1′が表示させたい情報G1、G2の上下に表示されるものとしたが、これに限定されない。パターン画像P1、P1′は、視野角が5度以内であれば、情報G1、G2の左右に表示されても良い。
尚、本実施形態では、これまで示したようなパターン画像以外のパターン画像も用いることができる。
図11は、パターン画像の他の例を示す第一の図である。図11に示すパターン画像P2は、三角形の領域の組合せではなく、矩形の領域の組合せとした。また、図11に示すパターン画像P2は、黒、濃い灰色、白、薄い灰色といった、輝度が固定されたものではなく、輝度勾配を有するものとした。
パターン画像P2では、黒、濃い灰色、白、薄い灰色それぞれの輝度は、0、54、202、255として選び、黒(輝度0)と濃い灰色(輝度54)の間を内挿で線形補間し、その補間式で外挿するように濃い灰色と白の間を補間している。
尚、内挿とは、既知の数値データ列を基にして、そのデータ列の各区間の範囲内を埋める数値を求めることであり、外挿とは、ある既知の数値データを基にして、そのデータの範囲の外側で予想される数値を求めることである。
また、パターン画像P2では、白(輝度255)と薄い灰色(輝度202)の間を内挿で線形補間し、その補間式で外挿するように薄い灰色と黒の間を補間している。つまりこの結果、黒、濃い灰色、白、薄い灰色が含まれる領域111において、黒と濃い灰色の境界と、白と薄い灰色の境界は視認できなくてもよい。
図12は、パターン画像の他の例を示す第二の図である。図12は、図11に示すパターン画像P2にカラーを適用した場合のパターン画像P2′を示している。
パターン画像P2′では、濃い灰色の代わりに、(R,G,B)=(0x78,00x00,0x78)で示される紫を用い、白の代わりに(R,G,B)=(0xFF,0xFF,0x00)で示される黄色を用い、薄い灰色の代わりに(R,G,B)=(0xD2,0xD2,0x00)で示される黄色を用いている。
以上のように、本実施形態では、運動錯視を誘起するパターン画像を装着者に認識させたい情報の周囲に表示させることで、映像表示装置1のディスプレイ2が視界に入る方の眼を優位に導くことができる。したがって、本実施形態によれば、両眼視野闘争の抑制のために動画を表示させる必要がなく、処理負荷と消費電力を低減することができる。また。本実施形態では、両眼視野闘争を抑制することができるため、情報の認識のし易さを向上させることができる。
尚、本実施形態では、パターン画像が視野角5度以内に1つ配置されるものとして説明したが、視野角が5度程度であることが好ましいことを示すものであり、厳密に5度に限定されるものではない。例えば、パターン画像は、視野角の5%の範囲内に入るように認識させる情報の上下左右の何れかに表示されても良い。本実施形態のパターン画像は、視野角が5度程度であり、装着者に運動錯視を誘起させることができる位置に表示されれば良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、
表示装置において認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを表示させる表示制御部と、を有する映像表示装置。
(付記2)
前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度の画像の領域、前記第二の輝度の画像の領域、前記第四の輝度の画像の領域、前記第三の輝度の画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである付記1記載の映像表示装置。
(付記3)
前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度と前記第二の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域、前記第四の輝度と前記第三の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである付記1記載の映像表示装置。
(付記4)
前記静止画パターンは、視野角5度以内に1つ以上配置される付記2又は3記載の映像表示装置。
(付記5)
前記特定パターン生成部は、
前記第一から第四の輝度の値を保持する保持部と、
記憶部に格納された、前記表示装置と対応したγ補正テーブルを参照し、前記第一から第四の輝度の値を補正する補正部と、を有し、
前記表示制御部は、
前記補正部により補正された、補正後の前記第一から第四の輝度から前記静止画パターンを表示させる付記2乃至4のいずれか一項に記載の映像表示装置。
(付記6)
前記認識させる情報を含む映像の入力を受け付ける入力受付部と、
前記認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを重畳させる映像重畳部と、を有する付記1乃至5の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記7)
前記静止画パターンは、
前記認識させる情報の上下又は左右に表示される付記1乃至6の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記8)
前記表示装置は、表示面が装着者の片眼の視野領域に入る付記1乃至7の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記9)
コンピュータによる映像表示方法であって、該コンピュータが、
輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成し、
表示装置において認識させる情報の周囲に前記静止画パターンを表示させる、
映像表示方法。
(付記1)
輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、
表示装置において認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを表示させる表示制御部と、を有する映像表示装置。
(付記2)
前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度の画像の領域、前記第二の輝度の画像の領域、前記第四の輝度の画像の領域、前記第三の輝度の画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである付記1記載の映像表示装置。
(付記3)
前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度と前記第二の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域、前記第四の輝度と前記第三の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである付記1記載の映像表示装置。
(付記4)
前記静止画パターンは、視野角5度以内に1つ以上配置される付記2又は3記載の映像表示装置。
(付記5)
前記特定パターン生成部は、
前記第一から第四の輝度の値を保持する保持部と、
記憶部に格納された、前記表示装置と対応したγ補正テーブルを参照し、前記第一から第四の輝度の値を補正する補正部と、を有し、
前記表示制御部は、
前記補正部により補正された、補正後の前記第一から第四の輝度から前記静止画パターンを表示させる付記2乃至4のいずれか一項に記載の映像表示装置。
(付記6)
前記認識させる情報を含む映像の入力を受け付ける入力受付部と、
前記認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを重畳させる映像重畳部と、を有する付記1乃至5の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記7)
前記静止画パターンは、
前記認識させる情報の上下又は左右に表示される付記1乃至6の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記8)
前記表示装置は、表示面が装着者の片眼の視野領域に入る付記1乃至7の何れか一項に記載の映像表示装置。
(付記9)
コンピュータによる映像表示方法であって、該コンピュータが、
輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成し、
表示装置において認識させる情報の周囲に前記静止画パターンを表示させる、
映像表示方法。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 映像表示装置
2 ディスプレイ
120 特定パターン生成部
121 γ補正テーブル
122 ベース画素保持部
123 輝度値補正計算部
124 描画部
130 映像重畳部
140 表示制御部
2 ディスプレイ
120 特定パターン生成部
121 γ補正テーブル
122 ベース画素保持部
123 輝度値補正計算部
124 描画部
130 映像重畳部
140 表示制御部
Claims (5)
- 輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成する特定パターン生成部と、
表示装置において認識させる情報の周囲に、前記静止画パターンを表示させる表示制御部と、
を有する映像表示装置。 - 前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度の画像の領域、前記第二の輝度の画像の領域、前記第四の輝度の画像の領域、前記第三の輝度の画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである請求項1記載の映像表示装置。 - 前記静止画パターンは、
第一の輝度の画像と、第二の輝度の画像と、第三の輝度の画像と、第四の輝度の画像を含み、
前記第一の輝度が前記第二の輝度より低く、前記第二の輝度が前記第三の輝度より低く、前記第三の輝度が前記第四の輝度より低いとき、
前記第一の輝度と前記第二の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域、前記第四の輝度と前記第三の輝度から輝度勾配を設けた画像の領域の順に繰り返し配置されたパターンである請求項1記載の映像表示装置。 - 前記静止画パターンは、視野角5度以内に1つ以上配置される請求項2又は3記載の映像表示装置。
- コンピュータによる映像表示方法であって、該コンピュータが、
輝度の明暗からなる運動錯視を起こす静止画パターンを生成し、
表示装置において認識させる情報の周囲に前記静止画パターンを表示させる、
映像表示方法。
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