JP2016122077A - 焦点検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】精度低下や大型化を招くことなく、広視野での焦点検出が可能な焦点検出装置を提供すること。
【解決手段】撮像レンズ(10)を通過した光束を分割し、前記分割された光束を複数画素から成る光電変換素子(114)の検出平面上に結像する結像光学系と、前記光電変換素子(114)の検出平面上における前記分割方向に延びた第1及び第2の焦点検出画素群(114A,114B)と、前期焦点検出画素群からの出力信号に基づいて、前記撮像レンズの焦点検出を行う焦点検出装置(100)において、前記焦点検出画素群(114A,114B)の端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かいことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】撮像レンズ(10)を通過した光束を分割し、前記分割された光束を複数画素から成る光電変換素子(114)の検出平面上に結像する結像光学系と、前記光電変換素子(114)の検出平面上における前記分割方向に延びた第1及び第2の焦点検出画素群(114A,114B)と、前期焦点検出画素群からの出力信号に基づいて、前記撮像レンズの焦点検出を行う焦点検出装置(100)において、前記焦点検出画素群(114A,114B)の端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かいことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、焦点検出装置に関し、特により広範囲での焦点検出を可能とする技術に関する。
デジタルカメラやビデオカメラに代表される撮像装置の普及に伴い、撮像装置には小型化がますます要求されている。特に、撮像装置の撮像レンズの焦点状態を検出する焦点検出装置の広視野化及び小型化が望まれている。現在では、撮像レンズの瞳を複数の領域に分割し、各領域を通過した光束が形成する複数の光学像の相対的な位置関係から撮像レンズの焦点状態を検出するTTL位相差方式を利用した焦点検出装置が主流である。
特許文献1に記載の焦点検出装置は、異なる方向の位相差を検出する2つの焦点検出画素群を、焦点検出画素群中心に対して異なる位置で交差する配置にすることで、装置の大型化及びコストアップを防止すると共に、優れた焦点検出性能を達成している。
しかしながら、前述の焦点検出装置では、焦点検出領域中心がAFフレーム中心に対して偏心配置されることで、ユーザが意図しない被写体に対して焦点検出してしまうことがある、という課題があった。
そこで、本発明は、精度低下や大型化を招くことなく、広視野での焦点検出が可能な焦点検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、撮像レンズ(10)を通過した光束を分割し、前記分割された光束を複数画素から成る光電変換素子(114)の検出平面上に結像する結像光学系と、前記光電変換素子(114)の検出平面上における前記分割方向に延びた第1及び第2の焦点検出画素群(114A,114B)と、前期焦点検出画素群からの出力信号に基づいて、前記撮像レンズの焦点検出を行う焦点検出装置(100)において、
前記焦点検出画素群(114A,114B)の端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かいことを特徴とする。
前記焦点検出画素群(114A,114B)の端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かいことを特徴とする。
本発明によれば、精度低下や大型化を招くことなく、広視野での焦点検出が可能な焦点検出装置の提供を実現できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
[実施例1]
図1は本発明の実施形態に係る焦点検出装置100を含む撮像装置1の概略構成図である。撮像装置1は、図1に示すように、撮像レンズ10及びカメラ本体を備える。カメラ本体は、図示しないマウント部を介して、撮像レンズ10が着脱可能なように構成されている。撮像装置1は、例えば、一眼レフカメラである。
[実施例1]
図1は本発明の実施形態に係る焦点検出装置100を含む撮像装置1の概略構成図である。撮像装置1は、図1に示すように、撮像レンズ10及びカメラ本体を備える。カメラ本体は、図示しないマウント部を介して、撮像レンズ10が着脱可能なように構成されている。撮像装置1は、例えば、一眼レフカメラである。
撮像レンズ10は、被写体を撮像するための交換型の撮像レンズであり、図示しない焦点調整レンズを含む結像光学系を備えている。撮像レンズ10は、後述する制御部80によって、後述する焦点検出装置100による焦点検出処理の結果に応じて、焦点調整レンズを介して焦点(状態)が調整される。撮像レンズ10は、レンズ鏡筒LBによって、光軸OA方向に移動可能に保持される。なお、撮像レンズ10は、カメラ本体から外された状態において撮像装置1の構成要素となるわけではないが、焦点検出装置100による焦点検出を行う際にカメラ本体に装着することが必須となるので、撮像装置1の構成要素として扱う。
カメラ本体は、主ミラー20、ファインダー光学系30、サブミラー40、撮像センサ50、制御部80、及び焦点検出装置100を有する。主ミラー20は、半透過性を有するハーフミラー又は一部にハーフミラー面を有する可動ミラーで構成される。主ミラー20は、撮像レンズ10を通過した光の一部を反射してその反射光を光軸OA”に沿って後述するファインダー光学系30に導くと共に、撮像レンズ10を通過した光の一部を透過してその透過光を光軸OAに沿って後述するサブミラー40に導く。
ファインダー光学系30は、撮像する被写体を観察するための光学系である。換言すれば、ファインダー光学系30は、撮像される被写体の画像と等価な観察用の画像を擬似的にユーザーに提供する。ファインダー光学系30は、図1に示すように、焦点板32と、ペンタプリズム34と、接眼レンズ36とを有する。
主ミラー20で反射された撮像レンズ10からの光は焦点板32近傍に集光する。焦点板32は、マット面とフレネル面とを有し、そのマット面上にはファインダー視野が形成される。焦点板32は、さらに被写体光をマット面で拡散し、フレネル面で集光してペンタプリズム34に射出する。ペンタプリズム34は、光路変換素子で、焦点板32で拡散された光を複数面で反射し、接眼レンズ36に導く。接眼レンズ36は、アイピースとも呼ばれる。接眼レンズ36は、焦点板32上に形成されたファインダー視野を接眼レンズ36を通してユーザーが観察可能なように構成されている。
サブミラー40は、主ミラー20に対して光軸OAの後方に配置される。サブミラー40は、主ミラー20を透過した光(透過光)を反射する。その反射光は、光軸OA’に沿って焦点検出装置100に導かれる。光軸OA’は、サブミラー40によって光軸OAから偏向された光軸である。サブミラー40は、撮像光路(光軸OA)上への挿脱が可能なように構成される。サブミラー40は、ファインダー観察時に撮像光路(光軸OA)上の所定の位置に配置され、撮像時に撮像光路(光軸OA)外に退避する。
撮像センサ50は、複数の画素が規則的に配列された画素配列を有している。撮像センサ50は、撮像レンズ10によって撮像面(画素配列)に形成された被写体の像を画像信号に変換する。撮像センサ50は、例えば、受光した光を画素毎に光電変換し、その受光量に応じた電荷をそれぞれ蓄積して、かかる電荷を読み出すタイプのエリア(2次元)センサで構成される。
また、撮像センサ50は、例えば、CMOSイメージセンサーやCCDイメージセンサーで構成してもよい。なお、撮像センサ50からの出力信号は、図示しない画像処理回路にて所定の処理が施されて画像データとなり記録用の画像データへ変換される。その後、その記録用の画像データが図示しない半導体メモリ、光ディスク及び磁気テープ等の記録媒体に記録される。制御部80は、撮像レンズ10の焦点状態を検出する。制御部80は、例えばCPUである。
焦点検出装置100は、位相差方式により、撮像レンズ10の焦点状態を検出する。換言すれば、焦点検出装置100は、撮像レンズ10を通過しサブミラー40で反射された光を分割し、分割された光束により形成される複数の像の相対的な位置関係に応じて、撮像レンズ10の焦点状態を検出する。すなわち、焦点検出装置100は、複数対の像を形成し、各対の像を光電変換して得られる信号に基づいて、撮像レンズ10の焦点状態を検出する。
図2は本発明の実施形態に係る撮像レンズ10、予定結像面11、焦点検出装置100の位置関係を示す概略構成図である。図2は光軸OA及びサブミラー40の反射光軸OA’を直線状にした際の撮像レンズ10、その予定結像面11と焦点検出装置100の位置関係を示している。予定結像面11は、撮像センサ50に相当する面である。図3は本発明の実施形態に係る焦点検出装置100の詳細図である。焦点検出装置100は、光軸OA’に沿って、視野マスク110、フィールドレンズ111、多孔絞り112、再結像レンズユニット113、及び焦点検出センサ114を順に含む。
焦点検出センサ114は、本発明における光電変換素子である。焦点検出センサ114は、例えばCMOSセンサーなどが用いられる。焦点検出センサ114には、本発明の焦点検出画素群114A,114Bが含まれている。視野マスク110は、撮像レンズ10を通過した光束を制限するための矩形の開口を中央部に有する。フィールドレンズ111は、視野マスク110に対して光軸OA’の後方に配置される。フィールドレンズ111は、視野マスク110の開口に対応したレンズ部を有する。
多孔絞り112は薄板で構成され、フィールドレンズ111に対して光軸OA’の後方側に配置され、再結像レンズユニット113と隣接して配置される。再結像レンズユニット113は、撮像レンズ10によって結像された予定結像面上の被写体像を、光軸OA’の後方に配置された焦点検出センサ114の複数対の素子配列における各素子配列の上に形成する。各対の素子配列における各素子配列では、複数の焦点検出素子が所定の方向に配列されている。再結像レンズユニット113は、多孔絞り112が有する複数対の開口に対応するレンズ部113A、113Bを有する。
図4は本発明に係る焦点検出画素群(114A,114B)を示す概略平面図である。焦点検出画素群114A,114Bは、被写体の横線検出を行う画素群で、撮像レンズ10を通過した光束の分割方向に延びている。焦点検出画素群114Aは、再結像レンズユニット113のレンズ部113Aを透過した光を受光する。焦点検出画素群114Bは、再結像レンズユニット113のレンズ部113Bを透過した光を受光する。図4に示す通り、焦点検出画素群114A,114Bの端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かい。
図5および、図6は撮像レンズ10の予定結像面11の図である。AFフレーム115A,115Bは、どの位置の被写体に焦点検出するかを示すもので、不図示の操作部材を用いてユーザが選択する。ユーザが選択したAFフレームに応じて、焦点検出に用いる焦点検出領域が決定される。制御部80は、前述の焦点検出画素の信号を用いて、公知の相関演算によって焦点検出を行う。
116A、116Bは、縦線検出の焦点検出領域である。具体的には、焦点検出センサ114上に設けられた縦線検出のための焦点検出画素群を、再結像レンズユニット113を用いて予定結像面11に投影したものである。117A、117Bは、横線検出の焦点検出領域である。具体的には、焦点検出センサ114上に設けられた横線検出のための焦点検出画素群114A、114Bを、再結像レンズユニット113を用いて予定結像面11に投影したものである。
例えば、AFフレーム115Aが選択されると、制御部80は、焦点検出領域116Aで縦線検出を行い、焦点検出領域117Aで横線検出を行う。その後、より信頼性の高い検出結果を用いて、焦点調節を実施する。また、AFフレーム115Bが選択されると、制御部80は、焦点検出領域116Bで縦線検出を行い、焦点検出領域117Bで横線検出を行う。その後、より信頼性の高い検出結果を用いて、焦点調節を実施する。
一般的に、焦点検出に用いる画素数が少ないと、検出可能デフォーカス範囲が狭く、大ボケしている被写体に対して焦点検出することができない。そこで、精度よく相関演算するためには、一定数以上の画素数が必要である。
本発明の焦点検出画素群114A、114Bの端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かい。そのため、十分な演算画素数を確保しても、焦点検出画素群が長くならず、焦点検出センサ114をより小型で安価にできる。また図6に示す通り、焦点検出領域117Aは、AFフレーム115Aに対して上下均等に配置されている。そのため、焦点検出領域をAFフレームに対して偏心配置することで焦点検出センサを小型とした構成と比べ、背景被写体などのユーザが意図しない被写体に対して焦点検出を行うことを防止することができる。
一般的に、画素ピッチが狭いとS/Nが低下し、低輝度被写体の測距精度が低下する。本発明の構成によれば、焦点検出画素群114A、114Bの端部の画素ピッチのみが細かく、中央部の画素ピッチは細かくないため、中央部の測距領域において低輝度被写体の焦点検出精度低下を招かない。
以上から、精度低下や大型化を招くことなく、広視野での焦点検出が可能な焦点検出装置を提供することが可能となる。
10 撮像レンズ、100 焦点検出装置、114A,114B 焦点検出画素群、
115A,115B AFフレーム、116A,116B 縦線検出の焦点検出領域、
117A,117B 横線検出の焦点検出領域
115A,115B AFフレーム、116A,116B 縦線検出の焦点検出領域、
117A,117B 横線検出の焦点検出領域
Claims (1)
- 撮像レンズ(10)を通過した光束を分割し、前記分割された光束を複数画素から成る光電変換素子(114)の検出平面上に結像する結像光学系と、
前記光電変換素子(114)の検出平面上における前記分割方向に延びた第1及び第2の焦点検出画素群(114A,114B)と、
前期焦点検出画素群からの出力信号に基づいて、前記撮像レンズの焦点検出を行う焦点検出装置(100)において、
前記焦点検出画素群(114A,114B)の端部の画素ピッチは、中央部の画素ピッチよりも細かいことを特徴とする焦点検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261473A JP2016122077A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261473A JP2016122077A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016122077A true JP2016122077A (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=56328868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014261473A Pending JP2016122077A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 焦点検出装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016122077A (ja) |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014261473A patent/JP2016122077A/ja active Pending
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