JP2016119594A - 表示装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示中の映像に圧縮画像領域が含まれていることに気付かないで、ユーザが表示中の映像に対して画質調整処理を行ってしまう可能性を低減できるようにすることを目的とする。【解決手段】表示装置100は、映像データを受信する送受信部101と、映像データが圧縮されているか否かを判定する圧縮判定部103と、映像データに基づく映像を表示する表示部109と、表示部109に表示する映像の画質を調整する指示を取得する操作部113と、当該指示が取得されたときに表示部109が表示している映像が、圧縮された映像データに基づく圧縮映像を少なくとも一部に含む場合に、圧縮映像を表示中であることを示す警告情報を表示部109に表示させるCPU112と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、映像を表示する表示装置と、当該表示装置に映像データを出力する電子機器と、当該表示装置の制御方法と、当該電子機器の制御方法とに関する。
特許文献1には、受信したデジタルテレビジョン信号が、アスペクト比が16:9である非圧縮信号であるか、アスペクト比が4:3である圧縮信号であるかを判定する表示装置が記載されている。特許文献1において、表示装置は、受信したデジタルテレビジョン信号が、アスペクト比が4:3である圧縮信号である場合は、当該圧縮信号に伸張処理を施す。
特許文献1では、表示装置によって受信されたデジタルテレビジョン信号に含まれる1フレーム分の映像データに、非可逆圧縮方式及び可逆圧縮方式のいずれかで圧縮された画像データと、圧縮されていない画像データとが混在する場合を考慮していない。例えば、表示装置によって受信された1フレーム分の映像データが複数の領域から構成され、当該複数の領域の一部のみが非可逆圧縮方式及び可逆圧縮方式のいずれかで圧縮された画像データを含む場合を考慮していない。
例えば、表示装置によって受信された1フレーム分の映像データが複数の領域から構成され、当該複数の領域の一部のみが所定の圧縮符号化方式で圧縮された画像データを含む場合には、次のような問題が考えられる。以下、所定の圧縮符号化方式(非可逆圧縮符号化方式又は可逆圧縮符号化方式)で圧縮された画像データを含む領域を「圧縮画像領域」と呼び、圧縮されていない画像データを含む領域を「非圧縮画像領域」と呼ぶ。
一つ目の問題は、1フレーム分の映像データに、圧縮画像領域と非圧縮画像領域とが混在する場合に生じる。この場合において、圧縮画像領域内の画像データが非可逆圧縮符号化方式で符号化されている場合、ユーザは、圧縮画像領域内の画像の画質が非圧縮画像領域内の画像の画質よりも悪いと感じてしまう可能性がある。圧縮画像領域内の画像の画質が非圧縮画像領域内の画像の画質よりも悪いと感じたユーザは、圧縮画像領域内の画像の画質を良くするために、1フレーム分の映像データに基づく画像全体に対して所定の画質調整処理を行うことが考えられる。しかしながら、非可逆圧縮符号化方式により生じた画質の劣化は、画質調整処理を行っても改善されないことがある。その結果、ユーザが、画質調整処理を行ったにもかかわらず画質が改善されないことに不満を抱いてしまうという問題がある。
一つ目の問題は、1フレーム分の映像データに、圧縮画像領域と非圧縮画像領域とが混在する場合に生じる。この場合において、圧縮画像領域内の画像データが非可逆圧縮符号化方式で符号化されている場合、ユーザは、圧縮画像領域内の画像の画質が非圧縮画像領域内の画像の画質よりも悪いと感じてしまう可能性がある。圧縮画像領域内の画像の画質が非圧縮画像領域内の画像の画質よりも悪いと感じたユーザは、圧縮画像領域内の画像の画質を良くするために、1フレーム分の映像データに基づく画像全体に対して所定の画質調整処理を行うことが考えられる。しかしながら、非可逆圧縮符号化方式により生じた画質の劣化は、画質調整処理を行っても改善されないことがある。その結果、ユーザが、画質調整処理を行ったにもかかわらず画質が改善されないことに不満を抱いてしまうという問題がある。
二つ目の問題も、1フレーム分の映像データに、圧縮画像領域と非圧縮画像領域とが混在する場合に生じる。例えば、圧縮画像領域内の画像の画質が非圧縮画像領域内の画像の画質よりも悪いと感じたユーザは、圧縮画像領域内の画像の画質を良くするために、1フレーム分の映像データに基づく画像全体に対して所定の画質調整処理を行うことが考えられる。しかしながら、ユーザが行った画質調整処理によっては、非可逆圧縮符号化方式により生じた画質の劣化を改善できないだけでなく、非圧縮画像領域内の画像の画質についても劣化させてしまうことがある。
そこで、本発明は、表示中の映像に圧縮画像領域が含まれていることに気付かないで、ユーザが表示中の映像に対して画質調整処理を行ってしまう可能性を低減できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、映像データを受信する受信手段と、前記映像データが圧縮されているか否かを判定する判定手段と、前記映像データに基づく映像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示する前記映像の画質を調整する指示を取得する取得手段と、前記指示が取得されたときに前記表示手段が表示している前記映像が、圧縮された前記映像データに基づく圧縮映像を少なくとも一部に含む場合に、前記圧縮映像を表示中であることを示す警告情報を表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示中の映像に圧縮画像領域が含まれていることに気付かないで、ユーザが表示中の映像に対して画質調整処理を行ってしまう可能性を低減できる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1における表示システム1の構成を説明するための図である。表示システム1は、電子機器50及び表示装置100を備える。電子機器50と表示装置100とは、例えばDisplayPortの規格に対応したケーブル150により接続される。ケーブル150は、電子機器50と表示装置100との間で伝送される映像データの解像度に応じた本数の信号線により構成されている。
図1は、実施形態1における表示システム1の構成を説明するための図である。表示システム1は、電子機器50及び表示装置100を備える。電子機器50と表示装置100とは、例えばDisplayPortの規格に対応したケーブル150により接続される。ケーブル150は、電子機器50と表示装置100との間で伝送される映像データの解像度に応じた本数の信号線により構成されている。
電子機器50は、例えばパーソナルコンピュータであり、表示装置100に表示させる映像コンテンツを、表示装置100に送信する。電子機器50は、例えば、解像度が4096×2160の4K2K、解像度が8192×4320の8K4Kの映像コンテンツを記憶媒体から読み出し、読み出した映像コンテンツを、表示装置100に送信する映像データに変換する。
電子機器50は、映像データの伝送量を低減させるために、VESA(Video Electronics Standards Association)で規格化されているDisplay Stream Compression(以下、DSCという)方式を用いて、映像データを圧縮する。電子機器50は、映像データに所定の圧縮方式でフレーム内圧縮を施してから表示装置100に送信する。電子機器50は、例えば、映像データを複数のスライス領域に分割して、一つ前の映像フレームと比較して変化が生じたスライス領域の映像データ(以下、「スライス映像データ」という)を送信するスライス転送を行う。ここで、スライス領域は、表示画面の領域を分割して生成される複数の領域のうちの一つの領域である。スライス映像データは、スライス領域を最新の映像フレームから切り出すことにより生成された映像データである。
電子機器50から表示装置100に、画面の全領域に対応する映像データの代わりにスライス映像データを送信することにより、伝送データ量を減らすことができる。その結果、伝送時に映像データに施す圧縮の圧縮率を比較的低くすることができるので、圧縮による画質の劣化を抑制することができる。
表示装置100は、例えば液晶ディスプレイ又はプロジェクタであり、電子機器50から受信した映像データに基づく映像を表示する。電子機器50から受信したスライス映像データが圧縮されている場合、表示装置100は、受信したスライス映像データを復号化して展開し、展開後のスライス映像データの画質を調整する。表示装置100は、画質を調整したスライス映像データを、次に表示する予定の映像フレームの映像データに重畳させて合成することにより、映像を表示する。表示装置100は、表示中の映像に、スライス映像データに基づく圧縮映像が含まれているか否かを判定し、判定結果に基づく内容を含むOSD(On Screen Display)画像を、映像に重畳して表示する。
このようにすることで、ユーザは、表示されている映像に、圧縮映像が含まれているか否かを認識できる。その結果、表示されている映像に圧縮映像が含まれている場合に、ユーザが、映像の画質が悪いと感じて画質の調整を行ってしまい、圧縮映像の領域以外の領域における映像の画質を悪化させてしまうことを防止できる。
以下、表示装置100の構成と動作を詳細に説明する。
以下、表示装置100の構成と動作を詳細に説明する。
図2は、実施形態1における電子機器50の構成を説明するための図である。電子機器は、コンテンツ保持部51と、映像生成部52と、符号化部53と、送信部54と、操作部55と、CPU(Central Processing Unit)56とを有する。
コンテンツ保持部51は、電子機器50が表示装置100に送信する映像コンテンツを保持する。コンテンツ保持部51は、例えば、電子機器50が内蔵するハードディスクドライブ(以下、HDDという)又は半導体メモリである。コンテンツ保持部51は、電子機器50と着脱可能な形態の記憶媒体により構成されてもよい。
映像生成部52は、表示装置100に送信する対象となる映像コンテンツを、映像フレーム単位でコンテンツ保持部51から読み出す。映像生成部52は、コンテンツ保持部51から読み出した映像フレームにおいて、一つ前の映像フレームと比較して変化が生じたスライス領域に対応する映像データを符号化部53に出力する。
符号化部53は、映像生成部52から入力された映像データを符号化して圧縮し、圧縮した映像データを送信部54に出力する。符号化部53は、CPU56の制御に基づいて、映像データを圧縮するか否かを切り替える。符号化部53は、例えば、映像データのサイズが所定サイズ以上である場合に映像データを圧縮し、映像データのサイズが所定サイズより小さい場合に、映像データを圧縮しないで、そのまま送信部54に出力する。符号化部53は、映像データを圧縮する場合、所定のフレーム内圧縮用の符号化方式を用いて、映像データにフレーム内圧縮を施す。
また、符号化部53は、映像データを圧縮したか否かを示す情報と、当該映像データに対応するスライス領域を特定するための情報とを含む制御情報としてのヘッダ情報を付加した映像データを送信部54に出力する。符号化部53は、映像データを圧縮した場合、圧縮したことを示すヘッダ情報を圧縮後の映像データに付加してから、当該映像データを送信部54に出力する。また、符号化部53は、映像データを圧縮しない場合、圧縮していないことを示すヘッダ情報を、映像生成部52から入力された映像データに付加してから、当該映像データを送信部54に出力する。
送信部54は、符号化部53から入力された映像データを伝送用の映像信号に変換し、ケーブル150を介して、表示装置100に映像信号を送信する。具体的には、送信部54は、ケーブル150におけるメインデータチャネル線を介して、映像信号を送信する。
操作部55は、例えばキーボード及びマウスであり、ユーザからの指示を受け付ける。操作部55は、例えば、映像コンテンツの再生指示、映像データの圧縮の可否に関する指示、出力設定に関する指示を受け付ける。
CPU56は、HDDや半導体メモリ等の記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより、電子機器50の各部を統括的に制御する。CPU56は、操作部55を介して入力されたユーザの指示に応じて、電子機器50の各部を制御する。
図3は、実施形態1における表示装置100の構成を説明するための図である。表示装置100は、送受信部101と、ヘッダ抽出部102と、圧縮判定部103と、復号化部104と、フレームメモリ部105と、映像補正部106と、グラフィックス生成部107と、グラフィックス重畳部108と、表示部109と、スライス情報記憶部110と、記憶部111と、CPU112と、操作部113とを有する。
送受信部101は、電子機器50から送信される映像データを含む映像信号を受信する。送受信部101は、受信した映像信号に含まれる映像データを抽出して、ヘッダ抽出部102に出力する。
送受信部101は、表示装置100がケーブル150を介して電子機器50と接続されたことを検出すると、電子機器50との間で初期通信を行う。送受信部101は、初期通信において、表示装置100が受信可能な映像解像度、映像周波数、通信規格の対応バージョン等を示す情報を電子機器50に通知する。また、送受信部101は、初期通信において、電子機器50が出力する映像データに関する情報を取得することもできる。
送受信部101は、映像データに関する情報に基づいて、映像データが圧縮されないで伝送されることが予め判明している場合、映像データをヘッダ抽出部102に出力することなく、フレームメモリ部105に出力する。例えば、送受信部101は、映像データがDSC非対応であることが判明している場合に、映像データをフレームメモリ部105に出力する。
ヘッダ抽出部102は、送受信部101から入力された映像データに付随しているヘッダ情報を抽出し、抽出したヘッダ情報を記憶部111に記憶させる。また、ヘッダ抽出部102は、ヘッダ情報に基づいて、映像データが、圧縮された映像データ(以下、「圧縮映像データ」という)であるか圧縮されていない映像データ(以下、「非圧縮映像データ」という)であるかを判定する。ヘッダ抽出部102は、映像データが圧縮映像データであるか非圧縮映像データであるかを示す情報と、圧縮方式を示す情報とを含む圧縮情報とともに、ヘッダ情報を取り除いた後の映像データを圧縮判定部103に出力する。ヘッダ抽出部102は、送受信部101から入力された映像データにヘッダ情報が含まれていない場合には、圧縮判定部103に、映像データが圧縮されていない旨を示す圧縮情報を出力する。
圧縮判定部103は、ヘッダ抽出部102から入力された圧縮情報に基づいて、入力された映像データが圧縮されているか否かを判定する。圧縮判定部103は、ヘッダ抽出部102から入力された映像データが圧縮映像データである場合、映像データとともに、圧縮方式を示す情報を復号化部104に出力する。圧縮判定部103は、受信データが非圧縮映像データであると判定した場合、圧縮判定部103から入力された映像データをフレームメモリ部105に出力する。
復号化部104は、圧縮判定部103から入力された映像データを、圧縮判定部103から入力された情報が示す圧縮方式に基づいて復号化して展開する。復号化部104は、復号化後の映像データをフレームメモリ部105に出力する。
フレームメモリ部105は、映像フレーム単位で、表示用の映像データを記憶する。フレームメモリ部105は、表示部109が次に表示する映像フレームに対して少なくとも1つ前の映像フレームの映像データを記憶している。フレームメモリ部105は、入力された映像データがスライス映像データである場合に、スライス映像データを、次に表示する予定の映像フレームの映像データに重畳させる。
具体的には、フレームメモリ部105は、入力された映像データがスライス映像データである場合、次に表示する予定の映像フレームの映像データにおける、スライス映像データに対応するスライス領域の映像データを、スライス映像データに置き換えることにより、新たな映像データを生成する。フレームメモリ部105は、生成した映像データを映像補正部106に出力する。
映像補正部106は、フレームメモリ部105から入力された映像データの画質を調整するために、映像データの値を補正する。具体的には、映像補正部106は、操作部113を介してユーザから取得した色、コントラスト、ブライトネス等の画質を調整する指示に基づいて映像データの補正値を算出することにより、映像データの輝度及び色度を変更する。映像補正部106は、例えば、ASC CDL(The American Society of Cinematographers Color Decision List)のような映像補正値を生成する。
グラフィックス生成部107は、表示する映像の画質を設定するための画面であるOSD画像、及びユーザが操作をするためのGUI(Graphical User Interface)画像等のグラフィックスを生成し、グラフィックス重畳部108に出力する。また、グラフィックス生成部107は、表示部109に表示している映像が圧縮映像であることを警告するグラフィックスを生成する。
グラフィックス重畳部108は、CPU112の制御に基づいて、映像補正部106から入力された映像に、グラフィックス生成部107が生成したグラフィックスを重畳する。グラフィックス重畳部108は、グラフィックスを重畳した映像データを表示部109に出力する。
表示部109は、グラフィックス重畳部108から入力された映像データに基づく映像を表示するパネルである。表示部109は、例えば液晶パネル又は有機ELパネルである。表示部109は、後述のスライス情報記憶部110が記憶している情報が、表示中の映像の少なくとも一部の領域に圧縮映像が含まれていることを示している場合に、圧縮映像が含まれている旨を表示する。
図4は、表示部109に表示されるグラフィックスの一例を説明するための図である。画面500は、表示部109の画面全体を示している。画面500には、画質調整メニュー501及び警告グラフィックス502が表示されている。画質調整メニュー501は、ユーザが画質調整をする操作をしたことに応じて表示されるOSD画像である。警告グラフィックス502は、表示中の映像の少なくとも一部の領域に、伝送用に圧縮されたスライス映像データに基づく圧縮映像が含まれていることを示すOSD画像である。このように、ユーザが画質調整の操作をした際に、表示部109が警告グラフィックス502を表示することにより、ユーザは、画質を調整する前に、表示中の映像が圧縮映像を含んでいることを認識できる。
スライス情報記憶部110は、表示部109が表示中の映像におけるそれぞれのスライス領域に、圧縮映像が表示されているか非圧縮映像が表示されているかを示す圧縮情報を保持している。スライス情報記憶部110は、送受信部101が新たなスライス映像データを受信すると、圧縮判定部103から、受信したスライス映像データに付随するヘッダ情報に基づいて生成された、スライス映像データが圧縮映像データであるか否かを示す圧縮情報を取得する。スライス情報記憶部110は、受信したスライス映像データのスライス領域に関連付けて、圧縮情報を記憶する。具体的には、スライス情報記憶部110は、受信したスライス映像データのスライス領域の位置を識別するための識別子に関連付けて、圧縮情報を記憶する。
スライス情報記憶部110は、送受信部101が新たなスライス映像データを受信すると、受信したスライス映像データのスライス領域に関連付けて記憶している圧縮情報を、圧縮判定部103から取得した圧縮情報に更新する。このようにすることで、スライス情報記憶部110は、表示部109に表示されている最新の映像における各スライス領域に関連付けて圧縮情報を記憶した状態を維持することができる。
図5は、表示画面とスライス領域との関係を説明するための図である。画面の垂直方向におけるスライス領域の長さの最小値は、例えば1画素である。また、画面の水平方向におけるスライス領域の長さの最小値は、水平方向の全画素数、水平方向の全画素数の1/2の画素数、水平方向の全画素数の1/4の画素数のいずれかである。
図5(a)においては、画面の垂直方向を11等分し、水平方向を2等分することにより生成された22の長方形のスライス領域が示されている。それぞれのスライス領域には識別子001〜022が割り当てられている。スライス領域の大きさ及び形状は、上記の場合に限定されず、他の大きさ及び形状であってもよい。
図5(b)は、スライス情報記憶部110が記憶している圧縮情報の概念図である。スライス情報記憶部110は、図5(b)に示すように、スライス領域の識別子に関連付けて、圧縮映像であるか非圧縮映像であるかを記憶している。スライス情報記憶部110は、スライス領域の識別子に対応するメモリアドレスに、圧縮映像であるか非圧縮映像であるかを示すフラグデータとしての0又は1を記憶している。
記憶部111は、ROM及びRAMを含んで構成される。記憶部111は、CPU112により実行されるプログラムを記憶している。また、映像補正部106が映像を補正する際に用いる各種パラメータを記憶している。
CPU112は、記憶部111に記憶されたプログラムを実行することにより、表示装置100の各部を統括的に制御する。CPU112は、例えば、表示部109に表示させる映像に、各種のグラフィックスを表示させるか否かを制御する表示制御手段として動作する。
操作部113は、ユーザが操作可能なスイッチを含んで構成されており、ユーザによる操作を受け付ける。操作部113は、例えば、表示部109が表示する映像の画質を調整するための指示操作を受け付ける。
続いて、表示装置100の動作を説明する。
図6は、表示装置100がユーザの操作を検出してから、表示中の映像が圧縮映像であるか否かを示すグラフィックスを表示するまでにおける、表示装置100の動作のフローチャートである。
図6は、表示装置100がユーザの操作を検出してから、表示中の映像が圧縮映像であるか否かを示すグラフィックスを表示するまでにおける、表示装置100の動作のフローチャートである。
まず、CPU112は、操作部113がユーザの操作を受けたかどうかを監視する(S101)。CPU112は、操作部113がユーザの操作を受けたと判定すると、ユーザの操作内容が画質調整操作であるか否かを判定する(S102)。CPU112は、ユーザの操作が画質調整操作以外の操作であると判定した場合(S102においてNoの場合)、ユーザの操作内容に応じた各種動作を実行する(S103)。
CPU112は、ユーザの操作が画質調整操作であると判定した場合(S102においてYesの場合)、S104に進んで、ヘッダ抽出部102が記憶部111に記憶させたヘッダ情報を参照して、表示部109に表示中の映像に、スライス映像データに基づくスライス映像が含まれるか否かを判定する(S104)。CPU112は、表示部109に表示中の映像にスライス映像が含まれると判定した場合(S104においてYesの場合)、スライス情報記憶部110に記憶されている圧縮情報に基づいて、スライス映像の少なくとも一部が、圧縮された状態で転送された圧縮映像データに基づく圧縮映像であるか否かを判定する(S105)。
CPU112は、表示部109に表示中の映像が圧縮映像を含むと判定した場合はS106に進み、グラフィックス重畳部108に、圧縮映像を含むことを示す警告情報としての警告グラフィックス502を表示部109に表示させる(S106)。CPU112は、例えば、ユーザが画質調整操作をしてから画質のパラメータの変更が行われるまでの間、警告グラフィックス502を表示部109に表示させる。CPU112は、S105において、表示部109に表示中の映像が圧縮映像を含まないと判定した場合は、S109に進む。
CPU112は、S104において、表示部109に表示中の映像にスライス映像が含まれていないと判定した場合(S104においてNoの場合)、表示部109に表示中の映像が、圧縮された状態で伝送された圧縮映像であるか否かを判定する(S107)。CPU112は、表示部109に表示中の映像が圧縮映像であると判定した場合(S107においてYesの場合)、CPU112は、表示中の映像が圧縮された映像であることを示す警告グラフィックス502を表示部109に表示させる(S108)。CPU112は、S108において、S106で表示した警告グラフィックス502と異なる、画面全体が圧縮されたことを示す情報を含むグラフィックスを表示部109に表示させてもよい。
その後、CPU112は、操作部113が受けたユーザの画質調整の操作内容に基づいて、映像補正部106に、表示中の映像の映像データを補正させる(S109)。CPU112は、S105において、表示部109に表示中の映像が圧縮映像を含まないと判定した場合、圧縮映像を含むことを示す警告グラフィックス502を表示部109に表示させることなく、S109に進む。また、CPU112は、S107において、表示部109に表示中の映像が圧縮映像ではないと判定した場合、圧縮映像であることを示す警告グラフィックス502を表示部109に表示させることなく、S109に進む。
以上説明したように、実施形態1における表示装置100は、表示部109に表示中の映像が、圧縮されて転送されたスライス映像データに基づく圧縮映像を含む場合に、ユーザが画質調整の操作をすると、表示中の映像が圧縮映像を含むことを示す警告用のグラフィックスを表示する。このようにすることで、ユーザは、表示中の映像に圧縮されて伝送された映像が含まれていることを認識することができるので、圧縮されて伝送されたことにより画質が低下している場合に、不要な画質調整が行われることを防止できる。
[実施形態2]
実施形態1においては、表示装置100が表示中の映像に、伝送用のフレーム内圧縮(以下、「伝送用圧縮」という)が施された映像データに基づく圧縮映像が含まれている場合に、警告グラフィックスを表示した。これに対して、実施形態2における表示装置100は、表示中の映像に対応する映像コンテンツ自体が、伝送用圧縮が施される前に圧縮されていた映像であるか否かを示す警告グラフィックスをさらに表示する点で、実施形態1と異なる。
実施形態1においては、表示装置100が表示中の映像に、伝送用のフレーム内圧縮(以下、「伝送用圧縮」という)が施された映像データに基づく圧縮映像が含まれている場合に、警告グラフィックスを表示した。これに対して、実施形態2における表示装置100は、表示中の映像に対応する映像コンテンツ自体が、伝送用圧縮が施される前に圧縮されていた映像であるか否かを示す警告グラフィックスをさらに表示する点で、実施形態1と異なる。
電子機器50は、伝送用圧縮をする前に、RAWデータから構成される映像コンテンツにMPEG(Moving Picture Experts Group)等の符号化方式で用いられるフレーム間圧縮(以下、コンテンツ圧縮という)を施すことができる。実施形態2における表示装置100の圧縮判定部103は、受信した映像データに伝送用圧縮が施されているか否かを判定するとともに、受信した映像データにコンテンツ圧縮が施されているか否かを判定する。また、復号化部104は、圧縮判定部103における判定結果に基づいて、伝送用圧縮に対応する復号化と、コンテンツ圧縮に対応する復号化とを行う。
CPU112は、圧縮判定部103における判定結果に基づいて、表示中の映像が、伝送用圧縮が施された映像データに基づく圧縮映像を含むか否かを示すグラフィックス、及び、コンテンツ圧縮が施された映像データに基づく映像であるか否かを示すグラフィックスを表示部109に表示させる。図7は、実施形態2における表示部109に表示されるグラフィックスの一例を説明するための図である。図7においては、伝送用圧縮が施された映像データに基づく映像であることを示す「伝送圧縮」という警告グラフィックス502、及びコンテンツ圧縮が施されていない映像データに基づく映像であることを示す「コンテンツ非圧縮」という警告グラフィックス503が表示されている。
以上説明したように、実施形態2における表示装置100は、表示部109に表示されている映像が、伝送用圧縮が施された映像であるか、コンテンツ圧縮が施された映像であるかに基づいて、警告グラフィックスの内容を切り替えることができる。したがって、ユーザは、画質の劣化が、伝送時の圧縮によるものであるのか、映像コンテンツ自体の圧縮によるものであるのか、これらの両方によるものであるのかを認識し、画質を調整すべきか否かを適切に判断することが可能になる。
[実施形態3]
実施形態1における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域が圧縮映像である場合に、圧縮映像が含まれていることを示す警告グラフィックスを表示した。これに対して、実施形態3における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域が圧縮映像である場合に、圧縮映像を表示しているスライス領域に対応させて、圧縮されていることを示すマーカーを表示する点で異なる。
実施形態1における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域が圧縮映像である場合に、圧縮映像が含まれていることを示す警告グラフィックスを表示した。これに対して、実施形態3における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域が圧縮映像である場合に、圧縮映像を表示しているスライス領域に対応させて、圧縮されていることを示すマーカーを表示する点で異なる。
図8は、実施形態3における表示装置100における警告グラフィックスの表示例を説明するための図である。図8に示すように、表示装置100は、ユーザが画質調整の操作をすると、圧縮映像が表示されているスライス領域に、圧縮映像マーカー504を重畳して表示する。マーカーは、ユーザが視認できる任意の態様であってよく、例えば、表示部109に表示されている映像を半透過させることができる画像である。
CPU112は、送受信部101がスライス映像データを受信すると、圧縮判定部103による判定結果に基づいて、受信したスライス映像データに対応するスライス領域のマーカーを表示するか否かを判定する。具体的には、CPU112は、スライス映像データが圧縮映像データである場合に、表示部109における当該スライス映像データのスライス領域に圧縮映像マーカー504を重畳して表示させる。CPU112は、スライス映像データが非圧縮映像データである場合に、表示部109における当該スライス映像データのスライス領域に圧縮映像マーカー504を重畳して表示させない。
このようにすることで、送受信部101がスライス映像データを受信するたびに、スライス映像データに対応するスライス領域に圧縮映像が表示されているか非圧縮映像が表示されているかが更新される。CPU112は、頻繁にマーカーの表示が切り替わることを防ぐために、それぞれのスライス領域の圧縮状態と非圧縮状態とが変化した後に、所定数の映像フレームにわたって変化後の状態が維持された場合に、マーカーの表示を切り替えてもよい。
以上説明したように、実施形態3における表示装置100は、圧縮されて転送されたスライス映像を含むスライス領域に、所定の態様のマーカーを重畳して表示する。したがって、ユーザは、どの領域に圧縮映像が表示されているかを認識して、画質の調整をする必要があるか否かを適切に判断することが可能になる。
[実施形態4]
実施形態3における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域に圧縮映像が含まれている場合に、当該スライス領域にマーカー表示をした。これに対して、実施形態4における表示装置100においては、ユーザが、画質を調整する領域を設定可能であり、表示装置100は、画質を調整する領域に圧縮映像が含まれている場合に警告グラフィックスを表示する点で異なる。
実施形態3における表示装置100は、表示部109が表示中の映像の一部のスライス領域に圧縮映像が含まれている場合に、当該スライス領域にマーカー表示をした。これに対して、実施形態4における表示装置100においては、ユーザが、画質を調整する領域を設定可能であり、表示装置100は、画質を調整する領域に圧縮映像が含まれている場合に警告グラフィックスを表示する点で異なる。
図9は、実施形態4における表示装置100における警告グラフィックスの表示例を説明するための図である。図9(a)は、画質調整領域内に圧縮映像が含まれている場合の画面500を示している。図9(a)の画面500には、圧縮映像が含まれていることを示す警告グラフィックス502が表示されている。図9(b)は、画質調整領域内に圧縮映像が含まれていない場合の画面500を示している。図9(b)の画面500には、警告グラフィックス502が表示されていない。
以下、実施形態4における表示装置100における動作について説明する。
操作部113は、映像の画質を調整する領域を選択するユーザの操作を受け付ける。CPU112は、例えば、画質調整領域の複数の候補を表示部109に表示させ、操作部113は、ユーザが選択した画質調整領域を受け付けて、調整領域情報を生成する。操作部113は、生成した調整領域情報をCPU112に通知する。
操作部113は、映像の画質を調整する領域を選択するユーザの操作を受け付ける。CPU112は、例えば、画質調整領域の複数の候補を表示部109に表示させ、操作部113は、ユーザが選択した画質調整領域を受け付けて、調整領域情報を生成する。操作部113は、生成した調整領域情報をCPU112に通知する。
CPU112は、操作部113から調整領域情報を取得すると、画質調整領域に圧縮映像が含まれているか否かを判定する。CPU112は、画質調整領域に圧縮映像が含まれている場合に、図9(a)に示すように、警告グラフィックス502を表示部109に表示させる。CPU112は、画質調整領域に圧縮映像が含まれていない場合に、図9(b)に示すように、警告グラフィックス502を表示部109に表示させない。
以上説明したように、実施形態4における表示装置100は、画質調整領域に圧縮映像が含まれる場合に、警告グラフィックス502を映像に重畳して表示させ、ユーザが画質を調整する予定がない領域に圧縮映像が含まれていても警告表示をしない。このようにすることで、ユーザは、画質調整を行う効果が大きい場合に、警告表示を見ることなく画質調整を実行することができ、画質調整を行う効果が小さい場合に、警告表示を見ることにより画質調整を中止することが可能になる。
[実施形態5]
実施形態1〜4において、表示装置100は、表示部109に表示中の映像に、圧縮された状態で転送された映像データに基づく映像が含まれる場合に、警告グラフィックス502を表示部109に表示させていた。これに対して、実施形態5に係る表示装置100は、表示部109に表示中の映像に、可逆圧縮されて転送された映像データに基づく映像が含まれているか不可逆圧縮されて転送された映像データに基づく映像が含まれているかに基づいて、警告グラフィックス502を表示するか否かを判定する点で異なる。
実施形態1〜4において、表示装置100は、表示部109に表示中の映像に、圧縮された状態で転送された映像データに基づく映像が含まれる場合に、警告グラフィックス502を表示部109に表示させていた。これに対して、実施形態5に係る表示装置100は、表示部109に表示中の映像に、可逆圧縮されて転送された映像データに基づく映像が含まれているか不可逆圧縮されて転送された映像データに基づく映像が含まれているかに基づいて、警告グラフィックス502を表示するか否かを判定する点で異なる。
可逆圧縮されて転送された映像データは、復号化部104において、圧縮される前と同一の映像データに戻される。したがって、可逆圧縮されて転送された映像データに対しては、圧縮されないで転送された非圧縮映像データと同一の画質調整を適用することができる。
そこで、圧縮判定部103は、送受信部101から圧縮映像データの入力を受けた場合、受信した映像データのヘッダ情報に基づいて圧縮方式を判定する。CPU112は、圧縮判定部103における圧縮方式の判定結果に基づいて、映像データが不可逆圧縮されている場合に、警告グラフィックス502を表示部109に表示させ、映像データが可逆圧縮されている場合に、警告グラフィックス502を表示部109に表示させない。
以上説明したように、実施形態5に係る表示装置100は、映像データが可逆圧縮されて転送されたか不可逆圧縮されて転送されたかに基づいて、警告グラフィックス502を表示するか否かを判定する。そして、表示装置100は、非圧縮映像データと同一の画質調整が可能な可逆圧縮された映像データに基づく映像が表示部109に表示されている場合に、警告グラフィックス502を表示しない。また、表示装置100は、画質調整の効果が生じない不可逆圧縮された映像データに基づく映像が表示部109に表示されている場合に、警告グラフィックス502を表示する。このようにすることで、ユーザが、可逆圧縮された映像データに基づく映像が表示部109に表示されている場合に、画質調整をすることを可能にしつつ、不可逆圧縮された映像データに基づく映像が表示部109に表示されている場合に、画質調整をしてしまうことを防止できる。
なお、実施形態1〜5においては、映像データが圧縮映像であることを示す警告情報として、映像に重畳される警告グラフィックスを用いる例を説明したが、表示装置は、その他の任意の方法により警告情報を表示してもよい。例えば、表示装置は、発光ダイオードを点灯することにより、圧縮映像が表示されていることをユーザに通知してもよい。
また、実施形態1〜5においては、映像データのヘッダ情報に基づいて、映像データが圧縮されているか否かを判定する例を説明したが、表示装置100は、他の方法で、映像データが圧縮されているか否かを判定してもよい。例えば、表示装置100は、映像データを受信する経路と異なるUSB(Universal Serial Bus)等の信号線を介して取得した情報に基づいて、映像データが圧縮されているか否かを判定してもよい。
[実施形態6]
実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態6では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態6では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態6におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、ROM、RAMなどの少なくとも一つを含む。実施形態6におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitory(非一時的)な記憶媒体である。
実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態6では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態6では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜5で説明した様々な機能、処理及び方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態6におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、ROM、RAMなどの少なくとも一つを含む。実施形態6におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitory(非一時的)な記憶媒体である。
101 送受信部
103 圧縮判定部
109 表示部
112 CPU
113 操作部
103 圧縮判定部
109 表示部
112 CPU
113 操作部
Claims (8)
- 映像データを受信する受信手段と、
前記映像データが圧縮されているか否かを判定する判定手段と、
前記映像データに基づく映像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示する前記映像の画質を調整する指示を取得する取得手段と、
前記指示が取得されたときに前記表示手段が表示している前記映像が、圧縮された前記映像データに基づく圧縮映像を少なくとも一部に含む場合に、前記圧縮映像を表示中であることを示す警告情報を表示させる表示制御手段と
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記受信手段は、映像フレームからスライス領域を切り出して生成されたスライス映像データを前記映像データとして受信し、
前記表示手段は、前記スライス映像データに基づく前記映像を表示し、
前記表示制御手段は、前記取得手段が前記指示を取得したときに前記表示手段が表示している前記映像に、圧縮された前記スライス映像データに基づくスライス映像が含まれている場合に、前記警告情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 複数の前記スライス領域に関連付けて、前記スライス映像データが圧縮されているか否かを示す圧縮情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記判定手段は、前記圧縮情報に基づいて、前記取得手段が前記指示を取得したときに前記表示手段が表示している前記映像に、圧縮された前記スライス映像データに基づくスライス映像が含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記記憶手段は、前記受信手段が前記スライス映像データを受信すると、当該スライス映像データに付随している制御情報に基づいて、当該スライス映像データに対応する前記スライス領域に関連付けられた前記圧縮情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記取得手段が前記指示を取得すると、当該スライス映像データに対応する前記スライス領域を示す前記警告情報を表示させることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記取得手段は、前記映像の画質を調整する領域を示す調整領域情報をさらに取得し、
前記表示制御手段は、前記調整領域情報が示す領域に、圧縮された前記スライス映像データに基づく前記スライス映像が含まれている場合に、前記警告情報を表示させることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記映像データが不可逆圧縮されている場合に前記警告情報を表示させ、前記映像データが可逆圧縮されている場合に前記警告情報を表示させないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
- 映像データを受信する受信ステップと、
前記映像データが圧縮されているか否かを判定する判定ステップと、
前記映像データに基づく映像を表示手段に表示する表示ステップと、
前記表示手段に表示する前記映像の画質を調整する指示を取得する取得ステップと、
前記指示が取得されたときに前記表示手段が表示している前記映像が、圧縮された前記映像データに基づく圧縮映像を少なくとも一部に含む場合に、前記圧縮映像を表示中であることを示す警告情報を表示させる表示制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014258743A JP2016119594A (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 表示装置及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=56243206
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JP2014258743A Pending JP2016119594A (ja) | 2014-12-22 | 2014-12-22 | 表示装置及び制御方法 |
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JP (1) | JP2016119594A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022506305A (ja) * | 2018-11-08 | 2022-01-17 | 北京微播視界科技有限公司 | 映像合成方法、装置、コンピュータ機器及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
-
2014
- 2014-12-22 JP JP2014258743A patent/JP2016119594A/ja active Pending
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JP7213342B2 (ja) | 2018-11-08 | 2023-01-26 | 北京微播視界科技有限公司 | 映像合成方法、装置、コンピュータ機器及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
US11706463B2 (en) | 2018-11-08 | 2023-07-18 | Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd. | Video synthesis method, apparatus, computer device and readable storage medium |
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