JP2016117621A - 触媒構造体の製造装置および製造方法 - Google Patents

触媒構造体の製造装置および製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016117621A
JP2016117621A JP2014258551A JP2014258551A JP2016117621A JP 2016117621 A JP2016117621 A JP 2016117621A JP 2014258551 A JP2014258551 A JP 2014258551A JP 2014258551 A JP2014258551 A JP 2014258551A JP 2016117621 A JP2016117621 A JP 2016117621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
catalyst
nozzle
reforming
catalyst structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014258551A
Other languages
English (en)
Inventor
真田 雅和
Masakazu Sanada
雅和 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2014258551A priority Critical patent/JP2016117621A/ja
Priority to PCT/JP2015/080704 priority patent/WO2016103910A1/ja
Publication of JP2016117621A publication Critical patent/JP2016117621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J35/00Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J35/00Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
    • B01J35/30Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their physical properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B3/00Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
    • C01B3/02Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen
    • C01B3/32Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air
    • C01B3/34Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents
    • C01B3/38Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents using catalysts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B3/00Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
    • C01B3/50Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification
    • C01B3/56Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification by contacting with solids; Regeneration of used solids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

【課題】原料ガスを改質して改質ガスを生成するとともに、改質ガスから水素を効率的、かつ安定して分離させることができる触媒構造体を製造する。【解決手段】原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成するとともに改質ガス中の水素を分離する触媒構造体の製造装置において、筒体の多孔質部の外面に水素透過膜を設けた水素分離手段を支持する支持部と、原料ガスを改質する改質触媒を含む流動性材料を吐出するノズルと、支持部に支持された水素分離手段に対してノズルを相対移動させる移動部とを備え、ノズルの相対移動毎あるいはノズルの相対移動中に、ノズルは流動性材料を水素分離手段の外面に吐出して水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で改質触媒を含む触媒層を形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、原料ガスの改質と改質ガスからの水素の分離とを行う触媒構造体の製造装置および製造方法に関するものである。
水素製造技術の一つとして、例えば特許文献1に記載されているように、メンブレンリアクタにより水素を製造するものが知られている。このメンブレンリアクタは、反応管(外管)内に水素分離管を配置した多重管構造を有している。反応管と水素分離管との間に粒状等の改質触媒が充填されて改質触媒層を形成している。この改質触媒層に対して炭化水素ガスを含む原料ガスが供給されると、原料ガスは改質触媒層により改質されて水素を含む改質ガスが生成される。そして、水素分離管に設けられるパラジウム(Pd)膜などの水素透過膜によって改質ガスから水素が分離される。こうして水素の精製が行われる。
特許第4184037号
上記したメンブレンリアクタでは、改質触媒が反応管と水素分離管との間に充填されていることから、水素分離管に設けられた水素透過膜の全面に対して改質触媒が接触している。このため、水素透過膜を介して水素が水素分離管の内部に分離される割合、つまり精製効率が低い。また、互いに接触している改質触媒と水素透過膜との間における熱膨張率の相違などによって、改質触媒による水素透過膜の破損が発生することがあった。その結果、原料ガスから水素を安定して効率よく製造することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、原料ガスを改質して改質ガスを生成するとともに、改質ガスから水素を効率的、かつ安定して分離させることができる触媒構造体を製造する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成するとともに改質ガス中の水素を分離する触媒構造体の製造装置であって、筒体の多孔質部の外面に水素透過膜を設けた水素分離手段を支持する支持部と、原料ガスを改質する改質触媒を含む流動性材料を吐出するノズルと、支持部に支持された水素分離手段に対してノズルを相対移動させる移動部とを備え、ノズルの相対移動毎あるいはノズルの相対移動中に、ノズルは流動性材料を水素分離手段の外面に吐出して水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で改質触媒を含む触媒層を形成することを特徴としている。
また、本発明の第2態様は、原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成するとともに改質ガス中の水素を分離する触媒構造体の製造方法であって、筒体の多孔質部の外面に水素透過膜を設けた水素分離手段に向けて原料ガスを改質する改質触媒を含む流動性材料を吐出可能に構成された、ノズルを水素分離手段に対して相対移動させる工程と、ノズルの相対移動毎あるいはノズルの相対移動中に、ノズルから流動性材料を水素分離手段の外面に吐出して水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で改質触媒を含む触媒層を形成する工程とを備えることを特徴としている。
このように構成された発明では、ノズルが水素分離手段に対して相対的に移動する毎あるいは相対的に移動している間に、流動性材料がノズルから水素分離手段の外面に吐出され、水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で改質触媒を含む触媒層が形成される。こうして製造された触媒構造体では、触媒層と水素分離手段との一体化により、触媒層による水素透過膜の破損が防止される。また、触媒層は水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で設けられ、水素透過膜の外面のうち露出した領域および多孔質部を介して改質ガス中の水素が筒体の内部に透過して分離される。よって、優れた効率で水素の精製が可能となっている。
本発明にかかる製造装置により製造された触媒構造体を装備する水素製造装置の一例を示す図である。 図1の水素製造装置の部分拡大図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置の一実施形態を示す図である。 図3に示す製造装置の部分拡大図である。 図3に示す製造装置による触媒構造体の製造方法を示すフローチャートである。 触媒部の内部構造の一例を模式的に示す図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置におけるヘッドユニットの他の構成および触媒部の形成方法の態様を示す図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置に製造される触媒構造体の一例を示す図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置に製造される触媒構造体の他の例を示す図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置に製造される触媒構造体の別の例を示す図である。 本発明にかかる触媒構造体の製造装置に製造される触媒構造体のさらに別の例を示す図である。 触媒部の内部構造の他の例を模式的に示す図である。
本願発明者は、メンブレンリアクタにおける水素製造の効率を低下させている主要因のひとつが改質触媒を水素分離管に対して拘束せずに水素分離管の水素透過膜全面に接触させている点にあると考察した。そこで、水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で水素分離手段の外面に原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成する触媒層を設けることが上記目的を達成する上で有効であるとの結論に至り、上記触媒層を有する触媒構造体、当該触媒構造体を用いた水素製造装置、ならびに当該触媒構造体の合理的な製造技術を創作した。以下、触媒構造体および当該触媒構造体を装備する水素製造装置の構成および動作について説明した後で、触媒構造体の製造装置および製造方法について詳述する。
図1は本発明にかかる製造装置により製造された触媒構造体を装備する水素製造装置の一例を示す図である。また、図2は図1の水素製造装置の部分拡大図である。なお、以下の各図においては、各構成部品や各ガス成分を認識可能な程度の大きさにするため、各構成部品や各ガス成分の尺度を実際とは異ならせて示している。
水素製造装置1は、図1に示すように、X方向に延びる反応管2を有している。この反応管2の内部をX方向に貫くように触媒構造体3が設けられている。これら反応管2と触媒構造体3とで二重管構造が形成されており、反応管2の内面と触媒構造体3の外面とで挟まれた空間が原料ガスを改質して改質ガスを生成する改質空間21となっているのに対し、触媒構造体3の内部は後述するようにして改質ガスから分離された水素6(図2中の白丸)を取り出す空間となっている。
反応管2の(−X)側端部には、図1に示すように、インレット22が設けられている。このインレット22に対し、原料ガス供給部4が配管51を介して接続されている。原料ガス供給部4は、水素製造装置全体を制御する制御部(図示省略)からの供給指令にしたがって炭化水素ガスと水蒸気とを混合したガスを上記原料ガスとして供給する。この原料ガスの供給が開始されると、インレット22を介して改質空間21に原料ガスが送り込まれる。
改質空間21内の原料ガスを改質するとともに改質ガスから水素6(図2)を分離するために、触媒構造体3は次のように構成されている。触媒構造体3は、X方向に延びる筒体31と、Pdなどの水素透過材料で形成される水素透過膜32と、触媒層33とを有している。筒体31はX方向に延びる中空の円筒形状を有している。この筒体31の中央部は多孔質ステンレス管や多孔質セラミックス管などで構成される多孔質部311である。一方、筒体31の(−X)側端部312および(+X)側端部313はいずれも通常のステンレス管などの非多孔質管で構成されている。例えば多孔質ステンレス管311の両端部に非多孔質ステンレス管をそれぞれ連結し、各連結部を溶接することで筒体31が得られる。なお、(−X)側端部312の側方は通常のステンレス板などの非多孔質部材が溶接されて閉塞されており、次に説明するようにして筒体31の中空部に透過してくる水素6を(+X)側端から取り出し可能となっている。
この筒体31の多孔質ステンレス管311の外面に水素透過膜32が設けられている。このため、触媒層33により生成される改質ガスのうち水素6のみが水素透過膜32および多孔質ステンレス管311を介して筒体31の中空部に透過、より具体的には溶解拡散可能となっており、水素透過膜32中では、水素イオンの形態で存在している。一方、水素(H)を除く改質ガスおよび原料ガスは水素透過膜32で阻止され、多孔質ステンレス管311を介して筒体31の中空部に溶解拡散するのが防止される。
水素透過膜32の外面には、図1および図2に示すように、触媒部331が螺旋状に巻き付くように設けられ、この触媒部331によって触媒層33が形成されている。このため、水素透過膜32の外面のうち触媒部331を形成していない領域は露出した領域となっており、水素6が水素透過膜32と多孔質ステンレス管311を介して筒体31の中空部に溶解拡散して透過するエリア(以下「水素溶解拡散エリア」という)ARとなる。
このように構成された触媒構造体3は、反応管2に対して次にように配置されている。すなわち、多孔質ステンレス管311を改質空間21内に位置させた状態で、(−X)側端部312および(+X)側端部313はそれぞれ反応管2の(−X)側面および(+X)側面を貫いて配置されている。筒体31の(−X)側端部312は閉塞されているので、上記のようにして中空部に溶解拡散してきた水素6は(+X)側端部313に流れ、配管54を介して水素回収部7に送給される。そして、水素回収部7は水素6をボンベ(図示省略)に回収する。
このように本実施形態では、筒体31と水素透過膜32とで構成される水素分離体34(図1)が水素分離手段として機能しており、当該水素分離体34と触媒層33とを有することで、触媒構造体3は原料ガスの改質機能と、改質ガスの精製機能とを兼ね備えている。
なお、改質ガスから水素6を分離した後に残留するガス、改質されずに残った原料ガスおよび水蒸気は、反応管2の(+X)側端部に送られ、反応管2に設けられるアウトレット23を介して残留ガス回収部8に回収される。
上記した特有の触媒層33を有する触媒構造体3を製造するために、例えば図3に示す製造装置100を用いることができる。以下、図3ないし図5を参照しつつ本発明にかかる触媒構造体の製造装置の第1実施形態について詳述する。
図3は本発明にかかる触媒構造体の製造装置の第1実施形態を示す図である。また、図4は図3に示す製造装置の部分拡大図である。ここでは、触媒構造体3を構成する筒体31は、一方端部(図3の左手側端部)が閉塞されるとともに他方端部(図3の右手側端部)が開口しており、全体として円筒形状を有している。そして、製造装置100は、筒体31の回転対称軸31aを水平方向Xに一致させた状態で水素分離体34(筒体31の多孔質部311の外面に水素透過膜32を設けたものであり、本発明の「水素分離手段」に相当)を水平支持し、当該水素分離体34の外面への触媒層33の形成を行う。本明細書では、図1に示すようにX方向と直交する水平方向を「Y方向」とし、鉛直方向を「X方向」と定義する。
触媒構造体3の製造装置(以下、単に「製造装置」という)100は、図3に示すように、一対の支持部材111、112を有している。本実施形態では、筒体31の他方端部が開口しているのに対応し、支持部材111についてはX方向に延びる先端部が筒体31の中空部に挿脱自在な形状に仕上げられている。一方、筒体31の一方端部が閉塞しているのに対応し、支持部材112については複数の爪が筒体31の外側面を把持して支持する構造を採用している。そして、支持部材111、112は互いに先端部を同一軸線上で対向させた状態で配置されている。これらのうち(+X)側の支持部材111は基台120から立設される固定ベース121に対して回転自在に配置されている。一方、(−X)側の支持部材112はX方向移動機構130によりX方向に移動自在な可動ベース122に対して回転自在に配置されている。
このX方向移動機構130では、モータ131にボールねじ132が接続され、さらに、可動ベース122に固定されたナット133がボールねじ132に取り付けられた構造となっている。ボールねじ132の上方にはガイドレール134が固定され、モータ131が回転すると、ナット133とともに可動ベース122がガイドレール134に沿ってX方向に滑らかに移動する。この可動ベース122の上端部には、回転対称軸31aを回転中心として筒体31を回転駆動するためのモータ140が設けられている。このモータ140の回転軸に支持部材112が連結されている。このため、筒体31の(+X)側の中空端部に支持部材111の先端部を挿入した状態で製造装置100の各部を制御する制御部150によりモータ131を駆動制御することで、可動ベース122とともに支持部材112が(+X)方向に移動し、その先端部が筒体31の(−X)側の中空端部に挿入される。これによって、水素分離体34が支持部材111、112によって回転自在に支持される。このように支持部材111、112が水素分離体34を支持する支持部110として機能する。また、この状態で制御部150からの回転指令に応じてモータ140が作動すると、回転対称軸31aを回転中心として水素分離体34を回転させることができる。このように本実施形態では、モータ140が本発明の「回転移動機構」として機能する。
また、図3に示すように、支持部110により支持される水素分離体34の直上位置でヘッドユニット160が配置されている。このヘッドユニット160は、基台120から立設されたフレーム(図示省略)に対してX方向に移動自在に取り付けられるとともに、制御部150からの移動指令に応じてX方向移動機構170が作動することでX方向に移動される。なお、X方向移動機構170は、X方向移動機構130と同様に構成してもよいし、別の移動機構、例えばリニアモータを駆動源とする直線移動機構で構成してもよい。
ヘッドユニット160では、ベース161の下面に対し、予め調製された流動性材料を吐出する吐出ノズル162と、水素分離体34の外面に向けてUV光(紫外線)を照射する光照射部163とが設けられている。また、吐出ノズル162には流動性材料供給部180が接続されている。この流動性材料供給部180は、制御部150からの供給指令に応じて改質触媒を含む流動性材料を吐出ノズル162に圧送して吐出ノズル162から流動性材料を吐出させ、また制御部150からの供給停止指令により流動性材料吐出を停止させる。本実施形態では、粒径1ないし100[μm]の粉末状のシリカ(SiO)、アルミナ(Al)、酸化チタン(TiO)などを触媒担体332として用いている。また、担持触媒334によって改質触媒機能を発揮させるために、本実施形態では、触媒担体332よりも小径の金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)などの単体元素、それらの酸化物あるいは水酸化物を触媒粒子333として用いている。また、流動性材料は光硬化性のバインダー樹脂をバインダーとして含んでおり、次に説明する光照射部163からの光照射を受けて基材11上の流動性材料の硬化が始まる。このようにして、この製造装置100は水素分離体34上に触媒部331を形成し、その形状を維持させる。
光照射部163は、光ファイバを介して紫外線を発生する光源ユニット190に接続される。図示を省略しているが、光源ユニット190はその光出射部に開閉自在のシャッターを有しており、その開閉および開度によって出射光のオン・オフおよび光量を制御することができる。光源ユニット190は制御部150により制御される。
次に、前述した製造装置100により、上記の触媒構造体3を製造する方法について説明する。
図5は図3に示す製造装置による触媒構造体の製造方法を示すフローチャートである。製造装置100による触媒構造体3の製造に先立って、予め担持触媒334と、光硬化性を有するバインダー樹脂と、水や有機溶剤などの液体成分とを混合してペースト状の流動性材料を調製し、当該流動性材料(混合物)を流動性材料供給部180のタンクの貯留しておく。当該流動性材料は非ニュートン流体であり、水素分離体34への吐出後における形状維持を考慮すると、せん断速度10[s−1]において10ないし500[パスカル秒]の粘度を有するものが望ましい。また、上記のように溶接技術を用いて筒体31を形成するとともに、当該筒体31の多孔質部311の外面に水素透過膜32を設けて水素分離体34を準備しておく。
そして、制御部150は予めメモリ(図示省略)に記憶されているプログラムにしたがって装置各部を以下のように制御して水素分離体34の外面に触媒層33を形成し、これによって触媒構造体3を製造する。まず、図示を省略する搬送ロボットなどの搬送装置により水素分離体34が製造装置100に搬入されると、筒体31を支持部材111、112で水素分離体34を水平姿勢で支持する(ステップS1)。このとき、ヘッドユニット160は水素分離体34から(−X)方向に離れた待機位置に待機している。
水素分離体34の支持が完了すると、回転対称軸31aを回転中心とする水素分離体34の回転を開始するとともに、ヘッドユニット160の(+X)方向への移動を開始する(ステップS2)。そして、吐出ノズル162が触媒部331の始点の直上位置、つまり流動性材料の塗布を開始するためのノズル位置(塗布開始位置)に到達したことが確認される(ステップS3で「YES」と判定される)と、吐出ノズル162からの流動性材料の吐出を開始する(ステップS4)。なお、この実施形態では、図1や図2に示すように水素透過膜32の(−X)側端部より触媒部331を形成するため、塗布開始位置は水素透過膜32の(−X)側端部の上方位置となっている。
また、流動性材料の吐出開始と同時あるいは若干遅れて光照射部163からの紫外線照射を開始する(ステップS4)。これによって、水素透過膜32の外面には、図2に示すように触媒部331が螺旋状に塗布され、その塗布後、ただちに紫外線照射を受けて触媒部331の硬化が始まり、その形状が維持される。こうして形成された触媒部331の内部では、図6において模式的に示すように、バインダー樹脂335によって担持触媒334が相互に結合されるとともに、流動性材料吐出および光照射を行っている間に液体成分の一部が蒸発によって数多くの空隙336が形成され、空隙336の全容積は触媒部331の体積に対して10〜30[%]程度に達する。
そして、吐出ノズル162が触媒部331の終点の直上位置(塗布終了位置)に到達したことが確認される(ステップS5で「YES」と判定される)と、吐出ノズル162からの流動性材料の吐出を停止する(ステップS6)。また、これから一定時間(触媒部311の終端が光照射部163の直下位置を通過するまでの時間)後に、光照射部163からの紫外線照射を停止する(ステップS7)。これによって、水素透過膜32上に所望の螺旋状の触媒部331が塗布されて改質触媒を含む触媒層33が形成され、触媒構造体3が製造される。
それに続いて、水素分離体34の回転およびヘッドユニット160の移動を停止させ(ステップS8)、さらに支持部110による水素分離体34の支持を解除し(ステップS9)、搬送装置により触媒構造体3が製造装置100から搬出される。
以上のように、本実施形態によれば、図1や図2に示すように水素透過膜32の一部を露出させた状態で水素分離体34の外面に触媒層33が設けられるという特有の構成を有する触媒構造体3を高精度に製造することができる。
このように、本実施形態では、担持触媒334が本発明の「改質触媒」の一例に相当している。また、X方向移動機構170は回転対称軸31aと平行な方向、つまりX方向に吐出ノズル162を移動させる直線移動機構として機能し、回転移動機構として機能するモータ140と協働して吐出ノズル162を水素分離体34に対して相対的に移動させる。つまり、X方向移動機構170とモータ140との組み合わせが本発明の「移動部」の一例に相当する。多孔質ステンレス管311が本発明の「多孔質部」の一例に相当している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、1本の吐出ノズル162により流動性材料を塗布しているが、X方向において互いに離間した複数本の吐出ノズルをヘッドユニット160に設けることで1回のヘッドユニット160のX方向移動によって複数本の螺旋状触媒部を同時に形成することができる。
また、上記実施形態では、水素分離体34の回転とヘッドユニット160のX方向移動とを同時に行いながら吐出ノズル162から流動性材料を吐出させているが、吐出態様はこれに限定されるものではない。例えば図7中の(a)欄に示すように、吐出ノズル162と光照射部163をY方向に配列し、ヘッドユニット160をX方向に間欠的に移動させるとともに、間欠移動毎に水素分離体34を1回転させるように構成してもよい。この場合、図8に示すように、水素透過膜32の外面を取り囲む環状の環状触媒部338が複数本、筒体31の長手方向Xに互いに離間して水素透過膜32上に形成された触媒構造体3を製造することができる。また、図7中の(b)欄に示すように、X方向に複数本の吐出ノズル162を配列すると、一度に複数本の環状触媒部338を形成することができる。
また、図7中の(c)欄に示すように、ヘッドユニット160において吐出ノズル162と光照射部163をX方向に配列し、回転対称軸31aを回転中心として水素分離体34を等角度ピッチで間欠的に回転移動させるとともに、間欠移動毎にヘッドユニット160をX方向に移動させるように構成してもよい。この場合、図9に示すように、X方向に帯形状(あるいは棒形状)に延びる触媒部339が複数本、水素透過膜32の周方向に互いに離間して水素透過膜32上に形成された触媒構造体3を製造することができる。また、X方向移動中に吐出ノズル162から流動性材料を間欠的に吐出することで、例えば図10に示すように、短冊形状の触媒部339が複数本、水素透過膜32の周方向に互いに離間して水素透過膜32上に形成された触媒構造体3を製造することができる。さらに、X方向における間欠移動毎に、吐出ノズル162から流動性材料を間欠的に吐出することで島形状あるいはドット形状の触媒部(図示省略)を形成することができる。
また、上記実施形態では、水素透過膜32上に触媒部331(338、339)を塗布して触媒層33を形成しているが、触媒部の形成位置は水素透過膜32の外面に限定されるものではなく、筒体31の外面の任意位置に触媒部を形成してもよい。例えば図11に示すように、複数の環状触媒部338を非多孔質部、つまり筒体31のうち多孔質部311以外の外面に形成してもよい。もちろん、水素透過膜32の外面と非多孔質部の外面とに触媒層33を形成してもよい。要は、水素透過膜32の全面あるいは一部が露出して水素溶解拡散エリアARとなるように、1つあるいは複数の触媒部を水素分離体(=筒体31+水素透過膜32)の外面に設け、これによって触媒層33を形成すればよい。
また、上記実施形態では、光硬化性を有するバインダー樹脂335を「バインダー」の一例として用いているが、熱硬化性を有するバインダー樹脂を用いてもよい。また、バインダー樹脂の代わりに、触媒担体よりも微細な微粒子を用いてもよい。より具体的には、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、酸化チタン(TiO)などの微粒子を用いることができる。この場合、次のようにして触媒部を形成する。
担持触媒334と、バインダー微粒子と、水や有機溶剤などの液体成分とを混合してペースト状の流動性材料を調製しておき、当該流動性材料を吐出ノズル部から水素透過膜32の外面に吐出して触媒部331を塗布する。触媒部331の内部では、図12に示すように、担持触媒334の間にバインダー微粒子337が入り込み、担持触媒334同士を結合するとともに、液体成分の一部が蒸発によって数多くの空隙336が形成される。
また、上記実施形態では、X方向移動機構170とモータ140とを組み合わせて吐出ノズル162を水素分離体34に対して相対的に移動させているが、吐出ノズル162の相対移動させる移動部の構成はこれに限定されるものではない。例えば、吐出ノズルを固定配置する一方で、水素分離体34のみを移動させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、筒体31を支持部材111、112で水素分離体34を支持しているが、支持部110の構成はこれに限定されるものではなく、例えば筒体31の両端部の少なくとも一方を把持して支持するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、円筒形状の筒体31を用いているが、筒体の形状はこれに限定されるものではなく、角形形状の筒体を用いてもよい。
また、図1に示す水素製造装置では、反応管2の内部に1本の触媒構造体3を収容して水素の精製を行っているが、反応管2の内部に複数本の触媒構造体3を配置して水素の製造能力の増強を図ってもよい。
この発明は、原料ガスの改質と改質ガスからの水素の分離とを行う、触媒構造体を製造する技術全般に適用することができる。
1…水素製造装置
3…触媒構造体
6…水素
31…筒体
31a…(筒体の)回転対称軸
32…水素透過膜
33…触媒層
34…水素分離体
100…触媒構造体の製造装置
140…モータ(回転移動機構)
162…吐出ノズル
170…X方向移動機構(直線移動機構)
311…多孔質部、多孔質ステンレス管
331、338、339…触媒部
332…触媒担体
333…触媒粒子
334…担持触媒(改質触媒)
AR…水素溶解拡散エリア
X…水平方向(回転対称軸と平行な方向)

Claims (5)

  1. 原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成するとともに前記改質ガス中の水素を分離する触媒構造体の製造装置であって、
    筒体の多孔質部の外面に水素透過膜を設けた水素分離手段を支持する支持部と、
    前記原料ガスを改質する改質触媒を含む流動性材料を吐出するノズルと、
    前記支持部に支持された前記水素分離手段に対して前記ノズルを相対移動させる移動部とを備え、
    前記ノズルの相対移動毎あるいは前記ノズルの相対移動中に、前記ノズルは前記流動性材料を前記水素分離手段の外面に吐出して前記水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で前記改質触媒を含む触媒層を形成することを特徴とする触媒構造体の製造装置。
  2. 請求項1に記載の触媒構造体の製造装置であって、
    前記支持部は、前記筒体の回転対称軸を回転中心として回転自在に前記水素分離手段を支持し、
    前記移動部は、前記回転対称軸回りに前記水素分離手段を回転させる回転移動機構と、前記回転対称軸と平行な方向に前記ノズルを移動させる直線移動機構とを有し、
    前記ノズルは、前記回転移動機構および前記直線移動機構の少なくとも一方により前記水素分離手段に対して相対移動される間に、前記流動性材料を前記水素分離手段の外面に吐出する触媒構造体の製造装置。
  3. 請求項1または2に記載の触媒構造体の製造装置であって、
    前記ノズルが複数設けられる触媒構造体の製造装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の触媒構造体の製造装置であって、
    前記流動性材料は、粒状の触媒担体の表面に前記触媒担体よりも小径の触媒粒子を分散して担持させた担持触媒と、バインダーと、水または溶剤を含む液体との混合物である触媒構造体の製造装置。
  5. 原料ガスを改質して水素を含む改質ガスを生成するとともに前記改質ガス中の水素を分離する触媒構造体の製造方法であって、
    筒体の多孔質部の外面に水素透過膜を設けた水素分離手段に向けて前記原料ガスを改質する改質触媒を含む流動性材料を吐出可能に構成された、ノズルを前記水素分離手段に対して相対移動させる工程と、
    前記ノズルの相対移動毎あるいは前記ノズルの相対移動中に、前記ノズルから前記流動性材料を前記水素分離手段の外面に吐出して前記水素透過膜の外面の少なくとも一部を露出させた状態で前記改質触媒を含む触媒層を形成する工程と
    を備えることを特徴とする触媒構造体の製造方法。
JP2014258551A 2014-12-22 2014-12-22 触媒構造体の製造装置および製造方法 Pending JP2016117621A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014258551A JP2016117621A (ja) 2014-12-22 2014-12-22 触媒構造体の製造装置および製造方法
PCT/JP2015/080704 WO2016103910A1 (ja) 2014-12-22 2015-10-30 触媒構造体の製造装置および製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014258551A JP2016117621A (ja) 2014-12-22 2014-12-22 触媒構造体の製造装置および製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016117621A true JP2016117621A (ja) 2016-06-30

Family

ID=56149946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014258551A Pending JP2016117621A (ja) 2014-12-22 2014-12-22 触媒構造体の製造装置および製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2016117621A (ja)
WO (1) WO2016103910A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3424208A1 (de) * 1984-06-30 1986-01-16 Kernforschungsanlage Jülich GmbH, 5170 Jülich Verfahren und vorrichtung zur umsatzsteigerung von mit wasserstoffbildung ablaufenden gasreaktionen
JP3456051B2 (ja) * 1995-03-07 2003-10-14 三菱化学株式会社 塗布方法及び装置
JP3770791B2 (ja) * 2000-12-19 2006-04-26 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 高温対応型膜型改質器
JP2004143020A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Nissan Motor Co Ltd 改質反応器
GR1006128B (el) * 2007-05-25 2008-11-03 . Υψηλα θερμικα ολοκληρωμενος αναμορφωτης για παραγωγη υδρογονου
JP2009292706A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Tdk Corp 燃料改質モジュール及びその運転方法
JP2014114179A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Ngk Spark Plug Co Ltd 成形触媒及び水素製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016103910A1 (ja) 2016-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8518151B2 (en) Porous hollow fiber supported dense membrane for hydrogen production, separation, or purification
Abdallah A review on catalytic membranes production and applications
US20170190640A1 (en) Separation method and separation apparatus
JP2011516258A5 (ja)
Tan et al. Inorganic membrane reactors: fundamentals and applications
US11148114B2 (en) Composite 3D-printed reactors for gas absorption, purification, and reaction
Bhandari et al. Hollow fiber sorbents for desulfurization of natural gas
JP6405275B2 (ja) 水素の製造方法、および水素製造システム
WO2003076348A1 (fr) Procede de traitement des eaux usees
WO2016103910A1 (ja) 触媒構造体の製造装置および製造方法
JP2017537783A (ja) 気液接触装置のための流体分配装置、気液接触装置、およびガスを液体に添加する方法
JP2016028812A (ja) 水素分離装置及び水素分離方法
TWI304602B (ja)
Du et al. Fabrication of high-selective hollow fiber DD3R zeolite membrane modules for high-pressure CO2/CH4 separation
JP2009226230A (ja) 微小気泡生成装置および微小気泡生成方法
WO2012114720A1 (ja) 光反応器及びその製造方法
JP6513106B2 (ja) ターゲット供給装置
Lee et al. 1.12 microstructured ceramic hollow fiber membranes and their applications
WO2016103913A1 (ja) 触媒構造体および水素製造装置
US20220193596A1 (en) Composite 3d-printed reactors for gas absorption, purification, and reaction
Shirazian et al. Optimum conditions for the synthesis of CHA-type zeolite membranes applicable to the purification of natural gas
Goedel et al. Printing reinforcing Structures onto Microsieves that Are Floating on a Water surface
US7799225B1 (en) Membrane contactor assisted water extraction system for separating hydrogen peroxide from a working solution, and method thereof
JP2007254229A (ja) 水素製造方法および水素製造装置
Ghasemzadeh et al. Membranes for hydrogen separation

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170725