JP2016111614A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 搬送される原稿の画像を読み取った画像データを作成する際に、重送が発生した状態で作成された画像データを効率的に補完する。【解決手段】 画像読取部14は、搬送される原稿の画像を読み取った画像データを作成する。CPU10は、搬送において原稿の重送が発生した状態で作成された第一の画像データを補完する際、重送が発生した原稿の画像を画像読取部14によって読み取った第二の画像データを取得し、第一の画像データの先頭頁から、第二の画像データの先頭頁の画像データと、第一の画像データの各頁の画像データを比較して、第一の画像データの補完位置を検出する。【選択図】 図1
Description
本発明は、原稿画像を読み取る画像処理に関する。
スキャナなどにより読み取った画像データを電子ファイルとして保存する画像処理装置が普及している。そのような画像処理装置には、原稿を一枚ずつ搬送する自動ドキュメントフィーダ(ADF)機構を備えるものがある。
ADFを備えた画像処理装置によって原稿画像を読み取る際、二枚以上の原稿が重なって搬送される重送により、ある頁の画像データが抜け落ちる場合がある(以下、頁抜け)。頁抜けが発生すると、抜けた頁を再スキャンした画像データを、頁抜けが発生した画像データの適切な位置(以下、抜け位置)に挿入することで、頁抜けがない画像データを得ることができる。しかし、抜け位置を探す作業に手間がかかる。
特許文献1は、抜け位置を自動的に探索し、効率よく頁抜けを補完する技術を提案する。同技術によれば、ユーザは、抜けた頁と、その前後の頁を再スキャンすることで、抜け位置を探すことなく、頁抜けを補完することができる。つまり、初回のスキャンで作成した頁抜けが発生した画像データと、再スキャンによって作成された画像データの比較によって、抜け位置が特定され、当該位置に自動的に画像データが挿入されるため、抜け位置を探す手間が省かれる。
特許文献1の技術によれば、効率的に頁抜けを補完することができる。しかし、頁抜けが補完された画像データには、重送により別頁の画像が写り込んでいる頁が存在する場合がある。別頁の画像の写り込みがない画像データを得るには、写り込みが発生した頁を再スキャンした画像データによって当該頁の画像データを上書きする作業が必要になる。
本発明は、搬送される原稿の画像を読み取った画像データを作成する際に、重送が発生した状態で作成された画像データを効率的に補完することを目的とする。
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
本発明にかかる画像処理装置は、搬送される原稿の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、前記搬送中に原稿の重送が発生した状態で前記読取手段によって作成された第一の画像データを補完する補完手段と、を備え、前記補完手段は、重送が発生した原稿の画像を前記読取手段によって読み取った第二の画像データを取得する取得手段と、前記第一の画像データの先頭頁から、前記第二の画像データの先頭頁の画像データと、前記第一の画像データの各頁の画像データを比較して、前記第一の画像データの補完位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送される原稿の画像を読み取った画像データを作成する際に、重送が発生した状態で作成された画像データを効率的に補完することができる。
以下、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
[装置の構成]
図1のブロック図により実施例の画像処理装置101の構成例を示す。
図1のブロック図により実施例の画像処理装置101の構成例を示す。
CPU10は、RAM11をワークエリアとして、ROM12に格納されたスキャナ制御プログラム20を実行し、システムバス17に接続された各構成を総括的に制御する。RAM11は、CPU10の主メモリ、ワークエリア、原稿から読み取った画像データの記憶部などとして機能する。
操作表示部13は、キーボードやタッチパネルなどの入力部および液晶パネルなどの表示部により構成される。ユーザは、操作表示部13に表示されたユーザインタフェイス(UI)を参照して、スキャンの開始や頁挿入などの指示を行う。なお、以下で説明する各画面は操作表示部13に表示される画面である。
画像読取部14は、ADFによって搬送される原稿画像を読み取った画像データを作成する。ネットワークインタフェイス15は、有線または無線のネットワーク103を介して、ネットワーク103に接続されたコンピュータ機器102やサーバ装置104と通信を行い、ユーザ指示に従い、原稿のPDFファイルをそれら装置に送信する。
ユーザは、コンピュータ機器102においてスキャナドライバを実行することで、操作表示部13に表示されるUIと機能が同等のUIをコンピュータ機器102のモニタに表示して、当該UIを操作することでユーザ指示を行うことができる。コンピュータ機器102は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータなどである。
重送検知部16は、原稿の厚みによって重送を検知し、検知結果をCPU10に送信するセンサである。
スキャナ制御プログラム20において、機構制御部21は、ADFを制御して原稿の搬送を行うためのプログラムである。補完位置検出部22は、後述するリスト構造によって記憶された画像データによって、頁抜けが発生した画像データの補完位置を検出するためのプログラムである。上書挿入部23は、頁抜けが発生した画像データの補完処理である、詳細を後述する頁挿入処理を行うためのプログラムである。比較部24は、二つの画像データを比較して、それらの類似度を算出し、同一原稿の同一読取面から作成された画像データか否かの判定処理を行うためのプログラムである。
画像ファイル作成部25は、RAM11に記憶された画像データをポータブルドキュメントフォーマット(PDF)ファイルに変換する処理を行うためのプログラムである。スキャンの結果、複数頁の画像データが作成された場合、それら画像データを一つのファイルにまとめたマルチページのPDFファイルが作成される。なお、本実施例では原稿から読み取った画像データをPDFファイルとして保存する例を説明するが、JPEGやTIFFなど、他のファイル形式で保存する場合にも本発明を適用可能である。
[スキャン設定画面]
図2により画像処理装置101のスキャン設定画面を説明する。通常時、操作表示部13にはUIとして図2に示すスキャン設定画面が表示されている。
図2により画像処理装置101のスキャン設定画面を説明する。通常時、操作表示部13にはUIとして図2に示すスキャン設定画面が表示されている。
ユーザは、スキャン設定画面を操作してスキャン処理の設定を入力する。つまり、読取面設定部301の操作により原稿の読取面(両面または片面)が選択される。記録紙サイズ設定部302の操作により原稿の記録紙サイズ(A4、B4、…)が指定される。モード設定部303の操作によりスキャンモード(カラー、グレイスケールまたは白黒)が選択される。挿入確認設定部304の操作により重送時に画像を挿入するか否か(頁挿入処理のオンオフ)が選択される。
送信先設定部305は、原稿のPDFファイルの送信先を指定するための設定部であり、送信先のコンピュータ機器102やサーバ装置104のネットワーク名やIPアドレスが入力される。また、スキャンボタン306は、スキャンの開始を指示するためのボタンである。
[スキャン処理]
図3のフローチャートにより原稿画像をスキャンしてPDFファイルを出力するまでの処理を説明する。図3に示す処理は、CPU10がスキャナ制御プログラム20を実行することによって実現される。
図3のフローチャートにより原稿画像をスキャンしてPDFファイルを出力するまでの処理を説明する。図3に示す処理は、CPU10がスキャナ制御プログラム20を実行することによって実現される。
スキャンボタン306が押されると、CPU10は、スキャン設定画面によるスキャン処理の設定をRAM11に格納して原稿画像のスキャンを開始する(S101)。そして、一つの原稿の画像を読み取ると画像データを作成しRAM11に格納する(S102)。
次に、CPU10は、スキャン中に重送が検知されたか否かを判定する(S103)。重送が検知された場合、重送した原稿の頁番号をRAM11に格納し(S104)、頁挿入処理がオンかオフかを判定する(S105)。
重送が検知され、頁挿入処理がオンの場合、CPU101は、一旦、原稿の搬送を停止して、頁挿入確認画面を操作表示部13に表示する(S106)。
図4により頁挿入確認画面を説明する。頁挿入確認画面には、原稿の搬送を停止するまでに読み取った各頁のサムネイル画像が一覧表示される。一覧表示中の重送が発生した頁のサムネイル画像には枠線を付加するなど、ユーザが重送が発生した頁を把握するための表示が行われる。また、一覧表示に各頁のサムネイル画像が入り切らない場合は一覧表示のスクロールが可能である。
頁挿入確認画面には「スキャン後に挿入」ボタン401、「直ちに挿入」ボタン402、「挿入しない」ボタン403があり、ユーザは、これらボタンの何れかを選択することができる。CPU10は、頁挿入確認画面においてユーザが選択したボタンを判定する(S107)。
重送が検知されなかった場合、頁挿入処理がオフの場合、または、「挿入しない」ボタン403が選択された場合、CPU10は、未スキャンの原稿があるか否かを判定する(S110)。そして、未スキャンの原稿があれば処理をステップS102に戻して、次の原稿の画像を読み取る。
また、重送が検知され、頁挿入処理がオン、かつ、「スキャン後に挿入」ボタン401が選択された場合、CPU10は、当該ボタン401が押された回数(以下、挿入回数)をカウントする(S108)。なお、挿入回数をカウントするカウンタは、RAM11の所定領域に割り当てられ、スキャンの開始時に初期化される。挿入回数のカウント後、CPU10は、未スキャンの原稿があるか否かを判定し(S110)、未スキャンの原稿があれば処理をステップS102に戻して、次の原稿の画像を読み取る。
また、重送が検知され、頁挿入処理がオン、かつ、「直ちに挿入」ボタン402が選択された場合、CPU10は、後述する頁挿入処理を実行する(S109)。頁挿入処理が終了すると、CPU10は、未スキャンの原稿があるか否かを判定し(S110)、未スキャンの原稿があれば処理をステップS102に戻して、次の原稿の画像を読み取る。。
ステップS110において、未スキャンの原稿がないと判定した場合、CPU10は、挿入回数を判定し(S111)、挿入回数>0の場合は後述する頁挿入処理を実行する(S112)。頁挿入処理が終了すると、CPU10は、挿入回数をデクリメントして(S113)、処理をステップS111に戻す。つまり、挿入回数分の頁挿入処理が実行される。
ステップS111において挿入回数が零または零になると、CPU10は、RAM11に格納した原稿の画像データをPDFファイルに変換し(S114)、ネットワーク103を介してPDFファイルを送信先に送信して(S115)、スキャン処理を終了する。
このように、頁挿入処理がオンの場合、重送が発生する度にスキャンが停止する。ユーザは、スキャンの停止により、重送が発生した原稿を容易に把握して、当該原稿を確保することができる。つまり、スキャンが停止した時点で重送が発生した原稿を確保すれば、スキャン後に頁挿入処理を行う場合に、複数の原稿から重送が発生した原稿を探し出すは必要がなくなる。
[頁挿入処理]
図5のフローチャートにより頁挿入処理(S109、S112)を説明する。
図5のフローチャートにより頁挿入処理(S109、S112)を説明する。
CPU10は、スキャン処理の読取面の設定が片面か両面かを判定する(S201)。片面の場合、CPU10は、後述する読取面が片面の場合の第一の頁挿入処理を実行する(S202)。また、両面の場合、CPU10は、後述する読取面が両面の場合の第二の頁挿入処理を実行する(S203)。
●第一の頁挿入処理
図6により第一の頁挿入処理の概要を説明する。図6において、読取対象の原稿900は、D1からD4の四枚の原稿である。挿入先画像データ901は、原稿900の表面の画像を読み取って作成された画像データであり、重送が発生した状態で作成された画像データである。
図6により第一の頁挿入処理の概要を説明する。図6において、読取対象の原稿900は、D1からD4の四枚の原稿である。挿入先画像データ901は、原稿900の表面の画像を読み取って作成された画像データであり、重送が発生した状態で作成された画像データである。
スキャン時に、原稿D2とD3の重送が発生した場合、原稿D3に対応するP3頁の画像データが抜け落ちた挿入先画像データ901が作成される。また、P2頁の画像データには、原稿D3の画像が写り込んでいる可能性がある。ユーザは、P3頁に対応する挿入位置904に、抜けた原稿D3の画像データを挿入するために、重送が発生した原稿D2とD3の再スキャンを行う。
挿入対象画像データ902は、原稿D2とD3の再スキャンによって取得された画像データであり、P'1頁とP'2頁の画像データを有する。CPU10は、挿入先画像データ901の各画像データと挿入対象画像データ902のP'1頁の画像データを比較して、P'1頁の画像データとP2頁の画像データの略一致(少なくともP2頁の画像データにP'1頁の画像データが含まれる)を検出する。そして、P'1頁の画像データをP2頁の画像データに上書きする。
挿入位置904は重送が発生した頁の直後であり、挿入先画像データ901から、重送が発生した頁を見付けることで、挿入位置904を特定することができる。そこで、P'2頁の画像データを、P'1頁の画像データの上書先に続く頁(この例ではP3頁)の画像データとして挿入先画像データ901に挿入して、挿入後画像データ903を作成する。
挿入後画像データ903は、挿入位置904に挿入対象画像データ902のP'2頁の画像データが挿入された画像データであり、頁抜けが補完され画像データである。また、写り込みの可能性を取り除くために、P2頁の画像データがP'1頁の画像データによって上書きされている。
図7Aと図7Bのフローチャートにより第一の頁挿入処理を説明する。
CPU10は、頁挿入画面を表示する(S301)。図8により頁挿入画面を説明する。頁挿入画面には、頁挿入処理を開始するまでに読み取った各頁のサムネイル画像が一覧表示される。頁挿入画面において、一覧表示中の重送が発生した頁の表示および一覧表示のスクロールは、頁挿入確認画面と同様である。
ユーザが重送が発生した原稿をADFにセットして「スキャン」ボタン701を押すと、CPU10は、セットされた原稿をスキャンして、挿入対象画像データ902を作成する(S302)。重送によるスキャンの停止時(S106)に重送が発生した原稿を確保すれば、ユーザは、それら原稿を直ちにADFにセットすることが可能である。また、重送が発生した原稿が未確保の場合、ユーザは、一覧表示を参照して重送が発生した原稿を原稿900から探し出す。
挿入対象画像データ902を作成すると、CPU10は、挿入対象画像データ902の先頭頁であるP'1頁の画像データと、挿入先画像データ901の比較対象頁(一回目の比較対象頁は先頭頁P1)の画像データを比較する(S303)。比較の結果、両画像データが一致しない場合(S304)、比較対象頁が挿入先画像データ901の最終頁に達したか否かを判定し(S305)、最終頁に達していない場合は比較対象頁を次頁に移動して(S306)、処理をステップS303に戻す。
つまり、CPU10は、挿入位置904を特定するために、P'1頁の原稿と同じ原稿から作成された挿入先画像データ901の画像データを探す。最終頁に達してもP'1頁の原稿と同じ原稿から作成された画像データが検出されない場合、CPU10は、UIに警告画面を表示し(S307)、挿入対象画像データ901を削除して(S308)、処理をステップS301に戻す。
P'1頁の画像データと比較対象頁の画像データが略一致すると、CPU10は、比較対象頁の画像データがP'1頁の原稿から作成されたと判定する(S304)。そして、挿入位置904を比較対象頁の次の位置に設定し、頁挿入位置の確認画面を表示する(S309)。
図9により頁挿入位置の確認画面を説明する。頁挿入位置の確認画面には、頁挿入処理を開始するまでに読み取った各頁のサムネイル画像と、ステップS302で読み取った各頁のサムネイル画像がそれぞれ一覧表示される。さらに、重送が発生した頁に隣接して挿入マーカ905が表示される。ユーザは、頁挿入位置の確認画面を参照して、挿入マーカ905が示す挿入位置が正しいか否かを判断し、正しいと判断した場合は「はい」ボタン201を押し、正しくないと判断した場合は「いいえ」ボタン202を押す。
CPU10は、頁挿入位置の確認画面においてユーザが選択したボタンを判定し(S310)、「いいえ」ボタン202が選択された場合は処理をステップS305に戻す。また、「はい」ボタン201が選択された場合、CPU10は、重送が発生した頁の画像データの上書き(S311)と次頁以降の画像データの挿入を行う(S312)。
次に、CPU10は、挿入対象画像データの挿入が完了したか否かを判定し(S313)、挿入対象画像データの挿入が完了するまでステップS312の処理を繰り返す。なお、ステップS312の処理を繰り返す場合、挿入対象画像データの挿入位置が、一つ前の挿入画像データの後になり、上記次頁以降の画像データが順に挿入されることは言うまでもない。
なお、上記では、頁の画像データの比較(S303)を挿入先画像データ901の先頭頁から順に行う例を説明したが、図3のステップS104において記憶した重送が発生した原稿の頁番号に基にづき比較(S303)を行ってもよい。
●第二の頁挿入処理
図10により第二の頁挿入処理の概要を説明する。図10において、読取対象の原稿800は、D1からD3の三枚の原稿の両面である。挿入先画像データ801は、原稿800の表面の画像(以下、表画像)と裏面の画像(以下、裏画像)を読み取って作成された画像データであり、重送が発生した状態で作成された画像データである。
図10により第二の頁挿入処理の概要を説明する。図10において、読取対象の原稿800は、D1からD3の三枚の原稿の両面である。挿入先画像データ801は、原稿800の表面の画像(以下、表画像)と裏面の画像(以下、裏画像)を読み取って作成された画像データであり、重送が発生した状態で作成された画像データである。
スキャン時に、原稿のD2とD3の重送した場合、原稿D2の表画像に対応するP2表頁の画像データと、原稿D3の裏画像に対応するP3裏頁の画像データに写り込みが発生している可能性がある。また、原稿D2の裏画像と原稿D3の表画像に対応する画像データが抜け落ちた挿入先画像データ801が作成される。このとき、ユーザは、P2裏頁とP3表頁に対応する挿入位置804に、抜けた原稿D2の裏画像と原稿D3の表画像の画像データを挿入するために、重送が発生した原稿D2とD3の再スキャンを行う。
挿入対象画像データ802は、原稿D2とD3の再スキャンによって取得された画像データであり、P'1表頁、P'1裏頁、P'2表頁、P'2裏頁の画像データを有する。
挿入後画像データ803は、挿入位置804に挿入対象画像データ802のP'1裏頁とP'2表頁の画像データが挿入された画像データであり、頁抜けが補完された画像データである。また、写り込みの可能性を取り除くために、P2表頁の画像データがP'1表頁の画像データによって上書きされ、P3裏頁の画像データがP'2裏頁の画像データによって上書きされている。
なお、挿入位置804の特定方法は、第一の頁挿入処理(図6)における説明と同様である。
図11Aと図11Bのフローチャートにより第二の頁挿入処理を説明する。
CPU10は、図8に示す頁挿入画面を表示する(S401)。ユーザが重送が発生した原稿をADFにセットして「スキャン」ボタン701を押すと、CPU10は、セットされた原稿をスキャンして、挿入対象画像データ802を作成する(S402)。
次に、CPU10は、挿入対象画像データ802の先頭頁であるP'1表頁の画像データと、挿入先画像データ801の比較対象表頁(一回目の比較対象表頁は先頭頁P1表)の画像データを比較する(S403)。比較の結果、両画像データが一致しない場合(S404)、比較対象表頁が挿入先画像データ901の最終原稿の表画像に対応する頁(以下、最終原稿表頁)に達したか否かを判定する(S405)。比較対象表頁が最終原稿表頁に達していない場合は比較対象表頁を次の原稿の表画像に対応する頁(以下、次原稿表頁)に移動して(S406)、処理をステップS403に戻す。
つまり、CPU10は、挿入位置804を特定するために、P'1表頁の原稿と同じ原稿から作成された挿入先画像データ801の表頁の画像データを探す。最終原稿表頁に達してもP'1表頁の原稿と同じ原稿から作成された画像データが検出されない場合、CPU10は、UIに警告画面を表示し(S407)、挿入対象画像データ801を削除して(S408)、処理をステップS401に戻す。
比較(S403)の結果、P'1表頁の画像データと比較対象表頁の画像データが略一致すると、CPU10は、比較対象表頁の画像データがP'1表頁の原稿の表画像から作成されたと判定する(S404)。そして、挿入位置804を比較対象表頁の次の位置に設定し、図9に示す頁挿入位置の確認画面を表示する(S409)。
CPU10は、頁挿入位置の確認画面においてユーザが選択したボタンを判定し(S410)、「いいえ」ボタン202が選択された場合は処理をステップS405に戻す。また、「はい」ボタン201が選択された場合、CPU10は、重送が発生した原稿の表頁の画像データの上書きを行う(S411)。
次に、CPU10は、挿入対象画像データ802の注目頁を次の頁に移動する(S412)。例えば、注目頁はP'1表頁からP'1裏頁に移動される。そして、注目頁が挿入対象画像データ802の最終頁か否かを判定する(S413)。注目頁が最終頁ではない場合、CPU10は、ステップS411で上書を行った頁または直前の挿入頁の次に注目頁の画像データを挿入し(S414)、処理をステップS412に戻す。
注目頁が挿入対象画像データ802の最終頁の場合、CPU10は、注目頁の画像データと、直前の挿入頁の次頁の画像データを比較する(S415)。図10の例では、P'2裏頁の画像データとP3裏頁の画像データが比較される。比較の結果、両画像データが略一致すると、CPU10は、両画像データが同じ原稿の同じ読取面から作成されたと判定する(S416)。そして、挿入先画像データ801の当該頁の画像データを挿入対象画像データ802の最終頁の画像データで上書きして(S417)、頁挿入処理を終了する。
また、両画像データが一致しないと判定した場合(S416)、CPU10は、挿入対象画像データ802の最終頁の画像データを、ステップS415で比較を行った挿入先画像データ801の画像データの頁の前に挿入して(S418)、頁挿入処理を終了する。
ステップS415からS418の処理は、例えば、重送が発生した原稿の再スキャンを行うために当該原稿をセットした際に、重送が発生した原稿の最終頁がセットされない場合を考慮したものである。
重送が発生した原稿の最終頁(図10の例ではP3裏頁)は、写り込みの可能性はあるが、一度目のスキャンで画像データが作成されている。重送が発生した原稿の最終頁が再スキャン時にセットされていないと、前の原稿の裏画像の画像データによって例えばP3裏頁の画像データが上書きされることになり、意図しない上書きによって画像データが消失する。ステップS415からS418の処理によれば、このような画像データの消失を防ぐことができる。
[画像データの比較]
図12により重送が発生した際に作成される2パターンの画像データを説明する。
図12により重送が発生した際に作成される2パターンの画像データを説明する。
スキャン対象原稿500を、原稿の並び501に示すように、原稿510が上、原稿511が下になるように重ねてスキャンした場合、重送パターン1と重送パターン2でそれぞれ別の画像データが作成される。重送パターン502に示すように、重送パターン1は原稿511が先に搬送された場合であり、重送パターン2は原稿510が先に搬送された場合である。
重送によって作成される画像データ503に示すように、スキャン設定画面300において設定された記録紙サイズで原稿画像が読み取られるため、読取結果の画像データは設定された記録紙サイズ相当になる。画像データ610は、重送パターン1において作成される画像データであり、原稿510と511の境界に原稿510の影に相当するエッジ(以下、境界エッジ)611が生成される。
一方、画像データ630は、重送パターン2において作成される画像データであり、原稿画像の読み取り時、原稿511は読取範囲外になるため、原稿510だけをスキャン場合とほぼ同じ画像データが作成される。言い替えれば、境界エッジ611の有無によって重送パターンを判定することができる。
CPU10は、前述したように、重送によって作成された画像データ503と、再スキャンにより作成された画像データを比較する。その際、重送パターンによって作成される画像データに違いがあるので、重送パターンに応じて画像データの比較方法を変更する必要がある。
図13により重送パターン1において作成される画像データの比較方法の概要を説明する。
まず、エッジ611を境界にして、画像データ610を領域614と615に領域分割する。領域614は、重送によって原稿511から読み取られた画像である。境界エッジ611から画像データの後端までの領域615は、原稿510から読み取られた画像である。
次に、画像データ610の最後端に当る領域をテンプレートにして、比較対象の画像データ613とテンプレートマッチングを行う。画像データ610において最後端に当る領域は領域615であり、領域615をテンプレートにして、比較対象の画像データ613とテンプレートマッチングが行われる。テンプレートマッチングによって最大の類似度を算出し、最大の類似度が、予め設定された判定閾値よりも高い場合は、同一の原稿(かつ同一の読取面)から作成された画像データと判定する。なお、判定閾値は、類似度の算出方法と、画像読取部14の特性に合わせて決定することが望ましい。
CPU10は、前述したように、初回のスキャンで作成された挿入先画像データから、重送が発生した原稿の画像データを探す。重送パターン1の場合、重送によって作成された画像データの最後端に当る領域が、重送が発生した原稿(かつ表面)から読み取られた画像であり、当該領域の画像データと比較対象の画像データを比較する。重送パターン1の場合、重送された原稿が三枚以上の場合も、最後端に当る領域が重送が発生した原稿(かつ表面)から読み取られた画像になるので、この比較方法は、重送された原稿の数に関わらず適用可能である。
図14により三枚の原稿が重送された場合に作成される画像データを説明する。この場合、原稿の影に相当する二つのエッジが生成され、画像データは三つの領域に分割される。この場合も、最後端に当る領域が重送が発生した原稿(かつ表面)から読み取られた画像になる。
図15により重送パターン2において作成される画像データの比較方法の概要を説明する。
重送パターン2の場合、重送によって作成された画像データ630をテンプレートにして、再スキャンで作成された画像データ631とテンプレートマッチングが行われ、最大の類似度を算出される。最大の類似度が予め設定された判定閾値よりも高い場合、同一の原稿(かつ同一の読取面)から作成された画像データと判定する。なお、判定閾値は重送パターン1の場合と同様である。
図16のフローチャートにより画像データの比較処理を説明する。
CPU10は、挿入先画像データの比較対象頁の画像データから境界エッジを探索する(S501)。CPU10は、ラプラシアンフィルタによって画像全体をエッジ強調し、所定の濃度範囲、かつ、画像の一端から他端に亘るエッジを境界エッジとして検出する。なお、濃度範囲は、画像センサの感度や光源などの画像読取部14の特性によって定めることが望ましい。
CPU10は、境界エッジを検出した場合、重送パターン1に対応する比較処理を行い(S502)、境界エッジを検出しなかった場合、重送パターン2に対応する比較処理を行う(S503)。比較処理は、上記のテンプレートマッチングである。CPU10は、テンプレートマッチングによって得られる最大の類似度が判定閾値を超えるか否かを判定し(S504)、類似度>判定閾値の場合は画像データが略一致し、同一の原稿(かつ同一の読取面)から作成された画像データと判定する(S505)。また、類似度≦判定閾値の場合は画像データが一致しないと判定する(S506)。
[変形例]
上記では、画像データの比較をテンプレートマッチングによって行う例を説明したが、例えば、特徴ベースマッチングや色を用いるマッチングによって画像データの比較を行ってもよい。また、マッチング精度を高めるために、光学文字認識(OCR)などによって画像データから得られる情報を比較に利用してもよい。
上記では、画像データの比較をテンプレートマッチングによって行う例を説明したが、例えば、特徴ベースマッチングや色を用いるマッチングによって画像データの比較を行ってもよい。また、マッチング精度を高めるために、光学文字認識(OCR)などによって画像データから得られる情報を比較に利用してもよい。
上記では、片面スキャンの場合と両面スキャンの場合で頁挿入処理を切り替える例を説明したが、片面スキャンの際に実行すると説明した第一の頁挿入処理を両面スキャンの場合にも適用することが可能である。
上記では、重送される原稿が主に二枚の例に挙げて説明を行ったが、重送される原稿の数によらず、重送によって作成される画像データの形態は同様であり、上記の画像データの比較処理を適用することが可能である。画像データの比較が可能であれば、頁挿入処理が可能であり、上記の頁挿入処理は、重送された原稿の数によらず適用可能である。
上記では、原稿サイズをユーザが指定する例を説明したが、画像処理装置101が原稿サイズを判定することもできる。その場合も、重送される原稿から作成される画像データは図12、図15などで説明した三種類になり、上記の画像データの比較処理が適用可能である。
このように、重送が発生した原稿を再スキャンすると、挿入位置の探索から頁挿入までが自動的に行われ、頁抜けを効率的に補完することができる。さらに、重送により写り込みが発生した可能性がある頁の画像データを上書きして、頁抜けの補完とともに、写り込みがない画像データを得ることができる。
また、両面スキャンの場合に行われる第二の頁挿入処理は、挿入対象画像データの先頭頁と、挿入先画像データの表頁のみの比較により、挿入位置を効率的に探索する。さらに、表頁のみの比較は、再スキャン時、重送が発生した原稿の先頭として、先頭原稿には違いないが表裏が逆にセットされている、原稿の並びが正しくない場合に頁挿入処理の実行を防ぐことができる。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の一以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける一以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、一以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の一以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける一以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、一以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (11)
- 搬送される原稿の画像を読み取って画像データを作成する読取手段と、
前記搬送中に原稿の重送が発生した状態で前記読取手段によって作成された第一の画像データを補完する補完手段と、を備え、
前記補完手段は、
重送が発生した原稿の画像を前記読取手段によって読み取った第二の画像データを取得する取得手段と、
前記第一の画像データの先頭頁から、前記第二の画像データの先頭頁の画像データと、前記第一の画像データの各頁の画像データを比較して、前記第一の画像データの補完位置を検出する検出手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記検出手段は、前記補完位置として、前記第二の画像データの先頭頁の画像データによって上書すべき前記第一の画像データの頁と、前記第二の画像データを挿入すべき前記第一の画像データの位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記検出手段は、前記第一の画像データの比較対象の画像データから原稿の境界を示す境界エッジを検出した場合、前記境界エッジによって前記比較対象の画像データを領域分割し、最後端に当る領域の画像データによって前記画像データの比較を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記補完手段は、前記第二の画像データの先頭頁の画像データを前記検出された前記第一の画像データの頁に上書し、前記第二の画像データの次頁以降の画像データを前記検出された前記第一の画像データの位置に順に挿入する請求項2または請求項3に記載された画像処理装置。
- 前記読取手段は、前記搬送される原稿の両面の画像を読み取った画像データを作成し、
前記検出手段は、前記第二の画像データの先頭頁の画像データと、前記第一の画像データの、原稿の表面に対応する各頁の画像データを比較して、前記補完位置を検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理装置。 - 前記補完手段は、前記第二の画像データの先頭頁の画像データを前記検出された前記第一の画像データの頁に上書し、前記第二の画像データの次頁以降の、最終頁を除く画像データを前記検出された前記第一の画像データの位置に順に挿入し、
前記最終頁の画像データを前記次頁以降の画像データの挿入位置の次の位置に挿入するか、前記次の位置に対応する前記第一の画像データの頁に上書きするかを判定することを特徴とする請求項5に記載された画像処理装置。 - 前記補完手段は、前記最終頁の画像データと、前記次の位置に対応する前記第一の画像データの頁の画像データの比較に基づき前記判定を行い、両画像データが略一致する場合は前記上書きを行い、両画像データが一致しない場合は前記画像データの挿入を行うことを特徴とする請求項6に記載された画像処理装置。
- さらに、前記重送が発生した場合、前記原稿の搬送を停止する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 搬送される原稿の画像を読み取って画像データを作成する読取手段、および、前記搬送において原稿の重送が発生した状態で作成された第一の画像データを補完する補完手段を有する画像処理装置において画像処理を行うに際し、
前記補完手段が、前記重送が発生した原稿の画像を前記読取手段によって読み取った第二の画像データを取得し、
前記補完手段が、前記第一の画像データの先頭頁から、前記第二の画像データの先頭頁の画像データと、前記第一の画像データの各頁の画像データを比較して、前記第一の画像データの補完位置を検出することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを請求項1乃至9の何れか一項に記載された画像処理装置の補完手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項10に記載されたプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014249181A JP2016111614A (ja) | 2014-12-09 | 2014-12-09 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2018191235A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021035013A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | セイコーエプソン株式会社 | 読取装置および読取制御方法 |
-
2014
- 2014-12-09 JP JP2014249181A patent/JP2016111614A/ja active Pending
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