JP2016111531A - モバイルネットワーク管理方法、及び、モバイルネットワーク管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ある無線エリアを構成する基地局において輻輳が頻繁に発生する場合、当該無線エリアに長く滞在しているユーザは、通信規制の対象となる機会が多くなる。各ユーザが事業者との間で同じサービス契約している一方で、事業者が設置計画する基地局の状況を原因として、ある無線エリアを生活圏とするユーザが規制対象となる機会が増えることになり、ユーザ間の不公平な状態を生じさせる要因になり得る。そのため、ユーザがどの無線エリアに長く滞在しているかを推定することが必要となる。【解決手段】モバイルネットワークにおける通信処理のイベントの情報を端末ごとに検出し、イベントが発生した無線基地局の情報を端末ごとに検出し、時系列に連続する2つのイベントの情報と無線基地局の情報に基づいて、2つのイベントが発生した間における端末の滞在場所と滞在時間を、無線基地局が管理する区域の単位で推定する。【選択図】 図1
Description
本発明は、モバイルネットワークにおける、ユーザの在圏時間の推定技術、および、推定結果に基づく管理技術に関する。
スマートフォンの普及により、モバイルネットワークを流れるトラフィックが増大している。また、スマートフォン上で利用されるアプリケーションの多様化により、その変動も一律ではなく、曜日、時間帯、場所だけでなく、天候やイベントの有無などによっても大きく変化する。そのため、基地局において、トラフィックの集中を回避するため、輻輳している基地局にて通信しているユーザの帯域を制限することで、トラフィック集中を回避する対策が施されている。
ある無線エリアを構成する基地局において輻輳が頻繁に発生する場合、当該無線エリアにおいて業務を行うユーザや住居を持つユーザ等、当該無線エリアに長く滞在しているユーザは、通信規制の対象となる機会が多くなる。これにより、無線エリアに長く滞在しているユーザ、換言すれば、当該無線エリアを生活圏とするユーザの通信品質の低下が、発生しやすい状況を生むことになる。この状況により、各ユーザが事業者との間で同じサービス契約している一方で、事業者が設置計画する基地局の状況を原因として、ある無線エリアを生活圏とするユーザが規制対象となる機会が増えることになり、ユーザ間の不公平な状態を生じさせる要因になり得る。そのため、ユーザがどの無線エリアに長く滞在しているかを推定することが必要となる。
特許文献1は、端末の基地局への接続履歴に基づいて、ユーザの有意圏を推定することを開示している。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ユーザが頻繁に通信を行う場所を特定するものであって、ユーザが長く滞在している場所を特定するものではない。特許文献1に記載の技術を用いて、例えば、有意圏に存在する端末を優先的に制御する場合を想定すると、その端末と同一の時間もしくはそれ以上同じエリアに滞在しているが、それ程通信を行っていない端末が通信規制の対象となってしまう。この状況は、ユーザ間の不公平な状態を生じさせる要因になり得る。そのため、ユーザがどの無線エリアに長く滞在しているかを推定することが必要となる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
端末と無線通信を行う無線基地局とコアネットワークから構成されるモバイルネットワークにおけるモバイルネットワーク管理方法であって、モバイルネットワークにおける通信処理のイベントの情報を、端末ごとに検出し、イベントが発生した無線基地局の情報を、端末ごとに検出し、時系列に連続する2つのイベントの情報と無線基地局の情報に基づいて、2つのイベントが発生した間における端末の滞在場所と滞在時間を、無線基地局が管理する区域の単位で推定することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法である。
また、端末と無線通信を行う無線基地局と、無線基地局に接続されるコアネットワークと、コアネットワークに接続されるモバイルネットワーク管理装置と、を備え、モバイルネットワーク管理装置は、無線基地局とコアネットワークから構成されるモバイルネットワークにおける通信処理のイベントの情報を、端末ごとに取得し、イベントが発生した無線基地局の情報を、端末ごとに取得し、時系列に連続する2つのイベントの情報と無線基地局の情報に基づいて、2つのイベントが発生した間における端末の滞在場所と滞在時間を、無線基地局が管理する区域の単位で推定することを特徴とするモバイルネットワーク管理システムである。
本発明によれば、端末が長い時間滞在している無線エリアを推定することができ、さらにはユーザ間の公平性を担保する制御を可能にする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
なお、以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良いものとする。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではない。
さらに、以下に示した実施の形態は単独で適用してもよいし、複数もしくはすべての実施の形態を組み合わせて適用してもかまわない。
図1は、無線通信システムの構成図の例である。無線通信システムは、端末1、無線基地局20、MMEとSGWとPGWとPCEFからなるコアネットワークにおけるパケットを複製するTAP装置30、TAP装置30にて複製されたパケットを収集するDPI(Deep Packet Inspection)装置40、ユーザデータを扱うアクセスゲートウェイであるSGW(Serving Gateway)50、ネットワーク制御を行うMME(Mobility Management Entity)60、コアネットワークから外部のインターネット80に接続するためのアクセスゲートウェイであるPGW(Packet data network Gateway)70、ユーザトラフィックを制御するPCEF(Policy and Charging Enforcement Function)90、PCEFに対して制御指示を出すモバイルネットワーク管理装置100からなる。
DPI装置40は、無線基地局20とMME60とSGW50の間を流れるネットワークよりTAP装置30経由でC-PlaneおよびU-Planeのパケットを収集する。DPI装置40は、C-Planeの送信メッセージに含まれる情報エレメント値およびその通信処理シーケンスより、端末とSGW間の通信ベアラを確立する通信確立、および通信ベアラを開放する通信終了、端末の通信中の無線基地局を変更するハンドオーバ(HO)、端末のシステムへの登録を解除するDetach、端末のトラッキングエリア(Tracking Area)を変更するTracking Area Update(TAU)等の通信を制御するイベント種別、イベント時刻、通信端末情報、およびイベントの発生した基地局情報を算出する。さらに、DPI装置40は、U-Planeの各通信トンネル識別子とC-Plane通信メッセージ含まれるU-Planeのトンネル識別子、端末の識別子、基地局識別子の情報を元に、各トンネルのトラフィック量、通信端末、通信基地局を抽出する。そして、DPI装置40は、これらの情報をモバイルネットワーク管理装置100に転送する。
モバイルネットワーク管理装置100は、転送された情報から、通信の開始、終了に関するイベントを検出し、端末ごとに発生したイベントを時系列で分析し、2つの連続した通信処理のイベントの内容を比較とする。これにより、2つの通信処理のイベントが発生する間の時間を含めた端末の滞在場所と滞在時間を、無線基地局が管理する区域の単位で、端末ごとに推定する。また、無線基地局20が輻輳時には、前述の推定結果に基づき、端末ごとにクラス分類を実施し、その結果にもとづき制御対象となる端末を判定し、制御指示をPCEF90に対して送信する。
図2は、モバイルネットワーク管理装置100の構成図の例である。モバイルネットワーク管理装置100は、情報収集部110、イベント情報データベース作成部120、在圏時間判定部130、ユーザクラス判定部140、ハンドオーバデータベース作成部150、制御判定部160、データベース群170、タイマ部180から構成される。
情報収集部110は、DPI装置40が収集したパケット情報を収集し、イベント情報データベース作成部120、ハンドオーバデータベース作成部150に通知する。イベント情報データベース作成部120は、通知されたパケット情報から、端末ごとに、通信確立、通信終了、ハンドオーバ、Detach、Tracking Area Updateに関する情報を抽出し、データベース群170内のイベント履歴データベース171を更新する。また、無線基地局ごとに接続ユーザ数、およびトラフィック量を算出する。さらに、輻輳判定ポリシーデータベース179を参照し、前述の接続ユーザ数、およびトラフィック量にもとづき、輻輳判定を実施し、無線基地局情報データベース172を更新する。
在圏時間判定部130は、在圏時間算出ルールデータベース176を参照し、端末ごとに無線基地局ごとの在圏時間を算出し、ユーザ在圏時間データベース173を更新する。ユーザクラス判定部140は、前述のユーザ在圏時間データベース173、およびクラス分類ポリシーデータベース178を参照し、無線基地局ごとにユーザのクラス分類を実施し、ユーザクラスデータベース174を更新する。ハンドオーバデータベース作成部150は、情報収集部110から通知された情報をもとに、無線基地局ごとに、ハンドオーバ統計を作成し、ハンドオーバ履歴データベース175を更新する。制御判定部160は、無線基地局情報データベース172を参照し、輻輳状態の無線基地局に対して、ユーザクラスデータベース174、制御ポリシーデータベース177を参照し、PCEFに対して制御指示を送信する。
図3は、モバイルネットワーク管理装置100における、データベース群170の構成図である。データベース群170は、ユーザごとのイベント履歴を保存するイベント履歴データベース171、無線基地局ごとの接続ユーザ数、トラフィック量、および輻輳レベルを記録した無線基地局情報データベース172、ユーザごとに無線基地局ごとの在圏時間を記録したユーザ在圏時間データベース173、ユーザごとのクラス分類実施結果を記録した、ユーザクラスデータベース174、無線基地局ごとのハンドオーバ履歴を記録したハンドオーバ履歴データベース175、在圏時間算出時のルールを記録した在圏時間算出ルールデータベース176、制御実施時のポリシーを記録した制御ポリシーデータベース177、クラス分類のルールを記録したクラス分類ポリシーデータベース178、輻輳判定のルールを記録した輻輳判定ポリシーデータベース179で構成される。
図4は、イベント履歴データベース171の一例である。イベント履歴データベース171は、ユーザIDごとに、発生したイベントが時系列に記録されており、イベントごとに、イベント発生時刻、イベント種別、イベント発生時の基地局ID、更新の有無を示す更新フラグが記録されている。更新フラグは、新しいイベントが発生した場合にONにし、後述するように在圏時間の算出処理が終了するとOFFにする。イベント履歴データベース171は、周期的に、イベント情報データベース作成部120により更新される。
図5は、無線基地局情報データベース172の一例である。無線基地局情報データベース172は、無線基地局IDごとに、接続ユーザ数、トラフィック量、輻輳レベルが記録されている。無線基地局情報データベース172は、周期的に、イベント情報データベース作成部120により更新される。
図6は、ユーザ在圏時間データベース173の一例である。ユーザごとに、無線基地局IDごとに在圏時間、通信時間、イベント時刻が、時系列に記録されている。イベント時刻は、在圏時間と通信時間を判定した時刻であり、当該判定に用いる2つのイベントの内、新しい方のイベントの発生時刻となる。
図7は、ユーザクラスデータベース174の一例である。ユーザクラスデータベース174は、ユーザごとに、クラス分類対象となった無線基地局IDごとに、クラスと曜日が対応づけられて記録されている。
図8は、ハンドオーバ履歴データベース175の一例である。ハンドオーバ履歴データベース175は、無線基地局ID(Source無線基地局ID)ごとに、隣接無線基地局(Target無線基地局ID)へのハンドオーバの確率が記録されている。ハンドオーバの確率に関しては、過去に収集したデータを統計処理して、管理者により予め設定されてもよいし、イベント履歴データベース171のデータを用いて定期的に算出して更新してもよい。
図9は、在圏時間算出ルールデータベース176の一例である。在圏時間算出ルールデータベース176は、端末の在圏時間を算出するためのものである。在圏時間算出ルールデータベース176には、2つのイベントの組合せのうち発生しうる組合せ、組合せそれぞれに対する判定結果が記録されている。判定結果は、2つのイベントの発生基地局が同一の場合(Case A)、2つのイベントの発生基地局が隣接している場合(Case B)、それ以外の場合(Case C)である。例えば、発生イベントが通信確立の場合、その後の発生イベントは通信終了又はハンドオーバ(HO)となる。通信終了の場合は2つのイベントの発生基地局が同一となるため(Case A)であり、ハンドオーバ(HO)の場合は2つのイベントの発生基地局が隣接するため(Case B)である。また、発生イベントが通信終了の場合、その後の発生イベントは通信確立、Detach、又はTAUとなる。通信確立、Detach、又はTAUそれぞれにおいて、2つのイベントの発生基地局が同一の場合は(Case A)、2つのイベントの発生基地局が隣接する場合は(Case B)、その他は(Case C)となる。在圏時間算出ルールデータベース176は、管理者によって予め設定される。
図10は、輻輳判定ポリシーデータベース179の一例である。輻輳判定ポリシーデータベース179は、無線基地局がどれくらい輻輳しているかを判定するためのものである。輻輳判定ポリシーデータベース179には、輻輳判定の指標として、接続ユーザ数、トラフィック量について、輻輳レベルごとの閾値が記録されている。輻輳判定ポリシーデータベース179は、管理者によって予め設定される。
図11は、クラス分類ポリシーデータベース178の一例である。クラス分類ポリシーデータベース178は、無線基地局ごとに、ユーザがどれくらい在圏しているかを判定するためのものである。クラス分類の指標として、延べ在圏時間、曜日ごとの延べ在圏時間について、クラスごとの閾値が記録されている。クラス分類ポリシーデータベース178は、管理者によって予め設定される。
図12は、制御ポリシーデータベース177の一例である。制御ポリシーデータベース177は、無線基地局の輻輳レベルに応じて、どの端末を制御するかを決定するためのものである。制御ポリシーデータベース177には、輻輳レベルとそれぞれの輻輳レベルにおいて制御対象となる端末のクラスが記録されている。制御ポリシーは、在圏時間が長い端末ほど優先される(制御非対象となる)ように、設定されている。例えば、輻輳レベルがAの場合(輻輳レベルが最も大きい場合)、全端末が制御対象となるが、輻輳レベルがBに下がると、ユーザクラスA、つまり在圏時間が長い端末は輻輳対象から除外される。制御ポリシーデータベース177は、管理者によって予め設定される。
図13は、イベント情報データベース作成部120において、情報収集部110からの通知を受信した際に、イベント履歴データベース171を更新する処理フローである。
S101において、情報収集部110からの通知を受信する。S102において、ユーザIDと発生したイベント(通信確立、通信終了、HO、Detach、TAU)を時系列に抽出する。S103において、ユーザIDごとにイベント履歴データベース171を参照し、S104において、当該ユーザIDがイベント履歴データベース171に登録されているかどうかを判定する。登録されていた場合、S105において、当該ユーザIDの情報を更新し、S106において更新フラグをONに設定する。登録されていなかった場合には、S107において、当該ユーザIDの情報を新規に登録し、S108において更新フラグをONに設定する。S109において、未処理のユーザIDが存在するかどうかを判定し、未処理のユーザIDが存在すれば、S103からの処理を実行する。存在しなければ、当該処理を終了する。
S101において、情報収集部110からの通知を受信する。S102において、ユーザIDと発生したイベント(通信確立、通信終了、HO、Detach、TAU)を時系列に抽出する。S103において、ユーザIDごとにイベント履歴データベース171を参照し、S104において、当該ユーザIDがイベント履歴データベース171に登録されているかどうかを判定する。登録されていた場合、S105において、当該ユーザIDの情報を更新し、S106において更新フラグをONに設定する。登録されていなかった場合には、S107において、当該ユーザIDの情報を新規に登録し、S108において更新フラグをONに設定する。S109において、未処理のユーザIDが存在するかどうかを判定し、未処理のユーザIDが存在すれば、S103からの処理を実行する。存在しなければ、当該処理を終了する。
図14は、イベント情報データベース作成部120において、周期的に(例えば1日ごとに)データベースを更新する際の処理フローである。本処理は、イベントが長期間更新されていないユーザIDの記録を削除するもので、タイマ部180に設定されたタイマ値が一定に達した場合に実行される。S201において、タイマ部180から、タイマが一定値を経過した通知を受け取ると、S202において、イベント履歴データベース171を参照し、更新フラグがOFFであるデータを抽出する。抽出したデータに対して、S203において、記録されている最新のイベント発生時刻からの経過時間が閾値を超えているかどうかを判定する。閾値を超えていれば、S204において、閾値の値を当該無線基地局における在圏時間として、ユーザ在圏時間データベース173を更新する。これは、更新フラグがOFFの無線基地局に、閾値の値を示す時間、滞在していたことを示す。その後、S205において、当該ユーザIDの記録を消去する。S205においてユーザIDの記録を削除した場合、又は、S203において記録されている最新のイベント発生時刻からの経過時間が閾値以下の場合、S206において、未処理のユーザIDが存在すれば、S203からの処理を実行する。存在しなければ、当該処理を終了する。
図15は、在圏時間判定部130における、ユーザごとの在圏時間を算出する処理フローである。S301において、イベント履歴データベース171を参照し、更新フラグがONとなっているユーザIDの記録を抽出する。S302において、当該ユーザIDの記録のうち、時刻の古いものから2つのイベントを抽出する。S303において、在圏時間の算出処理を実施する。詳細については後述する。S304において、当該ユーザIDの記録に未処理のイベントが存在するかどうかを確認する。未処理のイベントが存在すればS302、S303の処理を繰り返す。なお、S302では、既に抽出済のイベントのうち新しい方のイベントと、その次のイベントを順次抽出していく。S304において、当該ユーザIDの記録に未処理のイベントが存在しなければ、S305において、最新のイベントのみを残して、イベント履歴を消去し、S306において、更新フラグをOFFに設定する。S307において、未処理のユーザIDが存在するかどうかを確認する。未処理のユーザIDが存在すれば、S302からS306の処理を繰り返し、存在しなければ、当該処理を終了する。
図16は、S303における在圏時間算出処理のフローチャートである。S401において、在圏時間算出ルールデータベース176を参照し、S404において、S302で抽出した2つのイベントが発生した無線基地局の組合せを判定する。CaseA、すなわち2つのイベントが同一の無線基地局で発生した場合、S405において、2つのイベント間で要した時間を当該無線基地局の在圏時間として算出し、S406において、ユーザ在圏時間データベース173を更新する。CaseB、すなわち2つのイベントが隣り合う無線基地局間で発生していた場合、S407において、2つのイベント間で要した時間を、前述の隣り合う無線基地局間で按分し、それぞれの無線基地局における在圏時間として算出し、S406において、ユーザ在圏時間データベース173を更新する。なお、按分方法は、例えば2つのイベント間で要した時間の半分ずつを隣り合う無線基地局に割り当てればよい。CaseC、すなわち2つのイベントが発生した無線基地局が、同一セルでもなく、隣り合う無線基地局間でもない場合、S408において、ハンドオーバ履歴データベース175を参照し、2つのイベントが発生した無線基地局間の移動経路を推定する。2つのイベントが発生した無線基地局間を移動した場合、もっとも確率が高い経路を推定結果とする。例えば、無線基地局IDがAとJの無線基地局において、2つのイベントが発生したものとする。図8に示したハンドオーバ履歴データベース175の例に挙げた場合、Aから最も移動確率が高い無線基地局は、Bであり、Bから最も移動確率が高い無線基地局は、Cであり、Cから最も移動確率が高い無線基地局は、Jである。そのため、A⇒B⇒C⇒Jといった経路が推定される。S409において、推定された経路上の無線基地局間で、2つのイベント間で要した時間を按分し、それぞれの無線基地局における在圏時間として算出し、S406において、ユーザ在圏時間データベース173を更新する。なお、按分方法は、例えば2つのイベント間で要した時間の1/4ずつを無線基地局A、B、C、Jに割り当てればよい。
本処理の説明においては、一例として、経路上の無線基地局において在圏時間を按分するとしたが、ユーザの嗜好や行動履歴を参照し、ユーザごとに重み付けて在圏時間を算出することも可能である。なお、S302で抽出した2つのイベントの内、古い方のイベントが通信確立、又は、ハンドオーバの場合は、通信時間も算出して、ユーザ在圏時間データベース173に記録してもよい。
図17は、ユーザごとのクラス分類処理フローである。本処理は、無線基地局IDごとに、例えば一週間おきなど一定の周期で実施される。S601において、ユーザ在圏時間データベース173を参照し、当該無線基地局IDでのユーザごとの在圏時間を抽出する。S602において、延べ在圏時間によるクラス分類を実施する。具体的には、ユーザ在圏時間データベース173に含まれる無線基地局ごとの在圏時間を合計して、延べ在圏時間を算出する。クラス分類ポリシーデータベース178を参照し、算出した延べ在圏時間に基づいて、当該無線基地局のおけるユーザのクラスをA、B、Cに分類する。なお、何れのクラスにも該当しない場合は、該当無と判定する。S603において、ユーザクラスデータベース174を更新する。S604において、未処理のユーザIDが存在するかどうかを確認する。未処理のユーザIDが存在すれば、S602、S603の処理を繰り返し、存在しなければ当該処理を終了する。
なお、モバイルネットワーク管理装置がカレンダー情報を保持している場合、ユーザ在圏時間データベース173に記録されている時刻情報から曜日を特定することができる。そして、曜日ごとに、前述のS601からS604の処理を実施することにより、曜日ごとのクラス分類を設定することも可能である。その場合、無線基地局ごとに、曜日ごとに延べ在圏時間を集計し、クラス分類ポリシーデータベース178の曜日ごと延べ在圏時間を参照することにより、クラス分類が可能となる。
図18は、イベント情報データベース作成部120において、情報収集部110からの通知を受信した際に、無線基地局情報データベース172を更新する際の処理フローである。本処理は、無線基地局IDごとに、一定の周期で実施される。S701において、情報収集部110からの通知を受信する。S702において、無線基地局IDと当該無線基地局における接続ユーザ数とトラフィック量を算出する。輻輳判定ポリシーデータベース179を参照し、S703において、接続ユーザ数による輻輳レベルの判定を実施する。具体的には、算出された接続ユーザ数と、輻輳判定ポリシーデータベース179における輻輳判定条件(端末数)とを比較し、輻輳レベルをA〜Dの何れかと判定する。なお、輻輳判定条件に該当しない場合は、該当無と判定する。続いて、S704において、トラフィック量による輻輳レベルの判定を実施する。具体的には、算出されたトラフィック量と輻輳判定ポリシーデータベース179における輻輳判定条件(トラフィック量)とを比較し、輻輳レベルをA〜Dの何れかと判定する。なお、輻輳判定条件に該当しない場合は、該当無と判定する。S705において、S703、S704で判定された輻輳レベルのうち、最も高いレベルがどれであったかを判定する。Aであった場合、S706において、当該ユーザの当該無線基地局における輻輳レベルをAとし、S711において、無線基地局情報データベース172を更新する。Bであった場合、S707において、当該ユーザの当該無線基地局における輻輳レベルをBとし、S711において、無線基地局情報データベース172を更新する。Cであった場合、S708において、当該ユーザの当該無線基地局における輻輳レベルをCとし、S711において、無線基地局情報データベース172を更新する。Dであった場合、S709において、当該ユーザの当該無線基地局における輻輳レベルをDとし、S711において、無線基地局情報データベース172を更新する。前述のS703、S704で判定された輻輳レベルが該当無しであった場合には、S710において、輻輳無しとし、S711において、無線基地局情報データベース172を更新する。S712において、未処理の無線基地局IDが存在するかどうかを確認する。未処理の無線基地局IDが存在すれば、S702からS711の処理を繰り返し、存在しなければ、当該処理を終了する。
図19は、制御判定部160において、輻輳状態の無線基地局に接続している端末に対し、制御を実施する処理フローである。S801において、無線基地局情報データベース172を参照し、輻輳状態の無線基地局IDと輻輳レベルを抽出する。S802において、ユーザクラスデータベース174を参照し、当該無線基地局に接続されているユーザIDとクラスを取得する。S803において、制御ポリシーデータベース177を参照し、当該無線基地局における輻輳レベルに対応した、制御対象端末クラスを判定し、制御対象のユーザIDを抽出する。S804において、前述のユーザID、および制御ポリシーを、PCEF90に通知し、制御を実施する。例えば、ユーザに許容される最大ビットレートを設定することにより帯域制限を行う。S805において、未処理の輻輳状態にある無線基地局IDが存在するかどうかを確認し、未処理の無線基地局IDが存在すれば、S801からS804の処理を繰り返し、存在しなければ、当該処理を終了する。
このように、本実施例では、DPI装置が端末ごとに発生したイベントを検出する。モバイルネットワーク管理装置は、連続するイベントが同一無線基地局で発生したか、隣接する無線基地局で発生したか、又はそれ以外かを判定し、2つの通信処理のイベントが発生する間の時間を含めた端末の滞在場所と滞在時間を推定する。これにより、端末が長い時間滞在している無線エリアを推定することが可能となる。
さらには、無線基地局ごとに、滞在時間に応じてユーザをクラスに分類する。そして、無線基地局が輻輳した場合には、ユーザのクラスに応じて制御対象を決定する。これにより、滞在時間が長い端末ほど制御非対象となり、ユーザ間の公平性を担保する制御が可能となる。
本実施例では、通信ログ管理装置が、各装置の内部ログを解析することにより、端末とSGW間の通信ベアラを確立する通信確立、通信ベアラを開放する通信終了、端末の通信中の無線基地局を変更するハンドオーバ(HO)、端末のシステムへの登録を解除するDetach、および端末のTracking Areaを変更するTracking Area Update(TAU)等の通信を制御するイベント種別、イベント時刻、通信端末情報、およびイベントの発生した基地局情報を抽出する。さらには、通信ログ管理装置は、各通信のトラフィック量、通信端末、通信基地局を抽出する。モバイルネットワーク管理装置は、抽出された情報に基づいて、連続した通信処理のイベントの内容を比較することにより、端末の滞在場所と滞在時間を推定することを特徴とする。これにより、DPI装置が存在しない場合でも、端末の滞在場所と滞在時間を推定することが可能となる。
図20を用いて、実施例2における無線通信システムの構成を説明する。なお、実施例1と重複する内容は説明を省略する。本実施例の無線通信システムでは、TAP装置とDPI装置が存在せず、無線基地局とMMEとSGWとPGWの通信ログを管理する通信ログ管理装置10が存在する。通信ログ管理装置10は、各装置のログを収集し、周期的に抽出した情報を、モバイルネットワーク管理装置100に転送する。モバイルネットワーク管理装置100における、端末の滞在場所と滞在時間の推定方法は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある例の構成の一部を他の例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある例の構成に他の例の構成を加えることも可能である。また、各例の構成の一部について、他の例の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成・機能・処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル、データベース等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード等の記録媒体に置くことができる。
1 端末
10 通信ログ管理装置
20 無線基地局
30 TAP装置
40 DPI装置
50 SGW
60 MME
70 PGW
80 インターネット
90 PCEF
100 モバイルネットワーク管理装置
110 情報収集部
120 イベント情報データベース作成部
130 在圏時間判定部
140 ユーザクラス判定部
150 ハンドオーバデータベース作成部
160 制御判定部
170 データベース群
171 イベント履歴データベース
172 無線基地局情報データベース
173 ユーザ在圏時間データベース
174 ユーザクラスデータベース
175 ハンドオーバ履歴データベース
176 在圏時間算出ルールデータベース
177 制御ポリシーデータベース
178 クラス分類ポリシーデータベース
179 輻輳判定ポリシーデータベース
180 タイマ部
10 通信ログ管理装置
20 無線基地局
30 TAP装置
40 DPI装置
50 SGW
60 MME
70 PGW
80 インターネット
90 PCEF
100 モバイルネットワーク管理装置
110 情報収集部
120 イベント情報データベース作成部
130 在圏時間判定部
140 ユーザクラス判定部
150 ハンドオーバデータベース作成部
160 制御判定部
170 データベース群
171 イベント履歴データベース
172 無線基地局情報データベース
173 ユーザ在圏時間データベース
174 ユーザクラスデータベース
175 ハンドオーバ履歴データベース
176 在圏時間算出ルールデータベース
177 制御ポリシーデータベース
178 クラス分類ポリシーデータベース
179 輻輳判定ポリシーデータベース
180 タイマ部
Claims (15)
- 端末と無線通信を行う無線基地局とコアネットワークから構成されるモバイルネットワークにおけるモバイルネットワーク管理方法であって、
前記モバイルネットワークにおける通信処理のイベントの情報を、前記端末ごとに検出し、
前記イベントが発生した無線基地局の情報を、前記端末ごとに検出し、
時系列に連続する2つの前記イベントの情報と前記無線基地局の情報に基づいて、前記2つのイベントが発生した間における前記端末の滞在場所と滞在時間を、前記無線基地局が管理する区域の単位で推定することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項1に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記2つのイベントが、同一無線基地局で発生したか、隣接する無線基地局で発生したか、又はそれら以外かを判定することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項1に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記無線基地局ごとに、前記滞在時間に基づいて前記無線基地局に接続する複数の端末をクラスに分類し、
前記無線基地局が輻輳した場合、前記クラスに応じて、制御対象とする端末を決定することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項3に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記無線基地局が輻輳した場合、前記滞在時間が長い端末ほど制御非対象となるように制御することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項3に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
曜日ごとの前記滞在時間に基づいて、前記無線基地局に接続する複数の端末それぞれを、曜日ごとにクラスに分類することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項3に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記無線基地局が輻輳した場合、輻輳度合いに応じて、制御対象とする端末のクラスを決定することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項1に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記モバイルネットワークを流れるパケットを解析することにより、又は、前記モバイルネットワークを構成する装置の通信ログを解析することにより、前記イベントの情報及び前記無線基地局の情報を検出することを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 請求項1に記載のモバイルネットワーク管理方法であって、
前記イベントの種別は、通信確立、通信終了、ハンドオーバ、システムへの前記端末の登録解除、又は前記端末のトラッキングエリアの変更の少なくとも何れかであることを特徴とするモバイルネットワーク管理方法。 - 端末と無線通信を行う無線基地局と、
前記無線基地局に接続されるコアネットワークと、
前記コアネットワークに接続されるモバイルネットワーク管理装置と、を備え、
前記モバイルネットワーク管理装置は、
前記無線基地局と前記コアネットワークから構成されるモバイルネットワークにおける通信処理のイベントの情報を、前記端末ごとに取得し、
前記イベントが発生した無線基地局の情報を、前記端末ごとに取得し、
時系列に連続する2つの前記イベントの情報と前記無線基地局の情報に基づいて、前記2つのイベントが発生した間における前記端末の滞在場所と滞在時間を、前記無線基地局が管理する区域の単位で推定することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項9に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
前記モバイルネットワーク管理装置は、前記2つのイベントが、同一無線基地局で発生したか、隣接する無線基地局で発生したか、又はそれら以外かを判定することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項9に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
前記モバイルネットワーク管理装置は、
前記無線基地局ごとに、前記滞在時間に基づいて前記無線基地局に接続する複数の端末をクラスに分類し、
前記無線基地局が輻輳した場合、前記クラスに応じて、制御対象とする端末を決定することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項11に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
前記モバイルネットワーク管理装置は、前記無線基地局が輻輳した場合、前記滞在時間が長い端末ほど制御非対象となるように制御することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項11に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
前記モバイルネットワーク管理装置は、前記無線基地局が輻輳した場合、輻輳度合いに応じて、制御対象とする端末のクラスを決定することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項9に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
DPI装置及び通信ログ管理装置をさらに備え、
前記DPI装置が前記モバイルネットワークを流れるパケットを解析することにより、又は、前記通信ログ管理装置が前記モバイルネットワークを構成する装置の通信ログを解析することにより、前記イベントの情報及び前記無線基地局の情報を検出することを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。 - 請求項9に記載のモバイルネットワーク管理システムであって、
前記イベントの種別は、通信確立、通信終了、ハンドオーバ、システムへの前記端末の登録解除、又は前記端末のトラッキングエリアの変更の少なくとも何れかであることを特徴とするモバイルネットワーク管理システム。
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---|---|---|---|
JP2014247566A JP2016111531A (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | モバイルネットワーク管理方法、及び、モバイルネットワーク管理システム |
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JP2014247566A JP2016111531A (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | モバイルネットワーク管理方法、及び、モバイルネットワーク管理システム |
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Family Applications (1)
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JP2014247566A Pending JP2016111531A (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | モバイルネットワーク管理方法、及び、モバイルネットワーク管理システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020198583A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 本田技研工業株式会社 | 通信システム、無線基地局、プログラム、方法、及び管理装置 |
JP2021197701A (ja) * | 2020-06-17 | 2021-12-27 | ソフトバンク株式会社 | 情報処理装置、通信管理システム、プログラム、及び、情報処理方法 |
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2014
- 2014-12-08 JP JP2014247566A patent/JP2016111531A/ja active Pending
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JP2020198583A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 本田技研工業株式会社 | 通信システム、無線基地局、プログラム、方法、及び管理装置 |
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