JP2016110473A - コンテンツ表示装置 - Google Patents

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【課題】複数の非接触通信アンテナをひとつの通信制御装置にて制御することを可能とすることで、装置のコストを低減するとともに、有効となるアンテナ装置位置を利用者に明示することができるようにする。
【解決手段】コンテンツを表示する表示部と、タッチ検出部とを備えたコンテンツ表示装置において、表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、非接触通信を行う非接触通信部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツを表示する表示部と、タッチ検出部とを備えたコンテンツ表示装置に関する。
近年、NFC(Near Field Communication)など非接触型ICカードを用いて非接触通信を行う機器が増えている。これら非接触型通信を行うためには通信用のアンテナだけではなく、相手の非接触通信装置からの電波を取得し、通信制御を行うためのリーダーライター装置(以下、「RW装置」)が必要となる。
これらの非接触通信装置を用いてコンテンツ表示端末装置と、利用者の情報端末装置との間でデータを送受するような用途も提案されている。例えば広告用のディスプレイの横に設置されたアンテナに情報端末装置でタッチを行うと表示されている広告がタッチした情報端末装置にダウンロードされる、というような用途については実施されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、コンテンツ表示装置は大画面化を迎えており、特に広告表示のためのコンテンツ表示装置の場合には大画面の表示、かつ、利用者からのフィードバックを得るためにタッチ操作が可能になっているものもある。
これらの大画面コンテンツ表示装置にて非接触通信をサポートする場合、多くは表示装置とは別にRW装置を設ける。ただし、これではどのタイミングでタッチを行えばよいのかなど利用者が分かりづらいということがあり、従来例のように、表示装置に非接触通信を追加するような用途が提案されている。また従来例にもあるように表示装置の大画面化を踏まえ、複数の非接触通信アンテナを表示装置上に設ける提案もなされている。
特許第3506939号
しかしながら、コンテンツ表示装置上に複数の非接触通信アンテナとRW装置を設けると、その数だけコストがかかってしまう。また、RW装置の積載場所の確保も必要となり、表示装置のハードウェア設計上大きな制約条件となってしまうという問題点があった。
また、電力や通信制御も設けられた数だけ複雑となる。通常非接触通信はデータを取得する際に一時的に必要となることが多く、一時的な用途のためにコストをかけることは難しい。
また、利用者から見た場合には複数の通信装置がただ並んでいるだけでは、どの通信装置にタッチを行えばよいかわからず、どの通信装置にタッチを行っても同じ動作が行われるのであれば、タッチ位置を変える意味がなかった。
さらに、タッチと非接触通信を同時に実現しているが、非接触通信の場合には表示装置に非常に近い位置までタッチする必要があり、この際にタッチパネルへの操作と誤認識されてしまうという課題も生じていた。
上述した課題を解決するために、本願発明の目的は、複数の非接触通信アンテナをひとつの非接触通信制御にて制御することを可能とすることで、装置のコストを低減するとともに、有効となるアンテナ装置位置を利用者に明示することができるようにすることで、利用者の操作も簡便にするコンテンツ表示装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明のコンテンツ表示装置は、
コンテンツを表示する表示部と、タッチ検出部とを備えたコンテンツ表示装置において、
前記表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、
前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、
前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、非接触通信を行う非接触通信部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のアンテナのうち、有効となるアンテナを選択的に順次切り替えることにより、非接触通信を行う非接触通信部はひとつのみで行うことができるようにする。そのことにより、例えば、非接触通信部の一例として、ICカードとの通信用の送受信機の搭載数が低減され、コスト削減の効果を期待出来る。
第1実施形態に装置全体を説明するための図である。 第1実施形態におけるコンテンツ表示装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態におけるNFC通信部の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態における表示部、タッチ検出部、非接触アンテナの位置関係を説明するための図である。 第1実施形態における表示部、タッチ検出部、非接触アンテナの位置関係を説明するための図である。 第1実施形態におけるコンテンツデータのデータ構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるアンテナリストのデータ構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第1実施形態におけるNFC検出処理を説明するための動作フローである。 第1実施形態における実施例を説明するための図である。 第1実施形態における実施例を説明するための図である。 第1実施形態における実施例を説明するための図である。 第2実施形態におけるアンテナリストのデータ構成を説明するための図である。 第2実施形態における非接触アンテナの配置を説明するための図である。 第2実施形態における非接触アンテナの配置を説明するための図である。 第2実施形態におけるNFC検出処理を説明するための動作フローである。 第3実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フローである。 第3実施形態における実施例を説明するための図である。 第3実施形態における実施例を説明するための図である。 第4実施形態におけるNFC検出処理を説明するための動作フローである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明におけるコンテンツ表示装置を、例えばショッピングモール等に設置されるインフォメーションディスプレイを例に説明するが、他の表示装置でも適用可能なことは勿論である。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
まず、第1実施形態における全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、コンテンツ表示装置1を示した図である。本実施形態では、縦置き(縦方向の解像度が多い状態)で装置が設置されている。
このようなコンテンツ表示装置1は、例えばショッピングモールや、駅、イベント会場等において種々の情報を表示するために設置されている。例えば、通信により受信されたコンテンツを表示することで、様々な情報(コンテンツ)を切り替えて表示することができる。
さらに、当該情報について、利用者がアクセスしやすいような工夫がされている。例えば、QRコード(登録商標)を表示したりする場合や、赤外線によりコンテンツ情報を送信する装置が考えられる。
本実施形態では、近距離無線通信の一つである非接触通信(NFC(Near Field Communication))を用いて、利用者の情報端末装置3にコンテンツ情報を送信している。
利用者が、情報端末装置3をコンテンツ表示装置1にかざす(タッチする)ことにより、NFCにより通信が開始される。これにより、指定されたコンテンツ情報が、情報端末装置3に送信されることとなる。
[1.2 機能構成]
つづいて、本実施形態におけるコンテンツ表示装置1の機能構成について、図2を用いて説明する。図2に示すように、コンテンツ表示装置1は、制御部110と、NFC通信部120と、NW通信部130と、表示部140と、タッチ検出部150と、記憶部160とを備えて構成されている。
制御部110は、コンテンツ表示装置1の全体を制御するための機能部である。制御部110は、記憶部160に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
NFC通信部120は、非接触通信を行う為の機能部である。例えば、ISO/IEC 14443や、ISO/IEC 18092(Felica)等の規格により通信が行われる。
ここで、NFC通信部120について、図3を用いて詳細に説明する。NFC通信部120は、非接触アンテナ1210と、アンテナ切替え手段1220と、アンテナ制御手段1230と、非接触通信手段1240とを備えて構成されている。
ここで、非接触アンテナ1210は、複数のアンテナから構成されている。例えば、第1非接触アンテナ1210a、第2非接触アンテナ1210b、・・・、第n非接触アンテナ1210nを有している。
これらの複数の非接触アンテナは、アンテナ切替え手段1220に接続されている。このアンテナ切替え手段1220により、利用可能なアンテナが切り替えられる。また、この切替え制御については、アンテナ制御手段1230が行っている。なお、本実施形態では、NFC通信部120をモジュールと説明しているので、アンテナ制御手段1230を設けているが、制御部110が行っても良い。
非接触通信手段1240は、コンテンツ表示装置1が情報端末装置3と非接触通信(例えば、NFC通信)を行うための通信部である。情報端末装置3のNFC通信部と、非接触アンテナを介して通信を行うこととなる。ここで、本実施形態では、非接触アンテナ1210を、所定時間(例えば、10ms)毎に順次切り替える構成となっている。なお、非接触アンテナ1210を切り替える時間としては、予め定められていても良いし、設定により切り替えられるようにしても良い。また、コンテンツの種類や、時間によって切り替える設定(例えば、店舗開店直後や閉店間際は間隔を長くしたり、休日は間隔を短くしたりするような設定)としても良い。
なお、通信の一例として、情報端末装置3のNFC通信部が、例えば第2非接触アンテナ1210bで検出された場合について説明する。この場合、アンテナ切替え手段1220は、第2非接触アンテナ1210bに使用するアンテナを固定する。そして、非接触通信手段1240は、第2非接触アンテナ1210bを介して、情報端末装置3と通信を行うこととなる。
NW(Network)通信部130は、ネットワーク(例えば、無線LANや、3G携帯通信網、LTE通信網)に接続し、他の装置、サーバ等と通信を行うための機能部である。例えば、NW通信部130を介してコンテンツを受信したりする。
表示部140は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELパネル等により構成されている。
タッチ検出部150は、利用者のタッチ操作を検出するための機能部である。タッチを検出する方式としては、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等といった何れの方法を用いてもよい。また、表示部140と、タッチ検出部150とを一体に形成して、タッチパネルとして利用されるのが一般的である。
ここで、図4及び図5を用いて、各装置の構成について説明する。すなわち、表示部140の表示パネルの上に、タッチ検出部150が設けられている。これにより、利用者からのタッチ入力を検出することができる。
また、タッチ検出部150の上に、非接触アンテナ1210が配置されている。これにより、表示部140でコンテンツが表示されている上に、利用者が情報端末装置3をタッチすることにより、NFCを利用した通信が可能となる。
なお、表示部140と、タッチ検出部150との間に非接触アンテナ1210を配置しても同様の効果は得られる。
また、後述するが、表示部140上には複数の非接触アンテナ1210が配置されている。これにより、コンテンツに応じて、利用する非接触アンテナ1210を決定することとなる。
記憶部160は、コンテンツ表示装置1の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部160には、コンテンツデータ162と、アンテナリスト164とが記憶されている。コンテンツデータ162の一例について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、コンテンツデータ162は、表示コンテンツ(例えば、「shop1410」)と、使用NFC位置(アンテナ位置)(例えば、「1,2,5,6」)とを対応づけて記憶している。
また、アンテナリスト164は、アンテナに関するリストが記憶されている。例えば、本実施形態においては、コンテンツ毎に使用されるアンテナが選択される情報として、アンテナ選択テーブルが記憶されている。
アンテナ選択テーブルの一例について、図7を用いて説明する。アンテナ選択テーブルは、アンテナ毎に通信が可能か否かを記憶している。例えば、アンテナ1が「ON」であれば、対応するアンテナ(例えば、第1非接触アンテナ1210a)が使用可能であることを示している。
[1.3 処理の流れ]
つづいて、第1実施形態における処理の流れについて、説明する。
[1.3.1 メイン処理]
まず、本実施形態のメインとなる処理について、図8を用いて説明する。まず、コンテンツをコンテンツデータ162から読み出す(ステップS102)。つづいて、NFC検出処理を実行する(ステップS104)。
コンテンツデータ162が読み出されることにより、コンテンツデータ162に含まれている使用NFC位置に基づいてアンテナリスト164が更新されることとなる。すなわち、複数ある非接触アンテナのうち、どのアンテナを使用するのかが明確になる。
NFCの通信が検出された場合には(ステップS106;Yes)、NFCの通信処理が実行される(ステップS108)。ここで、NFC通信処理としては、種々の処理が考えられる。例えば、表示されているコンテンツに関する情報(電話番号や、URLといった情報)を情報端末装置3に送信することとしても良いし、割引情報等の店舗に関する情報を送信することとしても良い。また、決済処理を行っても良い。
NFC通信が終了し、他のコンテンツに切り替える場合は、ステップS102より処理を繰り返し実行する(ステップS110;Yes→ステップS102)。
[1.3.2 NFC検出処理]
つづいて、NFC検出処理について、図9を用いて説明する。まず、アンテナリスト164に記憶されているアンテナ選択テーブルから、使用可能な非接触アンテナを読み出す(ステップS152)。
つづいて、現在の非接触アンテナ(例えば、最初であれば第1非接触アンテナ1210a)が選択アンテナであるか否かを判定する(ステップS154)。選択アンテナとは、アンテナ選択テーブルに「ON」と記憶されているアンテナである。
仮に、選択アンテナの場合には、そのまま当該アンテナを選択(通電)し、情報端末装置3が検出された否かを判定する(ステップS156)。
ここで、現在受信しているアンテナが、選択アンテナで無い場合(ステップS154;No)又は情報端末装置3が検出できなかった場合(ステップS156;No)には、次のアンテナに切り替える(ステップS162)。例えば、本実施形態であれば、次の第2非接触アンテナ1210bに切り替えて、ステップS152から処理を繰り返し実行する。
また、情報端末装置3が検出された場合、具体的には情報端末装置3とNFC通信部120を介してNFC通信が行える場合には、現在のアンテナにてNFC通信を開始する(ステップS158)。
そして、NFC通信が終わるまで、通信を実行し(ステップS160;No)、通信が終了後に、再び同じ処理を繰り返し実行する(ステップS160;Yes→ステップS152)。
[1.4 実施例]
本実施形態の実施例について、図を用いて説明する。図10は、表示部140に、非接触アンテナ1210を配置した図を模式的に示している図である。例えば、アンテナ1として非接触アンテナ1210a、アンテナ2として非接触アンテナ1210b、アンテナ3として非接触アンテナ1210c、アンテナ4として非接触アンテナ1210d、アンテナ5として非接触アンテナ1210e、アンテナ6として非接触アンテナ1210fを配置している。
図11は、コンテンツデータ162の一例である。本実施形態により表示されるコンテンツの情報(「shop1514」)とともに、使用するNFC位置(アンテナ)が記憶されている。当該使用NFC位置により、選択アンテナが決定され、アンテナリスト164のアンテナ選択テーブルが更新される。
さらに、各アンテナのコンテンツが記憶されている。この場合にコンテンツを表示しているのが図12である。図12において、例えば、非接触アンテナ1210aの位置に情報端末装置3がタッチされると、ドリンク無料券が情報端末装置3に送信される。また、非接触アンテナ1210eの位置に情報端末装置3がタッチされると、600円決済が行われ、併せて「ランチパック」の購入情報が送信される。
また、非接触アンテナ1210fの位置に情報端末装置3がタッチされると、営業案内に関する情報(例えば、WEBページのURL)が送信される。また、非接触アンテナ1210c、1210dの位置に情報端末装置3がタッチされても何も実行されない。
このように、本実施形態によれば、表示されているコンテンツに応じて、タッチする位置を可変させることが出来るコンテンツ表示装置1を実現することが可能である。
本実施形態によれば、複数の非接触アンテナのうち、有効となる非接触アンテナを選択的に順次切り替えることにより、非接触通信を行う非接触通信部はひとつのみで行うことができるようにする。そのことにより、例えば、非接触通信部の一例として、ICカードの送受信機の搭載数が低減され、コスト削減の効果を期待出来る。
また、現在選択されているコンテンツによって切り替え対象とするアンテナの数や位置を変更することを可能とし、切り替え対象となっているアンテナの場所を利用者に示すことにより、簡便な操作を行うことができるようにする。
[2.第2実施形態]
つづいて、第2実施形態について説明する。本実施形態では、コンテンツ表示装置1の設置状況に基づいて、使用するアンテナを切り替えるという実施形態である。
なお、第1実施形態と機能構成は同一であるため、その説明は省略する。ここで、本実施形態におけるアンテナリスト164に記憶される情報を図13に示す。
図13に示すように、アンテナリスト164に、さらにアンテナ設定テーブルを記憶する。アンテナ設定テーブルは、コンテンツ表示装置1の設置状況に応じて選択されるテーブルである。例えば、表示部140には、非接触アンテナ1210が縦4×横4個に配置されているとする。コンテンツ表示装置1が横に設置された場合の状態を図14、縦に設置された場合の状態を図15に示す。
このとき、縦置きと横置きとで、使用可能なアンテナが切り替わる。すなわち、表示部140の下半分の非接触アンテナを利用することにより、利用者がタッチしやすい状態となっている。
例えば、使用可能アンテナとして、縦置きの場合は「3,4,7,8,11,12,15,16」が選択されている。したがって、この使用可能アンテナの中から選択アンテナが選択されることとなる。
本実施形態におけるNFC検出処理を図16に示す。ここで、図16のNFC検出処理は、第1実施形態で説明した図9のNFC検出処理を置き換えた図である。共通の処理には共通の符号を付すことにより、詳細な説明を省略する。
すなわち、最初にアンテナ設定テーブルを読み出すことにより、使用可能アンテナが決定される(ステップS202)。この、使用可能アンテナは、コンテンツ表示装置1の設置状態により決定されるアンテナである。
つぎに、アンテナ選択テーブルが読み出される(ステップS204)。ここで、選択されるアンテナとしては、表示されるコンテンツに基づいて選択されるアンテナである。
そして、使用可能アンテナであって、現在のアンテナが選択アンテナの場合に、情報端末装置が検出される(ステップS206;Yes→ステップS156)。
このようなNFC検出処理が実行されることにより、例えば、コンテンツ上選択可能であっても、装置の設置状態から選択できない部分については、選択させないということが可能である。
なお、本実施形態では、単純にアンテナとして使用可能か否かという点を説明したが、コンテンツ内容であっても良い。
例えば、表示部140の上部にある非接触アンテナ1210については、決済処理ができるが、下にある非接触アンテナ1210については、決済処理ができないという制限をかけることも可能である。
これにより、例えば子供などが間違えて決済処理をするといったことを防ぐことが可能となる。
[3.第3実施形態]
つづいて、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、情報端末装置3がタッチしようとしている場合、すなわちNFC通信が開始されるときには、タッチ検出を無効とする実施形態である。
なお、第1実施形態と機能構成は同一であるため、その説明は省略する。本実施形態は、第1実施形態で説明した図8のメイン処理を図17のメイン処理に置き換えたものである。なお、第1実施形態の同一の処理には同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
ステップS106において、NFC通信が検出された場合には(ステップS106;Yes)、タッチ検出を無効とする(ステップS302)。この場合、タッチ検出部150による検出動作を一律に無効としても良いし、当該情報端末装置3が検出されている非接触アンテナ近傍の領域のタッチ検出を無効としても良い。
そして、タッチ検出が無効とされた後に、NFC通信処理が実行される(ステップS108)。なお、ステップS302と、ステップS108は、逆の処理であってもよい。本実施形態では、通信が確立する以前から、情報端末装置3のNFC通信部を検出した段階でタッチ検出を無効としている。
そして、NFC通信が終了(通信が完了した場合、通信が中断した場合を含む)した後に、タッチ検出を有効とする(ステップS304)。この後、タッチが検出されれば(ステップS306;Yes)、検出されたタッチ操作に応じた操作実行処理が行われる(ステップS308)。
例えば、図18のように、アンテナ1〜8(非接触アンテナ1210)が配置されたコンテンツ表示装置1について説明する。このコンテンツ表示装置1にコンテンツが表示されている状態が図19である。
本実施形態の場合、各店舗をタッチすることにより、店舗情報が参照できる。例えば、「A店」の領域をタッチすると、A店の店舗情報(例えば、営業時間、特売情報等)が表示されることとなる。同様に、B店、C店・・・も、タッチすることで、店舗情報を表示させることができる。
ここで、併せてA店、E店には、「クーポンあり」と表示されている。この場合、情報端末装置3でタッチすることにより、NFC通信を介してクーポンを取得することが可能である。しかし、情報端末装置3をかざした状態で、利用者の手が当たってしまうと、意図しない動作となってしまう場合がある。
本実施形態によれば、情報端末装置3をかざす段階で、タッチ検出部150のタッチ検出が無効となることにより、意図しない動作となることがない。すなわち、情報端末装置3は、確実にNFC通信を行うことが可能となる。
[4.第4実施形態]
つづいて、第4実施形態について説明する。第4実施形態は、選択されているアンテナの領域を識別表示する実施形態である。
なお、第1実施形態と機能構成は同一であるため、その説明は省略する。本実施形態は、第1実施形態で説明した図9のNFC検出処理を図20のNFC検出処理に置き換えたものである。なお、第1実施形態の同一の処理には同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
本実施形態では、選択アンテナと判定された場合に(ステップS154;Yes)、領域を識別表示する(ステップS402)。これにより、利用者がどの領域をタッチすればよいかを明確に示すことが可能となる。
なお、このとき、切替えと併せて表示しても良いし、選択アンテナを全て識別表示することとしても良い。例えば、切替え時間(全アンテナが切り替わる周期時間)より長い時間を識別表示時間とすることで、選択アンテナが複数有れば、複数が常時識別表示されることとなる。逆に、周期時間より短い時間であれば、選択アンテナが切り替わる度に識別表示も移動することとなる。
[5.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態では、NFC通信が可能な情報端末装置を例に説明したが、端末装置ではなく、単なるNFC通信可能なカード(例えば、Suica(登録商標)等の交通系カード、Edy(登録商標)等の電子マネー系カード、ポイントカード、会員証等)であっても良い。
1 コンテンツ表示装置
3 情報端末装置
110 制御部
120 NFC通信部
1210 非接触アンテナ
1220 アンテナ切替え手段
1230 アンテナ制御手段
1240 非接触通信手段
130 NW通信部
140 表示部
150 タッチ検出部
160 記憶部
162 コンテンツデータ
164 アンテナリスト

Claims (4)

  1. コンテンツを表示する表示部と、タッチ検出部とを備えたコンテンツ表示装置において、
    前記表示部と同一面側に配置された複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナを選択的に切り替えるアンテナ切替え部と、
    前記アンテナ切替え部により選択されたアンテナを用いて、非接触通信を行う非接触通信部と、
    を有することを特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. 前記アンテナ切替え部は、一定の時間間隔で前記複数のアンテナを選択的に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  3. 前記複数のアンテナのうち、切り替え対象となるアンテナの情報を記憶するアンテナリストが記憶されており、
    前記アンテナ切替え部は、前記複数のアンテナのうち、前記アンテナリストに記憶されているアンテナを切り替え対象として切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ表示装置。
  4. 前記複数のアンテナのうち、コンテンツに対応づけて切り替え対象となるアンテナの情報を記憶するアンテナリストが記憶されており、
    前記アンテナ切替え部は、前記複数のアンテナのうち、前記アンテナリストに記憶されているアンテナを切り替え対象として切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ表示装置。
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