JP2016110456A - 通信システム、端末機、プログラム、制限情報送信方法及びサーバコンピュータ - Google Patents

通信システム、端末機、プログラム、制限情報送信方法及びサーバコンピュータ Download PDF

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智哉 小田
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Abstract

【課題】制限文字を含むメッセージの送信を減少させるとともに、制限文字を含むメッセージを送信した場合には、送信者の管理者に通知を行う通信システム等を提供すること。【解決手段】第1端末機と、サーバコンピュータと、第2端末機とを備える通信システムにおいて、第1端末機は使用を制限する制限文字を記憶した記憶部と、受け付けたメッセージに含まれる文字及び記憶部に記憶された制限文字を照合し、メッセージに制限文字を含むか否かを判定する判定部と、判定部が含むと判定した場合、制限文字を使用する旨の指示を受け付ける指示受付部と、指示受付部が使用する旨の指示を受け付けたとき、メッセージと共に制限文字を含むことを示す制限情報を送信する送信部とを有し、サーバコンピュータは、送信部から制限情報を受信した場合に、第1端末機の識別情報を、第1端末機に対応付けられる第2端末機に通知する通知部を有する構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバコンピュータへテキストメッセージを送信する通信システム等に関する。
携帯電話機の普及に伴い、未成年者の携帯電話機の保有率が増加している。携帯電話機の多くは、インターネットなどのネットワークに接続可能であるため、電子メールやSNS(Social Networking Service)を利用する未成年者が増加している。
電子メールやSNSによるコミュニケーションは、多くの場合、文章により行われる。その文章は直筆ではなく、予め用意された書体の文字により綴られる。そのため、相手を攻撃する言葉や猥雑な言葉を使用することに対する精神的な敷居が低くなり、これらの言葉を用いたトラブルが発生している。そのような問題に対して、電子掲示板において、公開前の段階で不正用語(制限文字)を含む不正記事を見つけ出し、当該不正記事の公開を未然に防ぐ電子掲示板システムが提案されている(特許文献1)。
特開2003−242078号公報
しかしながら、従来技術においては、制限文字が含まれた記事の公開を止めるだけであり、その記事の作成した利用者(使用者)に対する警告などの対応はされない。特に、利用者が未成年者の場合、速やかにカウンセリング等の対応をしなければ、健全な心身の発達に重大な影響を及ぼす可能性がある。
本発明は上述のごとき事情に鑑みてなされたものであり、制限文字を含むメッセージの送信を減少させるとともに、制限文字を含むメッセージを送信した場合には、送信者の管理者(保護者など)に通知を行う通信システム等の提供を目的とする。
本発明に係る通信システムは、メッセージを送信する第1端末機と、該第1端末機からメッセージを受信するサーバコンピュータと、該第1端末機に対応付けられる第2端末機とを備える通信システムにおいて、前記第1端末機は、前記メッセージへの使用を制限する制限文字を記憶した記憶部と、メッセージを受け付ける受付部と、受け付けたメッセージに含まれる文字及び前記記憶部に記憶された制限文字を照合し、前記メッセージに前記制限文字を含むか否かを判定する判定部と、該判定部が含むと判定した場合、前記メッセージに前記制限文字を使用する旨の指示を受け付ける指示受付部と、該指示受付部が使用する旨の指示を受け付けたとき、前記メッセージと共に前記制限文字を含むことを示す制限情報を送信する送信部とを有し、前記サーバコンピュータは、前記送信部から前記制限情報を受信した場合に、前記第1端末機の識別情報を、前記第1端末機に対応付けられる第2端末機に通知する通知部を有することを特徴とする通信システム。
本発明にあっては、制限文字を含む内容のメッセージの送信を減少させるとともに、当
該メッセージを送信した旨を送信者の管理者に通知することが可能となる。
情報処理システムの構成例を示す説明図である。 送信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 管理者装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 制限文字DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 メッセージ履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 メッセージ履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 制限文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。 管理者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。 送信装置が有する表示部の表示画面の一例を示す説明図である。 管理者装置の表示部に表示される通知画面の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。 管理者装置の表示部に表示される通知画面の一例を示す説明図である。 実施の形態3に係る制限文字DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態3に係る制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る個別設定DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 管理者機能処理の手順を示すフローチャートである。 メッセージ参照処理の手順を示すフローチャートである。 制限文字編集処理の手順を示すフローチャートである。 メッセージ参照機能に係る画面の一例を示す説明図である。 制限文字編集処理に係る画面の一例を示す説明図である。 推奨文字DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 使用者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態5に係るメッセージ履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態5に係るメッセージ履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 制限/推奨文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。 推奨文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。 ポイント付与処理の手順を示すフローチャートである。 送信装置が有する表示部の表示画面の一例を示す説明図である。 実施の形態6に係る管理者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態6に係るメッセージ参照処理の手順を示すフローチャートである。 ポイント付与処理の手順を示すフローチャートである。 メッセージ参照機能に係る画面の一例を示す説明図である。 ポイント付与画面の一例を示す説明図である。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの構成
例を示す説明図である。情報処理システムは、送信装置(第1端末機)1、サーバ(サーバコンピュータ)2、受信装置3、及び管理者装置(第2端末機)4を含む。これらの装置は、LAN(Local Area Network)、インターネット又は携帯電話網等の通信網Nを介して接続されている。
送信装置1、受信装置3及び管理者装置4は、例えば、携帯電話、スマートフォンを含む携帯端末、タブレットコンピュータ、ウェアラブル端末、PC(Personal Computer)等である。サーバ2はメッセージ交換サービス等を提供し、送信装置1と受信装置3との間で情報のやり取りを仲介するサーバコンピュータである。メッセージ交換サービスの例としては、電子メール、チャット、掲示板、SNSである。また、サーバ2の機能は、クラウド基盤により提供されても良い。本実施の形態においては、送信装置1で受け付けられた文字から構成されるテキストメッセージが、サーバ2を介して送信され、受信装置3で受信されるものとする。なお、送信装置1と受信装置3とは、説明の都合上の名称であり、受信装置3より、テキストメッセージがサーバ2を介して、送信装置1に送られても良い。
図2は送信装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。送信装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、入力部14、表示部15、大容量記憶装置16、通信部(送信部)17を含む。各構成はバスで接続されている。
CPU11はROM13に記憶された制御プログラム1Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリである。RAM12はCPU11によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。ROM13は、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。
入力部14はタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部15はCPU11から出力された画像データを出力する。表示部15は例えば液晶画面である。タッチパネルは表示部15の表示画面を覆うように設けられている。タッチパネルは例えば、タップ、フリック又はスワイプ等の使用者の指先のタッチ操作により表示部15の表示画面上における位置指定を受け付ける。タッチパネルは使用者の指先が接触する接触点の表示画面上の座標を検出し、検出した座標とともに使用者が行ったタッチ操作の操作情報をCPU11へ出力する。なお、入力部14は使用者の指示を受け付けるための各種ボタン、指示の確定を受け付けるエンターキー又はテンキー等でもよい。
大容量記憶装置16は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶装置16は、制限文字DB(記憶部)161、メッセージ履歴DB(メッセージ記憶部)162を記憶している。制御プログラム1Pは、ROM13ではなく大容量記憶装置16に記憶するようにしておいても良い。
通信部17は、例えば無線LANカード又は携帯電話用通信モジュール等であり、通信網Nを介して各種情報をサーバ2との間で送受信する。
図3はサーバ2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サーバ2は、CPU21、RAM22、ROM23、出力部24、データベース25、通信部26を含む。各構成はバスで接続されている。CPU21及びRAM22の作用及び動作は送信装置1のCPU11及びRAM12それぞれの作用及び動作と同様であり、簡潔のため記載を省
略する。
ROM23は、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。ROM23はCPU21に読み出され実行される制御プログラム2Pを記憶している。出力部24は、送信装置1、受信装置3又は管理者装置4の表示部に表示する表示画像や、送信装置1、受信装置3又は管理者装置4に出力する音声データを生成し、生成した表示画素、音声データを送信装置1、受信装置3又は管理者装置4に出力する。
データベース25は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)などである。データベース25は、制限文字DB251、個別設定DB252、メッセージ履歴DB(履歴記憶部)253、管理者DB254を記憶している。制御プログラム2Pは、ROM23ではなく大容量記憶装置26に記憶するようにしておいても良い。
通信部26は、例えば無線LANカード又は携帯電話用通信モジュール等であり、通信網Nを介して各種情報を送信装置1及び受信装置3との間で送受信する。
図4は管理者装置4のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。管理者装置4は、CPU41、RAM42、ROM43、入力部44、表示部45、通信部46を含む。各構成はバスで接続されている。CPU41、RAM42、入力部44及び表示部45の作用及び動作は、送信装置1のCPU11、RAM12、入力部14及び表示部15それぞれの作用及び動作と同様であり、簡潔のため記載を省略する。
ROM43は、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。ROM43はCPU41に読み出され実行される制御プログラム4Pを記憶している。
通信部46は、例えば無線LANカード又は携帯電話用通信モジュール等であり、通信網Nを介して各種情報をサーバ2との間で送受信する。
図5は制限文字DB161のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。制限文字DB161は制限文字を含む。ここで、制限文字とは、他人に不快感や嫌悪感等を与えるような文字を言う。制限文字には制限文字を含む単語も含むものとする。サーバ2の制限文字DB251も制限文字DB161と同様なレコードレイアウトである。サーバ2の制限文字DB251がマスターであり、送信装置1の制限文字DB161がスレーブである。送信装置1のCPU11は適宜、サーバ2より制限文字DB251の内容をダウンロードし、制限文字DB161を制限文字DB251と同期するものとする。
図6はメッセージ履歴DB162のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メッセージ履歴DB162は送信装置1に記憶されているデータベースである。メッセージ履歴DB162は、ID、日付、時刻、内容及び制限文字の各列を含む。ID列にはレコードを特定するIDを記憶する。日付列にはメッセージが送信された日付を記憶する。時刻列にはメッセージが送信された時刻を記憶する。内容列には送信されたメッセージを記憶する。制限文字列にはメッセージに含まれていた制限文字を記憶する。
図7はメッセージ履歴DB253のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メッセージ履歴DB253はサーバ2に記憶されているデータベースである。メッセージ履歴DB253は、ID、日付、時刻、装置ID、内容及び制限文字の各列を含む。ID列にはレコードを特定するIDを記憶する。日付列、時刻列、内容列及び制限文字列は、メッセージ履歴DBと同様であるから説明を省略する。装置ID列は、メッセージを送信し
た送信装置1を特定するためのIDを記憶する。
図8は制限文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。使用者は送信装置1の入力部14を用いて文字を入力する。CPU11は、文字入力を受け付ける(ステップS1)。複数の文字が入力されることにより、メッセージが作成される。CPU11は、受け付けた文字と制限文字DB161に記憶された制限文字とを照合する(ステップS2)。CPU11は、制限文字が有るか否か判定する(ステップS3)。CPU11は、制限文字があると判定した場合(ステップS3でYES)、確認画面を表示する(ステップS4)。CPU11は、制限文字がないと判定した場合(ステップS3でNO)、処理をステップS7に移す。確認画面は使用者に制限文字の削除を促す画面である。CPU11は、使用者が制限文字の削除の意思がなく、使用を許容したか否かを判定する(ステップS5)。CPU11は、使用者が制限文字の使用を許容したと判定した場合(ステップS5でYES)、フラグ(制限情報)を立てる(ステップS6)。なお、フラグは初期設定ではクリアされているものとする。確認画面により使用者が制限文字の使用を許容しないと判定した場合(ステップS5でNO)、CPU11は処理をステップS1に戻す。CPU11は送信指示を受けたか否かを判定する(ステップS7)。CPU11は送信指示を受け付けたと判定した場合(ステップS7でYES)、フラグが立っているか否かを判定する(ステップS8)。CPU11はフラグが立っていないと判定した場合(ステップS8でNO)、フラグなしでメッセージをサーバ2に送信する(ステップS9)。CPU11はフラグが立っていると判定した場合(ステップS8でYES)、ID、日付、時刻、メッセージの内容、制限文字をメッセージ履歴DB162に保存し、フラグ付きのメッシセージをサーバ2に送信する(ステップS10)。CPU11は送信指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS7でNO)、処理をステップS1に戻す。送信装置1からサーバ2に送信されたメッセージは受信装置3に転送される。受信装置3は受信したメッセージを表示部に表示する。送信装置1からサーバ2への通知は、SMS(Short Message Service)、電子メール、ftp(file transfer protocol)など、公知技術を用いる。
次に、サーバ2から管理者装置2への通知について説明する。図9は管理者DB254のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。管理者DB254はデータベース25に記憶されている。管理者DB254は、No、ID、使用者名、管理者装置ID、管理者電話番号、管理パスワードの各列を含む。No列はレコードを特定する番号を記憶する。ID列は送信装置1を特定するIDを記憶する。使用者名列は送信装置1の使用者の氏名を記憶する。管理者装置ID列は、送信装置1を使用している使用者の管理者、例えば保護者が使用している管理装置2の端末IDを記憶する。管理者電話番号列は管理者の連絡先電話番号を記憶する。管理パスワード列は、管理者が、サーバ2にアクセスするときの認証に用いるパスワードを記憶する。
図10は制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。サーバ2のCPU21は通信部26を介して、メッセージを、送信装置1より受信する(ステップS11)。CPU21はメッセージに制限文字が含まれている旨のフラグが付いているか否かを判定する(ステップS12)。CPU21は、フラグが付いていると判定した場合(ステップS12でYES)、送信装置1に対応する使用者名及び管理者装置4のIDを取得する(ステップS13)。CPU21は通信部26を介して、取得したIDに対応する管理者装置4に、通信部26を介して通知する(ステップS14)。送信する通知には、送信装置1の使用者名が含まれる。管理者装置4のCPU41は、サーバ2から送信された通知を、通信部46を介して受信する。CPU41は受信した通知を表示部45に表示する。サーバ2から管理者装置4への通知は、送信装置1からサーバ2への通知と同様に、SMS、電子メール、ftpなど、公知技術を用いる。CPU21は通信部26を介して、メッセージを受信装置3に送信する(ステップS15)。CPU21は、処理を終了する。
CPU21は、フラクが付いていないと判定した場合(ステップS12でNO)、処理をステップS15に移す。
図11は送信装置1が有する表示部15の表示画面の一例を示す説明図である。表示部15には上部に設けられた文字表示欄151、中央部に設けられた確認欄152、確認欄152内の左下に設けられたボタン153、及び確認欄152内の右下に設けられたボタン154などが表示されている。文字表示欄151は入力部14で受け付けた文字を表示するための欄である。確認欄152は受け付けた文字をサーバ2へ出力するか否かを使用者に確認させるための欄である。使用者がボタン153を選択した場合、CPU11は受け付けた文字をサーバ2へ出力する。この操作は、図8のステップS5でYESと判定する場合に対応する。使用者がボタン154を選択した場合、CPU11は受け付けた文字をサーバ2へ出力しない。この操作は、同じくステップS5でNOと判定する場合に対応する。
図12は管理者装置4の表示部45に表示される通知画面の一例を示す説明図である。表示部45には、送信装置1の使用者名を含む通知文451が表示されている。管理者は通知文451を参照し、送信装置1の使用者が制限文字を含むメッセージを送信したことを把握する。管理者は送信装置1を操作し、メッセージ履歴DB162に記憶されたメッセージを表示部15に表示させることにより、どのようなメッセージが送信されたかを確認することができる。なお、サーバ2から管理者装置4へ送信装置1の使用者名を送信するとしたが、それに限らない。送信装置1の個体識別番号、電話番号、MAC(Media Access Control)アドレス等の識別情報を送信してもよい。この場合、予め、管理者装置4に識別情報と使用者名との対応付けたテーブルを記憶しておく。管理者装置4は、当該テーブルを利用して、受信した識別番号を使用者の氏名に置き換え、表示する。
以上のように実施の形態1においては、次のような効果を奏する。制限文字を含むメッセージを送信しようとした場合に、確認画面を表示することにより、当該メッセージの送信を思いとどまるように促すので、制限文字を含むメッセージの送信を減少させることが可能となる。また、制限文字を含むメッセージを送信した場合であっても、送信者の管理者、例えば、保護者に通知することにより、管理者に対応を促すことが可能となる。管理者が送信者に指導等を行うことで、それ以後に制限文字を含むメッセージを送信してしまう可能性を低減することが期待できる。
実施の形態2
実施の形態2は制限文字が含まれたメッセージを管理者装置4に送信する実施の形態に関する。実施の形態2のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。また、以下の説明において、送信装置1、サーバ2等で行われる情報処理については、実施の形態1と異なる部分を主として説明する。
実施の形態2における制限文字検出・保存処理は、図8と同様であるが、次の点が異なる。図8のステップS10において、CPU11は、メッセージ履歴DB162に記憶した、日付、時刻、メッセージの内容、及び制限文字をサーバ2に送信する。
図13は実施の形態2に係る制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。図10と同様な処理については同一の符号を付し、説明を省略する。ステップS13を実行後に、サーバ2のCPU21は、送信装置1より受信した通知に含まれる日付、時刻、メッセージの内容、制限文字、及び送信装置1の端末IDをメッセージ履歴DB253に保存する(ステップS16)。ステップS14において、CPU21が送信する通知には、送信装置1の使用者名に加えて、メッセージが送信された日付、時刻、メッセージの
内容、制限文字が含まれる。
図14は管理者装置4の表示部45に表示される通知画面の一例を示す説明図である。図14Aは通知画面の初期状態を示している。表示部45には、通知文451、制限文字が含まれたメッセージが送信された日時452、メッセージ内容表示のためのリンク453が表示される。図14Aに示す通知画面では使用された制限文字、送信されたメッセージは非表示状態となっている。リンク453を選択すると、図14Bのように制限文字454及びメッセージの内容455が表示される。
実施の形態2においては、実施の形態1が奏する効果に加えて、以下の効果を奏する。制限文字が含まれたメッセージが管理者装置4に表示されるので、管理者は送信装置1を操作することなく、制限文字が含まれたメッセージの内容を確認することが可能となる。また、送信日時、制限文字を確認することが可能であるので、それらの情報も参考にして、送信装置1に使用者に対する対応を取ることが可能となる。例えば、送信時刻と同様な時間帯に使用者の行動を確認したり、使用した制限文字は他人に送信するメッセージに含めるべきでない理由を説明したりすることが可能である。
サーバ2から管理者装置4に通知を行う際、メッセージが送信された日付、時刻、メッセージの内容、制限文字を通知に含めるとしたが、含めなくても良い。管理者装置4には制限文字を含むメッセージが送信された旨、送信者氏名及びメッセージを確認するためのハイパーリンクのみを送信する。管理者がハイパーリンクを選択すると、管理者装置4のCPU41は、サーバ2より日付、時刻、メッセージの内容、制限文字を取得し、表示部45に表示してもよい。その際、サーバ2は管理者にパスワードを入力させ、入力されたパスワードと管理者DB254に記憶された管理パスワードとが一致した場合にのみ、管理者装置4のアクセスを許可する。
実施の形態3
実施の形態3は制限文字にランク(等級)を付与し、ランクに応じて管理者への通知を行うか否かを判定する実施の形態に関する。実施の形態3のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。また、以下の説明において、送信装置1、サーバ2等で行われる情報処理については、実施の形態1と異なる部分を主として説明する。
図15は実施の形態3に係る制限文字DB251のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。制限文字DB251はサーバ2のデータベース25に記憶されている。制限文字DB251は、制限文字列及びランク列を含む。制限文字列には制限文字を記憶する。ランク列には制限文字の不適切度合いを示すランクを記憶する。ランクは、例えばA、B又はCであり、Aが最も不適切度合いが高く、Cが最も不適切度合いが低いものとする。制限文字DB221のランク列は予め記憶されている。
実施の形態3において、送信装置1で実行される制限文字検出・保存処理は、図8と同様であるが、次の点が異なる。図8のステップS8において、CPU11は、ステップS7で記憶した制限文字及び自らの端末IDをサーバ2に送信する。
図16は実施の形態3に係る制限文字検出通知処理の手順を示すフローチャートである。図10に示した処理と同様な処理については、同じ符号を付し説明を省略する。サーバ2のCPU21は、ステップS12の実行後、通知に含まれる制限文字に対応したランクを制限文字DB251より取得する(ステップS17)。CPU21は、取得したランクが所定のランク(以下、閾値)より高いか否かを判定する(ステップS18)。CPU21は、取得したランクが閾値より高い場合(ステップS18でYES)、ステップS13以降を実行する。CPU21は、取得したランクが閾値と同じか低い場合(ステップS18でNO)、処理をステップS15に移す。例えば、閾値をBとした場合、メッセージにランクAの制限文字が含まれている場合にのみ、サーバ2は管理者装置3に通知を行う。なお、閾値は予め定めておくものする。
実施の形態3においては、実施の形態1が奏する効果に加えて、以下の効果を奏する。サーバ2は送信メッセージに含まれる制限文字のランクが閾値より高い場合にのみ、管理者装置3に通知を行うので、管理者は通知の重要性を認識した上で、対応することが可能となる。
上述した閾値は、送信装置1毎に定めても良い。その場合、管理者DB254にランクを記憶しておく。図16において、CPU21はステップS12の実行後に、ステップS13を実行し、使用者名、管理者装置IDと共に閾値を取得する。その後、CPU21はステップS18を実行し、取得したランクが閾値より高ければ(ステップS18でYES)、ステップS16以降を実行し、処理を終了する。取得したランクが閾値と同じ又は低ければ(ステップS18でNO)、CPU21はステップS15を実行し、処理を終了する。また、送信装置1の制限文字DB161にランクを記憶しておき、ランクの取得を送信装置1で行っても良い。
実施の形態4
実施の形態4では、管理者が使用可能な管理者機能を備えている。実施の形態4のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。図17は実施の形態4に係る個別設定DB252のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。個別設定DB252は、制限文字の設定を送信装置1毎に変更可能とするためのデータベースである。個別設定DB252はID、制限文字、種別、ランク、変更ランク及び装置IDの各列を含む。ID列はレコードを一意に特定するIDを記憶する。制限文字列は編集対象である制限文字を記憶する。種別列は編集の種別を記憶する。ランク列は編集対象となった制限文字のランクの初期値を記憶する。変更ランク列は変更後のランクの値を記憶する。装置ID列は編集対象となった送信装置1のIDを記憶する。送信装置1のCPU11は、所定のタイミングで制限文字DB161をサーバ2の制限文字DB251の内容に上書きする。その後、CPU11は個別設定DB252より、装置IDが自らの装置IDと一致するレコードを取得し、制限文字DB161を上書きする。それにより、装置ごとの制限文字の編集結果が反映される。
図18は管理者機能処理の手順を示すフローチャートである。図18で示すのは、サーバ2で行われる処理である。サーバ2のCPU21は、管理者電話番号、パスワードを取得する(ステップS21)。CPU21は取得した管理者電話番号、パスワードを管理者DB254と照合し、認証を行う(ステップS22)。CPU21は認証が成功した否かを判定する(ステップS23)。CPU21は認証に失敗したと判定した場合(ステップS23でNO)、処理を終了する。CPU21は認証に成功したと判定した場合(ステップS23でYES)、管理者DB254から管理者電話番号に対応した、管理者装置4のID及び送信装置1のIDを取得する(ステップS24)。CPU21は管理者機能一覧画面(図示しない)を管理者装置4に送信し、管理者の選択に基づいて管理者装置4が送信した機能選択を受け付ける(ステップS25)。CPU21は受け付けた機能がメッセージ参照であるか否か判定する(ステップS26)。CPU21は受け付けたがメッセージ参照であると判定した場合(ステップS26でYES)、メッセージ参照処理を実行する(ステップS27)。その後、CPU21は処理をステップS25へ戻す。CPU21は受け付けた機能がメッセージ参照でないと判定した場合(ステップS26でNO)、制限文字編集であるか否かを判定する(ステップS28)。CPU21は受け付けた機能が制限文字編集であると判定した場合(ステップS28でYES)、CPU21は制限文字編集
処理を実行する(ステップS29)。その後、CPU21は処理をステップS25へ戻す。CPU21は受け付けた機能が制限文字編集でないと判定した場合(ステップS28でNO)、処理を終了する。
図19はメッセージ参照処理の手順を示すフローチャートである。サーバ2のCPU21は、メッセージ履歴DB253より、装置IDの値が送信装置1のIDに一致するレコードを取得し、内容列に記憶してあるメッセージを管理者装置4へ送信する(ステップS31)。CPU21はフィルタ機能が選択されたか否かを判定する(ステップS32)。CPU21はフィルタ機能が選択されたと判定した場合(ステップS32でYES)、フィルタ条件を管理者装置4より取得する(ステップS33)。ここで、フィルタ条件とは、送信日時の範囲指定、メッセージに含まれる制限文字の指定等である。CPU21はフィルタ条件に合致するレコードに絞り込みを行い、その結果に基づくメッセージを管理者装置4に送信する(ステップS34)。CPU21は処理をステップS32へ戻す。
CPU21はフィルタ機能が選択されていないと判定した場合(ステップS32でNO)、終了が選択された否かを判定する(ステップS35)。CPU21は終了が選択された判定した場合(ステップS35でYES)、メッセージ参照処理を終了し、呼び出し元に戻す。CPU21は終了が選択されていないと判定した場合(ステップS35でNO)、処理をステップS32に戻す。
図20は制限文字編集処理の手順を示すフローチャートである。サーバ2のCPU21は、管理者装置4から機能選択を受け付ける(ステップS41)。CPU21は受け付けた機能が追加であるか否かを判定する(ステップS42)。CPU21は受け付けた機能が追加であると判定した場合(ステップS42でYES)、CPU21は追加内容を受け付ける(ステップS43)。追加内容とは、制限文字、ランクである。CPU21は追加内容を個別設定DB252に記憶する(ステップS44)。この際、CPU21は制限文字列の値を取得した制限文字、種別列の値を追加、ランク列の値をNULL、変更ランク列の値を取得したランクの値装置ID列の値を図18のステップS24で取得した送信装置1のIDとする。CPU21は処理をステップS41に戻す。
CPU21は受け付けた機能が追加でないと判定した場合(ステップS42でNO)、受け付けた機能がランク編集であるか否かを判定する(ステップS45)。CPU21は受け付けた機能がランク編集であると判定した場合(ステップS45でYES)、編集対象となる制限文字を検索するための検索条件を受け付ける(ステップS46)。CPU21は受け付けた検索条件で、制限文字DB251を検索する(ステップS47)。CPU21は検索がヒットした否かを判定する(ステップS48)。CPU21は検索がヒットした判定した場合(ステップS48でYES)、検索結果の一覧、すなわち検索にヒットした制限文字の一覧を管理者装置4に出力する(ステップS49)。CPU21は編集対象となる制限文字の選択を受け付け、受け付けた制限文字を編集する画面を管理者装置4に送信する(ステップS50)。CPU21は編集内容を管理者装置4より受け付ける(ステップS51)。編集内容とは、制限文字、編集後のランクである。CPU21は編集内容を個別設定DB252に記憶する(ステップS52)。その際、CPU21は種別列の値をランク変更、ランク列の値を制限文字DB251に記憶してある値、変更ランク列の値をステップS51で受け付けたランク、装置ID列の値を図18のステップS24で取得した送信装置IDとする。CPU21は処理をステップS41に戻す。
CPU21は検索がヒットしないと判定した場合(ステップS48でNO)、再検索するか否かを判定する(ステップS53)。すなわち、管理者装置4から再検索の指示を受け付けたか否かを判定する。CPU21は再検索すると判定した場合(ステップS53でYES)、処理をステップS46に戻す。CPU21は再検索しないと判定した場合(ス
テップS53でNO)、制限文字の追加を行うか否かを判定する(ステップS54)。すなわち、管理者装置4から制限文字の追加を受け付けたか否かを判定する。CPU21は追加を行うと判定した場合(ステップS54でYES)、処理をステップS43に移す。CPU21は追加を行わないと判定した場合(ステップS54でNO)、処理をステップS41に戻す。
CPU21は受け付けた機能がランク編集ではないと判定した場合(ステップS45でNO)、制限文字編集処理を終了し、処理を呼び出し元に戻す。
図21はメッセージ参照機能に係る画面の一例を示す説明図である。図21Aはメッセージの一覧表示画面の一例である。一覧表示画面は、使用者氏名456、メッセージ一覧457、フィルタ条件設定458、絞り込みボタン459、クリアボタン45a、戻るボタン45bを含む。使用者氏名456は、管理者が管理している送信装置1の使用者の氏名が表示される。メッセージ一覧457には、メッセージに係る送信日付、送信時刻、内容及び制限文字等が表示される。フィルタ条件設定458は、メッセージを絞り込むための条件設定を行う領域である。図21Aに示す例では、送信日、制限文字が設定可能となっている。絞り込みボタン459はフィルタを適用して、絞り込みを実行するためのボタンである。クリアボタン45aは、フィルタ条件をクリアするためのボタンである。戻るボタン45bは図示しない管理者機能一覧画面に戻るためのボタンである。なお、図21Aは一覧画面を表示後に、管理者がフィルタ条件を設定し、絞り込みボタン459を操作する直前の画面である。したがって、メッセージ一覧457にはフィルタは適用されていない。
図21Bはメッセージ詳細表示画面の一例である。図21Aメッセージ一覧457のうち、1つを選択すると表示される画面である。詳細表示画面は送信日時452、制限文字454、内容455、一覧ボタン45c、次へボタン45d、前ボタン45eを含む。送信日時452はメッシセージが送信された日時を示す。制限文字454は送信されたメッセージに含まれた制限文字を示す。内容455は、送信されたメッセージの全文を示す。一覧ボタン45cは図21Aに示す一覧表示画面に戻るためのボタンである。次へボタン45dは次のメッセージを表示するためのボタンである。前へボタン45eは前のメッセージを表示するためのボタンである。次へボタン45dは次のメッセージがある場合にのみ操作可能である。詳細表示画面に表示されたメッセージが最後のメッセージであるか、一覧表示画面に表示されたメッセージが1件であった場合には、操作できない。同様に、前へボタン45eは前のメッセージがある場合にのみ操作可能である。詳細表示画面に表示されたメッセージが最初のメッセージであるか、一覧表示画面に表示されたメッセージが1件であった場合には、操作できない。
図22は制限文字編集処理に係る画面の一例を示す説明図である。図22Aは検索結果表示画面である。検索結果表示画面には、検索条件45f、検索結果一覧45g、再検索ボタン45h、追加ボタン45i、戻るボタン45bを含む。検索条件45fは制限文字を検索するための検索条件を設定する領域である。検索結果一覧45gは検索条件にヒットした制限文字を表示する領域である。検索結果一覧45gには検索にヒットした制限文字、ランク、変更ランクが表示される。ランクは初期のランク値が表示される。ランクが変更されている場合は、変更ランクに変更後のランクが表示される。変更されていない場合は、図22Aに示すように、「−」が表示される。再検索ボタン45hは検索条件45fによる検索を再度、行うためのボタンである。追加ボタン45iは制限文字の追加を行うためのボタンである。戻るボタン45bは図示しない管理者機能一覧画面に戻るためのボタンである。図22Aに示す検索結果表示画面では、「呪う」を含む制限文字を検索した後の画面である。ここで、他の条件で検索を行いたい場合は、検索条件45fを書き換えて、再検索ボタン45hを選択すると、検索が行われ、検索結果が検索結果一覧45g
に反映される。
図22Bはレベル変更画面である。レベル変更画面は検索結果表示画面の検索結果一覧45gで変更した制限文字を選択すると表示される画面である。レベル変更画面は、制限文字領域45k、ランク変更領域45m、確定ボタン45n、一覧ボタン45p、戻るボタン45bを含む。制限文字領域45kは選択された制限文字、当該制限文字の現在のランクが表示される。ランク変更領域45mはランクを変更するための領域である。図22Bの例では、プルダウンメニューとなっている。確定ボタン45nは変更内容を確定するためのボタンである。一覧ボタン45pは図22Aに示す検索結果表示画面に戻るためのボタンである。戻るボタン45bは図示しない管理者機能一覧画面に戻るためのボタンである。
なお、管理者機能を使用するために、管理者は管理者装置4を用いてサーバ2にアクセスすることは必須ではない。管理者装置4と同等の機能を有する他の装置からサーバ2にアクセスしてもよい。また、管理者機能を送信装置1で実行できるようにしても良い。この場合、送信装置1の使用者が管理者機能を実行できないような対策をする。例えば、管理者機能を起動するためのアイコン等は表示せず、隠しコマンドのように特定の操作をする起動するようにする。または、起動時には管理者が設定したパスワードを入力しなければ、機能が実行できないようにする。一方、送信装置1でメッセージ参照機能を実行する場合は、メッセージは送信装置1のメッセージ履歴DB162から取得してもよい。また、制限文字編集機能においては、送信装置1の制限文字DB161に編集内容を反映し、反映した内容をサーバ2に送信し、サーバ2は受信した内容に基づき、個別設定DB252に記憶するレコードを生成してもよい。
実施の形態4においては、以下の効果を奏する。
管理者は制限文字を含む過去のメッセージを参照できる。また、制限文字のランクが低いため通知がされなかったメッセージを参照できる。これらを元に、管理者は送信装置1の使用者に対して、教育的な指導を行うことが可能となる。さらに、制限文字の追加やランクの変更を行えるので、管理者が制限文字に不足が有る、ランクに違和感があると感じた場合であっても、それを制限文字DB161に反映することが可能となる。
実施の形態5
実施の形態5は送信装置1が制限文字の使用を避ける動機付けとなるポイント付与機能を備える。実施の形態5のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
図23は推奨文字DB163(255)のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。推奨文字DB163は、送信装置1の大容量記憶装置16に記憶されるデータベースである。推奨文字DB255は、サーバ2のデータベース25に含まれる。サーバ2の推奨文字DB255がマスターであり、送信装置1の推奨文字DB163がスレーブであるとする。送信装置1の推奨文字DB163は随時、サーバ2の推奨文字DB255と内容が同期されるものとする。推奨文字DB163(255)は、推奨文字列を含む。推奨文字列には推奨文字を記憶する。
図24は使用者DB256のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。使用者DB256はサーバ2のデータベース25に含まれる。使用者DB256は送信装置1の使用者の情報が記憶されるデータベースである。使用者DB256は、ID、使用者名、パスワード、管理者装置ID、ポイント数の各列を含む。ID列は使用者を特定するID、例えば、通信装置1に付与された電話番号や識別IDを記憶する。使用者名列には使用者の氏名を記憶する。パスワード列には使用者認証を行う際に使用するパスワードを記憶する
。管理者装置IDは使用者に対する管理者の管理者装置4のIDを記憶する。ポイント数列は、使用者に付与されたポイントの値を記憶する。
図25は実施の形態5に係るメッセージ履歴DB162のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メッセージ履歴DB162は、実施の形態1と同様に、送信装置1の大容量記憶装置16に記憶されるデータベースである。メッセージ履歴DB162は、ID、日付、時刻、内容、フラグ、制限/推奨文字の各列を含む。ID列はレコードを特定するIDを記憶する。日付列はメッセージが送信された日付を記憶する。時刻列はメッセージが送信された時刻を記憶する。内容列は送信されたメッセージを記憶する。フラグ列はメッセージに制限文字が含まれているのか、推奨文字が含まれているのかを識別するフラグを記憶する。メッセージに制限文字が含まれている場合、フラグの値としてTRUEを記憶する。メッセージに推奨文字が含まれている場合、フラグの値としてFALSEを記憶する。制限/推奨文字列は、メッセージに含まれる制限文字又は推奨文字を記憶する。
図26は実施の形態5に係るメッセージ履歴DB253のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メッセージ履歴DB253は、実施の形態1と同様に、サーバ2のデータベースに2に含まれる。メッセージ履歴DB253は、ID、日付、時刻、装置ID、内容、フラグ、制限/推奨文字の各列を含む。装置ID列を以外の各列は、メッセージ履歴DB162と同様であるから説明を省略する。装置ID列には、メッセージを送信した送信装置1のIDを記憶する。
図27は制限/推奨文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。図27に示す処理手順は、図8に示す制限文字検出・保存処理の一部を変更したものであるので、その変更部分を主として説明する。送信装置1のCPU11はメッセージに制限文字が含まれていないと判定した場合(ステップS3でNO)、推奨文字検出・保存処理を実行する(ステップS60)。その後、CPU11は、ステップS7以降を実行する。CPU11はメッセージに制限文字が含まれていると判定した場合(ステップS3でYES)、ステップS4以降を実行する。ステップS4からステップS10は、次の点を除いて実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。実施の形態5では、メッセージに制限文字が含まれている場合はフラグに1を立てる。すなわち、ステップS6においてフラグを1に設定する。また、メッセージに推奨文字が含まれている場合は後述するようにフラグに2を立てる。一方、サーバ2での処理(図10等)において、ステップS12の判定は、フラグ付き否かではなく、フラグに1が設定されているか否かを判定する。また、送信メッセージに制限文字が含まれていることを管理者装置3に通知する場合と同様に、送信メッセージに推奨文字が含まれていることを管理者装置3に通知してもよい。
図28は推奨文字検出・保存処理の手順を示すフローチャートである。送信装置1のCPU11は送信メッセージとして受け付けた文字と推奨文字DB163に記憶された推奨文字とを照合する(ステップS61)。CPU11は、推奨文字が有るか否かを判定する(ステップS62)。CPU11は推奨文字があると判定した場合(ステップS62でYES)、表示部15に賞賛メッセージを表示する(ステップS63)。CPU11は履歴をメッセージ履歴DB162に保存する(ステップS64)。保存する履歴の項目は、ID、日付、時刻、メッセージの内容、フラグ、推奨文字である。ここで、フラグは2に設定する(ステップS65)。CPU11は、サーバ2に推奨文字が含まれたメッセージが送信される旨を通知する。その際に、CPU11は、自らの端末IDをサーバ2に送信する。CPU11は推奨文字がないと判定した場合(ステップS62でNO)、推奨文字検出・保存処理を終了し、処理を呼び出し元に戻す。
図29はポイント付与処理の手順を示すフローチャートである。図29に示すフローチ
ャートは、図10に示すフローチャートの一部を変更したものである。図10と同様な処理を同じ符号を付す。サーバ2のCPU21は通信部26を介して、送信装置1よりメッセージを受信する(ステップS11)。CPU21はメッセージにフラグが付いているか否かを判定する(ステップS12)。CPU21は、フラグが付いていると判定した場合(ステップS12でYES)、フラグの値が2であるか否かを判定する(ステップS71)。CPU21はフラグの値が2であると判定した場合(ステップS71でYES)、メッセージ履歴DB253に履歴を保存する(ステップS72)。保存内容は図28のステップS64と同様であるが、装置ID列には、送信装置1より送信された送信装置1のIDを保存する。CPU21はポイントの付与を行う(ステップS73)。具体的には、使用者DB256を検索し、ID列の値が送信装置1より送信された端末IDと一致するレコードを選択する。選択したレコードのポイント数の値を読み出し、読み出した値に所定のポイント、例えば、10ポイントを足し、足した結果の値で、ポイント数を上書きする。CPU21は処理を終了する。CPU21は、フラグが付いていないと判定した場合(ステップS12でNO)、図10のステップS15以降を実行する。CPU21はフラグの値が2でないと判定した場合(ステップS71でNO)、図10のステップS13以降を実行する。なお、付与されたポイントは従来のポイント同様であり、貯まったポイント数に応じて、LINE(登録商標)スタンプなどコンテンツや商品が得られるものである。これらについては、従来技術と同様であるので、説明を省略する。
また、制限文字DB161と同様に、管理者が推奨文字DB163に推奨文字を追加したり、推奨文字に付与したランクを変更したりすることが可能としてもよい。この場合、制限文字DB161と同様に、個別設定DB252を用いる。それにより、制限文字DB161とサーバ2の推奨文字DB255とを同期を取った後でも、変更内容を再度反映することが可能となる。
なお、推奨文字が含まれたメッセージが送信された場合に所定のポイントを付与されるとしたが、付与されるポイントは一律でなくても良い。例えば、予め推奨文字にランクを付与し、推奨文字DB255に記憶する。ランクと付与ポイントを対応付けた付与ポイントDBをサーバ2のデータベース2に記憶しておく。ポイントを付与する際に、メッセージに含まれる推奨文字に対するランクを推奨文字DB255より読み出す。読み出したランクに対応する付与ポイントを付与ポイントDBより読み出す。読み出した付与ポイントを既存のポイント数に加算すれば良い。付与ポイントをランクごとに決めるのではなく、推奨文字ごとに付与ポイントを決めても良い。そのような場合には、推奨文字DB255に付与ポイントを記憶し、ポイント付与時に読み出せば良い。
図30は送信装置1が有する表示部15の表示画面の一例を示す説明図である。上述の図28のステップS63において表示される画面である。表示部15には上部に設けられた文字表示欄151、賞賛メッセージ155が表示されている。賞賛メッセージ155は、文字表示欄151上に表示、所謂フロート表示されている。賞賛メッセージ155は所定時間表示後に自動的に消えるようにする。または確認ボタンを設け、使用者が確認ボタンを操作しないと、消えないようにしても良い。さらにまた、賞賛メッセージと共にポイントが付与される旨を表示してもよい。
実施の形態5においては、以下の効果を奏する。
推奨文字が含まれたメッセージを送信すると、ポイントが付与されるので、使用者は制限文字をではなく推奨文字を含むメッセージを作成する動機付けとなる。また、賞賛メッセージが表示されるので、推奨文字を含むメッセージを作成する更なる動機付けとなる。
実施の形態6
実施の形態6は管理者が使用者に対してポイントを付与する形態に関する。実施の形態6のハードウェア構成は、実施の形態5と同様であるので、説明を省略する。図31は実施の形態6に係る管理者DB254のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。管理者DB254は、管理者DB254は、No、ID、使用者名、管理者装置ID、管理者電話番号、管理パスワード、ポイント数の各列を含む。No、ID、使用者名、管理者装置ID、管理者電話番号、管理パスワードの各列については、実施の形態1と同様であるから説明を省略する。ポイント数列は管理者が保有しているポイント数を記憶する。管理者は使用者にポイントを付与する前に、必要なポイントを購入又は獲得している必要がある。
図32は実施の形態6に係るメッセージ参照処理の手順を示すフローチャートである。図32に示す処理手順は、図19に示す制限文字検出・保存処理の一部を変更したものであるので、その変更部分を主として説明する。サーバ2のCPU21は、参照するメッセージの種別を管理者装置4より受け付け、その種別が制限文字、すなわち制限文字を含むメッセージであるか否かを判定する(ステップS36)。CPU21は種別が制限文字であると判定した場合(ステップS36でYES)、メッセージ履歴DB253(図26参照)より、フラグの値がTRUEであるレコードを抽出する(ステップS37)。CPU21は種別が制限文字でないと判定した場合(ステップS36でNO)、メッセージ履歴DB253(図26参照)より、フラグの値がFALSEであるレコードを抽出する(ステップS38)。CPU21はステップS37又はステップS38で抽出したレコードの内容列に記憶してあるメッセージを管理者装置4へ送信する(ステップS31)。CPU21はフィルタ機能が選択されたか否かを判定する(ステップS32)。CPU21はフィルタ機能が選択されたと判定した場合(ステップS32でYES)、ステップS33及びステップS34を実行する。ステップS33及びステップS34は実施の形態4と同様であるから説明を省略する。CPU21はフィルタ機能が選択されていないと判定した場合(ステップS32でNO)、ポイント付与処理が選択されたか否かを判定する(ステップS39)。CPU21はポイント付与処理が選択された判定した場合(ステップS39でYES)、ポイント付与処理を実行する(ステップS40)。CPU11は処理をステップS32に戻す。CPU21はポイント付与処理が選択されていないと判定した場合(ステップS39でNO)、終了が選択された否かを判定する(ステップS35)。CPU21は終了が選択された判定した場合(ステップS35でYES)、メッセージ参照処理を終了し、呼び出し元に戻す。CPU21は終了が選択されていないと判定した場合(ステップS35でNO)、処理をステップS32に戻す。
図33はポイント付与処理の手順を示すフローチャートである。サーバ2のCPU21は、ポイント付与画面を管理者装置4に送信する(ステップS81)。管理者はポイント付与画面で付与するポイントを設定し、サーバ2に送信する。CPU21は管理者装置4からポイントの付与情報を取得する(ステップS82)。CPU21は付与情報に含まれる付与ポイント数と、管理者DB254に記憶されている管理者のポイント数とを比較し、管理者のポイントが不足していないか否か判定する(ステップS83)。CPU21はポイント不足していない判定した場合(ステップS83でNO)、ポイントの減算、加算処理を行う(ステップS84)。すなわち、管理者のポイントから付与ポイント数を減算し、送信装置1の使用者のポイントに付与ポイントを加算する。CPU21はポイント付与処理を終了し、処理を呼び出し元に戻す。CPU21はポイント不足している判定した場合(ステップS83でYES)、ポイント不足メッセージを管理者装置4に送信し(ステップS85)、処理をステップS82に戻す。ポイント不足を受信した管理者装置4には、当該メッセージが表示される。
図34はメッセージ参照機能に係る画面の一例を示す説明図である。図34は推奨文字
を含むメッセージの表示画面である。制限文字を含むメッセージの表示画面は実施の形態4(図21)と同様であるから説明を省略する。図34Aはメッセージの一覧表示画面の一例である。一覧表示画面は、使用者氏名456、メッセージ一覧457、フィルタ条件設定458、絞り込みボタン459、クリアボタン45a、戻るボタン45b、ポイント付与ボタン45gを含む。使用者氏名456は、管理者が管理している送信装置1の使用者の氏名が表示される。メッセージ一覧457には、メッセージに係る送信日付、送信時刻、内容及び推奨文字等が表示される。フィルタ条件設定458は、メッセージを絞り込むための条件設定を行う領域である。図21Aに示す例では、送信日、推奨文字が設定可能となっている。絞り込みボタン459はフィルタを適用して、絞り込みを実行するためのボタンである。クリアボタン45aは、フィルタ条件をクリアするためのボタンである。戻るボタン45bは図示しない管理者機能一覧画面に戻るためのボタンである。ポイント付与ボタン45gは使用者にポイントを行うためのボタンである。
図34Bはメッセージ詳細表示画面の一例である。図34Aメッセージ一覧457のうち、1つを選択すると表示される画面である。詳細表示画面は送信日時452、推奨文字45r、内容455、一覧ボタン45c、次へボタン45d、前へボタン45eを含む。送信日時452はメッシセージが送信された日時を示す。推奨文字45rは送信されたメッセージに含まれた制限文字を示す。内容455は、送信されたメッセージの全文を示す。一覧ボタン45cは図21Aに示す一覧表示画面に戻るためのボタンである。次へボタン45dは次のメッセージを表示するためのボタンである。前へボタン45eは前のメッセージを表示するためのボタンである。次へボタン45dは次のメッセージがある場合にのみ操作可能である。詳細表示画面に表示されたメッセージが最後のメッセージであるか、一覧表示画面に表示されたメッセージが1件であった場合には、操作できない。同様に、前へボタン45eは前のメッセージがある場合にのみ操作可能である。詳細表示画面に表示されたメッセージが最初のメッセージであるか、一覧表示画面に表示されたメッセージが1件であった場合には、操作できない。
図35はポイント付与画面の一例を示す説明図である。図35Aは通常のポイント付与画面を示す。ポイント付与画面は、ポイント付与情報領域45s、保有ポイント領域45t、付与ボタン45u、戻るボタン45bを含む。ポイント付与情報領域45sには、管理者名、利用者名が表示されるとともに、付与するポイントを入力するボックスが表示されている。図35Aに示す例では、50が入力されている。保有ポイント領域45tには、利用者、管理者のポイントが表示されている。付与ボタン45uはポイントを付与するためのボタンであり、付与ボタン45uを操作することにより、ポイント付与に関する情報が、管理者装置4からサーバ2に送信される。戻るボタン45bは図示しない管理者機能一覧画面に戻るためのボタンである。
図35Bはポイント不足メッセージが表示されているポイント付与画面である。図35Aに示す通常のポイント付与画面に加えて、ポイント不足メッセージ45vが表示されている。ポイント不足メッセージ45vは、図35Bに示すように、管理者の保有ポイントが40であるのに、使用者に50ポイントを付与しようとした場合に、表示される。
ポイント付与画面は、推奨文字を含むメッセージの一覧を示すメッセージの一覧表示画面より呼び出されるとしたが、制限文字を含むメッセージの一覧を示すメッセージの一覧表示画から呼び出されるようにしても良い。また、メッセージ参照機能から呼び出されるのではなく、他の管理者機能(メッセージ参照機能、制限文字編集機能)と並列する機能としても良い。
実施の形態6においては、以下の効果を奏する。
管理者によりポイントを付与するので、ポイントを得ようとする使用者に、制限文字を
含むメッセージの送信を行わないという動機付けを与えることが可能となる。
なお、上述では、送信装置1から受信装置3へのメッセージを仲介するサーバと、管理者装置への通知を行うサーバとは同一であるとしたが、別々でも良い。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 送信装置(第1端末機)
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 入力部
15 表示部
16 大容量記憶装置
17 通信部
1P 制御プログラム
2 サーバ(サーバコンピュータ)
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 出力部
25 データベース
26 通信部
2P 制御プログラム
3 受信装置
4 管理者装置(第2端末機)
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 入力部
45 表示部
46 通信部
4P 制御プログラム

Claims (11)

  1. メッセージを送信する第1端末機と、該第1端末機からメッセージを受信するサーバコンピュータと、該第1端末機に対応付けられる第2端末機とを備える通信システムにおいて、
    前記第1端末機は、
    前記メッセージへの使用を制限する制限文字を記憶した記憶部と、
    メッセージを受け付ける受付部と、
    受け付けたメッセージに含まれる文字及び前記記憶部に記憶された制限文字を照合し、前記メッセージに前記制限文字を含むか否かを判定する判定部と、
    該判定部が含むと判定した場合、前記メッセージに前記制限文字を使用する旨の指示を受け付ける指示受付部と、
    該指示受付部が使用する旨の指示を受け付けたとき、前記メッセージと共に前記制限文字を含むことを示す制限情報を送信する送信部と
    を有し、
    前記サーバコンピュータは、
    前記送信部から前記制限情報を受信した場合に、前記第1端末機の識別情報を、前記第1端末機に対応付けられる第2端末機に通知する通知部
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1端末機は、前記メッセージに前記制限文字を含み、前記指示受付部が使用する旨の指示を受け付けた場合、前記メッセージを記憶するメッセージ記憶部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記サーバコンピュータは、前記メッセージ及び前記第1端末機の識別情報を対応付けて記憶する履歴記憶部を有し、
    前記通知部は、前記メッセージを前記第2端末機に通知すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記送信部は、前記メッセージに前記制限文字を含み、前記指示受付部が使用する旨の指示を受け付けた場合、前記メッセージに含む制限文字を抽出し、抽出した制限文字をサーバコンピュータに送信し、
    前記サーバコンピュータは、
    受信した前記制限文字及び前記第1端末機の識別情報を対応付けて記憶する履歴記憶部を有し、
    前記通知部は、前記制限文字を前記第2端末機に通知すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信システム。
  5. 前記記憶部は、前記制限文字及び不適切度合いを示す等級を対応付けて記憶してあり、
    前記第1端末機は、
    前記メッセージに前記制限文字を含み、前記指示受付部が使用する旨の指示を受け付けた場合、前記メッセージに含まれる制限文字を抽出し、抽出した制限文字に対応付けた等級を読み出す読み出し部を有し、
    前記送信部は、取得した等級を、前記サーバコンピュータに送信し、
    前記サーバコンピュータにおける通知部は、受信した等級が所定等級を超えた場合にのみ、前記第2端末機に通知を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記第2端末機は、前記記憶部に記憶される制限文字の追加、変更、削除を行う編集部を備えること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記第2端末機は、前記記憶部に記憶される前記等級の変更を行う変更部を備えること
    を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の通信システム。
  8. メッセージを送信する端末機において、
    前記メッセージへの使用を制限する制限文字を記憶した記憶部と、
    メッセージを受け付ける受付部と、
    受け付けたメッセージに含まれる文字及び前記記憶部に記憶された制限文字を照合し、前記メッセージに前記制限文字を含むか否かを判定する判定部と、
    該判定部が含むと判定した場合、前記メッセージに前記制限文字を使用する旨の指示を受け付ける指示受付部とを有し、
    該指示受付部が使用する旨の指示を受け付けたとき、前記送信部は前記メッセージと共に前記制限文字を含むことを示す制限情報を送信すること
    を特徴とする端末機。
  9. 使用を制限する制限文字を記憶した記憶部を備えるコンピュータに、
    受け付けたメッセージに含まれる文字及び前記記憶部に記憶された制限文字を照合し、前記メッセージに前記制限文字を含むか否かを判定し、
    含むと判定した場合、前記メッセージに前記制限文字を使用する旨の指示を受け付け、
    使用する旨の指示を受け付けたとき、前記メッセージと共に前記制限文字を含むことを示す制限情報を出力する処理を実行させること
    を特徴とするプログラム。
  10. 使用を制限する制限文字を記憶した記憶部を備え、サーバコンピュータへメッセージを送信する端末機が、
    入力したメッセージを受け付け、
    受け付けたメッセージに含まれる文字と前記記憶部に記憶された制限文字とを照合し、前記メッセージに前記制限文字を含むか否かを判定し、
    含むと判定した場合、前記メッセージに制限文字を使用する旨の指示を受け付け、
    使用する旨の指示を受け付けたとき、前記サーバコンピュータに前記メッセージと共に前記制限文字を含むことを示す制限情報を、前記サーバコンピュータに送信すること
    を特徴とする制限情報送信方法。
  11. メッセージへの使用を制限する制限文字を記憶した記憶部及び該メッセージに前記制限文字が含まれていることを示す制限情報を送信する第1端末機に接続されるサーバコンピュータにおいて、
    前記第1端末機より前記メッセージ及び制限情報を受信する受信部と、
    前記制限情報を受信した場合に、前記第1端末機に対応付けられる第2端末機へ、第1端末機の識別情報及び前記制限情報を送信する送信部
    を備えることを特徴とするサーバコンピュータ。
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