JP2016110272A - 自律走行装置の管理サーバ及び自律走行装置 - Google Patents

自律走行装置の管理サーバ及び自律走行装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自律走行装置が避難動作を行った場合でも、巡回走行が絶たれることなく継続する自律走行装置の管理サーバ及び自律走行装置を提供する。【解決手段】管理サーバ(50)は、経路情報に基づいて自律走行を行う自律走行装置に対し、前記自律走行装置から通知される走行状態を示す走行情報に基づいて走行管理を行う。自律走行装置と通信を行う通信部(53)と、走行情報に基づいて自律走行装置に対し走行を中止して避難動作を行うかを判定する避難判定部(62)と、避難判定部により避難動作が必要と判断された場合、自律走行装置には避難動作のための経路と、別の自律走行装置に対し避難動作の自律走行装置の経路も走行させるように経路情報を変更する経路変更部と(63)、自律走行装置の走行を管理する走行管理部(61)と、を備える。走行管理部は、変更した経路情報を通信部より自律走行装置に送る。【選択図】図5

Description

本発明は、巡回経路を走行する自律走行装置の管理サーバ及び自律走行装置に関する。
近年、自律的に走行可能な自律走行装置が登場している。この自律走行装置は、プログラムや学習した情報に従って、移動経路や速度、作業内容を自律的に判断して走行する。
代表的なものに、バッテリを搭載して自律的に掃除を行う掃除ロボットがある(特許文献1参照)。この掃除ロボットは、バッテリ残量が所定量より少なくなると、充電ステーションに戻って充電を行う。
特開平08−83125号公報
しかしながら、特許文献1のような自律走行装置であると、充電期間中は走行が出来なくなる。自律走行装置が所定の場所を巡回走行する場合、充電や故障などにより走行に支障が出る状況になると、セキュリテイ上問題を生じる場合があり得る。
本発明は、斯かる実情に鑑み、自律走行装置が走行できなくなる場合でも、巡回走行が絶たれることなく継続するよう管理できる自律走行装置の管理サーバ及び自律走行装置を提供しようとするものである。
本発明は、経路情報に基づいて自律走行を行う自律走行装置に対し、前記自律走行装置から通知される走行状態を示す走行情報に基づいて走行管理を行う自律走行装置の管理サーバにおいて、
前記自律走行装置と通信を行う通信部と、前記走行情報に基づいて前記自律走行装置に対し走行を中止して避難動作を行うかを判定する避難判定部と、前記避難判定部により避難動作が必要と判断された場合、前記自律走行装置には避難動作のための経路と、別の自律走行装置に対し避難動作の自律走行装置の経路も走行させるように前記経路情報を変更する経路変更部と、前記自律走行装置の走行を管理する走行管理部と、を備え、前記走行管理部は、変更した前記経路情報を前記通信部より前記自律走行装置に送ることを特徴とする。
ここで、前記経路変更部は、前記避難判定部が前記走行情報から避難動作が不要になったと判定した場合、前記自律走行装置の前記経路情報を元の経路に戻す変更を行い、前記走行管理部は、元の経路に戻した前記経路情報を前記通信部より前記自律走行装置に送ることを特徴とする。
また、本発明は、自律走行を行う自律走行装置において、
自律走行装置同士で通信を行う通信部と、走行情報に基づいて不具合を検出して避難動作が必要と判断した場合、予め設定されている避難動作を行い、避難動作を行うことを他の自律走行装置に通信部から通知する走行制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、自律走行を行う自律走行装置において、
自律走行装置同士で通信を行う通信部と、他の自律走行装置が避難動作を行う場合に、その自律走行装置が走行する経路を含めた経路情報を記憶する記憶部と、前記他の自律走行装置から避難動作を行う情報が送られた場合、前記記憶部に記憶されている前記経路情報に変更する走行制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、走行装置に不具合が生じて避難動作が必要になった場合、別の走行装置が代わりに避難動作の走行装置の経路を代わりに走行するので、巡回走行が絶えることがなく、継続的に行われることになる。こうして走行が行われない時間が無くなり、セキュリテイ上の問題も解消する。さらに、走行装置も代わりに巡回する走行装置があるため、避難判定のバッテリ残量値も低くできて、充電回数も少なくでき、バッテリ寿命を延ばす効果も有する。
また、通信機能に障害が発生しても、走行装置はあらかじめ記憶していた避難行動をするので、サーバの管理下に置かれなくなった走行装置が勝手に巡回走行することがない。また、通信障害を検出したサーバの管理下にある走行装置に代わりに走行させるので、走行が絶えることがなく継続的に行われることになる。
本発明に係る自律走行システムを示す概要図である。 走行装置の側面図である。 走行装置の平面図である。 走行装置を示すブロック図である サーバを示すブロック図である。 走行装置とサーバの巡回走行処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。 第1実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。 第2実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。 第2実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。 第3実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。 経路変更の第1例を示す図である。 経路変更の第2例を示す図である。 経路変更の第3例を示す図である。 経路変更の第4例を示す図である。 経路変更の第5例を示す図である。 第3実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。 第4実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。 第5実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。 第6実施形態における走行装置同士で通信する自律走行システムを示す概要図である。 第6実施形態における走行装置同士による経路変更処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る自律走行システムを示す概要図である。
この自律走行システムは、自律走行装置(以下、走行装置と呼ぶ)10a,10b,10cと、アクセスポイント40と、ネットワーク42と、管理サーバ(以降、単にサーバと呼ぶ)50とを備える。図1では、走行装置10が3台記載されているが、これは一例であって、複数台あればよい。
各走行装置10a,10b,10cは、アクセスポイント40に対して、Wi−FiあるいはBluetooth(登録商標)などの無線通信が可能である。アクセスポイント40はネットワーク42を介してサーバ50に接続している。この無線通信方式は、アクセスポイント40を介して走行装置同士やサーバ50との通信を可能とするインフラストラクチャーモードである。また、アクセスポイント40を介さずに走行装置同士が直接通信を行うアドホックモードも可能である(詳しくは第6実施形態で説明する)。
各走行装置10a,10b,10cは、それぞれ巡回経路70a,70b,70cを巡回する。サーバ50は、各走行装置10a,10b,10cからネットワークを介して走行状態の情報を得て管理を行い、各走行装置のナビゲーション制御を行っている。走行装置10のバッテリ残量が基準値以下となった場合や走行機能や通信機能に故障が発生して巡回走行が困難になった場合に、サーバ50は、充電ステーションなどの避難場所80に移動するなどの避難指示を行う。このときの避難経路として、たとえば経路72a,72b,72cなどが設定される。図1では、避難場所が一つであるが複数存在していても構わない。避難場所80へはサーバ50から指示される場合以外にも、避難場所80の位置を予め各走行装置10に記憶させておき、避難場所80に向かうようにすることもできる。
避難場所80への走行をする場合は、巡回走行が絶たれることのないように別の走行装置10が代わりに巡回する。たとえば、走行装置10aが避難走行を行う場合、隣の走行装置10bが巡回経路70bに加えて、走行装置10aの巡回経路70aの巡回走行も行う。そして、避難をしていた走行装置10aが充電や修理などを行って、避難の必要がなくなったときは巡回走行に復帰し、走行装置10bももとの巡回経路70bの走行を行う。
図2は走行装置の側面図であり、図3は走行装置の平面図である。
図1、2に示されるように、走行装置10は、装置本体11と4つの車輪12を具備している。本実施形態では、4つの車輪12のうちの、左右の前輪12−1を駆動輪とし、左右の後輪12−2を従動輪としている。装置本体11の内部にはバッテリ19が収容されている。
左右の前輪用軸15−1は、それぞれ、その一端が左右の前輪12−1に接続され、その他端が左右のトランスミッション14に接続されている。左右のトランスミッション14は、それぞれ、左右の電動モータ13に接続されている。左右の電動モータ13は、後述の走行制御部21(図4を参照)により制御される。
左右の後輪用軸15−2は、それぞれ、その一端が左右の後輪12−2に接続され、その他端が左右の軸受18に接続されている。
前輪用スプロケット16−1、後輪用スプロケット16−2の中心には、それぞれ前輪用軸15−1、後輪用軸15−2が設けられている。前輪用スプロケット16−1、後輪用スプロケット16−2の外周には、ベルト17が設けられ、前輪12−1(駆動輪)と後輪12−2(従動輪)とはベルト17により連結している。ベルト17は、スプロケット16に接する面に一定間隔で突起部が形成され、スプロケット16と歯合する構造である。
前輪12−1(駆動輪)は、電動モータ13の動力をトランスミッション14を介して受けて、その動力に基づいて、前輪用軸15−1及び前輪用スプロケット16−1と共に回転する。後輪12−2(従動輪)は、前輪12−1(駆動輪)の回転運動をベルト17により受けて、その回転運動に基づいて、後輪用軸15−2及び左側の後輪用スプロケット16−2と共に回転する。
トランスミッション14は、例えば、クラッチ、ギアボックスを含んでいる。ギアボックスは、その一端が電動モータ13に接続された軸14Aと、その軸14Aの外周に設けられた歯車(図示しない)などからなり、動力源(電動モータ13)の動力をトルクや回転数、回転方向を変えて伝達する。そのため、トランスミッション14と前輪用軸15−1と後輪用軸15−2と前輪用スプロケット16−1と後輪用スプロケット16−2とベルト17とは、動力伝達部材として構成される。
左右の電動モータ13は、それぞれ左右の動力伝達部材に動力を伝達することにより、4つの車輪12を駆動させて装置本体11の走行や停止を行う。
ここで、動力伝達部材として、トランスミッション14を含まなくてもよい。この場合、電動モータ13と左右の前輪用軸15−1とを歯車(固定比)で結合し、電動モータ13の回転数と回転方向を制御する。
図4は、走行装置10を示すブロック図であり、巡回走行に必要な機能ブロックを記載している。
図4に示されるように、走行装置10は、走行制御部21、電動モータ(以降、モータと呼ぶ)13、バッテリ19、エンコーダ31、GPS受信部32、センサ部34、バッテリ残量検出部35、記憶部36、通信部37、を備える。
エンコーダ31は、モータ13のパルスから回転数を計測する。走行制御部21は、モータ回転数から移動距離を算出する。
GPS受信部32は、GPSより電波を受信して走行装置10の位置情報を取得する。
センサ部34は、走行装置10の走行状態や障害物などを検出するためのもので、様々のセンサを備える。たとえば、バンパ、傾斜センサ、加速度センサ、方位センサ、距離センサなどがある。バンパは、前方に生じた外力を検出するためのセンサで、たとえば振動センサや加速度センサ等の衝撃センサを適用することができる。傾斜センサは、走行装置10の傾斜角度を検出する。方位センサは、たとえば地磁気を利用した地磁気センサなどであり、走行方向の方位を検出する。距離センサは、周知の光を利用したものや超音波を利用したもの等であり、対象物までの距離を測定する。
これらをエンコーダ31やGPS受信部32の検出結果と組み合わせて利用することにより、現在の走行位置や走行状態や障害物などを検出することができる。
バッテリ残量検出部35は、バッテリの残量を検出する。
記憶部36は、RAMやROMなどのメモリやHDDなどの大容量記憶装置からなるものであり、コンピュータプログラムや各種データが格納されている。
通信部37は、走行装置同士やネットワーク42を介してサーバ50と通信を行うためのものである。
走行制御部21は、CPU(Central Processing Unit)であり、走行動作を行うため各部を制御する。
図5は、サーバを示すブロック図である。
サーバ50は、各走行装置10の走行を管理し、経路変更を指示する役割りを果たし、制御部51、DB(Data Base)52、通信部53を備える。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)であり、走行管理部61、避難判定部62、経路変更部63を備える。
走行管理部61は、各走行装置10の巡回走行を管理する。各走行装置10の巡回経路は予め設定されており、その情報はDB52に、地図情報、経路情報として記憶されている。走行装置10からはネットワークを介して走行状態について定期的に走行情報として送信され、サーバ50の制御部51における走行管理部61が、通信部53を介して受け取り、DB52に格納して管理する。
避難判定部62は、走行装置10から送られる走行情報に基づいて、走行装置10を避難場所80へ避難させるなどの避難動作が必要かを判定する。
経路変更部63は、現在設定されている経路を変更する。
DB52は、大容量の記憶媒体(たとえばHDDなど)から構成されており、データを格納するところであり、地図情報、走行装置10の経路に関する経路情報、走行装置の現在の走行状態に関する走行情報、走行装置を識別するための認識番号など巡回走行に必要な情報を格納する。
通信部53は、走行装置10とネットワーク42を介して通信を行う。
図6は、走行装置とサーバの巡回走行処理を示すシーケンス図である。これは走行装置10aとサーバについての説明であるが、他の走行装置においても同じ処理が行われる。
走行装置10aが起動されると(A1)、走行装置10aの走行制御部21は、認識番号とともに起動した旨の起動通知を通信部37からサーバ50に送信する(T1)。
サーバ50は、それを通信部53で受信する。サーバ50の走行管理部61が認識番号により走行装置10aを認識する(S1)。そして通信部53から起動確認の信号を走行装置10aに送る(T2)。
以降の信号のやり取りにおける通信部37,53の記載は省略する。
走行装置10aは、経路情報の取得要求を認識番号とともにサーバ50に送る(T3)。
サーバ50の走行管理部61は、認識番号に基づいて、その走行装置10aの経路情報をDB52より読み出す(S2)。そして読み出した経路情報(巡回経路70a)を走行装置10aに送信する(T4)。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を取得して記憶部36にその経路情報を格納し(A2)、サーバ50に経路情報受信確認の通知を行う(T5)。走行装置10aの走行制御部21は、巡回経路70aの巡回走行を開始する(A3)。
走行装置10aの走行制御部21は走行情報をサーバ50に送る(T6)。走行情報とは、走行状態に関する情報であり、たとえばGPS受信部32で取得した位置情報、センサ部34で検出した各走行状態や障害物の情報、バッテリ残量検出部35で検出したバッテリ残量の情報などである。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10aに走行情報受信確認の通知を行う(T7)。そしてサーバ50の走行管理部61は走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は走行情報により、バッテリ残量、走行機能の障害、通信機能の障害から避難動作が必要かを判定する(S3)。そして、走行中には、これを定期的に繰り返す。
次に、避難判定部62の判定処理と、走行装置の避難行動による巡回走行の継続処理については、以降に詳しく説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態は、走行装置10aのバッテリ残量が少ない場合に、サーバ50の指示により、走行装置10aが充電ステーションである避難場所80に退避し、走行装置10bが代わって走行装置10aの巡回経路70aの走行を行う。
図7は、第1実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。
まず、走行装置10aが巡回走行しており(A11)、走行装置10bが待機状態(B11)でいる場合を想定する。待機している場所は、たとえば充電ステーションである避難場所80である。これは別の待機場所でも構わない。
走行装置10aは、走行情報をサーバ50に送信し(T11)、サーバ50は走行装置10aに対して、走行情報受信確認を通知している(T12)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S11)。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリ残量が基準値以下で低残量であり、避難場所(充電ステーション)80にて充電が必要と判定する(S12)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aの巡回経路70aを避難場所80への避難経路に変更し、走行装置10bの待機中を巡回経路70aに変更する(S13)。
ここで、避難判定部62が判定に用いる基準値は、走行装置10aが避難場所80aに到達して充電できるバッテリ残量とする。こうして、基準値のバッテリ残量を低くすることにより、充電回数も少なくでき、バッテリ寿命を延ばすことができる。
サーバ50は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う(T13)。つまり、巡回経路70aから避難場所へ向かう避難経路72aの変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A12)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T14)。
サーバ50の走行管理部61は、避難場所80で待機中の走行装置10bに経路変更要求を送信する(T15)。つまり、避難経路72a+巡回経路70aへの経路変更要求を送信する。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B12)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T16)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A13,B13)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T17,T19)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知する(T18,20)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10bの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S14)。
走行装置10aは、避難場所80に到達して充電を開始する(A14)。
図8は、第1実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。
走行装置10aは充電中(A31)、走行装置10bは巡回経路70aを巡回走行中(B31)である。走行装置10a,10bはサーバ50に走行情報を送り(T31,T33)、サーバ50は走行情報受信確認を走行装置10a,10bのそれぞれに送る(T32,T34)。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ充電が完了して避難動作が必要なくなったかを判定する(S31)。この場合の避難判定部62はバッテリ残量が最大になった場合に充電完了と判定する。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリが充電完了して避難動作が不要とする(S32)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aを巡回経路70aに復帰させる経路に変更し、走行装置10bを再び待機させる経路に変更する(S33)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う(T35)。つまり、充電ステーションである避難場所80から避難経路72aを通って巡回経路70aに復帰する変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A32)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T36)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10bに経路変更要求を送信する(T37)。つまり、避難経路72aを通って避難場所80に戻る経路変更要求を送信する。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B32)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T38)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A33,B33)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T39,T41)、サーバ50は走行装置10aに対して、走行情報受信確認を通知する(T40,42)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S34)。
こうして、走行装置10aのバッテリ残量が少なくなり充電している間に別の走行装置10bが代わりに巡回経路70aを巡回走行するので、巡回走行が絶えることがなく、継続的に行われることになる。従って、巡回が行われない時間が無くなり、セキュリテイ上の問題も解消する。さらに、走行装置も代わりに巡回する走行装置があるため、避難判定のバッテリ残量値も低くできて、充電回数も少なくでき、バッテリ寿命を延ばす効果も有する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、2台の走行装置10a,10bが巡回走行中に走行装置10aのバッテリ残量が少なくなり、走行装置10bが走行装置10aの巡回経路も巡回走行するものである。
図9は、第2実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。
走行装置10a,10bは、共に走行中である(A51,B51)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T51,T53)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T52,T54)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S51)。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリ残量が基準値以下で低残量であり、避難場所(充電ステーション)80にて充電が必要と判定する(S52)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aの巡回経路70aを避難場所80への避難経路72aに変更し、走行装置10bの巡回経路70bを巡回経路70a+70bに変更する(S53)。
サーバ50は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う(T55)。つまり、巡回経路70aから避難場所へ向かう避難経路72aの変更要求を行う。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A52)。そして走行装置10aの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T56)。
サーバ50は、走行装置10bに対し、経路の変更要求(T57)を行う。つまり、巡回経路70bから「巡回経路70a+70b」への変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B52)。そして走行装置10bの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T58)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A53,B53)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T59,T61)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T60,T62)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10bの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S54)。
走行装置10aは、避難場所80に到達して充電を開始する(A54)。
図10は、第2実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。
走行装置10aは充電中(A71)、走行装置10bは巡回経路70a+70bを巡回走行中(B71)である。走行装置10a,10bはサーバ50に走行情報を送り(T71,T73)、サーバ50は走行情報受信確認を走行装置10a,10bのそれぞれに送る(T72,T74)。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報から充電が完了して避難動作が必要なくなったかを判定する(S71)。この場合の避難判定部62はバッテリ残量が最大になった場合に充電完了と判定する。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリが充電完了して避難動作が不要とする(S72)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aを巡回経路70aに復帰させる経路に変更し、走行装置10bを再びもとの巡回経路70bの経路に変更する(S73)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う(T75)。つまり、充電ステーションである避難場所80から避難経路72aを通って巡回経路70aに復帰する変更要求を行う。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A72)。そして走行装置10aの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T76)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10bに経路変更要求を送信する(T77)。つまり、巡回経路70a+70bを巡回経路70bに戻す経路変更要求を送信する。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B72)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T78)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A73,B73)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T79,T81)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知する(T80,82)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S74)。
こうして、走行装置10aのバッテリ残量が少なくなり充電している間に別の走行装置10bが代わりに巡回経路70a+70bを巡回走行するので、巡回走行が絶えることがなく、継続的に行われることになる。従って、巡回が行われない時間が無くなり、セキュリテイ上の問題も解消する。さらに、走行装置も代りに巡回する走行装置があるため、避難判定のバッテリ残量値も低くできて、充電回数も少なくでき、バッテリ寿命を延ばす効果も有する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、2台の走行装置10a,10b,10cが巡回走行中に走行装置10aのバッテリ残量が少なくなり、走行装置10b,10cが走行装置10aの巡回経路を巡回走行するものである。
図11は、第3実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。
走行装置10a,10b,10cは、共に走行中である(A91,B91,C91)。走行装置10a,10b,10cは、走行情報をサーバ50に送信し(T91,T93,T95)、サーバ50は走行装置10a,10b,10cに対して、走行情報受信確認を通知している(T92,T94,T96)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S91)。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリ残量が基準値以下で低残量であり、避難場所(充電ステーション)80にて充電が必要と判定する(S92)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aの巡回経路70aを避難場所80への避難経路に変更し、走行装置10b,10cの巡回経路を走行情報に応じて変更する(S93)。
ここで、サーバ50の経路変更部63が走行情報に応じて経路変更をする例についていくつか説明する。
図12は経路変更の第1例を示す図である。
走行装置10aの巡回経路70aと、走行装置10bの巡回経路70b及び走行装置10cの巡回経路70cがほぼ同じ距離だけ離れているとする。走行装置10bと走行装置10cのバッテリ残量もほぼ同程度とすると、巡回経路70aを2つに分割できる場合は、巡回経路70aを二つに分割して、それぞれを走行装置10b,10cが巡回する。従って、サーバ50の経路変更部63は、図12に示すように、走行装置10bの巡回経路を巡回経路73b、走行装置10cの巡回経路を巡回経路73cに変更する。
図13は経路変更の第2例を示す図である。
第2例は、第1例と同じく走行装置10aの巡回経路70aと、走行装置10bの巡回経路70b及び走行装置10cの巡回経路70cがほぼ同じ距離だけ離れているとする。走行装置10bと走行装置10cのバッテリ残量もほぼ同程度とする。巡回経路70aを2つに分割できない場合は、それぞれを走行装置10b,10cが交互に巡回経路70aを巡回する。従って、サーバ50の経路変更部63は、図13(a)に示すように、一回目は走行装置10bの巡回経路を巡回経路74b(巡回経路70a+70b)に変更し、走行装置10cの巡回経路を巡回経路70cのままとする。また、サーバ50の経路変更部63は、図13(b)に示すように、二回目は走行装置10bの巡回経路を巡回経路70bのままとし、走行装置10cの巡回経路を巡回経路74b(巡回経路70a+70c)に変更する。
ここで、この場合の走行装置10b,10cの巡回経路の走行時間に差が出てくるので、巡回経路70b,70cのみを巡回走行する走行装置の場合は、早く巡回を終えるので、他の走行装置が巡回を終えるまでは待機する。
図14は経路変更の第3例を示す図である。
第3例は、走行装置10bの方が、走行装置10cよりもバッテリ残量が多い場合である。走行装置10bの方が長い距離を走行できるので、サーバ50の経路変更部63は、図14に示すように、走行装置10bの巡回経路を巡回経路75b(巡回経路70a+70b)に変更し、走行装置10cの巡回経路を巡回経路70cのままとする。
図15は経路変更の第4例を示す図である。
第4例は、走行装置10bと走行装置10cの巡回経路のうち、巡回経路70aに近いのは走行装置10cの巡回経路70cの場合である。従って、走行装置10cの方がすぐに巡回経路70cに移動できるので、サーバ50の経路変更部63は、図15に示すように、走行装置10bの巡回経路を巡回経路70bのままとし、走行装置10cの巡回経路を巡回経路76c(70a+70c)とする。
図16は経路変更の第5例を示す図である。
第5例は、巡回経路70aと、巡回経路70b及び巡回経路70cの距離が同じ程度であって、バッテリ残量も同じ程度であっても、走行装置の走行向きによって巡回経路を変更する場合である。走行装置10aの避難判定が出たとき、走行装置10bが巡回経路70aから遠ざかる方向に走行し、走行装置10cが巡回経路70bに近づく方向に走行していたとする。この場合は、走行装置10cの方を選択したほうが、巡回経路70aに無駄な距離を走行することなく到達でき、バッテリ量を節約できる。したがって、サーバ50の経路変更部63は、図16に示すように、走行装置10bの巡回経路を巡回経路70bのままとし、走行装置10cの巡回経路を巡回経路77c(70a+70c)に変更する。
こうして、サーバ50の経路変更部63は、走行情報に応じて最も適する巡回経路を選択するので、無駄のない走行が可能となり、バッテリの充電回数を少なくすることができ、バッテリ寿命を延ばすことができる。
サーバ50は、走行装置10aに対し、経路の変更要求(T97)を行う。つまり、巡回経路70aから避難場所へ向かう避難経路72aの変更要求を行う。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A92)。そして走行装置10aの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T98)。
サーバ50は、走行装置10bに対し、経路の変更要求(T99)を行う。つまり、巡回経路70bから上記に示したような巡回経路への変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B92)。そして走行装置10bの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T100)。
サーバ50は、走行装置10cに対し、経路の変更要求(T101)を行う。つまり、巡回経路70bから上記に示したような巡回経路への変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(C92)。そして走行装置10cの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T102)。
走行装置10a,10b,10cは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A93,B93,C93)。走行装置10a,10b,10cは、走行情報をサーバ50に送信し(T103,T105,T107)、サーバ50は走行装置10a,10b10cに対して、走行情報受信確認を通知する(T104,T106,T108)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置の走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S94)。
走行装置10aは、避難場所80に到達して充電を開始する(A94)。
図17は、第3実施形態における走行装置の巡回経路復帰を示すシーケンス図である。
走行装置10aは充電中(A111)、走行装置10bと走行装置10cは変更巡回経路を巡回走行中(B111,C111)である。走行装置10a,10b,10cはサーバ50に走行情報を送り(T111,T113,T115)、サーバ50は走行情報受信確認を走行装置10a,10b,10cのそれぞれに送る(T112,T114,T116)。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、バッテリ情報からバッテリ充電が完了して避難動作が必要なくなったかを判定する(S111)。この場合の避難判定部62はバッテリ残量が最大になった場合に充電完了と判定する。避難判定部62は、走行装置10aのバッテリが充電完了して避難動作が不要とする(S112)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aの巡回経路を巡回経路70aに復帰させる経路に変更し、走行装置10bの巡回経路を巡回経路70bに変更し、走行装置10cの巡回経路を巡回経路70cに変更する(S113)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う(T117)。つまり、充電ステーションである避難場所80から避難経路72aを通って巡回経路70aに復帰する変更要求を行う。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A112)。そして走行装置10aの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T118)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10bに経路変更要求を送信する(T119)。つまり、巡回経路を元の巡回経路70bに戻す経路変更要求を送信する。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B112)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T120)。
サーバ50の走行管理部61は、走行装置10cに経路変更要求を送信する(T121)。つまり、巡回経路を元の巡回経路70cに戻す経路変更要求を送信する。
走行装置10cの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(C112)。そして走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T122)。
走行装置10a,10b,10cは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A113,B113,C113)。走行装置10a,10b,10cは、走行情報をサーバ50に送信し(T123,T125,T127)、サーバ50は走行装置10a,10b,10cに対して、走行情報受信確認を通知する(T124,T126,T128)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10a,10b,10cの走行情報のバッテリ情報からバッテリ残量が基準値より小さく、避難動作が必要かどうかを判定する(S114)。
こうして、走行装置10aのバッテリ残量が少なくなり充電している間に、複数の別の走行装置10b。10cを代わりに巡回経路70aを巡回走行させるので、巡回走行が絶えることがなく、継続的に行われることになる。特に、走行情報に応じて、走行装置に巡回経路を設定するので、無駄な走行もなくなり充電回数も少なくでき、バッテリ寿命を延ばす効果も有する。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、2台の走行装置10a,10bが巡回走行中に走行装置10aの走行機能にトラブルが発生して走行に支障が出た場合に、走行装置10bが走行装置10aの巡回経路も巡回走行するものである。
図18は、第4実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。
走行装置10aが、走行機能とのトラブルで停止状態になったり、設定された動作を行うことができない場合(スピードが異なったり、蛇行したり、ふらついたりする場合)、サーバ50の制御部51はあらかじめ設定されている基準値(スピードや蛇行、ふらつきのレベル)と比較する。サーバ50の制御部51における避難判定部62は、この基準値に比較して避難動作が必要かを判定する。この場合の避難動作は停止とするが、状況に応じて避難場所に避難させてもよい。
走行装置10a,10bは、共に走行中である(A131,B131)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T131,T133)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T132,T134)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報から走行状態に異常があって、避難動作が必要かどうかを判定する(S131)。避難判定部62は、走行装置10aの走行情報から走行状態に異常を検出し、避難動作(停止)が必要と判定する(S132)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10aを避難経路なしの停止に変更し、走行装置10bの巡回経路を巡回経路70a+70bに変更する(S133)。
サーバ50は、走行装置10aに対し、経路の変更要求を行う。つまり、巡回経路70aの走行を停止する変更要求を行う(T135)。
走行装置10aの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(A132)。そして走行装置10aの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T136)。
サーバ50は、走行装置10bに対し、経路の変更要求を行う(T137)。つまり、巡回経路70bから「巡回経路70a+70b」への変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B132)。そして走行装置10bの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T138)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A133,B133)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T139,T141)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T140,T142)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10bの走行情報に応じて、避難動作が必要かどうかを判定する(S134)。
図18に記載はしていないが、避難判定部62が、走行機能の異常により避難動作の必要を判定した場合(S132)、サーバ50の走行管理部61は、管理者に走行装置10aの故障とその位置を示す走行情報を通知する。走行機能に異常がある走行装置10aの修理が行われて、走行装置10aの走行情報がサーバ50に通知され、サーバ50の避難判定部62は避難動作が不要と判定する。これ以降は、第2実施形態の図8に示したように、走行装置10a,10bは元の巡回経路に戻る。
こうして、走行装置10aの走行機能に異常が発生しても、走行装置10bが、走行装置10aの巡回経路70aも含めて巡回走行するので、経路巡回が絶えることがなく継続的に行われることになる。また、走行装置10aを停止状態にするので、その停止位置も確認でき、直ちに修理を行うこともできる。
走行不良に関するものは、第2実施形態の例と同じように隣り合って走行する走行装置を用いて説明したが、第1実施形態のように代行の走行装置が待機している場合や第3実施形態のような複数の代行走行装置がある場合にも、それぞれの実施形態に説明した処理を行う。
〔第5実施形態〕
第4実施形態は、2台の走行装置10a,10bが巡回走行中に走行装置10aの通信機能にトラブルが発生して走行に支障が出た場合に、走行装置10bが走行装置10aの巡回経路も巡回走行するものである。
図19は、第5実施形態における走行装置とサーバとによる経路変更処理を示すシーケンス図である。
走行装置10a,10bは、共に走行中である(A151,B151)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T151,T153)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T152,T154)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
しかし、走行装置10aの通信部37が故障して走行情報をサーバ50に送れない(T151)。従って、サーバ50からも走行情報受信確認の通知もない(T152)。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10aの走行情報から通信機能に異常があって、避難動作が必要かどうかを判定する(S151)。避難判定部62は、走行装置10aの走行情報が送られてこないことから通信機能に異常を検出し、避難動作が必要と判定する(S152)。サーバ50の経路変更部63は、走行装置10bの巡回経路を巡回経路70a+70bに変更する(S153)。
一方、走行装置10aの走行制御部21は、定期的に送られるサーバ50からの走行情報受信確認の通知がないので、何らかの通信障害が発生したと判定し(A152)、あらかじめ記憶部36に記憶されている避難行動を行う(A153)。この場合は、避難場所80への避難を行うものとするが、特にこれに限らず、たとえば、その場で停止状態としてもよい。
また、ここでは通信障害を走行装置10aの通信部37の故障を定期的な走行情報受信確認がないことで検出しているが、たとえばセンサ部34に通信障害の検出部を設けて検出してもよい。
さらに、通信障害は、サーバ50の通信部37、ネットワーク42、アクセスポイント40などが原因の場合もある。この場合にも、走行装置10aの走行制御部21は、走行情報受信確認の通知がないので、何らかの通信障害が発生したと判定して、避難行動をとる。
サーバ50は、通信障害を起こしていない走行装置10bに対し、経路の変更要求(T137)を行う。つまり、巡回経路70bから「巡回経路70a+70b」への変更要求を行う。
走行装置10bの走行制御部21は経路情報を記憶部36の経路情報に上書きする(B152)。そして走行装置10bの走行制御部21は、経路を変更した旨の経路変更応答をサーバ50に返す(T156)。
走行装置10bは、変更した経路情報に従って走行を開始する(B153)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T157,T159)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T158,T160)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
しかし、走行装置10aの通信部37は故障しているので、走行情報の送信(T157)、走行情報受信確認の送信(T158)はない。
通信障害は回復する可能性はあるので、走行装置10aは定期的に走行情報の送信は継続していく。
サーバ50の走行管理部61は、走行情報を取得してDB52に格納し、サーバ50の避難判定部62は、走行装置10bの走行情報に応じて、避難動作が必要かどうかを判定する(S154)。
図18に記載はしていないが、避難判定部62が、走行機能の異常により避難動作の必要を判定した場合(S152)、サーバ50の走行管理部61は、管理者に走行装置10aの故障とその位置を示す走行情報を通知する。通信機能に異常がある走行装置10aの修理が行われて、走行装置10aの走行情報がサーバ50に通知され、サーバ50の避難判定部62は避難動作が不要と判定する。これ以降は、第2実施形態の図8に示したように、走行装置10a,10bは元の巡回経路に戻る。
こうして、通信機能に障害が発生しても、走行装置10はあらかじめ記憶していた避難行動をするので、サーバ50の管理下に置かれなくなった走行装置が勝手に巡回走行することがない。また、通信障害を検出したサーバ50の管理下にある走行装置10に巡回経路70aも含めて巡回走行させるので、巡回走行が絶えることがなく継続的に行われることになる。
通信不良に関するものは、第2実施形態の例と同じように隣り合って走行する走行装置を用いて説明したが、第1実施形態のように代行の走行装置が待機している場合や第3実施形態のような複数の代行走行装置がある場合にも、それぞれの実施形態に説明した処理を行う。
第1実施形態から第5実施形態については、サーバ50の制御部51が、バッテリ残量の低下、走行機能の不具合、通信機能の不具合、について、走行情報と、自動走行装置とその走行情報に基づき、避難動作の判定と経路変更を行うことを説明してきた。実際の不具合については、どれが発生するかは想定できないので、サーバ50の制御部51における避難判定部62は、走行情報に基づいて、複数の不具合を判定している。それぞれの判定基準値と比較しながら判定をする。そして経路変更部63は、不具合の走行装置には避難動作、それ以外の走行装置の状態を考慮して最適な走行装置を設定する。巡回走行の代行をするように経路設定を行って、経路をそれぞれ変更する。
〔第6実施形態〕
第6実施形態は、走行装置同士で通信(アドホックモード)を行って経路変更を行う場合に関するものである。
図20は、第6実施形態における走行装置同士で通信する自律走行システムを示す概要図である。走行装置10a,10b,10cは、ネットワークを介して直接通信を行うことができるアドホックモードを有する。このためには、走行装置10a,10b,10cに設定するESS−ID(Extended Service Set Identifier)を一致させておく。たとえば、サーバ50の通信機能に不具合が生じた場合などに適用が可能である。
各走行装置10は、記憶部36に、あらかじめ不具合が発生した場合の行動が記憶されており、それに従って行動する。サーバ50が管理して最適な経路設定を行う場合と異なり、複雑な経路設定は出来ないが、当面の巡回走行に支障がでない程度には経路変更ができるシステムである。
図21は、第6実施形態における走行装置同士による経路変更処理を示すシーケンス図である。ここでは、走行装置10a,10bを取り上げるが、他の走行装置同士でも同じである。
走行装置10a,10bは、共に走行中である(A171,B171)。走行装置10a,10bは、走行情報をサーバ50に送信し(T171,T173)、サーバ50は走行装置10a,10bに対して、走行情報受信確認を通知している(T172,T174)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
こうして、走行情報から互いに相手の走行位置や走行方向などの情報を取得している。
走行装置10は、バッテリ残量など、いくつかの避難行動の判定する種類と避難行動の判定基準と避難行動内容を含む避難行動情報を記憶部36に記憶している。
たとえば、走行装置10aの走行制御部21は、記憶部36の避難行動情報に基づいてバッテリ残量が低下して避難行動が必要と判定した場合(A172)、避難行動情報に従って経路を避難経路72aに変更する(A173)。走行装置10bの走行制御部21でもバッテリ残量による避難行動の判定が行われ(B172)、避難行動は不要と判定されている(B172)。
走行装置10aは走行装置10bに経路変更通知を送信する(T175)。走行装置10bは走行装置10aに経路変更応答を返す(T176)。
この経路変更に応じて、走行装置10bの走行制御部21も、あらかじめ記憶部36に記憶していた避難行動情報に従って、経路変更を行う(B173)。経路は、巡回経路70bを巡回経路70a+70bに変更する。
走行装置10bは走行装置10aに経路変更通知を送信する(T177)。走行装置10aは走行装置10bに経路変更応答を返す(T178)。
走行装置10a,10bは、それぞれ変更した経路情報に従って走行を開始する(A174,B174)。走行装置10a,10bは、走行情報を互いに送信し(T179,T181)、また互いに走行情報受信確認を通知する(T180,T182)。これは一定時間毎に定期的に行われる。
こうして、通信機能に障害が発生しても、走行装置10はあらかじめ記憶していた避難行動をするので、サーバ50の管理下に置かれなくなった走行装置が勝手に巡回走行することがない。また、通信障害を検出したサーバ50の管理下にある走行装置10に巡回経路70aも含めて巡回走行させるので、巡回走行が絶えることがなく継続的に行われることになる。
本発明による自律走行装置や管理サーバで動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。また、各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等された発明も含まれる。
10 :走行装置
21 :走行制御部
31 :エンコーダ
32 :GPS受信部
34 :センサ部
35 :バッテリ残量検出部
36 :記憶部
37 :通信部
40 :アクセスポイント
42 :ネットワーク
50 :サーバ
51 :制御部
53 :通信部
61 :走行管理部
62 :避難判定部
63 :経路変更部
80 :避難場所

Claims (12)

  1. 経路情報に基づいて自律走行を行う自律走行装置に対し、前記自律走行装置から通知される走行状態を示す走行情報に基づいて走行管理を行う自律走行装置の管理サーバにおいて、
    前記自律走行装置と通信を行う通信部と、
    前記走行情報に基づいて前記自律走行装置に対し走行を中止して避難動作を行うかを判定する避難判定部と、
    前記避難判定部により避難動作が必要と判断された場合、前記自律走行装置には避難動作のための経路と、別の自律走行装置に対し避難動作の自律走行装置の経路も走行させるように前記経路情報を変更する経路変更部と、
    前記自律走行装置の走行を管理する走行管理部と、
    を備え、
    前記走行管理部は、変更した前記経路情報を前記通信部より前記自律走行装置に送ることを特徴とする自律走行装置の管理サーバ。
  2. 前記経路変更部は、前記避難判定部が前記走行情報から避難動作が不要になったと判定した場合、前記自律走行装置の前記経路情報を元の経路に戻す変更を行い、
    前記走行管理部は、元の経路に戻した前記経路情報を前記通信部より前記自律走行装置に送ることを特徴とする請求項1に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  3. 前記避難判定部は、前記走行情報に含まれるバッテリ残量が基準値以下になった場合に、避難動作が必要と判定することを特徴とする請求項1に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  4. 前記基準値は、前記自律走行装置が充電するための避難場所へ到達できる量であることを特徴とする請求項3に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  5. 前記避難判定部は、前記走行情報に含まれるバッテリ残量が最大値になった場合に、避難動作が不要と判定することを特徴とする請求項2に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  6. 前記避難判定部は、前記走行情報により走行機能に支障があることを検出した場合に避難動作が必要と判定することを特徴とする請求項1に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  7. 前記避難判定部は、前記走行情報により通信機能に支障があることを検出した場合に避難動作が必要と判定することを特徴とする請求項1に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  8. 前記経路変更部は、避難動作を行う前記自律走行装置に最も近い経路を走行する自律走行装置の経路を、避難動作を行う前記自律走行装置の経路を含むようにすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  9. 前記経路変更部は、バッテリ残量の多い方の前記自律走行装置の経路に、避難動作を行う前記自律走行装置の経路を含むようにすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  10. 前記経路変更部は、避難動作を行う前記自律走行装置の経路に向かう前記自律走行装置の経路に、避難動作を行う前記自律走行装置の経路を含むようにすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の自律走行装置の管理サーバ。
  11. 自律走行を行う自律走行装置において、
    自律走行装置同士で通信を行う通信部と、
    走行情報に基づいて不具合を検出して避難動作が必要と判断した場合、予め設定されている避難動作を行い、避難動作を行うことを他の自律走行装置に通信部から通知する走行制御部と、
    を備えることを特徴とする自律走行装置。
  12. 自律走行を行う自律走行装置において、
    自律走行装置同士で通信を行う通信部と、
    他の自律走行装置が避難動作を行う場合に、その自律走行装置が走行する経路を含めた経路情報を記憶する記憶部と、
    前記他の自律走行装置から避難動作を行う情報が送られた場合、前記記憶部に記憶されている前記経路情報に変更する走行制御部と、
    を備えることを特徴とする自律走行装置。
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