JP2016109818A - 画素データ処理方法および液晶表示装置 - Google Patents

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尚子 後藤
創一郎 三浦
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創一郎 三浦
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Abstract

【課題】映像に不具合が生じない画素データ処理方法および液晶表示装置を提供する。【解決手段】画素データ処理方法は、映像データ(Rin,Gin,Bin)が表す色の階調値を変換値(X1・X2)に対応付ける複数のLUTを準備するステップ(S103)と、上記複数のLUTの各変換値を上記色の彩度Cにより線形に重み付けした補正値(Xout)に、上記階調値を補正するステップ(S104)とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示装置の画素データ処理(色調補正)に関する。
(単一のガンマカーブを使用する色調補正)
通常、白色を液晶表示装置に表示させるための入力信号(映像データ)が表す種々の単色(例えばRGB)の階調値は最大になる。しかし、ホワイトバランスを調整した後の「白色」を液晶表示装置に表示させるための入力信号が表す単色のうちのある色の階調値は、最大値よりも小さくなる。ゆえに、色調補正にホワイトバランスを重視した単一のガンマカーブを使用すると、液晶表示装置は、階調値が最大になり得る高彩度色を表示できない(高輝度の単色を有効に表示できない)ことがある。
(複数のガンマカーブ等を使用する色調補正)
特許文献1は、入力信号の平均輝度レベルを閾値とし、複数のガンマカーブを設定する液晶表示装置を開示している。特許文献2は、バックライトの輝度を閾値とし、複数のガンマ値を設定する液晶表示装置を開示している。
特許第4277773号公報(2006年4月6日公開) 特許第4668342号公報(2011年3月17日公開)
しかし、特許文献1および2の液晶表示装置は、色調補正のパラメータを閾値に基づき変更している。ゆえに、色調補正後の液晶表示装置のガンマカーブは滑らかにならない。このため、液晶表示装置が表示する映像に、諧調の破綻などの不具合が生じる。以上の問題を鑑み、本発明は、映像に不具合が生じない画素データ処理方法および液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る画素データ処理方法は、赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データに応じた画像を表示する液晶パネルを備えている液晶表示装置において、上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値を生成する画素データ処理方法であって、上記映像データが表す色の階調値を変換値に対応付ける複数のLUTを準備するステップと、上記複数のLUTの各変換値を上記色の彩度により線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正するステップとを含む。
本発明の他の態様に係る液晶表示装置は、赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データに応じた画像を表示する液晶パネルと、上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値を生成する補正部とを備えている液晶表示装置であって、上記映像データが表す色の階調値を変換値に対応付ける複数のLUTを読み出す読出部と、上記色の彩度を上記液晶パネルの絵素ごとに計算する彩度計算部と、上記絵素のグループに表示する映像を上記補正値から生成する映像生成部とを備え、上記補正部は、上記複数のLUTの各変換値を上記彩度により線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正する。
本発明の各態様によれば、映像に不具合が生じない画素データ処理方法および液晶表示装置を提供できる。
実施形態1の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 図1に示される液晶表示装置の各色補正部の構成を示すブロック図である。 図2に示される色補正部における処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示される色補正部のLUT合成部が利用するガンマカーブである。 実施形態2の色補正部の構成を示すブロック図である。 図5に示される色補正部における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態4の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の第一実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
≪液晶表示装置の構成≫
図1は、本実施形態の液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、液晶表示装置1は、画像処理部2と、タイミングコントローラ3・4(映像生成部)と、液晶ドライバー5・6(映像生成部)と、液晶パネル7とを備えている。
液晶パネル7は、複数の絵素を備えている。各絵素は、互いに異なる色の光を出射する複数の画素からなり、例えば、赤画素、緑画素、および青画素(図示省略)を含んでいる。
液晶パネル7には、複数の画素列にそれぞれ対応して設けられた複数のソース線(図示省略)と、複数の画素行にそれぞれ対応して設けられた複数のゲート線(図示省略)とが設けられている。
各画素がTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を有するアクディブマトリクス駆動方式の場合、ソース線は対応のTFTのソースに接続され、ゲート線は対応のTFTのゲートに接続される。また、TFTのドレインは、液晶層を挟む一方の電極である画素電極に接続される。
画像処理部2には、外部入力信号として映像データが入力され、画像処理部2は、映像データに基づいて、液晶パネル7の各画素における開口率(光透過率)を制御するための画素データを生成し、タイミングコントローラ3・4に出力する。
タイミングコントローラ3・4は、画素データに基づいて、液晶ドライバー5・6の動作を制御するための各種制御信号を生成し、液晶ドライバー5・6に出力する。図1に示す本実施形態の液晶表示装置1は、2つのタイミングコントローラを備えているものとして説明するが、液晶表示装置1の構成はこれに限定されない。液晶表示装置1は、1つのタイミングコントローラを備えた構成であってもよいし、3つ以上のタイミングコントローラを備えた構成であってもよい。
液晶ドライバー5・6は、ソース線にデータ信号を供給するソースドライバと、ゲート線に走査信号を供給するゲートドライバとを含んでいる。ゲートドライバは、タイミングコントローラ3・4から入力された制御信号に基づいて、ゲート線を順次走査するための走査信号を生成する。ソースドライバは、タイミングコントローラ3・4から入力された制御信号に基づいて、各画素の画素電極に供給するための所定電圧のデータ信号を生成する。
複数のゲート線に順々に走査信号が供給されることによって、各画素行は順々に選択状態とされる。ソース線にデータ信号が供給されると、そのソース線に接続された選択状態の画素において、液晶層の光透過率がデータ信号に応じて変化する。そして、液晶層の光透過率に応じた透過光がRGBのカラー・フィルタに照射され、赤画素からは赤色光が出射され、緑画素からは緑色光が出射され、青画素からは青色光が出射される。これにより、液晶パネル7に、各画素からの出射光に応じた画像が表示される。
(画像処理部)
画像処理部2は、入力IF部21と、映像処理部22と、色補正部10(補正部)とを備えている。
入力IF部21は、外部から入力される映像データのデータ形式を、映像処理部22において処理可能なデータ形式に変換し、変換後の映像データを映像処理部22に出力する。具体的には、入力IF部21は、映像データのデータ形式がYUV形式であれば、RGB形式に変換することによって、赤画素に対応する赤映像データ、緑画素に対応する緑映像データ、および青画素に対応する青映像データに変換する。
映像処理部22は、入力IF部21によってフォーマット変換されたRGBの各映像データに対して、ゲイン調整およびバイアス調整などの各種映像処理を行い、処理後の映像データ(Rin・Gin・Bin)を色補正部10に出力する。
色補正部10は、映像処理部22から供給された、赤映像データRin、緑映像データGin、および青映像データBinのそれぞれに対してガンマ補正を施すことによって、各画素における光透過率を制御するための画素データ(Rout・Gout・Bout)を生成し、画素データをタイミングコントローラ3・4に出力する。これにより、液晶パネル7に表示する画像の色調整を行う。
なお、映像データ(Rin・Gin・Bin)および画素データ(Rout・Gout・Bout)は、例えば、8ビットのデータであってもよい。
(色補正部)
図2は、図1に示される液晶表示装置1の色補正部10の構成を示すブロック図であって、(a)は全体構成を示し、(b)は各色補正部20(読出部)の構成を示す。
図2の(a)に示されるように、色補正部10は、彩度計算部15と、赤(R)補正部11と、緑(G)補正部12と、青(B)補正部13とを備える。
(彩度計算部)
彩度計算部15は、映像処理部22(図1参照)に接続されている。そして、彩度計算部15は、映像処理部22から入力された映像データ(Rin・Gin・Bin)に基づき彩度Cを計算する。
彩度計算部15において、映像データが表す色の階調値は、0以上1以下の値に正規化される。例えば、この階調値が8ビットのデータであるとき、赤映像データRin・緑映像データGin・青映像データBinは、それぞれ、0以上255以下の階調値により表される。そして、彩度計算部15は、この階調値を255で割った数値を利用する。以下において、Rin・Gin・Binは、それぞれ0以上1以下の値に正規化された階調値を表す。
なお、上述の液晶パネル7の各画素における光透過率について、Rinは、赤画素の光透過率(または輝度)に比例する値である。また、Ginは、緑画素の光透過率(または輝度)に比例する値である。また、青映像データBinは、青画素の光透過率(または輝度)に比例する値である。
(R・G・B補正部)
R補正部11は、映像処理部22と、彩度計算部15とに接続されている。そして、R補正部11は、映像処理部22から入力された赤映像データRinと、彩度計算部15から入力された彩度Cとに基づき赤画素データRoutを生成する。
G補正部12は、映像処理部22と、彩度計算部15とに接続されている。そして、G補正部12は、映像処理部22から入力された緑映像データGinと、彩度計算部15から入力された彩度Cとに基づき緑画素データGoutを生成する。
B補正部13は、映像処理部22と、彩度計算部15とに接続されている。そして、B補正部13は、映像処理部22から入力された青映像データBinと、彩度計算部15から入力された彩度Cとに基づき青画素データBoutを生成する。
以上のように、R補正部11と、G補正部12と、B補正部13とは、同様の構成を備える。以下では、説明を簡略化するために、R補正部11と、G補正部12と、B補正部13とを代表し「各色補正部20」と称する。また、赤映像データRinと、緑映像データGinと、青映像データBinとを代表し「映像データXin」と称する。また、赤画素データRoutと、緑画素データGoutと、青画素データBoutとを代表し「画素データXout」と称する。
なお、映像データXinが表す色のすべて(例えばR、G、およびB)について、必ず色調補正をしなければならないわけではない。例えば、赤色について色調補正が不要であれば、R補正部11は、RinをRoutとして出力してもよい。
(ルックアップテーブル)
図2の(b)に示されるように、各色補正部20は、X1LUT201(理想輝度LUT)・X2LUT202(理想色温度LUT)を備える。
X1LUT201は、映像処理部22に接続されている。そして、X1LUT201は、映像処理部22から入力された映像データXinに対し、後述するガンマカーブγaを用いたガンマ補正を施すことにより、第一の画素データX1を生成する一次元のルックアップテーブルである。
X2LUT202は、映像処理部22に接続されている。そして、X2LUT202は、映像処理部22から入力された映像データXinに対し、後述するガンマカーブγbを用いたガンマ補正を施すことにより、第二の画素データX2を生成する一次元のルックアップテーブルである。
(LUT合成部)
図2の(b)に示されるように、各色補正部20は、LUT合成部205をさらに備える。
LUT合成部205は、X1LUT201と、X2LUT202と、彩度計算部15とに接続されている。そして、LUT合成部205は、X1LUT201から入力された第一の画素データX1と、X2LUT202から入力された第二の画素データX2と、彩度計算部15から入力された彩度Cとに基づき、画素データXoutを合成する。
LUT合成部205は、画素データXoutをタイミングコントローラ3・4(図1参照)へ出力する。なお、画素データXoutは、タイミングコントローラ3・4が正常に処理できる値に変換されてよい。例えば、タイミングコントローラ3・4が正常に処理できる値が8ビットの値であるならば、画素データXoutは、画素データXoutに255を乗じてから出力してよい。
≪液晶表示装置の動作≫
液晶表示装置1の画素データ処理(色調補正)は、概ね色補正部10により実行される。図3は、図2の(a)に示される色補正部10における処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101において、色補正部10に、映像処理部22から各色の映像データ(Rin、Gin、Bin)が入力される。
ステップS102において、彩度計算部15は、下式(1)に基づき彩度Cを計算する。
C=MAX(RGB)−MIN(RGB) ……式(1)
ここで、MAX(RGB)は、Rin・Gin・Binのうちの最大値を意味する。MIN(RGB)は、Rin・Gin・Binのうちの最小値を意味する。
ステップS103(複数のLUTを準備するステップ)において、LUT合成部205は、映像データXinが表す色(R、G、またはB)の階調値を画素データX1(変換値)に対応付けるX1LUT201を準備する。また、LUT合成部205は、この階調値を画素データX2(変換値)に対応付けるX2LUT202を準備する。
ステップS104(階調値を補正するステップ)において、LUT合成部205は、下式(2)に基づき画素データXoutを合成する。ステップS104は、二つのLUTの各変換値を映像データが表す色の彩度により線形に重み付けした補正値に、この色の階調値を補正するステップである。
Xout=C×X1+(1−C)×X2 ……式(2)
ステップS105において、LUT合成部205は、画素データXoutをタイミングコントローラ3・4に出力する。
(ガンマカーブの合成)
LUT合成部205が、画素データXoutを合成することで、上述のガンマカーブγaと、ガンマカーブγbとが合成される。
図4は、図2の(b)に示される各色補正部20のLUT合成部205が利用するガンマカーブであって、(a)はX1LUT201に格納されたガンマテーブルが示すガンマカーブγaを示し、(b)はX2LUT202に格納されたガンマテーブルが示すガンマカーブγbを示し、(c)は(a)のガンマカーブと(b)のガンマカーブとを合成したガンマカーブγを示す。
図4の(a)に示されるように、ガンマカーブγaは、映像データXinの最大値である1を、画素データX1の最大値である1に対応付けている。ガンマカーブγaは、階調値が最大になり得る高彩度色を表示することに適している。
図4の(b)に示されるように、ガンマカーブγbは、映像データXinの最大値である1を、画素データX2の最大値である1未満の値に対応付けている。ガンマカーブγbは、映像データにより表される単色のうちの少なくとも一色の階調値が最大値よりも小さくなるホワイトバランス(輝度バランス)を重視した色を表示することに適している。
そして、彩度Cが高いときにガンマカーブγaに近く、彩度Cが低いときにガンマカーブγbに近いガンマカーブを利用できることが好ましい。
図4の(c)に示されるように、LUT合成部205が合成したガンマカーブγは、ガンマカーブγaとガンマカーブγbとの間において滑らかに変化する。
上述の式(2)に示されるように、彩度C=1であるとき、Xout=X1となる。このとき、図2の(b)に示されるように、LUT合成部205が利用するLUTは、X1LUT201のみになる。つまり、ガンマカーブγは、X1LUT201に格納されたガンマテーブルが示すガンマカーブγaに一致する。ガンマカーブγは、滑らかに変化するため、彩度Cが高い(C≒1)ときに、ガンマカーブγaに近くなる。
また、彩度C=0(最小)であるとき、Xout=X2となる。このとき、図2の(b)に示されるように、LUT合成部205が利用するLUTは、X2LUT202のみになる。つまり、ガンマカーブγは、X2LUT202に格納されたガンマテーブルが示すガンマカーブγbに一致する。ガンマカーブγは、滑らかに変化するため、彩度Cが低い(C≒0)ときに、ガンマカーブγbに近くなる。
≪液晶表示装置の効果≫
以上のように、液晶表示装置1は、色調補正のパラメータを閾値に基づき変更していない。ゆえに、色調補正後の液晶表示装置1のガンマカーブγは滑らかになる。このため、液晶表示装置1が表示する映像に、諧調の破綻などの不具合は生じない。すなわち、映像に不具合が生じない液晶表示装置1を提供できる。なお、液晶表示装置1が利用する画素データ処理方法(上述の各ステップを含み得る方法)も、本発明に含まれる。
また、色調補正にホワイトバランスを重視した単一のLUT(例えばX2LUT202)を使用すると、液晶表示装置1は、階調値が最大になり得る高彩度色を表示できない(高輝度の単色を有効に表示できない)ことがある。
しかし、液晶表示装置1は、高彩度色を表示する場合、諧調値が最大である映像データを入力されれば、輝度がおおむね最大である色を表示できる。ゆえに、液晶表示装置1は、ホワイトバランス(色温度)の調整と、高輝度の単色の有効利用とを両立できる。そして、高彩度域で単色の輝度を十分確保できるため、再現色範囲が広くなる。
さらに、入力信号である映像データの平均輝度レベルやバックライトの輝度を考慮する必要がないため、色調補正を実現するための回路規模を小さくできる。
〔実施形態2〕
本発明の第二実施形態を図5〜図6に基づき説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する(本実施形態以降の実施形態においても同様)。
≪色補正部の他の構成≫
実施形態1の液晶表示装置1において、色補正部10を、後述する色補正部10a(補正部)に置き換えてもよい。
図5は、本実施形態の色補正部10aの構成を示すブロック図であって、(a)は全体構成を示し、(b)は各色補正部20a(読出部)の構成を示す。
図5の(a)に示されるように、色補正部10は、彩度計算部15と、係数計算部15aと、R補正部11aと、G補正部12aと、B補正部13aとを備える。
(係数計算部)
係数計算部15aは、彩度計算部15に接続されている。そして、係数計算部15aは、彩度計算部15から入力された彩度Cに基づき、後述する係数L・M・Nを計算する。
(R・G・B補正部)
R補正部11aは、映像処理部22と、係数計算部15aとに接続されている。そして、R補正部11aは、映像処理部22から入力された赤映像データRinと、係数計算部15aから入力された係数L・M・Nとに基づき赤画素データRoutを生成する。
G補正部12aは、映像処理部22と、係数計算部15aとに接続されている。そして、G補正部12aは、映像処理部22から入力された緑映像データGinと、係数計算部15aから入力された係数L・M・Nとに基づき緑画素データGoutを生成する。
B補正部13aは、映像処理部22と、係数計算部15aとに接続されている。そして、B補正部13aは、映像処理部22から入力された青映像データBinと、係数計算部15aから入力された係数L・M・Nとに基づき青画素データBoutを生成する。
以上のように、R補正部11aと、G補正部12aと、B補正部13aとは、同様の構成を備える。以下では、説明を簡略化するために、R補正部11aと、G補正部12aと、B補正部13aとを代表し「各色補正部20a」と称する。
(ルックアップテーブル)
図5の(b)に示されるように、各色補正部20aは、X1LUT201・X2LUT202・X3LUT203(特定彩度領域LUT)を備える。
X3LUT203は、映像処理部22に接続されている。そして、X3LUT203は、映像処理部22から入力された映像データXinに対し、所定のガンマカーブγcを用いたガンマ補正を施すことにより、第三の画素データX3を生成する一次元のルックアップテーブルである。
(LUT合成部)
図5の(b)に示されるように、各色補正部20aは、LUT合成部205aをさらに備える。
LUT合成部205aは、X1LUT201と、X2LUT202と、X3LUT203と、係数計算部15aとに接続されている。そして、LUT合成部205は、X1LUT201から入力された第一の画素データX1と、X2LUT202から入力された第二の画素データX2と、X3LUT203から入力された第三の画素データX3と、係数計算部15aから入力された係数L・M・Nとに基づき、画素データXoutを合成する。
≪本実施形態の色補正部の動作≫
図6は、図5の(a)に示される色補正部10aにおける処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS102aにおいて、係数計算部15aは、後述する関係式に基づき係数L・M・Nを計算する。
ステップS103a(複数のLUTを準備するステップ)において、LUT合成部205aは、映像データXinが表す色(R、G、またはB)の階調値を画素データX1(変換値)に対応付けるX1LUT201を準備する。また、LUT合成部205aは、この階調値を画素データX2(変換値)に対応付けるX2LUT202を準備する。また、LUT合成部205aは、この階調値を画素データX3(変換値)に対応付けるX3LUT203を準備する。
ステップS104a(階調値を補正するステップ)において、LUT合成部205aは、下式(3)に基づき画素データXoutを合成する。ステップS104aは、三つのLUTの各変換値を映像データが表す色の彩度により線形に重み付けした補正値に、この色の階調値を補正するステップである。
Xout=L×X1+M×X2+N×X3 ……式(3)
(関係式)
式(3)の係数L・M・Nの間には、下式(4)〜(7)の関係が成り立っている。
L+M+N=1 ……式(4)
L=C×(1−N) ……式(5)
M=(1−C)×(1−N) ……式(6)
N=1−|Ca−C| ……式(7)
ここで、Caは特定領域の彩度を表す。
(三つのガンマカーブの合成)
上述のとおり、実施形態1のLUT合成部205が式(2)に基づき画素データX1・X2を合成することは、ガンマカーブγa・γbを合成することに対応している。そして、LUT合成部205aが式(3)〜式(7)に基づき画素データX1・X2・X3を合成することは、ガンマカーブγa・γbに加え、あらたなガンマカーブγcを合成することに対応している。
Nは、あるパラメータへの近似度を評価したものである。例えば、N=1であるとき、式(5)によれば、L=0となる。また、式(6)によれば、M=0となる。式(3)によれば、Xout=X3となるため、図5の(b)に示されるように、LUT合成部205aが利用するLUTは、X3LUT203のみになる。つまり、合成されたガンマカーブγは、X3LUT203に格納されたガンマテーブルが示すガンマカーブγcに一致する。以上のように、Nは「ガンマカーブγがガンマカーブγcにどの程度近いのか」という近似度を評価したものである。
なお、Nは、0以上1以下の間で評価できるパラメータであれば、どのようなものであってもよい。
(数値例1)
彩度Cが特定の彩度領域(例えばC≒0.8)に含まれるときに、所定のガンマカーブγcを採用したい場合、式(7)においてCa=0.8と置けばよい。このとき、C=0.8であれば、L=0、M=0、N=1となる。上述のように、ガンマカーブγは、ガンマカーブγcに一致する。そして、ガンマカーブγは、滑らかに変化するため、彩度Cが特定の彩度領域(C≒0)に含まれるときに、ガンマカーブγcに近くなる。
(数値例2)
特定の彩度領域に関する彩度Caが0.8であり、かつ、映像データの彩度Cが0.3であるとき、以下に列挙するように係数L・M・Nを計算できる。
N=1−|0.8−0.3|=0.5
L=0.3×(1−0.5)=0.3×0.5=0.15
M=(1−0.3)×(1−0.5)=0.7×0.5=0.35
≪本実施形態の色補正部の効果≫
以上のように、色調補正のパラメータである係数L・M・Nを、閾値に基づいて変更することなく、三つのガンマカーブを合成できる。ゆえに、映像に不具合が生じず、かつ、色調補正の自由度が高い液晶表示装置1を提供できる。なお、以上の構成に限定されるわけではなく、色補正部10aは、三つを越えるガンマカーブを合成してもよい。これにより、色調補正の自由度がさらに高まる。
〔実施形態3〕
本発明の第三実施形態を説明する。
≪彩度計算部の他の構成・動作・効果≫
(構成例1)
上述の式(1)を、下式(8)に置き換えてよい。
C={MAX(RGB)−MIN(RGB)}/max ……式(8)
ここで、「max」は、映像データが表す色の階調値が取り得る最大値を意味する。例えば、この階調値が8ビットのデータであるとき、以下に列挙するように映像データ(Rin・Gin・Bin)が定まる。
(Rin,Gin,Bin)=(200,100,50)
MAX(RGB)=200
MIN(RGB)=50
max=255
C={200−50}/255=150/255=0.588
以上の彩度計算方法は簡単であるため、彩度計算部15の回路規模を小さくできる。
(構成例2)
上述の式(1)を、下式(9)に置き換えてもよい。
C=(Cb+Cr1/2 ……式(9)
「ITU-R BT.601 / ITU-R BT.709 (1250/50/2:1)」の場合、以下のように、Y、Cb、およびCrを計算することで、式(9)の彩度を計算できる。
Y=0.299×Rin+0.587×Gin+0.114×Bin
Cb=−0.168736×Rin−0.331264×Gin+0.5×Bin
Cr=0.5×Rin−0.418688×Gin−0.081312×Bin
以上の彩度計算はマンセル表色系に基づくため、液晶表示装置1の表示品位を高めることができる。
〔実施形態4〕
本発明の第四実施形態を図7に基づき説明する。
≪液晶表示装置の他の構成および動作≫
図7は、本実施形態の液晶表示装置1Aの構成を示すブロック図であって、(a)は全体構成を示し、(b)はグループ色補正部10Aの構成を示す。
図7の(a)に示されるように、液晶表示装置1Aは、画像処理部2Aと、タイミングコントローラ3・4と、液晶ドライバー5・6と、液晶パネル7とを備えている。画像処理部2Aは、入力IF部21と、映像処理部22と、グループ色補正部10A(補正部)とを備えている。
映像処理部22は、入力IF部21によってフォーマット変換されたRGBの各映像データに対して、ゲイン調整およびバイアス調整などの各種映像処理を行い、処理後の映像データ(Rin・Gin・Bin)をグループ色補正部10Aに出力する。
(グループ色補正部)
グループ色補正部10Aは、映像処理部22から供給された、赤映像データRin、緑映像データGin、および青映像データBinのそれぞれに対し、ガンマ補正を施すことによって、各画素における光透過率を制御するための画素データ(Rout・Gout・Bout)を生成し、液晶パネル7の絵素のグループごとに、画素データをタイミングコントローラ3・4に出力する。これにより、液晶パネル7に表示する画像の色調整を絵素のグループごとに行う。
図7の(b)に示されるように、グループ色補正部10Aは、グループ選択部8と、二つの色補正部10を備える。なお、色補正部10は、上述の色補正部10aであってもよい。
グループ選択部8は、映像処理部22に接続されている。そして、グループ選択部8は、映像処理部22から映像データである信号INを受け、信号INを二つの信号IN1・IN2に分ける。信号IN1は、液晶パネル7の絵素の一つのグループに対応する。信号IN1は、液晶パネル7の絵素の他のグループに対応する。
二つの色補正部10のうちの一つは、上述の絵素の一つのグループに対応する信号OUT1を出力する。二つの色補正部10のうちの他の一つは、上述の絵素の他のグループに対応する信号OUT2を出力する。信号OUT1・OUT2は、絵素のグループごとに出力された上述の画素データ(Rout・Gout・Bout)である。
≪本実施形態の液晶表示装置の効果≫
以上のように、絵素ごとに計算された彩度により画素データの補正値が重み付けられるため、特定の絵素のグループに表示する映像を生成することが容易になる。ゆえに、液晶表示装置1A全体の回路規模を小さくできる。
さらに、色補正部10(または色補正部10a)は、上述のように、彩度計算部15を備える。彩度計算部15は、彩度Cを式(1)(または式(8)〜式(9))に基づき、絵素ごとに計算することができる。つまり、彩度計算部15は、絵素の彩度Cを計算するために、他の絵素の映像データ(Rin・Gin・Bin)を必要としない。絵素のグループごとに分けられた複数の映像生成部に、補正値を分け与えることも容易になる。これにより、液晶表示装置を設計するときの自由度が高まる。
なお、「複数の映像生成部」とは、タイミングコントローラ3と液晶ドライバー5とからなる第一の部材グループと、タイミングコントローラ4と液晶ドライバー6とからなる第二の部材グループとを意味する。また、「絵素のグループ」とは、液晶パネルが備える絵素の一部であってもよいし、液晶パネルが備える絵素の全部であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る画素データ処理方法は、赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データ(映像データXin、赤映像データRin、緑映像データGin、青映像データBin、信号IN・IN1・IN2)に応じた画像を表示する液晶パネル7を備えている液晶表示装置1・1Aにおいて、上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値(画素データXout、赤画素データRout、緑画素データGout、青画素データBout、信号OUT1・OUT2)を生成する画素データ処理方法であって、上記映像データが表す色の階調値を変換値(画素データX1・X2・X3)に対応付ける複数のLUT(X1LUT201・X2LUT202・X3LUT203)を準備するステップS103・S103aと、上記複数のLUTの各変換値を上記色の彩度Cにより線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正するステップS104・S104aとを含む。
上記構成によれば、複数のLUTの各変換値は、映像データが表す色の彩度により線形に重み付けられる。このため、色調補正後の画素データは、映像データの彩度の変化に応じ滑らかに変化する。ゆえに、液晶表示装置が表示する映像に、階調が破綻するなどの不具合は生じない。
さらに、入力信号である映像データの平均輝度レベルやバックライトの輝度を考慮する必要がないため、色調補正を実現するための回路規模を小さくできる。
本発明の態様2に係る画素データ処理方法では、上記態様1において、上記複数のLUTは、上記階調値が取り得る最大値と上記変換値が取り得る最大値とを対応付ける理想輝度LUT(X1LUT201)を含み、上記理想輝度LUTの変換値と、上記彩度が最大であるときの上記補正値とは、おおむね一致してよい。
色調補正に例えばホワイトバランスを重視した単一のLUTを使用すると、液晶表示装置は、階調値が最大になり得る高彩度色を表示できない(高輝度の単色を有効に表示できない)ことがある。
上記構成によれば、液晶表示装置は、高彩度色を表示する場合、諧調値が最大である映像データを入力されれば、輝度がおおむね最大である色を表示できる。ゆえに、液晶表示装置は、例えばホワイトバランスの調整と、高輝度の単色の有効利用とを両立できる。
本発明の態様3に係る画素データ処理方法では、上記態様1または2において、上記複数のLUTは、上記映像データにより表される色のうちの少なくとも一色の階調値が取り得る最大値を、上記変換値が取り得る最大値未満の値に対応付ける理想色温度LUT(X2LUT202)を含み、上記理想色温度LUTの変換値と、上記彩度が最小であるときの上記一色についての上記補正値とは、おおむね一致してよい。
上記構成によれば、液晶表示装置は、ホワイトバランス(色温度)の調整と、例えば高輝度の単色の有効利用とを両立できる。
本発明の態様4に係る画素データ処理方法では、上記態様1から3のいずれか一態様において、上記複数のLUTは、特定の彩度領域において、上記階調値を特定の変換値に対応づける特定彩度領域LUT(X3LUT203)を含み、上記各変換値を上記彩度と、上記彩度領域に含まれる彩度Caとにより線形に重み付けした補正値に、上記階調値を補正してよい。
上記構成によれば、映像に不具合が生じず、かつ、色調補正の自由度が高い液晶表示装置を提供できる。
本発明の態様5に係る画素データ処理方法では、上記態様1から4のいずれか一態様において、上記彩度は、マンセル表色系に基づいた彩度であってよい。
上記構成によれば、色調補正後の画素データは、映像データのマンセル表色系に基づいた彩度の変化に応じ滑らかに変化する。ゆえに、液晶表示装置により表示される映像の表示品位が高まる。
本発明の態様6に係る液晶表示装置1・1Aは、赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データ(映像データXin、赤映像データRin、緑映像データGin、青映像データBin、信号IN・IN1・IN2)に応じた画像を表示する液晶パネル7と、上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値(画素データXout、赤画素データRout、緑画素データGout、青画素データBout、信号OUT1・OUT2)を生成する補正部(色補正部10・グループ色補正部10A)とを備えている液晶表示装置であって、上記映像データが表す色の階調値を変換値(画素データX1・X2・X3)に対応付ける複数のLUT(X1LUT201・X2LUT202・X3LUT203)を読み出す読出部(各色補正部20・20a)と、上記色の彩度Cを上記液晶パネルの絵素ごとに計算する彩度計算部15と、上記絵素のグループに表示する映像を上記補正値から生成する映像生成部(タイミングコントローラ3・4、液晶ドライバー5・6)とを備え、上記補正部は、上記複数のLUTの各変換値を上記彩度により線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正する。
上記構成によれば、入力信号である映像データの平均輝度レベルやバックライトの輝度を考慮する必要がない。そして、絵素ごとに計算された彩度により画素データの補正値が重み付けられるため、特定の絵素のグループに表示する映像を生成することが容易になる。ゆえに、液晶表示装置全体の回路規模を小さくできる。
さらに、絵素のグループごとに分けられた複数の映像生成部に、補正値を分け与えることも容易になる。これにより、液晶表示装置を設計するときの自由度が高まる。
なお、「絵素のグループ」とは、液晶パネルが備える絵素の一部であってもよいし、液晶パネルが備える絵素の全部であってもよい。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、映像データをガンマ補正する補正部を備えた液晶表示装置に利用することができる。
1・1A 液晶表示装置
2・2A 画像処理部
3・4 タイミングコントローラ(映像生成部)
5・6 液晶ドライバー(映像生成部)
7 液晶パネル
8 グループ選択部
10・10a 色補正部(補正部)
10A グループ色補正部(補正部)
11・11a R補正部
12・12a G補正部
13・13a B補正部
15・15a 係数計算部
20・20a 各色補正部(読出部)
201 X1LUT(理想輝度LUT)
202 X2LUT(理想色温度LUT)
203 X3LUT(特定彩度領域LUT)
205・205a LUT合成部
Bin 青映像データ(映像データ)
Bout 青画素データ(補正値)
C・Ca 彩度
Gin 緑映像データ(映像データ)
Gout 緑画素データ(補正値)
IN・IN1・IN2・OUT1・OUT2 信号
L・M・N 係数
Rin 赤映像データ(映像データ)
Rout 赤画素データ(補正値)
S103・S103a ステップ(複数のLUTを準備するステップ)
S104・S104a ステップ(階調値を補正するステップ)
Xin 映像データ
Xout 画素データ(補正値)
γ・γa・γb・γc ガンマカーブ

Claims (6)

  1. 赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データに応じた画像を表示する液晶パネルを備えている液晶表示装置において、上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値を生成する画素データ処理方法であって、
    上記映像データが表す色の階調値を変換値に対応付ける複数のLUTを準備するステップと、
    上記複数のLUTの各変換値を上記色の彩度により線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正するステップと、
    を含むことを特徴とする画素データ処理方法。
  2. 上記複数のLUTは、上記階調値が取り得る最大値と上記変換値が取り得る最大値とを対応付ける理想輝度LUTを含み、
    上記理想輝度LUTの変換値と、上記彩度が最大であるときの上記補正値とは、おおむね一致することを特徴とする請求項1に記載の画素データ処理方法。
  3. 上記複数のLUTは、上記映像データにより表される色のうちの少なくとも一色の階調値が取り得る最大値を、上記変換値が取り得る最大値未満の値に対応付ける理想色温度LUTを含み、
    上記理想色温度LUTの変換値と、上記彩度が最小であるときの上記一色についての上記補正値とは、おおむね一致することを特徴とする請求項1または2に記載の画素データ処理方法。
  4. 上記複数のLUTは、特定の彩度領域において、上記階調値を特定の変換値に対応づける特定彩度領域LUTを含み、
    上記各変換値を上記彩度と、上記彩度領域に含まれる彩度とにより線形に重み付けした補正値に、上記階調値を補正することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画素データ処理方法。
  5. 上記彩度は、マンセル表色系に基づいた彩度であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画素データ処理方法。
  6. 赤画素、緑画素、および青画素を含む絵素を有しており、外部から入力される映像データに応じた画像を表示する液晶パネルと、
    上記映像データを補正することにより、各画素の光透過率を制御するための画素データの補正値を生成する補正部と、を備えている液晶表示装置であって、
    上記映像データが表す色の階調値を変換値に対応付ける複数のLUTを読み出す読出部と、
    上記色の彩度を上記液晶パネルの絵素ごとに計算する彩度計算部と、
    上記絵素のグループに表示する映像を上記補正値から生成する映像生成部と、を備え、
    上記補正部は、上記複数のLUTの各変換値を上記彩度により線形に重み付けした上記補正値に、上記階調値を補正することを特徴とする液晶表示装置。
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