JP2016105532A - 受信装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】NIT(Network Information Table)によらずに局選択キーの割り当ての更新を可能にする受信装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】受信装置10は、放送波を受信する放送受信部11と、放送受信部11を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部16と、放送受信部11を介して取得されるサービスIDとキーIDとに基づいて、記憶部16に記憶されているキーIDを、取得したキーIDに更新する更新部177と、入力されたキーIDと、記憶部16に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスの提供する情報を表示する表示部15とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、受信装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
テレビジョン放送においては、地上波放送、衛星放送、専用回線を用いた映像・音声のコンテンツの放送、及びインターネット、携帯電話網などの通信ネットワークを介した動画コンテンツの配信サービスが提供されている。受信装置は、地上波放送、衛星放送、専用回線などからコンテンツを受信するとともに、インターネット、携帯電話網などの通信ネットワークからコンテンツを受信する。すなわち受信装置は、放送経路と通信経路との複数の経路を介して、コンテンツを受信する。
また、受信装置は、リモートコントローラ装置(いわゆるリモコン)から送信される局選択情報に基づいて、放送局を選択する。このリモートコントローラ装置は、複数(例えば12個)の局選択キーを備えている。受信装置のユーザが、複数の局選択キーのうちの1つの局選択キーを押下することにより、受信装置は、選択された放送局のコンテンツを表示する。ここで、特許文献1には、番組中継装置が、NIT(Network Information Table)に記載されているリモコンの番号に紐付けされた情報を記憶するテーブルを有し、受信装置はリモコンの番号に紐付けされた情報を出力すること、が記載されている。
また、受信装置は、リモートコントローラ装置(いわゆるリモコン)から送信される局選択情報に基づいて、放送局を選択する。このリモートコントローラ装置は、複数(例えば12個)の局選択キーを備えている。受信装置のユーザが、複数の局選択キーのうちの1つの局選択キーを押下することにより、受信装置は、選択された放送局のコンテンツを表示する。ここで、特許文献1には、番組中継装置が、NIT(Network Information Table)に記載されているリモコンの番号に紐付けされた情報を記憶するテーブルを有し、受信装置はリモコンの番号に紐付けされた情報を出力すること、が記載されている。
ところで、近年、受信装置が受信可能な放送局の数は、リモートコントローラ装置が備える局選択キーの数を上回る場合がある。すなわち、局選択キーに割り当てられている放送局と、割り当てがされていない放送局とが生じる場合がある。この場合、局選択キーに割り当てられている放送局に比べて、割り当てがされていない放送局は、ユーザから選択されにくいことがある。また、割り当てられたサービスが廃止されることもある。この場合、局選択キーに割り当てる放送局を、放送局側から更新可能であることが望まれる。しかしながら、特許文献1では、NITにリモコンの番号に紐付けされた情報を記載しているため、NITを送信しない通信経路を介して、局選択キーの割り当ての更新をすることができないという欠点があった。
現在、検討されている超高精細度テレビジョン放送の多重化方式では、MMT(MPEG Media Transport)方式が使われる。この方式は、IPベースのため、IP再送信などで多くの部分か共用可能である。しかしながら、従来のNITに該当するTLV−NITは、放送分配システムの境界でのTLV−NITの置き換えを容易にするよう設計されており、IP再送信では置き換えられる。この時、正確に局選択キーの割り当てが受信機に届かない。
現在、検討されている超高精細度テレビジョン放送の多重化方式では、MMT(MPEG Media Transport)方式が使われる。この方式は、IPベースのため、IP再送信などで多くの部分か共用可能である。しかしながら、従来のNITに該当するTLV−NITは、放送分配システムの境界でのTLV−NITの置き換えを容易にするよう設計されており、IP再送信では置き換えられる。この時、正確に局選択キーの割り当てが受信機に届かない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、NITによらずに局選択キーの割り当ての更新を可能にすることができる受信装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、放送波を受信する放送受信部と、前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、前記放送受信部を介して取得されるサービスIDとキーIDとに基づいて、前記記憶部に記憶されているキーIDを、取得したキーIDに更新する更新部と、入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする受信装置である。
(2)また、本発明の一態様は、放送波を受信する放送受信部と、前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、制御部と、を備える受信装置における情報処理方法であって、前記制御部が、サービスIDとキーIDとを前記放送受信部を介して取得する取得過程と、前記制御部が、前記記憶部に記憶されているキーIDを、前記取得過程において取得されキーIDに更新する更新過程と、を含むことを特徴とする情報処理方法である。
(3)また、本発明の一態様は、放送波を受信する放送受信部と、前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、制御部と、を備える受信装置のコンピュータに、前記制御部が、サービスIDとキーIDとを前記放送受信部を介して取得する取得ステップと、前記制御部が、前記記憶部に記憶されているキーIDを、前記取得ステップにおいて取得されキーIDに更新する更新ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、NIT、またはTLV−NITによらずに局選択キーの割り当ての更新を可能にすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[放送システムの構成]
まず、本発明の第1の実施形態に係る放送システム1について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の概念図である。
放送システム1は、受信装置10と、送信装置20とを含んで構成される。放送システム1において、受信装置10と、送信装置20とは、それぞれ複数存在しうる。しかし、以下では説明を簡潔にするため、受信装置10と、送信装置20とが、それぞれ1つずつ含まれる場合について説明する。また、以下では、一例として、放送システム1がメディアトランスポート方式としてMMT(MPEG Media Transport)方式を用いる場合について説明する。
送信装置20は、番組データi1と番組情報i2、キー割りあてデータi20とが多重化された放送波を送出することができる。送信装置20から送信された放送波は、地上波を用いるか、又はケーブルのような有線伝送路を介するか、又は放送衛星BSを介して受信装置10に伝送される。以下では放送衛星BSを介して伝送される場合を例にして説明をする。ここで、番組情報i2とは、放送波により伝送される放送番組についての付帯情報である。具体的には、例えば、番組情報i2には、番組識別情報と、放送日時情報とが含まれる。番組識別情報とは、放送番組を識別する情報、すなわち放送される事項(番組)の種類、内容、分量、及び配列である。放送日時情報とは、番組の放送日時を示す情報である。また、番組情報i2には、番組表の生成に用いられる各種情報が含まれる。
[放送システムの構成]
まず、本発明の第1の実施形態に係る放送システム1について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の概念図である。
放送システム1は、受信装置10と、送信装置20とを含んで構成される。放送システム1において、受信装置10と、送信装置20とは、それぞれ複数存在しうる。しかし、以下では説明を簡潔にするため、受信装置10と、送信装置20とが、それぞれ1つずつ含まれる場合について説明する。また、以下では、一例として、放送システム1がメディアトランスポート方式としてMMT(MPEG Media Transport)方式を用いる場合について説明する。
送信装置20は、番組データi1と番組情報i2、キー割りあてデータi20とが多重化された放送波を送出することができる。送信装置20から送信された放送波は、地上波を用いるか、又はケーブルのような有線伝送路を介するか、又は放送衛星BSを介して受信装置10に伝送される。以下では放送衛星BSを介して伝送される場合を例にして説明をする。ここで、番組情報i2とは、放送波により伝送される放送番組についての付帯情報である。具体的には、例えば、番組情報i2には、番組識別情報と、放送日時情報とが含まれる。番組識別情報とは、放送番組を識別する情報、すなわち放送される事項(番組)の種類、内容、分量、及び配列である。放送日時情報とは、番組の放送日時を示す情報である。また、番組情報i2には、番組表の生成に用いられる各種情報が含まれる。
受信装置10は、放送(BS放送)を受信する。以下では、一例として、受信装置10とは、テレビジョン受像機(テレビ)であるとして説明する。つまり、受信装置10とは、送信装置20から送出された放送波を受信し、放送波に含まれる番組データi1を表示するテレビである。受信装置10は、放送波に含まれる番組情報i2を取得する。
また、受信装置10は、放送波に含まれるコンテンツデータi3を取得する。次に、受信装置10は、取得した番組情報i2とコンテンツデータi3とに基づいて電子番組表i4を生成する。そして、受信装置10は、生成した電子番組表i4を表示する。
また、受信装置10は、放送波に含まれるキー割りあてデータi20を取得する。次に、受信装置10は、取得したキー割りあてデータi20に基づいて、キー割り当て表i40を更新する。
また、受信装置10は、放送波に含まれるコンテンツデータi3を取得する。次に、受信装置10は、取得した番組情報i2とコンテンツデータi3とに基づいて電子番組表i4を生成する。そして、受信装置10は、生成した電子番組表i4を表示する。
また、受信装置10は、放送波に含まれるキー割りあてデータi20を取得する。次に、受信装置10は、取得したキー割りあてデータi20に基づいて、キー割り当て表i40を更新する。
[受信装置の構成の概要]
ここで、受信装置10の構成の概要について、図2から図4を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る受信装置10が表示する電子番組表の一例を示す模式図である。
ここで、受信装置10の構成の概要について、図2から図4を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る受信装置10が表示する電子番組表の一例を示す模式図である。
受信装置10は、電子番組表i4を表示する。この電子番組表i4の一例を、図2に示す。この図2に示す電子番組表i4の例において、放送局は、電子番組表i4の一段目に示される。また、番組の放送時刻は、電子番組表i4の左端の列に示される。つまり、放送局別の各番組の放送日時は、一段目に示される放送局と、左端の列に示される時刻とにより定まる枠により表されている。以下では、この枠により定まる各番組の領域をセルと称する。具体的には、この一例の場合、電子番組表i4の一段目に示す放送局のうち左端の放送局はAテレビジョンである。また、電子番組表i4の一段目に示す放送局には、MZテレビ、テレビX、国営放送が含まれる。これら放送局には、それぞれサービスIDが付与される。この一例において、Aテレビジョンには、サービスID”0x01”が付与される。また、この一例において、MZテレビにはサービスID”0x02”が、テレビXにはサービスID”0x03”が、国営放送にはサービスID”0x04”が、それぞれ付与される。以下の説明において、サービスIDをサービス識別とも称する。
なお、この一例では、1つの放送局に1つのサービスIDが付与される場合について説明するが、これに限られない。1つの放送局に複数のサービスIDが付与されてもよい。例えば、1つの放送局が、複数のサービスを提供している場合には、サービスごとにサービスIDが付与される。具体的には、1つの放送局が、無料チャネルと、有料チャネルとを提供している場合、無料チャネルにサービスID”0x05”を、有料チャネルにサービスID”0x06”を付与する。すなわち、この場合サービスIDは、放送局が提供するサービスごとに付与される。
次に、図3を参照して、リモートコントロールキーIDについて説明する。
図3は、同実施形態に係る受信装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、受信装置10と、リモートコントローラRCとは、赤外線通信を行う。このリモートコントローラRCは、複数の操作キー(不図示)を備えている。この操作キーには、放送局を選択するため局選択キーが含まれる。ここでは、リモートコントローラRCが、12個の局選択キーを備える場合を一例にして説明する。この局選択キーには、それぞれリモートコントロールキーIDが付与されている。具体的には、局選択キーkey1には、リモートコントロールキーID”0x1”が付与されている。また、局選択キーkey2には、リモートコントロールキーID”0x2”が、局選択キーkey3には、リモートコントロールキーID”0x3”が、局選択キーkey4には、リモートコントロールキーID”0x4”が、それぞれ付与される。なお、以下の説明において、リモートコントローラRCを、リモコンRCとも称する。また、リモートコントロールキーIDを、単にキーIDとも称する。
図3は、同実施形態に係る受信装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、受信装置10と、リモートコントローラRCとは、赤外線通信を行う。このリモートコントローラRCは、複数の操作キー(不図示)を備えている。この操作キーには、放送局を選択するため局選択キーが含まれる。ここでは、リモートコントローラRCが、12個の局選択キーを備える場合を一例にして説明する。この局選択キーには、それぞれリモートコントロールキーIDが付与されている。具体的には、局選択キーkey1には、リモートコントロールキーID”0x1”が付与されている。また、局選択キーkey2には、リモートコントロールキーID”0x2”が、局選択キーkey3には、リモートコントロールキーID”0x3”が、局選択キーkey4には、リモートコントロールキーID”0x4”が、それぞれ付与される。なお、以下の説明において、リモートコントローラRCを、リモコンRCとも称する。また、リモートコントロールキーIDを、単にキーIDとも称する。
次に、キー割りあて表i40について説明する。受信装置10は、記憶部16を備えている。この記憶部16には、キー割りあて表i40が記憶されている。このキー割りあて表i40の具体例について、図4を参照して説明する。
図4は、同実施形態に係るキー割り当て表のデータ構造を示す概略図である。
キー割りあて表i40には、サービスIDと、リモートコントロールキーIDとが1対1に対応付けられて記憶されている。具体的には、キー割りあて表i40には、サービスID”0x01”と、キーID”0x1”とが対応付けられて記憶されている。また、キー割りあて表i40には、サービスID”0x02”とキーID”0x2”とが、サービスID”0x03”とキーID”0x3”とが、サービスID”0x04”とキーID”0x4”とが、それぞれ対応付けられて記憶されている。
キー割りあて表i40には、サービスIDと、リモートコントロールキーIDとが1対1に対応付けられて記憶されている。具体的には、キー割りあて表i40には、サービスID”0x01”と、キーID”0x1”とが対応付けられて記憶されている。また、キー割りあて表i40には、サービスID”0x02”とキーID”0x2”とが、サービスID”0x03”とキーID”0x3”とが、サービスID”0x04”とキーID”0x4”とが、それぞれ対応付けられて記憶されている。
次に、ユーザがリモコンRCの局選択キーを操作した場合に、受信装置10が放送局を選択する仕組みについて説明する。この一例では、リモコンRCと、受信装置10とは、赤外線通信によって通信可能である。受信装置10のユーザがリモコンRCの局選択キーを操作すると、リモコンRCは、操作された局選択キーのキーIDを、受信装置10に送信する。受信装置10は、リモコンRCが送信するキーIDを受信し、受信したキーIDに対応するサービスIDを取得する。具体的には、受信装置10は、受信したキーIDを検索キーにして、図4に示すキー割りあて表i40を検索する。例えば、受信装置10が、キーID”0x3”を受信した場合には、受信装置10は、キーID”0x3”を検索キーにして、キー割りあて表i40を検索し、その検索の結果、サービスID”0x03”を取得する。上述したように、テレビXには、サービスID”0x03”が付与されている。すなわち、サービスID”0x03”とは、テレビXを示す。受信装置10は、リモコンRCからキーID”0x3”を受信すると、複数の放送局のうちから、テレビXを選択する。受信装置10は、選択したテレビXが提供するサービス(例えば、番組)を表示する。
ここで、受信装置10は、キー割りあて表i40を更新することにより、サービスIDとキーIDとの対応関係を更新することができる。また、送信装置20から、受信装置10に対して、キー割りあて表i40を更新する情報を送信することにより、放送局側から、サービスIDとキーIDとの対応関係を更新することができる。受信装置10がキー割りあて表i40を更新する仕組みについて、図1から図6を参照して説明する。
[キー割りあて表の更新]
図1に示すように、送信装置20は、キー割りあてデータi20を、放送衛星BSを介して受信装置10に送信する。この放送衛星BSを介して送信されるキー割りあてデータi20を介して送信されるキー割りあてデータi20の一例について、図5及び図6を参照して説明する。なお、ここではキー割りあてデータi20について説明し、キー割りあてデータi20についての説明は省略する。
図1に示すように、送信装置20は、キー割りあてデータi20を、放送衛星BSを介して受信装置10に送信する。この放送衛星BSを介して送信されるキー割りあてデータi20を介して送信されるキー割りあてデータi20の一例について、図5及び図6を参照して説明する。なお、ここではキー割りあてデータi20について説明し、キー割りあてデータi20についての説明は省略する。
この一例において、キー割りあてデータi20は、MH−サービス記述テーブル及びリモートコントロールキーID記述子として実装される。以下の説明において、MH−サービス記述テーブルは、MH−Service_Description_Tableとも称する。また、リモートコントロールキーID記述子は、Rk_Id_descriptorとも称する。また、以下の説明において、リモートコントロールキーID記述子は、リモートコントローラーキーID記述子とも称し、リモコンキーID記述子とも称する。まず、図5を参照してMH−サービス記述テーブルの具体例について説明する。
図5は、MH−サービス記述テーブルのデータ構造を示す概略図である。セクションシンタクス指示は1ビットのフィールドで、常に”1”とする。セクション長は、12ビットのフィールドで、先頭の2ビットは常に”00”とする。セクション長は、セクション長フィールドの直後からCRCを含むセクションの最後までのセクションのバイト数を規定する。全セクションの長さが1024バイトを超えないようにするため、セクション長は1021を超えてはならない。TLV(Type Length Value)ストリーム識別は、16ビットのフィールドであり、MH―SDTが示すTLVストリームをその分配システム内の他の多重から識別するラベルの役割をする。バージョン番号は、5ビットのフィールドであり、サブテーブルのバージョン番号である。バージョン番号は、サブテーブル内の情報に変化があった場合に1加算される。その値が31になった場合は、その次は0に戻る。カレントネクスト指示が”1”の場合は、バージョン番号はテーブル識別とネットワーク識別で定義される現在のサブテーブルのバージョン番号になる。カレントネクスト指示が”0”の場合は、バージョン番号はテーブル識別とネットワーク識別で定義される次のサブテーブルのバージョン番号になる。カレントネクスト指示は、1ビットの指示である。カレントネクスト指示が”1”の場合には、サブテーブルが現在のサブテーブルであることを示す。カレントネクスト指示が”0”の場合は、送られるサブテーブルはまだ適用されず、次のサブテーブルとして使用されることを示す。セクション番号は、8ビットのフィールドであり、セクションの番号を表す。サブテーブル中の最初のセクションのセクション番号は、0x00である。セクション番号は、同一のテーブル識別、TLVストリーム識別、オリジナルネットワーク識別を持つセクションの追加ごとに1加算される。最終セクション番号は、8ビットのフィールドであり、そのセクションが属するサブテーブルの最後のセクション(すなわち、最大のセクション番号を持つセクション)の番号を規定する。オリジナルネットワーク識別は、16ビットのフィールドであり、元の分配システムのネットワーク識別を規定するラベルの役割をする。
サービス識別は、16ビットのフィールドで、そのTLVストリーム内の他のサービスからこのサービスを識別するためのラベルの役割をする。EIT(Event Information Table)事業者定義フラグは、3ビットのフィールドであり、EITの送出有無を示す拡張として、放送事業者が独自に定義することができる。EIT事業者定義フラグは、使用しない場合は、”111”とする。EIT[スケジュール]フラグは、1ビットのフィールドであり、”1”の場合はそのサービスのEIT[スケジュール]情報が現在のTLVストリーム内にあることを示す。このフラグが”0”の場合は、そのサービスのEIT[スケジュール]情報が現在のTLVストリーム内には存在しないことを表す。EIT[現在/次]フラグは、1ビットのフィールドであり、”1”の場合はそのサービスのEIT[現在/次]情報が現在のTLVストリーム内にあることを示す。このフラグが”0”の場合は、そのサービスのEIT[現在/次]情報が現在のTLVストリーム内には存在しないことを表す。進行状態は、3ビットのフィールドであり、その値によってサービスの状態を示す。進行状態が”1”の場合には、非実行中を示す。進行状態が”2”の場合には、数秒以内に開始を示す。進行状態が”3”の場合には、停止中を示す。進行状態が”4”の場合には、実行中を示す。スクランブルは、1ビットのフィールドであり、”0”の場合はそのイベント内の全てのコンポーネントストリームがスクランブルされていないことを示す。”1”の場合は、一つ以上のストリームへのアクセスがCAシステムにより制御されていることを示す。記述子ループ長は、12ビットのフィールドであり、後続の記述子の全バイト長を規定する。CRCは、ITU−T勧告H.222.0に従うものとする。次に、リモコンキーID記述子のデータ構造を、図6に示す。
図6は、リモートコントロールキーID記述子のデータ構造を示す概略図である。リモートコントロールキーIDは、リモコンRCの局選択ボタンに対応する識別情報である。適用日時は、40ビットのフィールドであって、受信装置10がキー割りあて表i40を更新可能な日時を示す。受信装置10は、リモートコントロールキーIDを受信した場合に、適用日時を参照する。受信装置10は、現在の日時が適用日時を過ぎている場合には、受信したリモートコントロールキーIDを用いて、キー割りあて表i40を更新可能である。一方、受信装置10は、現在の日時が、適用日時を過ぎていない場合には、受信したリモートコントロールキーIDを用いたキー割りあて表i40の更新をしない。この一例において、適用日時は、日本標準時(JST)と修正ユリウス日(MJD)による現在日付と現在時刻とを含む。
適用説明記述長は、8ビットのフィールドであり、後続の適用説明記述のバイト長を表す。適用説明記述は、8ビットのフィールドであり、キー割りあて表i40を更新する場合に、受信装置10がユーザに対して表示する文字情報である。具体的には、適用説明記述とは、「局選択キーの割りあての更新を承諾しますか?」などの文字情報である。
[受信装置の機能構成]
次に、受信装置10の機能構成について、再び図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る受信装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、放送受信部11と、赤外線通信部13と、音声出力部14と、表示部15と、記憶部16と、制御部17と、を含んで構成される。制御部17は、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、表示処理部174と、キー割りあて更新部177と、を含んで構成される。また、表示処理部174は、映像処理部175と、番組表生成部176と、を含んで構成される。
次に、受信装置10の機能構成について、再び図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る受信装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、放送受信部11と、赤外線通信部13と、音声出力部14と、表示部15と、記憶部16と、制御部17と、を含んで構成される。制御部17は、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、表示処理部174と、キー割りあて更新部177と、を含んで構成される。また、表示処理部174は、映像処理部175と、番組表生成部176と、を含んで構成される。
放送受信部11は、チューナーを含む。放送受信部11は、送信装置20から送出された放送波を受信する。放送受信部11は、受信した放送波に含まれる放送信号を復調部171に出力する。
また、放送受信部11は、送信装置20から放送衛星BSを介して送信されるMH−サービス記述テーブル(図5)を受信する。このMH−サービス記述テーブルには、リモコンキー情報であるキー割りあてデータi20が含まれている。
また、放送受信部11は、送信装置20から放送衛星BSを介して送信されるMH−サービス記述テーブル(図5)を受信する。このMH−サービス記述テーブルには、リモコンキー情報であるキー割りあてデータi20が含まれている。
記憶部16は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含み、その他に不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などを含むことができる。記憶部16は、受信装置10が含むCPU(Central Processing Unit)が実行するための各種プログラムやCPUが実行した処理の結果などを記憶する。また、記憶部16は、ビデオメモリを含み、表示部15が表示する画像を示す画像情報を記憶する。また、記憶部16は、図4に示すキー割りあて表i40を記憶する。
赤外線通信部13は、受信装置10に付属するリモートコントローラRCと赤外線通信を行う。赤外線通信部13は、リモートコントローラRCから、リモートコントローラRCが受け付けたユーザの操作を示す信号を受信すると、受信した信号を制御部17に出力する。
ここで、リモートコントローラRCは、ユーザが局選択キーを押下する操作を検出すると、押下された局選択キーに対応するキーIDを送信する。具体的には、リモートコントローラRCは、ユーザが局選択キーkey1を押下する操作を検出すると、押下された局選択キーkey1に対応するキーID”0x1”を送信する。また、リモートコントローラRCは、ユーザが局選択キーkey2を押下する操作を検出すると、押下された局選択キーkey2に対応するキーID”0x2”を送信する。同様に、リモートコントローラRCは、ユーザが局選択キーkey3を押下する操作を検出すると、キーID”0x3”を、ユーザが局選択キーkey4を押下する操作を検出すると、キーID”0x4”を、それぞれ送信する。すなわち、赤外線通信部13が受信する信号には、キーIDが含まれている。赤外線通信部13は、受信したキーIDを、制御部17に出力する。
制御部17のキー割りあて更新部177は、放送受信部11が受信したMH−サービス記述テーブルに基づいて、記憶部16に記憶されているキー割りあて表i40を更新する。具体的には、キー割りあて更新部177は、放送受信部11が受信したMH−サービス記述テーブルからキー割りあてデータi20を取得する。このキー割りあてデータi20には、サービスIDと、このサービスIDに対応するリモコンキーID記述子とが含まれている。キー割りあて更新部177は、取得したキー割りあてデータi20に含まれているサービスIDと、リモコンキーID記述子(図6)とを取得する。次に、キー割りあて更新部177は、取得したサービスIDと、リモコンキーID記述子に含まれるキーIDとに基づいて、キー割りあて表i40を更新する。より具体的には、キー割りあて更新部177は、取得したサービスIDを検索キーにしてキー割りあて表i40を検索し、検索の結果得られたサービスIDに対応するキーIDを、取得したキーIDに更新する。これにより、キー割りあて表i40のキーIDは、送信装置20から送信されたMH−サービス記述テーブルに含まれるキーIDに更新される。この送信装置20から送信されたMH−サービス記述テーブルとは、放送局側から放送衛星BSを介して提供される情報である。つまり、キー割りあて更新部177は、放送局側から放送衛星BSを介して提供される情報によって、キー割りあて表i40のキーIDを更新する。換言すれば、受信装置10は、キー割りあて更新部177を備えることにより、キー割りあて表i40のキーIDを、放送局側から放送衛星BSを介して提供される情報によって更新することができる。
音声出力部14は、スピーカーを含む。音声出力部14は、音声処理部173から取得した音声信号に基づいて音声を再生する。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのディスプレイを含む。表示部15は、表示処理部174から取得した画像信号に基づいて、番組の映像や電子番組表などの画像を表示する。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのディスプレイを含む。表示部15は、表示処理部174から取得した画像信号に基づいて、番組の映像や電子番組表などの画像を表示する。
復調部171は、放送受信部11から受信した放送信号を復調する。復調部171は、復調した放送信号を分離部172に出力する。
分離部172は、復調部171から取得した放送信号に含まれる各種情報を分離して、分離された各種情報を各機能部に出力する。具体的には、分離部172は、放送信号から番組データと番組情報とを分離する。この番組データは、番組を構成する音声と映像とのうちの少なくともいずれか1つを含むデータである。分離部172は、番組データから音声データを分離して音声処理部173に出力する。また、分離部172は、番組データから映像データを分離して映像処理部175に出力する。分離部172は、放送信号から分離したPSI/SI情報を番組表生成部176に出力する。
分離部172は、復調部171から取得した放送信号に含まれる各種情報を分離して、分離された各種情報を各機能部に出力する。具体的には、分離部172は、放送信号から番組データと番組情報とを分離する。この番組データは、番組を構成する音声と映像とのうちの少なくともいずれか1つを含むデータである。分離部172は、番組データから音声データを分離して音声処理部173に出力する。また、分離部172は、番組データから映像データを分離して映像処理部175に出力する。分離部172は、放送信号から分離したPSI/SI情報を番組表生成部176に出力する。
音声処理部173は、分離部172から番組の音声信号を取得し、取得した音声信号を復号化する。音声処理部173は、復号化した音声信号を音声出力部14に出力する。また、音声処理部173は、放送受信部11により取得されたコンテンツデータが符号化された音声信号を含む場合、符号化された音声信号を復号化する。音声処理部173は、復号化した音声信号を音声出力部14に出力する。
表示処理部174は、リモートコントローラRCが受け付けた操作に応じた画像を表示部15に表示させる。具体的には、リモートコントローラRCがユーザによるチャンネルの選択操作を受け付けると、表示処理部174は、選択されたチャンネルにおいて放送されている番組の映像信号を表示部15に出力する。また、リモートコントローラRCが電子番組表を表示させる操作を受け付けると、表示処理部174は、電子番組表を生成する。そして、表示処理部174は、生成した電子番組表の画像を示す映像信号を表示部15に出力する。
表示処理部174の映像処理部175は、分離部172から映像信号を取得し、取得した映像信号を復号化する。映像処理部175は、復号化した映像信号を表示部15に出力する。また、映像処理部175は、放送受信部11により取得されたコンテンツデータが符号化された映像信号を含む場合、符号化された映像信号を復号化する。映像処理部175は、復号化した映像信号を表示部15に出力する。
番組表生成部176は、分離部172から取得する各種テーブルと、放送受信部11により取得するコンテンツデータとに基づいて、電子番組表を生成する。表示部15は、番組表生成部176が生成した電子番組表を表示する。
[受信装置の動作]
次に、受信装置10の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る受信装置10によるキー割りあて表i40の更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部17(図3)は、通信信号からMH−サービス記述テーブル(図5)を取得し、取得したMH−サービス記述テーブルから、リモコンキー情報、すなわちキー割りあてデータi20を抽出する(ステップS101)。キー割りあてデータi20には、サービスIDと、リモートコントロールキーID記述子とが含まれる。また、リモートコントロールキーID記述子(図6)には、キーIDと、適用日時と、適用説明記述とが含まれる。すなわち、制御部17は、通信信号からサービスIDと、キーIDと、適用日時と、適用説明記述とを取得する。その後、制御部17は、ステップS102に処理を進める。
次に、受信装置10の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る受信装置10によるキー割りあて表i40の更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部17(図3)は、通信信号からMH−サービス記述テーブル(図5)を取得し、取得したMH−サービス記述テーブルから、リモコンキー情報、すなわちキー割りあてデータi20を抽出する(ステップS101)。キー割りあてデータi20には、サービスIDと、リモートコントロールキーID記述子とが含まれる。また、リモートコントロールキーID記述子(図6)には、キーIDと、適用日時と、適用説明記述とが含まれる。すなわち、制御部17は、通信信号からサービスIDと、キーIDと、適用日時と、適用説明記述とを取得する。その後、制御部17は、ステップS102に処理を進める。
次に、制御部17は、ステップS101において取得した適用日時と、現在時刻とを比較する(ステップS102)。
次に、制御部17は、ステップS102における比較の結果、現在の日時が適用日時を過ぎている場合には適用可能と判定し(ステップS103;YES)、処理をステップS104に進める。一方、制御部17は、ステップS102における比較の結果、現在の日時が適用日時を過ぎていない場合には適用可能ではないと判定し(ステップS103;NO)、この図に示される処理を終了する。
次に、制御部17は、ステップS101において取得した適用説明記述を、表示部15に表示する(ステップS104)。上述したように、この適用説明記述には、「リモコンの局選択キーの割りあての更新を承諾しますか?」の文字情報が含まれる。すなわち、制御部17は、「局選択キーの割りあての更新を承諾しますか?」の文字を表示部15に表示する。また、制御部17は、「承諾する」及び「承諾しない」の文字を表示部15に表示する。この「承諾する」及び「承諾しない」の文字は、リモコンRCの操作によってユーザが選択可能である。ユーザは、局選択キーの割りあての更新を承諾する場合には、リモコンRCの操作によって「承諾する」の文字を選択する。一方、ユーザは、局選択キーの割りあての更新を承諾しない場合には、リモコンRCの操作によって「承諾しない」の文字を選択する。
次に、制御部17は、ユーザが局選択キーの割りあての更新を承諾する操作を行ったか否かを判定する(ステップS105)。制御部17は、ユーザが承諾する操作を行ったと判定した場合(ステップS105;YES)には、処理をステップS106に進める。一方、制御部17は、ユーザが承諾する操作を行っていないと判定した場合(ステップS105;NO)には、この図に示される処理を終了する。
次に、制御部17のキー割りあて更新部177は、ステップS101において受信したサービスIDと、キーIDとに基づいて、キー割りあて表i40を更新し(ステップS106)、この図に示される処理を終了する。
[受信装置のハードウェア構成]
次に、図8を参照して、受信装置10のハードウェア構成について説明する。
図8は、受信装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、CPU100、ROM1001、RAM1002、不揮発メモリ1003、チューナー(Tuner)101、復調モジュール(Decrypt)103、分離モジュール(Demux)104、音声復号モジュール(Audio Decoder)105、スピーカー106、映像復号モジュール(Video Decoder)107、描画モジュール108、ビデオメモリ1081、及びディスプレイ109を含んで構成される。
CPU100と、記憶媒体1001と、チューナー101と、復調モジュール103と、分離モジュール104と、音声復号モジュール105と、映像復号モジュール107と、描画モジュール108と、ビデオメモリ1081とは、バス(母線)を介して相互に接続される。
次に、図8を参照して、受信装置10のハードウェア構成について説明する。
図8は、受信装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、CPU100、ROM1001、RAM1002、不揮発メモリ1003、チューナー(Tuner)101、復調モジュール(Decrypt)103、分離モジュール(Demux)104、音声復号モジュール(Audio Decoder)105、スピーカー106、映像復号モジュール(Video Decoder)107、描画モジュール108、ビデオメモリ1081、及びディスプレイ109を含んで構成される。
CPU100と、記憶媒体1001と、チューナー101と、復調モジュール103と、分離モジュール104と、音声復号モジュール105と、映像復号モジュール107と、描画モジュール108と、ビデオメモリ1081とは、バス(母線)を介して相互に接続される。
CPU100は、プログラム、各種データを読み出して、当該CPU100を備える自装置を制御する。ROM1001は、例えば、プログラムを記憶する記憶媒体である。RAM1002は、例えば、各種データ、プログラムを一時的に記憶する記憶媒体である。不揮発メモリは、HDD、フラッシュメモリなどの記憶媒体であり、例えば、各種データを記憶する。
CPU100が読み出すプログラムは、ROM1001に記憶されている一例を示したが、他の記憶媒体に記憶されていてもよいし、ネットワークからダウンロードされたものであってもよい。CPU100が読み出す各種データは、不揮発メモリに記憶されている一例を示したが、ROM1001に記憶されていてもよいし、ネットワークからダウンロードした各種データであってもよい。
チューナー101は、放送波を受信する。復調モジュール103は、放送信号を復調する。分離モジュール104は、放送信号から各種データを分離する。音声復号モジュール105は、符号化された音声信号を復号化する。映像復号モジュール107は、符号化された映像信号を復号化する。ビデオメモリは、ディスプレイ109に表示される画像情報を記憶する。描画モジュール108は、ビデオメモリへの画像情報の書き込みと、ディスプレイ109への画像信号の出力とを制御する。
なお、上述した実施形態では、放送システム1が放送衛星BSを介してキー割りあてデータi20を受信装置10に提供する場合を一例にして説明したが、これに限られない。放送波を図に無い受信装置で一度受信し、放送波を通信回線を介して再送信する場合にも同様の動作でキー割り当てを更新できる。
また、上述した実施形態では、放送システム1がMH−サービス記述テーブル(MH−SDT(Service_Description_Table))を利用してキー割りあてデータi20を受信装置10に提供する場合を一例にして説明したが、これに限られない。放送システム1は、MH−ブロードキャスタ情報テーブル(MH−BIT(Broadcaster_Information_Table))を利用して、キー割りあてデータi20を受信装置10に提供してもよい。
なお、MH−サービス記述テーブルを利用する場合には、サービスID毎にキーIDを対応付けることができる。このため、MH−ブロードキャスタ情報テーブルを利用する場合に比べて、MH−サービス記述テーブルを利用する場合のほうが、より好ましい。
なお、MH−サービス記述テーブルを利用する場合には、サービスID毎にキーIDを対応付けることができる。このため、MH−ブロードキャスタ情報テーブルを利用する場合に比べて、MH−サービス記述テーブルを利用する場合のほうが、より好ましい。
また、上述した実施形態における受信装置10、送信装置20の一部、例えば、制御部17をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、受信装置10、送信装置20に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における受信装置10、送信装置20の一部、又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。受信装置10、送信装置20の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…放送システム、10…受信装置、20…送信装置、BS…放送衛星、11…放送受信部、13…赤外線通信部、14…音声出力部、15…表示部、16…記憶部、17…制御部、171…復調部、172…分離部、173…音声処理部、174…表示処理部、175…映像処理部、176…番組表生成部、177…キー割りあて更新部、RC…リモートコントローラ
Claims (3)
- 放送波を受信する放送受信部と、
前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記放送受信部を介して取得されるサービスIDとキーIDとに基づいて、前記記憶部に記憶されているキーIDを、取得したキーIDに更新する更新部と、
入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 放送波を受信する放送受信部と、前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、制御部と、を備える受信装置における情報処理方法であって、
前記制御部が、サービスIDとキーIDとを前記放送受信部を介して取得する取得過程と、
前記制御部が、前記記憶部に記憶されているキーIDを、前記取得過程において取得されキーIDに更新する更新過程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 放送波を受信する放送受信部と、前記放送受信部を介して提供される複数のサービスをそれぞれ識別するサービスIDと、前記複数のサービスのうちのいずれかのサービスを選択する操作キーを識別するキーIDとを対応付けて記憶する記憶部と、入力されたキーIDと、前記記憶部に記憶されているキーID及びサービスIDとに基づいて、入力されたキーIDに対応するサービスIDが示すサービスが提供する情報を表示する表示部と、制御部と、を備える受信装置のコンピュータに、
前記制御部が、サービスIDとキーIDとを前記放送受信部を介して取得する取得ステップと、
前記制御部が、前記記憶部に記憶されているキーIDを、前記取得ステップにおいて取得されキーIDに更新する更新ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014242725A JP2016105532A (ja) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | 受信装置、情報処理方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014242725A JP2016105532A (ja) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | 受信装置、情報処理方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016105532A true JP2016105532A (ja) | 2016-06-09 |
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ID=56102450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014242725A Pending JP2016105532A (ja) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | 受信装置、情報処理方法、及びプログラム |
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JP (1) | JP2016105532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018067768A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 日本放送協会 | 受信機、再送信装置、およびプログラム |
-
2014
- 2014-12-01 JP JP2014242725A patent/JP2016105532A/ja active Pending
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