JP2016105371A - Light source unit and lighting fixture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、固体発光素子を光源とする光源ユニット、及びその光源ユニットを備える照明器具に関する。 The present invention relates to a light source unit using a solid light-emitting element as a light source, and a lighting fixture including the light source unit.
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。この従来例は、複数の発光素子を光源とする光源部と、光源部を点灯させる点灯装置と、点灯装置を収容する収容凹部を有し且つ収容凹部の開口を塞ぐようにして光源部を支持する本体とを備える。本体は、収容凹部の開口と反対側の面で天井に直付けされる。
As a conventional example, a lighting apparatus described in
ここで、従来例のような光源部(光源ユニット)が屋側(建造物の屋外側の壁)などの風雨に曝される場所に設置される場合、何らかの防水構造が必要となる。このような防水構造は、例えば、内部に光源を収納する筒状のケースと、ケースの開口部を閉塞するエンド部材と、エンド部材とケースとの隙間を塞ぐ防水パッキンとで構成される。 Here, when the light source unit (light source unit) as in the conventional example is installed in a place exposed to wind and rain such as a shop side (wall on the outdoor side of a building), some waterproof structure is required. Such a waterproof structure includes, for example, a cylindrical case that houses a light source therein, an end member that closes the opening of the case, and a waterproof packing that closes a gap between the end member and the case.
ところで、エンド部材がねじ止めされる場合、固定用のねじがエンド部材の表面に露出していると、金属製のねじが錆びやすくなってしまう。そのため、エンド部材に有底筒状のボスが設けられ、ボスの底に貫通する孔にねじを通し、ボスの内部にシリコーン樹脂を充填することでねじの錆び防止と防水を図ることが望ましい。 By the way, when the end member is screwed, if the fixing screw is exposed on the surface of the end member, the metal screw is likely to rust. Therefore, it is desirable to provide a cylindrical boss with a bottom on the end member, pass a screw through a hole penetrating the bottom of the boss, and fill the inside of the boss with silicone resin to prevent screw rusting and waterproof.
しかしながら、ボスの内部にシリコーン樹脂を充填する構造の場合、シリコーン樹脂の充填、乾燥(硬化)に時間が掛かり、且つ、エンド部材を取り外す際に、ボスの内部に充填されているシリコーン樹脂を除去しなければならない。 However, when the structure is filled with silicone resin inside the boss, it takes time to fill and dry (harden) the silicone resin, and when removing the end member, the silicone resin filled inside the boss is removed. Must.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、組立時及び分解時の作業性の向上を図ることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to improve workability during assembly and disassembly.
本発明の光源ユニットは、1乃至複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源を支持する支持部材と、前記光源を支持した前記支持部材を内部に収納する防水ケースとを備え、前記防水ケースは、少なくとも一端側が開口する筒状のケース本体と、前記ケース本体の開口を閉塞する1乃至複数のエンド部材と、前記防水ケース内で前記支持部材を前記防水ケースに固定する複数の固定具と、1乃至複数のシール部材とを有し、前記エンド部材は、前記ケース本体内に突出する有底筒状のボスが1乃至複数設けられ、前記ボスの底面に貫通する貫通孔に挿通される締結部材によって前記固定具に締結されるように構成され、前記シール部材は、弾性を有する材料によって柱状に形成され、前記防水ケースの外側から前記ボスの内部に挿抜可能に挿入されて前記ボスの内部を封止するように構成されることを特徴とする。 The light source unit of the present invention includes a light source having one or more solid light-emitting elements, a support member that supports the light source, and a waterproof case that houses the support member that supports the light source. A cylindrical case body having at least one open end, one or more end members for closing the opening of the case body, and a plurality of fixtures for fixing the support member to the waterproof case in the waterproof case. The end member is provided with one or more bottomed cylindrical bosses projecting into the case body, and is inserted into a through-hole penetrating the bottom surface of the boss. The seal member is configured to be fastened to the fixture by a fastening member, and the seal member is formed in a column shape by an elastic material and can be inserted into and removed from the outside of the waterproof case into the boss. Is inserted, characterized in that it is configured to seal the interior of the boss.
本発明の照明器具は、前記何れかの光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体とを有することを特徴とする。 The lighting fixture of the present invention includes any one of the light source units and a fixture main body that supports the light source unit.
本発明の光源ユニット及び照明器具は、組立時及び分解時の作業性の向上を図ることができるという効果がある。 The light source unit and the lighting fixture of the present invention have an effect that workability at the time of assembly and disassembly can be improved.
以下、本発明に係る光源ユニット2並びに照明器具Aの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図1及び図4において上下左右前後の各向きを規定する。
Hereinafter, embodiments of the
本実施形態の照明器具Aは、図1〜図3に示すように光源ユニット2と、器具本体1とで構成される。器具本体1は、例えば、屋側などの風雨に曝される場所に直付けされる。そして、光源ユニット2は、器具本体1に対して着脱可能に取り付けられる。
The lighting fixture A of this embodiment is comprised with the
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面が開口する角筒状に形成される。また、器具本体1は、下面が開口する矩形箱形の凹部11を内部に収納し、この凹部11に光源ユニット2を収容するように構成される。また、器具本体1は、造営材に取り付けられる上面と、凹部11が開口する下面とを除く残り2つの側面が、外側に向かって上方へ傾斜する傾斜面12とされている。なお、凹部11の底板には電線を通すための孔13が設けられている(図3参照)。
The
また、器具本体1は、長手方向(左右方向)における下面両端に、一対の突片14が設けられている。これらの突片14には、それぞれねじ孔15が設けられている(図1参照)。
Moreover, the instrument
光源ユニット2は、図4に示すように、LEDモジュール3と、LEDモジュール3を支持する支持部材4と、LEDモジュール3を支持した支持部材4を内部に収納する防水ケース5と、電源装置6と、固定具7と、取付具8とを備える。
As shown in FIG. 4, the
LEDモジュール3は、左右方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板31を有する。プリント配線板31は、その下面に複数のLED(発光ダイオード)30が左右方向(長手方向)に沿って実装されている(図8参照)。また、LEDモジュール3の長手方向の端部には、電源装置6との間を電気的に接続するためのコネクタが実装されている。このコネクタには電線が接続されており、この電線の端部を電源装置6に接続することでLEDモジュール3と電源装置6とが電気的に接続される。
The
支持部材4は、板金に曲げ加工を施すことで角樋状に形成される。すなわち、支持部材4は、長尺且つ矩形板状に形成された底板40と、底板40の短幅方向(前後方向)における両端から上向きに立ち上がる一対の側板41とを有する。なお、上述したLEDモジュール3は、例えば、支持部材4の底板40の一部を切り起こすことで形成された爪により支持部材4に支持される。
The
電源装置6は、電源基板と、電源基板を収納する収納ケース60とを有する。電源基板は、左右方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板からなり、このプリント配線板には、少なくともLED30の点灯電力を生成するために必要な回路部品(例えばトランスやダイオード、コンデンサなど)が実装されている。
The
収納ケース60は、長尺の矩形箱状に形成されている。また、収納ケース60は、例えばねじなどを用いて支持部材4の側板41に取り付けられる。
The
防水ケース5は、図4に示すように、ケース本体50、2つのエンド部材51、シール部材9及び防水パッキン52で構成される。ケース本体50は、合成樹脂材料によって長手方向の両端が開口した長尺の角筒状に形成され、その内部にLEDモジュール3及び支持部材4を収納するように構成されている。なお、支持部材4は、後述するように3つの固定具7によってケース本体50に固定される。
As shown in FIG. 4, the
また、ケース本体50は、LEDモジュール3の発光面(LED30が実装されている面)と対向する下側の周壁が下向きに突出した半円筒状に形成されている。つまり、この半円筒状の周壁を透過する際にLED30の光の配光が制御される。以下、周壁の半円筒状の部分を配光部500と呼ぶ。ただし、ケース本体50は、透光性を有する合成樹脂材料(アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂など)で配光部500が形成され、配光部500以外の部位が透光性を有しない合成樹脂材料で形成(二色成型)される。なお、配光部500は、拡散材が混入されたり、多数の凹凸が形成されたりすることで光を拡散させるように構成されることが好ましい。
The
エンド部材51は、図4に示すように底壁510と、底壁510の周縁から突出する筒状の外壁511と、外壁511に対向して底壁510から突出する筒状の内壁512とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。底壁510は、厚み方向(左右方向)から見た外形が、ケース本体50を左右方向から見た外形と相似する形状に形成されている。また、底壁510は、電線が挿通される挿通孔513と、外壁511及び内壁512と同じ向きに突出する一対のボス514とが設けられている。これらのボス514は、底壁510の側に開口する有底円筒形状に形成され、底面の中央にねじ挿通孔5140が貫通している。
As shown in FIG. 4, the
そして、エンド部材51は、外壁511及び内壁512をケース本体50の長手方向の端部に被せるようにしてケース本体50に取り付けられ、且つ固定具7を介してケース本体50にねじ止めされる(図7A、図7B、図7C及び図9参照)。
The
シール部材9は、図11A及び図11Bに示すように、円柱状の本体部90と、本体部90の周面から全周に渡って突出する円環状の鍔部91とを有する。本体部90は、底面が外側に膨らむように形成されることが好ましい。また、鍔部91は、図11Bに示すように、本体部90の軸方向に沿った断面形状が、角に円み(アール)を付けた矩形となるように形成されることが好ましい。なお、本体部90と2つの鍔部91は、例えば、シリコーンゴムなどの弾性を有する材料で一体に形成されることが好ましい。ただし、シール部材9の外径(鍔部91を含む最外径)は、ボス514の内径よりも僅かに大きい程度であることが好ましい。
As shown in FIGS. 11A and 11B, the
固定具7は、固定片70と、一対の取付片71と、側壁72とを有する。固定片70は、矩形平板状に形成され、長手方向(前後方向)の両端にねじ孔700がそれぞれ設けられている(図6参照)。
The
一対の取付片71は、矩形平板状であって、固定片70の長手方向の両端から下向きに突出するように設けられる。また、各取付片71の先端(下端)には、1つの長孔73と2つの丸孔74が貫通している。ただし、2つの丸孔74は、取付片71の幅方向(左右方向)において長孔73の両側に配置されいてる(図5及び図7A参照)。
The pair of
側壁72は、矩形平板状であって、固定片70の長手方向に沿った一端から下向きに突出するように設けられる。また、側壁72は、電線が挿通される挿通孔720と、一対のねじ孔721と、切欠722とを有する。一対のねじ孔721は、側壁72の下部における前後方向の両端に設けられる(図5参照)。また、切欠722は、側壁72の下部における一対のねじ孔721の間に設けられる。なお、本実施形態では3つの固定具7が用いられるが、これら3つの固定具7は全て同一の構成を有している。
The
これら3つの固定具7は、一対の取付片71が支持部材4の各側板41にねじ止めされて支持部材4に取り付けられる(図6参照)。ただし、各側板41の先端(上端)が外向きにカールされているので、固定具7は、各側板41の間に取付片71が収まるように支持部材4に取り付けられることが好ましい(図8参照)。
These three
支持部材4の一対の側板41には、長手方向(左右方向)における両端と中央にそれぞれ丸孔410が貫通している(図4〜図6参照)。そして、支持部材4の左端に取り付けられる固定具7は、左端の丸孔410に挿通されるボルト75が、取付片71の2つの丸孔74の一方に挿通される(図8参照)。そして、この固定具7は、丸孔74に挿通されるボルト75にナットが締め付けられることにより、支持部材4に対して移動不能に取り付けられる。
In the pair of
一方、支持部材4の中央と右端に取り付けられる2つの固定具7は、中央及び右端の丸孔410に挿通されるボルト75が、取付片71の長孔73に挿通される。そして、これら2つの固定具7は、長孔73に挿通されるボルト75にナットが締め付けられることにより、支持部材4に対して長手方向(左右方向)に沿って移動可能に取り付けられる。なお、固定具7の取り付けに用いられるボルト75は、段付きボルトであることが好ましい。
On the other hand, in the two
防水パッキン52は、シリコーン樹脂などの弾性を有する材料により、エンド部材51の外壁511とほぼ同一の形状(筒状)に形成されている。そして、防水パッキン52は、エンド部材51の底壁510と外壁511と内壁512に囲まれた空間に挿入される(図9参照)。さらに、防水パッキン52は、外壁511及び内壁512の先端から露出する面に全周に渡る溝520が設けられている。そして、この溝520にケース本体50の長手方向における端部が圧入される(図9参照)。故に、エンド部材51とケース本体50の隙間が防水パッキン52によって密閉され、ケース本体50内への雨水の浸入が阻止される。
The
取付具8は、図4に示すようにケース本体50に固定される第1固定部80と、器具本体1に固定される第2固定部81と、第1固定部80と第2固定部81を連結する連結部82とが金属板を加工することで一体に形成される。
As shown in FIG. 4, the
第1固定部80は、平坦な矩形板状に形成され、前後方向の両端に円錐台状の突部800がそれぞれ設けられる。なお、各突部800の天面には、円形のねじ挿通孔801が貫通している(図7B参照)。
The
連結部82は、前後方向から見てL形に曲げられており、エンド部材51に沿ってケース本体50の配光部500に近付く向きに突出する。ただし、2つの取付具8のうちの片方の取付具8の連結部82には、矩形の窓孔820が設けられている。すなわち、取付具8がケース本体50に取り付けられた状態において、エンド部材51の挿通孔513及び挿通孔513の直下に位置するボス514が、窓孔820を通して露出するように構成されている(図7C参照)。
The connecting
第2固定部81は、矩形平板状であって、連結部82の下端から水平に突出する。第2固定部81は、長手方向(前後方向)のほぼ中央にねじ挿通孔810が貫通している。ただし、2つの取付具8のうちの片方(連結部82に窓孔820が設けられていない方)の取付具8においては、第2固定部81に貫通するねじ挿通孔810が長孔とされている(図4参照)。
The
而して、第1固定部80の各ねじ挿通孔801に固定ねじが挿通され、これらの固定ねじがケース本体50の各挿通孔501を通して固定片70の各ねじ孔700にねじ込まれる。なお、図示は省略しているが、固定ねじは、例えば、防水ワッシャを介して第1固定部80のねじ挿通孔801に挿通される。上述のように取付具8は、第1固定部80がケース本体50を介して固定具7の固定片70にねじ止めされることにより、ケース本体50に取り付けられる。
Thus, the fixing screws are inserted into the screw insertion holes 801 of the first fixing
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず、作業者は、LEDモジュール3や電源装置6、並びに3つの固定具7が取り付けられた支持部材4をケース本体50内に収納し、2つの取付具8によって支持部材4をケース本体50に固定する。ただし、中央の固定具7は、ケース本体50の天面における長手方向中央に設けられるねじ挿通孔502に挿通されるねじが固定片70のねじ孔700にねじ込まれることでケース本体50に直接固定される(図7参照)。
Next, the assembly procedure of the
続いて、作業者は、防水パッキン52を取り付けたエンド部材51をケース本体50の端部に被せる。このとき、作業者は、電源装置6から引き出された電線を、中央の固定具7の切欠722に挿通し、且つ片側(左側)のエンド部材51の挿通孔513に挿通した後、取付具8の連結部82に設けられた窓孔820に挿通してケース本体50の外に引き出しておく。そして、作業者は、ボス514のねじ挿通孔5140に挿通したねじ53を固定具7の側壁72のねじ孔721にねじ込むことにより、固定具7を介してエンド部材51をケース本体50に取り付ける。
Subsequently, the worker puts the
最後に、作業者は、図10に示すように、ボス514の内部にシール部材9を挿入する。このとき、作業者は、本体部90をボス514の内部に収納し、且つ本体部90の端面とエンド部材51の底壁510の表面とがほぼ面一となるまで、シール部材9をボス514の内部に押し込むことが好ましい。而して、シール部材9の最外径がボス514の内径よりも僅かに大きいので、2つの鍔部91が押し潰されて弾性変形し、ボス514の内周面と密着する。その結果、ボス514の開口がシール部材9で封止されるため、雨水や塵埃、あるいは虫などの異物がボス514の内部に浸入(進入)し難くなる。
Finally, the operator inserts the
以上のようにして、本実施形態の光源ユニット2が組み立てられる。ここで、本実施形態の光源ユニット2は、エンド部材51のボス514の内部にシール部材9を挿入することでボス514の内部を封止している。そのため、本実施形態の光源ユニット2は、ボス514の内部にシリコーン樹脂を充填して封止する場合と比較して、光源ユニット2の組立時の作業性の向上を図ることができる。また、ボス514の内部に充填されたシリコーン樹脂を除去する場合と比較して、ボス514の内部に挿入されたシール部材9を取り除く方が容易である。したがって、本実施形態の光源ユニット2は、分解時の作業性の向上も図ることができる。
As described above, the
次に、照明器具Aの組立手順について説明する。作業者は、ケース本体50から引き出されている電線を、器具本体1の凹部11の底面に取り付けられている端子台に接続した後、光源ユニット2の配光部500よりも上方部分を、器具本体1の凹部11内に収納する。そして、作業者は、器具本体1の下面において、一対の突片14にそれぞれ設けられているねじ孔15に、取付具8の第2固定部81のねじ挿通孔810に挿通したねじ83をねじ込む(図2参照)。このようにして、光源ユニット2が器具本体1に固定されることで照明器具Aが組み立てられる(図2及び図3参照)。
Next, the assembly procedure of the lighting fixture A will be described. The operator connects the electric wire drawn from the case
ここで、本実施形態の光源ユニット2において、取付具8の連結部82は、ボス514の内部に通じる開口を覆うように構成されることが好ましい。すなわち、図10に示すように、取付具8の連結部82がボス514の開口を覆うように構成されれば、シール部材9がボス514の開口から外に抜け出すことが阻止できる。ただし、連結部82は、シール部材9(の本体部90)と接触してもよいし、図10に示すように接触しなくてもよい。
Here, in the
上述のように、本実施形態の光源ユニット2は、1乃至複数の固体発光素子(発光ダイオード30)を有する光源(LEDモジュール3)と、光源を支持する支持部材4と、光源を支持した支持部材4を内部に収納する防水ケース5とを備える。防水ケース5は、少なくとも一端側が開口する筒状のケース本体50と、ケース本体50の開口を閉塞する1乃至複数のエンド部材51と、防水ケース5内で支持部材4を防水ケース5に固定する複数の固定具7と、1乃至複数のシール部材9とを有する。エンド部材51は、ケース本体50内に突出する有底筒状のボス514が1乃至複数設けられ、ボス514の底面に貫通する貫通孔(ねじ挿通孔5140)に挿通される締結部材(ねじ53)によって固定具7に締結されるように構成される。シール部材9は、弾性を有する材料によって柱状に形成され、防水ケース5の外側からボス514の内部に挿抜可能に挿入されてボス514の内部を封止するように構成される。
As described above, the
また、本実施形態の照明器具Aは、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体1とを有する。
Moreover, the lighting fixture A of this embodiment has the
本実施形態の光源ユニット2及び照明器具Aは上述のように構成されるので、ボス514の内部に樹脂が充填されて封止される場合と比較して、組立時及び分解時の作業性の向上を図ることができる。
Since the
また、本実施形態の光源ユニット2において、防水ケース5を器具本体1に取り付けるための取付具8を備えることが好ましい。取付具8は、ケース本体50を介して固定具7に固定される第1固定部80と、器具本体1に固定される第2固定部81と、第1固定部80と第2固定部81を連結する連結部82とを有することが好ましい。連結部82は、ボス514の内部に通じる開口を覆うように構成されることが好ましい。
Moreover, in the
本実施形態の光源ユニット2が上述のように構成されれば、取付具8の連結部82により、シール部材9がボス514の開口から外に抜け出すことが阻止できる。
If the
ところで、ボス514の内部にシール部材9が挿入される際、ボス514の内部に在る空気のうち、シール部材9の体積に相当する空気を外に逃がす必要がある。つまり、シール部材9の体積に相当する空気をボス514の内部から逃がさなければ、ボス514の内部に圧縮して残された空気がLEDモジュール3の熱で膨張し、シール部材9をボス514の外に押し出してしまう可能性がある。
By the way, when the
そこで、図12A及び図12Bに示すように、シール部材9の鍔部91の一部に、他よりも厚みの小さい薄肉部910が設けられることが好ましい。つまり、シール部材9がボス514の内部に挿入される際、薄肉部910が弾性変形して、ボス514の内周面との間に隙間が生じ易くなるので、ボス514の内部の空気を外に逃がすことができる。
Therefore, as shown in FIGS. 12A and 12B, it is preferable that a
あるいは、図13に示すように、本体部90の軸方向に沿った断面形状が三角形となるように鍔部91が形成されても良い。この場合においても、シール部材9がボス514の内部に挿入される際、鍔部91の先端部分が弾性変形して、ボス514の内周面との間に隙間が生じ易くなるので、ボス514の内部の空気を外に逃がすことができる。
Or as shown in FIG. 13, the
あるいは、本実施形態の光源ユニット2において、シール部材9は、ボス514の内部とボス514の外部を繋いで空気を通す通気孔900を有することが好ましい。通気孔900は、図14Aに示すように、本体部90の中心軸を通る直線上に設けられることが好ましい。
Or in the
本実施形態の光源ユニット2が上述のように構成されれば、シール部材9がボス514の内部に挿入される際、ボス514の内部の空気を通気孔900を通してボス514の外に逃がすことができる。なお、通気孔900の内径は、水の表面張力によって通気孔900内に雨水が浸入しない程度の大きさ(例えば、0.5mm程度)とされることが好ましい。
If the
また、図14Bに示すように、シール部材9は、通気孔900の両端において、通気孔900を開閉自在に塞ぐ逆止弁901がそれぞれ設けられることが好ましい。これらの逆止弁901は、ボス514の内部にシール部材9が挿入される際、ボス514の外側に向かって開くことで通気孔900からボス514の内部の空気を逃がすことができる。一方、シール部材9がボス514の内部に挿入された後、逆止弁901は大気圧を受けてもボス514の内側に向かって開かないため、通気孔900を通して雨水などがボス514の内部に浸入する可能性を低くできる。
Further, as shown in FIG. 14B, the
ところで、本実施形態の光源ユニット2では、取付具8の連結部82によって、シール部材9がボス514の開口から外に抜け出すことを阻止している。しかしながら、図15Aに示すように、エンド部材51の底壁510に板材515が取り付けられ、この板材515により、シール部材9がボス514の開口から外に抜け出すことを阻止しても構わない。板材515は、合成樹脂材料で矩形の平板状に形成されることが好ましい。一方、底壁510におけるボス514の開口の周囲には、複数の突起516が設けられることが好ましい。そして、板材515に設けられる複数の貫通孔5150にそれぞれ突起516の先端部分が挿通される。各突起516の先端部分は、貫通孔5150の内径よりも幅広に形成されている。そのため、各突起5156の先端部分が貫通孔5150を通過すると、板材515が各突起5156に抜け止めされる。
By the way, in the
あるいは、図15Bに示すように、底壁510におけるボス514の開口の周縁に、内側に突出する突起5100が設けられても構わない。突起5100は、シール部材9の本体部90の外径よりも僅かに小さい内径を有する円環状に形成されることが好ましい。したがって、ボス514の内部に挿入されたシール部材9は、突起5100によって本体部90が抜け止めされる。なお、突起5100は、ボス514の外から内に向かって徐々に内径を狭くするように構成されることが好ましい。つまり、突起5100が上述のように構成されれば、シール部材9がボス514の内部に挿入された後、突起5100の内側に雨水が溜まり難くなる。
Alternatively, as illustrated in FIG. 15B, a
A 照明器具
1 器具本体
2 光源ユニット
3 LEDモジュール(光源)
4 支持部材
5 防水ケース
7 固定具
8 取付具
9 シール部材
30 発光ダイオード(固体発光素子)
50 ケース本体
51 エンド部材
53 ねじ(締結部材)
80 第1固定部
81 第2固定部
82 連結部
514 ボス
900 通気孔
5140 ねじ挿通孔(貫通孔)
A
4
50
80 1st fixing | fixed
Claims (4)
前記防水ケースは、少なくとも一端側が開口する筒状のケース本体と、前記ケース本体の開口を閉塞する1乃至複数のエンド部材と、前記防水ケース内で前記支持部材を前記防水ケースに固定する複数の固定具と、1乃至複数のシール部材とを有し、
前記エンド部材は、前記ケース本体内に突出する有底筒状のボスが1乃至複数設けられ、前記ボスの底面に貫通する貫通孔に挿通される締結部材によって前記固定具に締結されるように構成され、
前記シール部材は、弾性を有する材料によって柱状に形成され、前記防水ケースの外側から前記ボスの内部に挿抜可能に挿入されて前記ボスの内部を封止するように構成されることを特徴とする光源ユニット。 A light source having one or more solid-state light emitting elements, a support member that supports the light source, and a waterproof case that houses the support member that supports the light source.
The waterproof case includes a cylindrical case body having at least one open end, one or more end members that close the opening of the case body, and a plurality of fixing members that fix the support member to the waterproof case in the waterproof case. A fixture and one or more sealing members;
The end member is provided with one or more bottomed cylindrical bosses projecting into the case body, and is fastened to the fixture by a fastening member inserted through a through hole penetrating the bottom surface of the boss. Configured,
The seal member is formed in a columnar shape by an elastic material, and is configured to be inserted into and removed from the boss from the outside of the waterproof case so as to seal the inside of the boss. Light source unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014243310A JP2016105371A (en) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | Light source unit and lighting fixture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014243310A JP2016105371A (en) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | Light source unit and lighting fixture |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016105371A true JP2016105371A (en) | 2016-06-09 |
Family
ID=56102545
Family Applications (1)
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JP2014243310A Pending JP2016105371A (en) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | Light source unit and lighting fixture |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016105371A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018137105A (en) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Emergency lighting device and light fitting |
-
2014
- 2014-12-01 JP JP2014243310A patent/JP2016105371A/en active Pending
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