JP2016105236A - 順序決定支援装置および順序決定支援方法 - Google Patents

順序決定支援装置および順序決定支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 経験則を考慮した組立順序を得る技術を提供する。【解決手段】順序決定支援装置であって、複数の部品のそれぞれの配置と、部品ごとの他の部品との近接関係の情報を所定の記憶部から取得し複数の部品が近接する部品と干渉しない分解順序を探索する分解順序探索部と、分解順序探索部で生成した分解順序に対して類似する部品構成を備える他の分解順序をナレッジ記憶部から読み出して適用し分解順序を変更する分解順序ナレッジ適用部と、分解順序を逆にした組立動作と、組立動作を観察するカメラ視点と、を生成するアニメーションコード生成部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、順序決定支援装置および順序決定支援方法の技術に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2012−14569号公報(特許文献1)がある。この公報には、「組立品を構成する複数の部品を順次組み立てる組立シーケンスを生成する組立シーケンス生成システムであって、前記複数の部品のそれぞれの配置と他の部品との近接関係の情報をCADから取得する部品配置・近接関係取得部と、前記複数の部品の組立単位を設定する組立単位設定部と、前記部品配置・近接関係取得部で取得した部品配置、部品近接関係と前記組立単位設定部で設定した組立単位とから、前記複数の部品の組立シーケンスを近接する部品と干渉しないようにして生成する組立シーケンス生成部と、該組立シーケンス生成部で生成した組立シーケンスから前記複数の部品の組立の動作と該組立の動作を観察するカメラ視点とを生成する組立アニメ生成部とを備えたことを特徴とする組立シーケンス生成システム」と記載されている。
特開2012−14569号公報
上記技術では、配置規則に従った干渉を抑えた組立順序を生成することが可能となるが、経験則を考慮した最適な組立順序を得られるまでには至らない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、経験則を考慮した組立順序を得ることを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る順序決定支援装置は、複数の部品のそれぞれの配置と、上記部品ごとの他の部品との近接関係の情報を所定の記憶部から取得し上記複数の部品が近接する部品と干渉しない分解順序を探索する分解順序探索部と、上記分解順序探索部で生成した分解順序に対して類似する部品構成を備える他の分解順序をナレッジ記憶部から読み出して適用し上記分解順序を変更する分解順序ナレッジ適用部と、上記分解順序を逆にした組立動作と、組立動作を観察するカメラ視点と、を生成するアニメーションコード生成部とを備える。
本発明によると、経験則を考慮した組立順序を得ることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係る順序決定支援装置の構成例を示す図である。 モデル情報記憶部のデータ構造を示す図である。 分解順序記憶部のデータ構造を示す図である。 組立順序記憶部のデータ構造を示す図である。 アニメーション記憶部のデータ構造を示す図である。 分解順序ナレッジ記憶部のデータ構造を示す図である。 順序決定支援装置のハードウェアの構成を示す図である。 ナレッジ登録処理の処理フローを示す図である。 ナレッジ適用処理の処理フローを示す図である。 分解順序の並べ替え方法の例を示す図である。 部品が異なる場合の並べ替え方法の例を示す図である。 組立アニメーション表示画面の例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態を適用した順序決定支援装置100の例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第一の実施形態を適用した順序決定支援装置100の構成例を示す図である。
なお、本実施形態において、順序決定支援装置100は、例えばサーバー装置、パーソナルコンピューター装置、スマートフォン端末、いわゆるタブレット端末等、独立して動作可能な機器全般を含む。
順序決定支援装置100は、制御部120と、記憶部130と、入力受付部140と、出力処理部150と、を含む。制御部120は、分解順序探索部121と、分解順序ナレッジ適用部122と、分解順序GUI修正部123と、アニメーションコード生成部124と、類似部位検索部125と、ナレッジ登録部126と、を含む。記憶部130は、モデル情報記憶部131と、分解順序記憶部132と、組立順序記憶部133と、アニメーション記憶部134と、分解順序ナレッジ記憶部135と、を含む。
図2は、モデル情報記憶部131のデータ構造を示す図である。モデル情報記憶部131には、部品識別子131aと、部品名131bと、エッジ数131cと、重量比131dと、評価点131eと、が含まれる。なお、モデル情報記憶部131は、CAD(Computer Aided Design)等により用いることのできるデータを格納することを想定しており、部品の配置と、部品ごとの他の部品との近接関係の情報を含むものであるとする。
部品識別子131aは、部品を特定する情報である。部品名131bは、部品識別子131aにて特定される部品の名称である。なお、部品識別子は部品を特定する情報であるのに対し、部品名は部品の位置づけや特徴的な形状を名称化したものである。例えば、部品名は、「ケース」、「ブロック」あるいは「スクリュー」等の情報である。
エッジ数131cは、部品識別子131aにて特定される部品が有するエッジの数を特定する情報である。エッジとは、部品をノードと見立てた場合に、所定の結合関係を有する場合にそのノード間の関係のことである。例えば、部品二つをねじ止めする場合、ねじは、部品のそれぞれとエッジを有し、エッジ数は2となる。
重量比131dは、複数の部品から成る一つの部品ブロック内で最も重量の重いものを分母とした場合等の、各部品の重量の比の値である。
評価点131eは、エッジ数に、ノードの重量比を加えた値である。すなわち、評価点は、エッジ数が大きい部品程、高い点数を得る値である。また、評価点は、同じエッジ数であれば、ノードの重量比が大きい程、高い点数を得る値であるともいえる。
図3は、分解順序記憶部132のデータ構造を示す図である。分解順序記憶部132には、分解順序132aと、部品識別子132bと、部品名132cと、が含まれる。
分解順序132aは、複数の部品から成る部品ブロックが一つまたは複数含まれる完成品において、部品ごとの分解順序を特定する情報である。部品識別子132bは、部品を特定する情報である。部品名132cは、部品識別子132bにて特定される部品の名称である。
図4は、組立順序記憶部133のデータ構造を示す図である。組立順序記憶部133には、組立順序133aと、部品識別子133bと、部品名133cと、が含まれる。
組立順序133aは、複数の部品から成る部品ブロックが一つまたは複数含まれる完成品において、部品ごとの組立順序を特定する情報である。部品識別子133bは、部品を特定する情報である。部品名133cは、部品識別子133bにて特定される部品の名称である。
図5は、アニメーション記憶部134のデータ構造を示す図である。アニメーション記憶部134には、経過時間134aと、部品134bと、位置134cと、動作134dと、が含まれる。
経過時間134aは、アニメーションの開始時点からの経過時間を特定する情報である。あるいは、例えばフレームレートを特定する情報であってもよい。
部品134bは、動作対象となる部品を特定する情報である。例えば、部品134bには、部品識別子が格納される。位置134cは、部品134bで特定される部品を表示する位置を特定する情報である。例えば、新たなねじを組みつけるアニメーションにおいては、組み付け前のねじのアニメーション上の発生位置を特定する3D空間上の位置を特定する情報である。動作134dは、部品134bで特定される部品のアニメーション上の動作を特定する情報である。例えば、動作134dが「発生」であれば、位置134cで特定される位置に、部品134bで特定される部品を所定の視点から見た形状で発生させる動作である。また例えば、動作134dが「移動」であれば、位置134cで特定される位置に、部品134bで特定される部品を所定の視点から見た形状で移動させる動作である。
図6は、分解順序ナレッジ記憶部135のデータ構造を示す図である。分解順序ナレッジ記憶部135には、ノード135aと、初回135bと、「修正1」135cと、「修正2」135dと、「修正3」135eと、が含まれる。
ノード135aは、ノードを特定する情報、すなわち部品を特定する情報である。初回135bは、分解順序の設定に関する初回の設定値の情報である。「修正1」135cは、初回135bに設定された設定値を初めて修正した際の修正内容を特定する履歴情報である。「修正2」135dは、初回135bあるいは「修正1」135cに設定された設定値を修正した際の修正内容を特定する履歴情報である。「修正3」135eは、初回135b、「修正1」135cあるいは「修正2」135dに設定された設定値を修正した際の修正内容を特定する履歴情報である。
初回135b、「修正1」135c、「修正2」135d、「修正3」135eのそれぞれには、モジュール属性、分解順番、分解ベクトルを特定する情報が含まれる。モジュール属性とは、同時に分解する部品に共通させて対応付ける情報である。例えば、モジュール属性が同じ部品は、同時に分解を行う部品であるといえる。
分解順番とは、分解を行うべき順番であり、他の部品と干渉しない分解の順序を特定する情報である。分解ベクトルとは、分解時に部品を移動させる方向を特定するベクトル情報である。例えば、分解ベクトルとは、鉛直方向下向きに埋めこまれている部品を分解する際には、鉛直方向上向きに部品を移動させる必要があり、その方向を特定する情報である。
なお、分解順序ナレッジ記憶部135の初回135bと、「修正1」135cと、「修正2」135dと、「修正3」135eと、は、それぞれの修正が行われた日時を特定する情報が関連付けられていてもよい。
図1の説明に戻る。分解順序探索部121は、モデル情報記憶部131に格納された情報を用いて、複数の部品が近接する部品と干渉しない部品の分解順序を探索する。図示しないが、分解順序探索部121は、組み立てモデルの構成部品の隣接する2面間の幾何学的拘束関係に基づいて、干渉せずに各部品を分解することができる方向を各部品に特定することで部品の分解可能部品を特定し、分解可能なノードとして特定する。なお、当該部品を分解することができる方向を特定するために、分解順序探索部121は、グラフィック処理上のカメラ視点を分解ベクトル方向軸上に置き、分解方向の部品の長手寸法だけ離した位置にカメラの原点を設定し、部品の全景がカメラ視野に収まる倍率を設定し、目的の部品の写り込む範囲が他の部品に阻害されることなくとらえられれば、干渉しないものと判定する。
そして、分解順序探索部121は、分解可能なノードの分解順序を、完全グラフにおける経路探索により得られる評価値を用いて特定する。具体的には、分解順序探索部121は、評価値をノード(部品)ごとに重量比にエッジ数を加えた値として算出し、ダイクストラ法等による評価値の計算を行い、評価値が低いものがより分解順序を早いものとして探索する。そして、分解順序探索部121は、分解順序が決定された部品を除外した状態を対象として上述の評価値の計算を再び行い、分解順序を順次探索する。
分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序探索部121が探索した分解順序を対象として、分解順序ナレッジ記憶部135に格納されている分解順序を用いて置換し、経験則を反映した分解順序へと再構成する。具体的には、分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序ナレッジ記憶部135に含まれる部品構成と、分解順序に含まれる部品構成と、を比較して、相互に類似する部品群を特定し、該部品群の分解順序に対して分解順序ナレッジ記憶部135に含まれる順序を適用する。そして、分解順序ナレッジ適用部122は、残りの部分の分解順序を再構成する。言い換えると、分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序に対して類似する部品構成を備える他の分解順序をナレッジ記憶部から読み出して適用し上記分解順序を変更するものであるといえる。
例えば、分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序ナレッジ記憶部135に格納された過去の分解順序の修正履歴から、組立対象の部品の質量、大きさ、慣性主軸等の属性値を有する多次元ベクトルを検索キーとして、類似する部品に関して行われた分解順序の修正履歴を検索するよう類似部位検索部125に指示する。分解順序ナレッジ適用部122は、検索された結果得られた分解順序の修正履歴を用いて、分解順序を修正する。
分解順序GUI修正部123は、GUI(Graphical User Interface)により、分解順序に従って部品の分解モデルを3D表示し、その分解順序において分解する対象の部品と、分解順序と、分解の運動方向に対する変更を受け付けて、分解順序に反映させる。すなわち、分解順序GUI修正部123は、分解順序ナレッジ適用部122が変更した分解順序に対してさらに修正を受け付け、受け付けた修正に基づき分解順序を変更するものであるといえる。
アニメーションコード生成部124は、分解順序GUI修正部123により修正があった場合には、その分解順序を、修正が無い場合には分解順序ナレッジ適用部122により経験則を考慮した分解順序を対象として、アニメーションコードを生成する。その際、アニメーションコード生成部124は、分解順序を逆順にすることで、組立順序とする。また、アニメーションコード生成部124は、組立動作を観察するカメラ視点についても組立対象に応じて生成し、カメラ視点に基づく組立動作を画面上に表示するアニメーションを生成し表示させる。
類似部位検索部125は、分解順序ナレッジ適用部122からの指示に基づき、分解順序ナレッジ記憶部135に含まれる部品の多次元ベクトルの差を異形度として指標化し、異形度が所定以下である部品を類似部品として特定し、その部品を含む分解単位をモジュール属性に応じて特定し、分解順番と分解ベクトルとを特定する。類似部位検索部125は、比較対象の部品の質量、バウンディングボックス、慣性主軸を含む多次元ベクトルを比較し差を算出することで異形度を求める。なお、差が無い場合には、比較対象の部品は同一である可能性が高く、差が大きい程、両者の部品は類似していないといえる。
ナレッジ登録部126は、分解順序GUI修正部123により修正された分解順について、修正内容をナレッジとして分解順序ナレッジ記憶部135に格納する。
入力受付部140は、利用者からの入力情報を受け付ける。
出力処理部150は、利用者に対する出力である画面情報等の出力情報を生成する。
なお、記憶部130は、図示しないネットワークを介して接続される他の装置に設けられ、制御部120は通信部を介して記憶部130が格納する情報にアクセスするものであってもよい。
以上が、順序決定支援装置100の構成である。
図7は、順序決定支援装置100のハードウェア構成を示す図である。順序決定支援装置100は、キーボード等の入力装置161、CPU(Central Prosessing Unit)162、ディスプレイ等の出力装置163、RAM(Random Access Memory)164、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置165を含んで構成される。
入力装置161は、タッチパネル、キーボード、マウス等であり、ユーザーからの指示を受け付ける。
CPU162は、RAM164上にロードされるプログラムに従い演算を行う制御ユニットである。
出力装置163は、ディスプレイ等の表示装置であり、CPU162による処理の結果を表示する。
RAM164は、補助記憶装置165に記憶されているプログラムをロードする記憶装置である。また、RAM164は、データを一時的に保存する。
補助記憶装置165は、プログラムで利用する各種データを記憶する記憶装置である。
上記した順序決定支援装置100の制御部120は、CPU162に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、補助記憶装置165に記憶され、実行にあたってRAM164上にロードされ、CPU162により実行される。
以上が、本実施形態における順序決定支援装置100のハードウェア構成例である。しかし、これに限らず、その他の同様のハードウェアを用いて構成されるものであってもよい。
[動作の説明]次に、本実施形態におけるナレッジ登録処理における動作を、図8を用いて説明する。
図8は、ナレッジ登録処理の処理内容を示す図である。ナレッジ登録処理は、順序決定支援装置100において、順序が手動で修正されると開始される。
まず、分解順序GUI修正部123は、分解順番のループ変数i(iは整数)を、「1」で初期化する(ステップS001)。そして、分解順序GUI修正部123は、分解対象物のi番目の分解アニメーションを実行して表示させる(ステップS002)。
そして、分解順序GUI修正部123は、分解単位を変更する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS003)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、分解単位に属する部品をGUIにおいて表示させている状態で、所定の操作指示を受け付けたか否かを判定する。
分解単位の変更を受け付けなかった場合(ステップS003にて「No」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、分解部品を変更する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS004)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、分解単位に属する部品をGUIにおいて表示させている状態で、所定の操作指示を受け付けたか否かを判定する。
分解部品の変更を受け付けなかった場合(ステップS004にて「No」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、分解運動を変更する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS005)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、分解単位に属する部品をGUIにおいて表示させている状態で、所定の操作指示を受け付けたか否かを判定する。
分解運動の変更を受け付けなかった場合(ステップS005にて「No」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、ループ変数であるiが上限未満であるか否かを判定する(ステップS006)。
ループ変数iが上限未満でない場合(ステップS006にて「No」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、変更内容を分解順序ナレッジ記憶部135へ格納する(ステップS007)。
そして、アニメーションコード生成部124は、組立アニメーションを生成する(ステップS008)。具体的には、アニメーションコード生成部124は、分解順番の先頭から最後尾までについて、分解アニメーションを逆順にして組立アニメーションとする。
分解単位の変更指示がある場合(ステップS003にて「Yes」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、分解単位に属する部品のクリックあるいはタップ選択を受け付ける(ステップS009)。
そして、分解順序GUI修正部123は、モジュール属性を変更する(ステップS010)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、選択を受け付けた部品を同じモジュール属性として、分解順序ナレッジ記憶部135に修正情報を記録する。
そして、分解順序GUI修正部123は、分解運動ベクトルを算出する(ステップS011)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、モジュール属性の変更に伴って、各部品の分解運動を再算出する。そして、分解順序GUI修正部123は、制御をステップS005へ進める。
分解部品の変更指示がある場合(ステップS004にて「Yes」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、分解部品のクリックあるいはタップ選択を受け付ける(ステップS012)。
そして、分解順序GUI修正部123は、分解順番を変更する(ステップS013)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、選択を受け付けた部品の分解順を強制的に当該iにおける分解に変更して、分解順序ナレッジ記憶部135に修正情報を記録する。そして、分解順序GUI修正部123は、制御をステップS011へ進める。
分解運動の変更指示がある場合(ステップS005にて「Yes」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、分解部品のクリック選択を受け付ける(ステップS014)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、部品とその分解運動の方向の変更を受け付ける。
そして、分解順序GUI修正部123は、運動ベクトルを変更する(ステップS015)。具体的には、分解順序GUI修正部123は、選択を受け付けた部品の運動ベクトルを変更して、分解順序ナレッジ記憶部135に修正情報を記録し、ステップS006へ制御を進める。
ループ変数iが上限未満である場合(ステップS006にて「Yes」の場合)には、分解順序GUI修正部123は、ループ変数iをインクリメントする(ステップS016)。インクリメント後、分解順序GUI修正部123は、制御をステップS002に戻す。
以上が、ナレッジ登録処理の処理フローである。ナレッジ登録処理によれば、ナレッジが適用された分解順序について、分解ステップごとに進めながら、分解単位と、分解部品と、分解運動と、についての修正を受け付けてナレッジとして登録することができる。
図9は、ナレッジ適用処理についての処理フローである。ナレッジ適用処理によれば、類似部品が用いられている場合に、分解順序ナレッジ記憶部135に登録されたナレッジを適用した分解順序へと最適化することができる。
まず、分解順序ナレッジ適用部122は、組立モデルBの入力を受け付ける(ステップS101)。具体的には、分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序ナレッジの適用対象となる組立モデルのモデル詳細情報を、モデル情報記憶部131から特定して読み出す。
そして、分解順序ナレッジ適用部122は、分解順序探索部121にモデルBの分解順序探索を依頼する(ステップS102)。具体的には、分解順序探索部121は、組み立てモデルの構成部品の隣接する2面間の幾何学的高速関係に基づいて、干渉せずに各部品を分解することができる方向を各部品に特定することで部品の分解可能部品を特定し、分解可能なノードとして特定する。
そして、分解順序ナレッジ適用部122は、類似部位検索部125に依頼して、ナレッジに含まれる部位と類似する部位をモデルBにおいて検索し表示する(ステップS103)。なお、当該類似する部位の検索においては、上述の異形度を用いた類似判定を行うことで、類似部位を特定するものとする。
そして、分解順序ナレッジ適用部122は、類似部位の流用を行うか否かの入力を受け付ける(ステップS104)。具体的には、分解順序ナレッジ適用部122は、ステップS103において表示した類似部位について、分解順序のナレッジの適用を受けるか否かを問い合わせる表示を行い、入力に応じて適用を受ける部位を特定する。類似部位の流用を受け付けない場合には、分解順序ナレッジ適用部122は、ナレッジ適用処理を終了させる。
類似部位の流用を受け付ける場合(ステップS104において「Yes」の場合)には、分解順序ナレッジ適用部122は、類似部位の分解順序を入れ替え、当該類似部位が分解された以降の分解順序を再探索する(ステップS105)。
そして、分解順序ナレッジ適用部122は、ナレッジ登録部126にナレッジ登録処理と同様の処理を行わせる(ステップS106)。すなわち分解順序ナレッジ適用部122は、ナレッジ登録部126に対して、変更のあった分解順序を反映させて分解単位と、分解部位と、分解運動と、についての修正を受け付けて、分解順序ナレッジ記憶部135へ格納させる。
以上が、ナレッジ適用処理の処理フローである。ナレッジ適用処理によれば、ナレッジとして部品に対応付けられている分解順序について、ナレッジを適用させる対象の完成品に含まれる部品の構成が類似する場合に、分解順序を流用することが可能となる。
図10は、分解順序の並べ替え方法の例を示す図である。図10においては、部品s200が、部品a201と、部品b202と、部品c203と、部品d204と、により構成されるものとする例である。部品s200の組み立てにおいて、部品a201を分解した後、部品b202を分解する順序が分解順序探索部121により探索された場合に、ナレッジとして類似の構成部品s200´において部品a201´よりも部品b202´を先に分解するナレッジが含まれるものとする。この場合、分解順序探索部121は、部品a201と部品b202との分解順序を入れ替える場合に、部品a201の評価点を、部品b202の次に分解する順序にある部品c203との間の値へと強制的に変更する。
図11は、部品が異なる場合の並べ替え方法の例を示す図である。図11においては、部品Aを構成する部品は、部品a300と、部品b301と、部品c302と、部品d303とを含むものであるとする。また、類似する部位A´は、部品a´300´と、部品b´301´と、部品e´304と、を含むものとする。この場合には、部品の構成が一致しないが、部品a300と部品a´300´とが所定以上類似する関係にあり、部品b301と部品b´301´とが所定以上類似する関係にあるとすると、分解順序探索部121は、類似する部品の順序を再現するように分解順序を上述の方法で調整し、それ以外の部品の分解順序についてはそのままとする。
図12は、組立アニメーション表示画面の例を示す図である。組立アニメーション表示画面600は、組立アニメーション表示領域601と、アニメーションの進行度合いを示す進行バー表示領域602と、アニメーションの巻き戻し、再生、一時停止、早送り等の操作指示を受け付ける操作指示アイコン表示領域603と、を含む。組立アニメーション表示領域601においては、組立対象の部品が表示され、次に組立動作に用いる部品が経時に応じて表示され、組み立てる位置に移動するアニメーションが表示され、組み立てられた状態を示すアニメーション表示がなされる。
以上、本発明に係る実施形態について説明した。この実施形態によれば、経験則を考慮した最適な組立順序を得られる。また、その組立順序について、アニメーション表示を行うことができる。
本発明に係る実施形態では、アニメーションを構成する情報がアニメーション記憶部134に格納されているが、アニメーションを構成する情報の構造は、当該構造に限られない。例えば、カメラ位置を固定した二次元のアニメーションを示す情報の構造としても良いし、三次元のアニメーションを示す情報の構造として、当該構造とは異なる別の構造を用いるものとしてもよい。
なお、上述した本発明に係る実施形態にかかる制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
また、上記の各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品のような複数の部分に分けられて適用されるようにしてもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。
100・・・順序決定支援装置、120・・・制御部、121・・・分解順序探索部、122・・分解順序ナレッジ適用部、123・・・分解順序GUI修正部、124・・・アニメーションコード生成部、125・・・類似部位検索部、126・・・ナレッジ登録部、130・・・記憶部、131・・・モデル情報記憶部、132・・・分解順序記憶部、133・・・組立順序記憶部、134・・・アニメーション記憶部、135・・・分解順序ナレッジ記憶部、140・・・入力受付部、150・・・出力処理部

Claims (10)

  1. 複数の部品のそれぞれの配置と、前記部品ごとの他の部品との近接関係の情報を所定の記憶部から取得し前記複数の部品が近接する部品と干渉しない分解順序を探索する分解順序探索部と、
    前記分解順序探索部で生成した分解順序に対して類似する部品構成を備える他の分解順序をナレッジ記憶部から読み出して適用し前記分解順序を変更する分解順序ナレッジ適用部と、
    前記分解順序を逆にした組立動作と、組立動作を観察するカメラ視点と、を生成するアニメーションコード生成部と、
    を備える順序決定支援装置。
  2. 請求項1に記載の順序決定支援装置であって、
    前記分解順序ナレッジ適用部が変更した分解順序に対してさらに修正を受け付け、受け付けた修正に基づき前記分解順序を変更する分解順序修正部、
    を備える順序決定支援装置。
  3. 請求項1に記載の順序決定支援装置であって、
    前記分解順序ナレッジ適用部が変更した分解順序に対してさらに修正を受け付け、受け付けた修正に基づき前記分解順序を変更する分解順序修正部と、
    前記分解順序修正部により修正された前記分解順序を前記修正に係る部品構成と関連付けて前記ナレッジ記憶部に格納するナレッジ登録部と、
    を備える順序決定支援装置。
  4. 請求項1に記載の順序決定支援装置であって、
    前記アニメーションコード生成部は、前記カメラ視点に基づく前記組立動作を画面上に表示するアニメーションを表示する、
    ことを特徴とする順序決定支援装置。
  5. 請求項1に記載の順序決定支援装置であって、
    前記分解順序ナレッジ適用部は、前記他の分解順序を適用する処理において、前記部品同士の異形度が所定よりも小さい部品同士を類似部品であるとして、前記他の分解順序を特定する、
    ことを特徴とする順序決定支援装置。
  6. 順序決定支援装置を用いた順序決定支援方法であって、
    前記順序決定支援装置は、制御部と、ナレッジ記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    複数の部品のそれぞれの配置と、前記部品ごとの他の部品との近接関係の情報を所定の記憶部から取得し前記複数の部品が近接する部品と干渉しない分解順序を探索する分解順序探索ステップと、
    前記分解順序探索ステップで生成した分解順序に対して類似する部品構成を備える他の分解順序を前記ナレッジ記憶部から読み出して適用し前記分解順序を変更する分解順序ナレッジ適用ステップと、
    前記分解順序を逆にした組立動作と、組立動作を観察するカメラ視点と、を生成するアニメーションコード生成ステップと、
    を実行する順序決定支援方法。
  7. 請求項6に記載の順序決定支援方法であって、
    前記分解順序ナレッジ適用ステップにおいて変更された分解順序に対してさらに修正を受け付け、受け付けた修正に基づき前記分解順序を変更する分解順序修正ステップ、
    を実行することを特徴とする順序決定支援方法。
  8. 請求項6に記載の順序決定支援方法であって、
    前記分解順序ナレッジ適用ステップにおいて変更された分解順序に対してさらに修正を受け付け、受け付けた修正に基づき前記分解順序を変更する分解順序修正ステップと、
    前記分解順序修正ステップにより修正された前記分解順序を前記修正に係る部品構成と関連付けて前記ナレッジ記憶部に格納するナレッジ登録ステップと、
    を実行することを特徴とする順序決定支援方法。
  9. 請求項6に記載の順序決定支援方法であって、
    前記アニメーションコード生成ステップでは、前記カメラ視点に基づく前記組立動作を画面上に表示するアニメーションを表示する、
    ことを特徴とする順序決定支援方法。
  10. 請求項6に記載の順序決定支援方法であって、
    前記分解順序ナレッジ適用ステップでは、前記他の分解順序を適用する処理において、前記部品同士の異形度が所定よりも小さい部品同士を類似部品であるとして、前記他の分解順序を特定する、
    ことを特徴とする順序決定支援方法。
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