JP2016103516A - フレキシブル配線体 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレキシブル配線体の曲げに対する耐性を向上することが可能な技術を提供する。【解決手段】フレキシブル配線体1は、第1平坦部分11と、曲げられる曲げ対象部分10とを備えている。曲げ対象部分10は、第1平坦部分11と繋がり、第1平坦部分11から曲げられる第1曲げ対象部分21を有している。第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすい。第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。【選択図】図1
Description
本発明は、フレキシブル配線体に関する。
特許文献1〜3にも記載されているように、従来から、FPC(Flexible printed circuits)及びFFC(Flexible Flat Cable)などのフレキシブル配線体に関して様々な技術が提案されている。
フレキシブル配線体は曲げて使用されることが多いことから、フレキシブル配線体では、曲げに強いことが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、フレキシブル配線体の曲げに対する耐性を向上することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様は、第1平坦部分と、曲げられる曲げ対象部分とを備え、前記曲げ対象部分は、前記第1平坦部分と繋がり、前記第1平坦部分から曲げられる第1曲げ対象部分を有し、前記第1曲げ対象部分は、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすく、前記第1曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなる。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記フレキシブル配線体は、基材と、前記基材上の配線と、前記配線を覆うカバー部材とを有し、前記第1曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記第1平坦部分から離れる方向に沿って複数の第1の穴が設けられている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の開口面積が、前記第1平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の配置間隔が、前記第1平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の深さが、前記第1平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第1曲げ対象部分は、その厚みが前記第1平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、第2平坦部分がさらに設けられ、前記曲げ対象部分は、前記第2平坦部分と繋がり、前記第2平坦部分から曲げられる第2曲げ対象部分を有し、前記第2曲げ対象部分は、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすく、前記第2曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなる。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、第2平坦部分がさらに設けられ、前記曲げ対象部分は、前記第2平坦部分と繋がり、前記第2平坦部分から曲げられる第2曲げ対象部分を有し、前記第2曲げ対象部分は、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすく、前記第2曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなり、前記第2曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記第2平坦部分から離れる方向に沿って複数の第2の穴が設けられている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の開口面積が、前記第2平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の配置間隔が、前記第2平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の深さが、前記第2平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記第2曲げ対象部分は、その厚みが前記第2平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記曲げ対象部分は、全体的にU字状に曲げられる。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記曲げ対象部分は、前記第1及び第2曲げ対象部分の間に位置する、前記U字状の底部分となる中間部分を有し、前記曲げ対象部分が曲げられたとき、前記中間部分は、曲がらない、あるいは前記第1及び第2曲げ対象部分よりも小さく曲がる。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記中間部分における、前記第1曲げ対象部分側の第1端部は、前記中間部分の中央部よりも曲がりやすい。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様では、前記中間部分における、前記第2曲げ対象部分側の第2端部は、前記中間部分の前記中央部よりも曲がりやすい。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様は、平坦部分と、前記平坦部分と繋がり、前記平坦部分から曲げられる曲げ対象部分とを備え、前記フレキシブル配線体は、基材と、前記基材上の配線と、前記配線を覆うカバー部材とを有し、前記曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記平坦部分から離れる方向に沿って複数の穴が設けられ、前記複数の穴の開口面積は前記平坦部分から離れるほど大きい、あるいは、前記複数の穴の配置間隔は前記平坦部分から離れるほど小さい、あるいは、前記複数の穴の深さは前記平坦部分から離れるほど大きい。
また、本発明に係るフレキシブル配線体の一態様は、平坦部分と、前記平坦部分と繋がり、前記平坦部分から曲げられる曲げ対象部分とを備え、前記曲げ対象部分の厚みは、前記平坦部分から離れるほど小さい。
本発明の一態様によれば、フレキシブル配線体の曲げに対する耐性を向上することができる。
図1は実施の形態に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。本実施の形態に係るフレキシブル配線体1は、例えば、部品が搭載されるFPCである。フレキシブル配線体1は、部品が搭載されないFFCあっても良い。フレキシブル配線体1は、柔軟性を有することから、曲げて使用することが可能である。フレキシブル配線体1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の電子機器において利用される。
図1に示されるように、フレキシブル配線体1は一方向に沿って延びている。以後、フレキシブル配線体1の長手方向を第1方向D1と呼び、フレキシブル配線体1の短手方向を第2方向D2と呼ぶことがある。
機能の観点からは、フレキシブル配線体1は、部品(図示せず)が搭載される部品搭載部2と、部品搭載部2上の部品と他の部品とを電気的に接続する接続部3とを備えている。部品搭載部2には例えば複数の電子部品が搭載される。部品搭載部2及び接続部3は、第1方向D1で隣り合っている。部品搭載部2及び接続部3は、平面視において、第1方向D1に沿って長い長方形を成している。接続部3は、部品搭載部2の長手方向の一端から、第1方向D1に沿って延在している。第2方向D2での接続部3の長さは、第2方向D2での部品搭載部2の長さよりも小さく、第1方向D1での接続部3の長さは、第1方向D1での部品搭載部2の長さよりも大きい。
また、形状の観点からは、フレキシブル配線体1は、使用時に曲げられない第1平坦部分11及び第2平坦部分12と、使用時に曲げられる曲げ対象部分10とを備えている。第1平坦部分11、曲げ対象部分10及び第2平坦部分12は、第1方向D1に沿ってこの順で並んでいる。曲げ対象部分10の第1方向D1での両端には、第1平坦部分11及び第2平坦部分12がそれぞれ繋がっている。本実施の形態では、部品搭載部2と接続部3の一部とで第1平坦部分11が構成され、接続部3の一部で第2平坦部分12が構成され、接続部3の一部で曲げ対象部分10が構成されている。曲げ対象部分10は、第1方向D1に沿って延在しており、第1方向D1に沿って曲げられる。つまり、曲げ対象部分10は、その長手方向に沿って曲げられる。
図2は、図1に示されるフレキシブル配線体1の矢視A−Aにおける断面構造を示す図である。図2に示されるように、フレキシブル配線体1は基材100を備えている。基材100の一方の主面100a上には第1配線110が形成されている。また基材100の他方の主面100b上には第2配線120が形成されている。基材100の一方の主面100a上には第1配線110を覆う第1カバー部材130が形成されている。基材100の他方の主面100b上には第2配線120を覆う第2カバー部材140が形成されている。第1カバー部材130及び第2カバー部材140は、絶縁体であって、「カバーレイ」とも呼ばれる。基材100、第1カバー部材130及び第2カバー部材140は例えば樹脂で構成され、第1配線110及び第2配線120は例えば銅などの金属で構成される。
本実施の形態では、第1配線110は、第1平坦部分11だけに設けられ、曲げ対象部分10及び第2平坦部分12には設けられていない。したがって、第1平坦部分11では両面配線となっており、曲げ対象部分10及び第2平坦部分12では片面配線となっている。部品搭載部2での基材100にはスルーホールが形成される。部品搭載部2上の複数の電子部品は、当該スルーホール、第1配線110及び第2配線120によって互いに電気的に接続される。また、第1方向D1での接続部3の両端部のうち、部品搭載部2側の端部とは反対側の端部は、例えば、電子部品が搭載されたプリント基板上に配置されたコネクタに接続される。これにより、プリント基板上の電子部品と、部品搭載部2上の電子部品とが、接続部3の第2配線120によって電気的に接続される。
また本実施の形態では、曲げ対象部分10での第1カバー部材130には、第1方向D1に沿って複数の穴200が設けられている。したがって、フレキシブル配線体1での第1カバー部材130側の主面1cには複数の穴200が設けられている第2カバー部材140には穴200は設けられていない。したがって、フレキシブル配線体1での第2カバー部材140側の主面1dには穴200は設けられていない。
図1,2の例では、曲げ対象部分10での第1カバー部材130には、4つの穴200a1,200a2,200b2,200b1が、第1平坦部分11側からこの順で、フレキシブル配線体1の長手方向に沿って設けられている。本実施の形態では、各穴200は、第1カバー部材130をその厚み方向に貫通する貫通穴である。また各穴200の開口面の形状(各穴200の平面視上の形状)は長方形を成している。各穴200は貫通穴ではなくてもよい。また各穴200の開口面は長方形以外であっても良い。
穴200a1は、接続部3と部品搭載部2との境界よりも少し接続部3側に位置している。本実施の形態では、部品搭載部2と、接続部3のうち、部品搭載部2及び接続部3の境界から穴200a1までの部分とが、フレキシブル配線体1の使用時に曲げられない第1平坦部分11となっている。つまり、フレキシブル配線体1において、第1方向D1でのフレキシブル配線体1の両端1a,1bのうちの部品搭載部2側の一方の端1aから、穴200a1までの部分が、第1平坦部分11となっている。また、接続部3において、フレキシブル配線体1の他方の端1bから、穴200b1までの部分が、フレキシブル配線体1の使用時に曲げられない第2平坦部分12となっている。そして、接続部3において、第1平坦部分11及び第2平坦部分12以外の、4つの穴200を含む部分が、フレキシブル配線体1の使用時に曲げられる曲げ対象部分10となっている。
第1平坦部分11側の2つの穴200a1,200a2は、対を成しており、互いに離れて設けられている。2つの穴200a1,200a2の深さは同じである。第1方向D1での穴200a2の長さは、第1方向D1での穴200a1の長さよりも大きく、第2方向D2での穴200a2の長さは、第2方向D2での穴200a1の長さと一致している。したがって、穴200a2の開口面積は、穴200a1の開口面積よりも大きい。
第2平坦部分12側の2つの穴200b1,200b2は、対を成しており、互いに離れて設けられている。2つの穴200b1,200b2の深さは同じである。第1方向D1での穴200b2の長さは、第1方向D1での穴200b1の長さよりも大きく、第2方向D2での穴200b2の長さは、第2方向D2での穴200b1の長さと一致している。したがって、穴200b2の開口面積は、穴200b1の開口面積よりも大きい。
本実施の形態では、2つの穴200a1,200a2の間の距離は、2つの穴200b1,200b2の距離と同じである。また、穴200a1と穴200b1は同じ形状を有しており、穴200a2と穴200b2は同じ形状を有している。そして、2つの穴200a2,200b2の間の距離は、2つの穴200a1,200a2の間の距離よりも大きく、2つの穴200b1,200b2の間の距離よりも大きい。
このような構造を有するフレキシブル配線体1での曲げ対象部分10には、第1平坦部分11に繋がり、かつ第1平坦部分11から第1方向D1に沿って曲げられ、かつ第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすい第1曲げ対象部分21が形成される。本実施の形態では、曲げ対象部分10において、穴200a1の第1平坦部分11側の縁から、穴200a2の第2平坦部分12側の縁までの部分が、第1曲げ対象部分21となっている。
第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11よりも曲がりやすい第1部分31と、当該第1部分31よりも曲がりやすい第2部分32とを有している。第1平坦部分11、第1部分31及び第2部分32は、この順で第1方向D1に沿って並んでいる。第1部分31は第1平坦部分11に繋がっており、第2部分32は第1部分31に繋がっている。第1部分31及び第2部分32は、第1曲げ対象部分21の曲げ方向に沿って並んでいる。
第1部分31には穴200a1が形成されており、第2部分32には穴200a2が形成されている。第1平坦部分11とは異なり、第1部分31での第1カバー部材130には穴200が設けられていることから、構造上、第1部分31は、第1平坦部分11よりも曲がりやすい。また、第2部分32での穴200a2の開口面積は、第1部分31での穴200a1の開口面積よりも大きい。したがって、構造上、第2部分32は第1部分31よりも曲がりやすい。
また、曲げ対象部分10には、第2平坦部分12に繋がり、かつ第2平坦部分12から第1方向D1に沿って曲げられ、かつ第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすい第2曲げ対象部分22が形成される。本実施の形態では、曲げ対象部分10において、穴200b1の第2平坦部分12側の縁から、穴200b2の第1平坦部分11側の縁までの部分が、第2曲げ対象部分22となっている。
第2曲げ対象部分21は、第2平坦部分12よりも曲がりやすい第1部分41と、当該第1部分41よりも曲がりやすい第2部分42とを有している。第2平坦部分12、第1部分41及び第2部分42は、この順で第1方向D1に沿って並んでいる。第1部分41は第2平坦部分12に繋がっており、第2部分42は第1部分41に繋がっている。第1部分41及び第2部分42は、第2曲げ対象部分22の曲げ方向に沿って並んでいる。
第1部分41には穴200b1が形成されており、第2部分42には穴200b2が形成されている。第2平坦部分12とは異なり、第1部分41での第1カバー部材130には穴200が設けられていることから、構造上、第1部分41は、第2平坦部分12よりも曲がりやすい。また、第2部分42での穴200b2の開口面積は、第1部分41での穴200b1の開口面積よりも大きい。したがって、構造上、第2部分42は第1部分41よりも曲がりやすい。
本実施の形態では、第1曲げ対象部分21の第1部分31と、第2曲げ対象部分22の第1部分41とは、同様の構造を有していることから、同程度に曲がりやすくなっている。また、第1曲げ対象部分21の第2部分32と、第2曲げ対象部分22の第2部分42とは、同様の構造を有していることから、同程度に曲がりやすくなっている。
曲げ対象部分10は、第1曲げ対象部分21と第2曲げ対象部分22との間に位置する中間部分23を有する。第1曲げ対象部分21、中間部分23及び第2曲げ対象部分22は、この順で第1方向D1に沿って並んでいる。中間部分23は、第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22に繋がっている。本実施の形態では、中間部分23には穴200が形成されていない。したがって、構造上、中間部分23は、第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22よりも曲がりにくい。
以上のような構造を有するフレキシブル配線体1では、例えば、穴200が外側に向くように曲げ対象部分10がその長手方向に沿ってU字状に曲げられる。曲げ対象部分10は、中間部分23がU字状の底部分となるように、U字状に曲げられる。図3は、フレキシブル配線体1が曲げられている様子を示す図である。図3には、曲げられているフレキシブル配線体1の概略の側面図が示されている。図3に示されるフレキシブル配線体1は、主面1cが外側、主面1dが内側になるように、長手方向に沿って曲げられている。なお図3では穴200の記載が省略されている。
上述のように、フレキシブル配線体1の曲げ対象部分10は、曲がりやすい第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22と、曲がりにくい中間部分23とを有する。本実施の形態では、曲げ対象部分10は、U字状に曲げられる際には、図3に示されるように、中間部分23では曲がらず、第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22のそれぞれで90°曲がり、合計180°曲がる。そして、曲がらない中間部分23はU字状の底部分となる。なお、中間部分23は、その第1方向D1の長さや厚み等によって少し曲がることもある。この場合には、曲がりにくい中間部分23は、第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22よりも全体的に小さく曲がる。
また第1曲げ対象部分21では、第1部分31が第1平坦部分11よりも曲がりやすく、第2部分32が第1部分31よりも曲がりやすい。したがって、フレキシブル配線体1が曲げられたとき、図3に示されるように、第1曲げ対象部分21では、第1部分31が少し曲がり、第2部分32が大きく曲がるようになる。つまり、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。第1曲げ対象部分21では、第2部分32の曲率が第1部分31の曲率よりも大きいと言える。第1曲げ対象部分21では、最も曲がりやすい部分に、当該第1曲げ対象部分21に設けられた複数の穴200のうち、開口面積が最も大きい穴200が存在する。
第2曲げ対象部分22は、第1曲げ対象部分21と同様に、第1部分41が第2平坦部分12よりも曲がりやすく、第2部分42が第1部分41よりも曲がりやすい。したがって、フレキシブル配線体1が曲げられたとき、図3に示されるように、第2曲げ対象部分22では、第1部分41が少し曲がり、第2部分42が大きく曲がるようになる。つまり、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなる。第2曲げ対象部分22では、第2部分42の曲率が第1部分41の曲率よりも大きいと言える。第2曲げ対象部分22では、最も曲がりやすい部分に、当該第2曲げ対象部分22に設けられた複数の穴200のうち、開口面積が最も大きい穴200が存在する。
以上のように、本実施の形態では、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすいため(上記の例では、第1平坦部分11に近い第1部分31で少し曲がりやすくなって、第1平坦部分11から離れた第2部分32でさらに曲がりやすくなる)、第1曲げ対象部分21は全体的に曲がりやすくなっている。したがって、第1曲げ対象部分21を、その曲率が大きくなるように曲げることができる。よって、第1曲げ対象部分21を狭い空間に配置することができる。同様に、第2曲げ対象部分22は全体的に曲がりやすくなっていることから、第2曲げ対象部分21を、その曲率が大きくなるように曲げることができる。よって、第2曲げ対象部分22を狭い空間に配置することができる。よって、フレキシブル配線体1を狭い空間に配置することができる。
また本実施の形態では、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる(上記の例では、第1平坦部分11に近い第1部分31で小さく曲がり、第1平坦部分11から離れた第2部分32で大きく曲がる)。したがって、第1曲げ対象部分21では、急激に曲がる部分が発生することを抑制することができる。よって、第1曲げ対象部分21では、曲げストレスが集中することを抑制することができる。つまり、第1曲げ対象部分21では、曲げストレスが分散する。
これに対して、第1曲げ対象部分21の厚みを全体的に小さくすることによって、第1曲げ対象部分21を全体的に均等に曲がりやすくした場合には、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11との境界で急激に曲がり、曲げストレスが集中する。本実施の形態に第1曲げ対象部分21では、このようなことはなく、曲げストレスが分散するため、曲げに対する耐性が向上する。よって、フレキシブル配線体1の曲げに対する耐性が向上する。同様に、第2曲げ対象部分22では、曲げストレスが集中することを抑制することができるため、曲げに対する耐性が向上する。よって、フレキシブル配線体1の曲げに対する耐性が向上する。
また本実施の形態では。曲げ対象部分10が曲げられたとき、中間部分23は、曲がらない、あるいは第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22よりも小さく曲がる。そのため、U字状に曲げられた曲げ対象部分10では、U字状の底部分となる中間部分23が大きく外側に膨らむことを抑制することができる。図3の例では、U字状の底部分となる中間部分23が平らになっている。よって、曲げ対象部分10をより狭い空間に配置することが可能となる。
また本実施の形態では、第1曲げ対象部分21は、複数の穴200a1,200a2の開口面積が、第1平坦部分11から離れるほど大きくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている。したがって、穴200の開口面積を調整することで、簡単に第1曲げ対象部分21の曲がり具合を調整することができる。同様に、穴200の開口面積を調整することで、簡単に第2曲げ対象部分22の曲がり具合を調整することができる。
なお、フレキシブル配線体1では、基材100と第1カバー部材130との間に、電磁波をシールドするシールド材(シールド層)を第1配線110を覆うように設けても良い。また、シールド材は第1カバー部材130の上に設けても良い。また、基材100と第2カバー部材140との間に第2配線120を覆うようにシールド材を設けても良い。また、シールド材は第2カバー部材140の上に設けても良い。
また、フレキシブル配線体1では、第1カバー部材130に設けられた穴200は、第2方向D2において第1カバー部材130の端から端まで達しても良い。
また上記の例では、第1曲げ対象部分21には2つの穴200が設けられているが、3つ以上の穴200が設けられても良い。同様に、第2曲げ対象部分22には3つ以上の穴200が設けられても良い。図4は、第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22のそれぞれに対して3つの穴200が設けられた様子が示されている。
図4に示されるフレキシブル配線体1では、第1曲げ対象部分21の第1カバー部材130には、穴200a1,200a2,200a3が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。また、第2曲げ対象部分22の第1カバー部材130には、穴200b1,200b2,200b3が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。
穴200a1,200a2,200a3は、この順で第1平坦部分11から離れる方向に沿って配置されている。穴200a1,200a2,200a3の配置間隔は一定である。3つの穴200a1,200a2,200a3の深さは同じである。第1方向D1での穴200a3の長さは、第1方向D1での穴200a2の長さよりも大きく、第1方向D1での穴200a2の長さは、第1方向D1での穴200a1の長さよりも大きい。第2方向D2での穴200a3の長さと、第2方向D2での穴200a2の長さと、第2方向D2での穴200a1の長さとは一致している。したがって、穴200a3の開口面積は、穴200a2の開口面積よりも大きく、穴200a2の開口面積は、穴200a1の開口面積よりも大きい。
このように、図14に示される第1曲げ対象部分21では、複数の穴200a1,200a2,200a3の開口面積が、第1平坦部分11から離れるほど大きくなっている。したがって、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすい。そして、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。
また、穴200b1,200b2,200b3は、この順で第2平坦部分12から離れる方向に沿って配置されている。3つの穴200b1,200b2,200b3の深さは同じである。第1方向D1での穴200b3の長さは、第1方向D1での穴200b2の長さよりも大きく、第1方向D1での穴200b2の長さは、第1方向D1での穴200b1の長さよりも大きい。第2方向D2での穴200b3の長さと、第2方向D2での穴200b2の長さと、第2方向D2での穴200b1の長さとは一致している。したがって、穴200b3の開口面積は、穴200b2の開口面積よりも大きく、穴200b2の開口面積は、穴200b1の開口面積よりも大きい。
このように、第2曲げ対象部分22では、複数の穴200b1,200b2,200b3の開口面積が、第2平坦部分12から離れるほど大きくなっている。したがって、第2曲げ対象部分22は、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすい。そして、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなる。
図4の例では、第1曲げ対象部分21での穴200の配置間隔は一定であり、第2曲げ対象部分22での穴200の配置間隔は一定である。また、第1曲げ対象部分21での穴200の配置間隔と、第2曲げ対象部分22での穴200の配置間隔とは一致している。穴200a1と穴200b1は同じ形状を有しており、穴200a2と穴200b2は同じ形状を有しており、穴200a3と穴200b3は同じ形状を有している。そして、穴200a3,200b3の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離よりも大きく、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離よりも大きい。
図4に示されるフレキシブル配線体1においても、図1〜3に示されるフレキシブル配線体1と同様に、狭い空間に配置することが可能になるとともに、曲げに対する耐性が向上する。
上記の例では、曲げ対象部分10は180°曲げられていたが、180°よりも少ない角度で曲げられても良い。図5は曲げ対象部分10が90°曲げられている様子を示す図である。図5には、曲げ対象部分10が第1平坦部分11から90°曲げられているフレキシブル配線体1の概略の側面図が示されている。
図5に示されるように、曲げ対象部分10が第1平坦部分11から90°曲げられる場合であっても、第1曲げ対象部分21では、第1平坦部分11に近い第1部分31が少し曲がって、第1平坦部分11から離れた第2部分32が大きく曲がる。したがって、第1曲げ対象部分21では曲げストレスが集中しにくくなる。
なお、曲げ対象部分10が第1平坦部分11から90°曲げられる場合には、図5に示されるように、フレキシブル配線体1のうち、曲げ対象であった部分22は、曲げられず、曲げ対象とはならない。したがって、当該部分22での穴200b1〜200b3は不要となる。
<各種変形例>
以下に本実施の形態の各種変形例について説明する。
以下に本実施の形態の各種変形例について説明する。
<第1変形例>
上記の例では、第1曲げ対象部分21は、複数の穴200の開口面積が第1平坦部分11から離れるほど大きくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲げやすくなっていたが、複数の穴200の配置間隔が第1平坦部分11から離れるほど小さくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっても良い。同様に、第2曲げ対象部分22は、複数の穴200の配置間隔が第2平坦部分12から離れるほど小さくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっても良い。図6は本変形例に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。
上記の例では、第1曲げ対象部分21は、複数の穴200の開口面積が第1平坦部分11から離れるほど大きくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲げやすくなっていたが、複数の穴200の配置間隔が第1平坦部分11から離れるほど小さくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっても良い。同様に、第2曲げ対象部分22は、複数の穴200の配置間隔が第2平坦部分12から離れるほど小さくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっても良い。図6は本変形例に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。
図6に示されるように、本変形例では、第1曲げ対象部分21の第1カバー部材130には、穴200a1〜200a5が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。また、第2曲げ対象部分22の第1カバー部材130には、穴200b1〜200b5が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。
複数の穴200a1〜200a5は、この順で第1平坦部分11から離れる方向に沿って配置されている。複数の穴200a1〜200a5の形状は互いに同じである。そして、複数の穴200a1〜200a5の配置間隔は、第1平坦部分11から離れるほど小さくなっている。
このように、本変形例に係る第1曲げ対象部分21では、複数の穴200a1〜200a5の配置間隔が、第1平坦部分11から離れるほど大きくなっている。言い換えれば、第1曲げ対象部分21では、第1平坦部分11から離れるほど穴200が密集している。したがって、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。
また、複数の穴200b1〜200b5は、この順で第2平坦部分12から離れる方向に沿って配置されている。複数の穴200b1〜200b5の形状は互いに同じである。そして、複数の穴200b1〜200b5の配置間隔は、第2平坦部分12から離れるほど小さくなっている。
このように、本変形例に係る第2曲げ対象部分22では、複数の穴200b1〜200b5の配置間隔が、第2平坦部分12から離れるほど大きくなっている。したがって、第2曲げ対象部分22は、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなる。
図6の例では、穴200a1〜200a5,200b1〜200b5は、互いに同じ形状を有している。また、穴200a1と穴200a2の間の距離と、穴200b1と穴200b2の間の距離とは一致し、穴200a2と穴200a3の間の距離と、穴200b2と穴200b3の間の距離とは一致する。また、穴200a3と穴200a4の間の距離と、穴200b3と穴200b4の間の距離とは一致し、穴200a4と穴200a5の間の距離と、穴200b4と穴200b5の間の距離とは一致する。そして、穴200a5と穴200b5の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離よりも大きく、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離よりも大きくなっている。
以上のように、本変形例では、第1曲げ対象部分21は、複数の穴200の配置間隔が、第1平坦部分11から離れるほど小さくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。同様に、第2曲げ対象部分22は、複数の穴200の配置間隔が、第2平坦部分12から離れるほど小さくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。
また、本変形例では、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。同様に、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。
また、本変形例では、第1曲げ対象部分21での穴200の配置間隔を調整することで、簡単に第1曲げ対象部分21の曲がり具合を調整することができる。同様に、第2曲げ対象部分22での穴200の配置間隔を調整することで、簡単に第2曲げ対象部分22の曲がり具合を調整することができる。
<第2変形例>
図7は本変形例に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。図8は、図7に示されるフレキシブル配線体1の矢視B−Bにおける断面構造を示す図である。本変形例では、第1曲げ対象部分21は、それに設けられた複数の穴200の深さが、第1平坦部分11から離れるほど大きくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている同様に、第2曲げ対象部分22は、それに設けられた複数の穴200の深さが、第2平坦部分12から離れるほど大きくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっている。以下に、本変形例に係るフレキシブル配線体1について詳細に説明する。
図7は本変形例に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。図8は、図7に示されるフレキシブル配線体1の矢視B−Bにおける断面構造を示す図である。本変形例では、第1曲げ対象部分21は、それに設けられた複数の穴200の深さが、第1平坦部分11から離れるほど大きくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている同様に、第2曲げ対象部分22は、それに設けられた複数の穴200の深さが、第2平坦部分12から離れるほど大きくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっている。以下に、本変形例に係るフレキシブル配線体1について詳細に説明する。
図7,8に示されるように、第1曲げ対象部分21の第1カバー部材130には、穴200a1〜200a3が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。また、第2曲げ対象部分22の第1カバー部材130には、穴200b1〜200b3が第1方向D1に沿って互いに離れて設けられている。
複数の穴200a1〜200a3は、この順で第1平坦部分11から離れる方向に沿って配置されている。複数の穴200a1〜200a3の開口面の形状は互いに同じである。複数の穴200a1〜200a3の配置間隔は一定である。複数の穴200a1〜200a3の深さは、第1平坦部分11から離れるほど大きくなっている。つまり、穴200a3の深さは穴200a2の深さよりも大きく、穴200a2の深さは穴200a1の深さよりも大きい。
このように、本変形例に係る第1曲げ対象部分21では、複数の穴200a1〜200a3の深さが、第1平坦部分11から離れるほど大きくなっている。したがって、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。図7,8に示される第1曲げ対象部分21は、穴200a1を含む、第1平坦部分11側の端部において小さく曲がり、穴200a2を含む中央部において少し大きく曲がり、穴200a3を含む、中間部分23側の端部において最も大きく曲がる。
第2曲げ対象部分22に設けられた複数の穴200b1〜200b3は、この順で第2平坦部分12から離れる方向に沿って配置されている。複数の穴200b1〜200b3の開口面の形状は互いに同じである。複数の穴200b1〜200b3の配置間隔は一定である。複数の穴200b1〜200b3の深さは、第2平坦部分12から離れるほど大きくなっている。つまり、穴200b3の深さは穴200b2の深さよりも大きく、穴200b2の深さは穴200b1の深さよりも大きい。
このように、本変形例に係る第2曲げ対象部分22では、複数の穴200b1〜200b3の深さが、第2平坦部分12から離れるほど大きくなっている。したがって、第2曲げ対象部分22は、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなる。図7,8に示される第2曲げ対象部分22は、穴200b1を含む、第2平坦部分12側の端部において小さく曲がり、穴200b2を含む中央部において少し大きく曲がり、穴200b3を含む、中間部分23側の端部において最も大きく曲がる。
図7,8の例では、穴200a1〜200a3,200b1〜200b3の開口面の形状は互いに同じである。また、穴200a1〜200a3の配置間隔と、穴200b1〜200b3の配置間隔とは同じである。また、穴200a3と穴200b3の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離よりも大きく、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離よりも大きい。そして、穴200a1と穴200b1の深さは一致し、穴200a2と穴200b2の深さは一致し、穴200a3と穴200b3の深さは一致する。
以上のように、本変形例では、第1曲げ対象部分21は、複数の穴200の深さが、第1平坦部分11から離れるほど小さくなることによって、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。同様に、第2曲げ対象部分22は、複数の穴200の深さが、第2平坦部分12から離れるほど小さくなることによって、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。
また、本変形例では、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。同様に、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。
また、本変形例では、第1曲げ対象部分21での穴200の深さを調整することで、簡単に第1曲げ対象部分21の曲がり具合を調整することができる。同様に、第2曲げ対象部分22での穴200の深さを調整することで、簡単に第2曲げ対象部分22の曲がり具合を調整することができる。
なお上記の例では、第1曲げ対象部分21には、その曲げ方向に沿って、3つの穴200が設けられていたが、2つの穴200を設けても良いし、4つ以上の穴200を設けても良い。同様に、第2曲げ対象部分22には、その曲げ方向に沿って、2つの穴200を設けても良いし、4つ以上の穴200を設けても良い。
<第3変形例>
上記の第2変形例に係るフレキシブル配線体1において、複数の穴200a1〜200a3を繋げても良い。同様に、複数の穴200b1〜200b3を繋げても良い。図9,10は、その様子を示す図である。図9,10はそれぞれ図7,8に対応している。
上記の第2変形例に係るフレキシブル配線体1において、複数の穴200a1〜200a3を繋げても良い。同様に、複数の穴200b1〜200b3を繋げても良い。図9,10は、その様子を示す図である。図9,10はそれぞれ図7,8に対応している。
図9,10に示される本変形例のフレキシブル配線体1では、第1曲げ対象部分21での第1カバー部材130に一つの穴200aが設けられている。また、第2曲げ対象部分22での第1カバー部材130に一つの穴200bが設けられている。
第1曲げ対象部分21の穴200aは、第1方向D1に沿って延在している。言い換えれば、第1曲げ対象部分21の穴200aは、第1平坦部分11から離れる方向に沿って延在している。穴200aの深さは、第1平坦部分11から離れるほど大きくなっている。これにより、第1曲げ対象部分21の厚みは、第1平坦部分11から離れるほど小さくなっている。したがって、第1曲げ対象部分21は、第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなる。
第2曲げ対象部分22の穴200bは、第1方向D1に沿って延在している。言い換えれば、第2曲げ対象部分22の穴200bは、第2平坦部分12から離れる方向に沿って延在している。穴200bの深さは、第2平坦部分12から離れるほど大きくなっている。これにより、第2曲げ対象部分22の厚みは、第2平坦部分12から離れるほど小さくなっている。したがって、第2曲げ対象部分22は、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっている。そして、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなる。図9,10の例では、穴200aの形状と穴200bの形状は第1方向D1において対称となっている。
このように、本変形例では、上記の例と同様に、第1曲げ対象部分21は第1平坦部分11から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。同様に、第2曲げ対象部分22は、第2平坦部分12から離れるほど曲がりやすくなっているため、狭い空間に配置することが可能になる。
また、本変形例では、上記の例と同様に、第1曲げ対象部分21は、曲げられたとき、第1平坦部分11から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。同様に、第2曲げ対象部分22は、曲げられたとき、第2平坦部分12から離れるほど曲がりが大きくなるため、曲げストレスが集中することが抑制され、曲げに対する耐性が向上する。
また、本変形例では、第1曲げ対象部分21での穴200aの深さを調整することで、簡単に第1曲げ対象部分21の曲がり具合を調整することができる。同様に、第2曲げ対象部分22での穴200bの深さを調整することで、簡単に第2曲げ対象部分22の曲がり具合を調整することができる。
<第4変形例>
上記の例では、第1曲げ対象部分21から中間部分23にかけて曲げやすさを見ると、第1曲げ対象部分21と中間部分23との境界部分において急に曲げにくくなることから、曲げ対象部分10は当該境界部分で急激に曲がる可能性があり、当該境界部分に曲げストレスがかかる可能性がある。また、曲げ対象部分10は、第2曲げ対象部分22と中間部分23との境界部分において急激に曲がる可能性があり、当該境界部分に曲げストレスがかかる可能性がある。
上記の例では、第1曲げ対象部分21から中間部分23にかけて曲げやすさを見ると、第1曲げ対象部分21と中間部分23との境界部分において急に曲げにくくなることから、曲げ対象部分10は当該境界部分で急激に曲がる可能性があり、当該境界部分に曲げストレスがかかる可能性がある。また、曲げ対象部分10は、第2曲げ対象部分22と中間部分23との境界部分において急激に曲がる可能性があり、当該境界部分に曲げストレスがかかる可能性がある。
そこで、本変形例では、第1曲げ対象部分21と中間部分23の境界部分と、第2曲げ対象部分22と中間部分23の境界部分に、曲げストレスがかかりにくいフレキシブル配線体1を提供する。
図11は本変形例に係るフレキシブル配線体1を示す平面図である。本変形例に係るフレキシブル配線体1は、上述の図4に示されるフレキシブル配線体1において、中間部分23での第1カバー部材130に2つの穴200c1,200c2を設けたものである。
図11に示されるように、第1方向D1での中間部分23の両端部51,52では、第1曲げ対象部分21側の端部51に穴200c1が設けられ、第2曲げ対象部分22側の端部52に穴200c2が設けられている。第1方向D1での中間部分23の中央部50には穴200が設けられていない。
穴200c1,200c2の形状は、穴200a2,200b2の形状と同じである。したがって、穴200c1,200c2の開口面積は、穴200a2,200b2の開口面積と同じである。穴200c1,200c2の深さは、穴200a1〜200a3,200b1〜200b3の深さと同じである。穴200c1と穴200a3の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離と同じである。したがって、第1方向D1に沿って並ぶ4つの穴200a1〜200a3,200c1の配置間隔は一定である。穴200c2と穴200b3の間の距離は、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離と同じである。したがって、第1方向D1に並ぶ4つの穴200b1〜200b3,200c2の配置間隔は一定である。穴200c1と穴200c2の距離は、4つの穴200a1〜200a3,200c1での穴200間の距離よりも大きく、4つの穴200b1〜200b3,200c2での穴200間の距離よりも大きい。
このように、本変形例に係る中間部分23では、第1曲げ対象部分21側の端部51に穴200が設けられ、中央部50には穴200が設けられていない。したがって、第1曲げ対象部分21に繋がる端部51は、中央部50よりも曲がりやすい。よって、曲げ対象部分10が、第1曲げ対象部分21と中間部分23との境界部分において急激に曲がることを抑制することができる。その結果、当該境界部分に曲げストレスがかかりにくくなる。よって、フレキシブル配線体1での曲げに対する耐性がさらに向上する。
また、本変形例に係る中間部分23では、第2曲げ対象部分22側の端部52に穴200が設けられ、中央部50には穴200が設けられていない。したがって、第2曲げ対象部分22に繋がる端部52は、中央部50よりも曲がりやすい。よって、曲げ対象部分10が、第2曲げ対象部分22と中間部分23との境界部分において急激に曲がることを抑制することができる。その結果、当該境界部分に曲げストレスがかかりにくくなる。よって、フレキシブル配線体1での曲げに対する耐性がさらに向上する。
図11に示されるフレキシブル配線体1では、中間部分23の端部51での穴200c1の開口面積は、第1曲げ対象部分10での中間部分23側の穴200a3の開口面積よりも小さい。したがって、中間部分23の端部51は、それに繋がる、第1曲げ対象部分21の端部(第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23の端部52は、それに繋がる、第2曲げ対象部分22の端部(第1方向D1での第2曲げ対象部分22の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。
また、中間部分23での第1カバー部材130側の主面において穴200c1,200c2の開口が占める割合は、第1曲げ対象部分21での第1カバー部材130側の主面において穴200a1〜200a3の開口が占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第1曲げ対象部分21よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23での第1カバー部材130側の主面において穴200c1,200c2の開口が占める割合は、第2曲げ対象部分22での第1カバー部材130側の主面において穴200b1〜200b3の開口が占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第2曲げ対象部分22よりも曲がりにくい。
なお、図12に示されるように、上述の図6に示されるフレキシブル配線体1での中間部分23に穴200c1,200c2を設けても良い。図12の例では、穴200c1,200c2の形状は、穴200a1〜200a5,200b1〜200b5の形状と同じである。また、穴200c1と穴200a5の間の距離は、穴200a3と穴200a2の間の距離と同じであり、穴200c2と穴200b5の間の距離は、穴200b3と穴200b2の間の距離と同じである。穴200c1と穴200c2の間の距離は、穴200a1と穴200a2の間の距離よりも大きく、穴200b1と穴200b2の間の距離よりも大きい。
図12に示されるフレキシブル配線体1では、穴200a5と穴200c1との間の距離が、穴200a4と穴200a5との間の距離も大きい。したがって、中間部分23の端部51は、それに繋がる、第1曲げ対象部分21の端部(第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23の端部52は、それに繋がる、第2曲げ対象部分22の端部(第1方向D1での第2曲げ対象部分22の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。
また、図12に示されるフレキシブル配線体1では、中間部分23での第1カバー部材130側の主面において穴200c1,200c2の開口が占める割合は、第1曲げ対象部分21での第1カバー部材130側の主面において穴200a1〜200a5の開口が占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第1曲げ対象部分21よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23での第1カバー部材130側の主面において穴200c1,200c2の開口が占める割合は、第2曲げ対象部分22での第1カバー部材130側の主面において穴200b1〜200b5の開口が占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第2曲げ対象部分22よりも曲がりにくい。
また、図13,14に示されるように、上述の図7,8に示されるフレキシブル配線体1での中間部分23に穴200c1,200c2を設けても良い。図13,14はそれぞれ図7,8に対応する。
図13,14の例では、穴200c1,200c2の形状は互いに同じであり、穴200c1,200c2の深さは互いに同じである。第1方向D1での穴200c1,200c2の長さは、第1方向D1での穴200a1〜200a3,200b1〜200b3の長さの半分である。第2方向D2での穴200c1,200c2の長さは、第2方向D2での穴200a1〜200a3,200b1〜200b3の長さと同じである。穴200c1,200c2の深さは、穴200a2,200b2の深さと同じである。穴200c1と穴200a3の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離と同じである。穴200c2と穴200b3の間の距離は、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離と同じである。穴200c1と穴200c2の間の距離は、第1曲げ対象部分21での穴200間の距離より大きく、第2曲げ対象部分22での穴200間の距離よりも大きい。
図13,14に示されるフレキシブル配線体1では、穴200c1の深さは穴200a3の深さよりも小さく、穴200c1の開口面積は穴200a3の開口面積よりも小さい。したがって、中間部分23の端部51は、それに繋がる、第1曲げ対象部分21の端部(第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23の端部52は、それに繋がる、第2曲げ対象部分22の端部(第1方向D1での第2曲げ対象部分22の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。
また、図13,14に示されるフレキシブル配線体1では、中間部分23での第1カバー部材130において穴200c1,200c2が占める割合は、第1曲げ対象部分21での第1カバー部材130において穴200a1〜200a3が占める割よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第1曲げ対象部分21よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23での第1カバー部材130において穴200c1,200c2が占める割合は、第2曲げ対象部分22での第1カバー部材130において穴200b1〜200b3が占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第2曲げ対象部分22よりも曲がりにくい。
また、図15,16に示されるように、上述の図9,10に示されるフレキシブル配線体1の中間部分23においても、端部51,52を中央部50よりも曲がりやすくしても良い。図15,16はそれぞれ図9,10に対応する。
図15,16の例では、第1曲げ対象部分21に設けられた穴200aが、中間部分23の端部51まで延びている。また、第2曲げ対象部分22に設けられた穴200bが、中間部分23の端部52まで延びている。穴200aのうち、端部51に設けられた部分200aaの深さは、穴200aのうち、第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中央部に設けられた部分200abの深さと一致している。穴200bのうち、端部52に設けられた部分200baの深さは、穴200bのうち、第1方向D1での第2曲げ対象部分22の中央部に設けられた部分200bbの深さと一致している。
図15,16に示されるフレキシブル配線体1では、穴200aのうち、端部51に設けられた部分200aaの深さは、穴200aのうち、第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中間部分23側の端部に設けられた部分の深さよりも小さい。したがって、中間部分23の端部51は、それに繋がる、第1曲げ対象部分21の端部(第1方向D1での第1曲げ対象部分21の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23の端部52は、それに繋がる、第2曲げ対象部分22の端部(第1方向D1での第2曲げ対象部分22の中間部分23側の端部)よりも曲がりにくい。
また、図15,16に示されるフレキシブル配線体1では、中間部分23での第1カバー部材130において穴200a,200bが占める割合は、第1曲げ対象部分21での第1カバー部材130において穴200aが占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第1曲げ対象部分21よりも曲がりにくい。同様に、中間部分23での第1カバー部材130において穴200a,200bが占める割合は、第2曲げ対象部分22での第1カバー部材130において穴200bが占める割合よりも小さい。したがって、中間部分23は、全体的に第2曲げ対象部分22よりも曲がりにくい。
なお、上記の各例においては、中間部分23での、穴が存在しない中央部50の第1方向D1の長さが大きい場合には、中間部分23が全体的に第1曲げ対象部分21及び第2曲げ対象部分22よりも曲がりやすくならい程度に、中央部50に穴を設けても良い。図17は、例えば図12に示されるフレキシブル配線体1において、中央部50の第1方向D1の長さが大きい場合に当該中央部50に穴200dが設けられた様子が示されている。図17の例では、穴200dは、第1方向D1での中央部50の中心に配置されている。穴200dの形状は、穴200c1,200c2の形状と一致する。穴200dと穴200c1の間の距離は、穴200a2と穴200a1の間の距離よりも大きい。穴200dと穴200c2の間の距離は、穴200b2と穴200b1の間の距離よりも大きい。穴200dと穴200c1の間の距離と、穴200dと穴200c2の間の距離とは一致する。
このように、中央部50に穴200dを設けることによって、中央部50が曲がりやすくなり、端部51と中央部50との境界部分及び端部52と中央部50との境界部分に曲げストレスがかかることを抑制することができる。
以上のように、フレキシブル配線体1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 フレキシブル配線体
10 曲げ対象部分
11 第1平坦部分
12 第2平坦部分
21 第1曲げ対象部分
22 第2曲げ対象部分
23 中間部分
50 中央部
51,52 端部
200 穴
10 曲げ対象部分
11 第1平坦部分
12 第2平坦部分
21 第1曲げ対象部分
22 第2曲げ対象部分
23 中間部分
50 中央部
51,52 端部
200 穴
Claims (18)
- フレキシブル配線体であって、
第1平坦部分と、
曲げられる曲げ対象部分と
を備え、
前記曲げ対象部分は、前記第1平坦部分と繋がり、前記第1平坦部分から曲げられる第1曲げ対象部分を有し、
前記第1曲げ対象部分は、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすく、
前記第1曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなる、フレキシブル配線体。 - 請求項1に記載のフレキシブル配線体であって、
前記フレキシブル配線体は、基材と、前記基材上の配線と、前記配線を覆うカバー部材とを有し、
前記第1曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記第1平坦部分から離れる方向に沿って複数の第1の穴が設けられている、フレキシブル配線体。 - 請求項2に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の開口面積が、前記第1平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項2に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の配置間隔が、前記第1平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項2に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第1曲げ対象部分は、前記複数の第1の穴の深さが、前記第1平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項1に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第1曲げ対象部分は、その厚みが前記第1平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第1平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項1に記載のフレキシブル配線体であって、
第2平坦部分をさらに備え、
前記曲げ対象部分は、前記第2平坦部分と繋がり、前記第2平坦部分から曲げられる第2曲げ対象部分を有し、
前記第2曲げ対象部分は、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすく、
前記第2曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなる、フレキシブル配線体。 - 請求項2に記載のフレキシブル配線体であって、
第2平坦部分をさらに備え、
前記曲げ対象部分は、前記第2平坦部分と繋がり、前記第2平坦部分から曲げられる第2曲げ対象部分を有し、
前記第2曲げ対象部分は、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすく、
前記第2曲げ対象部分は、曲げられたとき、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりが大きくなり、
前記第2曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記第2平坦部分から離れる方向に沿って複数の第2の穴が設けられている、フレキシブル配線体。 - 請求項8に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の開口面積が、前記第2平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項8に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の配置間隔が、前記第2平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項8に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第2曲げ対象部分は、前記複数の第2の穴の深さが、前記第2平坦部分から離れるほど大きくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項6に記載のフレキシブル配線体であって、
前記第2曲げ対象部分は、その厚みが前記第2平坦部分から離れるほど小さくなることによって、前記第2平坦部分から離れるほど曲がりやすくなっている、フレキシブル配線体。 - 請求項7乃至請求項12のいずれか一つに記載のフレキシブル配線体であって、
前記曲げ対象部分は、全体的にU字状に曲げられる、フレキシブル配線体。 - 請求項13に記載のフレキシブル配線体であって、
前記曲げ対象部分は、前記第1及び第2曲げ対象部分の間に位置する、前記U字状の底部分となる中間部分を有し、
前記曲げ対象部分が曲げられたとき、前記中間部分は、曲がらない、あるいは前記第1及び第2曲げ対象部分よりも小さく曲がる、フレキシブル配線体。 - 請求項14に記載のフレキシブル配線体であって、
前記中間部分における、前記第1曲げ対象部分側の第1端部は、前記中間部分の中央部よりも曲がりやすい、フレキシブル配線体。 - 請求項15に記載のフレキシブル配線体であって、
前記中間部分における、前記第2曲げ対象部分側の第2端部は、前記中間部分の前記中央部よりも曲がりやすい、フレキシブル配線体。 - フレキシブル配線体であって、
平坦部分と、
前記平坦部分と繋がり、前記平坦部分から曲げられる曲げ対象部分と
を備え、
前記フレキシブル配線体は、基材と、前記基材上の配線と、前記配線を覆うカバー部材とを有し、
前記曲げ対象部分での前記カバー部材には、前記平坦部分から離れる方向に沿って複数の穴が設けられ、
前記複数の穴の開口面積は前記平坦部分から離れるほど大きい、あるいは、前記複数の穴の配置間隔は前記平坦部分から離れるほど小さい、あるいは、前記複数の穴の深さは前記平坦部分から離れるほど大きい、フレキシブル配線体。 - フレキシブル配線体であって、
平坦部分と、
前記平坦部分と繋がり、前記平坦部分から曲げられる曲げ対象部分と
を備え、
前記曲げ対象部分の厚みは、前記平坦部分から離れるほど小さい、フレキシブル配線体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239972A JP2016103516A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | フレキシブル配線体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239972A JP2016103516A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | フレキシブル配線体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016103516A true JP2016103516A (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56089137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014239972A Pending JP2016103516A (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | フレキシブル配線体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016103516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020213282A1 (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置、フレキシブル配線基板、及び、表示装置の製造方法 |
WO2021199866A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 株式会社村田製作所 | 回路モジュール |
-
2014
- 2014-11-27 JP JP2014239972A patent/JP2016103516A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020213282A1 (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置、フレキシブル配線基板、及び、表示装置の製造方法 |
US11815955B2 (en) | 2019-04-16 | 2023-11-14 | Japan Display Inc. | Display device, flexible wiring board, and manufacturing method of display device |
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