JP2016101674A - Image formation apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、画像形成装置に関し、例えば、省電力モードでネットワークに接続可能なプリンタに適用し得る。 The present invention relates to an image forming apparatus, and can be applied to, for example, a printer that can be connected to a network in a power saving mode.
従来、イーサネット(登録商標)によりLAN(HUB)に接続するプリンタ等の画像形成装置では、消費電力を低減するために、通信制御に係る回路の一部に対する電力供給を遮断することにより省電力化する「省電力モード」を備える技術があった。例えば、特許文献1に記載された画像形成装置では、ステータス情報を記憶する記憶部と、外部機器と通信を行うサーバ部とを有する通信部を備え、省電力モードで動作する際には、通信部のみに電力が供給され、さらに、サーバ部は外部機器からのステータス情報の参照要求・変更要求にのみ応答するようにしている。
2. Description of the Related Art Conventionally, in an image forming apparatus such as a printer connected to a LAN (HUB) via Ethernet (registered trademark), in order to reduce power consumption, power is saved by cutting off power supply to a part of a circuit related to communication control. There was a technology with a “power saving mode”. For example, the image forming apparatus described in
しかしながら従来の装置では、省電力モードで動作中にLAN経由で印刷データを受信した場合に、通信部以外の構成要素への電力供給や、通信部のサーバ部以外の動作を再開してから印刷データの受信を行わなくてはならず、印刷までに時間がかかってしまうという問題があった。特に、省電力モードにおける省電力の効果を最大限に得るためには、通信部を構成するサーバ部以外のすべての電力を遮断することになる。この場合、例えば画像形成を行うCPUや、印刷データを保持するための主記憶(DRAM等)の電力も遮断されていることになる。そのため、従来の画像形成装置では、省電力モードからの復旧の際、CPUの電力供給、CPUのBOOT(起動)、主記憶の初期化、等、画像形成装置自体の電源を投入するのと同等の処理が必要となり、思いのほか多くの時聞がかかる。しかし、従来の画像形成装置において、印刷データを受信するのは、印刷データを保持するための主記憶(DRAM等)が復旧された後でなければならず、必然的に画像形成までの時間は長くなってしまう。 However, with conventional devices, when print data is received via the LAN while operating in the power saving mode, power is supplied to components other than the communication unit, and operations other than the server unit of the communication unit are resumed before printing. There is a problem that data must be received and it takes time to print. In particular, in order to obtain the maximum power saving effect in the power saving mode, all power other than the server unit constituting the communication unit is cut off. In this case, for example, the power of the CPU that performs image formation and the main memory (DRAM or the like) for holding print data is also shut off. Therefore, in the conventional image forming apparatus, when recovering from the power saving mode, the power supply of the CPU, the BOOT (startup) of the CPU, the initialization of the main memory, etc. are equivalent to turning on the power of the image forming apparatus itself. This process is necessary, and it takes a lot of time. However, in the conventional image forming apparatus, the print data is received only after the main memory (DRAM or the like) for holding the print data is restored, and the time until image formation is inevitably required. It will be long.
そのため、省電力での動作に対応しつつ、効率的にデータ送受信を行うことができる画像形成装置が望まれている。 Therefore, there is a demand for an image forming apparatus that can efficiently transmit and receive data while supporting operations with low power consumption.
本発明は、第1の動作モードと前記第1の動作モードよりも消費電力の少ない第2の動作モードとを持つ画像形成装置において、(1)前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードとの間を移行させ制御する動作モード制御部と、(2)外部の通信装置と通信する通信部と、(3)前記通信部からアクセス可能であって、記憶容量が第1のデータ量である記憶部と、(4)前記第2の動作モードでは電源供給が遮断され、前記第1の動作モードでは前記通信部が受信した画像形成データの処理を行うデータ処理部とを有し、(5)前記動作モード制御部は、前記第2の動作モードで動作しているとき、前記通信部が画像形成データの受信を開始すると、当該画像形成装置を前記第1の動作モードで動作するように制御し、(6)前記通信部は、前記第2の動作モードのときに、前記通信装置から画像形成データの受信を開始する場合、前記通信装置と、ウィンドウサイズを前記第1のデータ量以下の第2のデータ量とする通信を行い、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行するまでの過渡期間、前記通信装置から受信した画像形成データを前記記憶部に記憶し、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに移行する際、前記記憶部に記憶されているデータを前記データ処理部に供給することを特徴とする。 The present invention provides an image forming apparatus having a first operation mode and a second operation mode that consumes less power than the first operation mode. (1) The first operation mode and the second operation mode (2) a communication unit that communicates with an external communication device; (3) accessible from the communication unit and having a storage capacity of first data; And (4) a data processing unit that processes image formation data received by the communication unit in the first operation mode. (5) The operation mode control unit operates the image forming apparatus in the first operation mode when the communication unit starts receiving image formation data while operating in the second operation mode. (6) the communication In the second operation mode, when reception of image forming data from the communication device is started, communication with the communication device and a second data amount having a window size equal to or smaller than the first data amount is performed. The image forming data received from the communication device is stored in the storage unit during a transition period from the second operation mode to the first operation mode, and the second operation mode starts from the second operation mode. When shifting to one operation mode, the data stored in the storage unit is supplied to the data processing unit.
本発明によれば、省電力での動作に対応しつつ、効率的にデータ送受信を行う画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus that efficiently performs data transmission / reception while corresponding to power-saving operation.
(A)主たる実施形態
以下、本発明による画像形成装置の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置を、プリンタに適用した場合の例について説明する。
(A) Main Embodiment Hereinafter, an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Below, the example at the time of applying the image forming apparatus of this invention to a printer is demonstrated.
(A−1)実施形態の構成
図2は、この実施形態のプリンタ10を使用する場合の接続構成の例について示したブロック図である。
(A-1) Configuration of Embodiment FIG. 2 is a block diagram showing an example of a connection configuration when using the
図2に示すシステムではHUB20に、イーサネット(登録商標)ケーブルC(LANケーブル)を用いてプリンタ10、PC30及びルータ30が接続されたネットワーク構成となっている。
The system shown in FIG. 2 has a network configuration in which the
プリンタ10は、イーサネットに対応するLANインタフェースを備えるプリンタ(ネットワーク対応プリンタ)である。HUB20は、スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)であり、5つのLANインタフェースを備えている。HUB20としては種々のスイッチングハブを適用することができるため詳しい説明を省略する。
The
PC30は、プリンタ10に対して印刷ジョブのデータを送信して印刷処理の依頼を行う端末である。PC30としては、例えば、文書編集アプリケーション及びプリンタドライバ(プリンタ10に印刷ジョブを依頼することが可能なプリンタドライバ)を備えたPCを適用することができる。PC30としては種々のPCを適用することができるため詳しい説明を省略する。
The PC 30 is a terminal that transmits print job data to the
なお、この実施形態の例ではプリンタ10のIPアドレスは192.168.100.100であるものとする。また、この実施形態の例では、PC30のIPアドレスは192.168.100.101であるものとする。また、PC30とプリンタ10との間のネットワーク構成や適用するLANインタフェース等の仕様は図1、図2の例に限定されないものである。
In the example of this embodiment, it is assumed that the IP address of the
次に、プリンタ10の機能的構成について図1を用いて説明する。
Next, the functional configuration of the
図1に示すように、プリンタ10は、システム制御部100、LANコントローラ110、受信バッファ120、サブCPU130、サブメモリ131、サブROM132、サブメモリパス133、メインCPU150、メインメモリ151、メインROM152、メインメモリパス153及び印刷回路160を有している。
As shown in FIG. 1, the
動作モード制御部としてのシステム制御部100は、サブCPU130の制御の下、プリンタ10全体の動作モード(電力モード)を切替え制御するものである。システム制御部100は、源遮断領域の電源を制御する制御回路を備えている。なお、この実施形態では、プリンタ10は、動作モードとして印刷データを処理して印刷可能な通常モード(第1の動作モード)と、通常モードよりも少ない消費電力で動作する省電力モード(第2の動作モード)に対応しているものとする。また以下では、プリンタ10が、省電力モードから通常モードに復帰する際、通常モードへの移行を開始してから通常モードへの移行が完了するまでの過渡期間の状態(動作モード)を説明の都合上「バッファモード」と呼ぶものとする。各動作モードの詳細については後述する。
The
LANコントローラ110は外部とイーサネットで接続されるLANコントローラ回路(ネットワークインたフェース)であり、内部メモリー上のデータを読み取って送信し、あるいは外部からの受信データを内部メモリー上に書き込む。LANコントローラ110は電力モードに応じてサブCPU130、またはメインCPU150から制御可能であり、また、書き込み先の内部メモリーも、メインメモリ151、サブメモリ131、及び受信バッファ120から選択可能である。
The
記憶部としての受信バッファ120は、印刷データ等の受信データを一時的に保存する受信用バッファである。この受信バッファ120は、主に、内部メモリパスがビジー状態の時に外部からパケットを受信するケースで、オーバーランを防ぐ緩衝バッファの機能を担っている。なお、受信バッファ120としては、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)等の高速な読み書きが可能な記憶装置を用いることが望ましい。この実施形態では、受信バッファ120の容量としては、約32kbytes(正確には、32768bytes)が適用されるものとして説明する。
The
メインCPU150、メインメモリ151、及びメインROM152は、より性能の高いシステム(データ処理部;コンピュータ)を構成するメインメモリパス153に接続されている。メインCPU150、メインメモリ151、メインROM152、及びメインメモリパス153は、省電力モードにおいて電力供給が遮断される電源遮断領域に配置される。メインCPU150では、印刷データ(画像形成データ)を処理(例えば、画像処理等)して、印刷回路160に供給する処理等を行う。
The
印刷回路160は、外部から受信した印刷データに基づき印刷を行うためのエンジン、および制御回路であり、電源遮断領域に配置される。
The
サブCPU130、サブメモリ131、及びサブROM132は、より消費電力の低いシステム(コンピュータ)を構成するサブメモリパス133に接続されている。サブCPU30、サブメモリ131、サブROM132、及びサブメモリパス133は、省電力モードにおいても動作する(電力供給がなされる)構成となっている。
The
図3は、プリンタ10の備える電力モードの例について示した説明図である。
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating an example of a power mode provided in the
図3に示すように、上述の通りプリンタ10は、「通常モード」、「省電力モード」、及び「バッファモード」の3つの動作モードに対応しているものとする。
As shown in FIG. 3, as described above, the
「通常モード」は、プリンタ10が印刷中、あるいは即時に印刷可能な状態(印刷中に準ずる状態)であることを示すモードであり、メインメモリパス153(電源遮断領域)を含む、プリンタ10内のすべての領域に電源が供給されている。通常モード時、LANコントローラ110はメインCPU150により制御され、到来した全てのパケットを受信する。通常モード時、プリンタ10では、受信したパケットは、メインメモリパス153へと供給される。
The “normal mode” is a mode indicating that the
「省電力モード」は、通常モードよりも少ない消費電力(省電力)で動作する動作モードである。プリンタ10が、通常モードから省電力モードに移行するタイミングについては限定されないものであるが、この実施形態では、プリンタ10は、通常モードで長期的にアイドル状態(印刷中でない待機状態)であった場合に、より消費電力の低い省電力状態に移行するものとして説明する。プリンタ10では、省電力モードに移行する際、メインメモリパス153(電源遮断領域)への電源が遮断されるものとする。プリンタ10が省電力モードで動作している場合、LANコントローラ110はサブCPU130により制御される。
The “power saving mode” is an operation mode that operates with less power consumption (power saving) than in the normal mode. Although the timing at which the
「バッファモード」は、上述の通り、プリンタ10が省電力モードから通常モードへ移行する過渡期間の動作モードである。プリンタ10では、バッファモードとなると、メインメモリパス153(電源遮断領域)への電力供給を開始し、メインメモリパス153の初期化を実行するが、その間メインCPU150、およびメインメモリ151は設定されておらず、そのままでは使用できない状態となる。
As described above, the “buffer mode” is an operation mode in a transition period in which the
この実施形態では、バッファモード時、LANコントローラ110は、プロトコルがTCPのパケットのみを受信し、受信バッファに蓄積するものとする。LANコントローラ110はパケットを受信した場合、イーサネットヘッダ、ないしIP(InternetProtocol)ヘッダにてプロトコル種別等を確認することができる。また、この実施形態では、バッファモード時、LANコントローラ110は、プロトコルがTCP以外のパケットは破棄するものとする。また、バッファモード時、LANコントローラ110はサブCPU130により制御される。
In this embodiment, in the buffer mode, the
次に、プリンタ10における各動作モードの状態移行に順序について図4を用いて説明する。
Next, the order of state transition of each operation mode in the
図4に示す通り、プリンタ10は電源が投入された場合、当初通常モードとして動作する。
As shown in FIG. 4, the
プリンタ10(システム制御部100)は、通常モード時、印刷データ受信が無い状態(アイドル状態)が一定時間継続すると、電源遮断領域(メインメモリパス153の構成要素)への給電を停止し、省電力モードへと移行するものとする。なお、プリンタ10(システム制御部100)が、通常モードから省電力モードに移行する条件については、上述の例に限定されないものである。 In the normal mode, the printer 10 (system control unit 100) stops power supply to the power shut-off area (component of the main memory path 153) when no print data is received (idle state) for a certain period of time. It is assumed that the power mode is entered. The conditions for the printer 10 (system control unit 100) to shift from the normal mode to the power saving mode are not limited to the above-described example.
また、プリンタ10(システム制御部100)は、省電力モード時、印刷データの受信を開始(例えば、TCPのSYN(Synchronize)フラグに係るパケットを受信)すると、電源遮断領域(メインメモリパス153の構成要素)への給電を再開し、バッファモードへと移行する。 In addition, when the printer 10 (system control unit 100) starts receiving print data in the power saving mode (for example, receives a packet related to a SYN (Synchronize) flag of TCP), the printer 10 (system control unit 100) receives a power shutdown area (main memory path 153). The power supply to the component) is resumed and the mode shifts to the buffer mode.
プリンタ10(システム制御部100)は、バッファモードとなると、メインメモリパス153の初期化(起動)を行う。メインメモリパス153の初期化は、例えば、メインCPU150のBOOT、メインメモリ151の設定等、メインメモリパス153関連ブロックの設定などにより、メインメモリパス153に接続された各ブロックがメインメモリ151へアクセス可能になるための処理全体のことである。メインメモリパス153の初期化は、システム制御部100の制御に従って、メインCPU150により行われる。
When the printer 10 (system control unit 100) enters the buffer mode, the main memory path 153 is initialized (activated). The initialization of the main memory path 153 is performed by each block connected to the main memory path 153 accessing the
また、プリンタ10(システム制御部100)は、バッファモード時、メインメモリパス153の初期化完了を確認すると、通常モードに移行するように制御する。以下では、通常モード時にLANコントローラ110が印刷データの送信元とTCPコネクションを確立する際のデータ受信に係るウィンドウサイズ(印刷データの送信元から自装置への下り方向のウィンドウサイズ)を第1のウィンドウサイズと呼ぶものとする。なお、ウィンドウサイズ(Windowsize)とは、TCPにおけるフロー制御に用いられるパラメータであり、一度に受信できるデータサイズ(セグメント数)を示している。さらに、プリンタ10(システム制御部100)は、バッファモードに移行すると、バッファモード移行の契機となったSYNパケットの送信元(印刷データの送信元)と、通常モード時の第1のウィンドウサイズよりもサイズの小さい第2のウィンドウサイズでTCPコネクションを確立するように、LANコントローラ110を制御するものとする。なお、第2のウィンドウサイズは、受信バッファ120の容量以下である必要がある。以下では、第1のウィンドウサイズを約64kbytes(正確には、65536bytes)とし、第2のウィンドウサイズを、受信バッファ120の容量以下の約32kbytes(正確には、32768bytes)として説明する。
In addition, in the buffer mode, the printer 10 (system control unit 100) controls to shift to the normal mode when the initialization of the main memory path 153 is confirmed. In the following, the window size (downward window size from the print data transmission source to the own apparatus) related to data reception when the
また、バッファモード時、LANコントローラ110は、TCPパケットを受信バッファ120に書込み、させ、TCPパケット以外のパケット破棄するように動作させる。
In the buffer mode, the
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態のプリンタ10の動作を説明する。
(A-2) Operation of Embodiment Next, the operation of the
(A−2−1)省電力モード時の動作
まず、プリンタ10の省電力モード時の動作について説明する。
(A-2-1) Operation in Power Saving Mode First, the operation of the
図5は、プリンタ10が省電力モード時の動作について示したフローチャートである。図5は、主としてサブCPU130、システム制御部100及びLANコントローラ110により行われる動作について示している。
FIG. 5 is a flowchart illustrating an operation when the
サブCPU130は、省電力モードで動作時に、LANコントローラ110でパケットが受信された場合、当該受信パケットがTCPのコネクション開始を要求する係るSYNパケットであるか否かを確認する(S1、S2)。
When the packet is received by the
そして、受信パケットがSYNパケットだった場合、サブCPU130は、省電力モードからバッファモードへの移行を判断する(S3)。サブCPU130は、バッファモードへの移行を判断すると、システム制御部100を制御して、メインメモリパス153の初期化(起動)を開始させる。
If the received packet is a SYN packet, the
一方、受信パケットがSYNパケットでなかった場合、サブCPU130は、特に動作モードの変更は判断せず、当該パケットについて所定の処理を実行することになる(S4)。
On the other hand, when the received packet is not a SYN packet, the
(A−2−2)バッファモード時の動作
次に、プリンタ10のバッファモード時の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。
(A-2-2) Operation in Buffer Mode Next, the operation of the
図6は、上述の図5のフローチャートにおけるステップS3以後の処理であり、サブCPU130がバッファモードへの移行を判断し、システム制御部100によりメインメモリパス153の初期化(起動)が開始されて以後の処理について示している。
FIG. 6 is a process after step S3 in the flowchart of FIG. 5 described above. The
まず、サブCPU130は、LANコントローラ110を制御して、SYNパケットに応答するパケット(以下、「ACK/SYNパケット」と呼ぶ)であって、第2のウィンドウサイズ(32Kbytes(32768bytes))をセットしたものを返答させ、SYNパケットの送信元(この実施形態では、PC30)とTCPコネクションを確立させる。LANコントローラ110とPC30との間のTCPコネクションの確立シーケンスの具体的内容ついては、詳しい説明を省略する。
First, the
そして、その後、サブCPU130は、メインメモリパス153の初期化が完了するまでの間、LANコントローラ110を制御し、パケットを受信するごとにTCPパケットであるか否かを確認させる(S12、S13、S16)。そして、サブCPU130は、LANコントローラ110を制御し、TCPパケットについては受信バッファ120へ書込ませ(S14)、TCPパケット以外のパケットについては破棄させる(S15)。
Thereafter, the
そして、メインメモリ151の初期化が終了すると(ステップS16でYesの場合)、サブCPU130は、通常モードに移行(復帰)すると判断し、システム制御部100を用いて、通常モードに移行するように各構成要素を制御させる(S17)。
When the initialization of the
(A−2−3)プリンタ10の全体の動作
次に、プリンタ10が、上述の図5、図6のフローチャートに従って動作した場合の具体的な動作の例について、図7のシーケンス図を用いて説明する。
(A-2-3) Overall Operation of
図7では、プリンタ10が、HUB20と送受信するパケットの例について示している。また、図7では、0s(0秒)の時点から時系列順に各パケットの送受信タイミングについて図示している。なお、図10では、図7のシーケンス図で授受されるTCPパケットのTCP部(TCPヘッダ)を抜き出した内容となっている。本来、TCPパケットにはMACアドレスなどが記述されたイーサネット部(イーサネットヘッダ)、IPアドレス等を記載したIP部(IPヘッダ)を含むが、図10では説明を簡易にするため本発明と関連するTCP部のみを抜き出して図示している。
FIG. 7 shows an example of a packet that the
図7では、プリンタ10が省電力モードの状態(メインCPU150が電源遮断の状態)で、LANコントローラ110が、1番目のARP(Address Resolution Protocol)パケット(図7では「ARP1」)を受信している。しかし、ARP1のパケットはSYNパケットではないため、サブCPU130は、上述の図5のフローチャートのステップS2、S4に従って、省電力モードからバッファモードへの移行は判断しない。また、このとき、プリンタ10は省電力モードであるため、LANコントローラ110は、サブCPU130に接続されている。そのため、省電力モード時に受信したARP1のパケットは、サブCPU130で処理され、ARP1に対して確認応答(Ack)するパケット(図7では、「ARP1−ack」)が返答されることになる。
In FIG. 7, when the
そして、図7では4sのタイミングで、LANコントローラ110が、PC30からHUB20を経由してSYNパケットを受信したものとする。なお、このSYNパケットのTCP部は、図10(a)のような内容であったものとする。ここでは、PC30からプリンタ10へ印刷データを送信する際にはTCPコネクションが用いられるものとする。したがって、PC30からプリンタ10へ送信されたこのSYNパケットは、印刷データの受信要求を示すことになる。
In FIG. 7, it is assumed that the
LANコントローラ110がSYNパケットを受信すると、サブCPU130は、上述の図5のフローチャートのステップS2、S3に従って、バッファモードへの移行を判断し、システム制御部100を制御してメインメモリパス153の初期化(起動)を開始させることになる。
When the
また、このとき、LANコントローラ110は、受信したSYNパケットによるコネクション要求に応答するパケット(図7では「SYN/ACKパケット」)を返答し、さらにその応答確認のACKパケットを受信したものとする。そして、その後、LANコントローラ110は、所定のシーケンス(TCPコネクションの接続シーケンス)により、PC30との間でTCPコネクションを確立することになる。なお、このSYN/ACKパケットのTCP部は、図10(b)のような内容であったものとする。このとき、LANコントローラ110は、図10(b)に示すように、ウィンドウサイズとして第1のウィンドウサイズを指定(Window Size:32768)したSYN/ACKパケットを返答することになる。
At this time, the
そしてその後、図7に示すように、11sのタイミングで、メインメモリパス153の初期化が完了し、システム制御部100が、通常モードへの復帰をするように各構成要素に対する制御を行ったものとする。
Then, as shown in FIG. 7, the initialization of the main memory path 153 is completed at the timing of 11 s, and the
図7では、LANコントローラ110がPC30とのTCPコネクションを確立した後、通常モードに復帰するまでの過渡期間(11sのタイミングまでの間)、PC30からHUB20を介して、1番目のTCPパケット(図7では「TCP1」)、及び2番目のTCPパケット(図7では「TCP2」)を受信したものとする。また、この間LANコントローラ110は、HUB20から2番目のARPパケット(図7では「ARP2」)を受信したものとする。図7では、TCP1は8sのタイミング、ARP2は9sのタイミング、TCP2は10sのタイミングでそれぞれLANコントローラ110により受信されたものとしている。さらに、TCP1、TCP2のTCP部の内容は、それぞれ図10(d)、図10(e)の内容であるものとする。
In FIG. 7, after the
このとき、バッファモードの状態であるため、LANコントローラ110は、上述のステップS13〜S15に従って、TCPパケット(TCP1、TCP2)については、内部メモリパスへ出力せず、受信バッファ120に供給して書込み、TCPパケット以外のパケット(ARP2)については破棄する。なお、ここで破棄したARP2のパケットは後で再送されるためここでレスポンスを返送しなくても、実質的に問題はない。
At this time, since it is in the buffer mode, the
TCP1、TCP2のパケットのデータサイズは、図10(d)、図10(e)のデータ長の項目(「Len」の項目)から分かるように、それぞれ16kbytes(16384bytes)であるため、TCP1、TCP2のデータサイズの合計が32kbytes(32768bytes)となる。したがって、LANコントローラ110で、これ以上TCPパケットを受信すると、今回受信するデータ量が、第2のウィンドウサイズ(32Kbytes(32768bytes))を超えることになる。したがって、PC30側では、TCP2を送信して以後、プリンタ10に対してTCPパケットを送信できないことを認識し、後続のTCPパケット出力を一時停止(ウェイト)することになる。
The data sizes of the TCP1 and TCP2 packets are 16 kbytes (16384 bytes), as can be seen from the data length items (items “Len”) in FIG. 10D and FIG. The total data size is 32 kbytes (32768 bytes). Therefore, when the
そして、図7では、11sのタイミングで、メインメモリパス153の初期化が完了し、システム制御部100は通常モードに復帰することになる。プリンタ10では、メインメモリパス153の初期化が完了すると、メインメモリ151へのアクセスが可能となる。
In FIG. 7, the initialization of the main memory path 153 is completed at the timing of 11 s, and the
プリンタ10が通常モードに移行すると、LANコントローラ110はメインメモリパス153へと接続され、PC30と確立しているTCPコネクションを維持するために必要な情報(以下、「コネクション情報」と呼ぶ)、および受信バッファ120で保持されたデータ(受信済みの32KBytesのデータ)をメインメモリ151に書き込み、PC30とのコネクションの管理を継続する。このとき、メインメモリ151に書込まれるコネクション情報は、例えば、図11のような内容(PC30に係るIPアドレスや、バッファモードの期間にカウントされたシーケンスナンバー等)となる。なお、バッファモードの期間、最新のコネクション情報については、サブメモリ131等のバッファモードの期間に利用可能な記憶手段で保持しておくようにしてもよい。
When the
このときメインメモリ151に書込まれる情報(コネクション情報や受信済みのデータ等)に基づいて、メインCPU150はあたかも自らTCPコネクションを確立したかのように以降のTCP通信を引き継ぐ事が出来る。
At this time, based on information (connection information, received data, etc.) written in the
ここでは、上述の通り、プリンタ10が通常モードへ復帰した11sのタイミングでは、PC30に対して開示したウィンドウサイズが32KBであるのに対し、32KBのパケット転送がすでに行われたため、プリンタ10では、PC30は後続のパケット出力をウェイトしていると判断することができる。
Here, as described above, at the timing of 11 s when the
そこで、LANコントローラ110は、通常モードに復帰後の12sのタイミングで、PC30に対し、今回のウィンドウサイズ分のデータ受信が完了したことを通知すると共に、次のデータ受信のウィンドウサイズを第2のウィンドウサイズから第1のウィンドウサイズに更新するためのACKパケット(例えば、図10(f)のTCP部を備えるパケット)を、PC30に送信する。
Therefore, the
すなわち、タイミング12sのACKパケット(図10(f)のACKパケット)は、先に受信したTCPパケット1、TCPパケット2に対する受信確認という形で送信される。図10(f)に示す「Window Size:65536」は、PC30に対し、次のデータ受信に係るウィンドウサイズが第1のウィンドウサイズ(64KBytes(65536bytes))であることを改めて開示している。通常モードでは、受信バッファ120の他に、メインメモリ151上に十分なバッファ領域が確保されているため、少なくとも64KBytes分のデータを受信が可能であるものとする。
That is, the ACK packet at the timing 12 s (ACK packet in FIG. 10 (f)) is transmitted in the form of reception confirmation for the
以上によりPC30は、再びプリンタ10がパケットを受信可能になったことを認識するため、パケット出力を再開する。
Thus, the
そして、通常モードに復帰時(11sのタイミング)で、メインメモリ151には、受信バッファ120に書込まれた受信済みのデータ(TCP1、TCP2のデータ)に基づいたデータが、書き込まれる。
At the time of returning to the normal mode (11s timing), data based on the received data (TCP1 and TCP2 data) written in the
さらに、図7では、13sのタイミングで、PC30からHUB20を介して第3のTCPパケット(図7では「TCP3」)が、LANコントローラ110で受信されたものとする。なお、TCP3、TCP部の内容は図10(g)の内容であるものとする。このとき、LANコントローラ110は、受信した16KBのデータをメインメモリ151に書き込む。そして、メインCPU150は、メインメモリ151で保持された16KBのデータを印刷データとして印刷回路160に供給する。以後、プリンタ10では、通常モードで受信処理が実施され、受信した印刷データに対する印刷が行われる。
Further, in FIG. 7, it is assumed that the third TCP packet (“TCP3” in FIG. 7) is received by the
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
(A-3) Effects of Embodiment According to this embodiment, the following effects can be achieved.
この実施形態のプリンタ10では、省電力モードから通常モードに復帰する際の過渡期間(メインメモリパス153の初期化が完了するまでの期間)をバッファモードと位置づけている。そして、この実施形態のプリンタ10では、バッファモードの期間において、メインメモリパス153の初期化処理と並行して、受信バッファ120の記憶容量以下のデータ量をウィンドウサイズとして、印刷データの送信元(PC30)との通信(TCPコネクション)を確立し、通常モードに復帰する前(省電力モードから通常モードへ復帰する際の過渡期間)に、先行して印刷データを受信している。そして、この実施形態のプリンタ10では、メインメモリパス153の初期化処理の完了後、コネクション情報と受信済みの印刷データ(受信バッファ120に書込まれている印刷データ)を、メインメモリ151に転送している。これにより、この実施形態のプリンタ10では、省電力モードから通常モードに復帰する際のデータ受信を継続し、効率的なデータ受信を行うことができる。特に、この実施形態のプリンタ10では、省電力モードから通常モードに移行する際の過渡期間(メインメモリパス153の初期化処理を開始してから完了するまでの期間)に、先行して印刷データを受信バッファ120に蓄積している分、より早く印刷データを受信し、印刷を開始することができる。
In the
次に、本発明の効果を説明するため、仮に、プリンタ10において、省電力モードから通常モードに移行する際の過渡期間(メインメモリパス153の初期化処理を開始してから完了するまでの期間)に、印刷データを受信しない(受信したTCPパケットを蓄積しない)場合を想定した例について図8、図9を用いて説明する。
Next, in order to explain the effect of the present invention, it is assumed that the
図8では、省電力モードから通常モードに移行する際の過渡期間に、PC30から到来したSYNパケットに対しても全く応答せず、通常モードへの移行(メインメモリパス153の初期化)が完了した後に、TCPコネクションを確立(SYNパケットに対して応答)し、TCP1、TCP2、TCP3のパケットを受信する際のシーケンスについて示している。図8は、プリンタ10において、省電力モード時にSYNパケットが受信され、通常モードへの移行を開始(メインメモリパス153の初期化処理を開始)した4s(4秒)のタイミング以後、時系列ごとに、プリンタ10でパケットが処理される場合のシーケンス図となっている。図8では、上述の図7と同様に、4sのタイミングから開始されたメインメモリパス153の初期化処理が、7s後の11sのタイミングで完了し、通常モードに復帰した場合のシーケンスとなっている。
In FIG. 8, the transition to the normal mode (initialization of the main memory path 153) is completed without responding to the SYN packet arriving from the
図8では、LANコントローラ110は、4sのタイミングで、PC30から送信されたSYNパケットを受信しているがこの時点では、当然メインメモリパス153の初期化が完了していないため、コネクションが確立できない(ACKパケットを返送できない)状態となる。また、図8において、LANコントローラ110は、メインメモリパス153の初期化処理中(タイミング4sからタイミングから11sのタイミングの期間)に、PC30からSYNパケットが複数回再送されても、同様にACKパケットを返送できない。さらに、図8において、11sのタイミングにメインメモリパス153初期化が完了すると、LANコントローラ110は、そのタイミングからコネクションの確立を行うことになる。そして、図8では、11sのタイミングからコネクションの確立を行い、1番目のTCPパケット(図8では「TCP1」)の受信タイミングが15s、2番目のTCPパケット(図8では「TCP2」)の受信タイミングが17s、3番目のTCPパケット(図8では「TCP3」)の受信タイミングが18sとなっている。したがって、この実施形態のプリンタ10(上述の図7のシーケンスの例)では、図8のシーケンスの例と比較すると、1番目のTCPパケット(TCP1)の受信タイミングを7s(7秒)短縮し、3番目のTCPパケット(TCP3)の受信タイミングを5s(5秒)短縮したことになる。
In FIG. 8, the
図9では、省電力モードから通常モードに移行する際の過渡期間に、PC30から到来したSYNパケットに対して、コネクションの確立のみを行い、通常モードへの移行(メインメモリパス153の初期化)が完了した後に、TCP1、TCP2、TCP3のパケットを受信する際のシーケンスについて示している。図9は、プリンタ10において、省電力モード時にSYNパケットが受信され、通常モードへの移行を開始(メインメモリパス153の初期化処理を開始)した4s(4秒)のタイミング以後、時系列ごとに、プリンタ10でパケットが処理される場合のシーケンス図となっている。図9では、上述の図7と同様に、4sのタイミングから開始されたメインメモリパス153の初期化処理が、7s後の11sのタイミングで完了し、通常モードに復帰した場合のシーケンスについて示している。
In FIG. 9, during the transition period when shifting from the power saving mode to the normal mode, only the connection is established for the SYN packet coming from the
図9では、LANコントローラ110は、4sのタイミングで、PC30から送信されたSYNパケットを受信し、当該SYNパケットに応答するACK/SYNパケットを応答してTCPコネクションの確立を図っている。そして、図9では、LANコントローラ110は、PC30からACK/SYNパケットに対して応答するACKパケットを受信している。ただし、図9の例では、過渡期間中にPC30とTCPコネクションを確立する点は、上述の図7の例と同様であるが、この時点ではメインメモリパス153の初期化が完了していない。したがって、図9の例において、LANコントローラ110は、過渡期間中のTCPコネクションに設定するウィンドウサイズを0(つまり、TCPパケットが送信されない状態)とすることを強いられる。そして、図9の例では、11sのタイミングで、メインメモリパス153初期化が完了し、ようやく12sのタイミングで、ウインドウズサイズを再設定(0よりも大きい値を再設定)するためのACK/SYNパケットを送信することで、印刷データ(TCPパケット)の受信を開始することができる。図9では、プリンタ10は、12sのタイミングからウィンドウサイズの再設定の処理を行い、1番目のTCPパケット(図9では「TCP1」)の受信タイミング13s、2番目のTCPパケット(図9では「TCP2」)の受信タイミングが15s、3番目のTCPパケット(図9では「TCP3」)の受信タイミングが16sとなっている。したがって、この実施形態のプリンタ10(上述の図7のシーケンスの例)では、図9のシーケンスの例と比較した場合、1番目のTCPパケット(TCP1)の受信タイミングを5s(5秒)短縮し、3番目のTCPパケット(TCP3)の受信タイミングを3s(3秒)短縮できることになる。
In FIG. 9, the
図8、図9に示すように、プリンタ10で省電力モードから通常モードに復旧する過渡期間に印刷データ(TCPパケット)が受信できない場合、上述の図7の例と比較して印刷データの受信に時間がかかる。また、図9に示すように、省電力モードから通常モードに復帰する過渡期間にコネクション確立のみする場合でも、仮にウィンドウサイズ=0としてコネクション確立し、通常モードに復帰後に、正しいウィンドウサイズを改めてデータの送信側(プリンタジョブのデータ送信元)に開示する等、上述の図7の例と比較して通信の無駄が発生することになる。
As shown in FIGS. 8 and 9, when print data (TCP packet) cannot be received by the
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B) Other Embodiments The present invention is not limited to the above-described embodiments, and may include modified embodiments as exemplified below.
(B−1)上記の実施形態では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用した例について説明したが、プリンタの機能を備える他の画像形成装置(例えば、複合機(MFP)等)にも適用することができる。 (B-1) In the above-described embodiment, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer has been described. However, other image forming apparatuses having a printer function (for example, a multifunction peripheral (MFP)) may be used. Can be applied.
(B−2)上記の実施形態では、プリンタ10は電源投入時に初期状態として通常モードとなる例について説明したが、初期に省電力モードで動作するようにしてもよい。
(B-2) In the above-described embodiment, the example in which the
(B−3)上記の実施形態では、プリンタ10がバッファモード時に、LANコントローラ100の受信バッファ120にTCPパケットを格納したが、サブメモリ131の一部を受信バッファ120とみなして、TCPパケットを格納してもよい。その場合は、サブメモリ131からメインメモリ151にデータを転送する手段を設ける必要があるが、これは単純なメモリコピーであるため容易に実現可能である。
(B-3) In the above embodiment, when the
同様に、上記の実施形態では第2のウィンドウサイズとして、LANコントローラ100の受信バッファ120の容量である32KBを用いたが、サブメモリの一部をパケット格納に使用する場合は、ウィンドウサイズとして、受信バッファ120の容量に、割り当てたサブメモリ131の一部の容量を加算して指定するようにしてもよい。
Similarly, in the above embodiment, 32 KB that is the capacity of the
(B−4)上記の実施形態では、LANコントローラ100がSYNパケットを受信した時に、の受信バッファ120にパケットが残っている場合もありえる。この場合、受信バッファ120の空き容量を第2のウィンドウサイズとして指定することも可能である。そして、受信バッファ120に残存しているパケットデータがサブメモリ131に転送され、受信バッファ120の空き容量が増えた時に、ウィンドウサイズを再設定(空いた容量分ウィンドウサイズを増加)しでもよい。また、受信バッファ120にパケットが残っている場合、LANコントローラ110は、受信バッファ120をクリアし、受信バッファ120に残存パケットを破棄することで、第2のウィンドウサイズとして受信バッファ120の容量全体を指定するようにしてもよい。
(B-4) In the above embodiment, when the
10…プリンタ、100…システム制御部、110…LANコントローラ、120…受信バッファ、130…サブCPU、131…サブメモリ、132…サブROM、133…サブメモリパス、150…メインCPU、151…メインメモリ、152…メインROM、153…メインメモリパス、160…印刷回路、20…HUB、…PC30。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードとの間を移行させ制御する動作モード制御部と、
外部の通信装置と通信する通信部と、
前記通信部からアクセス可能であって、記憶容量が第1のデータ量である記憶部と、
前記第2の動作モードでは電源供給が遮断され、前記第1の動作モードでは前記通信部が受信した画像形成データの処理を行うデータ処理部と、
前記動作モード制御部は、前記第2の動作モードで動作しているとき、前記通信部が画像形成データの受信を開始すると、当該画像形成装置を前記第1の動作モードで動作するように制御し、
前記通信部は、前記第2の動作モードのときに、前記通信装置から画像形成データの受信を開始する場合、前記通信装置と、ウィンドウサイズを前記第1のデータ量以下の第2のデータ量とする通信を行い、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへ移行するまでの過渡期間、前記通信装置から受信した画像形成データを前記記憶部に記憶し、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに移行する際、前記記憶部に記憶されているデータを前記データ処理部に供給する
ことを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus having a first operation mode and a second operation mode that consumes less power than the first operation mode,
An operation mode control unit that shifts and controls between the first operation mode and the second operation mode;
A communication unit that communicates with an external communication device;
A storage unit accessible from the communication unit and having a storage capacity of a first data amount;
In the second operation mode, the power supply is cut off, and in the first operation mode, a data processing unit that processes image forming data received by the communication unit;
The operation mode control unit controls the image forming apparatus to operate in the first operation mode when the communication unit starts receiving image formation data when operating in the second operation mode. And
When the communication unit starts to receive image forming data from the communication device in the second operation mode, the communication unit and the second data amount whose window size is equal to or less than the first data amount The image forming data received from the communication device is stored in the storage unit during the transition period from the second operation mode to the first operation mode, and the second operation mode. An image forming apparatus comprising: supplying data stored in the storage unit to the data processing unit when shifting to the first operation mode.
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