JP2016101008A - Rotary electric machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、回転電機に関する。 Embodiments described herein relate generally to a rotating electrical machine.
鉄道車両の車輪を駆動する回転電機は、筒状のハウジング(ケーシング)内に、固定子と、回転軸と、回転子と、を備えている。固定子は、筒状で、ハウジングに固定されている。固定子には、固定子コイルが巻き回されている。回転軸は、ハウジング内に回転軸の中心軸周りに回転自在に設けられている。回転子は、固定子の径方向内側に配置され、回転軸と一体に設けられている。
このような回転電機は、固定子コイルに通電することにより固定子が励磁され、固定子の内側で回転子および回転軸が回転する。この回転軸の回転力を車輪に伝達することにより、鉄道車両が走行する。
BACKGROUND ART A rotating electrical machine that drives a wheel of a railway vehicle includes a stator, a rotating shaft, and a rotor in a cylindrical housing (casing). The stator is cylindrical and is fixed to the housing. A stator coil is wound around the stator. The rotating shaft is provided in the housing so as to be rotatable around the central axis of the rotating shaft. The rotor is disposed on the radially inner side of the stator and is provided integrally with the rotation shaft.
In such a rotating electric machine, the stator is excited by energizing the stator coil, and the rotor and the rotating shaft rotate inside the stator. The railway vehicle travels by transmitting the rotational force of the rotating shaft to the wheels.
ここで、通電により固定子および回転子が発熱するため、上記のような回転電機は、外部からハウジング内に空気を吸い込むファンを備えている。ファンを回転させることにより、外部から吸い込んだ空気がハウジング内を流れ、固定子および回転子が冷却される。
ハウジングには、ファンの負圧側に外部の空気を吸い込むための開口部が形成されているが、この開口部から空気とともに塵埃がケーシング内に入り込んでしまう場合があった。そして、ハウジング内に入り込んだ塵埃が、そのまま排出されない場合、ハウジング内における空気の流れにより、例えばハウジングの内周面と固定子の端部とにより形成される角部等に堆積する可能性があった。堆積した塵埃に、鉄粉やケイ素が含まれていると、固定子やケーシングなどを摩耗させたり腐食させたりしてしまう場合があった。
したがって、堆積した塵埃を除去するため、回転電機を適宜タイミングでメンテナンスしなければならず、メンテナンスの手間が増えてしまう可能性があった。
Here, since the stator and the rotor generate heat when energized, the rotating electric machine as described above includes a fan that sucks air into the housing from the outside. By rotating the fan, air sucked from the outside flows in the housing, and the stator and the rotor are cooled.
In the housing, an opening for sucking outside air is formed on the negative pressure side of the fan. Dust sometimes enters the casing together with air from the opening. If the dust that has entered the housing is not discharged as it is, there is a possibility that it will accumulate on the corners formed by the inner peripheral surface of the housing and the end of the stator due to the flow of air in the housing. It was. If the accumulated dust contains iron powder or silicon, the stator or casing may be worn or corroded in some cases.
Therefore, in order to remove the accumulated dust, the rotating electrical machine must be maintained at an appropriate timing, which may increase the maintenance effort.
本発明が解決しようとする課題は、ハウジング内への塵埃の堆積を抑え、回転電機のメンテナンスの手間を抑えることができる回転電機を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a rotating electrical machine that can suppress the accumulation of dust in the housing and reduce the maintenance work of the rotating electrical machine.
実施形態の回転電機は、ハウジングと、固定子と、回転子と、冷却用ファンと、を持つ。ハウジングは、筒部を持つ。固定子は、モータハウジングによって固定される固定子鉄心、および固定子鉄心に設けられた固定子コイルを持つ。回転子は、固定子の径方向内側に固定子に対して回転自在に設けられた回転軸、および回転軸に外嵌固定される回転子鉄心を持つ。冷却用ファンは、回転軸に設けられ、固定子鉄心および回転子鉄心に、外部から取り込んだ空気を正圧の状態で吹きかけ、固定子鉄心と回転子鉄心とを冷却する。そして、筒部には、冷却用ファンの外周縁と固定子鉄心との中間部よりも固定子鉄心寄りの一部に、塵埃排出口が設けられている。 The rotating electrical machine of the embodiment includes a housing, a stator, a rotor, and a cooling fan. The housing has a cylindrical portion. The stator has a stator core fixed by a motor housing, and a stator coil provided on the stator core. The rotor has a rotating shaft that is provided on the radially inner side of the stator so as to be rotatable with respect to the stator, and a rotor iron core that is fitted and fixed to the rotating shaft. The cooling fan is provided on the rotating shaft and blows air taken from outside to the stator core and the rotor core in a positive pressure state to cool the stator core and the rotor core. The cylinder portion is provided with a dust discharge port at a part closer to the stator core than an intermediate portion between the outer peripheral edge of the cooling fan and the stator core.
以下、実施形態の回転電機を、図面を参照して説明する。 Hereinafter, a rotating electrical machine according to an embodiment will be described with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
図1は、回転電機1Aの中心軸線Cに沿った断面図である。図2は、回転電機1の中心軸線Cに直交する断面図である。図3は、回転電機1Aの要部を示す拡大断面図である。
図1〜図3に示すように、回転電機1Aは、モータハウジング10と、固定子2と、回転子3と、冷却用ファン4と、を備えている。この回転電機1Aは、鉄道車両走行用であり、鉄道車両の台車に設けられて、台車に備えられた車輪を駆動することによって、鉄道車両を走行させる。この実施形態において、回転電機1Aは、回転子3の回転軸13の中心軸線Cが水平方向に延び、かつ、鉄道車両の走行方向に直交する方向に延びるように設置される。
以下の説明において、回転電機1Aにおいて、回転子3の回転軸13の中心軸線Cが延びる方向を軸線方向と称し、回転軸13が中心軸線C周りに回転する方向を周方向と称する。
(First embodiment)
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along the central axis C of the rotating
As shown in FIGS. 1 to 3, the rotating
In the following description, in the rotating
モータハウジング10は、一端側が閉塞され、他端側が開口した有底筒状をなしたフレーム5と、フレーム5の他端側を閉塞するブラケット6と、を備えている。
The
フレーム5は、円筒状の筒部5aと、筒部5aの一端側を閉塞する閉塞端板5bとが一体に形成されている。閉塞端板5bは、その中央部に形成された貫通孔5cを有している。また、筒部5aの他端側には、外周側に張り出すフランジ部5dが一体に形成されている。
The
ブラケット6は、フレーム5の筒部5aの他端側の開口を閉塞するよう設けられている。ブラケット6は、略円盤状で、その外周部6aが筒部5aのフランジ部5dに突き合わされて、ボルト9によって接合されている。ブラケット6は、その中央部に形成された貫通孔6bを有している。また、このブラケット6は、回転電機1Aの内方を向く内周面6fが、外周側から中央部に向かって、回転電機1Aの内方に徐々に突出するよう、略円錐台形状に形成されている。
The
固定子2は、固定子鉄心7と、コイル8と、を備えている。
The
固定子鉄心7は、円筒状をなし、複数の電磁鋼板を軸方向に積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりすることにより形成される。固定子鉄心7は、フレーム5の筒部5a内に内嵌されている。固定子鉄心7の軸方向一端側と他端側とに、それぞれ筒部5a内に圧入された円環状の鉄心押さえ11、12が設けられている。これら鉄心押さえ11、12により、固定子鉄心7がフレーム5の筒部5a内で軸方向に移動しないよう固定されている。
The
固定子鉄心7の内周側には、スロット(図示無し)が、筒部5aの軸方向周りの回転方向に間隔をあけて形成されている。それぞれのスロット(図示無し)は、軸方向に沿って延びるよう形成されている。
Slots (not shown) are formed on the inner peripheral side of the
コイル8は、これらのスロット内を通して固定子鉄心7に巻き回されている。コイル8は、固定子鉄心7の軸方向一端側7aと、軸方向他端側7bとから、軸方向に沿ってオーバーハングするよう設けられている。
The
回転子3は、回転軸13と、回転子鉄心14と、短絡環15と、を備えている。
The
回転軸13は、固定子鉄心7の径方向中央に、固定子鉄心7の中心軸と同軸上に配置されている。回転軸13は、その両端部が、軸受16、17によって回転自在に支持されている。
回転軸13の一端側の軸受16は、フレーム5の閉塞端板5bに形成された貫通孔5cに嵌め込まれた軸受ハウジング18に設けられている。軸受16は、軸受ハウジング18に形成された収容凹部18aに収容されている。軸受16は、閉塞端板5bに対し、回転電機1Aの外方側に設けられた押さえ端板19Aによって、軸受ハウジング18との間に挟み込まれている。
ここで、軸受ハウジング18は、回転電機1Aの内方を向く内周面18fが、外周側から中央部に向かって、回転電機1Aの内方に突出するよう、略円錐台形状に形成されている。
The
The bearing 16 on one end side of the
Here, the bearing
回転軸13の他端側の軸受17は、ブラケット6の貫通孔6bの外周側に形成された収容凹部6cに収容されている。軸受17は、ブラケット6の収容凹部6cに嵌め込まれた状態で、ブラケット6に対し、回転電機1Aの外方側に設けられた押さえ端板19Bによって押さえつけられている。ここで、押さえ端板19Bは、その中央部に回転軸13の他端側が貫通する貫通孔19hが形成されている。これにより、回転軸13の他端13bは、ブラケット6から回転電機1Aの外方に突出している。
The bearing 17 on the other end side of the
回転子鉄心14は、略円筒状で、回転軸13に外嵌固定されている。この回転子鉄心14は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりすることにより形成される。回転子鉄心14は、その外周面14aが、固定子鉄心7の内周面に対して微少な隙間Dを介して対向している。
The
回転子鉄心14の外周部には、軸方向に貫通するスロット(図示無し)が周方向に間隔をあけて複数形成されている。回転子鉄心14のスロット(図示無し)には、棒状の回転子バー15aがそれぞれ収容されている。回転子バー15aの軸方向両端部には、それぞれ環状の短絡環15が設けられており、この短絡環15によって、複数の回転子バー15aが連結されている。
A plurality of slots (not shown) penetrating in the axial direction are formed in the outer peripheral portion of the
また、回転子鉄心14の内周側には、軸方向に連続する貫通孔20が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
A plurality of through
回転軸13の外周面には、回転子鉄心14の軸方向一端側と他端側とに、外周側に張り出す円環状の鉄心押さえ21、22が設けられている。これら鉄心押さえ21、22により、回転子鉄心14が回転軸13に対して軸方向に移動しないよう固定されている。
On the outer peripheral surface of the
冷却用ファン4は、回転軸13の他端側において、ブラケット6に対向して設けられている。冷却用ファン4は、主板4aと、羽根4bと、側板4cと、を一体に備えている。
The cooling
主板4aは、回転軸13の外周面に外周側に張り出すように形成されたフランジリング4dに固定されている。主板4aは、フランジリング4dから外周側に延びる円盤状に形成されている。主板4aは、内周側から外周側に向かって、ブラケット6の内周面6fとほぼ一定の間隔を隔てて対向するようすり鉢状に湾曲形成されている。
The
羽根4bは、主板4aの外周部に、周方向に間隔をあけて複数枚が設けられている。各羽根4bは、主板4aからブラケット6側に向かって立ちあがり、主板4aの内周側から外周側に向けて放射状に延びるよう形成されている。
A plurality of
側板4cは、円環状で、主板4aの外周側において、主板4aと軸方向に間隔をあけて配置されている。側板4cは、主板4aから立ち上がる羽根4bのブラケット6側の端部に一体に設けられている。
The
また、回転軸13の一端側において、閉塞端板5bに対向するように、補助ファン24が設けられている。
補助ファン24は、主板24aと、羽根部24bと、を一体に備えている。主板24aは、回転軸13の外周面に設けられた鉄心押さえ21から外周側に延びる円盤状に形成されている。主板24aは、内周側から外周側に向かって、閉塞端板5bに漸次接近するようすり鉢状に形成されている。羽根部24bは、主板24aの外周部に、周方向に間隔をあけて複数枚が設けられている。各羽根部24bは、主板24aから閉塞端板5b側に立ち上がり、主板24aの内周側から外周側に向けて放射状に延びるよう形成されている。
Further, an
The
このような回転電機1Aにおいて、内部を冷却するため、ブラケット6には、入気口31が、押さえ端板19Bの外周側に周方向に間隔をあけて複数貫通形成されている。
また、フレーム5の筒部5aにおいて、固定子鉄心7と閉塞端板5bとの間に、吐出口32が貫通形成されている。吐出口32は、周方向に間隔をあけて複数形成しても良い。
In such a rotating
Further, a
この吐出口32には、格子状、メッシュ状、多孔質状等の、空気の排出を可能としつつ、外部からの異物の侵入を防ぐフィルタ33が設けられている。
The
また、フレーム5の閉塞端板5bには、補助ファン24の羽根部24bの内周側に対向する位置に、入気口34が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。さらに、閉塞端板5bには、羽根部24bの外周側に対向する位置に、吐出口35が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
Further, a plurality of
ブラケット6の外周部には、フレーム5の筒部5aにおけるフランジ部5dに向かって筒状に延びる筒状部6dが形成されている。この筒状部6dには、冷却用ファン4の外周部に対向する位置に、後に詳述するように冷却用ファン4で空気に付与する遠心力によって空気から分離された塵埃を排出する分離塵埃排出口40が形成されている。
この実施形態において、回転電機1Aは、回転軸13の中心軸線Cが水平方向に延びるよう設置される。これに対応し、この実施形態において、分離塵埃排出口40は、ブラケット6の最下部に、鉛直下方に向けて開口するよう形成されている。
A
In this embodiment, the rotating
また、フレーム5の筒部5aには、回転電機1A内に堆積した塵埃を排出する塵埃排出口41Aが形成されている。
ここで、塵埃排出口41Aは、フレーム5の筒部5aにおいて、固定子鉄心7を避けた箇所の一部に形成されている。より詳しくは、塵埃排出口41Aは、冷却用ファン4における主板4aの外周縁部4tと固定子鉄心7との中間部M1に対し、固定子鉄心7寄りに形成されている。特に、塵埃排出口41Aは、固定子鉄心7を固定する鉄心押さえ12に近接した位置、すなわち鉄心押さえ12と筒部5aとで形成される角部Rに形成するのが好ましい。
In addition, a
Here, the dust discharge port 41 </ b> A is formed in a part of the
また、この実施形態では、回転軸13の中心軸線Cが水平方向に延びるよう設置された回転電機1Aにおいて、塵埃排出口41Aは、フレーム5の筒部5aの最下部に、鉛直下方に向けて開口するよう形成されている。
また、この実施形態において、塵埃排出口41Aは、軸方向の開口寸法Aに対し、周方向の開口寸法Bの方が長い、長孔状に形成されている。
In this embodiment, in the rotating
Further, in this embodiment, the
上記回転電機1Aは、固定子2のコイル8に通電すると、コイル8および固定子鉄心7で生じる磁界により、固定子鉄心7の内周側で、回転子3の回転子鉄心14および回転軸13が回転する。回転軸13において、ブラケット6から回転電機1Aの外方に突出した他端部から、適宜の伝達機構を介し、鉄道車両の車輪に回転軸13の回転力を伝達することで車輪が回転し、鉄道車両が走行する。
When the rotating
上記回転軸13の回転とともに、冷却用ファン4および補助ファン24が一体に回転する。すると、冷却用ファン4の羽根4bの旋回により、回転電機1Aの外部の空気が入気口31から回転電機1Aの内部に取り込まれ、冷却用ファン4の外周側に向かって流れる。外周側に流れた空気は、冷却用ファン4の外周部からさらに外周側に送り出され、主板4aの外周縁部4tを越えて、フレーム5内において、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対してブラケット6側の空間S1へと流れ込む。
As the
フレーム5内においては、空気は、空間S1から、正圧の状態で固定子鉄心7および回転子鉄心14に吹きかけられる。さらに、空気は、固定子鉄心7と回転子鉄心14との間の隙間D、および回転子鉄心14に形成された貫通孔20を通り、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2へと至る。空間S2に至った空気は、吐出口32から回転電機1Aの外部へと吐出される。
このようにして、外部から冷却用ファン4によって回転電機1A内に押し込まれた空気によって、フレーム5の筒部5a、固定子鉄心7、コイル8、回転子鉄心14、回転子バー15aが冷却される。
In the
In this manner, the
冷却用ファン4の回転により、冷却用ファン4の主板4aと側板4cとの間から外周部に吹き出された空気には、遠心力が付与される。入気口31から空気とともに回転電機1A内に侵入した塵埃は、前記の遠心力、および冷却用ファン4によって発生される風により外周側に飛ぶ。この塵埃は、ブラケット6の筒状部6dの内周面に当たり、自重により筒状部6dの下方に移動する。下方に移動した塵埃は、筒状部6dの最下部に形成された分離塵埃排出口40から、回転電機1Aの外部に排出される。
Centrifugal force is applied to the air blown to the outer peripheral portion from between the
また、分離塵埃排出口40から排出されず、空気中に混在したまま空間S1に至った塵埃は、冷却用ファン4の回転によってフレーム5の筒部5a内に発生する旋回流Fと、塵埃の自重とにより、フレーム5の筒部5a内において下方に移動する。
ここで、塵埃は、旋回流Fによって空間S1内において周方向に旋回しつつ、ブラケット6側から固定子鉄心7に向かって軸方向に移動する。この軸方向への塵埃の移動は、固定子鉄心7または鉄心押さえ12によって遮られる。このため、固定子鉄心7または鉄心押さえ12によって遮られた(せき止められた)塵埃が、鉄心押さえ12と筒部5aとで形成される角部Rに堆積しやすい。
Further, the dust that is not discharged from the separated
Here, the dust moves in the axial direction from the
換言すれば、旋回流Fと固定子鉄心7または鉄心押さえ12との影響を受けて、冷却用ファン4における主板4aの外周縁部4tと固定子鉄心7との中間部M1に対し、固定子鉄心7寄りに塵埃が堆積しやすい。
このように筒部5aの下方に移動した塵埃は、筒部5aの最下部に形成された塵埃排出口41Aから、回転電機1Aの外部に排出される。このとき、空間S1中の空気の一部は、塵埃排出口41Aから回転電機1Aの外部に吹き出すので、この吹き出す空気とともに、塵埃が容易に排出される。
In other words, under the influence of the swirl flow F and the
Thus, the dust which moved below the
さらに、塵埃排出口41Aからも排出されず、空気中に混在したまま空間S2に至った塵埃は、空気とともに、吐出口32から回転電機1Aの外部に排出される。ここで、塵埃の自重により、筒部5aの下方に塵埃が落下するため、特に筒部5aの最下部に形成された吐出口32から、塵埃を効率よく排出することができる。
Further, the dust that is not discharged from the
また、補助ファン24の回転により、入気口34からフレーム5の内方に空気が吸い込まれ、その外周側の吐出口35から排出される。このようにして補助ファン24によって取り込まれた空気により、軸受16およびフレーム5の閉塞端板5b側が冷却される。フレーム5の閉塞端板5b側の空間S2は、固定子鉄心7と回転子鉄心14との間の隙間D、および回転子鉄心14に形成された貫通孔20を通ることによって空気が加熱されるため、ブラケット6側の空間S1よりも温度が上昇しやすい。そこで、補助ファン24により、その温度上昇を抑えることができる。
Further, as the
このように、上述の第1の実施形態では、塵埃排出口41Aが、フレーム5の筒部5aにおいて、冷却用ファン4における主板4aの外周縁部4tと固定子鉄心7との中間部M1に対し、固定子鉄心7寄りの一部に形成されている。このため、冷却用ファン4の外周側の分離塵埃排出口40から排出されずに、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1にまで侵入した塵埃を、塵埃排出口41Aから回転電機1Aの外部に排出することができる。
As described above, in the first embodiment described above, the
より具体的には、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1においては、冷却用ファン4による旋回流Fが生じる。このため、空間S1において、塵埃には、フレーム5の筒部5aの内周面に沿って周方向に旋回することによって遠心力が作用し、筒部5aに形成された塵埃排出口41Aに容易に導くことができる。よって、塵埃を塵埃排出口41Aから効率よく排出することができ、回転電機1Aのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑えることができる。この結果、回転電機1Aのメンテナンスの手間を抑えることができる。
More specifically, in the space S <b> 1 between the cooling
また、塵埃排出口41Aは、固定子鉄心7を固定する鉄心押さえ12に近接した位置、すなわち鉄心押さえ12と筒部5aとで形成される角部Rに形成されている。このため、固定子鉄心7または鉄心押さえ12によって遮られた(せき止められた)塵埃を、塵埃排出口41Aから効率よく排出することができる。
The
加えて、塵埃排出口41Aは、回転軸13の中心軸線Cが水平方向に延びるよう設置された回転電機1Aにおいて、フレーム5の筒部5aの最下部に形成されている。このため、自重によって筒部5a内で下方に移動する塵埃を、塵埃排出口41Aから効率よく排出することができる。
In addition, the dust discharge port 41 </ b> A is formed at the lowermost portion of the
さらに、塵埃排出口41Aは、軸方向の開口寸法Aに対し、周方向の開口寸法Bの方が長い、長孔状に形成されている。このため、塵埃排出口41Aは、旋回流Fの流れ方向に大きく開口していることとなる。よって、塵埃を、塵埃排出口41Aから効率よく排出することができる。
Furthermore, the
なお、上記第1の実施形態において、塵埃排出口41Aは、軸方向の開口寸法Aに対し、周方向の開口寸法Bの方が短い長孔状に形成してもよい。また、塵埃排出口41Aは、軸方向の開口寸法Aと、周方向の開口寸法Bとが等しくなるように形成しても良い。このような塵埃排出口41Aは、円形、矩形等とすることができる。
In the first embodiment, the
また、上記第1の実施形態において、固定子鉄心7を、筒状のフレーム5の筒部5a内に挿入配置するようにしたが、これに限らない。
例えば、図4に示すように、固定子鉄心7の軸方向一端側と他端側に、それぞれフレーム5の筒部5a’、5a”を接合するようにしてもよい。
Moreover, in the said 1st Embodiment, although the
For example, as shown in FIG. 4, the
また、上記第1の実施形態において、図3に示すように、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間に、水抜き孔38を設けるようにしてもよい。このような水抜き孔38を設ける場合、塵埃排出口41Aの開口面積は、水抜き孔38の開口面積よりも大きくするのが好ましい。また、塵埃排出口41Aの開口面積は、分離塵埃排出口40よりも小さくするのが好ましい。
ここで、水抜き孔38の位置や向き等については何ら限定するものではない。
In the first embodiment, a
Here, the position and direction of the
(第2の実施形態)
次に、図5、図6に基づいて、第2の実施形態について説明する。
図5は、回転電機1Bの中心軸に沿った断面図である。図6は、回転電機1Bの要部を示す拡大断面図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
図5、図6に示すように、この第2の実施形態における回転電機1Bは、前述の第1の実施形態の塵埃排出口41Aに対し、塵埃排出口41Bが、テーパ状をなしている。この点、前述の第1の実施形態と相違する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described based on FIGS.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the central axis of the rotating
As shown in FIGS. 5 and 6, in the rotating
塵埃排出口41Bは、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの内周面5f側の開口面積よりも、筒部5aの外周面5g側の開口面積が小さくなるように形成されている。具体的には、塵埃排出口41Bは、前述の第1の実施形態の塵埃排出口41Aと同様、軸方向の開口寸法Aに対し、周方向の開口寸法Bの方が長い、長孔状に形成されている。このような塵埃排出口41Bにおいて、周方向両端部の内壁面41v、41wは、内壁面41v、41w同士の間隔が、筒部5aの内周面5f側から外周面5g側に向かって漸次接近するよう、傾斜して形成されている。すなわち、塵埃排出口41Bは、塵埃排出口41Bの内周面の周方向の一部である内壁面41v、41wが傾斜して形成されている。
The
このように、上述の第2の実施形態では、塵埃排出口41Bの一部である内壁面41v、41wが、筒部5aの内周面5f側の開口面積よりも、筒部5aの外周面5g側の開口面積が小さくなるように傾斜して形成されている。このため、塵埃を、塵埃排出口41Bから回転電機1Bの外部に容易に排出することができる。
また、塵埃排出口41Bにおいて、筒部5aの外周面5g側の開口面積が小さくなるので、回転電機1Bの外部から塵埃排出口41Bへの塵埃や異物等の侵入を抑えることができる。
As described above, in the second embodiment described above, the
In addition, since the opening area on the outer
また、上述の第1の実施形態のように、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃を、回転電機1Bの外部に排出することができるので、回転電機1Bのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Bのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Further, as in the first embodiment described above, the dust that has entered the space S1 between the cooling
なお、上述の第2の実施形態では、塵埃排出口41Bの周方向両端部の内壁面41v、41wを傾斜させるようにしたが、これに限らない。塵埃排出口41Bの周方向両端部の内壁面41v、41wのうちの一方のみを傾斜させてもよい。この場合、フレーム5内で生じる旋回流Fの流れ方向上流側に位置する内壁面41wのみを傾斜させれば、旋回流Fによって流されてきた塵埃を塵埃排出口41Bから容易に排出することができる。
また、塵埃排出口41Bの軸方向両端部の内壁面41x、41yの少なくとも一方を傾斜させるようにしてもよい。
さらには、塵埃排出口41Bを、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの内周面5f側の開口面積よりも、筒部5aの外周面5g側の開口面積が小さくなるよう、内周面の全体を傾斜させてすり鉢状に形成してもよい。
In the second embodiment described above, the
Moreover, you may make it incline at least one of the inner wall surfaces 41x and 41y of the axial direction both ends of the
Further, the
(第3の実施形態)
次に、図7〜図11に基づいて、第3の実施形態について説明する。
図7は、回転電機1Cの中心軸に沿った断面図である。図8は、回転電機1Cの要部を示す拡大断面図である。
図7、図8に示すように、この第3の実施形態における回転電機1Cは、前述の第1の実施形態の塵埃排出口41Aに対し、モータハウジング10の外方に、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害する邪魔板部材50を備えている。この点、前述の第1の実施形態と相違する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described based on FIGS.
FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the central axis of the rotating
As shown in FIGS. 7 and 8, the rotating
邪魔板部材50は、一対の立ち上がり壁部51、51と、対向壁部52と、を一体に備えている。
一対の立ち上がり壁部51、51は、塵埃排出口41Aの両側で対向するよう配置されている。各立ち上がり壁部51は、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの外周面5gに直交し、モータハウジング10の外方に向かって突出するよう形成されている。
The
A pair of rising
この実施形態において、回転電機1Cは、回転軸13の中心軸線C(図1参照)が、回転電機1Cを備える鉄道車両の走行方向Mに直交するように配置されている。そこで、立ち上がり壁部51、51は、走行方向M、すなわち回転軸13の中心軸線Cに直交する水平方向において、塵埃排出口41Aを挟んだ両側で対向するよう設けられている。
対向壁部52は、立ち上がり壁部51,51の下端部どうしを一体に連結し、フレーム5の筒部5aの外周面5gに対して上下方向に間隔をあけて設けられ、塵埃排出口41Aを覆うように設けられている。
このようにして、邪魔板部材50は、断面略U字状とされている。
In this embodiment, the rotating
The opposing
In this way, the
この邪魔板部材50は、樹脂系材料や、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene,PTFE)等、モータハウジング10を形成する材料よりも摩擦係数の低い材料で形成するのが好ましい。
The
このような邪魔板部材50を設けた塵埃排出口41Aにおいては、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃が、塵埃排出口41Aを通して回転電機1Cの外部に排出される。排出された塵埃は、邪魔板部材50において一対の立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3を通り、外部に排出される。
In the
このように、上述の第3の実施形態では、モータハウジング10の外方に、邪魔板部材50を備えている。このため、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害することができる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1C内に空気が逆流するのを抑えることができる。
Thus, in the above-described third embodiment, the
また、邪魔板部材50において、立ち上がり壁部51、51は、走行方向M、すなわち回転軸13の中心軸線Cに直交する水平方向において、塵埃排出口41Aを挟んで対向するよう設けられている。よって、鉄道車両が走行することによって回転電機1Cに当たる走行風Kが、立ち上がり壁部51、51によって遮られ、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害することができる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1C内に空気が逆流するのを抑えることができる。
さらには、立ち上がり壁部51、51は、塵埃排出口41Aの両側に設けられているので、鉄道車両の走行方向に関わらず、塵埃排出口41Aからの空気の流入を確実に抑えることができる。
In the
Furthermore, since the rising
また、邪魔板部材50は、モータハウジング10を形成する材料よりも摩擦係数の低い材料で形成することによって、塵埃が邪魔板部材50に堆積するのを抑え、スムーズに排出させることができる。
Further, by forming the
また、上述の第1の実施形態のように、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃を、回転電機1Cの外部に排出することができるので、回転電機1Cのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Cのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Further, as in the first embodiment described above, the dust that has entered the space S1 between the cooling
なお、上述の第3の実施形態では、邪魔板部材50を、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの外周面5gに、モータハウジング10の外方に向かって突出するよう設けるようにしたが、これに限らない。
例えば、図9に示すように、邪魔板部材50を、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの内周面5fに、モータハウジング10の内方に向かって突出するよう設けるようにしてもよい。この場合、対向壁部52の鉄心押さえ12とは反対側端に立ち上がり壁部51を設け、邪魔板部材50の周方向は、開口しているように構成することが好ましい。
In the third embodiment described above, the
For example, as shown in FIG. 9, the
また、上述の第3の実施形態では、邪魔板部材50を、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とから形成したが、これに限らない。
例えば、図10、図11に示すように、立ち上がり壁部51、51の両側に、回転電機1Cの軸方向両側に延びる延長壁部53、53を一体に形成するようにしてもよい。
Moreover, in the above-mentioned 3rd Embodiment, although the
For example, as shown in FIGS. 10 and 11,
延長壁部53、53を設けることによって、走行風Kが、延長壁部53、53によって遮られ、塵埃排出口41Aからの空気の流入を、より確実に阻害することができる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1C内に空気が逆流するのを、より確実に抑えることができる。
さらには、延長壁部53、53は塵埃排出口41Aに対し走行方向Mの両側に設けられているので、鉄道車両の走行方向に関わらず、塵埃排出口41Aからの空気の流入を確実に抑えることができる。
By providing the
Furthermore, since the
(第4の実施形態)
次に、図12、図13に基づいて、第4の実施形態について説明する。
図12は、回転電機1Dの要部を示す拡大断面図である。
同図に示すように、この第4の実施形態における回転電機1Dは、前述の第3の実施形態の邪魔板部材50に対し、回転電機1Dの軸方向両側に直交壁部54、54を備えている。この点、前述の第3の実施形態と相違する。
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment will be described based on FIGS.
FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view showing a main part of the rotating
As shown in the figure, the rotating
邪魔板部材50において、回転電機1Dの軸方向両側に間隔をあけて、立ち上がり壁部51、51に直交する方向に延びる直交壁部54、54が設けられている。
これら直交壁部54、54により、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3に対し、回転電機1Dの軸方向両側が遮られている。
In the
The
このように、上述の第4の実施形態では、邪魔板部材50において、回転電機1Dの軸方向両側に間隔をあけて設けられた直交壁部54、54により、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3に対し、回転電機1Dの軸方向両側から塵埃や異物等が侵入しにくくなる。このため、塵埃排出口41Aから回転電機1D内に空気が逆流するのを、より確実に抑えることができる。
As described above, in the above-described fourth embodiment, the
鉄道車両の走行時には、走行風K(図7参照)が、邪魔板部材50の軸方向両端部と、その両側に間隔をあけて設けられた直交壁部54、54との間を通る。これにより、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3に負圧を生じさせることができる。よって、塵埃排出口41Aから塵埃を吸い出すことができ、塵埃を、より確実に除去することが可能となる。
When the railway vehicle travels, the traveling wind K (see FIG. 7) passes between both end portions in the axial direction of the
また、上述の第1の実施形態のように、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃を、回転電機1Dの外部に排出することができるので、回転電機1Dのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Dのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Further, as in the first embodiment described above, the dust that has entered the space S1 between the cooling
なお、上述の第4の実施形態では、邪魔板部材50の軸方向両側に直交壁部54、54を設けるようにしたが、これに限らない。
例えば、図13に示すように、邪魔板部材50の下方を覆うように、第二邪魔板部材55を設けるようにしてもよい。第二邪魔板部材55は、邪魔板部材50に対し、回転電機1Dの軸方向両側に間隔をあけて、立ち上がり壁部51、51に直交する方向に延びるよう設けられた直交壁部56、56と、直交壁部56、56の下端部同士を連結し、対向壁部52の下方に間隔をあけて配置された第二対向壁部57と、を一体に備えている。
In the fourth embodiment described above, the
For example, as shown in FIG. 13, a second
このような第二邪魔板部材55を設けることによって、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3に対し、回転電機1Dの軸方向両側から塵埃や異物等がより一層侵入しにくくなる。このため、塵埃排出口41Aから回転電機1D内に空気が逆流するのを、より確実に抑えることができる。
By providing such a second
鉄道車両の走行時には、走行風Kが、邪魔板部材50の軸方向両端部と、その両側に間隔をあけて設けられた第二邪魔板部材55の直交壁部56、56との間を通る。これにより、立ち上がり壁部51、51と対向壁部52とに囲まれた空間S3に負圧を生じさせることができる。よって、塵埃排出口41Aから塵埃を吸い出すことができ、塵埃を、より確実に除去することが可能となる。
When the railway vehicle travels, the traveling wind K passes between both axial end portions of the
(第5の実施形態)
次に、図14〜図17に基づいて、第5の実施形態について説明する。
図14は、回転電機1の中心軸線Cに直交する断面図である。図15は、回転電機1Aの要部を示す拡大断面図である。
図14、図15に示すように、この第5の実施形態における回転電機1Eは、前述の第3の実施形態の邪魔板部材50に対し、異なる構成の邪魔板部材60を備えている。この点、前述の第3の実施形態と相違する。
(Fifth embodiment)
Next, a fifth embodiment will be described based on FIGS.
FIG. 14 is a cross-sectional view orthogonal to the central axis C of the rotating
As shown in FIGS. 14 and 15, the rotating
邪魔板部材60は、一対の立ち上がり壁部61、61と、閉塞板部62と、傾斜板部63と、を一体に備えている。
The
一対の立ち上がり壁部61、61は、塵埃排出口41Aの両側で対向するよう配置されている。各立ち上がり壁部61は、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aの外周面5gに直交し、モータハウジング10の外方に向かって突出するよう形成されている。この実施形態において、回転電機1Eは、回転軸13の中心軸線Cが、回転電機1Eを備える鉄道車両の走行方向Mに直交するように配置されている。そこで、立ち上がり壁部61、61は、走行方向M、すなわち回転軸13の中心軸線Cに直交する水平方向において、塵埃排出口41Aを挟んだ両側で対向するよう設けられている。
The pair of rising
閉塞板部62は、筒部5aの外周面5gに直交し、モータハウジング10の外方に向かって突出するよう形成され、一対の立ち上がり壁部61、61の軸方向一端側を閉塞するよう設けられている。
The
傾斜板部63は、立ち上がり壁部61,61の下端部どうしを一体に連結し、フレーム5の筒部5aの外周面5gに対して上下方向に間隔をあけて設けられて、塵埃排出口41Aを覆うように設けられている。傾斜板部63は、閉塞板部62によって閉塞された立ち上がり壁部61、61の軸方向一端側から、軸方向他端側に向かって、漸次下方に傾斜している。
The
このような邪魔板部材60を設けた塵埃排出口41Aにおいては、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃が、塵埃排出口41Aを通して回転電機1Eの外部に排出される。排出された塵埃は、邪魔板部材60において一対の立ち上がり壁部61、61と閉塞板部62と傾斜板部63とに囲まれた空間S4を通り、外部に排出される。
In the
このように、上述の第5の実施形態では、モータハウジング10の外方に、邪魔板部材60を備えている。このため、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害することができる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1E内に空気が逆流するのを抑えることができる。
Thus, in the above-described fifth embodiment, the
また、邪魔板部材60において、立ち上がり壁部61、61は、走行方向M、すなわち回転軸13の中心軸線Cに直交する水平方向において、塵埃排出口41Aを挟んで対向するよう設けられている。よって、鉄道車両が走行することによって回転電機1Eに当たる走行風Kが、立ち上がり壁部61、61によって遮られ、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害することができる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1E内に空気が逆流するのを抑えることができる。
さらには、立ち上がり壁部61、61は、塵埃排出口41Aの両側に設けられているので、鉄道車両の走行方向に関わらず、塵埃排出口41Aからの空気の流入を確実に抑えることができる。
In the
Furthermore, since the rising
さらに、邪魔板部材60は、傾斜板部63を有しているので、塵埃排出口41Aから排出された塵埃は、傾斜板部63の傾斜に沿ってスムーズに外部に排出することができる。
Further, since the
また、上述の第1の実施形態のように、冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1に侵入した塵埃を、回転電機1Eの外部に排出することができるので、回転電機1Eのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Eのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Further, as in the first embodiment described above, the dust that has entered the space S1 between the cooling
なお、上述の第5の実施形態では、モータハウジング10の外方に、塵埃排出口41Aからの空気の流入を阻害する邪魔板部材60を設けるようにしたが、その構成についてはいかなるものであってもよい。例えば、図16に示すように、傾斜板部63は、回転電機1Eの軸方向に直交する断面形状が、例えば逆V字状等となるように形成してもよい。このように構成することで、傾斜板部63に落ちた塵埃の排出を促すことができる。
In the fifth embodiment described above, the
また、図17に示すように、邪魔板部材60に加えて、邪魔板部材60を覆うように第二邪魔板部材65を設けてもよい。第二邪魔板部材65は、一対の立ち上がり壁部66、66と、閉塞板部67と、傾斜板部68と、を一体に備えている。
As shown in FIG. 17, in addition to the
一対の立ち上がり壁部66、66は、邪魔板部材60の立ち上がり壁部66、66に対して、走行方向Mの両側に間隔をあけて設けられている。また、閉塞板部67は、一対の立ち上がり壁部66、66の軸方向他端を閉塞するよう設けられている。閉塞板部67は、邪魔板部材60に対して、軸方向他端側に間隔をあけて設けられている。傾斜板部68は、立ち上がり壁部66,66の下端部どうしを一体に連結し、邪魔板部材60の傾斜板部63に対して下方に間隔をあけて設けられている。傾斜板部68は、軸方向他端側から軸方向一端側に向かって、漸次下方に傾斜している。
The pair of rising
このような第二邪魔板部材65をさらに備えることで、塵埃排出口41Aからの空気の流入をさらに確実に阻害することができる。換言すれば、外部から塵埃排出口41Aに至る間の通風路を複雑にできる。これにより、塵埃排出口41Aから回転電機1E内に空気が逆流するのを抑えることができる。
By further providing such a second
さらに、第二邪魔板部材65は、傾斜板部68を有しているので、邪魔板部材60を経た塵埃は、傾斜板部68の傾斜に沿ってスムーズに外部に排出することができる。
Furthermore, since the second
(第6の実施形態)
次に、図18に基づいて、第6の実施形態について説明する。
図18は、回転電機1Fの中心軸に沿った断面図である。
同図に示すように、この第6の実施形態における回転電機1Fは、前述の第1の実施形態の塵埃排出口41Aに対し、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2に塵埃排出口71Aを備えている。また、この第6の実施形態における回転電機1Fは、前述の第1の実施形態の回転電機1Fに対し、補助ファン24を備えていない。これらの点、前述の第1の実施形態と相違する。
(Sixth embodiment)
Next, a sixth embodiment will be described based on FIG.
FIG. 18 is a cross-sectional view taken along the central axis of the rotating
As shown in the figure, the rotating
塵埃排出口71Aは、フレーム5の筒部5aにおいて、固定子鉄心7を避けた箇所の一部に形成されている。具体的には、塵埃排出口71Aは、モータハウジング10を構成するフレーム5の筒部5aにおいて、固定子鉄心7と閉塞端板5bとの間の、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2に形成されている。塵埃排出口71Aは、回転軸13の中心軸線Cが水平方向に延びるよう設置された回転電機1Fにおいて、フレーム5の筒部5aの最下部に、鉛直下方に向けて開口するよう形成されている。
The dust discharge port 71 </ b> A is formed in a part of the
塵埃排出口71Aには、格子状、メッシュ状、多孔質状等、の空気の排出を可能としつつ、外部からの異物の侵入を防ぐフィルタ72が設けられている。
The
このように、上述の第6の実施形態では、塵埃排出口71Aが、フレーム5の筒部5aにおいて、固定子鉄心7を避けた箇所の一部に形成されている。このため、冷却用ファン4の外周側の分離塵埃排出口40から排出されずに、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2にまで侵入した塵埃を、塵埃排出口71Aから回転電機1Fの外部に排出することができる。よって、回転電機1Fのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Fのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Thus, in the above-described sixth embodiment, the dust discharge port 71 </ b> A is formed in a part of the
また、塵埃排出口71Aは、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2に形成されている。冷却用ファン4と固定子鉄心7との間の空間S1においては、冷却用ファン4による旋回流Fが生じていたが、空気が、固定子鉄心7と回転子鉄心14との間の隙間D、および回転子鉄心14に形成された貫通孔20を通る間に、旋回流Fのエネルギは減衰する。したがって、空間S2においては、旋回流Fは生じない。空間S2において、塵埃は、自重により筒部5aの下部に向けて落下し、塵埃排出口71Aから外部に排出される。
The dust discharge port 71 </ b> A is formed in the space S <b> 2 on the
このように、上述の第6の実施形態では、固定子鉄心7および回転子鉄心14に対して閉塞端板5b側の空間S2に臨む位置に塵埃排出口71Aが形成されている。このため、空間S2において、自重により筒部5aの下部に向けて落下する塵埃を、塵埃排出口71Aから効率よく外部に排出することができる。よって、回転電機1Fのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Fのメンテナンスの手間を抑えることができる。
Thus, in the above-described sixth embodiment, the
なお、塵埃排出口71Aは、筒部5aの最下部だけではなく、筒部5aの上部など、適宜箇所に形成してもよい。
Note that the
また、上述の実施形態では、回転電機1A〜1Fは、鉄道車両走行用であり、鉄道車両の台車に設けられて、台車に備えられた車輪を駆動することによって、鉄道車両を走行させるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな装置の駆動用として回転電機1A〜1Fを適用することが可能である。
Further, in the above-described embodiment, the rotating
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、塵埃排出口41Aを持つことにより、外部から侵入した塵埃を、塵埃排出口41Aから回転電機1Aの外部に排出することができる。よって、回転電機1Aのモータハウジング10内に塵埃が堆積するのを抑え、回転電機1Aのメンテナンスの手間を抑えることができる。
According to at least one embodiment described above, by having the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1A〜1F…回転電機、2…固定子、3…回転子、4…冷却用ファン、4a…主板、4t…外周縁部(外周縁)、5a…筒部、7…固定子鉄心、8…コイル(固定子コイル)、10…モータハウジング(ハウジング)、13…回転軸、14…回転子鉄心、41A、41B…塵埃排出口、50…邪魔板部材、51…立ち上がり壁部(壁部)、52…対向壁部、60…邪魔板部材、61…立ち上がり壁部(壁部)、63…傾斜板部(対向壁部)、65…第二邪魔板部材、66…立ち上がり壁部(壁部)、68…傾斜板部(対向壁部)、72…フィルタ、M1…中間部、R…角部
DESCRIPTION OF
Claims (15)
前記ハウジングによって固定される固定子鉄心、および前記固定子鉄心に設けられた固定子コイルを有する固定子と、
前記固定子の径方向内側に前記固定子に対して回転自在に設けられた回転軸、および前記回転軸に外嵌固定される回転子鉄心を有する回転子と、
前記回転軸に設けられ、前記固定子鉄心および前記回転子鉄心に、外部から取り込んだ空気を正圧の状態で吹きかけ、前記固定子鉄心と前記回転子鉄心とを冷却する冷却用ファンと、
を備え、
前記筒部には、前記冷却用ファンの外周縁と前記固定子鉄心との中間部よりも前記固定子鉄心寄り
の一部に、塵埃排出口が設けられている回転電機。 A housing having a cylindrical portion;
A stator core fixed by the housing, and a stator having a stator coil provided in the stator core;
A rotor having a rotating shaft rotatably provided with respect to the stator on the radially inner side of the stator, and a rotor core fitted and fixed to the rotating shaft;
A cooling fan that is provided on the rotating shaft, blows air taken from outside to the stator core and the rotor core in a positive pressure state, and cools the stator core and the rotor core;
With
The rotating electrical machine in which the cylindrical portion is provided with a dust discharge port at a part closer to the stator core than an intermediate portion between the outer peripheral edge of the cooling fan and the stator core.
前記筒部の下部に前記塵埃排出口を設けた請求項1に記載の回転電機。 The rotation axis is arranged along the horizontal direction,
The rotating electrical machine according to claim 1, wherein the dust discharge port is provided at a lower portion of the cylindrical portion.
前記邪魔板部は、前記塵埃排出口に対し、少なくとも前記車両の進行方向前方側に設けられた壁部を有する請求項7の記載に回転電機。 It is mounted on a vehicle that can travel,
The rotating electrical machine according to claim 7, wherein the baffle plate portion has a wall portion provided at least on the front side in the traveling direction of the vehicle with respect to the dust discharge port.
前記対向壁部は、下方に向かって傾斜している請求項10に記載の回転電機。 The dust discharge port is formed at the bottom of the housing,
The rotating electrical machine according to claim 10, wherein the facing wall portion is inclined downward.
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