JP2016100805A - 端末装置、無線通信制御方法および無線通信制御プログラム - Google Patents
端末装置、無線通信制御方法および無線通信制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】端末装置は、デバイスとの無線通信を制御するための制御部と、中継装置を
介して通信先と接続する第1無線通信と、当該中継装置を介さずに通信先と直接に接続す
る第2無線通信とを実行可能である無線通信部と、前記デバイスとの近距離無線通信を実
行可能な近距離無線通信部と、を備え、前記制御部は、前記無線通信部が前記第1無線通
信と前記第2無線通信とを同時に実行可能であるか否か判定し、当該判定結果を所定の記
憶部に記憶させ、前記近距離無線通信部による前記デバイスとの近距離無線通信が確立し
た場合に、前記記憶した判定結果に応じて前記無線通信部の前記第1無線通信を切断させ
、前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させる。
【選択図】図1
Description
通信)を実行可能、かつ、アクセスポイントを介さずに通信先と直接に無線通信(Wi‐
Fi Direct方式による無線通信)を同時に実行し得る無線LANインターフェイ
スを有し、かつ、NFC(Near Field Communication)インターフェイスを有する携帯端
末が知られている(特許文献1参照)。
複合機であって、NFC通信部は携帯端末装置がNFC通信部の通信範囲内に存在した場
合に、ブルートゥース通信部の通信を確立するための通信設定情報を非接触通信で携帯端
末装置から受信し、ブルートゥース通信部はNFC通信部によって受信した通信設定情報
に基づいて携帯端末装置との通信を確立する構成が知られている(特許文献2参照)。
確保の観点から、より簡易に、適切な無線通信を選択できるようにする仕組みが求められ
ていると言える。
先との無線通信を簡便に確立させることが可能な端末装置、無線通信制御方法および無線
通信制御プログラムを提供する。
、中継装置を介して通信先と接続する第1無線通信と、当該中継装置を介さずに通信先と
直接に接続する第2無線通信とを実行可能である無線通信部と、前記デバイスとの近距離
無線通信を実行可能な近距離無線通信部と、を備え、前記制御部は、前記無線通信部が前
記第1無線通信と前記第2無線通信とを同時に実行可能であるか否か判定し、当該判定結
果を所定の記憶部に記憶させ、前記近距離無線通信部による前記デバイスとの近距離無線
通信が確立した場合に、前記記憶した判定結果に応じて前記無線通信部の前記第1無線通
信を切断させ、前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させる。
記判定結果に応じて無線通信部の第1無線通信を切断させ、第2無線通信による前記デバ
イスとの接続を確立させる。そのため、ユーザーとしては、極めて簡易に、無線通信部の
能力に応じたデバイスとの適切な無線通信を確立させることができる。
記第1無線通信と前記第2無線通信とを同時に実行不能であることを示しており、前記無
線通信部が前記第1無線通信を実行しており、かつ、前記近距離無線通信部による前記デ
バイスとの近距離無線通信が確立した場合に、前記無線通信部の前記第1無線通信を切断
させ、前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させるとしてもよい。
当該構成によれば、第1無線通信と第2無線通信とを同時に実行不能であるという無線
通信部の能力に応じた、デバイスとの適切な無線通信を確立させることができる。
より、前記デバイスの識別情報であるデバイス識別情報を前記デバイスから取得し、前記
制御部は、前記デバイス識別情報に基づいて、前記デバイスが管理する無線ネットワーク
の識別情報であるネットワーク識別情報を生成し、前記無線通信部の当該ネットワーク識
別情報を用いた前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させるとしてもよい
。
当該構成によれば、デバイスとの中継装置を介さない第2無線通信を容易に確立するこ
とができる。
プリケーションプログラムをインストールした場合に、前記制御部による前記判定と前記
判定結果の記憶を実行するとしてもよい。
当該構成によれば、アプリケーションプログラムのインストールを契機として、予め無
線通信部の能力を判定しておくことができる。
記第1無線通信と前記第2無線通信とを同時に実行可能であることを示しており、前記無
線通信部が前記第1無線通信を実行しており、かつ、前記近距離無線通信部による前記デ
バイスとの近距離無線通信が確立した場合に、前記無線通信部の前記第1無線通信を維持
させ、前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させるとしてもよい。
当該構成によれば、第1無線通信と第2無線通信とを同時に実行可能であるという無線
通信部の能力に応じた、デバイスとの適切な無線通信を確立させることができる。
は、端末装置の各部が実行する各工程を含んだ方法(無線通信制御方法)、あるいは当該
方法をコンピューターに実行させるコンピュータープログラム(無線通信制御プログラム
)、さらには当該プログラムを記憶したコンピューター読み取り可能な記憶媒体、とった
各種カテゴリーにて実現されてもよい。
また、端末装置、中継装置およびデバイスのうちの一部あるいは全部を含むシステムも
、それぞれに独立した発明として把握される。
1.システムの概略
図1は、本実施形態にかかるシステム1の構成を概略的に示しており、図中に、端末装
置10、中継装置(アクセスポイント。以下、APと称する。)20、端末装置10にと
っての通信先となるデバイスの一例としてのプリンター30、を含んでいる。これら構成
10,20,30は、それぞれが発明として成立するし、またそれらのうちの一部の任意
の組み合わせ(システム)も発明として成立する。
フォン、タブレット型端末など、所定の無線通信機能を有するあらゆる端末が該当する。
AP20は、無線LAN(Local Area Network)の中継機として機能し、自身が管理する
無線LANを識別するためのネットワーク識別情報を有している。ネットワーク識別情報
とは、例えば、SSID(Service Set Identifier)である。AP20は、有線LANと
の接続機能を有していてもよいし、また、インターネットとLANとを仲介するブロード
バンドルーターとしても機能し得る。
置、通信用ポート、LANアダプター等の各ハードウェアと、端末装置10にインストー
ルされたOSやアプリケーションプログラム11とが協働することにより、制御部12、
無線通信部13、近距離無線通信(NFC)部14、等の各種機能が実現される。制御部
12は、端末装置10と外部のデバイスとの無線通信を制御する。
は、プリンターとしての機能の他、スキャナーやファクシミリ等としても機能する複合機
であってもよい。印刷部34は、印刷データに基づいて印刷媒体へ印刷を実行する。印刷
部34が採用し得る印刷方式はインクジェット方式、レーザー方式等、様々であり、特に
限定されない。また、プリンター30では、不図示のIC、その他のメモリーや記憶装置
、通信用ポート、LANアダプター等の各ハードウェアと、プリンター30にインストー
ルされたファームウェア等とが協働することにより、第1無線通信部31、第2無線通信
部32、NFC部33、等の各種機能が実現される。
信)、具体的にはWi‐Fi方式に従った無線通信を実行可能である。また、無線通信部
13および第2無線通信32は、AP20を介さない通信先との直接的な(ピアツーピア
による)無線通信、具体的にはWi‐Fi Direct方式に従った無線通信(第2無
線通信)を実行可能である。Wi‐Fi方式、Wi‐Fi Direct方式はそれぞれ
、無線LANの規格であるIEEE802.11の規格群による無線通信方式であり、W
i‐Fi Allianceによって認証されている。また、NFC部14,33は、い
わゆる近距離無線通信のためのNFC方式に従った無線通信を実行可能である。
グループオーナーとしての機能を有する。よって、プリンター30において第2無線通信
部32の機能が有効化された状態では、プリンター30自身がAPとしても振る舞う。第
2無線通信部32は、APとしての自身が管理する無線LANを識別するためのネットワ
ーク識別情報(SSID)を有している。第2無線通信部32の有効化/無効化は、ユー
ザーによって設定される。例えば、ユーザーは、プリンター30が有する不図示の操作パ
ネル(液晶画面や各種ボタン等を含む機構)を介して、プリンター30に対して第1無線
通信部31(Wi‐Fi接続)の機能と第2無線通信部32(Wi‐Fi Direct
接続)の機能とのいずれか一方を有効化する設定を行うことができる。
以下では、便宜上、AP20のネットワーク識別情報を第1ネットワーク識別情報と呼
び、第2無線通信部32(AP)のネットワーク識別情報を第2ネットワーク識別情報と
呼ぶ。
行可能であるか排他的にしか実行できないかは、端末装置10が有するCPU等のハード
ウェアの性能や、OSの違い(あるいはOSのバージョンの違い)等に因る。以下では、
第1無線通信と第2無線通信とを同時に実行可能であることを、“マルチインターフェイ
ス(I/F)対応”、と呼ぶ。
図2は、本実施形態において端末装置10が実行する処理(無線通信制御方法の一部で
ある判定工程)をフローチャートにより示している。当該フローチャートは、端末装置1
0がアプリケーションプログラム11をインストールしたことを契機として実行される。
ユーザーは、端末装置10を操作してインターネットに接続し、所定のインターネットサ
イトからアプリケーションプログラム11のダウンロードおよびインストールを実行する
。端末装置10がアプリケーションプログラム11をダウンロードする際のインターネッ
トへの接続は、AP20にWi‐Fi接続する形態であってもよいし、携帯電話回線網を
利用した形態等であってもよい。端末装置10へのアプリケーションプログラム11のイ
ンストールが完了すると、アプリケーションプログラム11が起動し、当該フローチャー
トが開始される。
線通信を試行させる。つまり、AP20へのWi‐Fi接続を試行する。ここでは、端末
装置10は、第1ネットワーク識別情報と、第1ネットワーク識別情報に紐づけられた暗
号化キー(パスワード)とを予め有しているものとする。無線通信部13は、これら第1
ネットワーク識別情報と暗号化キーとを用いてAP20へのWi‐Fi接続を行う。
線通信を試行させる。ここでは、第2無線通信の試行のために通信先として用いるデバイ
スであって、Wi‐Fi Directの規格に対応して前記グループオーナーとなる機
能を有するデバイス(試行用デバイス)が用意されているものとする。説明を簡単にする
ため、試行用デバイスとしてプリンター30を用いるとする。また、試行用デバイスとし
てのプリンター30は、第2無線通信部32が有効化されているものとする。
リンター30)とのNFCを開始させ、試行用デバイス(プリンター30)の識別情報で
あるデバイス識別情報を取得する。具体的には、ユーザーが、端末装置10のNFC部1
4に該当する部位(IC)と試行用デバイス(プリンター30)のNFC部(NFC部3
3)に該当する部位(IC)とを所定距離内に接近させることで、NFC部14が試行用
デバイス(プリンター30)のNFC部からデバイス識別情報を読み出す。デバイス識別
情報とは、1台のデバイスに固有の識別情報の一種であり、例えば、MACアドレス(Me
dia Access Control address)等が該当する。
のネットワーク識別情報(この場合、第2ネットワーク識別情報)を生成する。また、制
御部12は、生成したネットワーク識別情報に基づいて、当該ネットワーク識別情報に紐
づけられた暗号化キー(パスワード)も生成する。ここで、端末装置10にインストール
されたアプリケーションプログラム11は、プリンター30の製造者あるいは販売者等に
よってインターネット等を介して提供されたものであるとする。このような状況において
、アプリケーションプログラム11によって端末装置10内で実現される制御部12は、
あるデバイス識別情報から、対応する一意のネットワーク識別情報を生成し、かつ、ある
ネットワーク識別情報から対応する一意の暗号化キーを生成する機能(例えば、入力に応
じた一意の文字列を出力する関数を用いる機能)を有する。従って、制御部12は、前記
取得したプリンター30のデバイス識別情報から、APとしてのプリンター30(第2無
線通信部32)のネットワーク識別情報である第2ネットワーク識別情報を生成すること
ができ、かつ、第2ネットワーク識別情報に予め紐づけられた暗号化キーを第2ネットワ
ーク識別情報から生成することができる。
第2無線通信を実行させる。つまり、無線通信部13は、前記生成された第2ネットワー
ク識別情報と第2ネットワーク識別情報に紐づけられた暗号化キーとを用いて、プリンタ
ー30(第2無線通信部32)との直接的な(つまりAP20を介さない)Wi‐Fi
Direct接続の確立を試みる。
第2無線通信(Wi‐Fi Direct接続)が成功したか否か判定し、成功している
場合にはステップS130へ進み、不成功である場合にはステップS150へ進む。第2
無線通信(Wi‐Fi Direct接続)が成功したか否かの具体的判定方法は多岐に
渡るが、例えば、無線通信部13が、当該第2無線通信により試行用デバイスへ送信した
データと同じデータの返信を試行用デバイスから受信できた場合に、成功と判定する。
20へのWi‐Fi接続)が現在維持されているか否か判定し、維持されていればステッ
プS140へ進み、維持されていなければステップS150へ進む。
ステップS140では、制御部12は、無線通信部13はマルチI/F対応であると判
定し、当該判定結果(無線通信部13はマルチI/F対応である旨)の情報を、端末装置
10が有する所定の記憶部15に記憶させる。つまり、第1無線通信を維持した状態で第
2無線通信が成功したことから、無線通信部13はマルチI/F対応であると言える。
あると判定し、当該判定結果(無線通信部13はマルチI/F非対応である旨)の情報を
、記憶部15に記憶させる。つまり、第1無線通信を試行した状態で第2無線通信が成功
しなかったり、第2無線通信が成功したときに第1無線通信が切れていたことから、無線
通信部13はマルチI/F非対応であると言える。
図3は、判定工程よりも後に端末装置10が実行する処理(無線通信制御方法の一部で
ある近距離無線通信工程および無線通信選択工程)をフローチャートにより示している。
当該フローチャートを実行する前提として、端末装置10では、無線通信部13が第1無
線通信(AP20へのWi‐Fi接続)を実行している状態であるとする。また、端末装
置10の通信先となるプリンター30は、第2無線通信部32が有効化されているものと
する。
との通信を開始させる。当該NFCにより、基本的には、端末装置10は、プリンター3
0のNFC部33からプリンター30のデバイス識別情報を取得する。ただし、上述した
ようにプリンター30が試行用デバイスを兼ねており、第2無線通信の試行(図2のステ
ップS110)の際にプリンター30のデバイス識別情報を取得済みである場合には、当
該ステップS200で改めてプリンター30のデバイス識別情報を取得する必要は無い。
当該ステップS200におけるNFCは、少なくともステップS210以下の処理を実行
するためのトリガーとなる処理である。
し、前記判定結果に応じて処理を分岐する。つまり、無線通信部13がマルチI/F対応
であればステップS220へ進み、無線通信部13がマルチI/F非対応であればステッ
プS230へ進む。
接続)を維持させたまま、無線通信部13に、プリンター30との第2無線通信による接
続(Wi‐Fi Direct接続)を確立させる。このとき、制御部12は、ステップ
S200で取得されたプリンター30のデバイス情報に基づいて、第2ネットワーク識別
情報を生成し、かつ、生成した第2ネットワーク識別情報に基づいて第2ネットワーク識
別情報に紐づけられた暗号化キーを生成する。ただし、上述したようにプリンター30が
試行用デバイスを兼ねており、第2無線通信の試行(図2のステップS110)の際に取
得したプリンター30のデバイス識別情報から第2ネットワーク識別情報と第2ネットワ
ーク識別情報に紐づけられた暗号化キーとを生成済みであれば、当該ステップS220で
改めて生成する必要は無い。いずれにしても、無線通信部13は、第2ネットワーク識別
情報と第2ネットワーク識別情報に紐づけられた暗号化キーとを用いて、プリンター30
(第2無線通信部32)へのWi‐Fi Direct接続を実行し、その接続を確立す
る。
信(AP20へのWi‐Fi接続)を切断させた上で、無線通信部13に、プリンター3
0との第2無線通信による接続(Wi‐Fi Direct接続)を確立させる。第2無
線通信を確立させる手法は、上述の通りである。
2無線通信部32)へ印刷データを送信することができる。本実施形態において印刷デー
タとは、端末装置10のユーザーが印刷対象として任意に選択した画像をプリンター30
に印刷させるためのデータである。印刷データは、例えば、プリンター30が解釈可能な
ページ記述言語(PDL)で表現されたデータであったり、画素毎にインク滴の吐出/非
吐出を規定したドットデータであったりする。あるいは、端末装置10は、このようなP
DLデータやドットデータではない他のフォーマットによる画像ファイルを印刷データと
してプリンター30へ送信し、プリンター30(印刷部34)側で、当該画像ファイルか
ら必要に応じてPDLデータやドットデータへの変換を行うとしてもよい。いずれにして
も、印刷データを端末装置10から受信したプリンター30では、印刷部34が印刷デー
タに基づく印刷を行う。
て通信先と接続する第1無線通信と、AP20を介さずに通信先と直接に接続する第2無
線通信とを同時に実行可能であるか否か判定し、当該判定結果を記憶部15に記憶させる
。そして、NFC部14によるプリンター30との近距離無線通信が確立した場合に、前
記記憶した判定結果に応じて、無線通信部13の第1無線通信を切断させ、第2無線通信
によるプリンター30との接続を確立させるとした。そのため、ユーザーとしては、端末
装置10のNFC部14に該当する部位(IC)とプリンター30のNFC部33に該当
する部位(IC)とを接近させるという極めて簡易な作業により、端末装置10とプリン
ター30との第2無線通信(Wi‐Fi Direct接続による無線通信)を確立させ
ることができる。
には、現在の第1無線通信を維持させたまま、無線通信部13に、プリンター30との第
2無線通信による接続を確立させ、一方、前記判定結果がマルチI/F非対応であること
を示している場合に、無線通信部13に、現在の第1無線通信を切断させた上でプリンタ
ー30との第2無線通信による接続を確立させる。従って、無線通信部13の能力(マル
チI/F対応か否か)に応じて、デバイスとの適切な無線通信を確立させることができる
。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において
種々の態様において実施することが可能であり、例えば後述するような実施形態を採用可
能である。各実施形態を適宜組み合わせた構成も本発明の開示範囲に入る。以下の説明に
おいては、上述の実施形態と共通の事項は説明を適宜省略する。
ー30へ印刷データを送信した後は、接続先のAPを、第2無線通信部32からAP20
へ即座に切り替えるとしてもよい。つまり、第2無線通信を切断し、第1無線通信を再開
する。このような切り替えを行うことで、端末装置10によるAP20を介したプリンタ
ー30以外の様々な通信先(例えば、他のPC、テレビ、レコーダー等の、無線LAN対
応のデバイス)との無線通信を再開することができる。
品(例えば、PC、テレビ、レコーダー、プロジェクター、デジタルスチルカメラ、等と
いった無線通信に対応可能な様々なデバイス)であってもよい。つまり、端末装置10が
印刷データではない他の所要のデータを第2無線通信により送信することを想定すれば、
プリンターではない様々なデバイスにデータを送信する場面において、本発明を適用する
ことができる。
3…無線通信部、14…NFC部、15…記憶部、20…AP、30…プリンター(デバ
イス)、31…第1無線通信部、32…第2無線通信部、33…NFC部、34…印刷部
Claims (7)
- デバイスとの無線通信を制御するための制御部と、
中継装置を介して通信先と接続する第1無線通信と、当該中継装置を介さずに通信先と
直接に接続する第2無線通信とを実行可能である無線通信部と、
前記デバイスとの近距離無線通信を実行可能な近距離無線通信部と、を備え、
前記制御部は、
前記無線通信部が前記第1無線通信と前記第2無線通信とを同時に実行可能であるか
否か判定し、当該判定結果を所定の記憶部に記憶させ、
前記近距離無線通信部による前記デバイスとの近距離無線通信が確立した場合に、前
記記憶した判定結果に応じて前記無線通信部の前記第1無線通信を切断させ、前記第2無
線通信による前記デバイスとの接続を確立させる、
ことを特徴とする端末装置。 - 前記制御部は、前記記憶した判定結果が、前記無線通信部が前記第1無線通信と前記第
2無線通信とを同時に実行不能であることを示しており、前記無線通信部が前記第1無線
通信を実行しており、かつ、前記近距離無線通信部による前記デバイスとの近距離無線通
信が確立した場合に、前記無線通信部の前記第1無線通信を切断させ、前記第2無線通信
による前記デバイスとの接続を確立させる、ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置
。 - 前記近距離無線通信部は、前記デバイスとの近距離無線通信により、前記デバイスの識
別情報であるデバイス識別情報を前記デバイスから取得し、
前記制御部は、前記デバイス識別情報に基づいて、前記デバイスが管理する無線ネット
ワークの識別情報であるネットワーク識別情報を生成し、前記無線通信部の当該ネットワ
ーク識別情報を用いた前記第2無線通信による前記デバイスとの接続を確立させる、こと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末装置。 - 前記デバイスとの無線通信の制御を行うためのアプリケーションプログラムをインスト
ールした場合に、前記制御部による前記判定と前記判定結果の記憶を実行することを特徴
とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。 - 前記制御部は、前記記憶した判定結果が、前記無線通信部が前記第1無線通信と前記第
2無線通信とを同時に実行可能であることを示しており、前記無線通信部が前記第1無線
通信を実行しており、かつ、前記近距離無線通信部による前記デバイスとの近距離無線通
信が確立した場合に、前記無線通信部の前記第1無線通信を維持させ、前記第2無線通信
による前記デバイスとの接続を確立させる、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
れかに記載の端末装置。 - デバイスとの無線通信を制御する無線通信制御方法であって、
中継装置を介して通信先と接続する第1無線通信と、当該中継装置を介さずに通信先と
直接に接続する第2無線通信とを実行可能である無線通信部が、前記第1無線通信と前記
第2無線通信とを同時に実行可能であるか否か判定し、当該判定結果を所定の記憶部に記
憶させる判定工程と、
前記デバイスとの近距離無線通信を実行する近距離無線通信工程と、
前記デバイスとの前記近距離無線通信が確立した場合に、前記記憶した判定結果に応じ
て前記無線通信部の前記第1無線通信を切断させ、前記第2無線通信による前記デバイス
との接続を確立させる無線通信選択工程と、
を備えることを特徴とする無線通信制御方法。 - デバイスとの無線通信の制御をコンピューターに実行させる無線通信制御プログラムで
あって
中継装置を介して通信先と接続する第1無線通信と、当該中継装置を介さずに通信先と
直接に接続する第2無線通信とを実行可能である無線通信部が、前記第1無線通信と前記
第2無線通信とを同時に実行可能であるか否か判定し、当該判定結果を所定の記憶部に記
憶させる判定機能と、
近距離無線通信部に前記デバイスとの近距離無線通信を実行させる近距離無線通信機能
と、
前記デバイスとの前記近距離無線通信が確立した場合に、前記記憶した判定結果に応じ
て前記無線通信部の前記第1無線通信を切断させ、前記第2無線通信による前記デバイス
との接続を確立させる無線通信選択機能と、
を実行させることを特徴とする無線通信制御プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014237409A JP6390378B2 (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 端末装置、無線通信制御方法および無線通信制御プログラム |
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2014
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