JP2016097879A - 車両制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の衝突時に燃料タンクからの燃料供給を停止する燃料停止制御を実行する車両制御システムにおいて、サイバー攻撃によって不必要な燃料停止制御が実行されることを阻止する【解決手段】車両制御システム10は、少なくとも通信回数又は通信間隔の一方を定めた通信ルールを保持し、車両の衝突を検出した場合に、通信ルールに従って衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する第1のECU11と、第1のECU11と同一の通信ルールを保持し、車載ネットワーク20を介して受信した衝突信号が通信ルールに合致すると判定した場合に、燃料タンク16から燃料噴射弁17への燃料供給を停止する制御を実行する第2のECU12とを備え、第1のECU11及び第2のECU12では、車両のイグニッションスイッチ14がオンされる度に、通信ルールが変更される。【選択図】図2
Description
本発明は、車両の衝突時に燃料タンクからの燃料供給を停止する車両制御システムに関する。
特許文献1には、車両の衝突が検出された場合に、燃料タンクから燃料噴射弁への燃料の供給を遮断する車両の制御装置が記載されている。この制御装置は、衝突センサからの信号に基づいて衝突が生じたと判別した場合に、燃料タンクに一体的に設けられた元弁を閉じる制御を行う。
また、特許文献2には、外部機器に対するインターフェースとしてコネクタが設けられた車載ネットワークが記載されている。コネクタには、車載ネットワークの通信プロトコルを用いて、対応するECUと通信可能なテスタが接続可能になっている。テスタにより、各アクチュエータ及びECUの故障診断、並びにECUについてのパラメータの書き込み及びリプログラミング等を行うことができるようになっている。
ところで、車両の衝突を検出した場合に燃料タンクからの燃料供給を停止する制御(以下、「燃料停止制御」という。)を実行する車両制御システム(特許文献1に記載されているようなシステム)として、車両の衝突を検出する第1のECUと、燃料停止制御を実行する第2のECUとが車載ネットワーク上で接続されたシステムが考えられる。第1のECUは、車載ネットワークを介して第2のECUへ衝突信号を送信することによって、車両の衝突を検出したことを第2のECUへ知らせる。衝突信号を受信した第2のECUは、燃料停止制御を実行する。しかし、このような車両制御システムが、外部機器に対するインターフェースを有する車載ネットワーク(特許文献2に記載されているような車載システム)に設けられる場合、そのインターフェースを介して車載ネットワークへ、なりすまし通信等によって偽の衝突信号が送信される可能性がある。そうした場合、燃料供給が必要であるにも拘わらず、燃料停止制御が実行される虞がある。
本発明は、車両の衝突時に燃料タンクからの燃料供給を停止する燃料停止制御を実行する車両制御システムにおいて、サイバー攻撃によって不必要な燃料停止制御が実行されることを阻止することを目的とする。
第1の発明は、少なくとも通信回数又は通信間隔の一方を定めた通信ルールを保持し、車両の衝突を検出した場合に、通信ルールに従って衝突信号を車載ネットワークへ送信する第1のECUと、第1のECUと同一の通信ルールを保持し、車載ネットワークを介して受信した衝突信号が通信ルールに合致すると判定した場合に、燃料タンクから燃料噴射弁への燃料供給を停止する制御を実行する第2のECUとを備え、第1のECU及び第2のECUでは、車両のイグニッションスイッチがオンされる度に、通信ルールが変更される。
第1の発明では、第1のECU及び第2のECUが、同一の通信ルールを保持している。通信ルールでは、少なくとも通信回数又は通信間隔の一方が定められている。第1のECU及び第2のECUで用いられる通信ルールは、車両のイグニッションスイッチがオンされる度に変更される。ユーザが車両を使用中、第1のECUは、自らが保持する通信ルール(つまり、変更後の通信ルール)に従って衝突信号を出力する。第2のECUは、車載ネットワークを介して衝突信号を受信する。第2のECUは、自らが保持する通信ルール(つまり、変更後の通信ルール)に対して衝突信号が合致すると判定した場合に、燃料停止制御を実行する。例えば、通信ルールで通信回数が定められている場合、第2のECUは、衝突信号の受信回数が通信ルールで定められた通信回数に合致すると判定した場合に、燃料停止制御を実行する。
ここで、通信ルールは、サイバー攻撃によって不正取得される虞がある。通信ルールを変更しない場合は、通信ルールを一旦不正取得した第三者は、不正取得した通信ルールに従って偽の衝突信号を送信することで、第2のECUにおいて衝突信号が通信ルールに合致するとの判定結果に至らせて、燃料停止制御を実行させることができる。それに対し、第1の発明では、第1のECU及び第2のECUで用いられる通信ルールがイグニッションスイッチがオンされる度に変更される。通信ルールが一旦不正取得されたとしても、通信ルールの変更に伴って、不正取得した通信ルールを用いて、燃料停止制御を実行させることができなくなる。
第1の発明では、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、イグニッションスイッチがオンされる度に通信ルールを変更することで、不正取得した通信ルールを用いて、燃料停止制御を実行させることができないようにしている。ここで、仮に車両の不使用中(停車中)に通信ルールが不正取得されたとしても、車両が使用される際にイグニッションスイッチがオンされると通信ルールが変更される。また、車両の使用中に通信ルールを不正取得することは容易ではない。このように、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、車両が使用される際に通信ルールを変更することで、サイバー攻撃によって不必要な燃料停止制御が実行されることを阻止することができる。サイバー攻撃に対するセキュリティ性を向上させた車両制御システムを提供することができる。
以下、図1−図2を参照しながら、実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る車両制御システム10の概略構成図である。車両制御システム10は、自動車などの車両に搭載されている。図1では、燃料噴射弁17を1つだけ記載しているが、車両には複数の燃料噴射弁17が設けられている。車両は、燃料タンク16から各燃料噴射弁17へ燃料を供給する燃料供給システム15を有する。
[車両制御システムの構成について]
車両制御システム10は、図1に示すように、第1のECU11と、車載ネットワーク20を介して第1のECU11に接続された第2のECU12とを備えている。第1のECU11及び第2のECU12は、例えばCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク20に設けられている。車載ネットワーク20には、外部機器に対するインターフェース13(I/F)が接続されている。例えばスマートフォンなどの外部機器は、インターフェース13を介して、車載ネットワーク20の各ECU11,23と通信可能である。実施の形態に係る車両制御システム10では、ECU11、12間の通信に用いる通信ルールがインターフェース13を介して第三者に不正取得されたとしても、車両が使用される際に通信ルールを変更することで、その第三者によって車両の制御が実行されないようにしている。
車両制御システム10は、図1に示すように、第1のECU11と、車載ネットワーク20を介して第1のECU11に接続された第2のECU12とを備えている。第1のECU11及び第2のECU12は、例えばCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク20に設けられている。車載ネットワーク20には、外部機器に対するインターフェース13(I/F)が接続されている。例えばスマートフォンなどの外部機器は、インターフェース13を介して、車載ネットワーク20の各ECU11,23と通信可能である。実施の形態に係る車両制御システム10では、ECU11、12間の通信に用いる通信ルールがインターフェース13を介して第三者に不正取得されたとしても、車両が使用される際に通信ルールを変更することで、その第三者によって車両の制御が実行されないようにしている。
第1のECU11は、衝突検知センサ(例えば加速度センサ)の出力信号に基づいて車両の衝突を検出するECUである。第1のECU11は、例えば、エアバッグECUである。第1のECU11は、衝突検知センサの出力信号に基づいて所定のレベル以上の衝突を検出した場合に、エアバッグの作動(展開)を決定すると共に、図1に示すように、衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。
第1のECU11は、衝突信号の通信回数及び衝突信号の通信間隔を定めた通信ルールをメモリーに保持している。第1のECU11は、衝突検知センサの出力信号に基づいて所定のレベル以上の衝突を検出した場合(つまり、エアバッグの作動を決定した場合)に、自身が保持する通信ルールに従って、衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。衝突信号は、一定の通信間隔で、複数回送信される。
また、第1のECU11は、車両のイグニッションスイッチ14の出力信号に基づいてイグニッションスイッチ14がオンされたことを検出した場合に、自身が用いる通信ルールを変更する。通信ルールは、イグニッションスイッチ14がオンされる度に変更される。第1のECU11は、通信ルールを変更した場合に、変更後の通信ルール(最新の通信ルール)を車載ネットワーク20へ送信する。
第2のECU12は、燃料供給システム15を制御するECUである。第2のECU12は、燃料タンク16から各燃料噴射弁17への燃料の供給を強制的に停止する燃料停止制御を実行する。第2のECU12は、燃料停止制御として、例えば、各燃料噴射弁17を閉鎖する制御、燃料タンク16の燃料ポンプを停止する制御、又は、開閉弁などを用いて燃料タンク16から各燃料噴射弁17への燃料流通路を遮断する制御を実行する。第2のECU12は、例えば、EFI(Electronic Fuel Injection)−ECUである。
第2のECU12は、第1のECU11と同一の通信ルールをメモリーに保持している。第2のECU12は、第1のECU11から変更後の通信ルールを受信して、受信した通信ルールをメモリーの通信ルールに上書きすることで、第1のECU11と同一の通信ルールを保持することができる。第2のECU12が用いる通信ルールは、第1のECU11が用いる通信ルールが変更する度に(つまり、イグニッションスイッチ14がオンされる度に)、最新の通信ルールに更新される。
また、第2のECU12は、燃料停止制御を実行するか否かを決定する実行判定として、車載ネットワーク20を介して受信した衝突信号に基づいて、車両が衝突したか否かを判定する。この実行判定では、第2のECU12が保持する通信ルールが、衝突判定条件(正規の衝突信号であるか否かを判定する条件)として用いられる。第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して受信した複数の衝突信号が通信ルールに合致する場合に、車両が衝突したと判定して、燃料停止制御を実行する。一方、第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して受信した複数の衝突信号が通信ルールに合致していない場合に、車両が衝突していないと判定して、燃料停止制御を実行しない。
[車両制御システムが実行する処理について]
[車両制御システムが実行する処理について]
図2(a)は、通信ルールの変更処理のフローチャートを示す。図2(b)は、燃料停止制御の実行処理のフローチャートを示す。各ECU11、12は、例えば、CPU、RAM、及びROMなどを有するマイクロコンピュータである。各ECU11、12では、ROM等から読み出されたプログラムがCPUによって実行されることによってフローチャートの処理を実現される。
図2(a)を参照して、通信ルールの変更処理について説明する。ユーザによって車両のイグニッションスイッチ14がオンされると、ステップS11において、第1のECU11は、イグニッションスイッチ14の出力信号に基づいて、イグニッションスイッチ14のオンを検出する。ステップS11の実行後はステップS12へ進む。
ステップS12において、通信ルールの変更が実行される。具体的に、第1のECU11は、例えば2以上の整数から、通信回数Kをランダムに決定すると共に、例えば所定の数値範囲(例えばミリ秒オーダーの数値範囲)から、通信間隔Iをランダムに決定することにより、新たな通信ルール(K,I)を決定する。第1のECU11のメモリーに保持されている通信ルールは、新たに決定された通信ルール(K,I)に上書きされる。このようにして、第1のECU11が用いる通信ルールが変更される。
さらに、第1のECU11は、新たに決定した通信ルール(K,I)を車載ネットワーク20へ送信する。第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して通信ルール(K,I)を受信する。第2のECU12のメモリーに保持されている通信ルールは、受信した通信ルール(K,I)に上書きされる。このようにして、第2のECU12が用いる通信ルールが変更される。ステップS12の実行後はフローチャートの処理を終了する。なお、第2のECU12が新たな通信ルール(K,I)を決定し、第2のECU12から第1のECU11へ新たな通信ルール(K,I)を送信することで、第1のECU11及び第2のECU12が用いる通信ルールを変更してもよい。
続いて、図2(b)を参照して、燃料停止制御の実行処理について説明する。燃料停止制御の実行処理は、イグニッションスイッチ14がオンされて通信ルールが変更された後に実行される。第1のECU11及び第2のECU12の各々は、イグニッションスイッチ14がオンされた後に変更された最新の通信ルール(K,I)を保持している。
ステップS21において、第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して衝突信号を受信し、且つ、衝突信号が通信ルール(K,I)に合致する場合に、車両が衝突したと判定する。第2のECU12は、車両が衝突したと判定しない限り、イグニッションスイッチ14がオンされた後の車両の使用中に亘って、ステップS21を繰り返し行う。
具体的に、車両の使用中に、第1のECU11は、所定のレベル以上の車両の衝突を検出した場合に、最新の通信ルール(K,I)に従って、複数の衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。複数の衝突信号は、一定の送信間隔で送信される。第1のECU11から複数の衝突信号が車載ネットワーク20へ送信されると、第2のECU12は、複数の衝突信号を一定の受信間隔で受信する。第2のECU12は、受信した複数の衝突信号について、衝突信号の受信回数及び衝突信号の受信間隔を検出する。例えば、衝突信号の受信回数は、予め定めた期間内の受信回数であり、衝突信号の受信間隔は、予め定めた期間に受信した衝突信号の受信間隔である。
そして、第2のECU12は、最新の通信ルール(K,I)に定められた通信回数Kに対し衝突信号の受信回数が合致する第1条件(衝突信号の受信回数が通信回数Kと等しくなる条件)が成立するか否かを判定する第1判定と、最新の通信ルール(K,I)に定められた通信間隔Iに対し衝突信号の受信間隔が合致する第2条件が成立するか否かを判定する第2判定とを実行する。なお、第2判定においては、衝突信号の受信間隔が通信間隔Iと略等しいければ、通信間隔Iに対し衝突信号の受信間隔が合致すると判定してもよい。
第2のECU12は、第1条件及び第2条件の両方が成立する場合に、車両が衝突したと判定して、ステップS22へ進む。つまり、衝突信号の受信回数及び衝突信号の受信間隔の両方が通信ルール(K,I)に合致する場合のみ、衝突信号に基づいて車両が衝突したと判定する。複数の衝突信号が通信ルールに合致する場合は、衝突信号が正規の信号であると判断できるため、車両が衝突したと判定される。ステップS22において、第2のECU12は、燃料停止制御として、燃料供給システム15に対し燃料供給の停止を指示する停止信号を送信する。その結果、燃料供給システム15では、燃料タンク16から各燃料噴射弁17への燃料の供給が強制的に停止される。ステップS22の実行後はフローチャートの処理を終了する。
また、第2のECU12は、第1条件又は第2条件の少なくとも一方でも成立しない場合は、車両が衝突したと判定しない。つまり、衝突信号の受信回数及び衝突信号の受信間隔のうち少なくとも一方でも通信ルールに合致しない場合は、衝突信号がサイバー攻撃による不正な信号の虞があると判断できるため、燃料停止制御の実行を決定しない。この場合、所定の時間経過後にステップS21を再び実行する。
[実施の形態の効果]
本実施の形態では、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、イグニッションスイッチ14がオンされる度に通信ルールを変更することで、不正取得した通信ルールを用いて、燃料停止制御を実行させることができないようにしている。ここで、仮に車両の不使用中に通信ルールが不正取得されたとしても、車両が使用される際にイグニッションスイッチ14がオンされると通信ルールが変更される。また、車両の使用中に通信ルールを不正取得することは容易ではない。このように、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、車両が使用される際に通信ルールを変更することで、サイバー攻撃によって不必要な燃料停止制御が実行されることを阻止することができる。サイバー攻撃に対するセキュリティ性を向上させた車両制御システム10を提供することができる。
本実施の形態では、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、イグニッションスイッチ14がオンされる度に通信ルールを変更することで、不正取得した通信ルールを用いて、燃料停止制御を実行させることができないようにしている。ここで、仮に車両の不使用中に通信ルールが不正取得されたとしても、車両が使用される際にイグニッションスイッチ14がオンされると通信ルールが変更される。また、車両の使用中に通信ルールを不正取得することは容易ではない。このように、通信ルールが一旦不正取得されたとしても、車両が使用される際に通信ルールを変更することで、サイバー攻撃によって不必要な燃料停止制御が実行されることを阻止することができる。サイバー攻撃に対するセキュリティ性を向上させた車両制御システム10を提供することができる。
なお、サイバー攻撃に対するセキュリティ性を向上させるために、判定条件を複雑化することが考えられる。しかし、判定条件を複雑化しても、判定条件を変更しなれば、攻撃側がすぐに対応する虞がある。また、判定条件の複雑化に伴って車両制御システム自体が複雑化する虞がある。また、CANなどの車載ネットワークの通信回線以外に別途に通信回線を設けてハード面を冗長設計することも考えられる。しかし、車両制御システムのコストが増加する虞がある。本実施の形態によれば、過剰に判定条件を複雑化することなく、サイバー攻撃に対するセキュリティ性を向上させることができる。
[変形例]
上記実施の形態について、第1のECU11及び第2のECU12が衝突信号の通信回数だけを定めた通信ルールを用いてもよい。この場合、第1のECU11は、衝突信号の通信回数に従って衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して受信した衝突信号の受信回数が通信ルールにおける通信回数に合致すると判定した場合に、燃料停止制御を実行する。
上記実施の形態について、第1のECU11及び第2のECU12が衝突信号の通信回数だけを定めた通信ルールを用いてもよい。この場合、第1のECU11は、衝突信号の通信回数に従って衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して受信した衝突信号の受信回数が通信ルールにおける通信回数に合致すると判定した場合に、燃料停止制御を実行する。
また、上記実施の形態では、第1のECU11及び第2のECU12が衝突信号の通信間隔だけを定めた通信ルールを用いてもよい。この場合、第1のECU11は、通信ルールにおける衝突信号の通信間隔に従って複数の衝突信号を車載ネットワーク20へ送信する。第2のECU12は、車載ネットワーク20を介して受信した衝突信号の受信間隔が通信ルールにおける通信間隔に合致すると判定した場合に、燃料停止制御を実行する。
本発明は、車両の衝突時に燃料タンクからの燃料供給を停止する車両制御システムなどに適用可能である。
10 車両制御システム
11 第1のECU
12 第2のECU
13 インターフェース
14 イグニッションスイッチ
15 燃料供給システム
20 車載ネットワーク
11 第1のECU
12 第2のECU
13 インターフェース
14 イグニッションスイッチ
15 燃料供給システム
20 車載ネットワーク
Claims (1)
- 少なくとも通信回数又は通信間隔の一方を定めた通信ルールを保持し、車両の衝突を検出した場合に、前記通信ルールに従って衝突信号を車載ネットワークへ送信する第1のECUと、
前記第1のECUと同一の通信ルールを保持し、前記車載ネットワークを介して受信した前記衝突信号が前記通信ルールに合致すると判定した場合に、燃料タンクから燃料噴射弁への燃料供給を停止する制御を実行する第2のECUとを備え、
前記第1のECU及び前記第2のECUでは、前記車両のイグニッションスイッチがオンされる度に、前記通信ルールが変更される、車両制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2014237913A JP2016097879A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 車両制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2014237913A JP2016097879A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 車両制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016097879A true JP2016097879A (ja) | 2016-05-30 |
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Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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DE112017006132T5 (de) | 2016-12-01 | 2019-08-14 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Detektionsvorrichtung, Detektionsverfahren und Detektikonsprogramm |
DE112018003933T5 (de) | 2017-08-03 | 2020-04-30 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Detektor, Detektionsverfahren und Detektionsprogramm |
US11218501B2 (en) | 2017-08-03 | 2022-01-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Detector, detection method, and detection program |
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2014
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