JP2016097637A - 画像形成装置及び点灯制御方法 - Google Patents

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知樹 藤川
正樹 石橋
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Abstract

【課題】レーザにより静電潜像を形成する画像形成装置において、レーザの総点灯時間を少なくし、レーザの寿命を長くする。
【解決手段】レーザにより静電潜像を形成する画像形成装置において、レーザが、プリント間の非画像形成領域を走査する場合に、BD信号を検出するためにレーザを点灯させる時間T2を、プリント時に静電潜像を形成する場合のレーザAPCによるレーザ点灯時間T1よりも短く設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体レーザ等の発光手段を備え、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関するものであり、より詳細には、感光体を走査し静電潜像を形成する画像形成装置の発光手段の点灯制御に関する。
まず、図1を用いてひとつの半導体レーザに対して複数の設定光量値を持つレーザビームプリンターの制御系の一般的な構成の説明をする。
半導体レーザ(LD)112より前方に出射されたレーザビームは、回転多面鏡113で偏向され、fθレンズ107により感光体ドラム104上に結像される。感光体ドラム104は、その表面が先に帯電器(不図示)により一様に帯電させられている。スキャナモータ110による回転多面鏡113の回転で感光体ドラム104の軸方向に反復して結像スポットが走査(主走査)されるのにあわせて、感光体ドラム104が回転することにより、感光体ドラム104上の画像形成領域全面が走査(副走査)される。このように、予め表面が一様に帯電された感光体ドラム104上にレーザビームが走査されることにより、静電潜像が形成される。
水平同期信号検出器103は、レーザビームの走査ライン上で且つ画像形成領域外の1点に設けられている。水平同期信号検出器103は、回転多面鏡113で偏向されたレーザビームを1走査毎に検出して水平同期信号(BD信号)をビデオコントローラ101とCPU(Central Processing Unit)102に出力する。
ビデオコントローラ101は、ビデオ信号をレーザ制御手段109に出力するが、そのタイミングをBD信号に基づいて制御する。
CPU102は、レーザビームが水平同期信号検出器103を走査するであろうと思われる時間にレーザを強制点灯してBD信号の周期を計測し、回転多面鏡加速信号・減速信号を用いて回転多面鏡の回転を制御している。
レーザ駆動状態制御部106はCPU102から出力されるレーザ駆動状態制御信号に基づいて、半導体レーザ112をレーザAPC(Auto Power Control)状態、ビデオ信号状態、強制消灯状態の3つの状態に制御する。
まず、ひとつめのレーザAPC状態に関して説明する。CPU102からレーザ駆動状態制御信号として、レーザAPC状態が出力された場合、半導体レーザ112は点灯を行う。そして、後方に出射されるレーザビームはフォトダイオード(PD)111に入射して、その光量が電流検出される。その電流はレーザ制御手段109に設けられているPDモニタ部108により電流電圧変換される。半導体レーザ制御手段109は、CPU102が設定する光量設定電圧値とPDモニタ部108で電流電圧変換された電圧値が一致するよう半導体レーザ112の駆動電流を調整する。上記により、レーザAPC状態では、半導体レーザ112の光量を所望の値に設定する。
次に、ビデオ信号状態に関して説明する。ビデオ信号状態では、ビデオ信号に基づきスイッチング部105が半導体レーザ112のオンオフを制御する。また、このときの半導体レーザ112の駆動電流は、レーザAPC信号状態で設定された電流値となっている。次に、強制消灯状態に関して説明する。強制消灯状態では、画像信号の有無に関係なく、半導体レーザ112が強制的に消灯するように制御する。
図3は、上記のレーザ制御方法でプリントを行った場合の、画像形成中の1走査ラインにおいてCPU102が行うレーザ制御のタイミングを示した図である。
図3に示す通り、画像形成中では、まず、水平同期信号検出器103を含む走査領域内でレーザAPCを行い、半導体レーザ112の光量が調整される。その後、画像形成領域までは半導体レーザ112を強制消灯状態とする。そして、画像形成領域が終わると、再度、強制消灯状態となる。
記録媒体間やスキャナモータ110立ち下げ時でも、画像形成中と同様にまず水平同期信号検出器103を含む走査領域内でレーザAPCを行い、半導体レーザ112の光量が調整される。ここで記録媒体間とは、連続プリントを行う際の、記録媒体の副走査方向の静電潜像形成領域終端から次の記録媒体の静電潜像形成領域先端までのことを意味する。また、スキャナモータ110立ち下げは、プリント終了後、スキャナを停止するために、所定のBD周期になるまでスキャナモータ110を立ち下げることを意味する。記録媒体間やスキャナモータ110立ち下げ時でレーザAPCを行っている理由は、主に回転多面鏡113の回転数を制御するためである。そしてその後は、強制消灯状態にして、半導体レーザ112を消灯状態にする。
特開平3−198074号公報
半導体レーザの劣化の要因のひとつとして、半導体レーザの総点灯時間があげられる。
特許文献1で示されているレーザ制御方法では、記録媒体間のAPC時間を、記録媒体間以外のAPC時間と比べて長く設定することで、画像に悪影響を及ぼすことを極力抑え、簡易なシーケンスで光量を安定に制御する画像形成装置を提供している。
しかし、記録媒体間やスキャナモータ立ち下げ時でのレーザ点灯は、主にBD周期を測定して回転多面鏡の回転数を制御するためであり、記録媒体間のAPC時間を長く設定すると、かえって半導体レーザの点灯時間が増える。半導体レーザの点灯時間がふえると、その分半導体レーザの劣化が進み、寿命が短くなるという課題があった。
そこで本発明は、この点を鑑みてなされたものであり、シンプルな構成で半導体レーザ等の発光手段の劣化を抑制し、寿命を長くすることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明にあっては、
感光体上を照射して静電潜像を形成するための光ビームを発生する発光手段と、前記光ビームの光量を検出し、該光ビームの光量を調整する光量調整手段と、前記光ビームを偏向して走査するための回転多面体と、前記回転多面体によって偏向された前記光ビームを検出して走査時の水平同期信号を送出する水平同期信号検出手段と、前記感光体上に形成されるべき静電潜像に対応して前記発光手段の点灯を制御する点灯制御手段と、を備え、前記点灯制御手段は、
前記回転多面体の回転によって偏向された光ビームが前記水平同期信号検出手段を1回照射する主走査方向の1走査において、
前記感光体上に静電潜像を形成する場合の前記1走査における、前記水平同期信号検出
手段を照射する時間を含み、前記光量調整手段が前記光ビームの光量を調整する第一の時間にわたって前記発光手段を点灯させ、
前記感光体上に静電潜像が形成されない非画像形成領域を走査する場合の前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記第一の時間よりも短い第二の時間にわたって前記発光手段を点灯させることを特徴とする。
また、本発明にあっては、
感光体上に光ビームを照射して静電潜像を形成する画像形成装置における前記光ビームを発射する発光手段の点灯を制御する点灯制御方法であって、
前記光ビームを検出することにより走査時の水平同期信号を送出する水平同期信号検出手段に対する光ビームの照射を含む、前記静電潜像の主走査方向への前記光ビームの1走査において、
前記感光体上に静電潜像を形成する場合には、前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記光ビームの光量を調整するために発光手段を点灯させる時間を第一の時間に設定し、
前記感光体上に静電潜像が形成されない非画像形成領域を走査する場合には、前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記発光手段を点灯させる時間を前記第一の時間よりも短い第二の時間に設定することを特徴とする。
本発明によれば、非画像形成領域を走査する場合の発光手段の点灯時間を、静電潜像を形成する場合の光量調整のための発光手段の点灯時間より短く設定することで、発光手段の総点灯時間を少なくでき、発光手段の劣化を抑制し、寿命を長くすることができる。
従来、及び本発明の実施例1の構成を示す図 実施例1の画像形成装置のCPU102が行うレーザ制御のフロー図 実施例1の画像形成中の1走査ラインでのレーザ制御タイミングを示す図 実施例1・2の非画像形成領域の1走査ラインでのレーザ制御タイミング図 実施例2の構成を示す図 実施例2の画像形成装置のCPU102が行うレーザ制御のフロー図 実施例2の画像形成中の1走査ラインでのレーザ制御タイミング図 実施例2の半導体レーザaの非画像形成領域の1走査ライン制御タイミング図 実施例2の半導体レーザbの非画像形成領域の1走査ライン制御タイミング図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1は実施例1に係る画像形成装置としてのレーザビームプリンターの構成を示す図である。図1において、半導体レーザ(LD)112は本発明の光ビームとしてのレーザビームを発生(発射)する発光手段に相当し、感光体上に光ビームを照射して静電潜像を形成する。また、フォトダイオード(PD)111、PDモニタ部108及び半導体レーザ制御手段109を含んで本発明の光量調整手段が構成される。また、回転多面鏡113及
び水平同期信号検出器103は、それぞれ本発明における光ビームを偏向して走査するための回転多面体及び回転多面体によって偏向された前記光ビームを検出して走査時の水平同期信号を送出する水平同期信号検出手段に相当する。さらに、CPU102及び半導体レーザ制御手段109を含んで本発明の点灯制御手段が構成される。
図2は本発明の実施例1に係る画像形成装置のCPU102が行うレーザ制御のフローを示した図である。図3は実施例1に係る画像形成装置のCPU102が画像形成中の1走査ラインにおいて行うレーザ制御(回転多面体の回転によって偏向された光ビームが水平同期信号検出手段を1回照射する主走査方向の1走査)のタイミングを示した図である。図4は実施例1に係る画像形成装置のCPU102が非画像形成領域の1走査ラインにおいて行うレーザ制御のタイミングを示した図である。ここで、非画像形成領域は、記録媒体間とスキャナモータ110立ち下げの区間を表す。なお、図1の構成は従来例と同じであるため、説明は省略する。
図2において、ビデオコントローラ101からプリント指令がCPU102に出力される(S201)と、画像形成時のAPC用にレーザの点灯時間をT1に設定する(S202)。そして、図3に示すように、感光体ドラム104上に静電潜像を形成する画像形成中では、まず、水平同期信号検出器103を含む走査領域内において、点灯時間T1でレーザAPCを行い、半導体レーザ112の光量が調整される。その後、ビデオコントローラ101のビデオ信号出力までは半導体レーザ112を強制消灯状態とする。そして、ビデオ信号出力間では、半導体レーザ112はビデオ信号に基づきスイッチング部105によりオンオフ制御される。そして、ビデオ信号出力が終わると、強制消灯状態となる。画像形成中は1走査ライン毎にこの制御が繰り返される。
1ページ分のプリントが終わる(S203)と、BD信号検出用にレーザ点灯時間を、T1より小さいT2に設定する(S204)。レーザ点灯時間がT2に設定されると、図4に示す通り、点灯時間T2でBD信号検出用のレーザAPCを行い、その後は、強制消灯状態にして、半導体レーザ112を消灯状態にする処理が、1走査ライン毎に繰り返される。
そして、ビデオコントローラ101から次のページのプリント指令があるか否かの判定を行う(S205)。次のページのプリントがある場合、図4に示すレーザ点灯が、記録媒体間終了まで行われる(S206)。ここで、記録媒体間とは、非画像形成領域としての、ある記録媒体の副走査方向の静電潜像形成領域終端から次の記録媒体の静電潜像形成領域先端までの領域である。次のページの記録媒体の静電潜像形成領域が来ると、S202に戻り、ビデオコントローラ101からの次ページのプリント指令が来なくなるまでこのループが繰り返される。次のページのプリントがない場合、プリント終了時にスキャナモータ110を停止させるため、スキャナモータ110の立ち下げを行う(S207)。スキャナモータ110の立ち下げ中、図4に示すレーザ点灯が、スキャナモータ110が所定のBD周期になるまで行われる。このように、最終の記録媒体の副走査方向の静電潜像形成領域終端から後の領域も、非画像形成領域として、図4に示すレーザ点灯が行われる。
なお、回転多面体113の回転を開始してから、1ページ目の記録媒体の静電潜像形成領域が来るまでの非画像形成領域を走査する場合に、レーザ点灯時間をT2に設定し、図4に示すレーザ点灯をしてもよい。回転多面体113の回転を開始してから、1ページ目の記録媒体の静電潜像形成領域が来るまでの区間も、レーザ点灯時間をT2に設定してレーザ点灯制御を行うことで、さらに半導体レーザの総点灯時間を少なくすることができる。
上記レーザ制御によれば、非画像形成領域で、BD信号を検出するための半導体レーザの点灯時間を、画像形成時のレーザAPCによるレーザ点灯時間より短く設定する。これにより、半導体レーザの総点灯時間を少なくでき、半導体レーザの劣化を抑制し、寿命を長くすることができる。
<実施例2>
図5は本発明の実施例2に係る画像形成装置の構成を示した図である。実施例1の図1との違いは、半導体レーザが二つの発光素子(502a、 502b)をもつ半導体レーザアレイ502であることである。ここで、発光素子502a、502bは本発明の発光手段に相当する。また、実施例1の図1との他の違いは、発光素子毎にスイッチング部(105a、105b)、PDモニタ部(108a、108b)を持つこと、CPU102内にレーザ点灯フラグ501があることである。この二つのPDモニタ部(108a、108b)は、本発明の複数の光量構成手段を構成する要素である。また、レーザ駆動状態制御部106に入力される信号は、半導体レーザアレイ502a用のレーザAPC(レーザaAPC)状態信号、レーザアレイ502b用のレーザAPC(レーザbAPC)状態信号、ビデオ信号状態信号、強制消灯状態信号の4つとする。レーザAPC状態では、レーザAPCが行われない方の半導体レーザは強制消灯状態とする。
レーザ点灯フラグ501は、レーザアレイ502aのみが点灯した場合は’1’状態となり、レーザアレイ502bのみが点灯した場合は’0’状態となる。また、リセット直後のレーザ点灯フラグ501の状態は’0’状態であるとする。
また、ビデオコントローラ101は、静電潜像が形成される区間をプリント毎にCPU102に報知する。CPU102は、非静電潜像形成区間かどうかを元に、レーザの駆動状態を切り替えることができる。ここで、非静電潜像形成区間には、1ページ目の記録媒体の副走査方向の静電潜像形成領域が来るまでの区間と、ある記録媒体の副走査方向の静電潜像形成領域終端から次の記録媒体の静電潜像形成領域先端の区間と、スキャナモータ立ち下げの区間が含まれる。
図6は実施例2に係る画像形成装置のCPU102が行うレーザ制御のフローを示した図である。図7は実施例2に係る画像形成装置のCPU102が画像形成中の1走査ラインにおいて行うレーザ制御のタイミングを示した図である。図8は実施例2に係る画像形成装置のCPU102が半導体レーザaを点灯させる場合の、非画像形成領域の1走査ラインにおいて行うレーザ制御のタイミングを示した図である。図9は実施例2に係る画像形成装置のCPU102が半導体レーザbを点灯させる場合の、非画像形成領域の1走査ラインにおいて行うレーザ制御のタイミングを示した図である。
本実施例において、非画像形成領域は、上記した非静電潜像形成区間において走査される領域に対応する。非画像形成領域を記録媒体間とスキャナモータ立ち下げの区間とする実施例1に比べ、図8または図9に示す半導体レーザの点灯時間を、BD信号を検出するための時間T2に設定してレーザ制御を行う区間がより増えるので、半導体レーザの総点灯時間をさらに少なくすることが出来る。
なお、実施例1と同様の構成である部分の説明は省略する。
図6において、ビデオコントローラ101からプリント指令がCPU102に出力される(S601)と、画像形成時のAPC用にレーザa、レーザbの点灯時間をT1に設定する(S602)。そして、図7に示すように、感光体ドラム104上に静電潜像を形成する画像形成中では、まず、水平同期信号検出器103を含む走査領域内でレーザaAPCを行い、半導体レーザアレイ502aの光量が調整される。その後、水平同期信号検出器103を含む走査領域内でレーザbAPCを行い、半導体レーザアレイ502bの光量
が調整される。そして、画像形成領域までは半導体レーザアレイ502を強制消灯状態とする。画像形成領域内では、各々のBD信号に同期した画像信号によりスイッチング部105a、bで半導体レーザアレイ502がオンオフ制御される。そして、画像形成領域が終わると、半導体レーザアレイ502は強制消灯状態となる。画像形成中はこの制御が繰り返される。
CPU102は、ビデオコントローラ101が報知する静電潜像までのプリントが終了する(S603)と、BD信号検出用にレーザa、レーザbの点灯時間を、T1より小さいT2に設定する(S604)。そして、レーザ点灯フラグ501の状態が‘0’であるか否かの判定を行う(S605)。レーザ点灯フラグ501が’0’である場合は、図8に示す点灯時間T2でレーザaはBD信号検出用のレーザaAPCを行う(S606)。レーザbはレーザaAPCの間強制消灯状態である。レーザaAPCの後は、レーザa、レーザbを強制消灯状態にして、半導体レーザアレイ502を消灯状態にする。この処理が、非画像形成領域中、ライン毎に繰り返される。また、レーザ点灯フラグ501が’0’である場合、レーザ点灯フラグ501を’1’に設定する(S607)。
一方、レーザ点灯フラグ501が’1’である場合は、図9に示す点灯時間T2でレーザbはBD信号検出用のレーザbAPCを行う(S608)。レーザaはレーザbAPCの間強制消灯状態である。レーザbAPCの後は、レーザa、レーザbを強制消灯状態にして、半導体レーザアレイ502を消灯状態にする。この処理が、非画像形成領域を走査する間、走査ライン毎に繰り返される。また、レーザ点灯フラグ501が’1’である場合、レーザ点灯フラグ501を’0’に設定する(S609)。
そして、ビデオコントローラ101から次のページのプリント指令があるか否かの判定を行う(S610)。次のページのプリントがある場合、図8または図9に示すレーザ点灯が、静電潜像が形成されていない区間終了まで行われる(S611)。次の静電潜像が形成されている区間が来ると、S602に戻り、ビデオコントローラ101からの次ページのプリント指令が来なくなるまでこのループが繰り返される。次のページのプリントがない場合、プリント終了時にスキャナモータ110を停止させるため、スキャナモータ110の立ち下げを行う(S612)。スキャナモータ110の立ち下げ中、図8または図9に示すレーザ点灯が、スキャナモータ110が所定のBD周期になるまで行われる。
なお、回転多面体113の回転を開始してから、1ページ目の記録媒体の静電潜像形成領域が来るまでの非画像形成領域(最初の静電潜像の形成を開始するまでの領域)を走査する場合に、レーザ点灯時間をT2に設定し、図8または図9に示すレーザ点灯をしてもよい。回転多面体113の回転を開始してから、1ページ目の記録媒体の静電潜像形成領域が来るまでの区間も、レーザ点灯時間をT2に設定してレーザ点灯制御を行うことで、さらに半導体レーザの総点灯時間を少なくすることができる。
上記レーザ制御によれば、非画像形成領域にBD信号を検出するための半導体レーザの点灯時間を、画像形成時のレーザAPCによるレーザ点灯時間より短く設定し、且つ記録媒体間毎に発光させる半導体レーザアレイを替える。これにより、半導体レーザの総点灯時間をさらに少なくでき、半導体レーザ寿命を長くすることができる。
また上記レーザ制御によれば、非画像形成領域に対応する静電潜像の形成されていない区間で、BD信号を検出するためのレーザ点灯時間を、画像形成時のレーザAPCによるレーザ点灯時間より短く設定する。これにより、半導体レーザの総点灯時間をさらに少なくでき、半導体レーザ寿命を長くすることができる。
102…CPU、103…水平同期信号検出器、104…感光体ドラム、108…PDモニタ部、109…半導体レーザ制御手段、110…スキャナモータ、111…フォトダイオード、112…半導体レーザ、113…回転多面鏡、502…半導体レーザアレイ

Claims (7)

  1. 感光体上を照射して静電潜像を形成するための光ビームを発生する発光手段と、前記光ビームの光量を検出し、該光ビームの光量を調整する光量調整手段と、前記光ビームを偏向して走査するための回転多面体と、前記回転多面体によって偏向された前記光ビームを検出して走査時の水平同期信号を送出する水平同期信号検出手段と、前記感光体上に形成されるべき静電潜像に対応して前記発光手段の点灯を制御する点灯制御手段と、を備え、
    前記点灯制御手段は、
    前記回転多面体の回転によって偏向された光ビームが前記水平同期信号検出手段を1回照射する主走査方向の1走査において、
    前記感光体上に静電潜像を形成する場合の前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記光量調整手段が前記光ビームの光量を調整する第一の時間にわたって前記発光手段を点灯させ、
    前記感光体上に静電潜像が形成されない非画像形成領域を走査する場合の前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記第一の時間よりも短い第二の時間にわたって前記発光手段を点灯させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記非画像形成領域は、副走査方向に回転する前記感光体上の、第一の静電潜像の形成が終了し、第二の静電潜像の形成が開始されるまでの領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記非画像形成領域は、前記回転多面体が回転を開始してから、副走査方向に回転する感光体上の、最初の静電潜像の形成を開始するまでの領域を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記非画像形成領域は、副走査方向に回転する感光体上の、最終の静電潜像を形成した後の領域を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記発光手段と、
    それぞれの前記発光手段から発射される光ビームの光量を検出し、該光ビームの光量を調整する複数の前記光量調整手段と、
    を備え、
    前記点灯制御手段は、それぞれの前記発光手段の点灯を制御し、
    前記非画像形成領域を走査する場合に、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含む前記第二の時間について、前記複数の発光手段のうちいずれか少なくとも一つの発光手段を点灯させ、他の発光手段を消灯させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 感光体上に光ビームを照射して静電潜像を形成する画像形成装置における前記光ビームを発射する発光手段の点灯を制御する点灯制御方法であって、
    前記光ビームを検出することにより走査時の水平同期信号を送出する水平同期信号検出手段に対する光ビームの照射を含む、前記静電潜像の主走査方向への前記光ビームの1走査において、
    前記感光体上に静電潜像を形成する場合には、前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記光ビームの光量を調整するために発光手段を点灯させる時間を第一の時間に設定し、
    前記感光体上に静電潜像が形成されない非画像形成領域を走査する場合には、前記1走査における、前記水平同期信号検出手段を照射する時間を含み、前記発光手段を点灯させる時間を前記第一の時間よりも短い第二の時間に設定することを特徴とする点灯制御方法。
  7. 複数の前記発光手段を備え、
    前記第二の時間にわたって、前記複数の発光手段のうち、いずれか少なくとも一つの発光手段を点灯させるとともに他の発光手段を消灯させ、
    副走査方向に回転する感光体上に静電潜像が形成される前と後とに非画像形成領域を走査する場合に、点灯させる発光手段を、前記静電潜像が形成される前と後とで切り替えることを特徴とする請求項6に記載の点灯制御方法。
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