JP2016097532A - Plastic corrugated board manufacturing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主としてカーボン繊維、ケプラー繊維、PBO繊維、超強力ポリエチレン繊維、高強力ポリアリレート繊維など高強度繊維で補強している繊維強化プラスチックを表板と中芯とに使用しているプラスチック製の段ボールの製造装置に関する。 The present invention is mainly made of plastic using a fiber reinforced plastic reinforced with high-strength fibers such as carbon fibers, Kepler fibers, PBO fibers, super-strength polyethylene fibers, and high-strength polyarylate fibers for the top plate and the core. The present invention relates to a corrugated board manufacturing apparatus.
プラスチック製の段ボールは開発されている(特許文献1参照)。この段ボールはプラスチック製の波形中芯の両面あるいは片面に、プラスチック板を接着して製造される。この製造装置は、プラスチックシートを熱成形して波形の中芯として、これを表板に接着して製造できる。この装置で製造されるプラスチック製の段ボールは、紙製の段ボールに比較して、耐水性や強度に優れる特徴があることから、耐水性や強度が要求される用途に使用される。ただ、この段ボールにあっても、用途によっては充分な強度を実現できず、さらに強靭な段ボールが要求されている。 Plastic cardboard has been developed (see Patent Document 1). This cardboard is manufactured by adhering a plastic plate to both or one side of a corrugated core made of plastic. This manufacturing apparatus can be manufactured by thermoforming a plastic sheet into a corrugated core and bonding it to a front plate. The plastic corrugated cardboard manufactured by this apparatus is superior in water resistance and strength compared to paper corrugated cardboard, and is therefore used for applications that require water resistance and strength. However, even with this corrugated cardboard, sufficient strength cannot be realized depending on the application, and a stronger corrugated cardboard is required.
プラスチック製の段ボールは、中芯と表板に、補強繊維を埋設している繊維強化プラスチック板を使用してさらに強固にできる。しかしながら、繊維強化プラスチックシートは、これを連続的に波形に成形して波形中芯とすることができず、中芯を能率よく加工できない欠点がある。 Plastic cardboard can be further strengthened by using a fiber reinforced plastic plate in which reinforcing fibers are embedded in the core and the front plate. However, the fiber reinforced plastic sheet cannot be formed into a corrugated core by continuously forming the corrugated core into a corrugated core, and has a drawback that the core cannot be processed efficiently.
本発明者は、薄いシートを連続的にプレス状態で加熱・冷却する連続プレス装置を開発した(特許文献2参照)。
この連続プレス装置は、対向して配置している加圧ヘッドの間に一対のベルトを配置し、一対のベルトでシートを挟んでプレスしながら移送する。この連続プレス装置は、図24と図25に示すように、互いに対向して配設している第1の加圧ヘッド101A及び第2の加圧ヘッド101Bからなる一対の加圧ヘッド101を備えている。さらに、この連続プレス装置は、加圧ヘッド101のプレス面101aに、プレス流体108を供給する加圧チャンバー110を設けている。一対の加圧ヘッド101は、加圧チャンバー110の対向面を開口して、この開口部を閉塞する位置にベルト102を配設している。一対のベルト102は、移送機構で同じ方向に同じ速度で移動される。この連続プレス装置は、加圧チャンバー110の開口部を、移動するベルト102で閉塞しながら、加圧チャンバー110にプレス流体108を供給し、プレス流体108が、移動するベルト102を介してシート109を加熱又は冷却する状態でプレスしながら移送する。この装置は、シート109を移送しながら加熱した後、冷却するので、シート109を連結して移送しながら加熱し、あるいは加温後に冷却しながらプレス状態で移送できる。
The present inventor has developed a continuous pressing apparatus that continuously heats and cools a thin sheet in a pressed state (see Patent Document 2).
In this continuous press device, a pair of belts are arranged between pressure heads arranged to face each other, and the sheet is sandwiched between the pair of belts and transferred while being pressed. As shown in FIGS. 24 and 25, the continuous press apparatus includes a pair of
以上の連続プレス装置は、繊維強化プラスチックシートを平面状に成形することはできるが、これを波形に成形して、段ボールの波形の中芯に加工できない。このため、従来の装置では、繊維強化プラスチックシートを使用するプラスチック製の段ボールを能率よく多量生産できない欠点がある。それは、ベルトを波形に変形して、繊維強化プラスチックシートをプレス状態で移送して中芯に加工できないからである。 Although the above continuous press apparatus can form a fiber reinforced plastic sheet into a flat shape, it cannot be formed into a corrugated core and processed into a corrugated core of corrugated cardboard. For this reason, the conventional apparatus has a drawback that it cannot efficiently mass-produce plastic cardboard using fiber reinforced plastic sheets. This is because the belt cannot be deformed into a corrugated shape and the fiber-reinforced plastic sheet cannot be transferred into a core by being transferred in a pressed state.
本発明は、以上の欠点を解決することを目的として開発されたもので、本発明の大切な目的は、繊維強化プラスチックシートを連続的に平面状の表板と、波形の中芯に加工して、繊維強化プラスチックからなる強靭なプラスチック製の段ボールを連続的に安価に多量生産できるプラスチック製の段ボールの製造装置を提供することにある。 The present invention was developed for the purpose of solving the above drawbacks, and an important object of the present invention is to continuously process a fiber reinforced plastic sheet into a flat surface plate and a corrugated core. Another object of the present invention is to provide a plastic cardboard manufacturing apparatus capable of continuously mass-producing a tough plastic cardboard made of fiber reinforced plastic at a low cost.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、補強用の補強繊維を含む合成樹脂からなる可撓性を有する繊維強化プラスチックシート9をプレスし、加熱・冷却して平面状の表板61として排出する第1の供給機71と、繊維強化プラスチックシート9を波形の中芯62に成形して排出する第2の供給機72と、第1の供給機71から排出される表板61の表面に、第2の供給機72から供給される波形の中芯62を接合する接合機73とを備える。
The plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention presses a flexible fiber-reinforced
第1の供給機71は、対向面をプレス面1aとして互いに対向して配設してなる第1の加圧ヘッド1A及び第2の加圧ヘッド1Bからなる一対の加圧ヘッド1と、一対の加圧ヘッド1のプレス面1aに沿って移動するように配置してなる一対のベルト2と、一対のベルト2を移動させる駆動機構4と、ベルト2を加熱・冷却してベルト2を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱・冷却する温度調整機構5とを備える。
加圧ヘッド1は、プレス流体8を供給する加圧チャンバー10をプレス面1aに備え、この加圧チャンバー10は対向する加圧ヘッド1との対向面を開口して、この開口部を閉塞するようにベルト2を配設している。さらに、加圧ヘッド1は加圧チャンバー10の開口部の外側に沿ってシール溝12を有し、このシール溝12にはシール3を配置して、このシール3が、移動するベルト2に摺動状態に密接されて、加圧チャンバー10の開口部をベルト2とシール3とで密閉している。
駆動機構4で移動されるベルト2がシール3を介して加圧チャンバー10の開口部を閉塞する状態で、加圧チャンバー10にプレス流体8が供給されて、プレス流体が移動するベルト2を介して繊維強化プラスチックシート9をプレス状態で、加熱・冷却して移送して平面状の表板61に成形して排出する。
The
The pressurizing
In a state where the
第2の供給機72は、対向面をプレス面1aとして互いに対向して配設してなる第1の加圧ヘッド1A及び第2の加圧ヘッド1Bからなる一対の加圧ヘッド1と、一対の加圧ヘッド1のプレス面1aに沿って移動するように配置してなる一対のベルト2と、一対のベルト2を移動させる駆動機構4と、ベルト2を加熱・冷却してベルト2を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱・冷却する温度調整機構5とを備える。
加圧ヘッド1は、プレス流体8を供給する加圧チャンバー10をプレス面1aに備え、この加圧チャンバー10は対向する加圧ヘッド1との対向面を開口して、この開口部を閉塞するようにベルト2を配設している。さらに、加圧ヘッド1は加圧チャンバー10の開口部の外側に沿ってシール溝12を有し、このシール溝12にはシール3を配置して、このシール3が、移動するベルト2に摺動状態に密接されて、加圧チャンバー10の開口部をベルト2とシール3とで密閉している。
さらに、ベルト2と繊維強化プラスチックシート9との間に、ベルト2の移送方向に並べてなる複数の熱伝導成形プレート6を備える。熱伝導成形プレート6は、繊維強化プラスチックシート9の両面に配置されると共に、繊維強化プラスチックシート9とベルト2との間に配置されて、ベルト2と共に移動し、さらに、各々の熱伝導成形プレート6は繊維強化プラスチックシート9を成形する成形面6aを波形とし、かつ両側縁をシール溝12の外側に配置する横幅(W)としている。
駆動機構4で移動されるベルト2がシール3を介して加圧チャンバー10の開口部を閉塞する状態で、加圧チャンバー10にプレス流体8が供給されて、ベルト2が熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9をプレス状態で移送する。
The
The pressurizing
Furthermore, between the
In a state where the
製造装置は、第2の供給機72が、ベルト2と熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱状態と冷却状態でプレスして移送して波形の中芯62に成形して排出し、第1の供給機71から排出される平面状の表板61と、第2の供給機72から排出される波形の中芯62とを接合機73で接合する。
In the manufacturing apparatus, the
以上の製造装置は、可撓性のある繊維強化プラスチックシートを使用し、これを連続的に平面状の表板と、波形の中芯に加工し、表板と波形の中芯とを接着して、繊維強化プラスチック製の極めて強靭な段ボールを連続的に安価に多量生産できる特徴がある。それは、以上の製造装置が、可撓性のある繊維強化プラスチックシートを第1の供給機でプレスしながら加熱・冷却して平面状の表板とし、さらに、第2の供給機でもって繊維強化プラスチックシートを連続的にプレスしながら加熱・冷却して連続的に波形の中芯に加工し、これを接着してプラスチック製の段ボールとするからである。とくに、以上の製造装置は、互いに同じ方向に移送される一対のベルトで繊維強化プラスチックシートを挟着し、あるいは一対のベルトの間に熱伝導成形プレートを配置して、熱伝導成形プレートを介して繊維強化プラスチックシートを挟着して、平面状と波形に成形して連続的に排出して、これを接着して段ボールとするので、極めて能率よく多量生産できる。さらに、ベルトを油圧で押圧し、このベルトを介して繊維強化プラスチックシートをプレスし、加熱し、冷却しながら連続的に移送して成形し、さらに、繊維強化プラスチックシートを波形に成形するにも関わらず、移動するベルトに密着状態で摺動するシールの液漏れを確実に阻止できる特徴も実現する。 The above manufacturing apparatus uses a flexible fiber reinforced plastic sheet, which is continuously processed into a flat surface plate and a corrugated core, and the surface plate and the corrugated core are bonded together. Thus, it is characterized by being able to continuously mass-produce extremely tough corrugated cardboard made of fiber reinforced plastic at a low cost. That is, the above manufacturing equipment heats and cools a flexible fiber-reinforced plastic sheet while pressing it with a first feeder to form a flat front plate, and further uses a second feeder to reinforce fibers. This is because a plastic sheet is heated and cooled while being continuously pressed to be continuously processed into a corrugated core and bonded to form a plastic cardboard. In particular, the above manufacturing apparatus sandwiches a fiber-reinforced plastic sheet with a pair of belts that are transported in the same direction, or arranges a heat conduction molding plate between the pair of belts, and passes the heat conduction molding plate. Then, a fiber reinforced plastic sheet is sandwiched, formed into a flat shape and a corrugated shape, continuously discharged, and bonded to form a corrugated cardboard, so that mass production can be performed extremely efficiently. Furthermore, the belt is pressed hydraulically, the fiber reinforced plastic sheet is pressed through the belt, heated and cooled, continuously transferred and molded, and further the fiber reinforced plastic sheet is formed into a corrugated shape. Regardless, it also realizes a feature that can reliably prevent liquid leakage of the seal that slides in close contact with the moving belt.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、第1の供給機71が、ベルト2と繊維強化プラスチックシート9との間に配置される複数の熱伝導成形プレート6を備え、熱伝導成形プレート6はベルト2の移送方向に並べて配置されると共に、繊維強化プラスチックシート9の成形面6aを平面状とし、かつ両側縁をシール溝12の外側に配置する横幅(W)として、第1の供給機71が、ベルト2と熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱状態と冷却状態でプレスして移送して平面状の表板61に成形して排出する構造とすることができる。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the
以上のプラスチック製の段ボールの製造装置は、繊維強化プラスチックシートを平面状に成形して表板する第1の供給機においても、シールとベルトとの液漏れを確実に阻止できる。とくに、表板を厚くしてもシールとベルトとの液漏れを確実に阻止できる特徴がある。それは、ベルトが直接に繊維強化プラスチックシートをプレスせず、ベルトと繊維強化プラスチックシートとの間に熱伝導成形プレートを配置して、ベルトを平面状として厚い繊維強化プラスチックシートをプレス状態で移送できるからである。 The plastic cardboard manufacturing apparatus described above can reliably prevent liquid leakage between the seal and the belt even in the first supply machine that forms a flat surface of a fiber reinforced plastic sheet. In particular, there is a feature that liquid leakage between the seal and the belt can be reliably prevented even if the surface plate is thickened. It does not press the fiber reinforced plastic sheet directly, but can place a heat conductive molding plate between the belt and the fiber reinforced plastic sheet to transfer the thick fiber reinforced plastic sheet in a pressed state with the belt as flat Because.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、繊維強化プラスチックシート9の補強繊維を、カーボン繊維、ケプラー繊維、PBO繊維、超強力ポリエチレン繊維、高強力ポリアリレート繊維の何れかの高強度繊維とすることを特徴とすることができる。
以上の装置は、極めて強靭なプラスチック製の段ボールを多量生産できる特徴がある。また、高強度繊維を使用しながら強靭なプラスチック製の段ボールを多量生産できる特徴がある。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the reinforcing fiber of the fiber reinforced
The above apparatus is characterized in that it can mass-produce extremely tough plastic cardboard. In addition, there is a feature that a tough plastic corrugated cardboard can be mass-produced while using high-strength fibers.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、繊維強化プラスチックシート9のプラスチックを熱可塑性樹脂とすることができる。
この製造装置は、繊維強化プラスチックシートのプラスチックを熱可塑性樹脂とするので、短時間の加熱で平面状に成形し、また波形に成形して排出できるので、単位時間に多量のプラスチック製の段ボールを製造できる。
The plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention can use the plastic of the fiber reinforced
In this manufacturing device, the plastic of the fiber reinforced plastic sheet is made of thermoplastic resin, so it can be molded into a flat shape by heating in a short time, and then molded into a corrugated shape and discharged, so a large amount of plastic corrugated cardboard can be discharged per unit time. Can be manufactured.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、繊維強化プラスチックシート9の合成樹脂を熱硬化性樹脂とすることができる。
この製造装置は、繊維強化プラスチックシートのプラスチックを熱硬化性樹脂とするので、耐熱特性に優れるプラスチック製の段ボールを多量生産できる特徴がある。
In the plastic cardboard manufacturing apparatus of the present invention, the synthetic resin of the fiber-reinforced
Since this manufacturing apparatus uses a fiber reinforced plastic sheet plastic as a thermosetting resin, it is characterized in that it can mass-produce plastic cardboards having excellent heat resistance.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、第1の供給機71と第2の供給機72に供給される繊維強化プラスチックシート9を、補強繊維にプラスチックを含浸させてなるプリプレグとすることができる。
この製造装置は、第1の供給機と第2の供給機でもって、プリプレグのプラスチックを硬化しながら平面状と波形に成形して排出できる。このため、可撓性に富むプリプレグの繊維強化プラスチックシートを原料に使用して、プラスチック製の段ボールを能率よく多量生産できる特徴がある。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the fiber reinforced
This manufacturing apparatus can be discharged into a flat shape and a corrugated shape while curing the plastic of the prepreg with the first supply device and the second supply device. For this reason, there is a feature that plastic corrugated cardboard can be efficiently mass-produced using a fiber reinforced plastic sheet of prepreg rich in flexibility as a raw material.
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、第2の供給機72の熱伝導成形プレート6の成形面6aの形状を、ベルト2の移送方向の断面形状が波形となる形状とし、あるいはベルト2の移送方向に交差する方向の断面形状を波形とする形状とすることができる。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the shape of the
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、熱伝導成形プレート6を、隣の熱伝導成形プレート6に連結される連結端部を同一厚さの連結部7とすることができる。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the heat
また、本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、熱伝導成形プレート6の連結部7を、隣の熱伝導成形プレート6に連結される端縁に互いに嵌合構造の嵌入凹部31と嵌入凸部32とを有する形状とし、嵌入凸部32を嵌入凹部31に案内して、隣接する熱伝導成形プレート6を連結してベルト2の間に配置することができる。
Further, the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention is configured such that the connecting
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、熱伝導成形プレート6の嵌入凹部31と嵌入凸部32とを、ベルト2の移送方向に抜けないアンダーカット形状とすることができる。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the
本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、温度調整機構5に、繊維強化プラスチックシート9の移送方向にベルト2の加熱領域51と冷却領域52とを設けることができる。
In the plastic corrugated board manufacturing apparatus of the present invention, the
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのプラスチック製の段ボールの製造装置を例示するものであって、本発明はプラスチック製の段ボールの製造装置を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiment shown below exemplifies a plastic cardboard manufacturing apparatus for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention uses a plastic cardboard manufacturing apparatus as follows. Not specified. Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, numbers corresponding to the members shown in the examples are indicated in the “claims” and “means for solving problems” sections. It is added to the members. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
図1に示すプラスチック製の段ボールの製造装置は、繊維強化プラスチックシート9をプレスして加熱・冷却して平面状に成形して表板61とする第1の供給機71と、繊維強化プラスチックシート9をプレスして加熱・冷却して波形に成形して波形の中芯62とする第2の供給機72と、第1の供給機71から排出される表板61に第2の供給機72から排出される波形の中芯62を接着する接合機73とを備える。
The plastic corrugated board manufacturing apparatus shown in FIG. 1 includes a
図1に示す製造装置は、波形の中芯62の両面に表板61を接着する段ボール60を製造するので、2枚の表板61を排出する2組の第2の供給機72を備える。第2の供給機72は、波形の中芯62の上面に接着する表板61と、波形の中芯62の下面に接着する表板61を製作して接合機73に供給する。接合機73は、2組の第2の供給機72から供給される表板61を、波形の中芯62の両面に接着する。本発明のプラスチック製の段ボールの製造装置は、必ずしも2組の第2の供給機を設ける必要はない。それは、波形の中芯の片面に表板を接着して段ボールとすることができるからである。さらに、図示しないが、多層構造の段ボールを製造する装置にあっては、複数の第1の供給機と複数の第2の供給機とを設けて、各々の供給機から排出される表板と波形の中芯とを接着して多層構造の段ボールを製造できる。
Since the manufacturing apparatus shown in FIG. 1 manufactures the
第1の供給機71と第2の供給機72に搬入される繊維強化プラスチックシート9は、補強用の補強繊維を含む可撓性を有するプラスチックシートである。繊維強化プラスチックシート9の合成樹脂は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂である。また、補強繊維は、好ましくはカーボン繊維、ケプラー繊維、PBO繊維、超強力ポリエチレン繊維、高強力ポリアリレート繊維等の高強度繊維である。ただ、本発明は、補強繊維を高強度繊維には特定せず、たとえば従来から使用しているガラス繊維等も使用できる。可撓性のある繊維強化プラスチックシート9は、ロール状に巻いて第1の供給機71と第2の供給機72とに供給される。
The fiber reinforced
熱可塑性樹脂の繊維強化プラスチックシート9は、薄いシート状の熱可塑性樹脂に補強繊維を埋設し、あるいは薄いシート状の熱可塑性樹脂の表面にシート状に編んだ補強繊維を積層して接着して可撓性のあるプラスチックシートとすることができる。また、熱可塑性樹脂の繊維と補強繊維の両方を使用して編んでシート状として可撓性のある繊維強化プラスチックシート9とすることができる。さらに、補強繊維を編んでシート状として、これに熱可塑性樹脂を含浸して可撓性のある繊維強化プラスチックシート9とすることができる。熱可塑性樹脂の繊維強化プラスチックシート9は、以上の薄いプラスチックシートを多層に積層して可撓性のあるシートとすることもできる。
The fiber reinforced
熱硬化性樹脂の繊維強化プラスチックシート9は、高強度繊維である補強繊維を編んで平面状として、これに未硬化な熱硬化性樹脂を含浸してプリプレグとして、可撓性のあるプラスチックシートとすることができる。この繊維強化プラスチックシート9は、複数のプリプレグを積層して所定の厚さで可撓性のあるプラスチックシートとすることができる。
The thermosetting resin fiber-reinforced
可撓性のある繊維強化プラスチックシート9は、プレス状態で加熱されて平面状又は波形に成形される。繊維強化プラスチックシート9は、加熱して成形した後、プレス状態を保持して冷却して、平面状の表板61に、あるいは波形の中芯62に成形して硬化される。熱硬化性樹脂の繊維強化プラスチックシート9は、プレス状態で加熱して平面状または波形に成形して、熱硬化性樹脂を硬化し、その後、プレス状態で冷却して、成形した熱硬化性樹脂を平面状又は波形に硬化させる。
The flexible fiber reinforced
第1の供給機71と第2の供給機72は、可撓性の繊維強化プラスチックシート9をプレスし、プレス状態で移送しながら加熱し、その後、冷却して排出する。第1の供給機71は、繊維強化プラスチックシート9を平面状の表板61に成形して排出し、第2の供給機72は、繊維強化プラスチックシート9を波形の中芯62に成形して排出する。
The
第1の供給機71と第2の供給機72は、図2と図3に示すように、対向面をプレス面1aとして互いに対向して配設してなる第1の加圧ヘッド1Aと、第2の加圧ヘッド1Bからなる一対の加圧ヘッド1と、一対の加圧ヘッド1のプレス面1aに沿って移動するように配置してなる一対のベルト2と、一対のベルト2を移動させる駆動機構4と、ベルト2を加熱・冷却してベルト2を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱・冷却する温度調整機構5と、一対のベルト2の間に配設されて、繊維強化プラスチックシート9を加熱・冷却して成形する熱伝導成形プレート6とを備える。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3, the
以上の図に示す製造装置は、第1の供給機71のベルト2の間に熱伝導成形プレート6を配置して、熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9を平面状に成形する。ただ、図示しないが、本発明の製造装置は、必ずしも図に示すように、第1の供給機には熱伝導成形プレートを使用する必要はなく、ベルトで直接に繊維強化プラスチックシートをプレスして、加熱・冷却して平面状に成形することもできる。
The manufacturing apparatus shown in the above figures arranges the heat
第1の供給機と第2の供給機は、図示しないが、第1の加圧ヘッドと第2の加圧ヘッドとを、プレス状態におけるプレス面の間隔を調整できるように連結している厚さ調整機構を設けて、一対の加圧ヘッドの間隔を調整して、種々の厚さの繊維強化プラスチックシートをプレスすることができる。厚さ調整機構を備える供給機は、種々の厚さの繊維強化プラスチックシートを最適な状態でプレスできるが、本発明の製造装置は、供給機に必ずしも厚さ調整機構を設ける必要はない。それは、一定の厚さの繊維強化プラスチックシートをプレスする供給機は、一対の加圧ヘッドを移動させる必要がないからである。 Although not shown, the first feeder and the second feeder are connected to the first pressure head and the second pressure head so that the distance between the press surfaces in the pressed state can be adjusted. A thickness adjusting mechanism is provided to adjust the distance between the pair of pressure heads to press fiber reinforced plastic sheets having various thicknesses. A feeder equipped with a thickness adjusting mechanism can press fiber reinforced plastic sheets of various thicknesses in an optimum state, but the manufacturing apparatus of the present invention does not necessarily need to be provided with a thickness adjusting mechanism. This is because a feeder that presses a fiber-reinforced plastic sheet having a certain thickness does not need to move a pair of pressure heads.
一対の加圧ヘッド1は、対向するプレス面1aでベルト2を加圧し、ベルト2と一緒に移動する熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9をプレスする。図2と図3に示す第1の供給機71と第2の供給機72は、上下に加圧ヘッド1を配設している。図において上の加圧ヘッド1を第1の加圧ヘッド1Aとし、下の加圧ヘッド1を第2の加圧ヘッド1Bとする。ただし、上の加圧ヘッドを第2の加圧ヘッドとして、下の加圧ヘッドを第1の加圧ヘッドとすることもできる。ただ、本発明の製造装置は、必ずしも一対の加圧ヘッドを上下方向に配設する必要はない。
The pair of pressure heads 1 presses the
加圧ヘッド1は、図3と図4に示すように、プレス面1aに、プレス流体8を供給する加圧チャンバー10を設けている。加圧チャンバー10は、対向面を開口して、この開口部を閉塞するようにベルト2を配設している。ベルト2はステンレス等の金属ベルトからなるエンドレスベルトである。加圧ヘッド1は、プレス面1aにベルト2を配設している。上下のベルト2の間には、熱伝導成形プレート6が配置され、熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9がプレスされる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the pressurizing
以上の図に示す第1の供給機71と第2の供給機72は、繊維強化プラスチックシート9の両面に熱伝導成形プレート6を配置して、繊維強化プラスチックシート9を、ベルト2と共に移動する一対の熱伝導成形プレート6で加圧している。ベルト2に挟まれて移送される熱伝導成形プレート6は、繊維強化プラスチックシート9を対向する成形面でプレスし、プレス状態で加熱した後、冷却しながら移送する。第1の供給機71にあっては、繊維強化プラスチックシート9を平面状の表板61に成形し、第2の供給機72にあっては波形の中芯62に成形する。熱伝導成形プレート6が繊維強化プラスチックシート9をプレスして移送する状態で、熱伝導成形プレート6の外面(図において上側熱伝導成形プレート6の上面と下側熱伝導成形プレート6の下面)は平面状となる。ベルト2の移送方向に並べている複数の熱伝導成形プレート6の外面を加圧するベルト2は平面状となる。シール3は、平面状のベルト2に密接して、液漏れなく加圧チャンバー10の開口部を閉塞する。
The
ただ、本発明の製造装置は、第1の供給機には、必ずしも一対の熱伝導成形プレートを設けて繊維強化プラスチックシートを平面状にプレスする必要はない。片方のベルトにのみ熱伝導成形プレートを配置して、繊維強化プラスチックシートを平面状に成形できるからである。片方のベルトと繊維強化プラスチックシートとの間にのみ熱伝導成形プレートを配置する第1の供給機は、熱伝導成形プレートの成形面に、繊維強化プラスチックシートを案内する凹部を設けている。繊維強化プラスチックシートを凹部に案内する状態で、熱伝導成形プレートの成形面に押し付けられて、繊維強化プラスチックシートを直接にプレスする他方のベルトを平面状として、シールを密着できる。さらに、薄い繊維強化プラスチックシートは、ベルトで直接に挟んで平面状に成形して排出することができる。薄い繊維強化プラスチックシートを挟んでプレス状態で移送するベルトは、変形量が少なくて平面状に近い状態となるので、表面にシールを密着させて液漏れを防止できるからである。 However, in the manufacturing apparatus of the present invention, it is not always necessary to provide the first feeder with a pair of heat conductive molding plates and press the fiber-reinforced plastic sheet into a flat shape. This is because the fiber-reinforced plastic sheet can be formed into a flat shape by disposing the heat conductive molding plate only on one belt. In the first feeding machine in which the heat conductive molding plate is disposed only between one belt and the fiber reinforced plastic sheet, a concave portion for guiding the fiber reinforced plastic sheet is provided on the molding surface of the heat conductive molding plate. With the fiber reinforced plastic sheet guided to the recess, the other belt that is pressed against the molding surface of the heat conductive molding plate and directly presses the fiber reinforced plastic sheet can be made flat so that the seal can be adhered. Further, the thin fiber-reinforced plastic sheet can be directly sandwiched between belts, formed into a flat shape and discharged. This is because the belt that is transported in a pressed state with a thin fiber-reinforced plastic sheet sandwiched between them has a small amount of deformation and is in a nearly flat state, so that a seal can be brought into close contact with the surface to prevent liquid leakage.
加圧ヘッド1は、図5に示すように、周囲に周壁11を設けて、周壁11の内側を加圧チャンバー10としている。周壁11には、シール3を出入りできるように入れるシール溝12をベルト2との対向面に設けて、加圧チャンバー10の開口部の外側にシール3を配置している。シール溝12に入れたシール3は、繊維強化プラスチックシート9をプレスしながら移動するベルト2の表面に摺動状態に密接されて、加圧チャンバー10の開口部を密閉する。
As shown in FIG. 5, the pressurizing
図6は、加圧ヘッド1の加圧チャンバー10の開口部を示す平面図である。この図に示すように、加圧ヘッド1は、加圧チャンバー10の周壁11に2列にシール3を設けている。この加圧ヘッド1は、シール3を案内するシール溝12を四角形として、シール溝12に閉ループ状のシール3を出入りできるように配設している。シール3は、シール溝12に案内される閉ループの方形状である。図6の加圧ヘッド1は、加圧チャンバー10の外側に四角形の周壁11を設けて、加圧チャンバー10の開口部を四角形としている。四角形の周壁11に沿って、四角形に沿う形状のシール溝12を2列に設けている。加圧チャンバー10の開口部を四角形とする加圧ヘッド1は、その外側に設けられるシール溝12を四角形として、ここにシール3を案内する。シール3は、シール溝12からベルト2に向かって押圧されて、ベルト2の表面に隙間なく密接する。
FIG. 6 is a plan view showing the opening of the
シール3は、加熱状態又は冷却状態で移動するベルト2の表面を摺動しながら密接でき、かつ、変形されるベルト2の表面に沿うように変形でき、かつ加熱又は冷却されるベルト2に密接してシールできる耐熱性と耐摩耗性に優れたもので、たとえば真鍮などの金属製、あるいはカーボン製である。金属製のシール3は、一枚の金属プレートを閉ループ状に切削加工して製作され、あるいは鋳造した後、切削加工して製造される。
The
以上の第1の供給機71と第2の供給機72は、シール3とベルト2で加圧チャンバー10の開口部を閉塞する状態として、加圧チャンバー10にプレス流体8を供給し、プレス流体8が移動するベルト2を介して繊維強化プラスチックシート9を加熱状態又は冷却状態でプレスする。この状態で、加圧チャンバー10の開口部をベルト2とシール3とで密閉するように、シール3はベルト2の表面に押圧して密接される。
The
図7の拡大横断面図は、シール3がベルト2の側縁部に接触する状態を示している。ベルト2は、加圧チャンバー10のプレス流体8の圧力で矢印Aで示すように押圧される。上下のベルト2は、熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9を挟んで上下の両面から矢印Aで示すように押圧される。ベルト2は加圧チャンバー10のプレス流体8で加圧されて熱伝導成形プレート6の表面に密着し、シール3は加圧機構で矢印Bで示すようにベルト2に押し付けられる。
The enlarged cross-sectional view of FIG. 7 shows a state where the
熱伝導成形プレート6は、図2ないし図4に示すように、ベルト2に押圧されて繊維強化プラスチックシート9をプレスする。熱伝導成形プレート6は、ベルト2に挟まれてベルト2と一緒に移動されて繊維強化プラスチックシート9を加熱し、冷却する。第1の供給機71の熱伝導成形プレート6は繊維強化プラスチックシート9を平面状に成形して表板61とし、第2の供給機72の熱伝導成形プレート6は繊維強化プラスチックシート9を波形に成形して波形の中芯62とする。したがって、第1の供給機71と第2の供給機72の熱伝導成形プレート6は、対向する成形面の形状が異なり、第1の供給機71は、熱伝導成形プレート6の成形面を、繊維強化プラスチックシート9を平面状に成形する形状とし、第2の供給機72は、熱伝導成形プレート6の成形面を、繊維強化プラスチックシート9を波形に成形する形状としている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the heat
熱伝導成形プレート6は、ベルト2と繊維強化プラスチックシート9との間に配設されて、ベルト2で移送される。ベルト2の間には、複数の熱伝導成形プレート6が移送方向に並べられて互いに連続する状態で配置される。熱伝導成形プレート6は、成形面6aを繊維強化プラスチックシート9の表面に密着させて繊維強化プラスチックシート9をプレスし、加熱し、冷却する。繊維強化プラスチックシート9をプレスする熱伝導成形プレート6は、成形面6aをベルト2の移送方向に連続する形状として、繊維強化プラスチックシート9を平面状又は波形に成形する形状としている。
The heat
熱伝導成形プレート6は、ベルト2と繊維強化プラスチックシート9との間に挟まれて、ベルト2の熱を繊維強化プラスチックシート9に伝導して繊維強化プラスチックシート9を加熱し、また繊維強化プラスチックシート9の熱をベルト2に伝導して成形された繊維強化プラスチックシート9を冷却する。この熱伝導成形プレート6には優れた熱伝導特性が要求される。したがって、熱伝導成形プレート6には金属プレートが最適である。金属が熱伝導特性に優れるからである。とくに、アルミニウムや銅、あるいはこれ等の合金からなる熱伝導成形プレート6は、特に優れた熱伝導特性を有し、ベルト2と熱伝導成形プレート6との熱伝導を良好にして、繊維強化プラスチックシート9を効率よく加熱し、また冷却できる。熱伝導成形プレート6は、薄くして熱伝導特性を向上できるので、成形面6aを繊維強化プラスチックシート9の表面に密着し、かつ充分な強度を実現しながらできる限り薄い金属プレートとする。
The heat
さらに、熱伝導成形プレート6は、図5に示すように、その両側縁をシール溝12の外側に配置する横幅(W)としている。ベルト2の間に熱伝導成形プレート6を挟着しながら、熱伝導成形プレート6の外側に密着するベルト2を平面状として、シール3をベルト表面に密着させるためである。この構造は、シール3が熱伝導成形プレート6よりも外側でベルト2を押圧することがなく、シール3がベルト2を介して熱伝導成形プレート6を押圧することで、ベルト2を平面状として、シール3をベルト2の表面に密着できる。
Furthermore, as shown in FIG. 5, the heat
複数の熱伝導成形プレート6は、先に供給される熱伝導成形プレート6との間に隙間ができないように連続して上下のベルト2の間に送り込まれる。熱伝導成形プレート6の間に隙間ができると、隙間でベルト2が変形されるからである。したがって、熱伝導成形プレート6は、ベルト2の間に隙間なく供給される。さらに、図4の供給機は、隣の熱伝導成形プレート6に連結される連結端部を同一厚さの連結部7としている。この熱伝導成形プレート6は、隣の熱伝導成形プレート6との境界で段差ができない。隣の熱伝導成形プレート6を段差なく、隙間なく連続する供給機は、ベルト2をよりフラットな平面状として、熱伝導成形プレート6の背面に密着できる。ベルト2の背面を押圧するシール3は、平面状のベルト2の背面に密着して液漏れを少なくできる。
The plurality of heat
ただ、供給機は、ループ状のベルト2をロール41にかけてロール41で駆動して移送するので、ベルト2はロール41に沿って変形する可撓性がある。また、ベルト2に押圧されるシール3もベルト表面に密着する可撓性がある。したがって、互いに隣接する熱伝導成形プレート6は、連結部7を全く同じ厚さとする必要はなく、厚さの差でできる境界の段差に沿ってベルト2を変形でき、かつ、変形するベルト2表面にシール3を密着して液漏れを阻止できる程度とすることができる。
However, since the feeder is driven by the
図8の熱伝導成形プレート6は、隣の熱伝導成形プレート6に連結される連結部7の端縁に、互いに嵌合構造の嵌入凹部31と嵌入凸部32とを設けている。図8に示す嵌入凸部32と嵌入凹部31は、ベルト2の移送方向に細長い長方形で、嵌入凸部32の外形は嵌入凹部31の内形よりもわずかに小さいがほぼ等しく、嵌入凸部32を嵌入凹部31に挿入する状態で、嵌入凸部32と嵌入凹部31との間の隙間を狭く、たとえば3mm以下、好ましくは2mm以下、さらに好ましくは1mm以下としている。
The heat
以上の熱伝導成形プレート6は、嵌入凸部32を嵌入凹部31に案内して、隣接する熱伝導成形プレート6を連結してベルト2の間に配置できる。この構造の熱伝導成形プレート6は、隣の熱伝導成形プレート6との境界部分において、互いに一部を隣の熱伝導成形プレート6の連結部7に挿入する状態で連結するので、隣接する熱伝導成形プレート6との境界でベルト2をよりフラットな状態で連結できる特徴がある。
The heat
図9に示す嵌入凸部32と嵌入凹部31は、ベルト2の移送方向に抜けないアンダーカット形状としている。アンダーカット形状の嵌入凹部31は開口部を狭く、嵌入凸部32の付け根部の横幅を狭くして、ベルト2の移送方向に抜けない構造としている。連結部7をこの形状とする熱伝導成形プレート6は、嵌入凸部32を嵌入凹部31に入れて、互いに分離しないようにベルト2の上に配置できる。
The insertion
さらに、図10と図11に示す熱伝導成形プレート6は、隣接する熱伝導成形プレート6を磁気的な吸引力で吸着する磁石33を備えている。図に示す熱伝導成形プレート6は、連結端部である連結部7の対向面に磁石33を固定しており、この磁石33を介して隣接する熱伝導成形プレート6の連結部7を磁気的な吸引力で吸着している。図の熱伝導成形プレート6は、連結部7の対向面に凹部を設けており、この凹部に磁石33を固定して、連結部7の対向面を平面状としている。この磁石33には、例えば、永久磁石が使用できる。
Furthermore, the heat
さらに、図10と図11に示す熱伝導成形プレート6は、対向する連結部7に設けた磁石33に吸着される構造としている。非磁性金属からなる熱伝導成形プレート、たとえばアルミニウムや銅製の熱伝導成形プレート6は、図10に示すように、磁石33に吸着される被吸着部34として、例えば、鉄製の金属片を、磁石33と対向する側の連結部7に固定して、この被吸着部34に磁石33を吸着させて互いに隣接する熱伝導成形プレート6同士を連結する。図示しないが、磁性金属からなる熱伝導成形プレート、たとえば鉄製の熱伝導成形プレートは、鉄で形成される連結部の対向面に磁石を吸着させて、互いに隣接する熱伝導成形プレート同士を連結することができる。さらに、図11に示す熱伝導成形プレート6は、互いに対向する連結部7にそれぞれ磁石33を配設して、対向する磁石33同士の吸引力で吸着させている。この熱伝導成形プレート6は、隣接する熱伝導成形プレート6同士が連結された状態で、互いに対向する磁石33同士の異なる極性が対向する姿勢となるように各々の連結部7の対向面に磁石33を固定している。以上のように、連結部7に設けた磁石33と対向する側の連結部7に被吸着部34や磁石33を設ける構造は、互いに隣接する熱伝導成形プレート6同士を、正確な位置で確実に連結できる特徴がある。
Further, the heat
さらに、連結端部を同一厚さの連結部7として、隣の熱伝導成形プレート6に隙間なく連結される熱伝導成形プレート6は、その境界部分における成形面6aの形状が、繊維強化プラスチックシート9の表面に沿って連続する形状となるように形成される。図2ないし図4に示すように、繊維強化プラスチックシート9は、ベルト2の移送方向に連続する長い形状とするので、供給機は、図2ないし図4に示すように、互いに隣接する熱伝導成形プレート6の連結部7同士の境界部分において、成形面6aの形状が連続する繊維強化プラスチックシート9の表面に沿う形状となるように形成される。これにより、連結される複数の熱伝導成形プレート6に跨がって繊維強化プラスチックシート9を密着させる場合においても、隣接する熱伝導成形プレート6の境界部分の成形面6aを繊維強化プラスチックシート9の表面に密着させてプレスできる。
Further, the heat
図3に示す第2の供給機72は、連続して供給される繊維強化プラスチックシート9を一対の熱伝導成形プレート6で上下から挟着すると共に、移送方向に隣接する熱伝導成形プレート6同士を互いに連続する状態に並べて一対のベルト2の間に供給する。図3に示す第2の供給機72は、連続して供給される繊維強化プラスチックシート9を、図4に示すように、複数列の凸条と凹溝が互いに平行な姿勢で交互に設けられた波形の中芯62に成形して排出する。図4の繊維強化プラスチックシート9は、凸条と凹溝が繊維強化プラスチックシート9の移送方向に対して直交する姿勢となる波型、言い換えると、縦断面形状が波型となる波形の中芯62に成形する。この繊維強化プラスチックシート9は、移送方向に対して直交する方向に延びる複数列の凸条と凹溝を交互に形成しているので、これ等をプレスする熱伝導プレート6の成形面6aにも、これらの凸条と凹溝の表面に密着する形状の凹部と凸部を交互に設けている。この形状の熱伝導成形プレート6は、成形面6aの凹凸が繊維強化プラスチックシート9の表面の凹凸に沿うように配置されて位置決めされるので、連続する熱伝導成形プレート6同士を隙間なく連続する状態に配置しながら連結できる。
The
ただ、連続して供給される繊維強化プラスチックシート9は、図12と図13に示すように、複数列の凸条と凹溝が互いに平行な姿勢で交互に設けられた波型の波形の中芯62とすると共に、凸条と凹溝とが繊維強化プラスチックシート9の移送方向に連続する形状、言い換えると、横断面形状が波型となる波形の中芯62とすることもできる。この形状の繊維強化プラスチックシート9は、移送方向に延びる複数列の凸条と凹溝を交互に形成しているので、これ等をプレスする熱伝導プレート6の成形面6aにも、これらの凸条と凹溝の表面に密着する形状の凹部と凸部、すなわち移送方向に延びる凹部と凸部を交互に設けている。この形状の熱伝導成形プレート6は、移送方向に延びる成形面6aの凹凸が繊維強化プラスチックシート9の表面の凹凸に沿うように配置されるので、移送方向に対して熱伝導成形プレート6の左右方向の位置が決定される。
However, as shown in FIGS. 12 and 13, the fiber-reinforced
さらに、図12の供給機は、隣接する熱伝導成形プレート6同士を離れないように連結させるために、熱伝導成形プレート6を一対のベルト2の搬入側に供給するプッシャー45を備えている。プッシャー45は、供給される熱伝導成形プレート6を押圧して、先端縁を隣接する熱伝導成形プレート6の後端に密着させて、一対のベルト2間に供給する。図に示すプッシャー45は、繊維強化プラスチックシート9の上下に配置される一対の熱伝導成形プレート6を移送方向に強制的に押圧する供給ローラーとしている。供給ローラーは、繊維強化プラスチックシート9の上面側に配置される第1の供給ローラー45Aと、繊維強化プラスチックシート9の下面側に配置される第2の供給ローラー45Bとを備えている。第1の供給ローラー45Aは、繊維強化プラスチックシート9の上面に配置される熱伝導成形プレート6をベルト2の搬入方向に強制的に移送させて、その先端縁を隣接する熱伝導成形プレート6の後端に密着させる。図12の第1の供給ローラー45Aは、複数のローラー45aを移送方向に離して水平な姿勢で配置している。第2の供給ローラー45Bは、繊維強化プラスチックシート9の下面に配置される熱伝導成形プレート6をベルト2の搬入方向に強制的に移送させて、その先端縁を隣接する熱伝導成形プレート6の後端に密着させる。図の第2の供給ローラー45Bは、複数のローラー45bを移送方向に離すと共に、ベルト2の搬入側に向かって移送面が上り勾配となるように配置している。以上の供給機は、繊維強化プラスチックシート9の両面に配置される熱伝導成形プレート6をプッシャー45でベルト2の搬入側に強制的に押し込むので、先にベルト2間に供給された熱伝導成形プレート6に離れないように連結させて、複数の熱伝導成形プレート6を隙間なく連結できる。
Furthermore, the feeder shown in FIG. 12 includes a
さらに、図3と図12に示す第2の供給機72は、繊維強化プラスチックシート9を連続して供給するために、供給側に成形ローラー43を備えている。図の成形ローラー43は、上下に一対のローラー43A、43Bを備えており、各ローラー43A、43Bの外周面には、供給ロール44から連続して供給される繊維強化プラスチックシート9を両面から挟着して所定の形状に予成形する成形部43aを設けている。図3に示すローラー43A、43Bは、外周面に波形の成形部43aを設けており、上下のローラー43A、43Bで繊維強化プラスチックシート9を挟着して波形に予形成している。図12に示すローラー43A、43Bは、図示しないが、円周方向に沿って複数列の山形の凸条とV字状の凹溝とを交互に設けた波形の成形部43aを外周面に設けており、上下のローラー43A、43Bで繊維強化プラスチックシート9を挟着して波形に予成形している。これらの供給機は、供給ロール44から連続供給される繊維強化プラスチックシート9を成形ローラー43で所定の形状に成形しながら連続供給できる。ただ、第2の供給機72は、成形ローラーを設けることなく、繊維強化プラスチックシート9を供給ロール44から熱伝導成形プレート6の間に供給することもできる。
Furthermore, the
以上の供給機は、シール3をベルト2の表面に密接させるために、図14の拡大断面図に示すように、加圧機構13の押付流体14でシール3をベルト2の表面に押圧する。加圧機構13は、シール3をベルト2に押圧するために、シール溝12に押付流体14を供給し、押付流体14の圧力でシール3をベルト2に向かって押圧する。
The above supply machine presses the
図14の加圧機構13は、加圧された押付流体14をシール溝12に供給して、シール3をベルト2に向かって押圧する。シール溝12は、その底部に、押付流体14をシール溝12に供給する油圧路15を開口している。油圧路15は、油圧回路16に連結されて、油圧回路16から供給される押付流体14をシール溝12に供給する。加圧機構13は、油圧回路16がシール溝12に供給する押付流体14の圧力を調整して、シール3をベルト2に押圧する押圧力を調整する。シール3の押圧力は、シール溝12に供給される押付流体14の圧力に比例して大きくなる。シール溝12とシール3は、シール3をシール溝12に出入りできるように、シール溝12の対向面とシール3の両側面とを互いに平行な平面としている。シール溝12の内幅をシール3の横幅として、すなわち、シール3をシール溝12に沿って出入りできるが、シール溝12とシール3との隙間を液漏れしない隙間として、シール溝12に供給される押付流体14を液漏れしない状態で、シール3をベルト2の表面に向かって出入りできる。
The
図14の断面図に示すシール3は、シール溝12との摺動面にOリング17を配置している。この図のシール3は、両側面に長手方向に延びるようにガイド溝18を設けて、このガイド溝18にOリング17を位置ずれしないように配置している。図15の拡大断面図に示すシール3は、片面にガイド溝18を設けて、ガイド溝18にOリング17を配置している。さらに、図16は、シール溝12の底部にパッキン19を配置して、パッキン19を介してシール3を押圧している。パッキン19は、横断面形状をU字状に湾曲する形状として、押付流体14でシール溝12の内面に押圧されてシール3を押圧する。
In the
さらに、図17ないし図19に示す加圧機構13は、押付流体14でシール3をベルト2の表面に押圧する構造に加えて、シール3をベルト2の表面に押圧する弾性体20も備えている。これらの図の加圧機構13は、弾性体20をコイルスプリングの押しバネ20Aとして、加圧ヘッド1に連結している。加圧ヘッド1は、シール溝12に連結するように、弾性体20を案内する筒状のガイド穴21を設けている。ガイド穴21は密閉構造で、押しバネ20Aのコイルスプリングを長手方向に伸縮できるように案内している。コイルスプリングの押しバネ20Aは、シール溝12のシール3をベルト2に向かって弾性的に押圧する。シール溝12とシール3との間においては、図17や図18に示すように、シール3と押しバネ20Aとの間にパッキン22やOリング23を配置し、あるいは、図19に示すように、シール3の外側にOリング25を配置して、シール溝12に供給される押付流体14やプレス流体8の漏れを防止している。
Further, the
図17と図18の加圧ヘッド1は、シール溝12の底部に、押付流体14を供給する油圧路15を開口しており、この油圧路15を油圧回路(図示せず)に連結して、油圧回路から供給される押付流体14をシール溝12とガイド穴21に供給している。図17に示す加圧ヘッド1は、シール溝12の底部であって、シール3と弾性体20との間にパッキン22を配置しており、このパッキン22を介してシール3を押圧している。パッキン22は、横断面形状をU字状に湾曲する形状としており、その中央部を弾性体20の下端でシール3に押圧すると共に、両側部を押付流体14でシール溝12の内面に密着させて、押圧流体14の漏れを防止している。
The pressurizing
また、図18に示す加圧ヘッド1は、シール溝12の底部であって、シール3と弾性体20との間にOリング23を配置しており、このOリング23を介してシール3を押圧している。Oリング23の上下には、一対の支持リング24を互いに平行に配置している。この支持リング24は、たとえば、所定の厚さの金属プレートで、Oリング23の全体形状に沿う形状、いいかえると、平面視が略長方形状のシール溝12に沿う枠形状としている。Oリング23は、横断面形状を略円形状としており、上端面を支持リング24を介して弾性体20の下端に当接させると共に、下端面を支持リング24を介してシール3の上端に当接させている。さらに、Oリング23は、両側面をシール溝12の内面に密着させて、押圧流体14の漏れを防止している。
Further, the
さらに、図19のシール溝12は加圧チャンバー10に連結されて、加圧チャンバー10に供給されるプレス流体8を案内して、プレス流体8でシール3をベルト2に押圧する。この供給機は、プレス流体8を押付流体に兼用してシール3を押圧するので、押付流体をシール溝に供給する油圧回路を省略できる。
19 is connected to the pressurizing
シール3は、加圧機構13で押圧されない状態では平面状となるように製造される。たとえば、真鍮などの金属製のシール3は、平面状の金属プレートを閉ループ状に切削加工して製作される。ベルト2は、熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9をプレスする状態で、熱伝導成形プレート6の背面に密着して平面状となる。シール3は、ベルト2の表面に密接されて、加圧チャンバー10のプレス流体8の液漏れを防止する。加圧機構13は、シール3の全周をベルト2に押圧して、加圧チャンバー10の開口部をシール3で密閉してプレス流体8の漏れを阻止する。加圧機構13の押圧力は、シール3をベルト2の表面に密接させる強さに調整される。加圧機構13の押圧力が弱すぎると、シール3をベルト2の表面に密着できなくなり、シール3とベルト2との間に隙間ができてプレス流体8の漏れの原因となる。反対に押圧力が強すぎると、シール3とベルト2との摩擦抵抗が増加して、駆動機構4でベルト2を軽く移動できなくなる。
The
加圧ヘッド1の間にあって熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9をプレスする一対のエンドレスのベルト2は、駆動機構4で移動される。駆動機構4は、図2、図3、及び図12に示すように、供給機の両端に配置されてベルト2が掛けられている一対のロール41と、これらのロール41を回転させる回転機構42とを備えている。駆動機構4は、上下のロール41を回転させて、上下に配設される一対のベルト2を、一緒に同じ方向に移動させる。上下に配設される一対のベルト2は、熱伝導成形プレート6を介して繊維強化プラスチックシート9を挟着する状態で同じ方向に移動される。ロール41に掛けているエンドレスのベルト2は、加圧ヘッド1のプレス面1aと反対面に配置される。エンドレスのベルト2は、ロール41に駆動されて繊維強化プラスチックシート9をプレス状態で移送し、またロール41を停止してプレス状態に保持し、ロール41を駆動してプレス面1aに熱伝導成形プレート6と繊維強化プラスチックシート9を搬入し、あるいは繊維強化プラスチックシート9を排出する。
A pair of
図2、図3、及び図12の供給機は、繊維強化プラスチックシート9をプレス状態で加熱しながら移送する加熱領域51と、プレス状態で冷却しながら移送する冷却領域52とを設けている。加熱領域51と冷却領域52とを設けるために、図の供給機は、加熱用の加圧ヘッド1Xと冷却用の加圧ヘッド1Yとをベルト2の移送方向に設けている。加熱用の加圧ヘッド1Xは加熱領域51に配置され、冷却用の加圧ヘッド1Yは冷却領域52に配置される。各々の加圧ヘッド1は、温度調整機構5に連結され、加熱用の加圧ヘッド1Xはベルト2を加熱し、また冷却用の加圧ヘッド1Yはベルト2を冷却しながら移送する。
2, 3, and 12 are provided with a
温度調整機構5は、加熱用の加圧ヘッド1Xに供給するプレス流体8を加熱し、あるいはベルト2を磁気誘導作用で直接に加熱して、加熱領域51ではベルト2を加熱し、冷却用の加圧ヘッド1Yに供給するプレス流体8を冷却して冷却領域52ではベルト2を冷却する。プレス流体8の温度は、温度調整機構5で調整される。温度調整機構5は、加熱用の加圧ヘッド1Xの加圧チャンバー10に供給するプレス流体8の温度をコントロールし、あるいは磁気誘導作用でベルト2を加熱する温度をコントロールし、ベルト2で熱伝導成形プレート6を加熱して繊維強化プラスチックシート9を加熱する。また、温度調整機構5は、冷却用の加圧ヘッド1Yの加圧チャンバー10に、例えば0℃に冷却したプレス流体8を供給して、プレス流体8でベルト2を冷却し、ベルト2で繊維強化プラスチックシート9を冷却することができる。
The
以上の供給機は、シール溝12に閉ループ状のシール3を案内しているが、図20に示すように、四角形のシール溝12に4本のシール3Xを案内し、4本のシール3Xで加圧チャンバー10の開口部を密閉することもできる。
The above feeder guides the closed loop-shaped
以上の供給機は、間に繊維強化プラスチックシート9を挟んでいる一対の熱伝導成形プレート6を上下のベルト2の間に供給し、ベルト2を駆動して熱伝導成形プレート6を移送し、熱伝導成形プレート6で繊維強化プラスチックシート9をプレスしながら移送する。この状態で、シール3はベルト2表面に密着されて加圧チャンバー10の開口部を閉塞し、加圧チャンバー10のプレス流体8でベルト2を押圧して熱伝導成形プレート6を押圧する。押圧される熱伝導成形プレート6は繊維強化プラスチックシート9をプレス状態で移送する。ベルト2は、熱伝導成形プレート6を加熱領域51から冷却領域52に移送されて外部に排出する。加熱領域51に移送される熱伝導成形プレート6は、ベルト2に加熱されて繊維強化プラスチックシート9を加熱して繊維強化プラスチックシート9を成形すると共に、熱硬化性樹脂を硬化する。冷却領域52に移送される熱伝導成形プレート6はベルト2に冷却されて成形された繊維強化プラスチックシート9を冷却する。
The above feeder supplies a pair of heat
以上の供給機は、加熱領域51において、温度調整機構5で加圧ヘッド1に供給するプレス流体8を加熱してベルト2を加熱するが、温度調整機構は、必ずしもプレス流体を加熱することなく、熱伝導成形プレートを加圧状態で加熱することができる。図21の供給機は、熱伝導成形プレート6を加圧状態で移送し、また加熱する複数の移送ロール53を設けている。複数の移送ロール53は、熱伝導成形プレート6の移送方向に直交する水平姿勢で、かつ熱伝導成形プレート6及びベルト2の移送方向に並べて、熱伝導成形プレート6の上下に配置されて、熱伝導成形プレート6を上下で挟んで加圧しながら移送する。上下の移送ロール53は内部にヒーターなどの加熱器(図示せず)を内蔵して表面を設定温度に加熱して、熱伝導成形プレート6を加熱する。この移送ロール53は、熱伝導成形プレート6を上下から加圧して、熱伝導成形プレート6を加圧しながら加熱する。この図に示す供給機は、熱伝導成形プレート6の上下に配置している移送ロール53で直接に熱伝導成形プレート6を加圧し、加熱する。
The above feeder heats the
以上の供給機は、温度調整機構5で移送ロール53を加熱するが、さらに供給機は、図22に示すように、移送ロール53の間に加熱器54を配置し、加熱器54で熱伝導成形プレート6を加熱することができる。熱伝導成形プレート6を加熱する加熱器54は、赤外線等の熱線を照射して熱伝導成形プレート6を加熱することができる。この加熱器54は、電気ヒーターなどで表面を加熱し、赤外線などの熱線を放射して熱伝導成形プレート6を加熱する。また、加熱器は、熱伝導成形プレートに通電してジュール熱で加熱し、あるいは熱伝導成形プレートに磁気誘導作用で高周波電流を流してジュール熱で加熱することもできる。
The above supply machine heats the
熱伝導成形プレートに通電してジュール熱で加熱する加熱器は、図示しないが、移送ロールの間で熱伝導成形プレートに摺動状態で接触する正負のスリップ電極と、正負のスリップ電極に接続している電源とを備える。この温度調整機構は、電源がスリップ電極を介して熱伝導成形プレートに通電してジュール熱で加熱する。熱伝導成形プレートに通電してジュール熱で加熱する温度調整機構は、移送ロールを導電性の金属製として移送ロールを電極に使用して、熱伝導成形プレートに通電することもできる。 Although not shown in the figure, a heater that energizes the heat conduction molding plate and heats it with Joule heat is connected to the positive and negative slip electrodes that are in sliding contact with the heat conduction molding plate between the transfer rolls and the positive and negative slip electrodes. Power supply. In this temperature adjustment mechanism, the power source energizes the heat conduction molding plate through the slip electrode and heats it with Joule heat. The temperature adjustment mechanism that energizes the heat conductive molding plate and heats it with Joule heat can also energize the heat conductive molding plate by using the transfer roll as an electrode and the transfer roll as an electrode.
熱伝導成形プレートに磁気誘導作用で高周波電流を流して加熱する加熱器は、熱伝導成形プレートに接近して配置している励磁コイルで、この励磁コイルに高周波電源を接続している。この温度調整機構は、高周波電源で励磁コイルに高周波電流を流して熱伝導成形プレートに磁気誘導作用で高周波電流を流し、高周波電流のジュール熱で熱伝導成形プレートを加熱する。熱伝導成形プレートを磁気誘導作用によるジュール熱で加熱する温度調整機構の加熱器は、熱伝導成形プレートに接近するが非接触位置に配置して、熱伝導成形プレートを加熱できる。 A heater that heats a heat conduction molded plate by applying a high frequency current by magnetic induction action is an excitation coil disposed close to the heat conduction molding plate, and a high frequency power source is connected to the excitation coil. In this temperature adjustment mechanism, a high-frequency current is passed through an exciting coil by a high-frequency power source, a high-frequency current is caused to flow through the thermally conductive molded plate by magnetic induction, and the thermally conductive molded plate is heated by Joule heat of the high-frequency current. The heater of the temperature adjusting mechanism that heats the heat conductive molding plate with Joule heat by magnetic induction action can be placed close to the heat conductive molding plate but at a non-contact position to heat the heat conductive molding plate.
以上にように、ベルト2を介することなく熱伝導成形プレート6を加熱する温度調整機構5は、熱伝導成形プレート6を効率よく加熱できると共に、ベルト2を加熱領域51で加熱した後、冷却領域52で冷却する必要がなく、すなわちベルト2を加熱した後、冷却する必要がない。このため、加熱し又冷却するエネルギーを少なくして効率よく熱伝導成形プレート6を加熱し、また冷却できる。また、この供給機は、ベルト2を加熱する必要がなく、ベルト2が高温に加熱された後、冷却され、あるいは冷却された後、高温に加熱されることがなく、ベルト2の熱疲労を少なくできる特徴もある。
As described above, the
ただ、供給機は、図23に示すように、移送ロール53でベルト2を介して熱伝導成形プレート6を加圧状態で加熱しながら移送することもできる。この供給機は、移送ロール53がベルト2を介して熱伝導成形プレート6を加圧して加熱する。この供給機も、温度調整機構5で移送ロール53を加熱して熱伝導成形プレート2を加熱することができる。また、前述した図22の供給機と同じように、温度調整機構5がベルト2に通電してジュール熱でベルト2を加熱し、あるいは、磁気誘導作用でベルト2に交流電流を流してジュール熱で加熱することもできる。
However, as shown in FIG. 23, the feeder can also transfer the heat
なお、図21〜図23では、供給機として第2の供給機72を例に挙げて、その加熱領域51において熱伝導成形プレート6を加圧し、また加熱する例を示したが、第1の供給機においても、これ等と同様にして熱伝導成形プレートを加圧し、また加熱することができる。
In FIGS. 21 to 23, the
接合機73は、図1に示すように、波形の中芯62の表面に表板61を接着する一対の接着ロール74を備える。接着ロール74は、間に波形の中芯62と表板61とを挟んで接着する。熱可塑性樹脂の表板61と波形の中芯62を接着する接着ロール74は熱ロールで、波形の中芯62の表面に表板61を押し付ける状態で加熱して、波形の中芯62の表面に表板61を溶着できる。熱硬化性樹脂の表板61と波形の中芯62は接着剤を介して接着される。したがって、熱硬化性樹脂の表板61と波形の中芯62とを接着する接合機73は、接着ロール74の前工程で、波形の中芯62の表面と表板61の表面に絶縁材を塗布する接着剤の塗布機(図示せず)を設ける。塗布機は、接着剤をノズルからスプレーして表板61や波形の中芯62に塗布する。塗布機は、表面に接着剤を付着している接着剤塗布ロールを設け、この接着剤塗布ロールを表板や波形の中芯に接触させて、接着剤を塗布することもできる。接着剤塗布ロールは、一部を接着剤に浸漬し、余分の接着剤をスクレーパで掻き取って所定の厚さに接着剤を付着できる。
As shown in FIG. 1, the joining machine 73 includes a pair of
1…加圧ヘッド
1A…第1の加圧ヘッド
1B…第2の加圧ヘッド
1a…プレス面
1X…加熱用の加圧ヘッド
1Y…冷却用の加圧ヘッド
2…ベルト
3…シール
3X…シール
4…駆動機構
5…温度調整機構
6…熱伝導成形プレート
6a…成形面
7…連結部
8…プレス流体
9…繊維強化プラスチックシート
10…加圧チャンバー
11…周壁
12…シール溝
13…加圧機構
14…押付流体
15…油圧路
16…油圧回路
17…Oリング
18…ガイド溝
19…パッキン
20…弾性体
20A…押しバネ
21…ガイド穴
22…パッキン
23…Oリング
24…支持リング
25…Oリング
31…嵌入凹部
32…嵌入凸部
33…磁石
34…被吸着部
41…ロール
42…回転機構
43…成形ローラー
43A…ローラー
43B…ローラー
43a…成形部
44…供給ロール
45…プッシャー
45A…第1の供給ローラー
45a…ローラー
45B…第2の供給ローラー
45b…ローラー
51…加熱領域
52…冷却領域
53…移送ロール
54…加熱器
60…段ボール
61…表板
62…中芯
71…第1の供給機
72…第2の供給機
73…接合機
74…挟着ロール
101…加圧ヘッド
101A…第1の加圧ヘッド
101B…第2の加圧ヘッド
101a…プレス面
102…ベルト
108…プレス流体
109…シート
110…加圧チャンバー
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記繊維強化プラスチックシート(9)を波形の中芯(62)に成形して排出する第2の供給機(72)と、
第1の供給機(71)から排出される表板(61)の表面に、前記第2の供給機(72)から供給される波形の中芯(62)を接合する接合機(73)とを備えるプラスチック製の段ボールの製造装置であって、
前記第1の供給機(71)が、対向面をプレス面(1a)として互いに対向して配設してなる第1の加圧ヘッド(1A)及び第2の加圧ヘッド(1B)からなる一対の加圧ヘッド(1)と、前記一対の加圧ヘッド(1)の前記プレス面(1a)に沿って移動するように配置してなる一対のベルト(2)と、一対のベルト(2)を移動させる駆動機構(4)と、前記ベルト(2)を加熱・冷却してベルト(2)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)を加熱・冷却する温度調整機構(5)とを備え、
前記加圧ヘッド(1)は、プレス流体(8)を供給する加圧チャンバー(10)をプレス面(1a)に備え、この加圧チャンバー(10)は対向する前記加圧ヘッド(1)との対向面を開口して、この開口部を閉塞するように前記ベルト(2)を配設しており、
さらに、前記加圧ヘッド(1)は前記加圧チャンバー(10)の開口部の外側に沿ってシール溝(12)を有し、このシール溝(12)にはシール(3)が配置されて、このシール(3)が、移動する前記ベルト(2)に摺動状態に密接されて、前記加圧チャンバー(10)の開口部を前記ベルト(2)と前記シール(3)とで密閉しており、
前記駆動機構(4)で移動される前記ベルト(2)が前記シール(3)を介して前記加圧チャンバー(10)の開口部を閉塞する状態で、前記加圧チャンバー(10)に前記プレス流体(8)が供給されて、前記プレス流体(8)が移動する前記ベルト(2)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)をプレス状態で、加熱・冷却して移送して平面状の表板(61)に成形して排出し、
前記第2の供給機(72)が、対向面をプレス面(1a)として互いに対向して配設してなる第1の加圧ヘッド(1A)及び第2の加圧ヘッド(1B)からなる一対の加圧ヘッド(1)と、前記一対の加圧ヘッド(1)の前記プレス面(1a)に沿って移動するように配置してなる一対のベルト(2)と、一対のベルト(2)を移動させる駆動機構(4)と、前記ベルト(2)を加熱・冷却してベルト(2)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)を加熱・冷却する温度調整機構(5)とを備え、
前記加圧ヘッド(1)は、プレス流体(8)を供給する加圧チャンバー(10)をプレス面(1a)に備え、この加圧チャンバー(10)は対向する前記加圧ヘッド(1)との対向面を開口して、この開口部を閉塞するように前記ベルト(2)を配設しており、
さらに、前記加圧ヘッド(1)は前記加圧チャンバー(10)の開口部の外側に沿ってシール溝(12)を有し、このシール溝(12)にはシール(3)が配置されて、このシール(3)が、移動する前記ベルト(2)に摺動状態に密接されて、前記加圧チャンバー(10)の開口部を前記ベルト(2)と前記シールとで密閉しており、
さらに、前記ベルト(2)と前記繊維強化プラスチックシート(9)との間に、前記ベルト(2)の移送方向に並べてなる複数の熱伝導成形プレート(6)を備え、前記熱伝導成形プレート(6)は、前記繊維強化プラスチックシート(9)の両面に配置されると共に、前記繊維強化プラスチックシート(9)と前記ベルト(2)との間に配置されて、前記ベルト(2)と共に移動し、さらに、各々の熱伝導成形プレート(6)は前記繊維強化プラスチックシート(9)を成形する成形面(6a)を波形とし、かつ両側縁を前記シール溝(12)の外側に配置する横幅(W)としており、
前記駆動機構(4)で移動される前記ベルト(2)が前記シール(3)を介して前記加圧チャンバー(10)の開口部を閉塞する状態で、前記加圧チャンバー(10)に前記プレス流体(8)が供給されて、前記ベルト(2)が前記熱伝導成形プレート(6)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)をプレス状態で移送し、
前記第2の供給機(72)が、前記ベルト(2)と前記熱伝導成形プレート(6)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)を加熱状態と冷却状態でプレスして移送して波形の中芯(62)に成形して排出し、
前記第1の供給機(71)から排出される平面状の表板(61)と、前記第2の供給機(72)から排出される波形の中芯(62)とを前記接合機(73)で接合することを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A first feeder (71) that presses a flexible fiber-reinforced plastic sheet (9) made of a synthetic resin including reinforcing fibers for reinforcement, discharges it as a flat surface plate (61) by heating and cooling. )When,
A second feeder (72) for forming and discharging the fiber-reinforced plastic sheet (9) into a corrugated core (62);
A joining machine (73) for joining a corrugated core (62) fed from the second feeding machine (72) to the surface of the front plate (61) discharged from the first feeding machine (71); A plastic cardboard manufacturing apparatus comprising:
The first supply device (71) includes a first pressure head (1A) and a second pressure head (1B) which are arranged to face each other with the opposing surface as a press surface (1a). A pair of pressure heads (1), a pair of belts (2) arranged to move along the press surface (1a) of the pair of pressure heads (1), and a pair of belts (2 ) And a temperature adjusting mechanism (5) for heating / cooling the belt (2) and heating / cooling the fiber-reinforced plastic sheet (9) via the belt (2). Prepared,
The pressurization head (1) includes a pressurization chamber (10) for supplying a press fluid (8) on the press surface (1a), and the pressurization chamber (10) is opposed to the opposing pressurization head (1). The belt (2) is disposed so as to close the opening, and to close the opening.
Further, the pressure head (1) has a seal groove (12) along the outside of the opening of the pressure chamber (10), and a seal (3) is disposed in the seal groove (12). The seal (3) is brought into close contact with the moving belt (2) in a sliding state, and the opening of the pressure chamber (10) is sealed with the belt (2) and the seal (3). And
In the state where the belt (2) moved by the drive mechanism (4) closes the opening of the pressure chamber (10) via the seal (3), the press in the pressure chamber (10) is performed. When the fluid (8) is supplied, the fiber reinforced plastic sheet (9) is heated and cooled in the pressed state via the belt (2) through which the press fluid (8) moves, and is transferred into a planar shape. Molded into the front plate (61) and discharged,
The second supply device (72) includes a first pressure head (1A) and a second pressure head (1B) which are arranged to face each other with the opposing surface as a press surface (1a). A pair of pressure heads (1), a pair of belts (2) arranged to move along the press surface (1a) of the pair of pressure heads (1), and a pair of belts (2 ) And a temperature adjusting mechanism (5) for heating / cooling the belt (2) and heating / cooling the fiber-reinforced plastic sheet (9) via the belt (2). Prepared,
The pressurization head (1) includes a pressurization chamber (10) for supplying a press fluid (8) on the press surface (1a), and the pressurization chamber (10) is opposed to the opposing pressurization head (1). The belt (2) is disposed so as to close the opening, and to close the opening.
Further, the pressure head (1) has a seal groove (12) along the outside of the opening of the pressure chamber (10), and a seal (3) is disposed in the seal groove (12). The seal (3) is in sliding contact with the moving belt (2), and the opening of the pressure chamber (10) is sealed with the belt (2) and the seal,
Further, a plurality of heat conductive molding plates (6) arranged in the transfer direction of the belt (2) between the belt (2) and the fiber reinforced plastic sheet (9), the heat conductive molding plate ( 6) is disposed on both sides of the fiber reinforced plastic sheet (9), and is disposed between the fiber reinforced plastic sheet (9) and the belt (2), and moves together with the belt (2). Further, each heat conductive molding plate (6) has a corrugated molding surface (6a) for molding the fiber-reinforced plastic sheet (9), and a lateral width (both side edges are arranged outside the sealing groove (12)). W)
In the state where the belt (2) moved by the drive mechanism (4) closes the opening of the pressure chamber (10) via the seal (3), the press in the pressure chamber (10) is performed. Fluid (8) is supplied, and the belt (2) transports the fiber-reinforced plastic sheet (9) in a pressed state via the heat conductive molding plate (6).
The second feeder (72) presses and conveys the fiber-reinforced plastic sheet (9) in a heated state and a cooled state via the belt (2) and the heat conductive molding plate (6), and is corrugated. Molded into the core (62) and discharged,
A flat front plate (61) discharged from the first supply machine (71) and a corrugated core (62) discharged from the second supply machine (72) are connected to the joining machine (73 ) Is a plastic cardboard manufacturing apparatus.
前記第1の供給機(71)が、前記ベルト(2)と前記繊維強化プラスチックシート(9)との間に配置される複数の熱伝導成形プレート(6)を備え、
前記熱伝導成形プレート(6)は、前記ベルト(2)の移送方向に並べて配置されると共に、前記繊維強化プラスチックシート(9)の成形面(6a)を平面状とし、かつ両側縁を前記シール溝(12)の外側に配置する横幅(W)としており、
前記第1の供給機(71)が、前記ベルト(2)と前記熱伝導成形プレート(6)を介して前記繊維強化プラスチックシート(9)を加熱状態と冷却状態でプレスして移送して平面状の表板(61)に成形して排出することを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to claim 1,
The first feeder (71) includes a plurality of heat conductive molding plates (6) disposed between the belt (2) and the fiber reinforced plastic sheet (9),
The heat conductive molding plate (6) is arranged side by side in the transfer direction of the belt (2), the molding surface (6a) of the fiber reinforced plastic sheet (9) is flat, and both side edges are sealed. The width (W) is set outside the groove (12).
The first feeder (71) presses and transfers the fiber-reinforced plastic sheet (9) in a heated state and a cooled state through the belt (2) and the heat conductive molding plate (6) to obtain a flat surface. Apparatus for producing plastic corrugated cardboard, characterized in that it is molded into a shaped front plate (61) and discharged.
前記繊維強化プラスチックシート(9)の補強繊維を、カーボン繊維、ケプラー繊維、PBO繊維、超強力ポリエチレン繊維、高強力ポリアリレート繊維の何れかの高強度繊維とすることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic corrugated board manufacturing apparatus according to claim 1 or 2,
A corrugated board made of plastic characterized in that the reinforcing fiber of the fiber-reinforced plastic sheet (9) is a high-strength fiber of carbon fiber, Kepler fiber, PBO fiber, super-strength polyethylene fiber, or high-strength polyarylate fiber Manufacturing equipment.
前記繊維強化プラスチックシート(9)のプラスチックを熱可塑性樹脂とすることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 3,
A plastic corrugated board manufacturing apparatus, wherein the plastic of the fiber reinforced plastic sheet (9) is a thermoplastic resin.
前記繊維強化プラスチックシート(9)の合成樹脂を熱硬化性樹脂とすることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 3,
A plastic corrugated board manufacturing apparatus, wherein the synthetic resin of the fiber reinforced plastic sheet (9) is a thermosetting resin.
前記第1の供給機(71)と前記第2の供給機(72)に供給される繊維強化プラスチックシート(9)が、補強繊維にプラスチックを含浸させてなるプリプレグとすることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic corrugated board manufacturing apparatus according to claim 5,
The fiber reinforced plastic sheet (9) supplied to the first supply device (71) and the second supply device (72) is a prepreg formed by impregnating a reinforcing fiber with plastic. Cardboard manufacturing equipment.
前記第2の供給機(72)の熱伝導成形プレート(6)の成形面(6a)が、前記ベルト(2)の移送方向の断面形状を波形とし、あるいは前記ベルト(2)の移送方向に交差する方向の断面形状を波形としてなるプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 6,
The forming surface (6a) of the heat conduction forming plate (6) of the second feeder (72) has a corrugated cross-sectional shape in the transfer direction of the belt (2), or in the transfer direction of the belt (2). An apparatus for manufacturing plastic corrugated cardboard having a corrugated cross-sectional shape in the intersecting direction.
前記熱伝導成形プレート(6)が、隣の熱伝導成形プレート(6)に連結される連結端部を同一厚さの連結部(7)としてなることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 7,
A plastic corrugated board manufacturing apparatus characterized in that the heat conduction molding plate (6) has a connection end (7) having the same thickness as a connection end connected to the adjacent heat conduction molding plate (6). .
前記熱伝導成形プレート(6)の連結部(7)が、隣の熱伝導成形プレート(6)に連結される端縁に互いに嵌合構造の嵌入凹部(31)と嵌入凸部(32)とを有し、この嵌入凸部(32)が前記嵌入凹部(31)に案内されて、隣接する前記熱伝導成形プレート(6)が連結して前記ベルト(2)の間に配置されるようにしてなることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic corrugated board manufacturing apparatus according to claim 8,
The connecting portion (7) of the heat conductive molding plate (6) has an insertion concave portion (31) and a fitting convex portion (32) having a fitting structure with each other at the edge connected to the adjacent heat conductive molding plate (6). The insertion convex portion (32) is guided by the insertion concave portion (31) so that the adjacent heat conductive molding plates (6) are connected and arranged between the belts (2). An apparatus for producing plastic corrugated cardboard.
前記熱伝導成形プレート(6)の前記嵌入凹部(31)と前記嵌入凸部(32)とが、前記ベルト(2)の移送方向に抜けないアンダーカット形状としてなるプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic corrugated board manufacturing apparatus according to claim 9,
An apparatus for producing plastic corrugated cardboard, wherein the insertion recesses (31) and the insertion projections (32) of the heat conductive molding plate (6) have an undercut shape that does not come out in the belt (2) transfer direction.
前記温度調整機構(5)が、前記繊維強化プラスチックシート(9)の移送方向に前記ベルト(2)の加熱領域(51)と冷却領域(52)とを設けてなることを特徴とするプラスチック製の段ボールの製造装置。 A plastic cardboard manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 10,
The temperature adjustment mechanism (5) is provided with a heating region (51) and a cooling region (52) of the belt (2) in the transfer direction of the fiber reinforced plastic sheet (9), and is made of plastic Cardboard manufacturing equipment.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101850343B1 (en) | 2016-08-31 | 2018-04-19 | 권태영 | Impregnated liquid device for Corrugated cardboard of Impregnated liquid |
-
2014
- 2014-11-19 JP JP2014235102A patent/JP2016097532A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101850343B1 (en) | 2016-08-31 | 2018-04-19 | 권태영 | Impregnated liquid device for Corrugated cardboard of Impregnated liquid |
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