JP2016092510A - 画像表示システム、画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーの感情状態や活動状態に応じたコンテンツを推奨するシステムを提供する。【解決手段】画像表示システム50は、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部612と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部614と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部616と、検出した生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部173と、体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部174と、推定した感情状態および活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部175と、嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部176と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、画像表示システム、画像表示方法および画像表示装置に関する。
近年、家庭内で用いられる電気製品の多くは、手許の遠隔制御装置(リモートコントローラー)で制御される。例えば、テレビジョン装置やビデオ録画装置などのマルチメディア機器には、種々の機能を制御するためのリモートコントローラーを付属品として具備している。
これらのマルチメディア機器は多くの機能を備えるが、多くの機能を指示できるリモートコントローラーの操作も複雑になり、ユーザーがリモートコントローラーを使いこなすのは煩わしく、手間がかかった。そこで、ユーザービリティを向上させるべく、下記特許文献1に示すように、ユーザーの位置情報を用いて、視聴者によるコンテンツの選択の傾向や再生しようとする映像などの供給元としての情報源の選択の状況等々に関する視聴の類型を自動的に識別し、識別された類型に対応したコンテンツを選択して映像表示部または音声出力部での再生に供する装置が提案されている。
これらのマルチメディア機器は多くの機能を備えるが、多くの機能を指示できるリモートコントローラーの操作も複雑になり、ユーザーがリモートコントローラーを使いこなすのは煩わしく、手間がかかった。そこで、ユーザービリティを向上させるべく、下記特許文献1に示すように、ユーザーの位置情報を用いて、視聴者によるコンテンツの選択の傾向や再生しようとする映像などの供給元としての情報源の選択の状況等々に関する視聴の類型を自動的に識別し、識別された類型に対応したコンテンツを選択して映像表示部または音声出力部での再生に供する装置が提案されている。
しかしながら、同一のユーザーであっても、ユーザーの感情状態、視聴場所および活動状態等に応じて嗜好が変化するため、視聴の類型から抽出されたコンテンツは、その時の状況に合致したものであるとは限らなかった。従って、ユーザーの嗜好と合致しない場合には、ユーザーがリモートコントローラーを操作し、視聴するコンテンツを再選択する必要があり、コンテンツを視聴するのに手間と時間を要した。
また、近年ではいわゆるワンセグなどの通信を利用して携帯電話等で移動しながらコンテンツを視聴したり、通信回線を経由してインターネット上からデータを取得して、スマートフォンなどの小型情報端末でコンテンツを視聴したりする形態が増えている。このような動的な視聴環境下において、その時の状況とユーザーの嗜好とに合致したコンテンツを提供することは困難であった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの感情状態や活動状態、および状況(環境情報や文脈情報等)に応じたコンテンツを推奨することを目的とする。
また、近年ではいわゆるワンセグなどの通信を利用して携帯電話等で移動しながらコンテンツを視聴したり、通信回線を経由してインターネット上からデータを取得して、スマートフォンなどの小型情報端末でコンテンツを視聴したりする形態が増えている。このような動的な視聴環境下において、その時の状況とユーザーの嗜好とに合致したコンテンツを提供することは困難であった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの感情状態や活動状態、および状況(環境情報や文脈情報等)に応じたコンテンツを推奨することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる画像表示システムは、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる画像表示システムは、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、生体情報に基づいて感情状態を推定し、体動情報または位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定し、感情状態および活動状態に基づいて嗜好を判定し、嗜好の判定に基づいて視聴する推奨コンテンツを決定する。従って、感情状態および活動状態に応じて変化する嗜好に合わせて、コンテンツを適切に決定できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記生体情報は脈波を示す脈波信号を含むことが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記生体情報は脈波を示す脈波信号を含むことが好ましい。
このような構成によれば、脈波を示す脈波信号が生体情報に含まれるため、検出した生体情報から脈波信号を得ることができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記感情状態推定部は、前記脈波信号の周期変動に基づいて前記感情状態を推定することが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記感情状態推定部は、前記脈波信号の周期変動に基づいて前記感情状態を推定することが好ましい。
このような構成によれば、脈波信号の周期変動に基づいて感情状態を推定できる。
[適用例4]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記感情状態推定部は、前記周期変動を解析することにより、自律神経の活性状況を取得し、前記活性状況に基づいて前記感情状態を推定することを特徴とする画像表示システム。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記感情状態推定部は、前記周期変動を解析することにより、自律神経の活性状況を取得し、前記活性状況に基づいて前記感情状態を推定することを特徴とする画像表示システム。
このような構成によれば、周期変動を解析することにより、自律神経の活性状況を取得し、活性状況に基づいて感情状態を推定できる。
[適用例5]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記体動情報は体動に由来する体動信号を含むことが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記体動情報は体動に由来する体動信号を含むことが好ましい。
このような構成によれば、体動に由来する体動信号が体動情報に含まれるため、検出した体動情報から体動信号を得ることができる。
[適用例6]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記嗜好判定部は、視聴しているコンテンツに対する興味の有無を判定し、前記コンテンツ決定部は、前記コンテンツに対する前記興味の有無に基づいて、前記推奨コンテンツを決定することが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記嗜好判定部は、視聴しているコンテンツに対する興味の有無を判定し、前記コンテンツ決定部は、前記コンテンツに対する前記興味の有無に基づいて、前記推奨コンテンツを決定することが好ましい。
このような構成によれば、コンテンツに対する興味の有無に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定できるため、視聴者が興味を持つ推奨コンテンツを決定できる。
[適用例7]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記コンテンツ決定部は、視聴する態様の類型を識別し、適合する前記類型から前記推奨コンテンツを決定することが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記コンテンツ決定部は、視聴する態様の類型を識別し、適合する前記類型から前記推奨コンテンツを決定することが好ましい。
このような構成によれば、視聴する態様の類型を識別し、適合する類型から推奨コンテンツを決定するため、視聴者の類型に適合した推奨コンテンツを決定できる。
[適用例8]
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記コンテンツ決定部が決定した前記推奨コンテンツと、ユーザーが視聴した視聴コンテンツと、の差異に基づいて、前記嗜好判定部で前記嗜好を判定するためのパラメーターを視聴者毎に学習する個人特性学習部を備えることが好ましい。
上記適用例にかかる画像表示システムにおいて、前記コンテンツ決定部が決定した前記推奨コンテンツと、ユーザーが視聴した視聴コンテンツと、の差異に基づいて、前記嗜好判定部で前記嗜好を判定するためのパラメーターを視聴者毎に学習する個人特性学習部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、嗜好判定部で嗜好を判定するためのパラメーターを視聴者毎に学習するため、嗜好をより正確に判定できる。
[適用例9]
本適用例にかかる画像表示システムは、情報端末装置と、画像表示装置と、が通信可能に接続された画像表示システムであって、前記情報端末装置は、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、前記画像表示装置と通信する通信部と、を備え、前記画像表示装置は、前記情報端末装置と通信する通信部と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる画像表示システムは、情報端末装置と、画像表示装置と、が通信可能に接続された画像表示システムであって、前記情報端末装置は、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、前記画像表示装置と通信する通信部と、を備え、前記画像表示装置は、前記情報端末装置と通信する通信部と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、生体情報に基づいて感情状態を推定し、体動情報または位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定し、感情状態および活動状態に基づいて嗜好を判定し、嗜好の判定に基づいて視聴する推奨コンテンツを決定するため、感情状態および活動状態に応じて変化する嗜好に合わせて、コンテンツを適切に決定できる。
[適用例10]
本適用例にかかる画像表示方法は、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出工程と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出工程と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出工程と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定工程と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定工程と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定工程と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定工程と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる画像表示方法は、生体に関する生体情報を検出する生体情報検出工程と、体動に関する体動情報を検出する体動情報検出工程と、位置に関する位置情報を検出する位置情報検出工程と、前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定工程と、前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定工程と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定工程と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定工程と、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、生体情報に基づいて感情状態を推定し、体動情報または位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定し、感情状態および活動状態に基づいて嗜好を判定し、嗜好の判定に基づいて視聴する推奨コンテンツを決定するため、感情状態および活動状態に応じて変化する嗜好に合わせて、コンテンツを適切に決定できる。
[適用例11]
本適用例にかかる画像表示装置は、生体に関する生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、体動に関する体動情報、または位置に関する位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる画像表示装置は、生体に関する生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、体動に関する体動情報、または位置に関する位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、生体情報に基づいて感情状態を推定し、体動情報または位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定し、感情状態および活動状態に基づいて嗜好を判定し、嗜好の判定に基づいて視聴する推奨コンテンツを決定するため、感情状態および活動状態に応じて変化する嗜好に合わせて、コンテンツを適切に決定できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、画像表示システム50の概略を示す図である。画像表示システム50は、画像表示装置としてのデジタルテレビジョン受像機(以下、デジタルテレビという)100、および、視聴者GF(ユーザー)の腕部等に装着される腕時計型の情報端末装置600が通信可能に接続されている。
この画像表示システム50は、情報端末装置600が視聴者GFの生体情報や体動情報を検出してデジタルテレビ100に通知し、デジタルテレビ100が視聴者GFの生体情報や体動情報に基づいて視聴者GFの感情状態や活動状態を推定し、推定した結果に基づいて、視聴者GFに適したコンテンツ視聴を提案するものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、画像表示システム50の概略を示す図である。画像表示システム50は、画像表示装置としてのデジタルテレビジョン受像機(以下、デジタルテレビという)100、および、視聴者GF(ユーザー)の腕部等に装着される腕時計型の情報端末装置600が通信可能に接続されている。
この画像表示システム50は、情報端末装置600が視聴者GFの生体情報や体動情報を検出してデジタルテレビ100に通知し、デジタルテレビ100が視聴者GFの生体情報や体動情報に基づいて視聴者GFの感情状態や活動状態を推定し、推定した結果に基づいて、視聴者GFに適したコンテンツ視聴を提案するものである。
デジタルテレビ(表示部)100は、その筐体101に、映像が表示されるスクリーン102を持つ表示器160を備えている。この表示器160は、例えば、液晶パネルやプラズマディスプレイを想定する。また、このデジタルテレビ100は、リモートコントローラー200から送信される赤外光によるリモートコントロール信号により、制御されるように構成されている。
本実施形態では、デジタルテレビ100のスクリーン102の上方中央の筐体101の部分にカメラ190が備えられている。カメラ190は、一点鎖線で示されているように、その撮像視野内に通常視聴者が位置する領域が含まれるように設置されている。更に、スクリーン102の上方右側に寄った位置の筐体101の部分にはRF‐ID検出部660が設けられている。
本実施形態では、デジタルテレビ100のスクリーン102の上方中央の筐体101の部分にカメラ190が備えられている。カメラ190は、一点鎖線で示されているように、その撮像視野内に通常視聴者が位置する領域が含まれるように設置されている。更に、スクリーン102の上方右側に寄った位置の筐体101の部分にはRF‐ID検出部660が設けられている。
また、デジタルテレビ100の、スクリーン102の下方の右側に寄った位置の筐体101の部分にはリモートコントローラー200からリモートコントロール信号を受けるリモートコントロール信号検出用窓180が設けられている。
図示の場面では、視聴者GFがリモートコントローラー200を把持し、所定のキー操作を行うと、リモートコントローラー200は、キー操作に応じたリモートコントロール信号をデジタルテレビ100に送信する。
デジタルテレビ100は、リモートコントローラー200から送信されるリモートコントロール信号に基づいて、コンテンツの表示を含む種々の動作を実行する。
図示の場面では、視聴者GFがリモートコントローラー200を把持し、所定のキー操作を行うと、リモートコントローラー200は、キー操作に応じたリモートコントロール信号をデジタルテレビ100に送信する。
デジタルテレビ100は、リモートコントローラー200から送信されるリモートコントロール信号に基づいて、コンテンツの表示を含む種々の動作を実行する。
尚、デジタルテレビ100が表示するコンテンツは、放送から得られる放送系コンテンツには限定されず、PVR300(図3)、セットトップボックス310(図3)およびIP網インターフェイス部151(図3)等を介して供給されるパッケージ系メディアやプライベートコンテンツも想定できる。尚、コンテンツは、映像情報と音声情報とを含む態様を想定するが、音声情報のみの態様や、映像情報のみの態様も想定できる。
図2は、情報端末装置600の構成を示すブロック図である。情報端末装置600は、制御部610、生体情報検出部612、体動情報検出部614、位置情報検出部616、操作部618、記憶部620、表示部622および近距離通信部624を備える。
生体情報検出部612は、視聴者GFの生体に関する生体情報を検出する。本実施形態では、生体情報には脈波信号を含む。即ち、生体情報検出部612は、図示を略した光電脈波センサーを備え、LED等の光源の出力光が視聴者GFの手首等の血管で反射して生じる反射光を受光し、脈波に応じた脈波信号を検出する。
図2は、情報端末装置600の構成を示すブロック図である。情報端末装置600は、制御部610、生体情報検出部612、体動情報検出部614、位置情報検出部616、操作部618、記憶部620、表示部622および近距離通信部624を備える。
生体情報検出部612は、視聴者GFの生体に関する生体情報を検出する。本実施形態では、生体情報には脈波信号を含む。即ち、生体情報検出部612は、図示を略した光電脈波センサーを備え、LED等の光源の出力光が視聴者GFの手首等の血管で反射して生じる反射光を受光し、脈波に応じた脈波信号を検出する。
体動情報検出部614は、視聴者GFの体動に関する体動情報を検出する。本実施形態1では、体動情報には体動信号を含む。即ち、体動情報検出部614は、図示を略した加速度センサーやジャイロセンサーを備え、視聴者GFの体動を検出し、体動に由来する体動信号を出力する。
位置情報検出部616は、情報端末装置600の位置に関する位置情報を検出する。本実施形態では、例えば、GPS(Global Positioning System)に代表されるように、複数の測位衛星から送信される衛星信号を受信し、受信した衛星信号に基づいて現在の位置情報を取得し、位置情報を含む位置信号を出力する。尚、衛星信号から現在の位置情報を算出する方法は、例えば特開平10‐332414号公報に開示されている。
また、位置情報検出部616は、屋内においては、Wifi(登録商標)や、iBeacon(登録商標)等の電波に基づいて位置情報を算出しても良い。
位置情報検出部616は、情報端末装置600の位置に関する位置情報を検出する。本実施形態では、例えば、GPS(Global Positioning System)に代表されるように、複数の測位衛星から送信される衛星信号を受信し、受信した衛星信号に基づいて現在の位置情報を取得し、位置情報を含む位置信号を出力する。尚、衛星信号から現在の位置情報を算出する方法は、例えば特開平10‐332414号公報に開示されている。
また、位置情報検出部616は、屋内においては、Wifi(登録商標)や、iBeacon(登録商標)等の電波に基づいて位置情報を算出しても良い。
近距離通信部624は、例えば、Bluetooth(登録商標)やWi‐Fi Direct(登録商標)を使ってデジタルテレビ100と無線により通信できるように設定される。
操作部618は視聴者GFの操作指示を受け付ける。また、記憶部620は各検出部が検出したデータや情報を記憶する。また、表示部622は種々の情報を視聴者GFに通知する。
制御部610は、情報端末装置600の各機能部の動作を制御する。更に、制御部610は、デジタルテレビ100と通信による認証(ペアリング)を行い、生体情報検出部612、体動情報検出部614および位置情報検出部616がそれぞれ検出した生体情報、体動情報および位置情報を、近距離通信部624からデジタルテレビ100に所定の時間間隔で送信する。
操作部618は視聴者GFの操作指示を受け付ける。また、記憶部620は各検出部が検出したデータや情報を記憶する。また、表示部622は種々の情報を視聴者GFに通知する。
制御部610は、情報端末装置600の各機能部の動作を制御する。更に、制御部610は、デジタルテレビ100と通信による認証(ペアリング)を行い、生体情報検出部612、体動情報検出部614および位置情報検出部616がそれぞれ検出した生体情報、体動情報および位置情報を、近距離通信部624からデジタルテレビ100に所定の時間間隔で送信する。
図3は、デジタルテレビ100の構成を示すブロック図である。アンテナ110で受信された放送波は復調・フィルタリング部120で復調され、トランスポートストリームが抽出され、視聴者GFによる選局に応じた映像及び音声並びに番組情報を取得するためのフィルタリングが行われる。
復調・フィルタリング部120の映像出力は映像処理部130に供給され、音声出力は音声処理部140に供給され、番組情報はOSD部131に供給される。
また、近距離通信部155は、所定の近距離内にある情報端末装置600と通信し、デジタルテレビ100を視聴する視聴者GFを識別する。
復調・フィルタリング部120の映像出力は映像処理部130に供給され、音声出力は音声処理部140に供給され、番組情報はOSD部131に供給される。
また、近距離通信部155は、所定の近距離内にある情報端末装置600と通信し、デジタルテレビ100を視聴する視聴者GFを識別する。
映像処理部130の出力にはOSD部131からの出力が重畳され、このような番組情報が重畳された映像信号により表示器160に映像が表示されるが、表示器160の前段には映像処理部130(チューナー出力)の他にPVR(Personal Video Recorder)300等のような他の種々の映像再生装置の出力のうちの何れか一のものを選択的に映像処理部130に供給する入力切換部161が介在している。
OSD部131の出力に基づいて表示器160の画面上に番組情報やその他の情報が映像に重畳するようにして、或いは、画面内の一画を占めるようにして表示される。また、ポインティングもOSD部131を介して表示器160の画面上の目的とする位置に特定のマーカー等を表示することにより行われる。更に、このデジタルテレビ100のGUI(Graphical User Interface)もこのOSD部131から表示器160に所定のパターンを表示するための信号を供給することによって実現されるように構成されている。
OSD部131の出力に基づいて表示器160の画面上に番組情報やその他の情報が映像に重畳するようにして、或いは、画面内の一画を占めるようにして表示される。また、ポインティングもOSD部131を介して表示器160の画面上の目的とする位置に特定のマーカー等を表示することにより行われる。更に、このデジタルテレビ100のGUI(Graphical User Interface)もこのOSD部131から表示器160に所定のパターンを表示するための信号を供給することによって実現されるように構成されている。
一方、復調・フィルタリング部120からの音声信号を処理する音声処理部140の出力は増幅器141を介して対応するスピーカー142に供給されて、ステレオ音声が発音される。このようにステレオ音声が発音されるために増幅器141及びスピーカー142は左チャンネルと右チャンネルとの2系統が用意されているが、図3では便宜的に、両系統を一まとめにして表現してある。
また、デジタルテレビ100は、復調・フィルタリング部120、音声処理部140、OSD部131、近距離通信部155およびシステムコントローラー170を備えている。
システムコントローラー170は、図示を略したマイクロプロセッサーを主要な構成要素として含み、入力切換部161を含むデジタルテレビ100の系全体を統括的に制御する機能を備える。
また、デジタルテレビ100は、復調・フィルタリング部120、音声処理部140、OSD部131、近距離通信部155およびシステムコントローラー170を備えている。
システムコントローラー170は、図示を略したマイクロプロセッサーを主要な構成要素として含み、入力切換部161を含むデジタルテレビ100の系全体を統括的に制御する機能を備える。
このシステムコントローラー170には、視聴者GFによる操作を受け付ける操作キー等を含んで構成される操作部171の出力が供給されるようになされ、また、メモリー172がアクセス可能に接続され、所要のタイミングで種々のデータ(情報)の格納と読み出しが実行される。
また、システムコントローラー170には、情報端末装置600が検出した視聴者GFの生体情報や体動情報に基づいて、視聴者GFの感情状態や活動状態を推定することで嗜好を判定し、判定した嗜好に基づいて、視聴者GFに対して適するコンテンツを推奨するコンテンツ推奨機能を備える。この機能については後述する。
また、システムコントローラー170には、リモートコントロール信号デコード部182が接続されている。このリモートコントロール信号デコード部182は、リモートコントロール信号検出用窓180の背後にリモートコントロール信号を受けるように設けられたリモートコントロール信号受信部181が受けた信号を、システムコントローラー170に適合した信号に変換する機能を備える。
また、システムコントローラー170には、情報端末装置600が検出した視聴者GFの生体情報や体動情報に基づいて、視聴者GFの感情状態や活動状態を推定することで嗜好を判定し、判定した嗜好に基づいて、視聴者GFに対して適するコンテンツを推奨するコンテンツ推奨機能を備える。この機能については後述する。
また、システムコントローラー170には、リモートコントロール信号デコード部182が接続されている。このリモートコントロール信号デコード部182は、リモートコントロール信号検出用窓180の背後にリモートコントロール信号を受けるように設けられたリモートコントロール信号受信部181が受けた信号を、システムコントローラー170に適合した信号に変換する機能を備える。
システムコントローラー170は、各該当する機能部の働きによって本発明の枢要な構成要件としての各手段や、それらを構成する部分として機能するようになされている。上述のGUIを実現するためにOSD部131から表示器160に供給される所定のパターンを表す信号も、このシステムコントローラー170からOSD部131に供給される信号に基づいて生成されるものである。
リモートコントロール信号受信部181で受信した制御信号(リモートコントロール信号デコード部182でデコードされた信号)に応じて表示装置の画面における指標の移動・確定操作を認識し、該認識に基づいて行われる被制御動作もこのシステムコントローラー170によって実行される。
リモートコントロール信号受信部181で受信した制御信号(リモートコントロール信号デコード部182でデコードされた信号)に応じて表示装置の画面における指標の移動・確定操作を認識し、該認識に基づいて行われる被制御動作もこのシステムコントローラー170によって実行される。
また、視聴者GFによる操作部171に対する映像情報源を選択するための操作、或いは、遠隔操作に基づいてリモートコントロール信号受信部181で受けた映像情報源を選択する信号に応じて、システムコントローラー170から入力切換部161に与えられる指令に応じて、この入力切換部161が表示器160に供給する映像情報源を選択する。
このような映像情報源の選択によって、映像処理部130の出力(チューナー出力)、又は、PVR300の再生出力、若しくは、その他の映像信号源からの出力が視聴者GFの任意に応じて選択されて表示器160に供給され映像が表示されることになる。このデジタルテレビ100(システムコントローラー170)は、現在時点で表示器160に表示されている映像の情報源を常時認識している。
このような映像情報源の選択によって、映像処理部130の出力(チューナー出力)、又は、PVR300の再生出力、若しくは、その他の映像信号源からの出力が視聴者GFの任意に応じて選択されて表示器160に供給され映像が表示されることになる。このデジタルテレビ100(システムコントローラー170)は、現在時点で表示器160に表示されている映像の情報源を常時認識している。
更に、システムコントローラー170には、この種の映像機器において通常の仕様とされるIP網400との接続を可能にするためのIP網インターフェイス部151が接続されている。本例のデジタルテレビ100は、このIP網インターフェイス部151を通してIP網400と、従って、IP網400を介してサーバー450のような情報源と結ばれて広範囲に情報の授受を行うことが可能である。
更に、近年急速に普及の兆しが明らかになりつつあるホームネットワークでデジタルAV機器同士やパーソナルコンピューターを相互に接続し、動画、音楽、静止画等のデータを相互利用する仕様に係るDLNA(Digital Living Network Alliance)所定のガイドラインに準拠した通信方式でPVR等の外部機器との接続を行うためのDLNAインターフェイス部152もシステムコントローラー170に接続されている。
図示の例では、このDLNAインターフェイス部152を通してデジタルテレビ100とPVR300とはその操作に係る制御信号の授受を行う。
更に、近年急速に普及の兆しが明らかになりつつあるホームネットワークでデジタルAV機器同士やパーソナルコンピューターを相互に接続し、動画、音楽、静止画等のデータを相互利用する仕様に係るDLNA(Digital Living Network Alliance)所定のガイドラインに準拠した通信方式でPVR等の外部機器との接続を行うためのDLNAインターフェイス部152もシステムコントローラー170に接続されている。
図示の例では、このDLNAインターフェイス部152を通してデジタルテレビ100とPVR300とはその操作に係る制御信号の授受を行う。
また、セットトップボックス(STB)310もシステムコントローラー170と結ばれてシステムコントローラー170の制御下で動作するように構成され、このSTB310の出力も入力切換部161によって選択的に切換えられて表示器160に供給される。即ち、STB310も既述の映像情報源のうちの一のものに該当する。
尚、カメラ190もシステムコントローラー170の制御下で動作するように構成され、撮影によって得られた画像の信号がシステムコントローラー170に供給されるようになっている。更に、RF‐ID検出部660の出力もシステムコントローラー170に供給される。
図4は、システムコントローラー170において、コンテンツ推奨機能を実現するための機能部を示すブロック図である。
尚、カメラ190もシステムコントローラー170の制御下で動作するように構成され、撮影によって得られた画像の信号がシステムコントローラー170に供給されるようになっている。更に、RF‐ID検出部660の出力もシステムコントローラー170に供給される。
図4は、システムコントローラー170において、コンテンツ推奨機能を実現するための機能部を示すブロック図である。
システムコントローラー170は、コンテンツ推奨機能を実現するための機能部として、感情状態推定部173、活動状態推定部174、嗜好判定部175、コンテンツ決定部176、実行リスト作成部177、ユーザー識別部178および個人特性学習部179を備える。これらの機能は、システムコントローラー170が備えるハードウェアと、メモリー172等に記憶されたソフトウェアと、が協働することにより実現している。また、これらの機能部の一部は、システムコントローラー170以外に持たせる態様も想定できる。
感情状態推定部173は、情報端末装置600から送信される生体情報に基づいて、視聴者GFの感情状態を推定する。周知のように、生体情報に含まれる脈波信号の周期変動を周波数解析して得られるパワースペクトルの低周波成分と高周波成分は、自律神経の交感神経および副交感神経の活性状況と相関がある。本実施形態では、脈波信号から交感神経と副交感神経の活性状況を推定し、推定結果に基づいて視聴者GFの感情状態を推定しても良い。また、脈波のばらつきに基づいて感情状態を推定する方法(例えば、特開2005−198828号公報)を採用し、視聴者GFの感情状態を推定しても良い。
感情状態推定部173が推定した感情状態に関する感情情報は嗜好判定部175に送られる。更に、感情情報はメモリー172に記憶される。
感情状態推定部173は、情報端末装置600から送信される生体情報に基づいて、視聴者GFの感情状態を推定する。周知のように、生体情報に含まれる脈波信号の周期変動を周波数解析して得られるパワースペクトルの低周波成分と高周波成分は、自律神経の交感神経および副交感神経の活性状況と相関がある。本実施形態では、脈波信号から交感神経と副交感神経の活性状況を推定し、推定結果に基づいて視聴者GFの感情状態を推定しても良い。また、脈波のばらつきに基づいて感情状態を推定する方法(例えば、特開2005−198828号公報)を採用し、視聴者GFの感情状態を推定しても良い。
感情状態推定部173が推定した感情状態に関する感情情報は嗜好判定部175に送られる。更に、感情情報はメモリー172に記憶される。
活動状態推定部174は、情報端末装置600から送信される体動信号および位置信号等に基づいて、視聴者GFの活動状態を推定する。活動状態推定部174が推定した活動状態に関する活動情報は嗜好判定部175に送られる。更に、活動情報はメモリー172に記憶される。
嗜好判定部175は、感情情報および活動情報に基づいて、デジタルテレビ100が映出しているコンテンツに対する視聴者GFの嗜好を判定する。また、嗜好判定部175は、コンテンツ毎に視聴者GFの嗜好レベルを示す嗜好ランクを作成してメモリー172に記憶する。嗜好判定部175の判定結果は、コンテンツ決定部176に送られる。
嗜好判定部175は、感情情報および活動情報に基づいて、デジタルテレビ100が映出しているコンテンツに対する視聴者GFの嗜好を判定する。また、嗜好判定部175は、コンテンツ毎に視聴者GFの嗜好レベルを示す嗜好ランクを作成してメモリー172に記憶する。嗜好判定部175の判定結果は、コンテンツ決定部176に送られる。
コンテンツ決定部176は、嗜好判定部175の判定結果に基づいて視聴者GFが視聴しているコンテンツに対して評価し、更に、視聴者GFの嗜好に合致するコンテンツ(推奨コンテンツ)を決定する。
例えば、視聴者GFが眠っていない状態(覚醒状態)であって、視聴中のコンテンツがサッカーの試合中継であり、かつ、視聴者GFが興奮状態を維持している場合、コンテンツ決定部176は、メモリー172に記憶されている情報に基づいて視聴者GFがお気に入りのチームを推定し、お気に入りのチームに関する推奨コンテンツを決定する。
また、お気に入りのチームが試合中継で負けているような場合、コンテンツ決定部176は、お気に入りのチームが勝った過去の試合を含むような推奨コンテンツを決定したり、お気に入りのチームが負けたことを連想させない推奨コンテンツを決定したりしても良い。
例えば、コンテンツの概要を表す概要情報がデジタルテレビ100に提供される。情報である概要情報が、各コンテンツには付与されており、コンテンツとともに視聴中のコンテンツ分類からスポーツ番組を視聴していることを特定し、コンテンツデータベースあるいはコンテンツデータから、対戦チームと試合結果とを含む概要情報を取得し、概要情報と上述のお気に入り情報とを比較して、お気に入りのチームが負けていると判断された場合、コンテンツ決定部176は、お気に入りのチームが勝った過去の試合を含むような推奨コンテンツを決定する。また、過去のコンテンツの一部を抜粋して繋ぎ合わせた一時的なコンテンツを生成し、お気に入りのチームが負けたことを連想させない推奨コンテンツとしても良い。
例えば、視聴者GFが眠っていない状態(覚醒状態)であって、視聴中のコンテンツがサッカーの試合中継であり、かつ、視聴者GFが興奮状態を維持している場合、コンテンツ決定部176は、メモリー172に記憶されている情報に基づいて視聴者GFがお気に入りのチームを推定し、お気に入りのチームに関する推奨コンテンツを決定する。
また、お気に入りのチームが試合中継で負けているような場合、コンテンツ決定部176は、お気に入りのチームが勝った過去の試合を含むような推奨コンテンツを決定したり、お気に入りのチームが負けたことを連想させない推奨コンテンツを決定したりしても良い。
例えば、コンテンツの概要を表す概要情報がデジタルテレビ100に提供される。情報である概要情報が、各コンテンツには付与されており、コンテンツとともに視聴中のコンテンツ分類からスポーツ番組を視聴していることを特定し、コンテンツデータベースあるいはコンテンツデータから、対戦チームと試合結果とを含む概要情報を取得し、概要情報と上述のお気に入り情報とを比較して、お気に入りのチームが負けていると判断された場合、コンテンツ決定部176は、お気に入りのチームが勝った過去の試合を含むような推奨コンテンツを決定する。また、過去のコンテンツの一部を抜粋して繋ぎ合わせた一時的なコンテンツを生成し、お気に入りのチームが負けたことを連想させない推奨コンテンツとしても良い。
一方で、視聴者GFが覚醒状態であって、視聴中のコンテンツがサッカーの試合中継であり、かつ、視聴者GFが興奮状態に遷移しない場合、コンテンツ決定部176は、視聴者GFがサッカーには興味が無いと判定し、他に興味が有りそうな推奨コンテンツを決定する。
本実施形態では、コンテンツ決定部176は、視聴者GFが視聴したという履歴に注目し、この視聴履歴に関連する5W1Hといった6つの視座からこの視聴履歴を解析する方法を採用する。この場合、5W1Hは、When(いつ、どんなときに)、Where(どこで、どこから)、Who(だれが、どんな人が)、What(何を、どんなことを、どんなものを)、Why(なぜ、どうして、なんのために)およびHow(どのように、どうやって、どんなふうに)という視座である。
更に、コンテンツ決定部176は、学習に該当する情報処理手法も利用し、視聴者GFに対応する視聴態様の類型を識別し、視聴者GFの感情状態や活動状態において最も適合すると推定される推奨コンテンツを選択する。このような方法は、例えば、特開2007‐189397号公報に詳述されている。
本実施形態では、コンテンツ決定部176は、視聴者GFが視聴したという履歴に注目し、この視聴履歴に関連する5W1Hといった6つの視座からこの視聴履歴を解析する方法を採用する。この場合、5W1Hは、When(いつ、どんなときに)、Where(どこで、どこから)、Who(だれが、どんな人が)、What(何を、どんなことを、どんなものを)、Why(なぜ、どうして、なんのために)およびHow(どのように、どうやって、どんなふうに)という視座である。
更に、コンテンツ決定部176は、学習に該当する情報処理手法も利用し、視聴者GFに対応する視聴態様の類型を識別し、視聴者GFの感情状態や活動状態において最も適合すると推定される推奨コンテンツを選択する。このような方法は、例えば、特開2007‐189397号公報に詳述されている。
コンテンツ決定部176が決定した推奨コンテンツの情報は実行リスト作成部177に送られる。
ユーザー識別部178は、視聴者GFを識別して認証を行う。認証方法は、カメラ190によって視聴者GFを撮影して得られる撮影画像に基づいて画像認識技術等によって識別する方法や、情報端末装置600がRF‐IDタグを搭載し、図1の二点鎖線で示すように、視聴者GFが情報端末装置600をRF‐ID検出部660にかざすことによって識別する方法が想定できる。尚、RF信号による認証方法は、特開2002‐300651号公報に記載された技術を採用できる。
実行リスト作成部177は、コンテンツ決定部176から送られる推奨コンテンツの情報と、ユーザー識別部178が認証した視聴者GFと、を関連付けて実行リストに記録する。実行リストはメモリー172に記憶され、次回、視聴者GFがデジタルテレビ100を起動させた場合、デジタルテレビ100は実行リストに記載された推奨コンテンツの視聴を視聴者GFに推奨する。
ユーザー識別部178は、視聴者GFを識別して認証を行う。認証方法は、カメラ190によって視聴者GFを撮影して得られる撮影画像に基づいて画像認識技術等によって識別する方法や、情報端末装置600がRF‐IDタグを搭載し、図1の二点鎖線で示すように、視聴者GFが情報端末装置600をRF‐ID検出部660にかざすことによって識別する方法が想定できる。尚、RF信号による認証方法は、特開2002‐300651号公報に記載された技術を採用できる。
実行リスト作成部177は、コンテンツ決定部176から送られる推奨コンテンツの情報と、ユーザー識別部178が認証した視聴者GFと、を関連付けて実行リストに記録する。実行リストはメモリー172に記憶され、次回、視聴者GFがデジタルテレビ100を起動させた場合、デジタルテレビ100は実行リストに記載された推奨コンテンツの視聴を視聴者GFに推奨する。
また、視聴者GFが興味を持ったコンテンツが、コマーシャルのように特定の商品を宣伝する内容である場合、実行リスト作成部177は、特定の商品を購入可能なショッピング番組や、ウェブ上で商品購入可能なウェブサイトのアドレス情報を記載しても良い。この場合、視聴者GFがデジタルテレビ100を起動させると、STB310を経由してショッピング番組のコンテンツを表示したり、IP網インターフェイス部151を経由して商品購入可能なショッピングサイトを表示したりする。
また、実行リストに記録される内容は、デジタルテレビ100が次回に起動させた場合には限定されない。例えば、視聴者GFがデジタルテレビ100を視聴中に眠ったと判定した場合、予め決められた時間経過後にデジタルテレビ100の電源を切断する指示であっても良い。
また、実行リストに記録される内容は、デジタルテレビ100が次回に起動させた場合には限定されない。例えば、視聴者GFがデジタルテレビ100を視聴中に眠ったと判定した場合、予め決められた時間経過後にデジタルテレビ100の電源を切断する指示であっても良い。
個人特性学習部179は、視聴者GFがデジタルテレビ100を起動させ、デジタルテレビ100が実行リストに記載された推奨コンテンツの視聴を推奨した場合、推奨した動作と、視聴者GFの実際の動作と、の差異を示す動作情報を視聴者GF毎に収集し、収集した動作情報に基づいて個人毎の特性や習性を学習する。例えば、個人毎に疲労しているか、否かの判定は異なるため、個人特性学習部179は、動作情報に基づいて、個人毎に疲労等の判定の重み付け、即ち、判定の閾値を設定しても良い。
更に、個人特性学習部179は、学習した結果を嗜好判定部175に伝達し、嗜好を判定する際の閾値等のパラメーターに反映させる。この結果、視聴者GFの嗜好をより正確に判定できる。
更に、個人特性学習部179は、学習した結果を嗜好判定部175に伝達し、嗜好を判定する際の閾値等のパラメーターに反映させる。この結果、視聴者GFの嗜好をより正確に判定できる。
次に、図5のフローチャートを参照し、画像表示システム50による処理(画像表示方法)の流れを説明する。
最初に、視聴者GFは、視聴するコンテンツを選択してデジタルテレビ100に視聴開始を指示することにより、システムコントローラー170はコンテンツの画像の表示を開始し、視聴者GFは表示されるコンテンツの視聴を開始する(ステップS800)。
次に、情報端末装置600は視聴者GFの体動情報、位置情報および生体情報を検出し<生体情報検出工程,体動情報検出工程,位置情報検出工程>、システムコントローラー170は、情報端末装置600が検出した体動情報、位置情報および生体情報を取得する(ステップS802)。
次に、システムコントローラー170は、体動情報および位置情報の少なくとも一方に基づいて視聴者GFの活動状態を推定し(ステップS804)<活動状態推定工程>、更に、生体情報に基づいて視聴者GFの感情状態を推定する(ステップS806)<感情状態推定工程>。
最初に、視聴者GFは、視聴するコンテンツを選択してデジタルテレビ100に視聴開始を指示することにより、システムコントローラー170はコンテンツの画像の表示を開始し、視聴者GFは表示されるコンテンツの視聴を開始する(ステップS800)。
次に、情報端末装置600は視聴者GFの体動情報、位置情報および生体情報を検出し<生体情報検出工程,体動情報検出工程,位置情報検出工程>、システムコントローラー170は、情報端末装置600が検出した体動情報、位置情報および生体情報を取得する(ステップS802)。
次に、システムコントローラー170は、体動情報および位置情報の少なくとも一方に基づいて視聴者GFの活動状態を推定し(ステップS804)<活動状態推定工程>、更に、生体情報に基づいて視聴者GFの感情状態を推定する(ステップS806)<感情状態推定工程>。
次に、システムコントローラー170は、記憶していた活動状態および感情状態と比較することにより、活動状態および感情状態が変化したか、否かを判定する(ステップS808)。
ここで、活動状態および感情状態が変化したと判定した場合(ステップS808でYes)、システムコントローラー170は、活動状態および感情状態から視聴者GFの嗜好を判定し<嗜好判定工程>、判定した嗜好に基づいて実行リストを作成する(ステップS810)<コンテンツ決定工程>。尚、ステップS810の詳細は後述する。ステップS810が実行された後、ステップS814に進む。
他方で、活動状態または感情状態が変化しないと判定した場合(ステップS808でNo)、ステップS812に進む。
ステップS812では、システムコントローラー170は活動状態および感情状態を記憶する。
ここで、活動状態および感情状態が変化したと判定した場合(ステップS808でYes)、システムコントローラー170は、活動状態および感情状態から視聴者GFの嗜好を判定し<嗜好判定工程>、判定した嗜好に基づいて実行リストを作成する(ステップS810)<コンテンツ決定工程>。尚、ステップS810の詳細は後述する。ステップS810が実行された後、ステップS814に進む。
他方で、活動状態または感情状態が変化しないと判定した場合(ステップS808でNo)、ステップS812に進む。
ステップS812では、システムコントローラー170は活動状態および感情状態を記憶する。
次に、システムコントローラー170は、画像表示システム50による処理に対して終了が指示されているか、否かを判定し(ステップS814)、終了が指示されていないと判定した場合(ステップS814でNo)、ステップS802に戻り以降の処理を繰り返す。
他方で、終了が指示されていると判定した場合(ステップS814でYes)、処理を終了する。
図6は、ステップS810の処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。
この処理が開始されると、システムコントローラー170は、視聴者GFの活動状態から視聴者GFが覚醒しているか、否かを判定する(ステップS820)。
他方で、終了が指示されていると判定した場合(ステップS814でYes)、処理を終了する。
図6は、ステップS810の処理の流れを詳細に説明するフローチャートである。
この処理が開始されると、システムコントローラー170は、視聴者GFの活動状態から視聴者GFが覚醒しているか、否かを判定する(ステップS820)。
ここで、視聴者GFが覚醒していない、即ち、視聴者GFが眠ったと判定した場合(ステップS820でNo)、システムコントローラー170は、記憶している視聴者GFの活動状態および感情状態から、活動履歴および感情履歴を取得する(ステップS822)。
次に、システムコントローラー170は、活動履歴および感情履歴を解析し、視聴者GFの入眠は疲労によるものか、否かを判定する(ステップS824)。
ここで、視聴者GFの入眠は疲労によるものではないと判定した場合(ステップS824でNo)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味が低いために入眠したと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを下げる(ステップS830)。
次に、システムコントローラー170は、活動履歴および感情履歴を解析し、視聴者GFの入眠は疲労によるものか、否かを判定する(ステップS824)。
ここで、視聴者GFの入眠は疲労によるものではないと判定した場合(ステップS824でNo)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味が低いために入眠したと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを下げる(ステップS830)。
次に、システムコントローラー170は、視聴中のコンテンツよりも視聴者GFの嗜好ランクが高いコンテンツを選択し(ステップS832)、選択したコンテンツを推奨コンテンツとして実行リストに追加し(ステップS834)、ステップS810の処理を終了する。あるいは、視聴中のコンテンツの嗜好ランクを下げる処理を行うことで、実行リストを更新しても良い。
他方で、ステップS824において、視聴者GFの入眠は疲労によるものであると判定した場合(Yes)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味は高いが疲労のために入眠したと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを上げる(ステップS826)。
次に、システムコントローラー170は、次回にデジタルテレビ100を起動させた場合、視聴していたコンテンツを入眠した続きから視聴できるように実行リストに追加し(ステップS828)、ステップS810の処理を終了する。
また、ステップS820において、視聴者GFが覚醒していると、即ち、視聴者GFが眠ることなくコンテンツを視聴していると判定した場合(Yes)、システムコントローラー170は、視聴者GFの感情状態を解析し、視聴者GFが興奮しているか、否かを判定する(ステップS840)。
他方で、ステップS824において、視聴者GFの入眠は疲労によるものであると判定した場合(Yes)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味は高いが疲労のために入眠したと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを上げる(ステップS826)。
次に、システムコントローラー170は、次回にデジタルテレビ100を起動させた場合、視聴していたコンテンツを入眠した続きから視聴できるように実行リストに追加し(ステップS828)、ステップS810の処理を終了する。
また、ステップS820において、視聴者GFが覚醒していると、即ち、視聴者GFが眠ることなくコンテンツを視聴していると判定した場合(Yes)、システムコントローラー170は、視聴者GFの感情状態を解析し、視聴者GFが興奮しているか、否かを判定する(ステップS840)。
ここで、視聴者GFが興奮していると判定した場合(ステップS840でYes)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味が高いと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを上げる(ステップS842)。
次に、システムコントローラー170は、視聴中のコンテンツと嗜好ランクが類似するコンテンツを選択し(ステップS844)、視聴中のコンテンツが終了した後に視聴を推奨する推奨コンテンツとして実行リストに追加し(ステップS846)、ステップS810の処理を終了する。
他方で、ステップS840において、視聴者GFが興奮していないと判定した場合(No)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味が低いと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを下げる(ステップS850)。
次に、システムコントローラー170は、視聴中のコンテンツよりも視聴者GFの嗜好ランクが高いコンテンツを選択し(ステップS852)、選択したコンテンツを推奨コンテンツとして実行リストに追加し(ステップS854)、ステップS810の処理を終了する。
次に、システムコントローラー170は、視聴中のコンテンツと嗜好ランクが類似するコンテンツを選択し(ステップS844)、視聴中のコンテンツが終了した後に視聴を推奨する推奨コンテンツとして実行リストに追加し(ステップS846)、ステップS810の処理を終了する。
他方で、ステップS840において、視聴者GFが興奮していないと判定した場合(No)、システムコントローラー170は、視聴しているコンテンツに対して視聴者GFの興味が低いと判定し、視聴しているコンテンツに対する嗜好ランクを下げる(ステップS850)。
次に、システムコントローラー170は、視聴中のコンテンツよりも視聴者GFの嗜好ランクが高いコンテンツを選択し(ステップS852)、選択したコンテンツを推奨コンテンツとして実行リストに追加し(ステップS854)、ステップS810の処理を終了する。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)画像表示システム50は、視聴者GFの感情状態や活動状態に基づいて推奨コンテンツを決定するため、視聴者GFの心理状態や体調状態に適するコンテンツを視聴者GFに推奨できる。
(2)画像表示システム50は、視聴者GFが興味を持って視聴するような視聴コンテンツを推奨するため、デジタルテレビ100を効率的に稼働させることができることから、電力消費を抑制した省エネルギー効果を奏することができる。
(1)画像表示システム50は、視聴者GFの感情状態や活動状態に基づいて推奨コンテンツを決定するため、視聴者GFの心理状態や体調状態に適するコンテンツを視聴者GFに推奨できる。
(2)画像表示システム50は、視聴者GFが興味を持って視聴するような視聴コンテンツを推奨するため、デジタルテレビ100を効率的に稼働させることができることから、電力消費を抑制した省エネルギー効果を奏することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明したが、具体的な構成は、この実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、画像表示装置は種々の態様が想定できる。例えば、スマートフォンのような高機能携帯電話や、タブレットのような多機能携帯端末も想定できる。また、画像表示装置として、視聴者GFの頭部に装着するメガネ型のヘッドマウントディスプレイ装置や、画像を投写するプロジェクター装置も想定できる。更に、画像表示装置に情報端末装置600の機能を集積した態様や、腕時計型の情報端末装置600に画像表示装置の機能を集積した態様も想定できる。
このような視聴者が移動しながらコンテンツを視聴することが可能な電子機器をデジタルテレビ100とした場合、視聴者の活動状態、感情状態の推定あるいは判定の他に、環境情報や文脈情報(コンテキスト情報)の少なくとも一方の推定あるいは判定を行う処理を追加しても良い。ここで環境情報とは視聴者がコンテンツを視聴しようとしている場所、あるいは居る場所、気温、天候などに関する情報である。
また、文脈情報は、視聴者がどのような状況であるかを表す情報、たとえば視聴者がどんな乗り物で移動しているか、誰と居るか、1時間前には何をしていたか、などを表す情報である。
例えば、視聴者GFがホラー映画を嗜好している場合であっても、混雑した電車内でコンテンツを視聴するような場合には、嗜好するホラー映画に代えて、落ち着いたコンテンツ等が選択されることが好ましい。このような情報を考慮することで、視聴者GFの嗜好によらず、視聴者が置かれている環境や状況に応じたコンテンツを提供することができる。
また、文脈情報は、視聴者がどのような状況であるかを表す情報、たとえば視聴者がどんな乗り物で移動しているか、誰と居るか、1時間前には何をしていたか、などを表す情報である。
例えば、視聴者GFがホラー映画を嗜好している場合であっても、混雑した電車内でコンテンツを視聴するような場合には、嗜好するホラー映画に代えて、落ち着いたコンテンツ等が選択されることが好ましい。このような情報を考慮することで、視聴者GFの嗜好によらず、視聴者が置かれている環境や状況に応じたコンテンツを提供することができる。
また、実施形態で記述したシステムコントローラー170の機能の一部は、IP網400を介して接続したクラウドサーバー側で実行される態様も想定できる。
また、コンテンツ決定部176は、推奨コンテンツを決定することに加え、照明器具やエアコン等のような電気機器の制御を決定し、制御に基づく制御信号を電気機器に対して送信する態様も想定できる。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態により限定されるものではなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
また、コンテンツ決定部176は、推奨コンテンツを決定することに加え、照明器具やエアコン等のような電気機器の制御を決定し、制御に基づく制御信号を電気機器に対して送信する態様も想定できる。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態により限定されるものではなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
50…画像表示システム、100…デジタルテレビ、101…筐体、102…スクリーン、110…アンテナ、120…復調・フィルタリング部、130…映像処理部、131…OSD部、140…音声処理部、141…増幅器、142…スピーカー、151…IP網インターフェイス部、152…DLNAインターフェイス部、155…近距離通信部、160…表示器、161…入力切換部、170…システムコントローラー、171…操作部、172…メモリー、173…感情状態推定部、174…活動状態推定部、175…嗜好判定部、176…コンテンツ決定部、177…実行リスト作成部、178…ユーザー識別部、179…個人特性学習部、180…リモートコントロール信号検出用窓、181…リモートコントロール信号受信部、182…リモートコントロール信号デコード部、190…カメラ、200…リモートコントローラー、300…PVR、310…STB、400…IP網、450…サーバー、600…情報端末装置、610…制御部、612…生体情報検出部、614…体動情報検出部、616…位置情報検出部、618…操作部、620…記憶部、622…表示部、624…近距離通信部、660…RF‐ID検出部。
Claims (11)
- 生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、
体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、
位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、
前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、
前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、
前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、
前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
前記生体情報は脈波を示す脈波信号を含むことを特徴とする画像表示システム。 - 請求項2に記載の画像表示システムにおいて、
前記感情状態推定部は、前記脈波信号の周期変動に基づいて前記感情状態を推定することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項3に記載の画像表示システムにおいて、
前記感情状態推定部は、前記周期変動を解析することにより、自律神経の活性状況を取得し、前記活性状況に基づいて前記感情状態を推定することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示システムにおいて、
前記体動情報は体動に由来する体動信号を含むことを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示システムにおいて、
前記嗜好判定部は、視聴しているコンテンツに対する興味の有無を判定し、
前記コンテンツ決定部は、前記コンテンツに対する前記興味の有無に基づいて、前記推奨コンテンツを決定することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像表示システムにおいて、
前記コンテンツ決定部は、視聴する態様の類型を識別し、適合する前記類型から前記推奨コンテンツを決定することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像表示システムにおいて、
前記コンテンツ決定部が決定した前記推奨コンテンツと、ユーザーが視聴した視聴コンテンツと、の差異に基づいて、前記嗜好判定部で前記嗜好を判定するためのパラメーターを視聴者毎に学習する個人特性学習部を備えることを特徴とする画像表示システム。 - 情報端末装置と、画像表示装置と、が通信可能に接続された画像表示システムであって、
前記情報端末装置は、
生体に関する生体情報を検出する生体情報検出部と、
体動に関する体動情報を検出する体動情報検出部と、
位置に関する位置情報を検出する位置情報検出部と、
前記画像表示装置と通信する通信部と、を備え、
前記画像表示装置は、
前記情報端末装置と通信する通信部と、
前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、
前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、
前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、
前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする画像表示システム。 - 生体に関する生体情報を検出する生体情報検出工程と、
体動に関する体動情報を検出する体動情報検出工程と、
位置に関する位置情報を検出する位置情報検出工程と、
前記生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定工程と、
前記体動情報または前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定工程と、
前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定工程と、
前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定工程と、を備えることを特徴とする画像表示方法。 - 生体に関する生体情報に基づいて感情状態を推定する感情状態推定部と、
体動に関する体動情報、または位置に関する前記位置情報の少なくとも一方に基づいて活動状態を推定する活動状態推定部と、
前記感情状態および前記活動状態に基づいて嗜好を判定する嗜好判定部と、
前記嗜好の判定に基づいて、視聴を推奨する推奨コンテンツを決定するコンテンツ決定部と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
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