JP2016088327A - Air diffusion device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、風拡散装置に関するものである。 The present invention relates to a wind diffusing device.
従来、車両のエア吹出口の枠体に設けられた複数のフィンをスウィングさせて、広い範囲に空調風を吹き出させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is one in which a plurality of fins provided on a frame of an air outlet of a vehicle are swung to blow conditioned air over a wide range (for example, see Patent Document 1).
上記したように車両のエア吹出口には複数のフィンが設けられている。ユーザは各フィンの角度や向きを変えることで、エア吹出口から吹き出される空気の風量や向きを調整することができるようになっている。 As described above, a plurality of fins are provided at the air outlet of the vehicle. The user can adjust the air volume and direction of the air blown from the air outlet by changing the angle and direction of each fin.
しかし、このような車両では、エア吹出口から吹き出された空気が乗員の顔や体等、局所的に長時間当たりやすいため、乗員に不快感を与えてしまう。エア吹出口から吹き出された空気が乗員に当たらないように、エア吹出口のフィンの向きを変えることも考えられるが、特に小型車の場合、エア吹出口のフィンの向きを変えても乗員の腕、耳、頬などに当たってしまい、乗員に不快感を与えてしまう。 However, in such a vehicle, since the air blown out from the air outlet is likely to hit locally for a long time, such as the face and body of the occupant, the occupant is uncomfortable. It may be possible to change the direction of the fins of the air outlet so that the air blown out from the air outlet does not hit the occupant. , Hitting the ears, cheeks, etc., giving passengers discomfort.
また、エア吹出口から吹き出される空気の流量を低下させて乗員の不快感を低減するといったことも考えらえるが、エア吹出口から吹き出される空気の流量を低下させると快適性が維持されなくなってしまう。 It is also conceivable that the flow rate of air blown from the air outlet is reduced to reduce passenger discomfort, but comfort is maintained when the flow rate of air blown from the air outlet is reduced. It will disappear.
なお、上記特許文献1に記載されたように複数のフィンをスウィングさせる構成では、空調風を和らげながら周囲に拡がるように吹き出させるようにするのは難しく、乗員の不快感を低減するには十分でない。また、上記特許文献1に記載されたような構成では、エア吹出口から吹き出される空気の流量を低下させることなく快適性を維持するのも難しい。
In the configuration in which a plurality of fins are swung as described in the above-mentioned
また、上記特許文献1に記載されたものは、車両メーカーの製造ラインで組み付けられるようになっているため、車両購入後に車両に後付けすることはできない。
Moreover, since what was described in the said
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両に後付けすることが可能で、かつ、乗員の不快感を低減するとともに快適性を維持できるようにすることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and it is an object of the present invention to be able to be retrofitted to a vehicle and to reduce the discomfort of an occupant and maintain comfort.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口(80)に取り付けるための取付部(25)と、空気吹出口からの空気を通す通路(100〜400)が形成された通路形成部材(13、21〜23、30、40)と、を備え、通路は、空気吹出口からの空気を通路形成部材の周縁方向に導くように形成されていることを特徴としている。
In order to achieve the above object, the invention described in
このような構成によれば、車室内に空気を吹き出す空気吹出口(80)に取り付けるための取付部を備えているので、ユーザは容易に車両に後付けすることが可能である。また、空気吹出口からの空気を通す通路(100〜400)が形成された通路形成部材(13、21〜23、30、40)を備え、通路は、空気吹出口からの空気を通路形成部材の周縁方向に導くように形成されているので、空調風を和らげながら周囲に拡がるように吹き出させることができ、乗員の不快感を低減するとともに快適性を維持することができる。 According to such a structure, since the attachment part for attaching to the air blower outlet (80) which blows off air in a vehicle interior is provided, the user can retrofit to a vehicle easily. Moreover, it is provided with the passage formation member (13, 21-23, 30, 40) in which the passage (100-400) which lets air from an air blower outlet was formed, and a passage is a passage formation member. Therefore, the air-conditioning wind can be blown out so as to spread around the periphery, reducing the discomfort of the occupant and maintaining the comfort.
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in this column and the claim shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following embodiments, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals in the drawings.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る風拡散装置1の外観図を図1に示す。(a)は、空気吹出口80の様子を示した図であり、(b)は、本風拡散装置1が空気吹出口80に取り付けられた様子を示した図である。
(First embodiment)
FIG. 1 shows an external view of a wind diffusing
図1(a)に示すように、車両の空気吹出口80には、枠体80aおよび複数のフィン80bが設けられており、各フィン80bの角度を変えることで、エア吹出口から吹き出される空気の向きを調整することができるようになっている。また、各フィン80bは枠体80aと一体で回転可能となっている。
As shown in FIG. 1A, a
本風拡散装置1は、空気吹出口80より吹き出される空気を拡散させるものであり、図1(b)に示すように車両の空気吹出口80の枠体80aに取り付けられる。本風拡散装置1を回転させると各フィン80bも同様に回転するようになっている。
The present wind diffusing
図2は、本風拡散装置1の正面図である。また、図3は、本風拡散装置1の下面図、図4は、本風拡散装置1の左側面図である。本風拡散装置1は、グリル本体20とアロマユニット10を備えている。アロマユニット10は、アロマオイル等の香り成分を放つようにするものである。アロマユニット10は、グリル本体20から取り外すことが可能となっている。具体的には、アロマユニット10を一方向に回転させることにより、グリル本体20からアロマユニット10を容易に取り外すことが可能となっている。
FIG. 2 is a front view of the main
本風拡散装置1の分解斜視図を図5に示す。アロマユニット10は、トップケース11、トップケース12、ベーストップ13およびオプションプレート14を備えている。また、グリル本体20は、パネル21、パネル22、ベース23、リング24、ロックノブ(取り付け部に相当する)25、スクリュータッピング26、パネル27、スクリュータッピング28、スプリング29を備えている。
An exploded perspective view of the
まず、アロマユニット10について説明する。トップケース11は、透明な樹脂(例えば、アクリル樹脂)により構成され、トップケース12は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂により構成されている。トップケース11およびトップケース12は、ベーストップ13に固定される。トップケース11とトップケース12の間には、好みの写真やメーカーロゴが印刷された樹脂シート等、シート状の部材を挟むことが可能となっている。
First, the
ベーストップ13は、PBT等の樹脂により構成され、空気流れ下流側に向かって拡径する中空の円錐台形状をなしている。ベーストップ13は、パネル21およびパネル22と間隔を設けて配置された第2部材である。ベーストップ13は、アロマオイル等の香り成分を含むオプションプレート14を格納する格納部13aを有している。この格納部13aは、グリル本体20側に設けられている。
The
本風拡散装置1は、アロマユニット10をグリル本体20から取り外すことが可能となっており、格納部に格納されたオプションプレート14を容易に交換することが可能となっている。
In this
次に、グリル本体20について説明する。パネル21は、パネル22に組み付けられて一体となっている。パネル21およびパネル22は、それぞれPBT等の樹脂により構成されている。パネル21およびパネル22は、空気流れ下流側に向かって拡径する中空の円錐台形状をなす第1部材である。パネル21およびパネル22は、ベース23と間隔を設けて配置されている。
Next, the
ベース23は、PBT等の樹脂により構成され、中空の略円筒形状をなしている。ベース23は、空気吹出口80からの空気を通す開口部が形成されたベース部材に相当する。
The
ベース23には、2つのロックノブ25が組み付けられている。ロックノブ25は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口80に流量制御バルブ45の絞り開度は可能に取り付けるための取付部である。ロックノブ25は、係止爪25aおよび操作部25bを有している。車両の空気吹出口80の枠体80aの内側に形成された凹部(図示せず)にロックノブ25の係止爪25aが係合するようになっている。
Two lock knobs 25 are assembled to the
パネル22とベース23は、スクリュータッピング26により固定される。また、パネル27は、スクリュータッピング28によりベース23に固定される。
また、ロックノブ25は、パネル27によってベース23に押圧される。
The
Further, the
また、ロックノブ25にはスプリング29が設けられる。通常時、ロックノブ25には、スプリング29による一定の張力がかかっている。ロックノブ25の操作部25bに応力が加わるとロックノブ25の先端が変位して係止爪25aのロックが外れるようになっている。
The
なお、本実施形態において、ベーストップ13、パネル21、パネル22、ベース23は、空気吹出口からの空気を通す通路が形成された通路形成部材であり、空気吹出口80を覆うように形成されたカバー部材である。
In the present embodiment, the base top 13, the
ベース23の空気流れ上流側には、リング24が配置される。このリング24によりロックノブ25が押圧され、ロックノブ25のがたつきが防止される。
A
次に、本風拡散装置1の空気吹出口80への取り付けについて説明する。まず、グリル本体20からアロマユニット10を取り外し、ベーストップ13の格納部13aに好みのオプションプレート14を格納する。次に、アロマユニット10をグリル本体20に取り付ける。なお、アロマユニット10をグリル本体20に取り付ける前に、好みの写真等をトップケース11とトップケース12の間に挟むようにしてもよい。
Next, attachment to the
次に、空気吹出口80から空調風が吹き出されるように空気吹出口80に設けられた各フィン80bを起こす。次に、各フィン80bの間から空気吹出口80の内部にロックノブ25を挿入し、車両の空気吹出口80に設けられた枠体80aの内側に形成された凹部(図示せず)にロックノブ25の係止爪25aを係合させる。このようにして、本風拡散装置1は空気吹出口80に取り付けられる。
Next, each
なお、本風拡散装置1を空気吹出口80から取り外す際には、2つのロックノブ25の操作部25bを挟むようにしてロックノブ25のロックを外すことにより、本風拡散装置1を空気吹出口80から取り外すことができる。
When the main
次に、本実施形態の風拡散装置1の空調風の流れについて説明する。図6は、本実施形態の風拡散装置1の概略断面図である。図6に示すように、ベース23と、パネル21およびパネル22により構成される第1部材との間には、第1通路100が形成されている。また、パネル21およびパネル22により構成される第1部材とベーストップ13により構成される第2部材の間には、第2通路200が形成されている。
Next, the flow of the conditioned air in the
第1通路100および第2通路200は、それぞれベーストップ13の周縁方向に導くように形成されている。そして、空気吹出口80からの空調風の一部は、第1通路100を通って主に矢印Aに示す方向に吹き出される。また、空気吹出口80からの空調風の一部は、第2通路200を通って主に矢印Bに示す方向に吹き出される。
The
なお、図6に示すように、ベーストップ13の中心軸とベーストップ13の外側の面とのなす角θは50度〜60度程度となっている。このような角度θとすることにより、本風拡散装置1より吹き出される空調風がユーザの手、指、手の甲、手首、腕、肘、ひざ等、ユーザの体全体に向かうようになる。
As shown in FIG. 6, the angle θ formed by the central axis of the base top 13 and the outer surface of the base top 13 is about 50 to 60 degrees. With such an angle θ, the conditioned air blown out from the main
上記した構成によれば、本風拡散装置1は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口80に取り付けるためのロックノブ25を備えているので、ユーザは容易に車両に後付けすることが可能である。
According to the configuration described above, the
また、本風拡散装置1は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口80に着脱可能に取り付けるためのロックノブ25を備えているので、ユーザの好みに合わせて本風拡散装置1を空気吹出口80から取り外したり、再度、本風拡散装置1を空気吹出口80に取り付けることができる。
Further, since the main
また、本風拡散装置1は、空気吹出口80からの空気を通す通路100、200が形成された通路形成部材13、21〜23を備え、通路100、200は、空気吹出口80からの空気を通路形成部材13、21〜23の周縁方向に導くように形成されているので、空気吹出口80から吹き出される空調風の風量を低下させることなく、空調風を和らげながら周囲に拡がるように吹き出させることができ、乗員の不快感を低減するとともに快適性を維持することができる。
Further, the present
なお、本実施形態では、風拡散装置1のベーストップ13に、アロマオイル等の香り成分を含むオプションプレート14を格納する格納部13aを設け、この格納部13aにオプションプレート14を格納するようになっているが、例えば、防虫成分を含むオプションプレート14を格納するようにしてもよい。また、アロマオイル等の香り成分を含むオプションプレート14を格納する格納部13aと、防虫成分を含むオプションプレート14を格納する格納部を別々に設けるようにしてもよい。
In the present embodiment, the
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る風拡散装置1の背面図を図7に示す。本実施形態の風拡散装置1は、上記第1実施形態の風拡散装置1に対して、更に、風よけ部材50が取り付けられるようになっている。
(Second Embodiment)
FIG. 7 shows a rear view of the
風よけ部材50は、空気吹出口80からの空気を通す通路の一部を塞ぐためのものである。ベース23の空気流れ上流側には、扇状の風よけ部材50を嵌め込むための凹形状の風よけ部材取付部23bが形成されている。この風よけ部材取付部23bに風よけ部材50を嵌め込み、風よけ部材50をネジ50aで固定するようになっている。
The
この風よけ部材50をベース23に取り付けることで、空調風を当てたくない方向、例えば、運転者の膝へ向かう方向へ向かう空気流れを遮断することが可能である。
By attaching the
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る風拡散装置1の構成について、図8〜図10を参照して説明する。図8は、本風拡散装置1の外観図である。図9(a)は風拡散装置1の正面図、図9(b)は風拡散装置1の左側面図、図9(c)は風拡散装置1の下面図である。また、図10は、図9中のX−X線に沿った断面図である。
(Third embodiment)
The structure of the
本実施形態の風拡散装置1は、赤色のダリヤの花形状をなす通路形成部材30および2つの取付部25を備えている。通路形成部材30および取付部25は、それぞれPBT等の樹脂により構成されている。通路形成部材30は、空気吹出口80を覆うように形成されたカバー部材である。
The
本実施形態の風拡散装置1の取付部25は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口80に着脱可能に取り付けるためのものである。本実施形態の取付部25は、先端側が空気吹出口80に設けられたフィン(図示せず)を挟むようにU字状に形成されている。
The
取付部25に形成されたU字状の先端部を空気吹出口80に設けられたフィンに押し付けると、先端部が弾性変形して空気吹出口80に設けられたフィンを両側から挟み込むようになっている。
When the U-shaped tip portion formed on the
通路形成部材30には、放射状に広がる多数の花弁部30aと、花芯部30bが形成されている。
The
各花弁部30aは、先端に近づくほど径が大きくなるラッパ形状をなしている。また、複数の花弁部30aの中は中空状に形成されている。複数の花弁部30aの中に形成された各空間は、空気吹出口80からの空気を通路形成部材30の周縁方向に導く通路300として機能する。なお、図8において、複数の花弁部30aの中に形成された各空間は斜線で示されている。また、図10中において、複数の花弁部30aの中に形成された各空間は点ハッチングで示されている。
Each
空気吹出口80からの空気は、花形状の通路形成部材30に形成された複数の通路300を通って通路形成部材30の周縁方向に拡散して吹き出される。
Air from the
本実施形態では、前述の第1、第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第1、第2実施形態と同様に得ることができる。 In the present embodiment, the same effects as those of the first and second embodiments described above can be obtained in the same manner as in the first and second embodiments.
また、本実施形態の風拡散装置1は、空気吹出口80に着脱可能に取り付ける取付部25を備えているので、ユーザの好みに合わせて本風拡散装置1を空気吹出口80から取り外したり、再度、本風拡散装置1を空気吹出口80に取り付けることができる。
Moreover, since the
また、本実施形態の風拡散装置1では、通路形成部材30は、複数の花弁部30aを有する花形状に形成され、空気吹出口80からの空気を通路形成部材30の周縁方向に導く通路300が花弁部に形成されているので、デザイン性、意匠性に優れた風拡散装置1を提供することができる。
Further, in the
なお、本実施形態の風拡散装置1は、ダリヤの花形状をなす通路形成部材30に、空気吹出口80からの空気を通路形成部材30の周縁方向に導く通路300を形成したが、ダリヤ以外の花形状をなす通路形成部材30に、空気吹出口80からの空気を通路形成部材30の周縁方向に導く通路300を形成するようにしてもよい。また、花形状の色を赤色以外にしてもよい。
In the
また、本実施形態の風拡散装置1は、複数の花弁部30aを有する花形状に形成され、通路300を花弁部30aに形成するようにしたが、花弁部30a以外の部位に通路300を形成するようにしてもよい。
Moreover, although the
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態に係る風拡散装置1の構成について、図11を参照して説明する。(a)は風拡散装置1の正面図、(b)は風拡散装置1の左側面図、(c)は風拡散装置1の下面図である。なお、上記第1〜第3実施形態の風拡散装置1を取り付ける空気吹出口80の形状が円形となっていたが、本実施形態の風拡散装置1を取り付ける空気吹出口80の形状は長方形となっている。
(Fourth embodiment)
The structure of the
本実施形態の風拡散装置1は、中空の半割楕円球形状の通路形成部材40および取付部25を備えている。通路形成部材40および取付部25は、それぞれPBT等の樹脂により構成されている。通路形成部材40は、空気吹出口80を覆うように形成されたカバー部材である。
The
取付部25は、車室内に空気を吹き出す空気吹出口80に着脱可能に取り付けるためのものである。本実施形態の取付部25は、先端側が空気吹出口80に設けられたフィン(図示せず)を挟むようにU字状に形成されている。
The
通路形成部材40には、多数の細孔(ポーラス)40aが形成されている。これらの細孔40aのうち、空気吹出口80からの空気を通路形成部材40の周縁方向に導いているものが通路400として機能する。
The
空気吹出口80からの空気は、中空の半割楕円球形状の通路形成部材40に形成された複数の細孔40aを通って通路形成部材40の周縁方向に拡散して吹き出される。
The air from the
本実施形態では、前述の第1、第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第1、第2実施形態と同様に得ることができる。 In the present embodiment, the same effects as those of the first and second embodiments described above can be obtained in the same manner as in the first and second embodiments.
また、本実施形態の風拡散装置1は、空気吹出口80に着脱可能に取り付ける取付部25を備えているので、ユーザの好みに合わせて本風拡散装置1を空気吹出口80から取り外したり、再度、本風拡散装置1を空気吹出口80に取り付けることができる。
Moreover, since the
また、本実施形態の風拡散装置1では、通路形成部材40が中空の半割楕円球形状に形成され、空気吹出口80からの空気を通路形成部材40の周縁方向に導く通路400が通路形成部材40に形成されているので、簡素な構成で、かつ、シンプルなデザインの風拡散装置1を提供することができる。
Further, in the
本実施形態では、長方形の空気吹出口80に風拡散装置1を取り付ける構成としたが、円形の空気吹出口80に風拡散装置1を取り付ける構成としてもよい。この場合、風拡散装置1の通路形成部材40を中空の半割円球形状に形成すればよい。
In the present embodiment, the
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態に係る風拡散装置1の構成について、図12、図13を参照して説明する。図12は、本風拡散装置1の正面図である。また、図13は、図12中のXII−XII線に沿った断面図である。本実施形態の風拡散装置1は、上記第4実施形態の風拡散装置1と比較して、通路形成部材40の正面中央に細孔40aが形成されていない領域40bが形成されている点と、通路形成部材40の正面中央の空気吹出口80側に、空気吹出口80側へ突出する突起部40cが形成されている点が異なる。
(Fifth embodiment)
The structure of the
このように、本実施形態の風拡散装置1は、通路形成部材40の正面中央に細孔40aが形成されていない領域40bが形成されているので、通路形成部材40の正面への空気の吹出を防止することができる。
Thus, since the area |
また、本実施形態の風拡散装置1は、通路形成部材40の正面中央の空気吹出口80側に、空気吹出口80側へ突出する突起部40cが形成されている。この突起部40cにより、空気吹出口80からの空気は矢印C方向に示すように流れる。すなわち、突起部40cにより空気吹出口80からの空気をスムーズに通路形成部材40の周縁方向へ導くことができる。
Further, in the
(第6実施形態)
上記第1、第2実施形態では、ロックノブ25により取付部を構成し、第3、第4実施形態では、先端側がU字状に形成された部材で取付部25を構成したが、風拡散装置1の通路形成部材40に空気吹出口80に接着するための接着領域を形成し、この接着領域を取付部25として、風拡散装置1を空気吹出口80に取り付けるようにしてもよい。この場合、例えば、接着シールまたは両面テープを接着領域に貼り付けて風拡散装置1を空気吹出口80に取り付けるようにしたり、接着剤を接着領域に塗布して風拡散装置1を空気吹出口80に接着することができる。
(Sixth embodiment)
In the first and second embodiments, the mounting portion is configured by the
このように風拡散装置1を空気吹出口80に接着する構成では、接着力が低下して風拡散装置1が床に落下する可能性がある。このように、風拡散装置1が床に落下してアクセルペダルの下やブレーキペダルの下に入り込んでしまうと、ペダル操作に不具合が生じる。このため、落下防止用ワイヤー(図示せず)により風拡散装置1が床に落下しないようにすることもできる。例えば、風拡散装置1に、先端にフックが設けられた一定長の落下防止用ワイヤーを設け、先端のフックをデフロスタ吹出口に引っ掛けるようにして風拡散装置1が床に落下しないようにすることもできる。
Thus, in the structure which adhere | attaches the
(他の実施形態)
上記第1、第2実施形態では、ロックノブ25により取付部を構成し、第3、第4実施形態では、先端側がU字状に形成された部材で取付部25を構成したが、上記第1、第2実施形態の風拡散装置1で、先端側がU字状に形成された部材で取付部25を構成し、第3、第4実施形態の風拡散装置1でロックノブ25により取付部を構成することもできる。
(Other embodiments)
In the first and second embodiments, the mounting portion is configured by the
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。 In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range described in the claim, it can change suitably. Further, the above embodiments are not irrelevant to each other, and can be combined as appropriate unless the combination is clearly impossible. In each of the above-described embodiments, it is needless to say that elements constituting the embodiment are not necessarily essential unless explicitly stated as essential and clearly considered essential in principle. Yes. Further, in each of the above embodiments, when numerical values such as the number, numerical value, quantity, range, etc. of the constituent elements of the embodiment are mentioned, it is clearly limited to a specific number when clearly indicated as essential and in principle. The number is not limited to the specific number except for the case. In each of the above embodiments, when referring to the material, shape, positional relationship, etc. of the constituent elements, etc., unless otherwise specified, or in principle limited to a specific material, shape, positional relationship, etc. The material, shape, positional relationship, etc. are not limited.
1 風拡散装置
10 アロマユニット
13 ベーストップ
20 グリル本体
21、22 パネル
23 ベース
23b 部材取付部
30、40 通路形成部材
50 風よけ部材
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記空気吹出口からの空気を通す通路(100〜400)が形成された通路形成部材(13、21〜23、30、40)と、を備え、
前記通路は、前記空気吹出口からの空気を前記通路形成部材の周縁方向に導くように形成されていることを特徴とする風拡散装置。 An attachment portion (25) for attachment to an air outlet (80) for blowing air into the passenger compartment;
A passage forming member (13, 21-23, 30, 40) in which a passage (100-400) for passing air from the air outlet is formed,
The said channel | path is formed so that the air from the said air blower outlet may be guide | induced to the peripheral direction of the said channel | path formation member, The wind diffusion apparatus characterized by the above-mentioned.
前記ベース部材の空気流れ下流側に前記ベース部材と間隔を設けて配置され、前記空気流れ下流側に向かって拡径する中空の円錐台形状をなす第1部材(21、22)と、
前記第1部材の空気流れ下流側に前記第1部材と間隔を設けて配置された第2部材(13)と、を備え、
前記通路は、前記ベース部材と前記第1部材の間に形成された第1通路(100)と、前記第1部材と前記第2部材の間に形成された第2通路(200)により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の風拡散装置。 The passage forming member includes a base member (23) having an opening through which air blown from the air outlet is passed;
A first member (21, 22) that is disposed on the downstream side of the air flow of the base member with a gap from the base member and has a hollow truncated cone shape that expands toward the downstream side of the air flow;
A second member (13) disposed at a distance from the first member on the downstream side of the air flow of the first member,
The passage includes a first passage (100) formed between the base member and the first member, and a second passage (200) formed between the first member and the second member. The wind diffusing device according to claim 1, wherein
前記通路は前記花弁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の風拡散装置。 The passage forming member is formed into a flower shape having a plurality of petal portions (30a),
The wind diffusion device according to claim 1, wherein the passage is formed in the petal portion.
Priority Applications (1)
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JP2014226014A JP2016088327A (en) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | Air diffusion device |
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Cited By (1)
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-
2014
- 2014-11-06 JP JP2014226014A patent/JP2016088327A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20210101443A1 (en) * | 2019-10-07 | 2021-04-08 | Keystone Rv Company | Vent covers for recreational vehicle ductwork |
WO2021071869A1 (en) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | Thor Tech, Inc. | Vent covers for recreational vehicle ductwork |
US11760158B2 (en) * | 2019-10-07 | 2023-09-19 | Keystone Rv Company | Vent covers for recreational vehicle ductwork |
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