JP2016086244A - 無線回路 - Google Patents

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Kazuhiko Ikehata
和彦 池畑
宏貴 柏木
Hirotaka Kashiwagi
宏貴 柏木
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Masamori Tokuda
正盛 徳田
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Abstract

【課題】受信に影響を及ぼすことなく、送信系において最適な負荷を容易に構成できる無線回路を提供する。
【解決手段】本発明の無線回路(100)は、送受信帯域の信号を分波するデュプレクサ(106)と、上記デュプレクサ(106)に入力される送信信号を増幅する電力増幅器(108)との間に配置され、アンテナ(101・102)の送信系の負荷を調整する負荷調整部(107)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナに接続された無線回路に関する。
近年、携帯電話やスマートフォンなどの無線機器から出力される電波が人体に悪影響を及ぼす可能性があることが懸念されている。そこで、高周波通信モジュールを搭載した電子機器では、人体が一定時間にどの位の電磁界強度を受けたのかを表す指標の許容値を示すSAR(Specific Absorption Rate)値を満たすことが義務付けられている。例えば特許文献1には、簡易な方法でSAR対策を講じるため、図5に示すように、高周波モジュール10において、人体との距離に基づき2極双投スイッチ13を切り換え、RFモジュール12内の電力増幅器122(図6)に接続されるアンテナを切換える構成の携帯情報端末が開示されている。
特開2013−198074号公報(2013年9月30日公開)
ところで、上記構成の携帯情報端末では、RFモジュール12とアンテナ18,19の間には整合回路16,17があり、RFモジュール12の内部には、図6に示すように、変復調部121の出力ラインに電力増幅器122が配置されている。ここで、電力増幅器122のアンテナ18,19に対する負荷インピーダンスは異なるため、負荷調整が必要となる。この場合の負荷調整は、整合回路16,17によって行われる。
しかしながら、RFモジュール12は、図6に示す構成となっているため、整合回路16,17において負荷調整を行った場合、電力増幅器122の送信系Txの負荷だけでなく、受信系Rxの負荷も調整されることになる。つまり、送信系Txにおいて最適な負荷を構成する場合、負荷調整が受信に影響を及ぼすことになる。
従って、特許文献1の構成では、受信に影響を及ぼすことなく、送信系Txにおいて最適な負荷を容易に構成するのは困難であるという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、受信系とは別に送信系の負荷調整を独立して行うことにより、受信に影響を及ぼすことなく、送信系において最適な負荷を容易に構成できる無線回路を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線回路は、少なくとも1本のアンテナが接続された無線回路であって、送受信帯域の信号を分波するデュプレクサと、上記デュプレクサに入力される送信信号を増幅する電力増幅器と、上記電力増幅器と上記デュプレクサとの間に配置され、上記アンテナの送信系の負荷を調整する第1の負荷調整部と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、受信に影響を及ぼすことなく、送信系において最適な負荷を容易に構成できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る無線回路の概略構成を示す図である。 図1に示す無線回路の変形例の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態2に係る無線回路の概略構成を示す図である。 図3に示す無線回路の変形例の概略構成を示す図である。 従来の携帯情報端末の高周波モジュールの概略構成を示す図である。 図5に示す高周波モジュール内のRFモジュールの概略構成を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(無線回路)
図1は、実施形態1に係る無線回路100の概略構成を示す図である。無線回路100は、図1に示すように、アンテナ101・102、整合回路103・104、切替えスイッチ105、デュプレクサ106、負荷調整部107、電力増幅部108、RFIC109を備えている。ここで、上記構成の無線回路100のうち、デュプレクサ106、負荷調整部(第1の負荷調整部)107、電力増幅部108、RFIC109によって高周波回路を構成する。なお、図1に示すブロック図は、無線回路100が有する各種機能のうち、本発明に特有なものを表現したものであり、無線回路100が、図1に示されていない機能を有していてもよいことは言うまでもない。
アンテナ101及びアンテナ102は、それぞれ異なる周波数帯域で動作するアンテナである。本実施形態において、アンテナ101は周波数帯域Aで動作するローバンドアンテナであり、アンテナ102は周波数帯域Bで動作するミッドバンドアンテナであるとするが、各アンテナが動作するバンドはこれに限定されない。
整合回路103及び整合回路104は、それぞれに接続されたアンテナ101及びアンテナ102と、後段の高周波回路(デュプレクサ106、負荷調整部107、電力増幅部108、RFIC109)との整合を取るために、アンテナ101及びアンテナ102の共振周波数を調整するようになっている。
切替えスイッチ105は、2極双投スイッチ(DPDT−SW:Dual Pole Dual Throw Switch)からなる。すなわち、切替えスイッチ105は、端子aと端子cが導通し、端子bと端子dとが導通した第1の状態と、端子aと端子dが導通し、端子bと端子cとが導通した第2の状態とを切替える。切替えスイッチ105の切替え制御は、RFIC109から出力される制御信号の一つである、切替えスイッチコントロール信号にて行われる。
具体的には、切替えスイッチ105は、RFIC109からの切替えスイッチコントロール信号に応じて、デュプレクサ106からアンテナ101・102への2つの状態、すなわち上述した第1の状態(TRx1−アンテナ101及びRx2−アンテナ102)と、上述した第2の状態(TRx1−アンテナ102及びRx2−アンテナ101)とを切替える。
ここで、上記TRx1は、送信電力(送信信号)Tx1と受信電力(受信信号)Rx1の経路を示し、上記Rx2は、受信電力Rx2の経路を示している。つまり、切替えスイッチ105によって第1の状態に切替えられたときの経路、すなわち送信電力Tx1がデュプレクサ106からアンテナ101に送信される経路または受信電力Rx1がアンテナ101からデュプレクサ106に送信される経路と、受信電力Rx2がアンテナ102からデュプレクサ106に送信される経路とを示す。また、切替えスイッチ105によって第2の状態に切替えられたときの経路、すなわち送信電力Tx1がデュプレクサ106からアンテナ102に送信される経路または受信電力Rx1がアンテナ102からデュプレクサ106に送信される経路と、受信電力Rx2がアンテナ101からデュプレクサ106に送信される経路とを示している。
デュプレクサ106は、送受信帯域の信号を分波するフィルタ、すなわち入力された電力を、送信電力Tx1、受信電力Rx1、受信電力Rx2に分けるフィルタである。
負荷調整部107は、上記アンテナ101・102の送信系毎の負荷を調整する。具体的には、負荷調整部107は、電力増幅部108のアンテナ101・102に対する負荷インピーダンスを調整するために、可変容量素子によって構成されている。可変容量素子による容量値(負荷容量値)は、上述した切替えスイッチ105における第1の状態または第2の状態への切替えに応じて設定される。
電力増幅部108は、上記デュプレクサ106に入力される送信電力Tx1を増幅する。電力増幅部108は、負荷によって電力増幅率、消費電力などが変る。
RFIC109は、送信電力Tx1を送信すると共に、受信電力Rx1及び受信電力Rx2を受信して合成する通信モデムICであり、上記の切替えスイッチ105を切替え制御すると共に、上記の切替えスイッチ105の切替え状態に応じて、負荷調整部107を制御する制御部として機能する。ここで、RFIC109では、アンテナ101やアンテナ102から受信した電波(受信電力Rx1、Rx2)から所望の情報を得て、アンテナ101やアンテナ102から電波(送信電力Tx1)を送信して情報を相手に伝達する。
RFIC109は、切替えスイッチ105の切替え状態に応じて設定される負荷調整部107の負荷容量値を記憶するメモリ110を含んでいる。つまり、メモリ110には、電力増幅部108のアンテナ101・102に対する負荷インピーダンスを調整するために必要な、切替えスイッチ105の切替え状態を示す第1の状態、第2の状態それぞれに対応した負荷調整部107の負荷容量値が記憶されている。
従って、RFIC109によって、切替えスイッチ105が第1の状態に切替えられたとき、あるいは第2の状態に切替えられたとき、それぞれの状態に応じて、負荷調整部107の負荷容量値が設定されるため、電力増幅部108のアンテナ101・102に対する負荷インピーダンスが適切に調整され、その結果、最適な送信系の負荷を構成することが可能となる。
(送信系の負荷調整)
上記構成の無線回路100では、上記負荷調整部107を、デュプレクサ106と電力増幅部108との間に設置している。つまり、RFIC109から出力される送信電力Tx1の送信経路(送信系)上に、電力増幅部108、負荷調整部107、デュプレクサ106が順に配置されている。これにより、負荷調整部107による負荷容量値の設定(負荷の調整)が送信経路にのみ影響を与え、受信経路(受信系)に影響を与えない。
具体的には、デュプレクサ106によって送信電力Tx1側は送信周波数帯域を通過させて、受信周波数帯域は遮断する。また、デュプレクサ106によって受信電力Rx1側は受信周波数帯域を通過させて送信周波数帯域を遮断する。従って、電力増幅部108とデュプレクサ106との間に負荷調整部107を設けることで、負荷調整部107による調整の影響はデュプレクサ106によって送信周波数帯のみに限定され、受信周波数帯は遮断されることになる。このように、電力増幅部108とデュプレクサ106との間に負荷調整部107を設けることで、負荷調整部107による負荷調整の影響を送信周波数帯に限定できるため、受信周波数帯に影響を及ぼすことなく送信系の負荷の調整ができる。
従って、上記構成の無線回路100によれば、受信系とは別に送信系の負荷調整を独立して行うことになるので、受信に影響を及ぼすことなく、送信系において最適な負荷を容易に構成できるという効果を奏する。
なお、上記構成の無線回路100では、2本のアンテナ101・102を用いて、アンテナ101・102とそれぞれで通信に使用される通信周波数が異なっているため、アンテナと通信周波数ごと、すなわち上記切替えスイッチ105の切替え状態、すなわち第1の状態、第2の状態に応じて負荷を調整する構成となっているが、本発明は、これに限定されるものではなく、単一アンテナで、通信周波数ごとに負荷を可変して調整する構成であってもよいし、単一アンテナで、負荷調整部107を可変でない容量素子で構成してもよい。単一アンテナの例について、以下の変形例1において説明する。
〔変形例1〕
図2は、図1に示す無線回路100において、アンテナを1本にした場合の無線回路100aの概略構成を示す図である。無線回路100aは、図2に示すように、図1に無線回路100とほとんど同じ構成であり、異なるのは、アンテナが1本(アンテナ101)になった点と、切替えスイッチ105aの構成が変った点である。従って、無線回路100aにおいて、無線回路100と同じ符号を付記した部材についての説明の詳細は省略する。
切替えスイッチ105aは、図2に示すように、端子aと端子cを導通させた第3の状態と、端子bと端子cを導通させた第4の状態とを切替えるものである。具体的には、切替えスイッチ105aは、RFIC109からの切替えスイッチコントロール信号に応じて、デュプレクサ106からアンテナ101のパス、すなわち第3の状態(TRx1−アンテナ101)と、第4の状態(Rx2−アンテナ101)とを切替える。
ここで、負荷調整部107は、前記実施形態1と同様に、アンテナ101にて通信する通信周波数毎に負荷を可変して調整しているが、通信周波数が固定されていれば、調整する負荷容量も自ずと決まるため、負荷調整部107を可変容量素子で構成せず、複数の容量素子によって予め負荷容量を設定する構成であってもよい。
なお、前記実施形態1及び変形例1の無線回路100、100aでは、何れも負荷調整部107は送信電力Tx1の電力を増幅する電力増幅部108と、デュプレクサ106との間に設けられているだけなので、負荷調整部107による負荷容量の調整が行われると、送信電力Txと受信電力Rx1との間のアイソレーションが変化(劣化)する。これを改善するための例について以下の実施形態2及び変形例2に説明する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る無線回路200を示し、図1に示す無線回路100に対して、デュプレクサ106の受信電力Rx1の出力側に、負荷調整部(第2の負荷調整部)111が設けられている点である。
負荷調整部111は、負荷調整部107と同じ可変容量素子からなり、上記アンテナ101・102の受信系の負荷を調整する。具体的には、負荷調整部111は、受信電力Rx1を受信する経路(アンテナ101−切替えスイッチ105−デュプレクサ106−RFIC109までの経路と、アンテナ102−切替えスイッチ105−デュプレクサ106−RFIC109までの経路)の負荷を調整する。
ここで、負荷調整部107と負荷調整部111とにおける負荷容量値の設定値は、互いの値を対応付けて設定される。つまり、RFIC109は、負荷調整部107において負荷容量値の設定を行った際に、送信電力Txと受信電力Rx1との間のアイソレーションが変化しないように、負荷調整部111における負荷容量値を設定する。これらの負荷容量値は、RFIC109内のメモリ110に記憶させて、負荷調整部107及び負荷調整部111の負荷容量を調整する際に用いる。
以上のように、デュプレクサ106とRFIC109の受信電力Rx1の入力部との間に負荷調整部111を挿入し、デュプレクサ106から出力される受信電力Rx1の送信周波数帯のインピーダンスがオープンに近づくように当該負荷調整部111を制御する。
これにより、RFIC109によって、切替えスイッチ105が第1の状態に切替えられたとき、あるいは第2の状態に切替えられたとき、それぞれの状態に応じて、負荷調整部107の負荷容量値が設定され、且つ、送信電力Txと受信電力Rx1との間のアイソレーションが変化しないように負荷調整部111の負荷容量値も設定されるため、最適な送信系の負荷及び受信系の負荷を構成することができる。
従って、無線回路200において、負荷調整部107の負荷容量値が切り替わっても、送信電力Txと受信電力Rx1との間のアイソレーションが変化(劣化)することはない。
ここで、負荷調整部111を、デュプレクサ106とRFIC109の受信電力Rx1の入力部との間に挿入するだけでなく、デュプレクサ106とRFIC109の受信電力Rx2の入力部との間にも挿入してもよい。この場合、通信周波数に応じて、受信で力Rx2の送信周波数のインピーダンスをオープンに近づけることで、送信電力Tx1の出力部→受信電力Rx2の入力部の系で飛び込んでくる、自身の送信波を減衰させることができる。このような、送信波の飛び込みが減衰することで、デバイスの破壊を防ぐことができるという効果を奏する。
なお、上記構成の無線回路200では、2本のアンテナ101・102を用いて、アンテナ101・102とそれぞれで通信に使用される通信周波数が異なっているため、アンテナと通信周波数ごと、すなわち上記第1の状態、第2の状態に応じて負荷を調整する構成となっているが、本発明は、これに限定されるものではなく、単一アンテナで、通信周波数ごとに負荷を可変して調整する構成であってもよいし、単一アンテナで、負荷調整部107及び負荷調整部111を可変でない容量素子で構成してもよい。単一アンテナの例について、以下の変形例1において説明する。
〔変形例2〕
図4は、図3に示す無線回路200において、アンテナを1本にした場合の無線回路200aの概略構成を示す図である。無線回路200aは、図4に示すように、図3に無線回路200とほとんど同じ構成であり、異なるのは、アンテナが1本(アンテナ101)になった点と、切替えスイッチ105aの構成が変った点である。従って、無線回路200aにおいて、前記実施形態2の無線回路200と同じ符号を付記した部材についての説明の詳細は省略する。
切替えスイッチ105aは、図2に示すように、端子aと端子cを導通させた第3の状態と、端子bと端子cを導通させた第4の状態とを切替えるものである。具体的には、切替えスイッチ105aは、RFIC109からの切替えスイッチコントロール信号に応じて、デュプレクサ106からアンテナ101のパス、すなわち第3の状態(TRx1−アンテナ101)と、第4の状態(Rx2−アンテナ101)とを切替える。
ここで、負荷調整部107及び負荷調整部111は、前記実施形態2と同様に、アンテナ101にて通信する通信周波数毎に負荷を可変して調整しているが、通信周波数が固定されていれば、調整する負荷容量も自ずと決まるため、負荷調整部107及び負荷調整部111を可変容量素子で構成せず、複数の容量素子によって予め負荷容量を設定する構成であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る無線回路は、アンテナ101・102が接続された無線回路100であって、送受信帯域の信号を分波するデュプレクサ106と、上記デュプレクサ106に入力される送信信号を増幅する電力増幅器(電力増幅部108)と、上記電力増幅器(電力増幅部108)と上記デュプレクサ106との間に配置され、上記アンテナ101・102の送信系の負荷を調整する第1の負荷調整部(負荷調整部107)と、を備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、負荷調整部によって、電力増幅器とデュプレクサとの間における送信系の負荷が調整されることで、受信系とは別に送信系の負荷調整を独立して行うことができる。
従って、受信に影響を及ぼすことなく、送信系において最適な負荷を容易に構成できるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る無線回路は、上記態様1において、アンテナ101・102が接続され、それぞれの通信周波数が異なるとき、上記第1の負荷調整部(負荷調整部107)は、上記アンテナ101・102毎の送信系の負荷を調整してもよい。
上記構成によれば、複数のアンテナが接続され、それぞれの通信周波数が異なるときのように、アンテナ毎の送信系の負荷が異なる場合、上記負荷調整部によって、上記アンテナ毎の送信系の負荷を調整することで、アンテナの切替えに応じた送信系の負荷を構成することができる。
本発明の態様3に係る無線回路は、上記態様2において、上記第1の負荷調整部(負荷調整部107)は、アンテナ101・102の切替えに応じて容量を可変にできる可変容量素子であってもよい。
上記構成によれば、負荷調整部は、アンテナの切替えに応じて容量を可変にできる可変容量素子からなることで、アンテナの切替えに応じて適切な負荷を簡単な構成で迅速に調整することができる。
本発明の態様4に係る無線回路は、上記態様1において、上記アンテナ101が1本であるとき、上記第1の負荷調整部(負荷調整部107)は、上記アンテナ101の送信系の負荷に合わせた容量の容量素子であってもよい。
上記の構成によれば、アンテナの送信系の負荷を簡単な構成で迅速に調整することができる。
本発明の態様5に係る無線回路は、上記態様1〜4の何れか1態様において、上記デュプレクサ106の受信信号の出力側に、上記アンテナ101・102の受信系の負荷を調整する第2の負荷調整部(負荷調整部111)が設けられ、上記第2の負荷調整部(負荷調整部111)は、上記第1の負荷調整部(負荷調整部107)において負荷容量値の設定を行った際に、送信電力と受信電力との間のアイソレーションが変化しないように、上記アンテナ101・102の受信系の負荷を調整するようにしてもよい。
上記構成によれば、第1の負荷調整部の負荷容量値が切り替わっても、送信電力Txと受信電力Rx1との間のアイソレーションを変化(劣化)させないようにできる。
本発明の態様6に係る無線機は、上記態様1〜5の何れか1態様の無線回路を備えている。
上記の構成によれば、上記態様1〜5と同等の効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、アンテナに接続され、アンテナの送信系の負荷の調整が必要な無線回路及び無線機に利用することができる。
100 無線回路
100a 無線回路
101 アンテナ
102 アンテナ
103 整合回路
104 整合回路
105 スイッチ
105a スイッチ
106 デュプレクサ
107 負荷調整部
108 電力増幅部
109 RFIC
110 メモリ
111 負荷調整部
200 無線回路
200a 無線回路

Claims (5)

  1. 少なくとも1本のアンテナが接続された無線回路であって、
    送受信帯域の信号を分波するデュプレクサと、
    上記デュプレクサに入力される送信信号を増幅する電力増幅器と、
    上記電力増幅器と上記デュプレクサとの間に配置され、上記アンテナの送信系の負荷を調整する第1の負荷調整部と、
    を備えていることを特徴とする無線回路。
  2. 複数のアンテナが接続され、それぞれの通信周波数が異なるとき、
    上記第1の負荷調整部は、
    上記アンテナ毎の送信系の負荷を調整していることを特徴とする請求項1に記載の無線回路。
  3. 上記第1の負荷調整部は、
    アンテナの切替えに応じて容量を可変にできる可変容量素子からなることを特徴とする請求項2に記載の無線回路。
  4. 上記アンテナが1本であるとき、
    上記第1の負荷調整部は、
    上記アンテナの送信系の負荷に合わせた容量の容量素子からなることを特徴とする請求項1に記載の無線回路。
  5. 上記デュプレクサの受信信号の出力側に、上記アンテナの受信系の負荷を調整する第2の負荷調整部が設けられ、
    上記第2の負荷調整部は、
    上記第1の負荷調整部において負荷容量値の設定を行った際に、送信電力と受信電力との間のアイソレーションが変化しないように、上記アンテナの受信系の負荷を調整することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の無線回路。
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