JP2016085658A - 物流計画作成装置および物流計画作成方法 - Google Patents

物流計画作成装置および物流計画作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】輸送手段の走行経路、輸送対象物や輸送手段による設備の干渉や取り合いを考慮して、精度の高い物流計画を作成する。【解決手段】データ読込部102が、TP(トピードカー)が占有する設備の識別情報、処理の開始時刻及び終了時刻を含んで予め作成された1以上のTP計画を取得する。最適化前処理部103が、各TPの通過工程の各工程と該工程に使用される設備の処理時間とを組み合わせたTP処理パターンと、複数のTP計画に対応する、各DL(ディーゼル機関車)輸送手段の処理待ちを含む処理を順に示す運行パターンと、それに対応する、少なくともDLが占有する設備の識別情報及び処理時間を含む経路パターンとを複数作成する。最適化部104が、TP計画に対する所定の制約条件とDLに対する所定の制約条件とを満たし、TP処理パターン、運行パターン及び経路パターンの最適な組み合わせに基づいて、TPとDLとを対応付ける。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の搬送台車、天井クレーン、機関車、トラック等の輸送手段を用いて、荷物、貨車等の輸送対象物を輸送する物流において、輸送手段の走行経路、輸送対象物や輸送手段による設備の干渉や取り合いを考慮した物流計画を作成する物流計画作成装置および物流計画作成方法に関する。
一般に、搬送台車、天井クレーン、機関車、トラック等の輸送手段を用いて、荷物、貨車等の輸送対象物を輸送する場合、輸送手段の走行経路、輸送対象物や輸送手段による設備の干渉や取り合いの発生を回避して物流を行う必要がある。
従来、輸送手段については、その走行経路、設備の干渉、取り合いを考慮して物流計画を作成するための技術が多数開示されている。例えば、特許文献1,2には、輸送手段(クレーン)同士の干渉を考慮して、実効的にクレーンを稼働させるための技術が開示されている。また、特許文献3,4には、輸送対象物を輸送する際、複数の輸送手段(搬送車)の全体的な稼働率を向上させるための技術が記載されている。
特開平07−179293号公報 特開平08−208183号公報 特開平10−254847号公報 特開平10−297719号公報
しかしながら、特許文献1〜4記載の技術では、輸送対象物による設備の占有が考慮されていないため、作成される物流計画の精度が低かった。とくに、特許文献1,2記載の技術では、輸送対象物の輸送計画が考慮されていないため、効率的に輸送対象物の輸送を行うことができなかった。また、特許文献3,4記載の技術では、輸送手段の干渉について、稼働率の観点で物流計画の評価に反映されているに過ぎず、確実に回避するように考慮されているわけではないため、作成された物流計画を実行できない恐れがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、輸送手段の走行経路、輸送対象物や輸送手段による設備の干渉や取り合いを考慮して、精度の高い物流計画を作成することができる物流計画作成装置および物流計画作成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る物流計画作成装置は、複数の輸送対象物を複数の輸送手段を使って輸送する物流において、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する物流計画作成装置であって、少なくとも輸送対象物が占有する設備の識別情報、占有の開始予定時刻および終了予定時刻を含んで予め作成された1以上の輸送対象物の輸送計画を取得する取得手段と、各前記輸送対象物の通過工程の各工程と該工程に使用される設備の占有時間とを組み合わせた処理パターンを複数作成する処理パターン作成手段と、複数の前記輸送対象物の前記輸送計画に対応して、前記各輸送手段の処理待ちを含む処理を順に示す運行パターンを複数作成する運行パターン作成手段と、前記運行パターンに対応して、少なくとも輸送手段が占有する設備の識別情報および占有時間を含む経路パターンを複数作成する経路パターン作成手段と、前記輸送計画に対する所定の制約条件と前記輸送手段に対する所定の制約条件とを満たし、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の運行パターン、および該運行パターンに対応する経路パターンの最適な組み合わせに基づいて、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する最適化手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る物流計画作成装置は、上記発明において、前記最適化手段は、前記輸送手段の処理待ちの時間、前記輸送手段が前記輸送対象物と対応付けされずに走行する空輸送時間、前記輸送手段の処理待ちの時間と前記空輸送時間との重み付き和のいずれかを最小とする、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の前記運行パターン、および前記運行パターンに対応する前記経路パターンの組み合わせを最適な組み合わせとして選択することを特徴とする。
また、本発明に係る物流計画作成装置は、上記発明において、前記最適化手段により実効可能な組み合わせが得られなかった場合に、前記取得手段が、再作成された輸送計画を取得することを特徴とする。
また、本発明に係る物流計画作成方法は、複数の輸送対象物を複数の輸送手段を使って輸送する物流において、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する物流計画作成方法であって、少なくとも輸送対象物が占有する設備の識別情報、占有の開始予定時刻および終了予定時刻を含んで予め作成された1以上の輸送対象物の輸送計画を取得する取得ステップと、各前記輸送対象物の通過工程の各工程と該工程に使用される設備の占有時間とを組み合わせた処理パターンを複数作成する処理パターン作成ステップと、複数の前記輸送対象物の前記輸送計画に対応して、前記各輸送手段の処理待ちを含む処理を順に示す運行パターンを複数作成する運行パターン作成ステップと、前記運行パターンに対応して、少なくとも輸送手段が占有する設備の識別情報および占有時間を含む経路パターンを複数作成する経路パターン作成ステップと、前記輸送計画に対する所定の制約条件と前記輸送手段に対する所定の制約条件とを満たし、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の運行パターン、および該運行パターンに対応する経路パターンの最適な組み合わせに基づいて、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する最適化ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る物流計画作成装置および物流計画作成方法によれば、輸送手段の走行経路、輸送対象物や輸送手段による設備の干渉や取り合いを考慮して、精度の高い物流計画を作成することができる。
図1は、本発明の一実施形態である物流計画作成装置の対象である溶銑の物流を説明するための模式図である。 図2は、本発明の一実施形態である物流計画作成装置の構成を示すブロック図である。 図3は、空TP回送処理パターンマスターデータのデータ項目を例示する図である。 図4は、DL運行パターンマスターデータのデータ項目を例示する図である。 図5は、TP計画のデータ項目を例示する図である。 図6は、高炉空TP数データのデータ項目を例示する図である。 図7は、DL位置データのデータ項目を例示する図である。 図8は、実行中運行パターンデータのデータ項目を例示する図である。 図9は、TP計画およびDL運行計画を説明するための説明図である。 図10は、本発明の一実施形態である物流計画作成処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、計画範囲を説明するための説明図である。 図12は、出力される物流計画を例示する図である。 図13は、Jobのモードを説明するための概念図である。 図14は、マルチモードのJobを説明するための説明図である。 図15は、TP処理パターンを説明するための説明図である。 図16は、DL運行計画を説明するための説明図である。 図17は、DL運行パターンを説明するための説明図である。 図18は、設備占有制約を説明するための説明図である。 図19は、TP処理パターンの作成処理手順を例示する模式図である。 図20は、DL運行パターンの作成処理手順を例示する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である物流計画作成装置による物流計画作成処理について説明する。
〔溶銑の物流〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である物流計画作成装置により作成される物流計画の対象である溶銑の物流について説明する。図1に示すように、鉄鋼業では、高炉Bで出銑された溶銑Hが主にトピードカー(以下、TPと記す)で受銑され、製鋼工場Mまでディーゼル機関車(以下、DLと記す)で輸送される。その際、製鋼工場Mで製造される鋼種に応じて、高炉Bから製鋼工場Mまでの間にある溶銑予備処理設備Kを経由して溶銑2の成分調整が行われる場合がある。また、溶銑予備処理設備Kを経由する場合には、その前後に図示しないスラグを除去するための除滓設備を経由する場合がある。
製鋼工場Mで空になったTP(空TP)は、DLで高炉Bまで回送される。その際、空TPは、高炉Bの出銑状況に応じて、クリーニングセンター(以下、TCCと記す)を経由して内部の清掃が行われる場合がある。
高炉Bで受銑したTPの溶銑予備処理設備Kや製鋼工場Mへの転送処理などの処理計画(以下、TP計画と記す)は、後述する本実施の形態の物流計画作成装置の上位システムで、製鋼工場Mで生産される溶鋼の吹錬計画と対応させて作成される。
〔物流計画作成装置の構成〕
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態である物流計画作成装置の構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態である物流計画作成装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の一実施形態である物流計画作成装置10は、情報処理装置100とリレーショナルデータベース等の記憶部120とを主な構成要素として備え、LANやインターネットなどの電気通信回線を介して上位システム200とデータ通信可能に構成される。
情報処理装置100は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等で実現され、電源スイッチおよび入力キーなどの入力デバイスである入力部101、表示装置や印刷装置等の出力部105を備える。この情報処理装置100は、内部のCPU等の演算処理装置がメモリに記憶された制御プログラムを実行することによって、データ読込部102、最適化前処理部103、および最適化部104として機能する。これら各部の機能については後述する。
記憶部120は、後述する物流計画作成処理に際し、空TP回送処理パターンマスターデータ、およびDL運行パターンマスターデータを格納し管理する。
空TP回送処理パターンマスターデータは、製鋼工場Mで空になった空TPの高炉Bへの回送処理の通過工程を示す情報である。この空TP回送処理パターンマスターは、図3にデータ項目を例示するように、通過工程(Job_set)に含まれる各処理(後述するJob)の発着地、処理設備の識別情報(ID)、処理時間の最大値と最小値等の情報を含んで構成される。
DL運行パターンマスターデータは、後述するDLの運行パターンを示す情報である。DL運行パターンマスターデータは、図4にデータ項目を例示するように、DLの運行パターンを構成する各処理(Job)について、処理順(順序ID)、DLを要求している位置の識別情報(ID)、輸送先の識別情報(ID)、処理時間の最小値と最大値等の情報を含んで構成される。
なお、上位システム200は、ビジネスコンピュータ201とプロセスコンピュータ202とを備える。ビジネスコンピュータ201は、高炉Bの出銑計画、製鋼工場Mの生産計画等を作成し管理する。プロセスコンピュータ202は、高炉B、溶銑予備処理設備K、製鋼工場M、TCCの操業状況、DLおよびTPの位置情報等の情報に基づいて、TP計画の作成、修正、実績の管理、および物流計画作成装置10により作成された物流計画の実行管理等を行う。
ここで、プロセスコンピュータ202で管理されるTP計画は、図5にデータ項目を例示するように、TPごとに予定される処理(Job)に関する処理設備の識別情報(ID)、処理の開始予定時刻および終了予定時刻等の情報を含んで構成されるデータである。
また、プロセスコンピュータ202は、高炉空TP数データ、DL位置データ、および実行中運行パターンデータ等を管理する。高炉空TP数データは、溶銑Hを輸送可能な空TPに関する情報であり、図6にデータ項目を例示するように、高炉Bごとに到着済の空TP数や該当の高炉Bへ回送中の空TP数等の情報を含んで構成される。DL位置データは、TPを輸送可能なDLの位置を管理する情報であり、図7にデータ項目を例示するように、TPへの紐付け可否や紐付け可能となる開始時刻やその時の位置ID等の情報を含んで構成される。実行中運行パターンデータは、運行中のDLに関する情報であり、図8にデータ項目を例示するように、実行中(運行中)のDLに関する処理(Job)の位置や開始時刻等の情報を含んで構成される。
〔物流計画作成処理〕
このような構成を有する物流計画作成装置10では、情報処理装置100が以下に示す物流計画作成処理を実行する。これにより、上位システム200から取得されたTP計画等の各種データに基づいて、輸送手段としてのDLによる、輸送対象物としてのTP(溶銑)の製鋼工場Mへの輸送および空TPの高炉Bへの回送からなる物流のスケジュールである物流計画が作成される。
ここで、本実施の形態の物流計画作成処理の概要を説明する。TPは、例えば、高炉B(受洗)→前除滓設備(前除滓)→溶銑予備処理設備K(予備処理)→後除滓設備(後除滓)→製鋼工場M(払出)の順に設備を経由して、各設備でカッコ内に記載されている処理が行われる。その後、製鋼工場Mで空になった空TPは高炉Bに回送される。ここで、矢印はDLによる転送を意味する。各設備で処理が行われている間は、該当のTPにより各設備が占有され、他のTPに対する処理を行うことはできない。また、各設備への輸送にDLが占有され、各設備での処理の開始時刻より前に到着する必要がある。
DLは、受銑が完了したTPを輸送するために、単機で該当の高炉Bまで走行し、TPを連結して前除滓設備まで輸送した後、TPを切離する。TPが切離されたDLは、このTPの前除滓が終了するのを待ち、再び連結して次の溶銑予備処理設備Kまで輸送する。あるいは、他のTPの輸送要求があれば、同様に、単機で該当のTPのある設備まで走行し、TPを連結して目的地まで輸送する。
その際、DLは線路上を走行する。言い換えれば、DLは、設備としての線路およびその集合である経路を占有しながら、他のDLとの衝突や経路の重複(取り合い)を回避して目的地まで走行する。同一の目的地に対しては、複数の経路が存在する場合もある。以上のように、TPおよびDLは、ともに設備を占有しながら物流を行う。したがって、各処理の処理時間とは設備の占有時間、また、各処理の開始/終了時刻とは設備の占有の開始/終了時刻に他ならない。
具体的に、図9に例示するように、TP計画は、高炉受銑、前除滓、予備処理、後除滓、製鋼払出、およびDLによる輸送等のTPに対する処理順で示すことができる。以下、このような各種処理をJobと称す。本実施の形態では、空TPの回送(TP回送)もJobに含める。同様に、DLの単機走行、TP連結、TP輸送、TP切離およびTP処理待ち等のDLに対する処理計画(以下、DL運行計画と記す)も、これら単機走行、TP連結、TP輸送、TP切離およびTP処理待ち等のDLに対するJobの順序列で示すことができる。本実施の形態の物流計画作成処理は、TP計画とDL運行計画とを対応付け(紐付け)した物流計画を作成するものである。
以下、図10に示すフローチャートを参照して、この物流計画作成処理を実行する際の情報処理装置100の動作について説明する。図10に示すフローチャートは、例えば、上位システムからの起動指示入力があったタイミングで処理が開始され、物流計画作成処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、データ読込部102が、プロセスコンピュータ202から、計画範囲のTP計画データを取得する。ここで、計画範囲とは、図11に太線で囲って例示するように、計画作成時刻から指定された計画範囲時間の範囲を意味する。その際、仕掛中TPのJobおよび実行中(運行中)DLのJobの開始時刻/終了時刻は決定済みとする。
データ読込部102は、併せて、高炉空TP数データ、DL位置データ、および実行中運行パターンデータをプロセスコンピュータ202から取得する。これにより、ステップS1の処理は完了し、物流計画作成処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、最適化前処理部103が、TP計画、高炉空TP数データ、および予め作成され記憶部120に格納された空TP回送処理パターンマスターデータに基づいて、後述するように、物流計画において選択し得るTP計画の候補であるTP処理パターンを作成する。これにより、ステップS2の処理は完了し、物流計画作成処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、最適化前処理部103が、DL位置データ、実行中運行パターンデータ、および予め作成され記憶部120に格納されたDL運行パターンマスターデータに基づいて、後述するように、物流計画において選択しうるDL運行計画の候補であるDL運行パターンを作成する。これにより、ステップS3の処理は完了し、物流計画作成処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、最適化部104が、後述するように、目的関数を定義して、所定の制約条件を満たして最適なTP処理パターンとDL運行パターンとの組み合わせを選択することにより、物流計画を最適化する。これにより、ステップS4の処理は完了し、物流計画作成処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、最適化部104が、ステップS4の処理で最適化された物流計画が実行可能か否かを確認する。ステップS4の処理で最適化された物流計画が実行可能でなかった場合には、最適化部104は、上位システム200にその旨の通知を行うとともに、物流計画作成処理をステップS1の処理に戻し、再度作成されたTP計画を読み込んで、以降の処理を再度実行する。一方、ステップS4の処理で最適化された物流計画が実行可能である場合には、最適化部104は、物流計画作成処理をステップS6の処理に進める。
ステップS6の処理では、出力部105が、図12に例示するように、最適化された物流計画を、作成された物流計画として表示等により出力する。また、出力部105は、作成された物流計画に関する情報をプロセスコンピュータ202に出力する。なお、プロセスコンピュータ202は、受信した物流計画に基づいて、TP計画データと実行中運行パターンデータの更新等を行う。これにより、ステップS6の処理は完了し、一連の物流計画作成処理は終了する。
〔TP処理パターン〕
ここで、ステップS2の処理で作成されるTP処理パターンについて説明する。TPおよびDLに対する各Jobには、図13に例示するように、開始時刻(start_time)と終了時刻(end_time)の他、処理時間の最小値(duration_min)と最大値(duration_max)とが設定される。また、各Jobには、処理時間の最小値および最大値のそれぞれに対応したJobの終了時刻の最早値(end_time_min)および最遅値(end_time_max)が設定される。以下、この処理時間の最小値と最大値との組み合わせをモードと定義する。各Jobは、図14に例示するように、処理内容等により異なる複数のモードが選択肢として設定された、マルチモードで表わされる。そのため、TP処理パターンと後述するDL運行パターンとをマルチモード・RCPSP(資源制約付きプロジェクトスケジューリング問題)として定式化できる。
そして、TP計画は、図15に例示するように、1つのモードが選択された各Jobの順序列として表される。各Jobについての各モードに属性を定義することにより、複数の処理経路や処理順序を表現できる。以下、このようなTPに対するJobおよびモードの順序列をTP処理パターンと称する。各TP計画の候補は、選択し得る処理経路や処理順の候補に対応して、複数のTP処理パターンで表される。
なお、各Jobの処理時間は、次式(1)に示すように、最小値と最大値との間の値をとる。
Figure 2016085658
また、最適化前処理部103は、図15に例示するように、各TP処理パターンに含まれるJobの数を最大数に統一するため、DMYのモードを設定する。DMYのモードが選択された場合には、そのJobの処理時間は0である。
また、TP計画において空TPが発生して高炉Bへの回送が必要となる場合には、最適化前処理部103は、高炉空TP数データおよび空TP回送処理パターンマスターデータを用いて、TP回送についてのTP処理パターンを作成する。その際、高炉空TP数データに基づいて、到着済みの空TP数と当該高炉Bへの回送中の空TP数とが少ない高炉Bに対して、回送の優先順を反映する重み係数が与えられる。この優先順重み係数の値は、優先順が高いほど小さい。
〔DL運行パターン〕
次に、ステップS3の処理で作成されるDL運行パターンについて説明する。DL運行計画は、図16に例示するように、単機走行、TP連結、TP輸送、TP切離、TP処理待ち等のDLに対するJobの順序列(以下、運行パターン)で表される。この運行パターンは、DL運行パターンマスターデータに列挙されている。各Jobは、発着位置で特定される線路の情報を含む。複数の線路を経由する場合には、線路の順序列(以下、経路パターン)からなる経路の情報を含む。
そこで、各Jobについて経路ごとに異なるモードを定義することにより、DL運行計画は、図17に例示するように、複数のモードのJobの順序列で表すことができる。以下、このようなDLに対するJobおよびモードの順序列をDL運行パターンと称する。上記のとおり、このDL運行パターンは、DLの運行パターンと経路パターンとを含んで作成される。DL運行計画の候補は、複数のDL運行パターンで表される。なお、図17では、簡略化のため、処理時間の記載を省いた。
〔目的関数〕
ステップS4の処理では、上記により定式化された物流計画の候補に対し、例えば、DL処理待ち時間やDLの単機走行時間等を目的関数として定義して、目的関数を最小にする候補を探索し選択することにより、最適化された物流計画を得る。DL処理待ち時間やDLの単機走行時間等を適当な重み係数で結合して、目的関数を定義してもよい。あるいは、他の製品品質上の制約条件や設備の制約条件を加味した目的関数を定義してもよい。
このようなマルチモード・RCPSPで定式化された問題は、市販の汎用RCPSPソルバ(IBM社製ILOG Cplex Optimizer、数理システム社製NuOpt、LogOpt者性OptSeq等)や、メタヒューリスティクス手法を活用することにより解くことができる。
〔制約条件〕
ステップS4の処理では、以下に例示する制約条件を充足することを条件として、最適な物流計画が探索される。
(1)Jobの開始終了時刻制約
現Jobの終了時刻と次Jobの開始時刻とが等しいこと。
(2)Jobのパターン制約
(2−1)TP計画のTPとJobの順序とが等しいTP処理パターンを選択すること、仕掛中または計画済みのJobの開始時刻および終了時刻は、全候補で同じであること。
(2−2−1)DL運行計画のJobの順序と等しいDL運行パターンを選択すること、すなわち、1回目の運行ではDLの紐付け可能位置とJobの開始位置とが同じであること、また2回目以降の運行では1つ前の運行のDLの最終位置とJobの開始位置とが同じであること、さらに、全運行について仕掛中または計画済みのJobの開始時刻および終了時刻は、全候補で同じであること。
(2−2−2)同一のDL運行パターンの選択は1つ以下であること。
(3)選択されたTP処理パターン、DL運行パターンの開始時刻、終了時刻、存在制約
(3−1)選択されたTP処理パターンの各Jobのモードは既定であり、現Jobの当該モードの終了時刻と次Jobの当該モードの開始時刻とが同じであること。
(3−2)選択されたDL運行パターンの各Jobのモードは既定であり、現Jobの当該モードの終了時刻と次Jobの当該モードの開始時刻とが同じであること。
(4)TP処理パターンとDL運行パターンとの紐付け制約
TP運行パターンのJobの終了時刻は、紐付けられるTP処理パターンのJobの開始時刻より前であること。
(5)設備占有制約
TP、DLが占有できる設備は1つであること。すなわち、図18に例示するように、各設備について、前Jobの終了時刻が次Jobの開始時刻より前であること。
〔実施例〕
以下、上記した物流計画の候補の定式化の具体例を示す。
〔TP処理パターンデータ作成〕
TP処理パターンデータ(TP_Patternデータ)は、以下に定義される変数を用いて作成される(図19参照)。
TP計画データを表すための変数は、以下に例示するように定義される。
Figure 2016085658
TP処理パターンを表すための変数は、以下に例示するように定義される。
Figure 2016085658
〔DL運行パターンデータ作成〕
DL運行パターンデータ(DL_Patternデータ)は、以下に定義される変数を用いて作成される(図20参照)。
DL運行計画を表すための変数は、以下に例示するように定義される。
Figure 2016085658
DL運行パターンを表すための変数は、以下に例示するように定義される。
Figure 2016085658
〔目的関数の定義〕
本実施例の目的関数は、以下に例示するように定義される。まず、TP計画に空TPの高炉への回収が含まれる場合に、回送の優先順を反映するため、優先順重み係数の和(BFBackW)を次式(2)により算出する。
Figure 2016085658
最適化問題として、DL処理待ち時間を最小とする解を得る場合、次式(3)によりDL運行パターンのモードで定義されたDLの総処理待ち時間の和(DLWaitTime)を適用する。
Figure 2016085658
この場合、目的関数は、次式(4)で表される。
Figure 2016085658
最適化問題として、DL単機走行時間を最小とする解を得る場合、次式(5)によりDLの単機走行時間の和(DLSingleTime)を算出する。
Figure 2016085658
この場合、目的関数は、次式(6)で表される。
Figure 2016085658
なお、次式(7)に示すように、重み係数W(0≦W≦1.0)を用いて、DL処理待ち時間最小とDL単機走行時間最小との双方を考慮した目的関数を定義してもよい。
Figure 2016085658
〔制約条件の定式化〕
前述した制約条件は、以上のように定義された変数を用いて、以下に例示するように定式化できる。
(1)Jobの開始終了時刻制約
(1−1)TP計画の現Jobの終了時刻と次Jobの開始時刻とが等しいことは、次式(8)で表される。
Figure 2016085658
(1−2)DL運行計画の現Jobの終了時刻と次Jobの開始時刻とが等しいことは、次式(9)で表される。
Figure 2016085658
(2)Jobのパターン制約
(2−1)TP計画として選択できるTP処理パターンとして、TP計画とTP処理パターンとのJobの順序とが等しいことは、次式(10)で表される。
Figure 2016085658
ここで、Alternativeは、該当するTP_Schedule[tp].Job[jb]のJobに対して、条件を満たすTP_Pattern[ptrn]の属性を1つ選択することを示す。
また、仕掛中または計画済みのJobの開始時刻および終了時刻が全候補で同じであることは、次式(11)で表される。
Figure 2016085658
(2−2−1)DL運行計画として選択できるDL運行パターンとして、1回目の運行(tt=1、ここで、tt∈NumOfMaxDlTrip)において、DLの紐付け可能位置とJobの開始位置とが同じであることは、次式(12)で表される。
Figure 2016085658
ここで、Alternativeは、該当するDL_Schedule[tp][tt].Job[jb]のJobに対して、条件を満たすDL_Pattern[ptrn]の属性を1つ選択することを示す。
また、2回目以降の運行(tt>2、ここで、tt∈NumOfMaxDlTrip)において、1つ前の運行のDLの最終位置とJobの開始位置とが同じであることは、次式(13)で表される。
Figure 2016085658
さらに、全運行について、仕掛中または計画済みのJobの開始時刻および終了時刻が全候補で同じであることは、次式(14)で表される。
Figure 2016085658
(2−2−2)選択されたDL_PatternのJob数がDlMaxJobNumと等しいことは、次式(15)で表される。
Figure 2016085658
ここで、PresenceOf(DL_Pattern[ptrn])は、選択されたDL運行パターンには1、それ以外には0を返す関数である。
同一のDL運行パターンの総Job数は一定であることから、同一のDL運行パターンの選択が1つ以下であることは、次式(16)で表される。
Figure 2016085658
(3)選択されたTP処理パターン、DL運行パターンの開始時刻、終了時刻、存在制約
(3−1)選択されたTP処理パターンの現Jobのモードの終了時刻と次Jobのモードの開始時刻とが同じであることは、次式(17)で表される。
Figure 2016085658
また、選択されたTP処理パターンの各Jobのモードは既定であって、選択されたTP処理パターンの現Jobのモードが選択されているならば、次Jobのモードも選択されることは、次式(18)で表される。ここで、PresenceOf()は、選択されたTP処理パターンには1、それ以外には0を返す関数である。
Figure 2016085658
(3−2)選択されたDL運行パターンの現Jobのモードの終了時刻と次Jobのモードの開始時刻とが同じであることは、次式(19)で表される。
Figure 2016085658
また、選択されたDL運行パターンの各Jobのモードは既定であって、選択されたDL運行パターンの現Jobのモードが選択されているならば、次Jobのモードも選択されることは、次式(20)で表される。
Figure 2016085658
(4)TP処理パターンとDL運行パターンとの紐付け制約
TP運行パターンのJobの終了時刻は、紐付けられるTP処理パターンのJobの開始時刻より前であることは、次式(21)で表される。
Figure 2016085658
(5)設備占有制約
(5−1)TPが占有できる設備は1つという設備占有制約条件(図18参照)をTPが満たさないことは、次式(22)で表される。
Figure 2016085658
TPが設備占有制約条件を満たさない回数を集計し、その値が0であればTPの設備占有条件を満たすことを意味する。この場合、次式(23)が成立する。
Figure 2016085658
(5−2)DLが設備占有条件を満たさないことは、次式(24)で表される。
Figure 2016085658
DLが占有条件を満たさない回数を集計し、その値が0であればDLの設備占有条件を満たすことを意味する。この場合、次式(25)が成立する。
Figure 2016085658
以上の説明から明らかなように、本実施の形態の物流計画作成装置10の物流計画作成処理では、最適化前処理部103が、TPに対する処理を、DLによる輸送と空TPの回送とを含めて一元化する。同様に、最適化前処理部103が、DLに対する処理を、TP処理待ちを含めて一元化する。そして、最適化部104が、TPおよびDLに対する処理をTPとDLとが設備を占有しながら物流を行うマルチモード・RCPSPに置き換えることにより、最適な物流計画を選択する。これにより、DLの走行経路、TP(溶銑)やDLによる設備の干渉や取り合いを考慮して、精度の高い物流計画を作成することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者などによりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
10 物流計画作成装置
100 情報処理装置
101 入力部
102 データ読込部
103 最適化前処理部
104 最適化部
105 出力部
120 記憶部
200 上位システム
201 ビジネスコンピュータ
202 プロセスコンピュータ
B 高炉
H 溶銑
K 製鋼工場
M 溶銑予備処理設備
TCC クリーニングセンター
TP トピードカー(輸送対象物)
DL ディーゼル機関車(輸送手段)

Claims (4)

  1. 複数の輸送対象物を複数の輸送手段を使って輸送する物流において、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する物流計画作成装置であって、
    少なくとも輸送対象物が占有する設備の識別情報、占有の開始予定時刻および終了予定時刻を含んで予め作成された1以上の輸送対象物の輸送計画を取得する取得手段と、
    各前記輸送対象物の通過工程の各工程と該工程に使用される設備の占有時間とを組み合わせた処理パターンを複数作成する処理パターン作成手段と、
    複数の前記輸送対象物の前記輸送計画に対応して、前記各輸送手段の処理待ちを含む処理を順に示す運行パターンを複数作成する運行パターン作成手段と、
    前記運行パターンに対応して、少なくとも輸送手段が占有する設備の識別情報および占有時間を含む経路パターンを複数作成する経路パターン作成手段と、
    前記輸送計画に対する所定の制約条件と前記輸送手段に対する所定の制約条件とを満たし、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の運行パターン、および該運行パターンに対応する経路パターンの最適な組み合わせに基づいて、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する最適化手段と、
    を備えることを特徴とする物流計画作成装置。
  2. 前記最適化手段は、前記輸送手段の処理待ちの時間、前記輸送手段が前記輸送対象物と対応付けされずに走行する空輸送時間、前記輸送手段の処理待ちの時間と前記空輸送時間との重み付き和のいずれかを最小とする、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の前記運行パターン、および前記運行パターンに対応する前記経路パターンの組み合わせを最適な組み合わせとして選択することを特徴とする請求項1に記載の物流計画作成装置。
  3. 前記最適化手段により実効可能な組み合わせが得られなかった場合に、前記取得手段が、再作成された輸送計画を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の物流計画作成装置。
  4. 複数の輸送対象物を複数の輸送手段を使って輸送する物流において、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する物流計画作成方法であって、
    少なくとも輸送対象物が占有する設備の識別情報、占有の開始予定時刻および終了予定時刻を含んで予め作成された1以上の輸送対象物の輸送計画を取得する取得ステップと、
    各前記輸送対象物の通過工程の各工程と該工程に使用される設備の占有時間とを組み合わせた処理パターンを複数作成する処理パターン作成ステップと、
    複数の前記輸送対象物の前記輸送計画に対応して、前記各輸送手段の処理待ちを含む処理を順に示す運行パターンを複数作成する運行パターン作成ステップと、
    前記運行パターンに対応して、少なくとも輸送手段が占有する設備の識別情報および占有時間を含む経路パターンを複数作成する経路パターン作成ステップと、
    前記輸送計画に対する所定の制約条件と前記輸送手段に対する所定の制約条件とを満たし、前記輸送対象物の処理パターン、前記輸送手段の運行パターン、および該運行パターンに対応する経路パターンの最適な組み合わせに基づいて、輸送対象物と前記輸送手段とを対応付けした物流計画を作成する最適化ステップと、
    を含むことを特徴とする物流計画作成方法。
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