JP2016081413A - データ送信装置、データ送信装置の動作方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

データ送信装置、データ送信装置の動作方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データを処理するプロセスの起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信する。【解決手段】データ送信装置1は、プロセス21の起動時間を記憶する起動時間データベース12と、データ処理サーバ2にデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベース11と、起動時間データベース12から起動時間を読み出す起動時間取得部13と、送信計画データベース11からデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算する起動命令送信予定時刻計算部14と、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信する起動命令送信部15を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、データを処理するプロセスの起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信する技術に関し、詳しくは、データ送信装置、データ送信装置の動作方法およびコンピュータプログラムに関するものである。
従来においては、センサが一定周期でデータを送出し、これをゲートウェイ端末が取得してサーバに転送するシステムがある。また、このゲートウェイ端末の消費電力を低減すべく、データの取得、転送のタイミングでゲートウェイ端末の電源をオン・オフする方式が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2014−68097号公報
一方、上記ゲートウェイ端末のように、サーバにデータを送信することについては同じだが、サーバにおいてデータを処理するプロセスの起動命令を事前に送信するような場合がある。
図11に示すように、プロセスは、例えば、通常は起動されておらず、データ送信側は、事前に起動命令を送信する。すると、プロセスが起動開始し、起動時間を経て、起動完了し、データの処理が可能となる。さらに、待機時間を経て、データが送信され、プロセスは、データを処理する。
例えば、データ送信側で起動時間がわからない場合、長めの起動時間を想定し、よって、起動命令とデータの送信時刻間隔は長めに設定される。その結果、待機時間が生じ、サーバでは、その待機時間分のリソースや電力が無駄となってしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データを処理するプロセスの起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信する技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、起動命令により起動開始され且つ起動時間を経て起動完了したならデータを処理可能となるプロセスを有するデータ処理サーバにデータを送信するデータ送信装置であって、前記起動時間を記憶する起動時間データベースと、前記データ処理サーバにデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベースと、前記起動時間データベースから起動時間を読み出す起動時間取得部と、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算する起動命令送信予定時刻計算部と、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する起動命令送信部とを備えることを特徴とする。
例えば、前記データ処理サーバに含まれるプロセスに対して共通性を有するプロセスを有する他のデータ処理サーバにおける当該プロセスについての起動時間を記憶する他サーバ起動時間データベースと、前記他サーバ起動時間データベースから起動時間を読み出す他サーバ起動時間取得部とを備え、前記起動命令送信予定時刻計算部は、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、前記起動命令送信部は、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する。
例えば、前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間が計測された際の前記データ処理サーバのリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間が計測された際の前記他のデータ処理サーバのリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、前記起動時間取得部は、前記データ処理サーバの現在のリソース使用状況を取得し、前記起動時間データベースから、取得したリソース使用状況と完全一致するリソース使用状況を示すレコードを検索し、前記他サーバ起動時間取得部は、前記完全一致するリソース使用状況を示すレコードがない場合、前記他サーバ起動時間データベースから起動時間を読み出す。
例えば、前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、前記起動時間取得部は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を示すレコードが前記起動時間データベースに有るか否かを判定し、前記起動時間取得部は、当該レコードが前記起動時間データベースにないなら、前記起動時間データベースの任意のレコードから起動時間と起動命令送信時刻を読み出し、前記他サーバ起動時間取得部は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出し、前記起動時間取得部により読み出された前記起動命令送信時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出し、前記起動時間取得部は、前記他サーバ起動時間取得部により読み出された前者の前記起動時間から後者の前記起動時間を減算した値であるオフセットを計算し、前記起動時間取得部が読み出した起動時間に前記オフセットを加算した時間を起動時間とし、前記起動命令送信予定時刻計算部は、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、前記起動命令送信部は、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する。
例えば、前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、前記起動時間取得部は、前記起動時間データベースにおける最新の起動命令送信時刻が、現在時刻から予め定めた時間遡った閾値時刻よりも新しい時刻か否かを判定し、前記他サーバ起動時間取得部は、当該最新の起動命令送信時刻が当該閾値時刻以前の時刻なら、当該閾値時刻より新しい且つ最新の起動命令送信時刻を示すレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出す。
第2の本発明は、起動命令により起動開始され且つ起動時間を経て起動完了したならデータを処理可能となるプロセスを有するデータ処理サーバにデータを送信するデータ送信装置の動作方法であって、前記データ送信装置は、前記起動時間を記憶する起動時間データベースと、前記データ処理サーバにデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベースとを備え、前記動作方法は、前記データ送信装置の起動時間取得部が、前記起動時間データベースから起動時間を読み出し、前記データ送信装置の起動命令送信予定時刻計算部が、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、前記データ送信装置の起動命令送信部が、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信することを特徴とする。
第3の本発明は、第1の本発明のデータ送信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、データを処理するプロセスの起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信することができ、起動完了してからデータを処理するまでの待機時間を無くすことができる。
第1の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。 送信計画データベース11の構成を示す図である。 起動時間データベース12の構成を示す図である。 データ送信装置1における処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。 クラスタリング結果データベース101の構成を示す図である。 データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第1例を示すフローチャートである。 データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第2例を示すフローチャートである。 データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第3例を示すフローチャートである。 データ送信装置1、10による処理の特徴を示す図である。 従来における起動命令およびデータの送信についての問題点を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。
データ送信装置1は、データ処理サーバ2に対し、センサ3から取得したデータを送信する装置である。データ処理サーバ2は、データを受信して処理するプロセスを備える装置である。
データ送信装置1は、データ送信予定時刻を記憶するスケジュール管理部1A、データを送信するデータ転送部1Bを備える。
スケジュール管理部1Aは、データ送信予定時刻を記憶する送信計画データベース11、プロセスの起動時間を記憶する起動時間データベース12、起動時間データベース12から起動時間を読み出す起動時間取得部13、起動命令送信予定時刻を計算する起動命令送信予定時刻計算部14、起動命令を送信する起動命令送信部15、起動時間データベース12を更新する起動時間データベース更新部16を備える。
データ転送部1Bは、センサ3からデータを受信するデータ取得部17、データ処理サーバ2にデータを送信するデータ送信部18を備える。
データ処理サーバ2は、データを処理するプロセス21、プロセスを管理するプロセス管理部22を備える。プロセス管理部22は、プロセスを起動するプロセス起動部221、起動時間を計算する起動時間計算部222を備える。
図2は、送信計画データベース11の構成を示す図である。
送信計画データベース11は、データがセンサ3から送信される予定の時刻であり且つデータをデータ処理サーバ2に送信する予定の時刻でもあるデータ送信予定時刻、センサのセンサID、並びにその他の情報、例えば、使用するプロトコルを示すレコードを1以上備える。
図3は、起動時間データベース12の構成を示す図である。
起動時間データベース12は、起動命令が送信された時刻である起動命令送信時刻、この起動命令によるプロセス21の起動時間(起動開始から起動完了までの長さ)、この起動命令が送信されたときのデータ処理サーバ2のリソースについてのリソース使用状況を示すレコードを1以上備える。
図4は、データ送信装置1における処理の流れを示すフローチャートである。
S1:起動命令送信予定時刻計算部14は、送信計画データベース11から、現在時刻以降で最も早いデータ送信予定時刻を読み出す。
S3:また、起動時間取得部13は、データ処理サーバ2の現在のリソース使用状況を取得し、起動時間データベース12から、取得したリソース使用状況と完全一致するリソース使用状況を示すレコードを検索し、レコードから起動時間を読み出す(第1の起動時間取得方法)。起動時間取得部13は、例えば、データ処理サーバ2から通信によりリソース使用状況を取得する。
S3:または、起動時間取得部13は、データ処理サーバ2の現在のリソース使用状況を取得し、起動時間データベース12から、取得したリソース使用状況に類似するリソース使用状況を示すレコードを検索し、レコードから起動時間を読み出す(第2の起動時間取得方法)。
例えば、CPU、メモリなどの各リソースの使用率を0〜10%の区間1、11〜20%の区間2、…のように区切り、各リソースにつき、取得したリソース使用状況における値と起動時間データベース12における値が同じ区間に属していれば、取得したリソース使用状況と起動時間データベース12のリソース使用状況は類似していると判断すればよい。
S3:または、起動時間取得部13は、データ処理サーバ2の現在のリソース使用状況を示す各リソースの使用率を要素とするベクトルを生成し、また、起動時間データベース12のリソース使用状況についても同様のベクトルを生成し、前者のリソース使用状況から得たベクトルとの距離(例:ユークリッド距離)が最も小さい後者のベクトルを選択し、対応するレコードから起動時間を読み出す(第3の起動時間取得方法)。または、前者のベクトルとの類似度(例:コサイン類似度)が1に最も近い後者のベクトルを選択し、対応するレコードから起動時間を取得してもよい。
S5:次に、起動命令送信予定時刻計算部14は、ステップS1で読み出されたデータ送信予定時刻から、S3で読み出された起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算する。なお、起動時間のバラツキを考慮し、計算値より若干遅い時刻を起動命令送信予定時刻をしてもよい。
S7、S9:次に、起動命令送信部15は、起動命令送信予定時刻になったなら(S7:YES)、データ処理サーバ2に起動命令を送信する(S9)。
この起動命令は、プロセス起動部221により受信され、プロセス起動部221は、プロセス21を起動開始させるとともに、起動時間計算部222に現時刻からの経過時間の計算を開始させる。プロセス21は起動開始し、起動時間計算部222は現時刻からの経過時間の計算を開始する。
起動時間計算部222は、プロセス21の起動完了を検知すると、経過時間の計算を終了し、終了時点の経過時間、すなわち、起動時間、ならびにプロセス21の起動開始時のリソース使用状況をデータ送信装置1に通知する。
S11、S13:データ取得部17は、S1の実行時刻以降で最も早いデータ送信予定時刻になったなら(S11:YES)、そのときにセンサ3から送信されるデータを受信し、データ送信部18は、データを直ちにデータ処理サーバ2へ送信する(S13)。なお、データ送信部18がデータをキャッシュし、データ送信予定時刻に送信してもよい。
このデータは、データの送信直前に起動完了したプロセス21により受信され、プロセス21は、データを適宜処理する。
S15:ステップS13の後(または、ステップS13の前でもよい)、起動時間データベース更新部16は、起動時間計算部222から起動時間、リソース使用状況の通知を受けると、S9の起動命令が送信された時刻である起動命令送信時刻、通知された起動時間、リソース使用状況を示すレコードを起動時間データベース12に記憶させ、ステップS1に戻る。
したがって、第1の実施の形態に係るデータ送信装置1によれば、起動命令により起動開始され且つ起動時間を経て起動完了したならデータを処理可能となるプロセスを有するデータ処理サーバ2にデータを送信するデータ送信装置であって、起動時間を記憶する起動時間データベース12と、データ処理サーバ2にデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベース11と、起動時間データベース12から起動時間を読み出す(S3)起動時間取得部13と、送信計画データベース11からデータ送信予定時刻を読み出し(S1)、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算する(S5)起動命令送信予定時刻計算部14と、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信する(S9)起動命令送信部15とを備えるので、データを処理するプロセス21の起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信することができ、起動完了してからデータを処理するまでの待機時間を無くすことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図5は、第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。
データ送信装置10は、データ処理サーバ2に対し、センサ3から取得したデータを送信する装置である。データ処理サーバ2は、データを受信し、処理するプロセスを備える装置である。
データ送信装置10は、スケジュール管理部1A、データ転送部1Bを備える。
スケジュール管理部1Aは、送信計画データベース11、起動時間データベース12、起動時間取得部13、起動命令送信予定時刻計算部14、起動命令送信部15、起動時間データベース更新部16、クラスタリング結果データベース101、他サーバ起動時間データベース102、他サーバ起動時間取得部103を備える。
なお、クラスタリング結果データベース101は、データ送信装置10でなく、クラスタリングを行うサーバに保持されていてもよい。また、他サーバ起動時間データベース102は、データ送信装置10以外の各データ送信装置に保持されていてもよい。
データ転送部1Bは、データ取得部17、データ送信部18を備える。
データ処理サーバ2は、プロセス21、プロセス管理部22を備える。プロセス管理部22は、プロセス起動部221、起動時間計算部222を備える。
図6は、クラスタリング結果データベース101の構成を示す図である。
クラスタリング結果データベース101は、データ処理サーバ2と図示しない他の1以上のデータ処理サーバを、当該各データ処理サーバに含まれるプロセスの共通性に基づいて、2以上のクラスタにクラスタリング(グルーピング)した場合の各クラスタにつき、クラスタを示すクラスタID、クラスタに属するデータ処理サーバごとのサーバIDを含むレコードを備える。
例えば、データ処理サーバ2に含まれるプロセスと、データ処理サーバ2が属するクラスタに属する他のデータ処理サーバに含まれるプロセスには共通性がある。クラスタリングは自動で行ってもよいし、人手で行ってもよい。
図示しないが、他サーバ起動時間データベース102には、データ処理サーバ2以外の各データ処理サーバにつき、起動時間データベース12と同様の構成で、当該データ処理サーバについてのレコードが記憶される。
図7は、データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第1例を示すフローチャートである。
S31:起動時間取得部13は、第1の実施の形態で説明した第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を取得できるか否かを判定する。
S33:起動時間取得部13は、取得できる場合(S31:YES)、起動時間データベース12を使用した方法で起動時間を取得する。
一方、第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を取得できない場合がある(S31:NO)。
例えば、第1の起動時間取得方法で完全一致のレコードがない場合である。または、例えば、第2の起動時間取得方法で、類似のレコードがない場合である。または、例えば、第3の起動時間取得方法で、閾値以下の距離に該当するレコードがない場合である。または、例えば、第3の起動時間取得方法で、閾値以上の類似度に該当するレコードがない場合である。
S35:この場合(S31:NO)、他サーバ起動時間取得部103は、クラスタリング結果データベース101から、データ処理サーバ2のサーバIDを含むレコードを検索し、レコードから他のサーバIDを読み出し、他サーバ起動時間データベース102において、当該他のサーバIDのデータ処理サーバについてのレコード(同一クラスタのレコードという)を対象とし、当該レコードから、第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を読み出す。
起動時間取得部13は、当該起動時間を他サーバ起動時間取得部103から受け取り、起動命令送信予定時刻計算部14は、当該起動時間を用い、第1の実施の形態と同様に起動命令送信予定時刻を計算する。以降の処理は同じなので、説明を省略する。
第1例によれば、第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を取得できない場合であっても、起動命令送信予定時刻を計算することができる。
図8は、データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第2例を示すフローチャートである。
S301:起動時間取得部13は、1日を複数の時間帯(例えば、1時間ごと)に区切った場合において、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を示すレコードが起動時間データベース12に有るか否かを判定する。
S303:起動時間取得部13は、該当のレコードがあったなら(S301:YES)、当該レコードを対象に、第1の実施の形態で説明した第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を取得する。
S305:一方、起動時間取得部13は、該当のレコードがなかったなら(S301:NO)、起動時間データベース12の任意のレコードから起動時間、起動命令送信時刻を読み出す。例えば、夜間の起動命令送信時刻を含むレコードから起動時間、起動命令送信時刻を読み出す。
S307:また、他サーバ起動時間取得部103は、該当のレコードがなかったなら(S311:NO)、他サーバ起動時間データベース102における同一クラスタのレコードを対象とし、現在時刻を含む時間帯(例えば、日中)に属する起動命令送信時刻を含むレコードを検索し、当該レコードから起動時間を読み出す。
S309:また、他サーバ起動時間取得部103は、同一クラスタのレコードを対象とし、ステップS305で読み出された起動命令送信時刻(夜間)を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを検索し、当該レコードから起動時間を読み出す。
S311:次に、起動時間取得部13は、ステップS307で読み出された起動時間(日中)から、ステップS309で読み出された起動時間(夜間)を減算した値(オフセットという)を計算する。
S313:次に、起動時間取得部13は、ステップS305で読み出した起動時間(夜間の起動時間)に、S311で計算したオフセットを加算し、これを以降使用される起動時間とする。
起動命令送信予定時刻計算部14は、当該起動時間を用い、第1の実施の形態と同様に起動命令送信予定時刻を計算する。以降の処理は同じなので、説明を省略する。
ここで、第2例の処理が有効な状況について説明する。
例えば、データ処理サーバ2が含まれるクラスタに含まれる他のデータ処理サーバがデータを受信し、その他にもリクエストを受信する場合、時間帯によって、受信数に特徴が存在することが考えられる。他、工場における動作のデータを受信する場合、工場が稼働する日中は受信数が多いが、稼働停止する夜間は受信数が極めて少なくなることが考えられる。
例えば、他のデータ処理サーバについては、午前0時から1時の1時間(夜間)において、起動時間がa秒だとすると、午後0時から1時の1時間(日中)においては起動時間がb(>>a)秒となる。
よって、データ処理サーバ2については、午後0時から1時の1時間(日中)における起動時間が起動時間データベース12に記憶されていなくても、午前0時から1時の1時間(夜間)における起動時間a’秒が記憶されていれば、「日中」における起動時間は、a’+|b−a|と計算される。
よって、「日中」における起動時間が記憶されていなくても、起動命令送信予定時刻を計算することができる。
図9は、データ送信装置10がステップS3(図4)で行う処理の第3例を示すフローチャートである。
S321:起動時間取得部13は、起動時間データベース12における最新の起動命令送信時刻が、現在時刻から予め定めた時間遡った時刻(閾値時刻という)よりも新しい時刻か否かを判定する。
S323:起動時間取得部13は、最新の起動命令送信時刻が閾値時刻より新しい時刻なら(S321:YES)、閾値時刻より新しい起動命令送信時刻を含むレコードを対象とし、第1の実施の形態で説明した第1、第2、第3の起動時間取得方法のいずれかで起動時間を取得する。
S325:一方、他サーバ起動時間取得部103は、最新の起動命令送信時刻が閾値時刻以前の時刻なら(S321:NO)、同一クラスタのレコードを対象とし、閾値時刻より新しい且つ最新の起動命令送信時刻を示すレコードを検索し、当該レコードから起動時間を読み出す。
起動時間取得部13は、当該起動時間を他サーバ起動時間取得部103から受け取り、起動命令送信予定時刻計算部14は、当該起動時間を用い、第1の実施の形態と同様に起動命令送信予定時刻を計算する。以降の処理は同じなので、説明を省略する。
ここで、第3例の処理が有効な状況について説明する。
データ処理サーバ2においては、例えば、ハードディスク装置がSSD(半導体メモリを使用したドライブ装置)に置換され、起動時間が短縮されるということが考えられる。
例えば、リソース使用状況が完全一致または類似している場合であっても、起動命令送信時刻が閾値時刻以前の時刻なら、起動時間は、上記のようなハードディスク装置を置換した後の現在の起動時間より長い可能性が高い。
第3例では、このような、実際より長い起動時間が使用されるのを防げるので待機時間(プロセスの起動完了からデータ送信までの時間)を無くすことができる。
したがって、第2の実施の形態のデータ送信装置10によれば、データ処理サーバ2に含まれるプロセスに対して共通性を有するプロセスを有する他のデータ処理サーバにおける当該プロセスについての起動時間を記憶する他サーバ起動時間データベース102と、他サーバ起動時間データベース102から起動時間を読み出す他サーバ起動時間取得部103とを備え、起動命令送信予定時刻計算部14は、送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、起動命令送信部15は、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信するので、起動時間データベース12に起動時間が記憶されてない場合であっても起動命令を送信できる。
また、第1例で示したように、起動時間データベース12は、起動時間データベース12に記憶される起動時間と、起動時間が計測された際のデータ処理サーバ2のリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、他サーバ起動時間データベース102は、他サーバ起動時間データベース102に記憶される起動時間と、起動時間が計測された際の他のデータ処理サーバのリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、起動時間取得部13は、データ処理サーバ2の現在のリソース使用状況を取得し、起動時間データベース12から、取得したリソース使用状況と完全一致するリソース使用状況を示すレコードを検索し(S31)、他サーバ起動時間取得部103は、完全一致するリソース使用状況を示すレコードがない場合(S31:NO)、他サーバ起動時間データベース102から起動時間を読み出し(S35)、起動命令送信予定時刻計算部14は、送信計画データベース11からデータ送信予定時刻を読み出し、データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し(S5)、起動命令送信部15は、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信する(S9)ので、起動時間データベース12に、現在のリソース使用状況と完全一致するリソース使用状況を示すレコードがない場合であっても起動命令を送信できる。
また、第2例で示したように、起動時間データベース12は、起動時間データベース12に記憶される起動時間と、起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、他サーバ起動時間データベース102は、他サーバ起動時間データベース102に記憶される起動時間と、起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、起動時間取得部13は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を示すレコードが起動時間データベース12に有るか否かを判定し(S301)、起動時間取得部13は、当該レコードが起動時間データベース12にないなら(S301:NO)、起動時間データベース12の任意のレコードから起動時間と起動命令送信時刻を読み出し(S305)、他サーバ起動時間取得部103は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを他サーバ起動時間データベース102から検索し、当該レコードから起動時間を読み出し(S307)、起動時間取得部13により読み出された起動命令送信時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを他サーバ起動時間データベース102から検索し、当該レコードから起動時間を読み出し(S309)、起動時間取得部13は、他サーバ起動時間取得部103により読み出された前者の起動時間(S307)から後者の起動時間(S309)を減算した値であるオフセットを計算し(S311)、起動時間取得部13が読み出した起動時間(S305)にオフセットを加算した時間を起動時間とし、起動命令送信予定時刻計算部14は、送信計画データベース11からデータ送信予定時刻を読み出し、データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し(S5)、起動命令送信部15は、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信するので(S9)、起動時間データベース12に、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードがない場合であっても起動命令を送信できる。
また、第3例で示したように、起動時間データベース12は、起動時間データベース12に記憶される起動時間と、起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、他サーバ起動時間データベース102は、他サーバ起動時間データベース102に記憶される起動時間と、起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、起動時間取得部13は、起動時間データベース12における最新の起動命令送信時刻が、現在時刻から予め定めた時間遡った閾値時刻よりも新しい時刻か否かを判定し(S321)、他サーバ起動時間取得部103は、当該最新の起動命令送信時刻が当該閾値時刻以前の時刻なら(S321:NO)、当該閾値時刻より新しい且つ最新の起動命令送信時刻を示すレコードを他サーバ起動時間データベース102から検索し、当該レコードから起動時間を読み出し(S325)、起動命令送信予定時刻計算部14は、送信計画データベース11からデータ送信予定時刻を読み出し、データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し(S5)、起動命令送信部15は、起動命令送信予定時刻になったなら、データ処理サーバ2に起動命令を送信する(S9)ので、最新の起動命令送信時刻が閾値時刻以前の時刻であっても起動命令を送信できる。
図10は、データ送信装置1、10による処理の特徴を示す図である。
データ送信装置1、10は、データ送信予定時刻から起動時間が経過した後の起動命令送信予定時刻に起動命令を送信するので、起動命令によりプロセス21が起動開始し、起動時間を経て、起動完了したときに、データ送信装置1、10は、データを送信することとなる。つまり、データを処理するプロセス21の起動完了にタイミングを合わせてデータが送信されるように起動命令を送信するので、起動完了からデータ送信までの間の待機時間がなくなり、待機時間分のリソースや電力の消費を無くすことができる。
すなわち、データが送信されるタイミングに合わせてプロセスを起動完了させることが可能となるため、データ処理サーバのリソースや電力の効率化と受信データのリアルタイム性との両立が可能である。また、必要最低限な時間だけプロセスを起動させることが可能となるため、データ処理サーバが、スマートフォンのように様々なアプリケーションが同時に動作することでリソースが逼迫されるものである場合においては、そのような状況になった際に古いプロセスがオペレーティングシステム(OS)側に消去されてしまい、データ受信、処理が行えなくなってしまうが、プロセスを起動させてから必要最低限の時間だけプロセスを起動させられるので、そのようにプロセスの生存が不安定なデータ処理サーバ(スマートフォンなど)においても安定した動作が可能となる。
なお、データ送信装置1やデータ送信装置10としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1、10 データ送信装置
2 データ処理サーバ
3 センサ
1A スケジュール管理部
1B データ転送部
11 送信計画データベース
12 起動時間データベース
13 起動時間取得部
14 起動命令送信予定時刻計算部
15 起動命令送信部
16 起動時間データベース更新部
17 データ取得部
18 データ送信部
21 プロセス
22 プロセス管理部
221 プロセス起動部
222 起動時間計算部
101 クラスタリング結果データベース
102 他サーバ起動時間データベース
103 他サーバ起動時間取得部

Claims (7)

  1. 起動命令により起動開始され且つ起動時間を経て起動完了したならデータを処理可能となるプロセスを有するデータ処理サーバにデータを送信するデータ送信装置であって、
    前記起動時間を記憶する起動時間データベースと、
    前記データ処理サーバにデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベースと、
    前記起動時間データベースから起動時間を読み出す起動時間取得部と、
    前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算する起動命令送信予定時刻計算部と、
    前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する起動命令送信部と
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記データ処理サーバに含まれるプロセスに対して共通性を有するプロセスを有する他のデータ処理サーバにおける当該プロセスについての起動時間を記憶する他サーバ起動時間データベースと、
    前記他サーバ起動時間データベースから起動時間を読み出す他サーバ起動時間取得部とを備え、
    前記起動命令送信予定時刻計算部は、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、
    前記起動命令送信部は、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間が計測された際の前記データ処理サーバのリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間が計測された際の前記他のデータ処理サーバのリソース使用状況とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記起動時間取得部は、前記データ処理サーバの現在のリソース使用状況を取得し、前記起動時間データベースから、取得したリソース使用状況と完全一致するリソース使用状況を示すレコードを検索し、
    前記他サーバ起動時間取得部は、前記完全一致するリソース使用状況を示すレコードがない場合、前記他サーバ起動時間データベースから起動時間を読み出す
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ送信装置。
  4. 前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記起動時間取得部は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を示すレコードが前記起動時間データベースに有るか否かを判定し、
    前記起動時間取得部は、当該レコードが前記起動時間データベースにないなら、前記起動時間データベースの任意のレコードから起動時間と起動命令送信時刻を読み出し、
    前記他サーバ起動時間取得部は、現在時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出し、前記起動時間取得部により読み出された前記起動命令送信時刻を含む時間帯に属する起動命令送信時刻を含むレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出し、
    前記起動時間取得部は、前記他サーバ起動時間取得部により読み出された前者の前記起動時間から後者の前記起動時間を減算した値であるオフセットを計算し、前記起動時間取得部が読み出した起動時間に前記オフセットを加算した時間を起動時間とし、
    前記起動命令送信予定時刻計算部は、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、
    前記起動命令送信部は、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ送信装置。
  5. 前記起動時間データベースは、当該起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記他サーバ起動時間データベースは、当該他サーバ起動時間データベースに記憶される起動時間と、当該起動時間の契機となった起動命令の送信時刻である起動命令送信時刻とを示すレコードを記憶するものであり、
    前記起動時間取得部は、前記起動時間データベースにおける最新の起動命令送信時刻が、現在時刻から予め定めた時間遡った閾値時刻よりも新しい時刻か否かを判定し、
    前記他サーバ起動時間取得部は、当該最新の起動命令送信時刻が当該閾値時刻以前の時刻なら、当該閾値時刻より新しい且つ最新の起動命令送信時刻を示すレコードを前記他サーバ起動時間データベースから検索し、当該レコードから起動時間を読み出す
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ送信装置。
  6. 起動命令により起動開始され且つ起動時間を経て起動完了したならデータを処理可能となるプロセスを有するデータ処理サーバにデータを送信するデータ送信装置の動作方法であって、
    前記データ送信装置は、
    前記起動時間を記憶する起動時間データベースと、
    前記データ処理サーバにデータを送信する予定の時刻であるデータ送信予定時刻を記憶する送信計画データベースとを備え、
    前記動作方法は、
    前記データ送信装置の起動時間取得部が、前記起動時間データベースから起動時間を読み出し、
    前記データ送信装置の起動命令送信予定時刻計算部が、前記送信計画データベースからデータ送信予定時刻を読み出し、当該データ送信予定時刻から当該起動時間が経過した後の時刻である起動命令送信予定時刻を計算し、
    前記データ送信装置の起動命令送信部が、前記起動命令送信予定時刻になったなら、前記データ処理サーバに起動命令を送信する
    ことを特徴とするデータ送信装置の動作方法。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ送信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。

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