JP2016081336A - 印刷システム及び印刷制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】モバイル端末からの印刷指示を適切に処理する。【解決手段】印刷指示を行うモバイル端末と印刷装置とが通信可能に接続され、前記印刷装置とサーバとが通信可能に接続された印刷システムにおいて、前記モバイル端末の制御部は、印刷に関する所定のデータを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置の制御部は、前記モバイル端末から受信した前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断し、前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該所定のデータに基づいて自装置で処理を行い、前記所定のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該所定のデータを前記サーバに送信して処理を依頼する。【選択図】図7

Description

本発明は、印刷システム及び印刷制御プログラムに関し、特に、モバイル端末から印刷を指示する印刷システム及びモバイル端末からの印刷指示を処理する印刷制御プログラムに関する。
通常、コンピュータ装置からプリンタや複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの印刷装置に印刷を指示する場合、アプリケーションを用いて作成した文書のデータを、コンピュータ装置にインストールされているベンダー独自のプリンタドライバを用いて、印刷装置に対応したPDL(Page Description Language)形式の印刷ジョブに変換して印刷装置に送信し、印刷装置は印刷ジョブを解析して印刷処理を行う。
一方、近年のモバイル端末の高性能化に伴い、モバイル端末で文書の作成/編集が可能になっていることから、モバイル端末から印刷装置に直接印刷指示を行うことも行われている。例えば、モバイル端末と印刷装置とをBluetooth(登録商標)等で接続し、モバイル端末から印刷装置に直接印刷を指示したり、モバイル端末を印刷装置が接続されているLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、モバイル端末からネットワークを介して印刷装置に印刷を指示したりしている。
ここで、モバイル端末から印刷を指示する場合、モバイル端末用のOS(Operating System)は、一般にベンダー独自のプリンタドライバを搭載することが出来ず、モバイル端末用のOS側が標準で用意しているプリンタドライバを使用して印刷ジョブを生成するため、印刷装置に対応した形式の印刷ジョブを生成できない場合が生じる。そのような場合、印刷処理を実行するためには、印刷装置側が、モバイル端末から出力される印刷ジョブを利用できるように対応する必要がある。また、モバイル端末が印刷装置のデバイス情報を取得するための双方向通信に関しても、印刷装置側が、モバイル端末用のOSの仕様に対応する必要がある。
このような背景から、印刷ジョブを適切に処理するための様々な方法が提案されている。例えば、下記特許文献1には、クライアントから送信されたプリントデータをプリント可能な形式に変換してプリンタに送出するサーバであって、前記クライアントの送信予定のプリントデータに関する情報を前記クライアントから取得する情報取得手段と、前記取得した情報に基づいて、前記送信予定のプリントデータを処理できるか否かを判定する判定手段と、前記判定された結果に関する判定情報を前記クライアントに送信する送信手段とを備えるサーバが開示されている。
特開2003−241919号公報
上記特許文献1では、クライアントはサーバに印刷ジョブを送信し、サーバは受信した印刷ジョブが、印刷装置が対応している形式のデータであるかを判断し、印刷装置が対応している形式のデータでない場合は、印刷装置が対応している形式のデータに変換して印刷装置に送信し、印刷装置は変換後のデータを使用して印刷処理を行っており、クライアントと印刷装置との間にサーバを介在させることにより、様々な形式の印刷ジョブを印刷装置が利用できるようにしている。
しかしながら、この方法では、モバイル端末はサーバに印刷ジョブを送信しなければならないため、モバイル端末を印刷装置に接続して直接印刷指示を行うシステムには適用することができない。
また、この方法をモバイル端末から印刷指示を行うシステムに適用した場合、モバイル端末から出力する印刷ジョブが、印刷装置が対応している形式のデータであっても、当該印刷ジョブは一旦サーバに送信され、サーバから印刷装置に転送されるため、モバイル端末から印刷装置に印刷ジョブを直接出力する場合に比べて、印刷処理に時間を要し、迅速に印刷処理を実行することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、モバイル端末からの印刷指示を適切に処理することができる印刷システム及び印刷制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、印刷指示を行うモバイル端末と印刷装置とが通信可能に接続され、前記印刷装置とサーバとが通信可能に接続された印刷システムにおいて、前記モバイル端末の制御部は、印刷に関する所定のデータを前記印刷装置に送信し、前記印刷装置の制御部は、前記モバイル端末から受信した前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断し、前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該所定のデータに基づいて自装置で処理を行い、前記所定のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該所定のデータを前記サーバに送信して処理を依頼することを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷指示を行うモバイル端末と印刷装置とが通信可能に接続され、前記印刷装置とサーバとが通信可能に接続された印刷システムにおける前記印刷装置で動作する印刷制御プログラムであって、前記印刷装置の制御部に、前記モバイル端末から印刷に関する所定のデータを受信し、当該所定のデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断する第1処理、前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該所定のデータに基づいて自装置で処理を行う第2処理、前記所定のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該所定のデータを前記サーバに送信して処理を依頼する第3処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の印刷システム及び印刷制御プログラムによれば、モバイル端末からの印刷指示を適切に処理することができる。
その理由は、印刷装置(印刷制御プログラム)は、モバイル端末からデバイス情報の取得指示や印刷ジョブなどのデータを受信すると、そのデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断し、対応している形式のデータの場合はそのデータに基づいて処理(取得指示に対する情報の返却処理や印刷処理)を実行し、対応していない形式のデータの場合はサーバに処理を依頼する制御を行うからである。
このように、印刷装置はモバイル端末からデータを直接受信するため、モバイル端末を印刷装置に接続して直接印刷指示を行うシステムに適用することができる。また、印刷装置は受信したデータが対応している形式のデータであれば、そのまま処理を実行するため、迅速に処理を実行することができる。また、サーバ側にて新機能への対応(処理可能な形式の追加)を行うことにより、ネットワークに接続されている複数の印刷装置を一括して同時に新機能に対応させることができるため、システムの汎用性を高めることができる。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るモバイル端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムのソフトウェア構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る印刷装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るサーバの動作を示すフローチャート図である。 ベンダー独自のプリンタドライバを用いて印刷を指示する方法を説明する模式図である。 モバイル端末のOS標準のプリンタドライバを用いて印刷を指示する方法を説明する模式図である。
背景技術で示したように、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置から印刷装置に印刷を指示する場合、図10に示すように、コンピュータ装置のOSからベンダー独自のプリンタドライバに描画命令を出し、ベンダー独自のプリンタドライバは描画命令をPDL変換し、印刷装置に対応したPDL形式(例えば、PCL(Printer Control Language)−XL等)の印刷ジョブを印刷装置に送信することによって印刷が行われる。
これに対して、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から印刷装置に印刷指示を行う場合は、モバイル端末のOSに応じて様々な方法で印刷指示が行われる。
例えば、Microsoft(登録商標、以下省略)社がモバイル端末用に提供するWindows(登録商標、以下省略)のOS(Windows Mobile OSと呼ぶ。)では、Microsoft社が用意したin-boxドライバのみが使用可能である。そのため、図11に示すように、Windows Mobile OSから出力されるデータは、PWG(Printer Working Group) Raster又はOpenXPS(XML Paper Specification)形式のPDLデータに限定され、in-boxドライバではそのPDLデータにPrintTicketを付与して印刷装置に送信する。従って、印刷装置で印刷処理を実行するためには、印刷装置が、PWG Raster又はOpenXPS形式のPDLデータに対応している必要がある。
また、Apple社が提供するOS(iOS)はAir Print(登録商標、以下省略)と呼ばれる印刷機能を提供しており、Air Printでは、Bonjour(登録商標)と呼ばれるネットワークプロトコルを用いてネットワークに接続されている印刷装置を検索し、検索した印刷装置に印刷ジョブを出力して印刷を実行させる。Air Printでは、iOSから出力される印刷ジョブはURF(Universal radar format)であり、印刷装置で印刷処理を実行するためには、印刷装置がURFに対応している必要がある。
また、Google社が提供するOS(Android:登録商標、以下省略)はGoogle Cloud Print(登録商標、以下省略)と呼ばれる印刷機能を提供しており、Google Cloud Printでは、モバイル端末から出力した印刷ジョブを予めGoogleアカウントに関連付けた印刷装置に出力して印刷を実行させる。Google Cloud Printでは、Androidから出力される印刷ジョブはPDF(Portable Document Format)であり、印刷装置で印刷処理を実行するためには、印刷装置がPDFに対応している必要がある。
また、いずれの場合においても、モバイル端末が印刷装置のデバイス情報を取得できるように、印刷装置は、ネットワーク上の機器を検索するための仕組みであるWSD(WS-Discovery)接続が可能であり、XML(Extensible Markup Language)形式でのデバイス情報(デバイス能力・オプション情報)の返却が可能である必要がある。
このように、モバイル端末から印刷装置に印刷指示を行う様々なシステムが提案されているが、モバイル端末のOSに応じた形式で作成された印刷ジョブに印刷装置が対応していなければ、印刷装置で印刷処理を実行することができない。また、モバイル端末からのデバイス情報の取得指示に印刷装置が対応していなければ、モバイル端末は適切な印刷ジョブを作成することができない。また、従来、ベンダー独自のプリンタドライバ側で色補正処理を行っていた印刷装置では、ベンダー独自のプリンタドライバが使用できないモバイル端末からの印刷指示では、色補正処理を行うことが出来ない。
上記問題に対して、特許文献1では、ネットワークにサーバを接続し、クライアント端末から出力される印刷ジョブをサーバが受信し、印刷装置が対応していない形式の印刷ジョブを受信した場合は、印刷装置が対応している形式の印刷ジョブに変換して印刷装置に送信するようにしている。しかしながら、この方法では、モバイル端末はサーバに印刷ジョブを送信しなければならないため、モバイル端末を印刷装置に接続して直接印刷指示を行うシステムには適用することができない。また、印刷ジョブが、印刷装置が対応している形式であっても、当該印刷ジョブはサーバを経由して印刷装置に転送されるため、モバイル端末から印刷装置に印刷ジョブを直接出力する場合に比べて、印刷処理に時間がかかってしまう。
そこで、本発明の一実施の形態では、モバイル端末から出力されるデバイス情報の取得指示や印刷ジョブなどのデータを印刷装置が受信し、受信したデータが、印刷装置が対応している形式のデータであれば、そのまま処理を行い、印刷装置が対応していない形式のデータの場合は、そのデータをサーバに転送し、サーバが処理して印刷装置に戻す制御を行う。
このように、印刷装置がモバイル端末からのデータを受信するため、モバイル端末を印刷装置に接続して直接印刷指示を行うシステムに対しても、上記印刷制御を適用することができる。また、印刷装置側で対応可能な場合はサーバ側の処理を省略することができるため、迅速に処理を実行することができる。また、サーバ側にて対応可能な形式の追加などの新機能への対応を行うことにより、ネットワークに接続されている複数の印刷装置を一括して同時に新機能に対応させることができるため、システムの汎用性を高めることができる。また、上記印刷制御では、データの変換はサーバで行うため、モバイル端末からは、あくまでも印刷装置とのやり取りにしか見えず、たとえ印刷装置が非対応のデータであったとしても、サーバ側さえ対応していれば、印刷装置が対応しているように見せかけて動作させることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る印刷システム及び印刷制御プログラムについて、図1乃至図9を参照して説明する。図1乃至図3は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図4乃至図6は、本実施例の印刷システムを構成する各装置のハードウェア構成を示すブロック図である。また、図7は、本実施例の印刷システムのソフトウェア構成を示す図であり、図8及び図9は、各々、印刷装置及びサーバの動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、印刷ジョブに従って印刷処理を実行する1又は複数の印刷装置20と、印刷ジョブを送信する1又は複数のモバイル端末10と、印刷ジョブを変換するコンピュータ装置(サーバ30と呼ぶ。)などで構成される。モバイル端末10と印刷装置20とは、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)、TransferJet、Wibree、IrDA等の規格に従って無線でデータ通信を行うネットワーク(無線ネットワーク)を介して1対1で接続されており、印刷装置20とサーバ30とは、Ethernet(登録商標)やToken Ring等の規格に従ってデータ通信を行うLAN(Local Area Network)などのネットワーク(構内ネットワーク)を介して接続されている。
なお、モバイル端末10、印刷装置20及びサーバ30の接続方法は図1の構成に限定されず、モバイル端末10と印刷装置20とが通信可能であり、かつ、印刷装置20とサーバ30とが通信可能であればよい。例えば、図2に示すように、モバイル端末10がアクセスポイントを介して、印刷装置20とサーバ30とが接続されているLANなどのネットワーク(構内ネットワーク)に接続される構成としてもよい。また、図3に示すように、モバイル端末10が基地局を介してLTE(Long Term Evolution)等の規格に従って無線でデータ通信を行うネットワーク(移動体通信ネットワーク)に接続され、この移動体通信ネットワークと、印刷装置20とサーバ30とが接続されているLANなどのネットワーク(構内ネットワーク)と、がインターネットを介して接続される構成としてもよい。以下、各装置のハードウェア構成について説明する。
[モバイル端末]
モバイル端末10は、スマートフォンやタブレット、スレートPCなどであり、図4に示すように、制御部11と記憶部12と通信I/F部13と表示部14と操作部15などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、モバイル端末10の動作を制御するためのプログラム、OS(例えば、Windows Mobile OSやiOS、Android、BlackBerry OSなど)、OS上で動作するアプリケーションなどをROM11bや記憶部12から読み出し、RAM11cに展開して実行する。
記憶部12は、SD(Secure Digital)カードなどで構成され、アプリケーションで作成した文書データなどを格納する。
通信I/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっている機器とのデータ通信を可能にする。具体的には、無線ネットワークや構内ネットワークを介して、印刷装置20に情報取得指示や印刷ジョブを送信したり、印刷装置20からデバイス情報を受信したりする。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、アプリケーションの画面や印刷指示画面などを表示する。操作部15は、ハードキーや表示部14上に形成されたタッチセンサなどで構成され、アプリケーションの操作や印刷指示操作などを可能にする。
[印刷装置]
印刷装置20は、プリンタやMFPなどであり、図5に示すように、制御部21と記憶部22と通信I/F部23と表示部24と操作部25と印刷部26などで構成される。
制御部21は、CPU21aと、ROM21bやRAM21cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU21aは、印刷装置20の動作を制御するためのプログラム、後述する印刷制御プログラムなどをROM21bや記憶部22から読み出し、RAM21cに展開して実行する。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、印刷ジョブ、印刷ジョブから生成した印刷データ、フォントデータ、印刷装置20が対応している形式を記述したテーブル、自装置のデバイス能力・オプション情報などのデバイス情報を格納する。なお、デバイス能力とは、印刷装置20本体の機能に関する情報や対応可能な形式に関する情報などであり、オプション情報とは、本体に付加したユニットに関する情報などである。
通信I/F部23は、NICやモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっている機器とのデータ通信を可能にする。具体的には、無線ネットワークや構内ネットワークを介して、モバイル端末10から情報取得指示や印刷ジョブを受信したり、モバイル端末10にデバイス情報を送信したりする。また、構内ネットワークを介して、サーバ30に情報取得指示や印刷ジョブ、デバイス情報を送信したり、サーバ30から情報取得指示に対する返却情報や形式変換後の印刷ジョブを受信したりする。
表示部24は、LCDなどで構成され、印刷に関する各種画面を表示する。操作部25は、ハードキーや表示部24上に形成されたタッチセンサなどで構成され、印刷に関する各種操作を可能にする。
印刷部26は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成のために必要な要素、すなわち、帯電装置、感光体ドラム、露光装置、転写ローラ、転写ベルト、定着装置などで構成され、後述するレンダリング部が生成した印刷データに基づいて用紙上に画像を形成する。具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から印刷データに応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を一次転写ローラ、二次転写ベルトを介して用紙に転写し、定着装置で定着させる処理を行う。
[サーバ]
サーバ30は、コンピュータ装置などであり、図6に示すように、制御部31と記憶部32と通信I/F部33と、必要に応じて表示部34と操作部35などで構成される。
制御部31は、CPU31aと、ROM31bやRAM31cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU31aは、サーバ30の動作を制御するためのプログラム、OS(例えば、Windows OSなど)、後述する印刷制御プログラムなどをROM31bや記憶部32から読み出し、RAM31cに展開して実行する。
記憶部32は、HDDなどで構成され、CPU31aが各部を制御するためのプログラム、後述する印刷制御プログラム、サーバ30が対応している形式を記述したテーブル、必要に応じて印刷装置20毎のデバイス能力・オプション情報などのデバイス情報などを格納する。
通信I/F部33は、NICやモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっている機器とのデータ通信を可能にする。具体的には、構内ネットワークを介して、印刷装置20から情報取得指示や印刷ジョブ、デバイス情報を受信したり、印刷装置20に情報取得指示に対する返却情報や形式変換後の印刷ジョブを送信したりする。
表示部34は、LCDなどで構成され、情報取得指示や印刷ジョブを管理するための画面などを表示する。操作部35は、キーボードやマウス、表示部34上に形成されたタッチセンサなどで構成され、情報取得指示や印刷ジョブを管理するための各種操作を可能にする。
なお、図4乃至図6は、本実施例の印刷システムを構成する装置の一例であり、その構成は適宜変更可能である。例えば、図5では、印刷機能のみを有する印刷装置20を例示したが、印刷装置20にスキャン機能や複写機能などを備えていても良い。
次に、本実施例の印刷システムのソフトウェア構成について図7を参照して説明する。
モバイル端末10の制御部11には、モバイル端末用OS10aがインストールされており、モバイル端末用OS10aは、アプリケーションで作成された文書などを印刷する際に、印刷装置20のデバイス能力・オプション情報などのデバイス情報を取得するためのデータ通信を行い、取得したデバイス情報に基づき、自OS標準のプリンタドライバを用いて所定の形式の印刷ジョブ(PDLデータ)を作成し、作成したPDLデータを印刷装置20に出力する。
印刷装置20の制御部21は、データ解析・切替部20a、レンダリング部20b、返却情報作成部20cなどとして機能する。
データ解析・切替部20aは、モバイル端末用OS10aとのインターフェース部であり、モバイル端末用OS10a側から送られてきたデータ(情報取得指示のデータ又はPDLデータ)が、自印刷装置20が対応している形式のデータであるか否かを判断し、判断結果に応じて処理を切り替える。具体的には、自印刷装置20が対応している形式のデータの場合は、返却情報作成部20cに処理を行わせてモバイル端末10に返却情報を送信したり、レンダリング部20bに処理を行わせて印刷を実行したりする。また、自印刷装置20が対応していない形式のデータの場合は、返却情報作成部20cやレンダリング部20bに処理を行わせることなく、サーバ30側に受信したデータをそのまま送信する。
レンダリング部20bは、PDLデータを印刷データに変換し、印刷部26に転送して印刷出力を行う。なお、印刷データへの変換は、印刷装置20が対応している形式のPDLデータのみ実行可能である。
返却情報作成部20cは、印刷装置20のデバイス能力・オプション情報等のデバイス情報の管理を行い、モバイル端末10やサーバ30から情報取得指示があった場合は、予め定めたフォーマットにてデバイス情報を記述した返却情報を作成する。
サーバ30の制御部31は、データ解析・切替部30a、返却情報作成部30b、デバイス情報取得部30c、PDL変換部30d、色補正部30eなどとして機能する。
データ解析・切替部30aは、印刷装置20とのインターフェース部であり、印刷装置20から送られてきたデータの中身を解析し、解析結果に応じて処理を切り分ける。具体的には、情報取得指示のデータの場合は、返却情報作成部30bにデータを送信して返却情報を作成させる。また、PDLデータの場合は、PDL変換部30dにデータを送信してPDLデータの形式を変換させる。そして、返却情報作成部30b及びPDL変換部30dにて作成されたデータを印刷装置20に送信する。
返却情報作成部30bは、デバイス情報取得部30cにて取得したデバイス情報を用いて、印刷装置20から渡されてきた形式(フォーマット)に合わせて返却情報を作成し、作成した返却情報をデータ解析・切替部30aを介して印刷装置20に返却する。
デバイス情報取得部30cは、印刷装置20の返却情報作成部20cからデバイス能力・オプション情報等のデバイス情報や必要に応じて色補正情報を取得する。
PDL変換部30dは、印刷装置20から渡されてきたPDLデータを、デバイス情報取得部30cにて取得したデバイス能力に応じたPDLデータ(印刷装置20が対応している形式のPDLデータ、例えば、PCL−XL等)に変換する。
色補正部30eは、デバイス情報取得部30cが色補正情報を取得した場合には、PDL変換部30dにてPDLデータの形式変換処理を行う際に、色補正処理も同時に行う。
なお、上記データ解析・切替部20a、レンダリング部20b、返却情報作成部20cは、ハードウェアとして構成してもよいし、印刷装置20の制御部21を、データ解析・切替部20a、レンダリング部20b、返却情報作成部20c(特に、データ解析・切替部20a)として機能させる印刷制御プログラムとして構成し、当該印刷制御プログラムをCPU21aに実行させるようにしてもよい。また、上記データ解析・切替部30a、返却情報作成部30b、デバイス情報取得部30c、PDL変換部30d、色補正部30eもハードウェアとして構成してもよいし、サーバ30の制御部31を、データ解析・切替部30a、返却情報作成部30b、デバイス情報取得部30c、PDL変換部30d、色補正部30e(特に、データ解析・切替部30a、返却情報作成部30b、PDL変換部30d)として機能させる印刷制御プログラムとして構成し、当該印刷制御プログラムをCPU31aに実行させるようにしてもよい。
以下、本実施例の印刷システムの動作について説明する。
まず、モバイル端末用OS10aから情報取得指示があった場合の印刷装置20及びサーバ30の動作について説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶した印刷制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。また、CPU31aは、ROM31b又は記憶部32に記憶した印刷制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、図9のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
モバイル端末10側にて印刷指示を行うと、モバイル端末用OS10aは、印刷装置20に対してデバイス能力・オプション情報を取得するための情報取得指示を行う。印刷装置20のデータ解析・切替部20aは、情報取得指示のデータを受信すると(S101)、受信したデータの内容を解析し(S102)、モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応している形式か否かを判断する(S103)。例えば、印刷装置20の記憶部22に、印刷装置20が対応している情報取得指示のデータ形式を記述したテーブルを記憶しておき、受信した情報取得指示のデータ形式がテーブル中にあるか否かを判断する。
モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応している形式のデータの場合(S103のYes)は、データ解析・切替部20aは、受信したデータが情報取得指示のデータか印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S104)。ここでは、受信したデータが情報取得指示のデータであるため、データ解析・切替部20aは、返却情報作成部20cに受信したデータを送信する(S105)。返却情報作成部20cは、既存のフォーマットにてデバイス能力・オプション情報等を記述した返却情報を作成し、データ解析・切替部20aに返却する(S106)。そして、データ解析・切替部20aは、受け取った返却情報をモバイル端末用OS10aに返却し(S107)、一連の処理を終了する。
一方、モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応していない形式のデータの場合(S103のNo)は、サーバ30にデータを送信し(S110)、サーバ30に処理を依頼する(S111)。
図9は、サーバ30側の処理を示しており、まず、サーバ30のデータ解析・切替部30aは、印刷装置20からデータを受信すると(S201)、受信したデータの内容を解析し(S202)、受信したデータが、サーバ30が対応している形式か否かを判断する(S203)。例えば、サーバ30の記憶部32に、サーバ30が対応している情報取得指示のデータ形式を記述したテーブルを記憶しておき、受信した情報取得指示のデータ形式がテーブル中にあるか否かを判断する。印刷装置20から受信したデータが、サーバ30が対応していない形式のデータの場合(S203のNo)は、印刷装置20にエラーを返却し(S204)、サーバ30側の処理を終了する。
印刷装置20から受信したデータが、サーバ30が対応している形式のデータの場合(S203のYes)は、データ解析・切替部30aは、受信したデータが情報取得指示のデータか印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S205)。ここでは、受信したデータが情報取得指示のデータであるため、データ解析・切替部30aは、返却情報作成部30bにデータを送信する(S206)。次に、デバイス情報取得部30cは、印刷装置20からデバイス能力・オプション情報等を取得し(S207)、取得した情報を返却情報作成部30bに送る(S208)。
返却情報作成部30bは、モバイル端末用OS10aから送られてきたフォーマット(データ解析・切替部30aが受信した情報取得指示のデータで指定されたフォーマット)にて、デバイス情報取得部30cから受け取ったデバイス能力・オプション情報等を記述した返却情報を作成し、データ解析・切替部30aに返却する(S209)。データ解析・切替部30aは、受け取った返却情報を印刷装置20に返却し(S210)、サーバ30側の処理を終了する。
図8のフローチャート図に戻って、印刷装置20のデータ解析・切替部20aは、サーバ30から処理後のデータを取得し(S112)、そのデータが、情報取得指示に対する返却情報か印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S113)。ここでは、サーバ30側より返却されたデータは情報取得指示に対する返却情報であるため、モバイル端末用OS10a側に返却情報を返却し(S114)、一連の処理を終了する。
なお、上記フローでは、印刷装置20からサーバ30に情報取得指示のデータが転送された場合に、サーバ30のデバイス情報取得部30cが印刷装置20からデバイス能力・オプション情報を取得したが、サーバ30の記憶部32に、各印刷装置のデバイス能力・オプション情報を記述したテーブルを記憶しておき、デバイス情報取得部30cは、記憶部32からデバイス能力・オプション情報を取得するようにしてもよい。
次に、モバイル端末用OS10aから印刷ジョブ(PDLデータ)が送信された場合の印刷装置20及びサーバ30の動作について説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶した印刷制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。また、CPU31aは、ROM31b又は記憶部32に記憶した印刷制御プログラムをRAM31cに展開して実行することにより、図9のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
モバイル端末10側より印刷ジョブ(PDLデータ)が印刷装置20に送信される。印刷装置20のデータ解析・切替部20aは、そのデータを受信すると(S101)、受信したデータの内容を解析し(S102)、モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応している形式か否かを判断する(S103)。例えば、印刷装置20の記憶部22に、印刷装置20が対応しているデータ形式(拡張子)を記述したテーブルを記憶しておき、受信したデータの拡張子がテーブル中にあるか否かを判断する。
モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応している形式のデータの場合(S103のYes)は、データ解析・切替部20aは、受信したデータが情報取得指示のデータか印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S104)。ここでは、受信したデータがPDLデータであるため、データ解析・切替部20aは、PDLデータをレンダリング部20bに送信し(S108)、レンダリング部20bは、PDLデータをレンダリング処理して印刷出力を行い(S109)、一連の処理を終了する。
一方、モバイル端末10から受信したデータが、印刷装置20が対応していない形式のデータの場合(S103のNo)は、サーバ30にデータを送信し(S110)、サーバ30にデータ形式を変換する処理を依頼する(S111)。
サーバ30側では、図9に示すように、サーバ30のデータ解析・切替部30aは、印刷装置20からデータを受信すると(S201)、受信したデータの内容を解析し(S202)、受信したデータが、サーバ30が対応している形式か否かを判断する(S203)。例えば、サーバ30の記憶部32に、サーバ30が対応しているPDLデータのデータ形式を記述したテーブルを記憶しておき、受信したPDLデータのデータ形式がテーブル中にあるか否かを判断する。印刷装置20から受信したデータが、サーバ30が対応していない形式のデータの場合(S203のNo)は、印刷装置20にエラーを返却し(S204)、サーバ30側の処理を終了する。
印刷装置20から受信したデータが、サーバ30が対応している形式のデータの場合(S203のYes)は、データ解析・切替部30aは、受信したデータが情報取得指示のデータか印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S205)。ここでは、受信したデータがPDLデータであるため、データ解析・切替部30aは、PDL変換部30dにデータを送信する(S211)。次に、デバイス情報取得部30cは、印刷装置20からデバイス能力・オプション情報等のデバイス情報及び色補正情報を取得し(S212)、取得したデバイス情報をPDL変換部30dに送ると共に、必要に応じて色補正情報を色補正部30eに送る(S213)。なお、上記と同様に、サーバ30の記憶部32に、各印刷装置のデバイス能力・オプション情報、色補正方法を記述したテーブルを記憶しておき、デバイス情報取得部30cは、記憶部32からデバイス能力・オプション情報、色補正情報を取得するようにしてもよい。
PDL変換部30dは、印刷装置20から受信したデータを、印刷装置20が対応しているPDL形式に変換すると共に、必要に応じて、色補正部30eは色補正情報に基づいて色補正処理を行い(S214)、変換したPDLデータを印刷装置20に返却し(S215)、サーバ30側の処理を終了する。
図8のフローチャート図に戻って、印刷装置20のデータ解析・切替部20aは、サーバ30から処理後のデータを取得し(S112)、そのデータが、情報取得指示のデータか印刷ジョブ(PDLデータ)か否かを判断する(S113)。ここでは、サーバ30側より返却されたデータはPDLデータであるため、サーバ30にて変換されたPDLデータを印刷装置20側のレンダリング部20bに送信し(S108)、レンダリング部20bは、PDLデータをレンダリング処理して印刷出力を行い(S109)、一連の処理を終了する。
このように、印刷装置20は、モバイル端末10からデータを受信すると、受信したデータが、自身が対応している形式のデータであるかを判断し、対応していない形式の場合は印刷装置20がサーバ30に処理を依頼するため、モバイル端末10を印刷装置20に接続して直接印刷指示を行うシステムにおいても、本実施例の印刷制御を適用することができる。また、対応している形式の場合は自身で処理するため、サーバが必ず介在する従来の方法に比べて印刷処理を迅速に実行することができる。また、サーバ30のデータ解析・切替部30aを更新することにより、様々な形式のデータに対応することができるため、システムの汎用性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、モバイル端末10が印刷指示を行う場合を例示したが、ベンダー独自のプリンタドライバがインストールされていない任意のコンピュータ装置が印刷指示を行う場合に対して、本発明の印刷制御を同様に適用することができる。
本発明は、ベンダー独自のプリンタドライバがインストールされていない装置から印刷指示を行う印刷システム及び当該印刷システムを構成する印刷装置やサーバで動作する印刷制御プログラム並びに当該印刷制御プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 モバイル端末
10a モバイル端末用OS
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 通信I/F部
14 表示部
15 操作部
20 印刷装置
20a データ解析・切替部
20b レンダリング部
20c 返却情報作成部
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 通信I/F部
24 表示部
25 操作部
26 印刷部
30 サーバ
30a データ解析・切替部
30b 返却情報作成部
30c デバイス情報取得部
30d PDL変換部
30e 色補正部
31 制御部
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 記憶部
33 通信I/F部
34 表示部
35 操作部

Claims (13)

  1. 印刷指示を行うモバイル端末と印刷装置とが通信可能に接続され、前記印刷装置とサーバとが通信可能に接続された印刷システムにおいて、
    前記モバイル端末の制御部は、印刷に関する所定のデータを前記印刷装置に送信し、
    前記印刷装置の制御部は、前記モバイル端末から受信した前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断し、前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該所定のデータに基づいて自装置で処理を行い、前記所定のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該所定のデータを前記サーバに送信して処理を依頼する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記所定のデータは、前記印刷装置のデバイス情報の取得指示のデータであり、
    前記印刷装置の前記制御部は、前記取得指示のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、予め定めたフォーマットに従って自装置のデバイス情報を記述した返却情報を作成して前記モバイル端末に送信し、前記取得指示のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該取得指示のデータを前記サーバに送信し、
    前記サーバの制御部は、前記印刷装置から前記取得指示のデータを受信すると共に前記デバイス情報を取得し、前記取得指示のデータで指定されたフォーマットに従って前記デバイス情報を記述した返却情報を作成して前記印刷装置に返却し、
    前記印刷装置の前記制御部は、前記サーバから受け取った前記返却情報を前記モバイル端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記所定のデータは、第1の形式の印刷ジョブであり、
    前記印刷装置の前記制御部は、前記第1の形式の印刷ジョブが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該第1の形式の印刷ジョブに基づいて印刷処理を行い、前記第1の形式の印刷ジョブが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該第1の形式の印刷ジョブを前記サーバに送信し、
    前記サーバの制御部は、前記印刷装置から前記第1の形式の印刷ジョブを受信し、当該第1の形式の印刷ジョブを前記印刷装置が対応している第2の形式の印刷ジョブに変換して前記印刷装置に返却し、
    前記印刷装置の前記制御部は、前記サーバから受け取った前記第2の形式の印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 前記サーバの前記制御部は、前記印刷装置から色補正情報を取得し、前記第1の形式の印刷ジョブを前記第2の形式の印刷ジョブに変換する際に、前記色補正情報に基づいて色補正処理を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 前記所定のデータは、前記モバイル端末のオペレーティングシステムに搭載されたプリンタドライバにより作成されたデータである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の印刷システム。
  6. 前記モバイル端末と前記印刷装置とは第1の通信方式で接続され、前記印刷装置と前記サーバとは前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式で接続されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の印刷システム。
  7. 前記モバイル端末は1対1で前記印刷装置に接続され、前記サーバはネットワークを介して複数の前記印刷装置に接続されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
  8. 印刷指示を行うモバイル端末と印刷装置とが通信可能に接続され、前記印刷装置とサーバとが通信可能に接続された印刷システムにおける前記印刷装置で動作する印刷制御プログラムであって、
    前記印刷装置の制御部に、
    前記モバイル端末から印刷に関する所定のデータを受信し、当該所定のデータが、自装置が対応している形式のデータであるかを判断する第1処理、
    前記所定のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該所定のデータに基づいて自装置で処理を行う第2処理、
    前記所定のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該所定のデータを前記サーバに送信して処理を依頼する第3処理、を実行させる、
    ことを特徴とする印刷制御プログラム。
  9. 前記所定のデータは、前記印刷装置のデバイス情報の取得指示のデータであり、
    前記第2処理では、前記取得指示のデータが、自装置が対応している形式のデータの場合は、予め定めたフォーマットに従って自装置のデバイス情報を記述した返却情報を作成して前記モバイル端末に送信し、
    前記第3処理では、前記取得指示のデータが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該取得指示のデータを前記サーバに送信し、前記サーバから、前記取得指示のデータで指定されたフォーマットに従って前記デバイス情報が記述された返却情報を受信し、当該返却情報を前記モバイル端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。
  10. 前記所定のデータは、第1の形式の印刷ジョブであり、
    前記第2処理では、前記第1の形式の印刷ジョブが、自装置が対応している形式のデータの場合は、当該第1の形式の印刷ジョブに基づいて印刷処理を行い、
    前記第3処理では、前記第1の形式の印刷ジョブが、自装置が対応していない形式のデータの場合は、当該第1の形式の印刷ジョブを前記サーバに送信し、前記サーバから、前記第1の形式から前記印刷装置が対応している第2の形式に変換された印刷ジョブを受信し、当該第2の形式の印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御プログラム。
  11. 前記第3処理では、前記サーバから、色補正情報に基づいて色補正処理が行われた前記第2の形式の印刷ジョブを受信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の印刷制御プログラム。
  12. 前記第1処理では、前記モバイル端末のオペレーティングシステムに搭載されたプリンタドライバにより作成された前記所定のデータを受信する、
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
  13. 前記第1乃至第3処理では、前記モバイル端末とは第1の通信方式でデータ通信を行い、前記サーバとは前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式でデータ通信を行う、
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一に記載の印刷制御プログラム。
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