JP2016079118A - 免疫調節剤、健康補助飼料及び飼料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】必須の成分として、(A)乳酸菌の菌体100質量部と、(B)大麦由来のβ1,3−1,4グルカン50〜5000質量部と、(C)黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン10〜5000質量部と、を含有する免疫調節剤、該免疫調節剤からなる健康補助飼料、及び該免疫調節剤を含有する飼料。
【選択図】なし
Description
しかしながら、加齢、遺伝子変異等の体質や食生活の変化、環境汚染や化学物質等環境要因によって免疫機能は影響を受けて、通常備わっている免疫機能が低下したり免疫機能のバランスが崩れ、一部の免疫反応が異常に亢進したりすることで環境中の成分に対して過敏な反応が生じ、生体はアレルギー状態に至る。このように、免疫機能はその一部が低下状態にあっても亢進状態にあっても生体にとって不都合な反応を生じることとなるため、常日頃から正常な免疫機能を維持する必要がある。
このため、免疫機能を増強するだけでなく、アレルギーを起こしにくいという効果も併せ持つ「免疫調節剤」を日常の食生活で摂取することが好ましい。
この大麦抽出生成物は乾燥重量中にβグルカンが濃縮され、そのβグルカンの構成糖の結合様式はβ−1,3結合及びβ−1,4結合が主体である。
更に、これらのβグルカンを組み合わせることでより高い免疫増強作用が得られることも知られている(特許文献4参照)
しかし、これらのβグルカン素材の組み合わせによる免疫調節作用については知られておらず、また、これらのβグルカン素材のみの組み合わせでは少量で十分な免疫増強効果が得られないため、更に高い免疫増強作用を有し、且つ、十分な免疫調節機能を有する免疫調節剤が求められていた。
そこで、最近、動物の疾患や健康障害を治癒するため、或いは免疫力を向上することを効能としている動物用飼料やペットフードも開発されている。
しかし、ヒトであれば食事或いは医薬品として上記βグルカンを多量に摂取することも厭わないが、家畜やペット等の動物においてはβグルカン特有の粘性のある食感や、特有の味、におい等に起因した風味により飲食を拒絶する場面もあり得る。
そのため、家畜やペット等の動物が自発的に摂取することができるくらいに、風味、食感等が良好であるβグルカン含有健康補助飼料及びβグルカン含有飼料が求められていた。
(A)乳酸菌の菌体
(B)大麦由来のβ−1,3−1,4グルカン
(C)黒酵母由来のβ−1,3−1,6グルカン
更に、本発明は、上記の免疫調節剤を配合したことを特徴とする飼料を提供するものである。
<(A)乳酸菌の菌体>
本発明の(A)成分として使用される乳酸菌の種類は、特に限定されるものではなく、例えば、桿菌のラクトバシラス(Lactobacillus) 属やビフィドバクテリウム(Bifidobacterium) 属、球菌のロイコノストック(Leuconostoc) 属、ペディオコッカス(Pediococcus) 属、ストレプトコッカス(Streptococcus) 属、ラクトコッカス(Lactococcus) 属の乳酸菌が通常使用されるが、その他、エンテロコッカス(Enterococcus)属、バゴコッカス(Vagococcus)属、カルノバクテリウム(Carnobacterium)属、アエロコッカス(Aerococcus)属、テトラゲノコッカス(Tetragenococcus) 属に属する乳酸菌からなる群より選択される乳酸菌のうちの1種又は2種以上を使用することができる。
本発明では、上記の混合性や食感、風味がより良好であることに加え、保存性を良好なものとすることができることから、乳酸菌の菌体として、死菌体の乾燥物の破砕物を使用することが好ましい。
本発明の(B)成分として使用される大麦由来のβ1,3−1,4グルカンとしては特に限定されるものではなく、大麦(好ましくはβ1,3−1,4グルカン含量の高い大麦種子を含む大麦)を粉砕した大麦粉砕物や、大麦の種子を精麦或いは搗精したときの糠やフスマ等、大麦に含まれるβ1,3−1,4グルカンを含有するものであればどのようなものでも使用することができ、更にこれらから水やアルカリ性の水溶液等の溶媒にてβ1,3−1,4グルカン抽出したものも使用できる。
(B)成分として抽出したものを使用する場合は、抽出効率を上げるため酵素を使用してもよい。
またグルコース重合度が20〜1200の範囲、より好ましくは60〜800の範囲、さらに好ましくは360〜800の範囲であるβ1,3−1,4グルカンをβ1,3−1,4グルカン全体の20〜100質量%、特に60〜100質量%含有していることが好ましい。
本発明の(C)成分として使用される黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカンとしては特に限定されるものではなく、黒酵母(Aureobasidium pullulans)が菌体外に産生する多糖体であるβ1,3−1,6グルカンを含有するものであればどのようなものでも使用することができる。
またグルコース重合度が60〜6,000の範囲、より好ましくは120〜3,000の範囲、さらに好ましくは1,200〜2,400の範囲であるβ1,3−1,6グルカンをβ1,3−1,6グルカン全体の20〜100質量%、特に60〜100質量%含有していることが好ましい。
ここで、上記3種成分を上記の比率で含有しないと、免疫増強機能が高くても免疫調節機能が低かったり、免疫増強機能自体が低いものとなってしまう。
また、免疫調節機能の指標も特に限定されないが、アレルギー反応が、産生されるインターロイキン4(IL-4)とIFN-γのバランスによって評価され、アレルギー状態ではIL-4の産生が通常よりも亢進或いはIFN-γの産生が抑制されて、何れも産生比率がIL-4優位な状態にあることが知られていることから、免疫担当細胞からIFN-γが産生されており、更にIL-4は産生が抑制されている状態、即ち、IFN-γ/IL-4の値を指標とすることが好ましい。
従って、本発明において優れた「免疫調節剤」とは、IL-12産生やIFN-γ産生量が多く、高い免疫増強作用を有しながら、一方でIL-4産生が低位で、アレルギー反応を抑制するように働く、このような両者の機能を併せ持つものを言う。
本発明の健康補助飼料は、上述のとおり、上記本発明の免疫調節剤からなるものであって、投与の対象が家畜やペット等の動物であるものである。
上記本発明の免疫調節剤としての必須成分(A)〜(C)の合計質量が上記に満たないと、免疫調節機能が不十分となる場合があり、一方、上記を超えてもそれ以上効果の向上が得られず、工業的な適性が低下する。
本発明の飼料は、上記本発明の免疫調節剤を配合した飼料であり、本発明の免疫調節剤以外の成分は、特に制限されず、本発明の飼料の投与対象に合わせる組成となる。
上記本発明の免疫調節剤としての必須成分(A)〜(C)の合計質量が上記範囲に満たないと、免疫調節機能が不十分となる場合があり、上記範囲を超えてもそれ以上効果の向上が得られず、工業的な適性が低下する。
〔実施例1〕
乳酸菌粉末(加熱死菌体、株式会社ミヤコ化学製「ラクトバシルス ペントーサス YM2-2株:乳酸菌菌体100%品」、以下「原料A」という)、大麦由来βグルカン粉末(株式会社ADEKA製「大麦ベータグルカンE−70S」:β1,3−1,4グルカン量70質量%、β1,3−1,4グルカンの質量平均分子量=96,000、グルコース重合度が60〜800の範囲であるβ1,3−1,4グルカンがβ1,3−1,4グルカン全体の99質量%、グルコース重合度が360〜600の範囲であるβ1,3−1,4グルカンがβ1,3−1,4グルカン全体の80質量%、以下「原料B」という)及び黒酵母由来βグルカン(株式会社ADEKA製「発酵ベータグルカンパウダー」:β1,3−1,6グルカン量90質量%、β1,3−1,6グルカンの質量平均分子量=300,000、グルコース重合度が120〜3,000の範囲であるβ1,3−1,6グルカンがβ1,3−1,6グルカン全体の99質量%、グルコース重合度が1,200〜2,400の範囲であるβ1,3−1,6グルカンがβ1,3−1,6グルカン全体の90質量%、以下「原料C」という)を原料A:原料B:原料C=100:143:111の質量比で混合し、粉末状の本発明の免疫調節剤1とした。
免疫調節剤1の(A)成分(乳酸菌の菌体)100質量部に対する(B)成分(大麦由来のβ1,3−1,4グルカン)は100質量部であり、同じく(C)成分(黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン)は100質量部である。
上記「原料A」、「原料B」及び「原料C」を、原料A:原料B:原料C=100:714:111の質量比で混合し、粉末状の本発明の免疫調節剤2とした。
免疫調節剤2の(A)成分(乳酸菌の菌体)100質量部に対する(B)成分(大麦由来のβ1,3−1,4グルカン)は500質量部であり、同じく(C)成分(黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン)は100質量部である。
乳酸菌粉末(加熱死菌体、株式会社目黒研究所製「エンテロコッカス フェシウム BIO株:乳酸菌菌体100%品」、以下「原料D」という)、並びに、上記「原料B」及び「原料C」を、原料D:原料B:原料C=100:1000:2000の質量比で混合し、粉末状の本発明の免疫調節剤3とした。
免疫調節剤3の(A)成分(乳酸菌の菌体)100質量部に対する(B)成分(大麦由来のβ1,3−1,4グルカン)は700質量部であり、同じく(C)成分(黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン)は1800質量部である。
上記「原料D」、「原料B」及び「原料C」を、原料D:原料B:原料C=100:1500:1200の質量比で混合し、粉末状の本発明の免疫調節剤4とした。
免疫調節剤4の(A)成分(乳酸菌の菌体)100質量部に対する(B)成分(大麦由来のβ1,3−1,4グルカン)は1050質量部であり、同じく(C)成分(黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン)は1080質量部である。
上記「原料A」、「原料B」及び黒酵母由来βグルカン培養液(株式会社ADEKA製「発酵ベータグルカンLQ」:β1,3−1,6グルカン量1質量%、β1,3−1,6グルカンの質量平均分子量=300,000、グルコース重合度が120〜3,000の範囲であるβ1,3−1,6グルカンがβ1,3−1,6グルカン全体の99質量%、グルコース重合度が1,200〜2,400の範囲であるβ1,3−1,6グルカンがβ1,3−1,6グルカン全体の90質量%、以下「原料E」という)を、原料A:原料B:原料E=100:2300:33000の質量比で混合してペースト状の本発明の免疫調節剤5とした。
免疫調節剤5の(A)成分(乳酸菌の菌体)100質量部に対する(B)成分(大麦由来のβ1,3−1,4グルカン)は1610質量部であり、同じく(C)成分(黒酵母由来のβ1,3−1,6グルカン)は330質量部である。
上記「原料A」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤6とした。
上記「原料B」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤7とした。
上記「原料C」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤8とした。
上記「原料D」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤9とした。
上記「原料E」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤10とした。
市販のサフインスタントドライイースト(サフ社製)10gに50mlの蒸留水を加え、遠心分離(5000G、5分間)にて菌体を得て、これを蒸気加熱滅菌器を用いて120℃30分間加熱してから凍結乾燥し、パン酵母の菌体(加熱死菌体、パン酵母菌体100%品、以下「原料F」という)を得た。この「原料F」をそのまま粉末状の比較例の免疫調節剤11とした。
上記「原料A」及び「原料B」を原料A:原料B=100:100の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤12とした。
上記「原料A」及び「原料C」を原料A:原料C=100:100の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤13とした。
上記「原料B」及び「原料C」を原料B:原料C=100:100の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤14とした。
上記「原料F」、「原料B」及び「原料C」を原料F:原料B:原料C=100:100:100の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤15とした。
上記「原料A」、「原料B」及び「原料C」を原料A:原料B:原料C=100:40:330の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤16とした。
上記「原料A」、「原料B」及び「原料C」を原料A:原料B:原料C=100:6000:330の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤17とした。
上記「原料A」及び「原料B」を原料A:原料B=100:1610の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤18とした。
上記「原料A」、「原料B」及び「原料C」を原料A:原料B:原料C=100:1610:6000の質量比で混合して粉末状の比較例の免疫調節剤19とした。
(被験サンプルの調製)
上記免疫調節剤1〜15のうち粉末状の免疫調節剤1〜4、6〜9、11〜15をそれぞれ、濃度として100μg/mlとなるよう、5%牛胎児血清含有RPMI1640培地で希釈して被験サンプルとした。また、免疫調節剤5及び10を濃度として100μg/mlとなるよう、5%牛胎児血清含有RPMI1640培地で希釈して被験サンプルとした。
市販の固形資料(オリエンタル酵母工業製)で飼育したDO11.10TCRトランスジェニックマウス・オス8週令より脾臓を摘出し、組織を破砕して脾細胞を採取した。細胞は5%FCSを含むRPMI1640培地に懸濁させ、5x105cells/ウェル(200μl)となるように調整して96ウェルプレートへ播種した。卵白アルブミン(OVA)50mg/ml溶液を、1mg/mlとなるように20μl添加し、披検サンプルをそれぞれ100μlずつ添加した。対照としては培地のみを100μl添加したものを用いた。3日間培養後、下記の測定方法によりサイトカイン産生量を測定した。具体的には、IL-4及びIFN-γ産生誘導能を測定し、更に該測定値からIFN-γ/IL4の値を算出し、免疫調節機能の評価とし、結果を表1に記載した。
・IL-4の測定
ラット抗マウスIL-4抗体(BD Pharmingen製)を0.1 Mリン酸水素二ナトリウム水溶液で希釈し、96 wellポリスチレン製マイクロタイタープレート(Nunc製)に50 μl/wellずつ添加し4 ℃で一晩静置してプレートをコーティングした。プレートをPBS-Tweenで洗浄した後、1% BSA/PBSを100μl/wellずつ添加し、室温で2 時間静置しブロッキング操作を行った。プレートをPBS-Tweenで洗浄後、1% BSA/PBS-Tweenで希釈したIL-4スタンダード 及び上記培養物の上清を50 μl/wellずつ加えて、室温で2 時間、静置した。プレートを洗浄後、1% BSA/PBS-Tweenで希釈したbiotinラット抗マウスIL-4抗体(BD)を50 μl/wellずつ加えて室温で1 時間静置した。1% BSA/PBS-Tweenで希釈したstreptavidin結合アルカリホスファターゼ(BD)を50 μl/wellで添加して、室温で30 分間静置した。同様に洗浄した後、4-ニトロフェニルリン酸二ナトリウム・六水和物(東京化成工業製)を1 mg/mlとなるようにジエタノールアミンバッファーに溶解し、50 μl/wellずつ添加し、室温・暗所で反応させ、マイクロプレートリーダーModel680(Bio-RAD)を用いて405 nm(reference 490 nm)の吸光値を測定した。
・IFN-γの測定
一次抗体としてラット抗マウスIFN-γ抗体(BD)、二次抗体としてbiotin化ラット抗マウスIFN-γ-抗体( BD)を用いた。これ以外の試薬、方法はIL-4の測定に準じた。
〔実施例6〕
上記の実施例2で得られた免疫調節剤2をそのまま粉末状の本発明の健康補助飼料1とした。
上記の実施例5で得られた免疫調節剤5をそのままペースト状の本発明の健康補助飼料2とした。
上記の比較例2で得られた免疫調節剤7をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料3とした。
上記の比較例3で得られた免疫調節剤8をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料4とした。
上記の比較例9で得られた免疫調節剤14をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料5とした。
上記の比較例11で得られた免疫調節剤16をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料6とした。
上記の比較例12で得られた免疫調節剤17をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料7とした。
上記の比較例13で得られた免疫調節剤18をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料8とした。
上記の比較例14で得られた免疫調節剤19をそのまま粉末状の比較例の健康補助飼料9とした。
上記の実施例5で得られた免疫調節剤5の1070gを水道水3930gに溶解させ、これを液体状の本発明の健康補助飼料10とした。
上記健康補助飼料1〜9についてペット(猫)10匹を使用して、嗜好性試験を実施した。
市販のペットフード(マースジャパンリミテッド製「カルカンドライ かつおと野菜味」)30gを2枚の給餌容器に入れ、その片方に、上記健康補助飼料を水道水で10質量%になるように溶解した水溶液を3g振り掛けた。なお、もう片方には3gの水道水を振り掛けた。
この2枚の給餌容器を300mmの離間をもって設置した。次に1000mmの距離からネコを放し、どちらの給餌容器から先に摂取するかを観察した。翌日、給餌容器の配置を左右逆にし、同様の試験を行ない、その結果を表2に記載した。
それに対して、比較例の健康補助飼料3〜9を使用した場合健康補助飼料を添加したペットフードを先に摂取したのが6回以下であるのに対し、水道水を添加したペットフードを先に摂取したのが14回以上であり、健康補助飼料の添加による摂食拒否行動が認められた。
市販のペットフード(日清ペットフード株式会社「製品名ジェーピースタイルゴールド」)30gに健康補助飼料10を4ml振り掛けた。犬10例(3例柴犬、3例ヨークシャテリア、4例プードル)に摂取させた。ペットフードのみを対照として摂取状況を観察したところ、全例において健康補助飼料の添加、無添加に差はなくペットフードを摂取した。本発明の健康補助飼料は、ペットフードの摂食性や嗜好性に影響を与えないことが分かった。
動物病院にて診断を受けたイヌ8例、ネコ8例の合計16例について、治療と同時に、上記健康補助飼料10を、治療期間の毎日1回、食間に経口摂取させた。
なお、患畜の診断病名、治療期間(即ち健康補助飼料投与期間)、1食あたりの健康補助飼料の投与量、体重1kgあたりの(A)(B)(C)成分を合計した摂取量、患畜の治療開始前後の体重について表2に記載した。
更に、健康補助飼料の摂食時の嗜好性について観察し、++:きわめて良好、+:良好、△:変化なし、×:不良、の4段階評価を行い、結果を表3に記載した。
また、治療期間終了後の患畜の所見についても表3に記載した。
Claims (3)
- 下記(A)成分100質量部に対して、下記(B)成分を50〜5000質量部、下記(C)成分を10〜5000質量部含有することを特徴とする免疫調節剤。
(A)乳酸菌の菌体
(B)大麦由来のβ−1,3−1,4グルカン
(C)黒酵母由来のβ−1,3−1,6グルカン - 請求項1記載の免疫調節剤からなることを特徴とする健康補助飼料。
- 請求項1記載の免疫調節剤を配合したことを特徴とする飼料。
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